JP3124309B2 - スキャナ装置及びこれを用いた読み取り方法 - Google Patents
スキャナ装置及びこれを用いた読み取り方法Info
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- JP3124309B2 JP3124309B2 JP03085594A JP8559491A JP3124309B2 JP 3124309 B2 JP3124309 B2 JP 3124309B2 JP 03085594 A JP03085594 A JP 03085594A JP 8559491 A JP8559491 A JP 8559491A JP 3124309 B2 JP3124309 B2 JP 3124309B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、キャリッジの移動方向
に対し、垂直な方向にセンサが横一列に並んだセンサ部
をもつスキャナ、及び、これを用いた読み取り方法に関
する。
に対し、垂直な方向にセンサが横一列に並んだセンサ部
をもつスキャナ、及び、これを用いた読み取り方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、スキャナ装置は原稿読取領域に置
かれたテスト原稿を読取ることにより、有効信号範囲と
原稿読取領域の原点とのズレを検出し、ズレ量がゼロに
なるように前記センサ部の取付位置調整を作業者が行っ
ていた。
かれたテスト原稿を読取ることにより、有効信号範囲と
原稿読取領域の原点とのズレを検出し、ズレ量がゼロに
なるように前記センサ部の取付位置調整を作業者が行っ
ていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のスキャ
ナ装置では前記ズレ量を検出するために、スキャナ装置
を分解し、直接信号をシンクロスコープで確認していた
ので、出荷時の調整に作業者の熟練がいり、また振動な
どによる前記センサ部の出荷後の位置ズレを補正するこ
とができないという課題があった。
ナ装置では前記ズレ量を検出するために、スキャナ装置
を分解し、直接信号をシンクロスコープで確認していた
ので、出荷時の調整に作業者の熟練がいり、また振動な
どによる前記センサ部の出荷後の位置ズレを補正するこ
とができないという課題があった。
【０００４】そこで、本発明の目的はセンサ部の取付位
置調整が不要なスキャナ装置を提供することである。
置調整が不要なスキャナ装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明はＨＤ信号受信後、左端のセンサから順に、
光量に見合う電圧レベルを出力するセンサ部と、入力し
た電圧レベルを有効信号が有効な間だけデジタル値に変
換し、出力するＡ／Ｄ変換部と、入力したデジタル値を
１ライン分記憶する、リード／ライト可能なメモリ部
と、セットされた値により変化する有効信号と、ＨＤ信
号を出力する信号発生回路と、蛍光灯と蛍光灯のＯＮ／
ＯＦＦと、信号発生回路とメモリ部を制御するＣＰＵを
有する構成とし、センサ部の取付位置調整が不要となる
ようにした。
に、本発明はＨＤ信号受信後、左端のセンサから順に、
光量に見合う電圧レベルを出力するセンサ部と、入力し
た電圧レベルを有効信号が有効な間だけデジタル値に変
換し、出力するＡ／Ｄ変換部と、入力したデジタル値を
１ライン分記憶する、リード／ライト可能なメモリ部
と、セットされた値により変化する有効信号と、ＨＤ信
号を出力する信号発生回路と、蛍光灯と蛍光灯のＯＮ／
ＯＦＦと、信号発生回路とメモリ部を制御するＣＰＵを
有する構成とし、センサ部の取付位置調整が不要となる
ようにした。
【０００６】
【作用】上記のように構成されたスキャナ装置において
は、ＣＰＵ部は画素ズラシ値、有効画素値を信号発生回
路にセットし、蛍光灯をＯＮする。信号発生回路は、１
ライン読取周期を示すＨＤ信号を発生し、ＣＰＵ部がセ
ットした前記値に従って有効画素信号を発生する。セン
サ部は、ＨＤ信号受信後、画素電圧を出力する。
は、ＣＰＵ部は画素ズラシ値、有効画素値を信号発生回
路にセットし、蛍光灯をＯＮする。信号発生回路は、１
ライン読取周期を示すＨＤ信号を発生し、ＣＰＵ部がセ
ットした前記値に従って有効画素信号を発生する。セン
サ部は、ＨＤ信号受信後、画素電圧を出力する。
【０００７】Ａ／Ｄ変換部は、画素電圧を受信すると、
有効信号が出てる間だけデジタル値に変換して画素デー
タを出力する。メモリ部は画素データを受け取り記憶す
る。ＣＰＵ部はメモリ部に記憶されている画素データを
読み出し、正確な画素ズラシ値を算出して信号発生回路
にセットする。
有効信号が出てる間だけデジタル値に変換して画素デー
タを出力する。メモリ部は画素データを受け取り記憶す
る。ＣＰＵ部はメモリ部に記憶されている画素データを
読み出し、正確な画素ズラシ値を算出して信号発生回路
にセットする。
【０００８】
【実施例】以下、図面を参照し本発明の好適な実施例を
説明する。実施例は図１の装置ブロック図に示す如く、
光量から画素電圧９を発生するセンサ部１と、画素電圧
９を受け取り、画素データ１０を出力するＡ／Ｄ変換部
２と、１ライン分の画素データ１０を記憶するメモリ部
３と、周期的に繰り返し出力するＨＤ信号４と画素ズラ
シ値１１と有効画素値１２に基づいて、有効信号５を発
生する信号発生手段である信号発生回路６と、蛍光灯７
と、メモリ部３に記憶している１ラインデータから筺体
端面を検出し、蛍光灯７のＯＮ／ＯＦＦを制御し、信号
発生回路６に画素ズラシ値１１、有効画素値１２をセッ
トするＣＰＵ部８から成る。
説明する。実施例は図１の装置ブロック図に示す如く、
光量から画素電圧９を発生するセンサ部１と、画素電圧
９を受け取り、画素データ１０を出力するＡ／Ｄ変換部
２と、１ライン分の画素データ１０を記憶するメモリ部
３と、周期的に繰り返し出力するＨＤ信号４と画素ズラ
シ値１１と有効画素値１２に基づいて、有効信号５を発
生する信号発生手段である信号発生回路６と、蛍光灯７
と、メモリ部３に記憶している１ラインデータから筺体
端面を検出し、蛍光灯７のＯＮ／ＯＦＦを制御し、信号
発生回路６に画素ズラシ値１１、有効画素値１２をセッ
トするＣＰＵ部８から成る。
【０００９】次に動作を説明する。スキャナが原稿を読
み取る前に、ＣＰＵ部８は蛍光灯７をＯＮし、画素ズラ
シ値＝“０”、有効画素値＝“３４７２”を信号発生回
路６にセットする。信号発生回路６は、ＨＤ信号４に同
期を取り、有効信号５を出力する。その様子を図２のタ
イミングチャートに示す。センサ部１は、光量に見合う
画素電圧９を出力する。Ａ／Ｄ変換部２は、有効信号５
が有効の区間だけ、画素電圧９を８ビットのデジタル値
に変換し、画素データ１０として出力する。
み取る前に、ＣＰＵ部８は蛍光灯７をＯＮし、画素ズラ
シ値＝“０”、有効画素値＝“３４７２”を信号発生回
路６にセットする。信号発生回路６は、ＨＤ信号４に同
期を取り、有効信号５を出力する。その様子を図２のタ
イミングチャートに示す。センサ部１は、光量に見合う
画素電圧９を出力する。Ａ／Ｄ変換部２は、有効信号５
が有効の区間だけ、画素電圧９を８ビットのデジタル値
に変換し、画素データ１０として出力する。
【００１０】メモリ部３は、画素データ１０を１ライン
分記憶する。ＣＰＵ部８は、メモリ部３から画素データ
１０を、１ライン分読み出し、筺体端面までの画素数を
検出し、それに原稿読取領域原点までの画素数を加算し
た値を、画素ズラシ値とし信号発生回路６にセットす
る。この場合の有効信号波形を図２の５ｂに示す。この
オペレーション終了後、スキャナは読取り動作に入る。
ＨＤ信号、画素ズラシ値、有効画素数から有効信号を発
生する信号発生手段としてＣＰＵ部を用いても良く、ま
た、有効画素の切り出しをＣＰＵ部のプログラム制御の
みで行うようにしてもかまわない。
分記憶する。ＣＰＵ部８は、メモリ部３から画素データ
１０を、１ライン分読み出し、筺体端面までの画素数を
検出し、それに原稿読取領域原点までの画素数を加算し
た値を、画素ズラシ値とし信号発生回路６にセットす
る。この場合の有効信号波形を図２の５ｂに示す。この
オペレーション終了後、スキャナは読取り動作に入る。
ＨＤ信号、画素ズラシ値、有効画素数から有効信号を発
生する信号発生手段としてＣＰＵ部を用いても良く、ま
た、有効画素の切り出しをＣＰＵ部のプログラム制御の
みで行うようにしてもかまわない。
【００１１】
【発明の効果】以上のように、スキャナが原稿を読み取
る場合、毎回本オペレーションを実行するので、以下に
示す効果がある。 １）振動により、センサ部の取付位置ズレが発生した場
合の取付位置調整がいらない。 ２）センサ部の取付位置のメカ精度をあまり必要とせ
ず、メカ設計がやりやすい。 ３）出荷時の、センサ部取付位置調整がいらない。
る場合、毎回本オペレーションを実行するので、以下に
示す効果がある。 １）振動により、センサ部の取付位置ズレが発生した場
合の取付位置調整がいらない。 ２）センサ部の取付位置のメカ精度をあまり必要とせ
ず、メカ設計がやりやすい。 ３）出荷時の、センサ部取付位置調整がいらない。
【図１】本発明のスキャナ装置のブロック図である。
【図２】本発明のスキャナ装置のタイミング図である。
１ センサ部 ２ Ａ／Ｄ変換部 ３ メモリ部 ４ ＨＤ信号 ５ 有効信号 ６ 信号発生回路 ７ 蛍光灯 ８ ＣＰＵ部 ９ 画素電圧 １０ 画素データ １１ 画素ズラシ値 １２ 有効画素値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 1/04 - 1/207
Claims (2)
- 【請求項１】 ＨＤ信号に応じて光量変化を画素電圧に
変換し出力するセンサ部と、 前記画素電圧をＡ／Ｄ変換して画素データを出力するＡ
／Ｄ変換部と、前記画素データから画素データの変化点の画素数を検出
し、原稿読み取り位置までの画素数を出力するＣＰＵ部
と、 原稿を読み取る前に、ＨＤ信号の直後から有効範囲を示
す有効信号を前記Ａ／Ｄ変換部に出力し、原稿読み取り
時には、前記ＣＰＵ部から入力された画素数に基づいて
補正された有効信号を前記Ａ／Ｄ変換部に出力する信号
発生手段と、 を備えることを特徴とする スキャナ装置。 - 【請求項２】 ＨＤ信号に応じて光量変化を画素電圧に
変換し出力するセンサ部と、有効信号に応じて前記画素
電圧をＡ／Ｄ変換して画素データを出力するＡ／Ｄ変換
部と、を備えるスキャナ装置を用いた読み取り方法であ
って、 前記センサ部が光量変化を画素電圧に変換し出力するス
テップと、 前記Ａ／Ｄ変換部が、第１の有効信号に同期して前記画
素電圧をＡ／Ｄ変換して画素データを出力するステップ
と、 前記画素データから画素データの変化点の画素数を検出
し、原稿読み取り位置までの画素数を算出するステップ
と、を原稿の読み取り前に行った後、 再度、前記センサ部が光量変化を画素電圧に変換し出力
するステップと、 前記原稿読み取り位置までの画素数に応じた画素ズラシ
値と前記第１の有効信号とに基づいて形成された第２の
有効信号を出力するステップと、 前記第２の有効信号に同期して、前記センサ部が出力す
る画素電圧をＡ／Ｄ変換して画素データを出力するステ
ップと、 を備えることにより原稿を読み取ることを特徴とするス
キャナ装置を用いた読み取り方法 。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03085594A JP3124309B2 (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | スキャナ装置及びこれを用いた読み取り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03085594A JP3124309B2 (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | スキャナ装置及びこれを用いた読み取り方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04317249A JPH04317249A (ja) | 1992-11-09 |
| JP3124309B2 true JP3124309B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=13863151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03085594A Expired - Fee Related JP3124309B2 (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | スキャナ装置及びこれを用いた読み取り方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3124309B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-17 JP JP03085594A patent/JP3124309B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04317249A (ja) | 1992-11-09 |
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|---|---|---|---|
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