JP3127158U - 畳縁無し畳用の畳表 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本間、五八間に限らず、また今日流行の洋間畳の畳縁無し用の畳表として、製織容易でしかも畳床端で折り曲げ易く且つ丈夫な畳表を市販に提供する。
【解決手段】 巾寸法を95cm〜110cmとなした畳表に於いて、その畳表の中央部の巾寸法が82cm〜85cmの部分に於いては、普通目織りとなし、その外側の左右側部に於いては目迫織りとなしてある。
【選択図】 図1
【解決手段】 巾寸法を95cm〜110cmとなした畳表に於いて、その畳表の中央部の巾寸法が82cm〜85cmの部分に於いては、普通目織りとなし、その外側の左右側部に於いては目迫織りとなしてある。
【選択図】 図1
Description
本考案は、畳縁のない畳を製造するための畳縁無し畳用の畳表に関する。
従来、畳の長さ方向の側部に畳縁を使って畳表を藁床に緊縛して、畳の耐久性を持たせている。近頃、畳縁を使用しない畳が要望され、特許文献1には、畳縁を使用しないで耐久性を有する畳表が示されている。
しかし、特許文献1に示すものは、畳表の縁部に織込み緯条を少なくしたものであり、工程が複雑になり、実用的でない。また、使用する畳のサイズが限定されたものとなってしまうという問題がある。
特開2000−27415号
しかし、特許文献1に示すものは、畳表の縁部に織込み緯条を少なくしたものであり、工程が複雑になり、実用的でない。また、使用する畳のサイズが限定されたものとなってしまうという問題がある。
本考案は、かかる問題点を解決するものであって、本間、五八間に限らず、また今日流行の洋間畳の畳縁無し用の畳表として、製織容易でしかも畳床端で折り曲げ易く且つ丈夫な畳表を市販に提供しようとするものである。
本考案に係る人工い草の畳縁無し畳用の畳表は、巾寸法を95cm〜110cmとなした畳表に於いて、その畳表の中央部の巾寸法が82cm〜85cmの部分に於いては、普通目織りとなし、その外側の左右側部に於いては目迫織りとなしてあることを特徴とする。
本考案品は以上の如き構成であり、中央の普通目織り部分を82cm〜85cmとなし、その他を目迫織りとなしたことは、目迫織り部分が極めて丈夫で、且つ曲げやすく畳床によく添うことができるものとなり、この畳表を使用した畳は耐久性を有するものとなるのである。しかも、畳の巾寸法は本間、六一の間、三六の間、五八の間等により異なるが、何れも88cm〜95.5cmの範囲となされるものであるため、本考案品をどの間の畳に使用しても、畳床に対して折り曲げる部分は必ず目迫織りの部分になっており、従ってフリーサイズとして広範な適用が可能となるのである。また、本考案品を使用して、畳を製造した場合に、表面の左右側部に目迫織りの部分が表れるが、これは左右側部に於いて模様が異なり、視覚的にも美感が生じ、意匠的効果も有するものとなる。
以下、図面に示す実施の態様について説明する。
図1は本考案に係る畳縁無し畳用の畳表の一部省略平面図、図2は図1の畳縁無し畳用の畳表を用いて製造した畳の一部断面図である。各図に於いて、1は畳表、2はい草、3は経糸、4は畳床である。ここに、畳表1の巾寸法w1は95cm〜110cmである。
図1は本考案に係る畳縁無し畳用の畳表の一部省略平面図、図2は図1の畳縁無し畳用の畳表を用いて製造した畳の一部断面図である。各図に於いて、1は畳表、2はい草、3は経糸、4は畳床である。ここに、畳表1の巾寸法w1は95cm〜110cmである。
本考案に於ける畳縁無し畳用の畳表1は、図1に見られるように畳表1の中央を形成する巾寸法w2の82cm〜85cmの部分を、普通目織りとなし、その外側の左右側部mに於いては目迫織りとなしてある。
上記製織にさいしては目迫織り箇所の隣接する経糸3間隔を普通目織りのそれに対し半分に狭めたものとなしてあり、普通目織りが経糸3の2本越しにい草が織り込まれるのに対し、目迫織り箇所では各経糸3の上下方向を抱くように織り込まれるのである。図2に於いて2a、2bは並設される経糸を挟み込むようにして打ち込まれるい草である。該図面の通り、目迫織りの部分は、い草2aと2bが1本の経糸3の上下箇所で交互に跨いで織られている。このことは、目迫織り部分は、丈夫で、曲げやすく畳床によく添うことができるものとなり、この畳表を使用した畳は耐久性を有するものとなるのである。
従来、畳の巾寸法は本間、六一の間、三六の間、五八の間等により異なるが、何れも88cm〜95.5cmの範囲となされるものであるため、本考案ではその畳表1の中央部の巾寸法w2を82cm〜85cmの範囲に定め、それ以外即ち、外側の左右側部mを上記の如き、目迫織りとなすのである。本考案品による上記寸法は、これの使用にさいして上記の各畳床に対して何れも折り曲げる部分は目迫織りの部分になるのであり、使用勝手に優れるものである。
本考案品は以上の如き構成であって、これを使用した畳表は畳縁の縫着を省略しても耐久性に何ら問題なく、また視覚的にも何ら違和感なく、従来通りの和室用畳の使用の他に、現代風洋間の床面置き用その他で簡便な使用を可能にするものである。
1 畳表
2 い草
3 経糸
4 畳床
2 い草
3 経糸
4 畳床
Claims (1)
- 巾寸法を95cm〜110cmとなした畳表に於いて、その畳表の中央部の巾寸法が82cm〜85cmの部分に於いては、普通目織りとなし、その外側の左右側部に於いては目迫織りとなしてあることを特徴とする畳縁無し畳用の畳表。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006007340U JP3127158U (ja) | 2006-09-11 | 2006-09-11 | 畳縁無し畳用の畳表 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006007340U JP3127158U (ja) | 2006-09-11 | 2006-09-11 | 畳縁無し畳用の畳表 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3127158U true JP3127158U (ja) | 2006-11-24 |
Family
ID=43476893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006007340U Expired - Fee Related JP3127158U (ja) | 2006-09-11 | 2006-09-11 | 畳縁無し畳用の畳表 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3127158U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017040086A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 大建工業株式会社 | 敷き込み畳 |
-
2006
- 2006-09-11 JP JP2006007340U patent/JP3127158U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2017040086A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 大建工業株式会社 | 敷き込み畳 |
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