JP3124572B2 - Ac型プラズマディスプレイパネルの駆動方法 - Google Patents

Ac型プラズマディスプレイパネルの駆動方法

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JP3124572B2 JP9041491A JP9041491A JP3124572B2 JP 3124572 B2 JP3124572 B2 JP 3124572B2 JP 9041491 A JP9041491 A JP 9041491A JP 9041491 A JP9041491 A JP 9041491A JP 3124572 B2 JP3124572 B2 JP 3124572B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル(PDP)の駆動方法に関する。
【0002】電極を誘電体で被覆したAC型(交流駆動
型)のPDPの内、8の字状に配置した7つのセグメン
トによって数字を表示するPDP(表示形態がニューメ
リック型のPDP)などでは、その表示方式として、表
示画面を区分した区分領域を表示単位として1画面を時
分割によって表示するリフレッシュ表示方式が用いられ
ている。
【0003】リフレッシュ表示方式は、メモリ表示方
式、すなわち区分領域毎に書込んだ表示を1画面の表示
期間内で持続させる方式に比べて、駆動回路の構成を簡
単化することができる。
【0004】
【従来の技術】図2はPDPの表示画面HGの一例を示
す平面図である。なお、ここでの例示は面放電形式のP
DPを対象としている。
【0005】図2の例では、表示画面HGは3つの区分
領域(桁領域)ESから構成されている。各区分領域E
Sでは、数字を表示するために8の字状に配置された7
つのセグメントSE1〜SE7と、小数点を表示するた
めのセグメントSE8とによって表示が行われる。
【0006】つまり、表示画面HGでは、各区分領域E
SのセグメントSE1〜SE8を選択発光させることに
よって、小数及び整数の3桁の数、すなわち「0.0
0」〜「999」の数の表示が可能である。
【0007】図3は図2に対応する電極構造の一例を示
す平面図である。
【0008】図3をも参照して、各区分領域ESには、
セグメントSE1〜SE8を縫うように引回し配線され
た電極X1〜X3(以下では単に「電極X」ということ
がある)と、各セグメントSE1〜SE8のそれぞれに
対応する電極Y1〜Y8(以下では単に「電極Y」とい
うことがある)とが設けられている。各電極Y1〜Y8
は、それぞれ各区分領域ESの間で電気的に共通接続さ
れている。
【0009】各セグメントSE1〜SE8内において、
電極X及び電極Yは櫛歯状にパターンニングされ、電極
Xの櫛歯と電極Yの櫛歯とが交互に入り組み合って近接
するように設けられている。このような電極X,Yによ
って、各セグメントSE1〜セグメントSE8に対応す
る放電セルCが画定され、各放電セルCの放電によって
各セグメントSE1〜セグメントSE8が一様な輝度で
発光する。
【0010】図4は面放電型のPDP1の構造を示す要
部断面図であり、図2のセグメントES8に対応する部
分を示している。
【0011】PDP1は、放電空間30を介して対向す
る一対のガラス基板11,21、所定発光色の蛍光体1
8、遮光セル層19、上述の電極X,Y、誘電体層2
5、及びMgOからなる保護膜26などから構成されて
いる。放電空間30にはネオンに少量のキセノンを混合
した放電ガスが封入されており、ガラス基板11の上面
が表示画面HGとなる。
【0012】電極X,Yは、背面側のガラス基板21の
内面上に設けられている。これら電極X,Yに対して後
述のように駆動電圧が印加されると、保護膜26上で面
放電が生じ、これによって生じた紫外線で蛍光体18が
励起されて発光する。
【0013】以上のように構成されたPDP1では、リ
フレッシュ表示方式によって表示画面HGの表示が行わ
れる。
【0014】図5は従来の駆動方法を示す電圧波形図で
ある。
【0015】表示画面HG上での3桁の数字の表示にあ
たって、1画面の表示期間(フレーム)が3つの単位表
示期間Tに分割され、各区分領域ESに割り当てた各単
位表示期間T毎に1つの区分領域ESに対する表示が順
に行われる。
【0016】すなわち、図2及び図3をも参照して、フ
レーム内の最初の単位表示期間Tにおいては、最上位の
桁(図2の左側の区分領域ES)に対応する電極X1に
対して、放電開始電圧を越える波高値の表示パルス(パ
ルス幅は5〜10μs程度)PHを周期的に印加する。
また、各桁間で共通化された電極Y1〜Y8に対して
も、表示すべき数字に応じて選択的に表示パルスPHを
印加する。ただし、電極Xと電極Yとの間では、印加す
る表示パルスPHに180度の位相差が設けられてい
る。つまり、電極X,Y間の電圧は、表示パルスPHの
半周期毎に交互に極性が入れ代わる。
【0017】このとき、例えばセグメントSE3〜SE
7を発光させて数字の「6」を表示するとすれば、電極
Y1〜Y8の内の電極Y3〜Y7に対して表示パルスP
Hを印加する。図5の中で表示パルスPHに付した斜線
は、セグメントSE1〜SE8毎に選択的に印加するこ
とを示している。
【0018】これにより、各表示パルスPHの立上がり
のタイミングで断続的に放電が生じ、所定のセグメント
SE3〜SE7が発光する。つまり、放電が生じると放
電セルC内の誘電体層25及び保護膜26に壁電荷が蓄
積し、これによって放電セルCに加わる電圧(セル電
圧)が低下して一旦は放電が停止するが、次の表示パル
スPHは壁電圧と同極性となることから再び放電が生じ
る。以降は、電極間の極性が反転する毎に放電が繰り返
し生じる。
【0019】次の単位表示期間Tにおいては、図2の中
央の区分領域ESに対応する電極X2に対して表示パル
スPHを印加し、これと並行して電極Y1〜Y8に対し
て選択的に表示パルスPHを印加する。このとき、例え
ばセグメントSE1〜SE4を発光させて数字の「3」
を表示するとすれば、電極Y1〜Y8の内、電極Y1〜
Y4に対して表示パルスPHを印加する。
【0020】さらに次の単位表示期間Tにおいては、図
2の右側の区分領域ESに対応する電極X3、及び表示
に応じて選択した電極Y1〜Y8に対して表示パルスP
Hを印加する。
【0021】以降においては、電極X1,X2,X3を
順に選択する1フレームの動作を繰り返し、所定時間中
は同一の画面表示を行う。なお、1フレームの中で単位
表示期間Tの2つ分の期間は各区分領域ESの表示が行
われないが、1フレームの長さを適当に選ぶことによ
り、目視の残像効果を利用してフリッカ(ちらつき)の
ない表示を行うことができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、リフ
レッシュ表示においては、単位表示期間T毎に各区分領
域ESの表示が一旦終了する。
【0023】しかし、従来においては、放電セルC内に
壁電荷が残存することから、単位表示期間Tの終了後
表示パルスPHの印加を中断する期間も、他の区分領域
ESの表示のための表示パルスPHによって半選択状態
(一方の電極に駆動電圧が印加されている状態)となっ
た放電セルCで放電が生じてしまい、このような放電セ
ルCに対応するセグメントES1〜ES8が引き続き発
光したり、前回の表示と表示内容を変更したにも係わら
ず、前回に発光させたセグメントES1〜ES8も発光
するといった、いわゆる余剰点灯が起こることがあっ
た。このような余剰点灯は、特にペニング効果を高めた
組成の放電ガスを封入した場合に起こり易い。
【0024】このため、誤表示となる余剰点灯を抑える
ために、駆動電圧(すなわち表示パルスPHの波高値)
を低く設定する必要があるので、駆動の電圧マージンと
して数ボルト程度しか許容されず、正規の表示を得るこ
とのできる正確な駆動が困難であるという問題があっ
た。
【0025】本発明は、上述の問題に鑑み、電圧マージ
ンを拡げることによって正確な駆動の容易化を図ること
を目的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の方法
は、複数の電極を覆う誘電体層の上に放電に伴って蓄積
する壁電荷の量を制御する駆動波形を、それぞれの前記
電極に印加するAC型プラズマディスプレイパネルの駆
動方法であって、前記駆動波形は、最初に表示用放電を
起こすための少なくとも1つの充電パルスと、前記表示
用放電を維持する複数の維持パルスとを含む第1の期間
と、複数の維持パルスによる表示用維持放電が中断され
る第2の期間とを備え、前記充電パルスは、所定の壁電
荷を蓄積することが可能なパルス幅で印加され、前記維
持パルスは、前記充電パルスよりも狭いパルス幅で前記
充電パルスの後に印加され、前記第1の期間において前
記維持パルスの後に壁電荷を消去するとが可能な消去パ
ルスが印加されるものである。請求項2の発明の駆動方
法において、前記消去パルスは前記維持パルスよりも狭
いパルス幅を有し、かつ、前記充電パルス、維持パル
ス、及び消去パルスは、全て同じ電圧に設定される。請
求項3の発明の方法は、電極が誘電体で被覆されたAC
型プラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、複
数連続した表示用放電を発生させる表示期間と前記表示
用放電が中断される期間とを含む駆動波形を前記電極に
規則的に印加し、前記表示期間は、所定強度の表示用放
電を生起する少なくとも1つの充電パルスを印加するス
テップと、前記充電パルスに後続して前記表示用放電を
維持するパルスであって当該充電パルスよりも狭いパル
ス幅を有する複数の維持パルスを印加するステップと、
前記維持パルスよりも狭いパルス幅を有して壁電荷を消
去することが可能な消去パルスを印加するステップとを
含むものである。
【0027】
【0028】
【作用】表示期間において、最初に少なくとも1つの
電パルスPCが印加され、このとき生じた放電によっ
て、放電セルCには壁電荷の蓄積を安定化させて以後の
放電を容易化する上で十分な所定の電荷が蓄積される。
充電パルス電圧PCに続いて維持パルス電圧PSが印加
され、これによる放電によって放電セルCには改めて電
荷が蓄積される。しかし、維持パルス電圧PSのパルス
幅が充電パルス電圧PCに比べて短いことから、このと
きの電荷の蓄積量は、充電パルス電圧PCによる電荷の
蓄積量に比べて少ない。その後に維持パルス電圧PS
周期的に印加され、表示の輝度の設定に応じた回数の放
電を生じる。最後に消去パルス電圧PDが印加され、こ
れによる放電によって放電セルCに残存している電荷が
中和されて消失する。したがって、以後の維持パルス電
圧PSの印加を中断する期間において、他のセルに対し
て維持パルス電圧PSが印加されても余剰点灯は生じな
い。維持パルス電圧PSの印加の再開に際しては、改め
て充電パルス電圧PCが印加され、十分な壁電荷が蓄積
する。
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【実施例】図1は本発明の駆動方法を示す電圧波形図で
ある。同図において、図5に対応する構成要素には同一
の符号を付してある。
【0034】図2〜図4をも参照して、単位表示期間T
において、最初に例えば各区分領域ESの表示を選択す
るための電極X側に対して、波高値が放電開始電圧(2
00ボルト程度)を越える正極性の充電パルスPCを印
加する。
【0035】充電パルスPCの立上がりエッジで放電が
生じて壁電荷の蓄積が始まる。壁電荷の蓄積に伴ってセ
ル電圧が低下し、所定の時点で放電が停止する。しか
し、充電パルスPCの印加中は壁電荷の蓄積が続く。充
電パルスPCのパルス幅(すなわち印加時間)tcは例
えば5〜10μs程度とされており、このため放電セル
Cには後の放電を確実に生じさせる上で十分な量の壁電
荷が蓄積する。
【0036】充電パルスPCに引き続いて、充電パルス
PCのパルス幅tcに比べて短いパルス幅ts(ts<
tc)の維持パルスPSを、表示すべき数字に応じて電
極Y側に選択的に印加する。図1の中で維持パルスPS
に付した斜線は、セグメントSE1〜SE8毎に選択的
に印加することを示している。
【0037】維持パルスPSの印加によって再び放電が
生じ、放電セルCに改めて壁電荷が蓄積する。しかし、
このときの壁電荷の蓄積量は、上述のようにパルス幅t
sが設定されていることから、充電パルスPCによる蓄
積量に比べて少ない。
【0038】その後、電極X側と電極Y側とに対して交
互に維持パルスPSを周期的に印加する。なお、実際の
維持パルスPSの印加回数は数十〜数百回程度とされ、
また表示の輝度調整のために適宜変更される。
【0039】本実施例では、維持パルスPSの波高値
は、充電パルスPCの波高値と同一である。つまり、放
電開始電圧を越える電圧が維持パルスPSによって放電
セルCに加わる。したがって、仮に放電セルCに壁電荷
が無くても維持パルスPSを印加する毎に放電が生じる
が、壁電荷があればセル電圧が維持パルスPSの波高値
以上となって放電が生じ易くなる。ただし、壁電荷の蓄
積量に応じてセル電圧が変わることから、放電に強弱が
生じることになる。
【0040】上述したように維持パルスPSよる放電で
は放電セルCに蓄積する壁電荷が少ないので、維持パル
スPSによる放電は回を重ねる度に若干ずつ弱まり、そ
のために放電セルCに蓄積する壁電荷は徐々に減少す
る。
【0041】所定回数の維持パルスPSの印加を終えた
後、最終の維持パルスPSに後続させる形で、例えば電
極X側に消去パルスPDを印加する。消去パルスPDの
波高値は充電パルスPC及び維持パルスPSと同一であ
り、また、消去パルスPDのパルス幅tdは、維持パル
スPSのパルス幅tsと同一又はそれより短い値(td
≦ts)、例えば1〜2μs程度である。
【0042】消去パルスPDの印加によって瞬発的な放
電(消去放電)が生じ、これによって放電セルC内の壁
電荷が消失する。このとき、上述したように維持パルス
PSによる壁電荷の蓄積量が抑えられていることから、
直前の維持パルスPSによって放電セルC内に蓄積して
残留する壁電荷はほぼ完全に消失する。
【0043】したがって、その後の他の区分領域ESに
対する表示に際して、放電セルCが半選択状態となって
も余剰点灯は起こらない。
【0044】以上の説明を要約すれば、各単位表示期間
Tにおいて、各放電セルCに対しては、余剰点灯を防止
するために消去放電を生じさせる消去パルスPDと、消
去パルスPDによる壁電荷の消去を容易とするために、
壁電荷の蓄積を抑えるようにパルス幅tsを設定した維
持パルスPSと、各放電セルCの放電特性のバラツキに
よる点灯漏れを防止する上で維持パルスPSによる放電
を確実に生じさせるために、表示の初期段階に十分な量
の壁電荷を放電セルCに蓄積させる充電パルスPCとい
う3種のパルス電圧が、充電パルスPC、維持パルスP
S、消去パルスPDの順に印加される。
【0045】上述の実施例によれば、従来のように余剰
点灯を防止するために駆動電圧を低く抑える必要がなく
なる。すなわち駆動電圧を高く設定することができる。
また、充電パルスPCを印加することによって維持パル
スPSによる放電の安定化が図られ、その上で維持パル
スPSによる壁電荷の蓄積が抑えられるので、低い印加
電圧でも壁電荷の完全消去が可能となることから、駆動
電圧の下限の上昇を抑えることができる。したがって、
駆動の電圧マージンを従来に比べて拡大することができ
る。実際に測定を行ったところ、従来の駆動方法によれ
ば電圧マージンが10ボルト以下であったPDP1にお
いて、電圧マージンを35ボルト程度以上に拡大するこ
とができた。
【0046】上述の実施例によれば、充電パルスPC、
維持パルスPS、及び、消去パルスPDの波高値を同一
の値に設定したので、駆動回路の簡単化することができ
る。
【0047】上述の実施例において、各パルスPC,P
S,PDのパルス幅tc,ts,tdは、電極配置や放
電ガス組成を含むPDP1の構造に応じて、上述の条件
を満たす範囲内で適宜選定することができる。
【0048】上述の実施例においては、各単位表示期間
T内に1回だけ充電パルスPCを印加したが、壁電荷の
蓄積をより安定化させるために充電パルスPCを続けて
複数回印加し、その後に維持パルスPSを印加してもよ
い。
【0049】上述の実施例においては、充電パルスPC
及び消去パルスPDを各区分領域ES間で個別の電極
(桁電極)Xに対して印加したが、要は放電セルCに対
して所定のセル電圧が加わりさえすればよいので、各区
分領域ES間で共通化された電極(セグメント電極)Y
に対して充電パルスPC及び消去パルスPDを印加する
か、又は電極Xと電極Yとに充電パルスPC及び消去パ
ルスPDを振り分けて印加してもよい。
【0050】上述の実施例においては、3つの区分領域
ESを有したPDP1を例示したが、区分領域ESの数
は、表示画面HGの大きさや形状に応じて適宜変更する
ことができる。また、表示の形態はセグメント表示に限
られず、さらに放電の形式は面放電形式に限られない。
つまりリフレッシュ表示方式によるドットマトリクス表
示のPDPや対向放電型のPDPにも本発明を適用する
ことができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、駆動の電圧マージンを
拡げることができ、余剰点灯及び点灯漏れの起こらない
正確な駆動の容易化を図ることができる。
【0052】請求項2の発明によれば、駆動回路の簡単
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動方法を示す電圧波形図である。
【図2】PDPの表示画面の一例を示す平面図である。
【図3】図2に対応する電極構造の一例を示す平面図で
ある。
【図4】面放電型のPDPの構造を示す要部断面図であ
る。
【図5】従来の駆動方法を示す電圧波形図である。
【符号の説明】
1 PDP(プラズマディスプレイパネル) HG 表示画面 ES 区分領域 X 電極 Y 電極 C 放電セル T 単位表示期間(表示期間) PC 充電パルス(充電パルス電圧) PS 維持パルス(維持パルス電圧) PD 消去パルス(消去パルス電圧)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−267695(JP,A) 特開 昭59−34591(JP,A) 特開 昭52−124(JP,A) 特開 昭57−27294(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/288 G09G 3/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電極を覆う誘電体層の上に放電に伴
    って蓄積する壁電荷の量を制御する駆動波形を、それぞ
    れの前記電極に印加するAC型プラズマディスプレイパ
    ネルの駆動方法であって、 前記駆動波形は、最初に表示用放電を起こすための少な
    くとも1つの充電パルスと、前記表示用放電を維持する
    複数の維持パルスとを含む第1の期間と、複数の維持パ
    ルスによる表示用維持放電が中断される第2の期間とを
    備え、 前記充電パルスは、所定の壁電荷を蓄積することが可能
    なパルス幅で印加され、 前記維持パルスは、前記充電パルスよりも狭いパルス幅
    で前記充電パルスの後に印加され 前記第1の期間において前記維持パルスの後に壁電荷を
    消去するとが可能な消去パルスが印加される ことを特徴
    とするAC型プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  2. 【請求項2】前記消去パルスは、前記維持パルスよりも
    狭いパルス幅を有し、 かつ、前記充電パルス、維持パルス、及び消去パルス
    は、全て同じ電圧に設定されていることを特徴とする請
    求項1記載のAC型プラズマディスプレイパネルの駆動
    方法。
  3. 【請求項3】電極が誘電体で被覆されたAC型プラズマ
    ディスプレイパネルの駆動方法であって、 複数連続した表示用放電を発生させる表示期間と前記表
    示用放電が中断される期間とを含む駆動波形を前記電極
    に規則的に印加し、 前記表示期間は、所定強度の表示用放電を生起する少な
    くとも1つの充電パルスを印加するステップと、前記充
    電パルスに後続して前記表示用放電を維持するパルスで
    あって当該充電パルスよりも狭いパルス幅を有する複数
    の維持パルスを印加するステップと、前記維持パルスよ
    りも狭いパルス幅を有して壁電荷を消去することが可能
    な消去パルスを印加するステップとを含むことを特徴と
    するAC型プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
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