JP3124899U - 積重ね可能な樹脂製収納ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】 上方へ積み上げることが出来るように構成した小物類を収容する為の樹脂製の収納ボックスであって、内部が空の場合と内部に小物類が収容されている場合との2通りの積み上げが可能な樹脂製収納ボックスの提供。
【解決手段】 四角形の底部各辺から僅かに傾斜して起立する側壁部2a,2b,3a,3bを有し、各側壁部の上端には概略L形に屈曲した縁4a,4b,5a,5bを形成し、そして対向する側壁部3a,3bの内側には縁から底部にかけて2本の凹溝7a,7a,7b,7bを設けると共に側壁部3a,3bの外側には凸部6a,6a,6b,6bを形成し、凸部底には下方へ延びる突片9a,9a,9b,9bを設けて上記凹溝間距離及び凸部間距離は互いに違わせ、又上記縁には凹溝の隣に係合溝8a、8a、8b、8bを形成し、該係合溝の間の距離を対向する凹溝間距離としている。
【選択図】 図1

Description

本考案は物を収容することが出来るボックスであって、物が収容されている複数のボックスを上方に載せて積み上げることが出来、しかも空の状態では互いに嵌合して積重ねることが可能な樹脂製ボックスに関するものである。
色々な小物をボックスに収容するケースは多く、例えば生産工場では加工した部品をボックスに入れて次の工程へ送られる。又、加工中の部品ではなく、完成した製品をボックスに収容して搬送・出荷する場合も多い。ボックスの部品などを収容した状態で上方に積重ねることで狭い空間に納めることが出来る、同時にボックスが空に成った状態では単に積重ねるだけでは不便である。
特開2003−312655号に係る「折りたたみ収納ボックス」は、四角形の箱形であって、積重ねと折りたたんで重ね置きができるとともに、吊下げができる折りたたみ収納ボックスである。そこで、四角形底板の四隅に立設した脚柱の外側面に、上部に孔部を設けた長方形板を同高に固設し、下端部に他の収納ボックスの長方形板の上部に外嵌する接地体を水平に固着し、底板と接地面の間を荷役装置のフオークが差込めるものにする。底板の前後、左右に順次底板上に倒伏可能に正面板、後面板、左側板および右側板を連結し、これらの上端部と中間部を相互に解除自在に結合し、左右側板の上端部に吊環を設ける。正面板を上下に二分し、下部に対し上部が固定および前方折曲げ可能に連結する。左右側板と正面板および後面板との上部コーナ部に、コーナブレースを設けている。
このように、空になった収納ボックスをコンパクトに折畳んで片付けることが出来る為に収納ボックスの保管に大きなスペースが不要となり、この点は便利である。しかし、該収納ボックスを折畳んで重ね置きすることは余分な作業が必要となり、面倒である。又、収納ボックスは折畳み出来る構造である為に、その強度並びに剛性が低下し、重い部品や製品を収容することに制約される。
特開2003−312655号に係る「折りたたみ収納ボックス」
このように従来の積重ね式収納ボックスには上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であって、内部に物が収納されている時には上方へ積み上げることが出来、しかも空になった場合には互いに嵌合し合って組み重ねることが出来る樹脂製の収納ボックスを提供する。
本考案に係る収納ボックスは樹脂製であって、四角形の底部と四方に起立する側壁部を有し、上部を開口した形状と成っている。そして、側壁部の上端には縁部を形成している。対向する側壁部には内側面に2本の凹溝を縁から底部にかけて上下方向に形成し、外側面には2本の凸部が形成されるが、上記凹溝及び凸部の間隔は互いに違っている。すなわち、一方の側壁部の凹溝及び凸部間距離は大きく、他方の側壁部に形成される凹溝及び凸部間距離は小さくなっている。
そして、凸部の底には突片が設けられ、側壁部の上端に設けている縁には係合溝が2箇所に形成されている。この係合溝の間隔は凹溝及び凸部間距離となっているが、間隔の大きな凹溝及び凸部を設けた側壁部側には間隔を小さくした係合溝を設け、逆に間隔の小さな凹溝及び凸部を設けた側壁部側には間隔を大きくした係合溝を設けている。従って、側壁部に設けている凹溝及び凸部の間隔を一致させた場合には、互いに嵌合して積重ねることが出来、側壁部に設けている凹溝及び凸部の間隔を違わせた場合には収納ボックスを上方へ積み上げることが出来る。
本考案に係る収納ボックスは、内部に小物部品や製品を収容している場合には、上端に設けている縁に上方の収納ボックスの凸部底が載置されることで上方へ積み上げることが出来る。そして、凸部底の突片が縁に形成した係合溝に嵌ることで積み上げた上方の収納ボックスは位置ズレすることはない。一方、収納ボックスが空になっている場合には、互いに嵌合して積重ねられることで、コンパクトな空間に片付けることが出来る。そして、側壁部の縁から下方へ延びるリブを設けることで、積重ねた上方の収納ボックスは下方の収納ボックスの縁との間に空間が形成される為に、上方の収納ボックスを取外しやすくなる。
図1は本考案に係る収納ボックスを示す実施例であり、(a)は平面図、(b)は底面図を表している。該収納ボックスは長方形の底部1の四方に側壁部2a,2b、及び側壁部3a,3bを僅かに傾斜して起立し、側壁部2a,2bの上端には縁4a,4bが形成され、側壁部3a,3bの上端には縁5a,5bが形成されている。
縁4a,4b,5a,5bは互いに繋がっていて長方形の枠体を形成し、その縦断面は各側壁部2a,2b,3a,3bから連続してL形を成している。図2は収納ケースの各側面を表しており、(a)は左側面図、(b)は右側面図、(c)は正面図である。(a)に示す左側壁部3aには2本の凸部6a,6aが設けられ、(b)に示す右側壁部3bには2本の凸部6b,6bが設けられている。
そして、左側壁部3aに設けている2本の凸部6a,6a間距離Lは、右側壁部3bに設けている2本の凸部6b,6b間距離Mより大きくなっている。これら凸部6a,6a,6b,6bは側壁部3a,3bを成形したものであり、凸部6a,6a,6b,6bは側壁部3a,3bの外側に形成されるが、側壁部3a,3bの内側には凹溝7a,7a,7b,7bを形成している。
凹溝7a,7aは凸部6a,6aと対をなし、凹溝7b,7bは凸部6b,6bと対を成している。従って、凹溝7a,7a間の距離はLであり、凹溝7b,7b間の距離はMとなっている。そして、これら凸部6a,6a,6b,6bは下側が細くなるように傾斜し、同じく凹溝7a,7a,7b,7bも下側が細くなるように傾斜している。
又、縁5aには係合溝8a,8aが形成され、縁5bには係合溝8b,8bが形成されている。ここで、係合溝8a,8a間の距離をMとし、係合溝8b,8b間の距離はLとしている。そして、上記凸部6a,6aの底には突片9a,9aを下方へ延ばし、凸部6b,6bの底には突片9b,9bを下方へ延ばしている。さらに、側壁部2a,2bには縁4a,4bから下方へ延びるリブ10a,10a,10a・・が形成されている。
このように構成した本考案の収納ボックスは底部1と側壁部2a,2b,3a,3bにて囲まれた内部空間に小物類を収容することが出来、しかも収容した状態の収納ボックスを上方へ積み上げることが出来る。図3は2個の収納ボックスを積み上げた場合を示しており、内部には小物類が収容されているが、上方の収納ボックスにて小物類が潰されることはない。
本考案の収納ボックスの側壁部3aには凸部6a,6aが外側へ突出していて、この凸部底面が下方に位置する収納ボックスの縁5bに載置される。この場合、凸部6a,6aが凹溝7b,7bに嵌入しないように上下収納ボックスの向きを反対にして積み上げている。すなわち、下方の収納ボックスの向きが前記図1に示すように側壁部3aを左側に、側壁部3bを右側に向けて位置させた場合、上方の収納ボックスは側壁部3bを左側に、側壁部3aを右側に向けて配置される。
凸部6a,6a、及び凹溝7a,7a間の距離Lは,凸部6b,6b、及び凹溝7b,7b間の距離Mより大きくなっている為に、互いに向きを反対にして積み上げるならば下方の収納ボックスの凹溝7a,7aに上方の収納ボックスの凸部6b,6bが嵌ることはなく、同じく下方の収納ボックスの凹溝7b,7bに上方の収納ボックスの凸部6a,6aが嵌ることはない。
図4は図3のA部拡大図を示しているが、凸部6bの底面は縁5aに載置され、しかも凸部底には下方へ延びている突片9bが縁5aに形成した係合溝8aに係合している。従って、上方に積み上げられた収納ボックスは位置ズレすることはない。係合溝8a,8aの間隔は凹溝7a,7aの間隔と逆になっている。すなわち、凹溝7a,7a間距離がLとなる側壁部3aの縁に形成される係合溝8a,8aの間隔はMとなり、凸部底に設けた突片9b,9bが該係合溝8a,8aに係合することが出来る。同じく凹溝7b,7b間距離がMとなる側壁部3bの縁に形成される係合溝8b,8bの間隔はLとなり、凸部6a,6aの底に設けている突片9a,9aは係合溝8b,8bに係合することが出来る。
図5は空になった収納ボックスを互いに嵌合して積重ねた場合である。すなわち、下方の収納ボックスに上方の収納ボックスの下側部分が嵌合している。側壁部に設けたリブ10a,10a・・の下端は下方の収納ボックスの縁4aに当って支えられている。この場合、側壁部に形成した凹溝に上方の収納ボックスの凸部が嵌入することで互いに積み重ねることが出来る。すなわち、間隔の大きな凹溝7a,7aと間隔の大きい凸部6a,6aとが一致し、間隔の小さい凹溝7b,7bと間隔の小さい凸部6b,6bとが一致するように、収納ボックスの向きが定められる。
このように、本考案に係る収納ボックスは2通りの積み重ねを行うことが出来る。すなわち、小物類を収納している場合と内部が空に成っている場合とで積み重ね方を変えることが可能である。
本考案の収納ボックスで、(a)は平面図、(b)は底面図。 本考案の収納ボックスで、(a)は左側面図、(b)右側面図、(c)正面図。 内部に小物類を収容している場合の収納ボックスを積み上げた場合。 図3のA部拡大図。 内部が空の状態の収納ボックスを積重ねた場合。
符号の説明
1 底部
2 側壁部
3 側壁部
4 縁
5 縁
6 凸部
7 凹溝
8 係合溝
9 突片
10 リブ








Claims (3)

  1. 上方へ積み上げることが出来るように構成した小物類を収容する為の樹脂製の収納ボックスにおいて、四角形の底部各辺から僅かに傾斜して起立する側壁部を有し、各側壁部の上端には概略L形に屈曲した縁を形成し、そして対向する側壁部の内側には縁から底部にかけて2本の凹溝を設けると共に側壁部の外側には凸部を形成し、又凸部底には下方へ延びる突片を設け、上記縁には凹溝の隣に係合溝を形成し、上記凹溝には上方の収納ボックスの側壁部に設けた凸部が嵌り、上方の収納ボックスの向きを変えることで凸部底が下方の収納ボックスの縁に載置されると共に凸部底に形成した突片が係合溝に係合可能としたことを特徴とする積み上げ可能な樹脂製収納ボックス。
  2. 上方へ積み上げることが出来るように構成した小物類を収容する為の樹脂製の収納ボックスにおいて、四角形の底部各辺から僅かに傾斜して起立する側壁部を有し、各側壁部の上端には概略L形に屈曲した縁を形成し、そして対向する側壁部の内側には縁から底部にかけて2本の凹溝を設けると共に側壁部の外側には凸部を形成し、凸部底には下方へ延びる突片を設けて上記凹溝間距離及び凸部間距離は互いに違わせ、又上記縁には凹溝の隣に係合溝を形成し、該係合溝の間の距離を対向する凹溝間距離としたことを特徴とする積み上げ可能な樹脂製収納ボックス。
  3. 上記縁から下方へ延びるリブを形成した請求項1、又は請求項2記載の積み上げ可能な樹脂製収納ボックス。
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