JP3127017U - 角底紙袋の筋付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動的にフラップに折り癖を形成することができ、運転を停止することなく底幅の変更に対応して部材間の間隔を調整可能な角底紙袋の筋付け装置を提供すること。
【解決手段】共軸状に設置した第1ブラケット3、第2ブラケット4及び第3ブラケット5から成る筋付けドラム1を備え、第1ブラケット3の外周部に、裏側フラップの折り返し線位置において第1押込みブレード2aを受ける第1咥え部10を設け、第2ブラケット4の外周部に、表側フラップの折り返し線位置において第2押込みブレード2bを受ける第2咥え部17を設け、第3ブラケット5の外周部に裏側フラップの先端部を押さえる押さえ爪23を設け、第1ブラケット3を駆動軸に固定し、第2ブラケット4及び第3ブラケット5をそれぞれ伝達比調整可能な変速装置を介して駆動軸に連結する。
【選択図】図2

Description

本考案は、製袋機に組み込まれ、角底紙袋の底部フラップの折り返し線に沿って筋付けを行う角底紙袋の筋付け装置に関する。
襞付き角底紙袋は、両側に襞が折り込まれた紙筒を底折り装置へ送り込み、紙筒の底部寄りを、幅方向に沿う底開き線から表裏両面側へ開いて、表側フラップ及び裏側フラップを形成し、底開き線と平行な折り返し線に沿って表裏側フラップを折り返して互いに重ね合わせ、角底を形成してある。
従来、角底を形成する表裏側フラップに折り癖を付ける筋付け装置としては、紙筒を移送する大シリンダーに一定の間隔を置いて一対の切込を設けると共に、切込の一側切縁に対して接離する止爪を設置し、各切込内へ突入して表側フラップ及び裏側フラップに折り返し線を形成する押込爪を大シリンダに隣接して設け、切込の一側切縁と止爪が押込爪で押し込まれた部分を挟んで、その外辺を斜めに浮き上がらせ、後面側の浮き上がり部を押圧板で掬い上げて折り返し、前面側の浮き上がり部を弧状のガイドに突き当てて折り返すようにした角底紙袋自動製造機が知られている(特許文献1参照)。
また、分割ドラムの集合体によって底折ドラムを構成し、各分割ドラム間に、裏側フラップ先端を挟持する捕捉爪と裏側フラップの折目線前後を噛み込む挟持爪を交互に配置する溝部が形成され、捕捉爪及び挟持爪の取付ブラケットが底折ドラムの回転軸の周囲に設けた取付用筒にボルトで固定され、底折ドラムの両側に表側フラップの折目線の前後を噛み込む開閉爪が組み付けられ、開閉爪の取付ブラケットは底折ドラム回転軸の取付用筒に固定した支持ブラケットに対して底折ドラムの軸方向に摺動可能に案内され、底折ドラムの前方側に、表裏フラップの折目線に沿って押接する2枚の押込ブレードを回転自在に設けた角底袋の筋付け装置も公知である(特許文献2参照)。
ところで、紙袋の角底の幅は袋の大きさや種類によって様々に変化し、これに応じて、表裏側フラップの折り返し線間の距離は広がったり狭まったりする。
しかし、上記従来の装置では、開袋の底幅が変化したり、微調整を行うたびに装置を停止し、ロックボルトを緩めて部品を取り外し、裏側フラップに折り癖を付ける部材、表側フラップに折り癖を付ける部材、及び、裏側フラップを押さえる挟持爪の相対距離を調整してから、再度ロックボルトを締めて組み立てる必要があり、このため、作業が面倒であるばかりか、製造効率が低下する要因ともなっていた。
特公昭46−18948号公報 特開平8−90687号公報
本考案が解決しようとする課題は、角底を形成する工程において、自動的に表裏側フラップの折り返し線に沿って折り癖を付けることができ、運転を停止することなく底幅の変更に対応して部材間の間隔を調整可能な角底紙袋の筋付け装置を提供することにある。
本考案の角底紙袋の筋付け装置は、紙筒の底開き線の両側に形成された表裏側のフラップに、底開き線と平行な折り返し線に沿って筋付けを行うものであって、外周面に紙筒を載せて回転する筋付けドラムと、該筋付けドラムと同期して回転し、筋付けドラムに載せた紙筒の裏側フラップの折り返し線に沿って押圧する第1押込みブレード及び表側フラップの折り返し線に沿って押圧する第2押込みブレードとを有し、前記底折りドラムは、共軸状に設置した第1ブラケット、第2ブラケット及び第3ブラケットを備え、前記第1ブラケットの外周部に、前記第1押込みブレードを受ける開閉可能な第1咥え部を設け、前記第2ブラケットの外周部に、前記第2押込みブレードを受ける開閉可能な第2咥え部を設け、前記第3ブラケットの外周部に裏側フラップの先端部を係脱可能に押さえる押さえ爪を設け、前記第1ブラケットを駆動軸に固定し、前記第2ブラケット及び第3ブラケットをそれぞれ伝達調整可能な変速装置を介して前記駆動軸に連結し、前記変速装置が前記第1ブラケットに対する第2ブラケット及び第3ブラケットの位相を変えて、前記第1咥え部から前記第2咥え部及び押さえ爪までの距離を拡縮調節し、前記第1押込みブレード及び第2押込みブレードは、それぞれ前記第1ブラケット及び第2ブラケットに連動して回動する。
前記第1の変速装置及び第2の変速装置としては、差動歯車装置、波動歯車装置等を用いる。
前記第1ブラケット、第2ブラケット及び第3ブラケットの外周に、それぞれ複数の第1咥え部、第2咥え部及び押さえ爪を等間隔で配置しても良い。
本考案によれば、運転を停止することなく、裏側フラップの折り返し線位置を決定する第1咥え部に対する、裏側フラップの先端部を押さえる押さえ爪、及び、表側フラップの折り返し線位置を決定する第2咥え部の位置を変えることができるので、様々な底幅の角底紙袋に自動的に効率良く筋付けすることができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本考案の筋付け装置は、角底紙袋を自動製造する製袋機に組み込まれており、図2に示すように、製造途中の紙筒aを載せて回転する筋付けドラム1と、筋付けドラム1に隣接して設置された第1押込みブレード2a及び第2押込みブレード2bとを有する。
筋付けドラム1で搬送される紙筒aは、図1の(イ)に示すように、前工程において両側に襞が形成され、紙筒aの底部寄りが、幅方向に沿う底開き線bから展開され、さらに、底開き線bの両側に形成された裏側フラップc及び表側フラップdの先端部に糊付けされている。
そして、この筋付け装置において、図1の(ロ)に示すように、裏側フラップc及び表側フラップdにそれぞれ底開き線bと平行な折り返し線e,fに沿って折り癖を付ける。
次いで、この筋付け装置から後工程へ送られ、図1の(ハ)に示すように、裏側フラップc及び表側フラップdが折り返し線e,fから内側へ折り返されて、その先端部が互いに重合される。
筋付けドラム1は、図2及び図3に示すように、共軸状に設置された第1ブラケット3、第2ブラケット4及び第3ブラケット5を備える。
第1ブラケット3、第2ブラケット4及び第3ブラケット5の外周は、同じ円周上に配置されて筋付けドラム1の外周面を構成し、その中心軸に沿って駆動軸6が配設されている。
また、駆動軸6の一端部外周にはメインギヤ7が固定されると共に、他端部外周に出力ギヤ8が固定されている。そして、メインギヤ7が図示しない駆動モータに連絡され、駆動モータを作動させると駆動軸6が回動するようになっている。
第1ブラケット3は駆動軸6に固定され、駆動軸6と一体に回転する。また、第1ブラケット3には複数の第1アーム9が等間隔で放射状に張り出し、第1アーム9の先端に開閉可能な第1咥え部10がそれぞれ設けられる。
第1咥え部10は、筋付けドラム1の軸方向(紙筒aの幅方向)に延び、固定爪11と固定爪11に対して接離するよう揺動する揺動爪12とから成る。固定爪11及び揺動爪12は相対向するよう配置され、揺動爪12が固定爪11に近接するよう付勢されている。
第2ブラケット4は、駆動軸6の一半部外周に遊嵌された取付筒13の周囲に固定される。取付筒13の一端部外周には第1入力ギヤ14が固定され、第1入力ギヤ14と駆動軸6のメインギヤ7とが、伝達比調整可能な第1の変速装置15を介して連結されている。従って、駆動軸6が回動すると、第1ブラケット3と共に第2ブラケット4も回転する。
第2ブラケット4には、第1ブラケット3の第1アーム9と同数の第2アーム16が等間隔で放射状に張り出し、第2アーム16の先端には開閉可能な第2咥え部17がそれぞれ設置される。
第2咥え部17は、第1咥え部10と平行に延び、固定爪11’と固定爪11’に対して接離するよう揺動する揺動爪12’とから成る。固定爪11’及び揺動爪12’は、筋付けドラム1の軸方向に沿って互いに対向するよう配置され、揺動爪12’が固定爪11’に近接するよう付勢されている。
また、第2咥え部17は、第1咥え部10よりも筋付けドラム1の回転方向上流側に位置している。
第3ブラケット5は、駆動軸6の他半部外周に遊嵌された回転筒19の一端部に固定されている。回転筒19の他端部外周には第2入力ギヤ20が固定され、第2入力ギヤ20と駆動軸6の出力ギヤ8とが、伝達比調整可能な第2の変速装置21を介して連結されている。従って、駆動軸6が回動すると第1ブラケット3と共に第3ブラケット5が回転する。
第3ブラケット5には、第1アーム9及び第2アーム16と同数の第3アーム22が等間隔で放射状に張り出し、第3アーム22の先端には押さえ爪23が装着されている。
押さえ爪23は、筋付けドラム1の外周面に沿うよう湾曲した左右一対の帯板より成り、第1咥え部10よりも筋付けドラム1の回転方向下流側に、且つ、先端部が第1ブラケット3の外周面と対向するよう設置される。
また、図4に示すように、押さえ爪23の基端部には回転ローラ25が連結され、回転ローラ25は筋付けドラム1と共軸的に配置されたカム26の外周面を移動する。そして、カム26に案内された回転ローラ25と筋付けドラム1の中心との距離変化によって、押さえ爪23の先端部は第1ブラケット3の外周面に接離するよう回動する。
押さえ爪23の先端部が第1ブラケット3の外周面に接近した時、図1の(イ)に示すように、裏側フラップcの先端部を押さえ、押さえ爪23の先端部が第1ブラケット3の外周面から遠ざかると、裏側フラップcが解放されるようになっている。
第1押込みブレード2aは、紙筒aを裏側フラップcの折り返し線eに沿って押圧するものであって、図5及び図6に示すように、筋付けドラム1に隣接して平行に設置された回転軸24aに径方向外側へ向けて取付けられる。
第2押込みブレード2bは、表側フラップdの折り返し線fに沿って押圧するものであって、第2押込みブレード2bは、回転軸24aの外面に遊嵌された外筒24bに径方向外側へ向けて取付けられている。
外筒24bには第1押込みブレード2aの移動を許容するための切り欠き部27が形成され、この切り欠き部27を通して第1押込みブレード2aが外筒24bの外方へ突出している。
回転軸24aの一端部にはギヤ28が固定され、このギヤ28が駆動軸6に固定されたメインギヤ7へ連絡される。そして、第1押込みブレード2aは、第1ブラケット3と連動して一定速度で回動するようになっている。
また、外筒24bの端部にはギヤ29が固定され、このギヤ29が取付筒13に固定された第1入力ギヤ14へ連絡される。従って、第2押込みブレード2bは、第2ブラケット4と連動して回動する。
第1ブラケット3と第2ブラケット4の位相が変化すると、第2ブラケット4に連動する第2押込みブレード2bと第1押込みブレード2aとの角度も変わるが、第2押込みブレード2bは切り欠き部27の範囲内で第1押込みブレード2aに対して相対的に移動することができる。
第1の変速装置15及び第2の変速装置21は、基本的に同じ構造を有するので、図面には一方のみを示す。
第1の変速装置15及び第2の変速装置21は、図7に示すように、調整ギヤ30と、調整ギヤ30に固定したギヤブラケット31と、ギヤブラケット31内に設けた一対のベベルギヤ32a,32bと、ベベルギヤ32a,32bの中心にそれぞれ接続された入力軸33及び出力軸34と、ギヤブラケット31に取付けられた差動軸35と、差動軸35の外周に回動自在に取付けられた一対のベベルピニオン36a,36bとを備えた差動歯車装置より成る。
入力軸33及び出力軸34は調整ギヤ30の中心軸上に配置され、差動軸35と入力軸33及び出力軸34とは互いに直交する方向に延び、ベベルピニオン36a,36bはベベルギヤ32a,32bと噛み合っている。
入力軸33にはギヤ37が固定され、出力軸34にはギヤ38が固定されている。そして、第1の変速装置15のギヤ37が駆動軸6のメインギヤ7に連絡されると共に、第2の変速装置21のギヤ37が駆動軸6の出力ギヤ8に連絡されている。
また、第1の変速装置15のギヤ38は取付筒13の第1入力ギヤ14に連絡されると共に、第2の変速装置15のギヤ38は回転筒19の第2入力ギヤ20に連絡されている。
従って、駆動軸6を回動させると、第1の変速装置15及び第2の変速装置21の入力軸33とその外周に取付けられたベベルギヤ32aが回転し、これに噛み合ったベベルピニオン36a,36bが差動軸35を中心として回転し、これらベベルピニオン36a,36bと噛み合ったベベルギヤ32bが回転して、出力軸34が入力軸33と等速で逆回転する。
第1の変速装置15の出力軸34は取付筒13に連絡され、第2の変速装置21の出力軸34は回転筒19に連絡されており、取付筒13に固定された第2ブラケット4及び回転筒19に固定された第3ブラケット5は駆動軸に固定された第1ブラケット3と等速で同方向へ回転する。
そして、第1ブラケット3に設けた第1咥え部10、第2ブラケット4に設けた第2咥え部17、及び、第3ブラケット5に設けた押さえ爪23は同じ間隔を保ったまま回転する。
モータ或いは人力により調整ギヤ30を正逆いずれかに回転させると、ギヤブラケット31及び差動軸35が調整ギヤ30と共に回転し、差動軸35に取付けられたベベルピニオン36a,36bも入力軸33及び出力軸34の中心軸に対して回転する。
この結果、入力軸33と出力軸34の位相がずれて、取付筒13及び回転筒19も駆動軸6に対して相対的に回転する。
これにより、第1咥え部10から第2咥え部17及び押さえ爪23までの距離が拡縮する。
なお、第1の変速装置15の調整ギヤ30と第2の変速装置21の調整ギヤ30とは同時に回転操作され、この時、第2ブラケット4と第3ブラケット5とは第1ブラケット3に対して互いに逆方向へ回転して、第2咥え部17及び押さえ爪23は第1咥え部10に対して同時に遠ざかり或いは接近する。
この筋付け装置は、以下のようにして裏側フラップc及び表側フラップdに折り癖を付ける。
底を開いた状態で筋付けドラム1に送り込まれた紙筒aは、底部の裏側フラップcを回転方向下流側に向けて筋付けドラム1の外面に載せられる。
紙筒aは、裏側フラップcの折り返し線eとなる部分が第1咥え部10に一致し、表側フラップdの折り返し線fとなる部分が第2咥え部17に一致するよう筋付けドラム1へ供給され、裏側フラップcの先端部両側が押さえ爪23と第1ブラケット3の外周面とで挟持された状態で搬送される。
この時、第1の変速装置15及び第2の変速装置21においてクラッチは切った状態であり、第1ブラケット3、第2ブラケット4及び第3ブラケット5は同じ速度で回転し、押さえ爪23、第1咥え部10及び第2咥え部17は同じ距離を保ったまま回転する。
裏側フラップcの折り返し線eが第1押込みブレード2aの下方に達すると、押さえ爪23が裏側フラップcを解放する。
また、第1押込みブレード2aが第1咥え部10の固定爪11と揺動爪12の間に差し込まれて折り返し線eに沿って紙筒aを押圧し、揺動爪12と固定爪11とが第1押込みブレード2aを受けると共に、折り返し線eの前後を噛み込む。
この結果、裏側フラップcの先端部が斜めに跳ね上がり、折り返し線eに沿って折り癖が付けられる。
筋付けドラム1の回転に伴って、表側フラップdの折り返し線fが第2押込みブレード2bの下方に達すると、第2押込みブレード2bが第2咥え部17の固定爪11’と揺動爪12’の間に差し込まれて折り返し線fに沿って紙筒aを押圧する。
また、揺動爪12’と固定爪11’とが第2押込みブレード2bを受けると共に、折り返し線fの前後を噛み込む。
すると、表側フラップdの先端部が跳ね上がり、折り返し線fに沿って折り癖が付けられる。
折り癖を付けた紙筒aは筋付け装置から次の折り畳み装置へ送られ、裏側フラップcの上に表側フラップdが折り重ねられる。
底幅の広い紙袋を製造する場合は、第1の変速装置15及び第2の変速装置21の調整ギヤ30を回転させて、それぞれの入力軸33と出力軸34の位相を変え、第2ブラケット4に設けた第2咥え部17及び第3ブラケット5に設けた押さえ爪23を、第1ブラケット3に設けた第1咥え部10から遠ざける。
一方、底幅の狭い紙袋を製造する場合は、第1の変速装置15及び第2の変速装置21の調整ギヤ30を逆回転させて、第2咥え部17及び押さえ爪23を第1咥え部10に近づける。
入力軸33と出力軸34との位相調整量に応じて、調整ギヤ30の回転量は決定されるので、調整ギヤ30を所定量回転させることにより、第2咥え部17及び押さえ爪23を必要な距離だけ移動させることができる。
また、外筒24bは第2ブラケット4と連動して回動するので、第2押込みブレード2bは自動的に第1押込みブレード2aに対して移動し、第2咥え部17によって第2押込みブレード2bを確実に受けることができる。
なお、モータで調整ギヤ30を回転させる場合は、紙袋の規格に応じてモータの回転数を制御し、自動的に第1咥え部10と第2咥え部17及び押さえ爪23との間隔を調節することも可能である。
また、第1の変速装置15及び第2の変速装置21は、波動歯車装置等を用いることもできる。
角底の折り畳み過程を示す紙筒の平面図。 本考案の実施例を示す角底紙袋の筋付け装置の要部側面図。 本考案の実施例に係る角底紙袋の筋付け装置の動力伝達経路を示す図。 押さえ爪の回動機構を示す側面図。 第1押込みブレード及び第2押込みブレードの縦断面図。 第1押込みブレード及び第2押込みブレードの横断面図。 変速装置の断面図。
符号の説明
a 紙筒
b 底開き線
c 裏側フラップ
d 表側フラップ
e,f 折り返し線
1 筋付けドラム
2a 第1押込みブレード
2b 第2押込みブレード
3 第1ブラケット
4 第2ブラケット
5 第3ブラケット
6 駆動軸
7 メインギヤ
8 出力ギヤ
9 第1アーム
10 第1咥え部
11,11’ 固定爪
12,12’ 揺動爪
13 取付筒
14 第1入力ギヤ
15 第1の変速装置
16 第2アーム
17 第2咥え部
19 回転筒
20 第2入力ギヤ
21 第2の変速装置
22 第3アーム
23 押さえ爪
24a 回転軸
24b 外筒
25 回転ローラ
26 カム
27 切り欠き部
28,29 ギヤ
30 調整ギヤ
31 ギヤブラケット
32a,32b ベベルギヤ
33 入力軸
34 出力軸
35 差動軸
36a,36b ベベルピニオン
37,38 ギヤ

Claims (2)

  1. 紙筒の底開き線の両側に形成された表裏側フラップに、前記底開き線と平行な折り返し線に沿って筋付けを行う角底紙袋の筋付け装置であって、外周面に前記紙筒を載せて回転する筋付けドラムと、該筋付けドラムに載せた紙筒の裏側フラップの折り返し線に沿って押圧する第1押込みブレード及び表側フラップの折り返し線に沿って押圧する第2押込みブレードとを有し、前記筋付けドラムは、共軸状に設置した第1ブラケット、第2ブラケット及び第3ブラケットを備え、前記第1ブラケットの外周部に、前記第1押込みブレードを受ける開閉可能な第1咥え部を設け、前記第2ブラケットの外周部に、前記第2押込みブレードを受ける開閉可能な第2咥え部を設け、前記第3ブラケットの外周部に裏側フラップの先端部を係脱可能に押さえる押さえ爪を設け、前記第1ブラケットを駆動軸に固定し、前記第2ブラケット及び第3ブラケットをそれぞれ伝達比調整可能な変速装置を介して前記駆動軸に連結し、前記変速装置が前記第1ブラケットに対する第2ブラケット及び第3ブラケットの位相を変えて、前記第1咥え部から前記第2咥え部及び押さえ爪までの距離を拡縮調節し、前記第1押込みブレード及び第2押込みブレードは、それぞれ前記第1ブラケット及び第2ブラケットに連動して回動することを特徴とした角底紙袋の筋付け装置。
  2. 前記第1ブラケット、第2部ラケット及び第3ブラケットの外周に、それぞれ複数の第1咥え部、第2咥え部及び押さえ爪が等間隔で配置されている請求項1に記載の角底紙袋の筋付け装置。
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