JP3124953B2 - 扉開閉装置 - Google Patents

扉開閉装置

Info

Publication number
JP3124953B2
JP3124953B2 JP09340062A JP34006297A JP3124953B2 JP 3124953 B2 JP3124953 B2 JP 3124953B2 JP 09340062 A JP09340062 A JP 09340062A JP 34006297 A JP34006297 A JP 34006297A JP 3124953 B2 JP3124953 B2 JP 3124953B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
deadlock
groove
drive
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09340062A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11172985A (ja
Inventor
弘好 古岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takigen Manufacturing Co Ltd filed Critical Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP09340062A priority Critical patent/JP3124953B2/ja
Publication of JPH11172985A publication Critical patent/JPH11172985A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3124953B2 publication Critical patent/JP3124953B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は扉開閉装置に関し、
更に詳細には、一の把手部の回動操作のみによって、扉
開閉用ラッチと、クレモン錠に備わるデッドボルト等の
デッドロック部材とを所要に出没させて、扉の3点締付
けロックを可能とする扉開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】扉を開閉させるに当たっては、ハンドル
(あるいはノブ)を把手・回動させることによって、ラ
ッチを扉側部から出没させ、扉側部対向部分のラッチ受
けに対し出し入れするものが一般的であり、ここにラッ
チがラッチ受けに収容された状態を拘束して扉の閉鎖状
態をロックする種々のロック機構が付設されている。し
かし、ラッチ部分のみでの1点締付け式のロックでは施
錠強度の確実性・信頼性が劣るという問題があるため、
従来は、ラッチ機構とは別にクレモン錠を付設し、ラッ
チとクレモン錠のデッドロック部材による3点締付けに
よって扉のロック閉鎖状態の確実性・信頼性を高めてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ラッチ
機構とクレモン錠とを別々に付設する場合、取付け作業
が面倒でコストも高騰し、各操作もそれぞれ別個独立と
なって使い勝手が悪い等の問題があった。
【0004】本発明は以上の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、別途クレモン錠等を付設するこ
となく、一の把手部の操作のみによってラッチの出没や
3点締付け施錠が可能となる扉開閉装置を提供すること
にある。
【0005】本発明に係る扉開閉装置は、把手部20を
回動することによってケーシング10’の側面からラッ
チ受けに対し出没させるラッチ12と、ケーシング1
0’の少なくとも上下いずれかの面からデッドロック部
材をデッドロック部材受けに対し出し入れさせるデッド
ロック部13Aと、前記把手部20によって回動する回
動軸11と一体に回転可能な円板状のカムプレート14
と、該カムプレート14には、始部14’aから時計回
りに次第に拡径した後、中間部14’bから終部14’
cまで径長が一定となり、中間部14’bから径方向内
側へ遊び溝路14’dを分岐する第1の駆動溝路14’
と、始部14A’aから時計回りに径長が一定となった
後、中間部14A’bを経て終部14A’cへと次第に
拡径し、終部は径方向内側に向って屈曲してストッパー
ロック溝14A’cを有する第2の駆動溝路14A’と
を設け、前記ラッチ12に穿設した連絡凸部12’を前
記第1の駆動溝路14’に、前記デッドロック部13A
に突設した連絡凸部13A’を前記第2の駆動溝路14
A’にそれぞれ係合させ、前記把持部20の回動による
前記カムプレート14の回転を介し、前記連絡凸部1
2’が前記第1の駆動溝路14’の始部14’aと、前
記連絡凸部13A’が前記第2の駆動溝路14A’の始
部14A’aにそれぞれ位置する場合に前記ラッチ12
及び前記デッドロック部13Aが共に没状態となる扉開
放可能状態と、前記連絡凸部12’が前記第1の駆動溝
路14’の終部14’cと、前記連絡凸部13A’が前
記第2の駆動溝路14A’の前記ストッパーロック溝1
4A’cにそれぞれ位置する場合に前記ラッチ12及び
前記デッドロック部13Aが共に突出状態になる扉ロッ
ク閉鎖状態と、前記連絡凸部12’が前記第1の駆動溝
路14’の中間部14’bと、前記連絡凸部13A’が
前記第2の駆動溝路14A’の中間部14A’bにそれ
ぞれ位置する場合に前記デッドロック部13Aが前記没
状態となる扉開放可能状態を維持しつつ、前記ラッチ1
2は前記第1の駆動溝路14’から分岐した遊び溝路1
4’dに引っ込み可能に突出状態となる扉非ロック閉鎖
状態とを、それぞれ規定可能にしたことを特徴とする。
【0006】即ち、本発明は、一の把手部(ハンドルや
ノブ)を把手・回動させると、回動軸と共にカムプレー
トが回転し、各連絡凸部を受け入れる部位における駆動
溝路の径長(カムプレートの中心からの距離)が所要に
変化し、これによって各連絡凸部をカムプレートの径方
向内外に強制移動させることにより、ラッチ及びデッド
ロック部を突出・引っ込みさせ、各駆動溝路を所要に設
定して、イ)ラッチがラッチ受けから外れると共にデッ
ドロック部材もデッドロック部材から外れる扉開放可能
状態と、ロ)ラッチがラッチ受けに入り込んで扉は閉鎖
される一方、デッドロック部材はデッドロック部材受け
から外れて扉の閉鎖状態がロックされていない扉非ロッ
ク閉鎖状態と、ハ)ラッチがラッチ受けに入り込むと共
にデッドロック部材もデッドロック部材受けに入り込ん
で扉の閉鎖状態がロックされる扉ロック閉鎖状態とを把
手部の回動角度の違いによって規定可能としたものであ
る。
【0007】尚、ラッチ受け及びデッドロック部材受け
は、本装置が取り付けられる扉に対応する扉画定枠部分
等に設けられ、また、デッドロック部は、それ自体がデ
ッドロック部材受けに出し入れされる場合の他、このデ
ッドロック部に所要のデッドロック部材を連結して動作
させる場合もある。
【0008】本発明では、前記デッドロック部が二つ備
わることが好ましい。即ち、扉閉鎖状態をロックするた
めのデッドロック部を二つとして扉がラッチとデッドロ
ック部材とによる三点締付けロックによってロック閉鎖
状態となるようにするものである。
【0009】本発明ではまた、前記デッドロック部の連
絡凸部と係合する駆動溝路に当該連絡凸部を拘束して前
記扉ロック閉鎖状態を拘束するロックストッパー溝路を
連設することができ、このようにすれば、扉ロック閉鎖
状態が安定したものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
添付図面を参照して説明する。
【0011】図1及び図2は本発明に係る扉開閉装置1
の平面図及び透視底面図であり、図1をA方向及びB方
向から見る側面図及び一部透視側面図が図3及び図4に
示される。扉開閉装置1は、平面正方形状のケーシング
10’及びカバー10”によって外郭が規定される装置
本体10と、装置本体10の表裏両面中央からそれぞれ
突出する回動軸(シャフト)11に対し着脱自在に装着
可能な把手部としてのハンドル20とを備える。尚、図
2及び図3ではハンドル20が取り外された状態が示さ
れる。
【0012】装置本体10は、ケーシング10’の左側
面(方向は図1に基づく。以下、同じ。)から出没可能
に配設され、ラッチ受け(図示せず)に対し出し入れさ
れるラッチ金具12と、ケーシング10’上下側面から
出没可能にそれぞれ配設され、デッドロック棒等のデッ
ドロック部材(図示せず)をデッドロック部材受け(図
示せず)に対し出し入れさせるためのデッドロック部と
しての上下の連結ロッド13A,13Bと、回動軸11
と一体に回転する円板状のカムプレート14とを備え
る。尚、デッドロック部材は連結ロッド13A,13B
のボルト孔13’から螺合・連結される。
【0013】ラッチ金具12及び連結ロッド13A,1
3Bの各基端付近には、円柱凸状の連絡凸部(カムフォ
ロアー)12’,13A’,13B’が突設され、各連
絡凸部12’,13A’,13B’は、カムプレート1
4に穿設された概ね周方向にに延長する第1、第2及び
第3の駆動溝路14’,14A’,14B’にそれぞれ
入り込む。尚、駆動溝路14’,14A’,14B’は
カムプレート14を貫通するが、貫通しなくてもよい。
【0014】ケーシング10’内にはまた、ラッチ金具
12及び連結ロッド13A,13Bの変位をカムプレー
ト14に対する径方向(以下単に「径方向」という。)
にのみ許容・案内するためのガイドホルダー15が、ラ
ッチ金具12及び連結ロッド13A,13Bの各両脇に
設置され、更に、ラッチ金具12を常にケーシング1
0’外へ突出する方向に付勢するキックスプリング16
が設けられる。
【0015】以上の構成によって、詳細は後述するが、
ハンドル20を回すと、回動軸11及びカムプレート1
4が一体に回動・回転し、連絡凸部12,13A’,1
3B’の受入れ位置における駆動溝路14’,14
A’,14Bの径長(カムプレート14の中心からの距
離をいう。)が増減することによって、連絡凸部1
2’,13A’,13B’が径方向に強制的に変位し、
もってラッチ金具12及び連結ロッド13A,13Bが
径方向に進退従動する。
【0016】図5はカムプレート14の平面図であり、
第1の駆動溝路14’は、始部14’aから時計回りに
次第に拡径した後、中間部14’bから終部14’cま
で径長が一定となり、中間部14’bから径方向内側へ
遊び溝路14’dが分岐する。第2の駆動溝路14A’
は始部14A’aから時計回りに径長が一定となった
後、緩やかな段差状に拡径する中間部14A’bを経て
終部14A’cへと次第に拡径し、終部14A’cは径
方向内側に向かって若干屈曲してストッパーロック溝路
(14A’c)を規定する。尚、第3の駆動溝路14
B’は第2の駆動溝路14A’を180度ずらしたもの
に相当するため、参照番号等は省略する。
【0017】次に、図6乃至図9に基づいて扉開閉装置
1の使用状態を詳述する。
【0018】図6はハンドル20を回動する状態を示
し、便宜的にハンドル20が真右方向(時計の短針の3
時)を指す位置(平常位置)を0度とし、また、反時計
回りを正とする。カムプレート14の各駆動溝路1
4’,14A’,14B’は、ハンドル20が平常位置
からマイナス60度及びプラス95度回動可能となるよ
う設定され、ハンドル20の平常位置、マイナス60度
の位置(−60度位置)及びプラス95度の位置(+9
5度位置)に対応する連絡凸部12’,13A,13B
と駆動溝路14’14A’,14B’との係合状態が図
7,図8及び図9にそれぞれ示される。
【0019】ラッチ金具12は、ハンドル20の操作を
行わない状態において、キックスプリング16の付勢に
よって最もケーシング10’外へ突出しようとするた
め、第1の駆動溝路14’内における始部14’aと中
間部14’bとの間にある連絡凸部12’は最も径方向
外側の中間部14’bに位置すべくカムプレート14を
回転させる。この回転は、連絡凸部12’が中間部1
4’bに位置すると、連結ロッド13A,13Bの連絡
凸部13A’,13B’が第2及び第3の駆動溝路14
A’,14B’内の中間部14A’bの段差に出会って
抵抗を受けるため自動的に止まる。従って、ラッチ金具
12の連絡凸部12’は通常駆動路14’内の中間部1
4’bに落ち着き、ハンドル20は平常位置に落ち着
く。この状態において、ラッチ金具12はラッチ受けに
入り込み、扉は閉鎖状態となるものの、遊び経路14’
dの存在によって連絡凸部12’の径方向内側への移動
が許容されるため、ラッチ金具12はキックスプリグ1
6の付勢に抗して引っ込み可能となり、扉は非ロック
(閉鎖)状態とされる(図7参照)。尚、ラッチ金具1
2の先端部は傾斜しており(図4参照)、この傾斜が、
上述した非ロック閉鎖状態の扉を引く際、ラッチ受けの
角と係合することにより、ラッチ金具12が引っ込んで
扉が開放する。また、ハンドル平常位置において連結ロ
ッド13A,13Bはケーシング外10’へ突出はして
いるものの、その突出高が最小の没状態にある(図7参
照)。
【0020】ハンドル20を平常位置から−60度位置
に回すと、回動軸11を介してカムプレート14が回転
し、図7から図8の状態に変化する。この変化におい
て、第1の駆動溝路14’における連絡凸部12’に対
応する部分が中間部14’bから縮径する始部14’a
へと移るため、連絡凸部12’は径方向内側に移動し、
突出状態にあったラッチ金具12は強制的に径方向内側
へ引き込まれる。従って、ラッチ金具12はラッチ受け
から出て、扉は開放可能状態となる。一方、連結ロッド
13A,13Bの突出高は、ハンドル平常位置と−60
度位置との間における第2及び第3の駆動溝路14
A’,14B’の径長が一定であるため、没状態を維持
する。尚、ハンドル20を−60度位置から平常位置を
回すと、上述とは逆に図8から図7の状態に変化する。
【0021】ハンドル20を平常位置から正方向に回す
と、ラッチ金具12の突出高は変わらないものの、遊び
溝路14’dが連絡凸部12’に対応する位置からずれ
るため、ラッチ金具12は引っ込み不能となる。連結ロ
ッド13A,13Bは次第に拡径する第2及び第3の駆
動溝路14A’,14B’によって径方向外側へ強制移
動させられる連絡凸部13A’,13B’を介して次第
にケーシング10’外へ突出し、この突出高はハンドル
20の+90度の位置で最大となる。更にハンドル20
を+5度回して+95度位置とすると、連絡凸部13
A’,13B’はストッパーロック溝路14A’cに嵌
まり込み(図9参照)、連結ロッド13A,13Bの最
大突出状態が拘束される。即ち、連絡凸部13A’,1
3B’がストッパーロック溝路14A’cに入り込んで
いない状態では、例えば連結ロッド13A,13Bに径
方向内側へ押し戻す力が働くと、連絡凸部13A’,1
3B’が駆動溝路14A’,14B’との滑動を介して
カムプレート14を負方向に回転させるといった具合
に、連結ロッド13A,13Bの突出高は不安定となる
が、連絡凸部13A’,13B’がストッパーロック溝
路14A’cに入り込むと、連結ロッド13A,13B
に押し戻す力が働いても、カムプレート14は回転する
ことはない。従って、ハンドル20の+95度位置にお
いて、デッドロック部材はデッドロック部材受けに入り
込んで固定され、また、ラッチ金具12も引っ込み不能
にラッチ受けに入り込むため、扉は強固且つ確実な3点
締付けロックによるロック閉鎖状態となる。尚、ハンド
ル20を負方向に回動させることにより、連絡凸部13
A’,13B’を簡単にストッパーロック溝路14A’
cから外すことができる。
【0022】尚、ハンドル20を装置本体10の表裏い
ずれにも装着可能とすることにより、扉開閉装置1を扉
に設置するに当たっての方向的制限は一切なくなる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、単にラッチ及びデッド
ロック部にそれぞれ設けた連絡凸部とカムプレートに設
けた駆動溝路を係合させ、一の把持部の回動操作のみに
よって、駆動溝路の径長を変化させて連絡凸部をカムプ
レートの径方向に変位させることにより、ラッチとデッ
ドロック部を同時にラッチ受け及びデッドロック部材受
けに対して扉を開放可能状態とロック閉鎖状態にON,
OFFするだけでなく、第1と第2の駆動溝路のニュー
トラル(中間部)において、ラッチを駆動溝路から分岐
した遊び溝路14’dに引っ込み可能に突出状態にする
こと(扉非ロック閉鎖状態)もできるようにしたこと
で、把持部やキーの回転操作をしなくてもそのまま把持
部を引っ張り又は押し込むことでラッチをラッチ受けに
出入自在にすることができる。特に、上記扉の開放可能
状態をロック閉鎖状態、及び扉非ロック閉鎖状態を一個
のカムプレートに少なくとも、始部から中間部を時計回
りに次第に拡径した後、中間部から終部まで径長を一定
にするとともに、中間部から径方向へ遊び溝路を分岐す
る第1の駆動溝路と、始部から中間部までを時計回りに
径長を一定にした後、中間部から終部まで拡径した第2
の駆動溝路とを設けて、前記第1の駆動溝路にラッチに
設けた連絡凸部を係合させるとともに、第2の駆動溝路
にデッドロック部に設けた連絡凸部を係合させること、
すなわち1個のカムプレートに少なくとも上記2つの第
1と第2の駆動溝路を設け、それぞれにラッチとデッド
ロック部の連絡凸部を係合した構造によって、把持部の
中間部における中間部でのニュートラル状態(扉非ロッ
ク閉鎖状態)から、始部までの扉の開放可能状態と、ニ
ュートラル状態から終部までの扉のロック閉鎖状態を可
能にしたものである。しかも、上記第1と第2における
始部、中間部及び終部の動きは連絡凸部によって駆動溝
路を緩やかに移動することができることによって、扉の
開閉動作をスムースにすることができる。特に、ラッチ
の連絡凸部の第1の駆動溝路における中間部から終部、
デッドロック部の連絡凸部の第2の駆動溝路における中
間部から始部の移動はカムプレートの軸心から同径の移
動であり、ラッチの連絡凸部の中間部から始部、デッド
ロック部の連絡凸部の中間部から終部の移動は第1と第
2の駆動溝路における溝の外縁又は内縁に沿って移動す
ることになり、このことによりラッチとデッドロック部
の凸部はカムプレートの径方向にスムースに滑動するこ
とができ、ラッチとデッドロック部の操作を極めてスム
ースにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】扉開閉装置の平面図である。
【図2】扉開閉装置の透視底面図である。
【図3】図1のA方向側面図である。
【図4】図1のB方向一部透視側面図である。
【図5】カムプレートの平面図である。
【図6】ハンドルの回動状態を示す説明図である。
【図7】ハンドル平常位置におけるカムプレートとラッ
チ金具等との係合状態を示す説明図である。
【図8】ハンドル−60度位置におけるカムプレートと
ラッチ金具等との係合状態を示す説明図である。
【図9】ハンドル+95度位置におけるカムプレートと
ラッチ金具等との係合状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 扉開閉装置 10 装置本体 10’ ケーシング 11 回動軸 12 ラッチ金具 12’,13A’,13B’ 連絡凸部 13A,13B 連結ロッド 14 カムプレート 14’,14A’,14B’ 第1,第2及び第3の駆
動溝路 14’a,14A’a 始部 14’b,14A’b 中間部 14’c 終部 14’d 遊び溝路 14A’c 終部(ストッパーロック溝路) 15 ガイドホルダー 16 キックスプリング 20 ハンドル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手部20を回動することによってケー
    シング10’の側面からラッチ受けに対し出没させるラ
    ッチ12と、 ケーシング10’の少なくとも上下いずれかの面からデ
    ッドロック部材をデッドロック部材受けに対し出し入れ
    させるデッドロック部13Aと、 前記把手部20によって回動する回動軸11と一体に回
    転可能な円板状のカムプレート14と、 該カムプレート14には、始部14’aから時計回りに
    次第に拡径した後、中間部14’bから終部14’cま
    で径長が一定となり、中間部14’bから径方向内側へ
    遊び溝路14’dを分岐する第1の駆動溝路14’と、
    始部14A’aから時計回りに径長が一定となった後、
    中間部14A’bを経て終部14A’cへと次第に拡径
    し、終部は径方向内側に向って屈曲してストッパーロッ
    ク溝14A’cを有する第2の駆動溝路14A’とを設
    け、 前記ラッチ12に穿設した連絡凸部12’を前記第1の
    駆動溝路14’に、前記デッドロック部13Aに突設し
    た連絡凸部13A’を前記第2の駆動溝路14A’にそ
    れぞれ係合させ、 前記把持部20の回動による前記カムプレート14の回
    転を介し、前記連絡凸部12’が前記第1の駆動溝路1
    4’の始部14’aと、前記連絡凸部13A’が前記第
    2の駆動溝路14A’の始部14A’aにそれぞれ位置
    する場合に前記ラッチ12及び前記デッドロック部13
    Aが共に没状態となる扉開放可能状態と、前記連絡凸部
    12’が前記第1の駆動溝路14’の終部14’cと、
    前記連絡凸部13A’が前記第2の駆動溝路14A’の
    前記ストッパーロック溝14A’cにそれぞれ位置する
    場合に前記ラッチ12及び前記デッドロック部13Aが
    共に突出状態になる扉ロック閉鎖状態と、前記連絡凸部
    12’が前記第1の駆動溝路14’の中間部14’b
    と、前記連絡凸部13A’が前記第2の駆動溝路14
    A’の中間部14A’bにそれぞれ位置する場合に前記
    デッドロック部13Aが前記没状態となる扉開放可能状
    態を維持しつつ、前記ラッチ12は前記第1の駆動溝路
    14’から分岐した遊び溝路14’dに引っ込み可能に
    突出状態となる扉非ロック閉鎖状態とを、それぞれ規定
    可能にしたことを特徴とする扉開閉装置。
JP09340062A 1997-12-10 1997-12-10 扉開閉装置 Expired - Fee Related JP3124953B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09340062A JP3124953B2 (ja) 1997-12-10 1997-12-10 扉開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09340062A JP3124953B2 (ja) 1997-12-10 1997-12-10 扉開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11172985A JPH11172985A (ja) 1999-06-29
JP3124953B2 true JP3124953B2 (ja) 2001-01-15

Family

ID=18333367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09340062A Expired - Fee Related JP3124953B2 (ja) 1997-12-10 1997-12-10 扉開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3124953B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100937770B1 (ko) 2009-08-18 2010-01-20 (주)일신정밀 잠금 기능이 강화된 록킹장치
US9841818B2 (en) * 2015-12-21 2017-12-12 Immersion Corporation Haptic peripheral having a plurality of deformable membranes and a motor to move radial pins

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11172985A (ja) 1999-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8336930B2 (en) Window sash latch
US4689976A (en) Pop-up handle assembly
US6170305B1 (en) Interconnect mechanism for dual lock
JPH10184115A (ja) ハンドル装置
JPH0662150U (ja) 引出し回転型扉用ロックハンドル装置
JP3124953B2 (ja) 扉開閉装置
JP2883560B2 (ja) 錠前付き押釦式平面ハンドル装置
JP4127353B2 (ja) 錠前
JP2009024335A (ja) 錠装置
JP3795656B2 (ja) ウィンドウロック装置
JP2004143819A (ja) 引き違い戸のロック装置
JPH10212844A (ja) 取外し型ロックハンドル装置
JP2733826B2 (ja) 摘み部出没型扉用ロック装置
JP3733173B2 (ja) 扉の係止装置及びこれを用いた両開き扉の係止装置
JP2748310B2 (ja) 扉のロック機構
JPS5829243Y2 (ja) 補助錠
JP2549353Y2 (ja) 摘み部出没型扉用ロック装置
JP2554582Y2 (ja) シリンダ錠
JP2003239592A (ja) 錠前、並びに、扉
JPH0243988Y2 (ja)
JP2570956Y2 (ja) 用心錠
JPS5836759Y2 (ja) 扉の掛金装置
JPH05239966A (ja) スライド式ドア用ロック装置
JP4327323B2 (ja) 錠装置
JP3976838B2 (ja) 錠前

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees