JP3126405U - 粘着式クリーナー - Google Patents
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Abstract
【課題】床面の清掃、特にフローリング床面に形成された目地溝内に貯留した塵埃等の清掃に好適な粘着式クリーナーを提供する。
【解決手段】テープローラーTは、基板シート1、該基板シート1の上面に塗布された接着材2、ジェル状体3及びジェル状体3の乾燥を防止する乾燥防止シート4からなり、切り取り用のミシン目5が、乾燥防止シート4から基板シート1まで刻設されている。
【選択図】図2
【解決手段】テープローラーTは、基板シート1、該基板シート1の上面に塗布された接着材2、ジェル状体3及びジェル状体3の乾燥を防止する乾燥防止シート4からなり、切り取り用のミシン目5が、乾燥防止シート4から基板シート1まで刻設されている。
【選択図】図2
Description
本考案は、粘着式クリーナーに関し、より詳しくは、床面の清掃、特にフローリング床面に形成された目地溝内に貯留した塵埃等の清掃に好適な粘着式クリーナーに関する。
近年、生活様式の変化に伴い、またその意匠性、衛生的見地から、居室をフローリング床材とする住宅が増加している。カーペットやフローリング床等の塵埃、毛髪等の清掃に簡便な掃除具として、各種の粘着式クリーナーが提案されている。例えば特開2005−13642、特開2000−31578、登録実用新案3081512等がある。この種のクリーナーは、粘着材テープの粘着面が表面側になるよう多重に巻回され、円筒状粘着テープローラーを回転可能に軸支し、該円筒状粘着テープローラーを床面上にて回転させることにより、床面上に付着した塵埃を粘着材テープの粘着面で捕捉するようになっている。
上記の特開2005−13642、特開2000−31578は、カーペット、絨毯や畳等の被清掃面上に付着した塵埃や毛髪等を捕捉するのには問題ないが、例えばフローリング床においては、粘着材テープの粘着面がフローリング床に形成されている目地溝内の塵埃や毛髪等に当接できないので、目地溝内は清掃できない。そのために目地溝内に、ダニ、害虫やカビ等の発生の原因ともなり、非衛生的な生活環境となる。この問題を解消するためには、電気掃除機による清掃しか方法がなかった。
登録実用新案3081512は、柄の先端に、プラスチック樹脂又は金属からなる支持体と清拭ロールを回転自在に取り付け、該清拭ロールは円筒の表面に粘土層を設けたことを特徴とし、フローリングの床やプラスチックタイル、あるいはじゅうたん等のホコリ、ゴミ、ガラスの破片等の清拭に有効としているが、清拭ロールは粘土層とし、その表面は経時的に乾燥するので、粘着力は弱化し、床面の清拭作業は不十分な結果となることが容易に推測できる。
特開2005−13642号公報 特開2000−31578号公報 登録実用新案3081512号公報
本考案の課題は、床面の清掃、特にフローリング床面に形成された目地溝内に貯留した塵埃や毛髪等の清掃に好適な粘着式クリーナーを提供することにある。
本考案者は、上記従来技術が有する各種の問題点に鑑み、その解決手段について鋭意検討を重ねて、本考案を完成させたものである。課題を解決するための手段は、本願、実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の考案であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
課題を解決するための第1の考案は、請求項1に記載の考案であり、粘着材テープの粘着面が表面側になるよう多重に巻回され、円筒状粘着テープローラーを回転可能に軸支し、該円筒状粘着テープローラーを床面上にて回転させることにより、床面上に付着した塵埃等を粘着材テープの粘着面で捕捉する粘着式クリーナーにおいて、上面に接着材を塗布した基板シート上にジェル状体を伸展して貼着し、該ジェル状体の上面に乾燥防止シートを剥離可能に付着した、三層構造のテープローラーとし、前記、基板シート、ジェル状体及び乾燥防止シートには、切り取り用のミシン目が刻設されていることを特徴としている。
課題を解決するための第2の考案は、請求項2に記載の考案であり、ジェル状体の上下に乾燥防止シートを貼付し、下段の乾燥防止シートの下面に基板シートを貼着した、四層構造のテープローラーとし、前記、基板シート、ジェル状体及び乾燥防止シートには、切り取り用のミシン目が刻設されていることを特徴としている。
課題を解決するための第3の考案は、請求項3に記載の考案であり、前記基板シートに貼着されるジェル状体の厚さが、少なくとも約1mm〜2mmであることを特徴としている。
課題を解決するための第4の考案は、請求項4に記載の考案であり、前記ジェル状体が、シリコン樹脂、フッ素樹脂、澱粉糊、合成ゴム糊、アクリル樹脂糊又は合成樹脂糊であることを特徴としている。
課題を解決するための第5の考案は、請求項5に記載の考案であり、前記基板シートの素材が、ポリエチレン、ポリエステル、軟質アルミ箔又はクラフト紙であることを特徴としている。
課題を解決するための第6の考案は、請求項6に記載の考案であり、前記乾燥防止シートの素材が、汎用プラスチックのポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン系樹脂、ポリエステル、又はポリ塩化ビニリデンであることを特徴としている。
本考案に係る、粘着式クリーナーは、上記の構成になるから以下の効果を奏する。請求項1〜請求項6の考案によれば、本考案は、上面に接着材を塗布した基板シート上にジェル状体を伸展して貼着し、該ジェル状体の上面に乾燥防止シートを剥離可能に付着した、三層構造のテープローラーとし、前記、基板シート、ジェル状体及び乾燥防止シートには、切り取り用のミシン目が刻設されているので、ハンドルを介してテープローラーを、長方形状のフローリング床面上で前後左右方向に回転させると、ジェル状体の付着力により、当該フローリング床面はもちろん、長手方向及び長手方向と直交方向に形成された目地溝内に貯留した塵埃や毛髪等はジェル状体に付着され目地溝内は清掃される。
以下、本考案に係る、粘着式クリーナーに関する最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、粘着式クリーナー(以下、クリーナーCという)の斜視図、図2は、テープローラーの構成を示す拡大断面図、図3は、テープローラーの他の実施態様における構成を示す拡大断面図、図4は、クリーナーCをフローリング床材で使用した状態を示す一部省略正面図である。
図1に示すように、クリーナーCは、ハンドルH、クランク軸G及びテープローラーTを主な構成部材とし、クランク軸Gの先端は支持体Sに挿通され、テープローラーTは、支持体Sに前後の回転可能に装着されている。
図2は、三層構造からなるテープローラーTにおける第1層T1と第2層T2の構成を示し、1は基板シートで、その素材は、ポリエチレン、ポリエステル、軟質アルミ箔又はクラフト紙の中から選択され、2は基板シートの上面に塗布された接着材で、3はシリコン樹脂、フッ素樹脂、澱粉糊、合成ゴム糊、アクリル樹脂糊又は合成樹脂糊から選ばれたジェル状体で、該ジェル状体3の上面には乾燥防止シート4が剥離可能に付着されている。乾燥防止シート4の素材となるのは、汎用プラスチックのポリプロピレン、ポリエチレンか、又はナイロン系樹脂、ポリエステル、ポリ塩化ビニリデンである。また5は切り取り用のミシン目で、乾燥防止シート4から基板シート1まで刻設されている。
図3は、四層構造からなるテープローラーT10における第1層T3と第2層T4の構成を示し、11は基板シート、12は接着材、13及び15は、乾燥防止シート、14はジェル状体、16は切り取り用のミシン目で、乾燥防止シート15から基板シート11まで刻設されている。各素材は、三層構造からなるテープローラーTと同様である。
図4は、クリーナーCをフローリング床材で使用している状態を示すもので、A及びBは、木質系のフローリング床材、Fは基礎である。図示するように、フローリング床材A及びB.・・・を基礎Fにフローリング施工するには、基礎Fに接着剤を塗布した後、フローリング床材Aの一側端に形成された凸部A1を、フローリング床材Bの他側端に形成された凹部B1に嵌合し接着剤で固定する。これにより、フローリング床材AとB.の嵌合部には目地溝Mが形成され、該目地溝M内に塵埃等Dが貯留される。
目地溝M内の塵埃等Dを清掃するのには、テープローラーTを目地溝Mに押圧しながらこれに沿うように、又は目地溝Mに直交するように前後に繰り返し回転すれば、ジェル状体3の当接部が目地溝M内に侵入し、目地溝M内の塵埃等Dは、ジェル状体3の付着力で捕捉される。ジェル状体3の付着力が弱くなったら、基板シート1の端部を指先等で捲りあげ、切り取り用のミシン目5でジェル状体3と共にこれを切り取ってゴミ箱等に投棄する。フローリング床材A、B等の清掃が終了後、使用したクリーナーCのテープローラーT部分は、カバー(図示しない)内に収納される。
C クリーナー
T、10 テープローラー
T1、T3 第1層
T2、T4 第2層
1、11 基板シート
2、12 接着材
3、14 ジェル状体
4、13、15 乾燥防止シート
5、16 ミシン目
A、B フローリング床材
M 目地溝
T、10 テープローラー
T1、T3 第1層
T2、T4 第2層
1、11 基板シート
2、12 接着材
3、14 ジェル状体
4、13、15 乾燥防止シート
5、16 ミシン目
A、B フローリング床材
M 目地溝
Claims (6)
- 粘着材テープの粘着面が表面側になるよう多重に巻回され、円筒状粘着テープローラーを回転可能に軸支し、該円筒状粘着テープローラーを床面上にて回転させることにより、床面上に付着した塵埃等を粘着材テープの粘着面で捕捉する粘着式クリーナーにおいて、
上面に接着材を塗布した基板シート上にジェル状体を伸展して貼着し、該ジェル状体の上面に乾燥防止シートを剥離可能に付着した、三層構造のテープローラーとし、
前記、基板シート、ジェル状体及び乾燥防止シートには、切り取り用のミシン目が刻設されていることを特徴とする、粘着式クリーナー。 - ジェル状体の上下に乾燥防止シートを貼付し、下段の乾燥防止シートの下面に基板シートを貼着した、四層構造のテープローラーとし、
前記、基板シート、ジェル状体及び乾燥防止シートには、切り取り用のミシン目が刻設されていることを特徴とする、粘着式クリーナー。 - 前記基板シートに貼着されるジェル状体の厚さが、少なくとも約1mm〜2mmであることを特徴とする、請求項1〜請求項2の何れかに記載の粘着式クリーナー。
- 前記ジェル状体が、シリコン樹脂、フッ素樹脂、澱粉糊、合成ゴム糊、アクリル樹脂糊又は合成樹脂糊であることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れかに記載の粘着式クリーナー。
- 前記基板シートの素材が、ポリエチレン、ポリエステル、軟質アルミ箔又はクラフト紙であることを特徴とする、請求項1〜請求項4に記載の粘着式クリーナー。
- 前記乾燥防止シートの素材が、汎用プラスチックのポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン系樹脂、ポリエステル、又はポリ塩化ビニリデンであることを特徴とする、請求項1〜請求項5の何れかに記載の粘着式クリーナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006006754U JP3126405U (ja) | 2006-07-25 | 2006-07-25 | 粘着式クリーナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006006754U JP3126405U (ja) | 2006-07-25 | 2006-07-25 | 粘着式クリーナー |
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JP3126405U true JP3126405U (ja) | 2006-10-26 |
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Family Applications (1)
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JP2006006754U Expired - Fee Related JP3126405U (ja) | 2006-07-25 | 2006-07-25 | 粘着式クリーナー |
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JP (1) | JP3126405U (ja) |
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2006
- 2006-07-25 JP JP2006006754U patent/JP3126405U/ja not_active Expired - Fee Related
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