JP3123427B2 - 雄型コネクタ - Google Patents

雄型コネクタ

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JP3123427B2
JP3123427B2 JP08116110A JP11611096A JP3123427B2 JP 3123427 B2 JP3123427 B2 JP 3123427B2 JP 08116110 A JP08116110 A JP 08116110A JP 11611096 A JP11611096 A JP 11611096A JP 3123427 B2 JP3123427 B2 JP 3123427B2
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retainer
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male
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宣吉 田中
幸則 阪
昭人 前川
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は雄型端子の変形等に
対処した雄型コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の雄型コネクタの構造は、図11に
示す通りである。コネクタハウジング1には、雄型端子
2を収容するためのキャビティ3と、フード部4とが形
成され、キャビティ3内に雄型端子2を保持するための
係止片であるランス5が設けられている。雄型端子2
は、後端に電線6をかしめ接続した状態でキャビティ3
内に先端から挿入され、完全挿入されると、雄型端子2
がランス5と係合して抜止状態になり、かつ、雄型端子
2の先端側にあるタブ部7がフード部4内に突出した状
態となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、雄型端子2
に電線6をかしめ接続する際には、雄型端子2の後端部
寄りに大きな圧縮力が作用するため、これが原因で電線
6のかしめ部よりも先端側が上方に反り返るように変形
する、いわゆるベンドアップ現象や逆方向に変形するベ
ンドダウン現象が発生することがある。また、このよう
なベンドアップやベンドダウン等の端子曲がりは発生し
なくとも、端子の搬送途中等にタブ部7が外力を受けて
タブ部7の根元部分が変形する端子曲がりが発生するこ
ともある。
【0004】図12にタブ部7の根元部分が変形した端
子曲がりの例を示してあるが、このような端子曲がりが
生じた雄型端子2をそのままコネクタハウジング1に装
着すると、タブ部7は嵌合相手の雌型端子への嵌合方向
に真っ直ぐに向かわず、図11に破線で示したように正
規姿勢から傾いた状態となってしまう。すると、相手側
コネクタの嵌合が困難になり、時にはタブ部7の先端が
相手側コネクタのコネクタハウジングに当接して全く嵌
合ができないという事態に陥ることがある。
【0005】かかる事態を避けるには、雄型端子2を1
つ1つ事前に検査することによって曲がり変形を発見
し、それをコネクタハウジングへの装着前に予め矯正し
ておくことが必要になるが、そのような検査・修正には
相当に手間を要するため、簡易な対策が望まれていた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、コネクタハウジングへの装着前の雄型
端子に曲がり変形があっても、それが相手方コネクタと
の嵌合の障害になることがない雄型コネクタを提供する
ところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】請求
項1の発明に係る雄型コネクタは、先端に相手側の雌型
端子と嵌合するタブ部を有する雄型端子を、コネクタハ
ウジングのキャビティに装着してタブ部をキャビティか
ら突出させてなるものにおいて、コネクタハウジングに
はキャビティの先端側に位置して雄型端子のタブ部に接
することでタブ部を雌型端子との嵌合方向に向かう正規
姿勢に矯正する矯正部を備え、コネクタハウジングは、
キャビティを備えたハウジング本体及びこのハウジング
本体に雄型端子の保持のためにその端子の装着後に挿入
されるリテーナを備えて構成され、矯正部は、ハウジン
グ本体に一体に設けられたキャビティ側矯正用突起と、
リテーナに一体に設けられたリテーナ側矯正用突起とか
らなり、リテーナの装着状態で両矯正用突起は雄型端子
のタブ部を挟み付けることでタブ部を雌型端子との嵌合
方向に向かう正規姿勢に矯正するところに特徴を有す
る。
【0008】上記構成によれば、コネクタハウジングの
キャビティに装着された雄型端子が電線圧着時のベンド
アップやベンドダウン或いは外力によるタブの変形等の
各種原因による端子曲がりとなっているものであるとす
ると、そのキャビティの先端側に設けられた矯正部が雄
型端子のタブ部に接触する。この結果、時には雄型端子
の曲がり変形が修正されてタブ部が真っ直ぐに延びた形
態に戻され、また、仮に雄型端子の剛性が高いために変
形を十分に修正して元に戻すことができない場合でも、
矯正部の接触による案内作用によってタブ部は雌型端子
との嵌合方向に向かう正規姿勢に矯正される。従って、
雄型端子が万一変形していたとしても、相手方コネクタ
との嵌合時に雄型端子が相手方コネクタのコネクタハウ
ジングに当接して嵌合の障害になるようなことを確実に
防止することができるものである。しかも、タブ部が、
キャビティ側矯正用突起とリテーナ側矯正用突起との間
に挟み付けられるようになるから、姿勢矯正機能が強力
になり、雄型端子の曲がり変形に対して確実に対処でき
るようになる。
【0009】請求項2の発明に係る雄型コネクタは、
求項1に記載の雄型コネクタにおいて、矯正用突起に
は、雄型端子のタブ部の先端をその矯正用突起の頂部に
案内する誘導斜面が形成されているところに特徴を有す
る。
【0010】この構成によれば、雄型端子のキャビティ
への挿入時、或いは、リテーナの挿入時にタブ部の先端
が誘導斜面に当接して矯正用突起の頂部を乗り越えるよ
うに案内されることになるから、雄型端子やリテーナを
円滑に挿入できるようになり、作業性に優れるという利
点が得られる。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図1ないし図10を参照して説明する。
【0019】本実施形態の雄型コネクタは例えば防水タ
イプであって、コネクタハウジング10に雄型端子40
を装着して構成されている。コネクタハウジング10は
雄型端子40を収容するためのキャビティ21を備えた
ハウジング本体20と、このハウジング本体20の前面
から装着されるリテーナ30とから構成されている。
【0020】雄型端子40は、図2に示すように、先端
に平板状に形成されたタブ部41を備えるとともに、後
端のインシュレーションバレル43にて防水用のゴム栓
50とともに電線60をかしめ固定してある。また、そ
の電線60の芯線はワイヤバレル44にて雄型端子40
にかしめ固定してある。
【0021】一方、ハウジング本体20のキャビティ2
1は前後を開口した筒型をなして例えば上下3段に形成
されており、各キャビティ21の後端側開口から上記雄
型端子40を先端(タブ部41の側)から挿入して収容
可能となっている。その収容状態で、図3に示すように
各雄型端子40のタブ部41はキャビティ21の前端開
口23を貫通して前方に突出し、これらがハウジング本
体20の先端側に一体成型したフード部25内に位置す
る。そして、キャビティ21には中程に軸線方向に延び
るランス22が後側を片持ち状態にして備えられてお
り、雄型端子40をキャビティ21内に挿入するとラン
ス22が撓み変形して雄型端子40の挿入が許容され、
これが正規位置に達するとランス22の先端に形成した
突起が雄型端子40に係合してその抜け止めを図る。な
お、ランス22の撓みを許容する空間はキャビティ21
の前端開口23にかけて連通しており、ここに後述する
リテーナ30の係止板32が進入可能になっている。
【0022】さて、リテーナ30はフード部25内でキ
ャビティ21の前端部分を覆蓋するようにキャップ状に
形成されており、幅方向中央には上下方向に配向したこ
じり防止板31を突出して形成してある。リテーナ30
におけるキャビティ21の前端面に対面する側には前記
ランス22の撓み許容空間に向かって突出する係止板3
2が各段のキャビティ21に対応して上下3段に形成さ
れており、各係止板32はリテーナ30の装着時にラン
ス22の撓み許容空間に進入する。これにより、ランス
22は撓み変形が阻止され、その撓み変形に起因する雄
型端子40の抜けを確実に防止していわゆる二重係止機
能を発揮する。
【0023】そして、リテーナ30の上2段の係止板3
2の上面、及び最下段の係止板32の下面にはキャビテ
ィ21の前端部に位置してリテーナ側矯正用突起33が
上向き及び下向きに突設され、その根本部分にはリテー
ナ30の挿入先端側に誘導斜面33aが形成されてい
る。また、ハウジング本体20においてキャビティ21
の先端部位置には、上2段のキャビティ21については
下向きに、最下段のキャビティ21については上向きに
キャビティ側矯正用突起24が突設され、その根本部分
にはキャビティ21内側に誘導斜面24aが形成されて
いる。そして、リテーナ30の装着状態で両矯正用突起
24,33は、雄型端子40のタブ部41の厚さ寸法と
ほぼ等しいギャップを介して上下に対向するようになっ
ており、上下の対向面は互いに平行となって相手側の雌
形コネクタとの嵌合方向に沿うように真っ直ぐ延びてい
る。
【0024】次に、上記構成からなる本実施形態におけ
る組立手順を説明する。雄型端子40の装着前は、ハウ
ジング本体20とリテーナ30とは分離状態、或いは、
リテーナ30の係止板32がランス22の撓み空間内に
進入していない仮装着状態としておく。その上で、予め
電線60をかしめ固定した雄型端子40を、そのタブ部
41を先頭にしてキャビティ21の後側から挿入する。
すると、ランス22が撓み変形して雄型端子40の進入
が許容され、タブ部41がキャビティ21から完全に突
出して雄型端子40が正規位置に達したところでランス
22が弾性変形してこれと係合する。なお、この際、雄
型端子40の挿入角度等の関係でタブ部41の先端がキ
ャビティ側矯正用突起24に当接する場合があるが、そ
のときはタブ部41が誘導斜面24aに案内されて簡単
にキャビティ側矯正用突起24を乗り越えることにな
る。ついで、リテーナ30を正規位置に押し込む。する
と、リテーナ30の係止板32がランス22の撓み空間
内に進入し、ランス22の撓みを阻止するようになって
雄型端子40が二重係止される。なお、この状態で、リ
テーナ30は図示しない周知の係合機構によってハウジ
ング本体20に係止される。
【0025】ところで、雄型端子40は電線60の圧着
工程を経るから、その圧着時に圧着部の先方側が上方に
反り返るように変形するベンドアップ或いは逆に曲がる
ベンドダウン現象を生ずることがある。また、雄型端子
40の搬送途中でタブ部41が外力を受けて根元部分か
ら曲がり変形することもある。このような各種原因によ
る端子曲がり変形が雄型端子40に発生していた場合に
は、本実施形態では、次のようにしてタブ部41の姿勢
が矯正される。例えばタブ部41の根元部分に曲がりが
生じているとすると、雄型端子40のうちキャビティ2
1内に位置する部分は真っ直ぐに収容されていても、キ
ャビティ21からフード部25内に突出するタブ部41
は図4に示すように僅かな傾斜状態となる。しかし、こ
の後、リテーナ30をハウジング本体20側に挿入する
と、まずタブ部41の先端がリテーナ30の係止板32
の上面に当接し、ついでリテーナ30の挿入に伴って誘
導斜面33aに案内されながら、リテーナ側矯正用突起
33を乗り越えるようになる(図5参照)。そして、リ
テーナ30が正規位置まで完全に挿入された状態では、
図6に示すように、タブ部41の根本部分がキャビティ
側矯正用突起24とリテーナ側矯正用突起33との間に
挟み付けられたようになり、両矯正用突起24,33の
対向面が平行でかつ相手側の雌形コネクタとの嵌合方向
に沿うように真っ直ぐ延びているから、ここに挟まれた
タブ部41は曲がり変形が強制的に修正され、結局、タ
ブ部41が相手側コネクタとの嵌合方向に向かう正規姿
勢に矯正されることになる。
【0026】また、タブ部41が図4とは逆方向に曲が
っていた場合には、キャビティ21に装着された直後の
雄型端子40は、図8に示すようにタブ部41が右上が
り状態となる。しかし、この後、リテーナ30をハウジ
ング本体20に装着することで、前述したと同様に、タ
ブ部41の根元部分がキャビティ側矯正用突起24とリ
テーナ側矯正用突起33との間に挟み付けられたように
なるから、タブ部41の曲がり変形は強制的に修正さ
れ、やはりタブ部41は相手側コネクタとの嵌合方向に
向かう正規姿勢に矯正されることになる(図9参照)。
【0027】なお、雄型端子40の剛性が高い場合に
は、その曲がり変形が容易には修正されない場合があ
る。しかし、このような場合でも、タブ部41の根元部
分がキャビティ側矯正用突起24とリテーナ側矯正用突
起33との間に挟み付けられたようになり、両矯正用突
起24,33の対向面が平行でかつ相手側の雌形コネク
タとの嵌合方向に沿うように真っ直ぐ延びているから、
図10に示すように、タブ部41は相手側コネクタとの
嵌合方向に向かう正規姿勢に矯正される。この場合、雄
型端子40は、キャビティ21内に収容されている部分
がそのクリアランス範囲内で僅かに傾くことになるが、
実用上の問題は生じない。また、電線圧着時にベンドア
ップやベンドダウンが生じている場合には、雄型端子4
0に、ワイヤバレル44とタブ部41の根元との中間付
近に曲がり変形が発生する。このような場合でも、上述
の説明と同様に、タブ部41の根元部分がキャビティ側
矯正用突起24とリテーナ側矯正用突起33との間に挟
み付けられて真っ直ぐに延び、その結果、雄型端子40
のワイヤバレル44側がキャビティ21内で傾斜し、或
いは、クリアランスの範囲を越えた変形があった場合に
はインシュレーションバレル43がキャビティの内壁に
押し付けられるようになってワイヤバレル44近くの曲
がり変形は強制的に修正される。従って、ベンドアップ
やベンドダウンの発生に関わらず、やはりタブ部41は
相手側コネクタとの嵌合方向に向かう正規姿勢に矯正さ
れることになる。
【0028】このように、本実施形態においては、本
来、雄型端子40の二重係止のために設けられているリ
テーナ30を利用し、そのリテーナ30にリテーナ側矯
正用突起33を突設するとともに、ハウジング本体20
にキャビティ側矯正用突起24を設け、両矯正用突起2
4,33にてタブ部41の根元部分を挟み付けるように
したから、タブ部41が万一曲がり変形していたとして
も、タブ部41を相手側コネクタとの嵌合方向に向かう
正規姿勢に矯正することができる。従って、相手方コネ
クタとの嵌合時に雄型端子40が相手方コネクタのコネ
クタハウジングに当接して嵌合の障害になるようなこと
を確実に防止することができる。また、製造工程上、雄
型端子40はその曲がり変形を気にすることなく単純に
ハウジング本体20に装着すればよいから、その装着前
に1つ1つ検査したり、曲がり変形品を修正したりする
必要が無くなるから、生産性が大きく向上する。
【0029】しかも、本来は雄型端子40の二重係止の
ために装着されるリテーナ30を利用しているから、姿
勢矯正のための専用部品が不要であって極めて合理的で
ある。
【0030】なお、本発明は上記記述及び図面によって
説明した実施の形態に限定されるものではなく、例えば
次のような実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれ、
さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変
更して実施することができる。 (1)上記実施形態ではリテーナ30に矯正用突起33
を設けるようにしたが、これに限らず、タブ部の矯正を
行うためには、必ずしも別部品で構成する必要はなく、
端子の曲がり変形と反対の方向にタブ部を押し曲げるた
めに、例えば、ハウジング本体の開口にタブ部を反対方
向に湾曲させる傾斜面を形成するなどの矯正部を形成し
ても良い。
【0031】また、別部品で構成するにしても、必ずし
もリテーナを利用しなくとも、二重係止機能を与えるた
めのリテーナはハウジング本体の側壁側から雄型端子と
は直行する方向に挿入するようにし、これとは別に矯正
部を備えた専用の矯正部品を装着するようにしてもよ
い。 (2)また、必ずしも一対の矯正用突起を設けるに限ら
ず、端子の曲がり変形方向が一定方向であるような場合
には、ハウジング本体側のみ、或いは、リテーナ側のみ
に矯正用突起を設けてもよい。 (3)上記実施形態においては、各矯正用突起24,3
3に誘導斜面24a,33aを形成したが、これは必要
に応じて設ければよいものであり、要は、雄型端子のタ
ブ部に接することでタブ部を雌型端子との嵌合方向に向
かう正規姿勢に矯正する矯正部を備えれば足る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る雄型コネクタの分解
斜視図
【図2】同じく組立前の縦断面図
【図3】同じく組立後の縦断面図
【図4】タブ部が下側に変形している場合の組立前の要
部縦断面図
【図5】同じく組立過程の要部縦断面図
【図6】同じく組立後の要部縦断面図
【図7】同じく要部正面図
【図8】タブ部が上側に変形している場合の組立前の要
部縦断面図
【図9】同じく組立後の要部縦断面図
【図10】雄型端子がキャビティ内で変形している場合
の要部縦断面図
【図11】従来の雄型コネクタの縦断面図
【図12】従来の雄型端子の側面図
【符号の説明】
10…コネクタハウジング 20…ハウジング本体 21…キャビティ 22…ランス 24…キャビティ側矯正用突起 24a,33a…誘導斜面 30…リテーナ 32…係止板 33…リテーナ側矯正用突起 40…雄型端子 41…タブ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市田 清文 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−86078(JP,A) 特開 平2−278673(JP,A) 特開 平8−115762(JP,A) 特開 平8−306424(JP,A) 実開 平5−73891(JP,U) 実開 平5−61970(JP,U) 実公 平3−47261(JP,Y2) 実公 平5−28689(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/42 H01R 13/64

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に相手側の雌型端子と嵌合するタブ
    部を有する雄型端子を、コネクタハウジングのキャビテ
    ィに装着して前記タブ部を前記キャビティから突出させ
    てなるものにおいて、 前記コネクタハウジングには前記キャビティの先端側に
    位置して前記雄型端子のタブ部に接することでタブ部を
    前記雌型端子との嵌合方向に向かう正規姿勢に矯正する
    矯正部を備え、前記コネクタハウジングは、前記キャビティを備えたハ
    ウジング本体及びこのハウジング本体に前記雄型端子の
    保持のためにその端子の装着後に挿入されるリテーナを
    備えて構成され、前記矯正部は、前記ハウジング本体に
    一体に設けられたキャビティ側矯正用突起と、前記リテ
    ーナに一体に設けられたリテーナ側矯正用突起とからな
    り、前記リテーナの装着状態で前記両矯正用突起は前記
    雄型端子のタブ部を挟み付けることでタブ部を前記雌型
    端子との嵌合方向に向かう正規姿勢に矯正する ことを特
    徴とする雄型コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記矯正用突起には、前記雄型端子のタ
    ブ部の先端をその矯正用突起の頂部に案内する誘導斜面
    が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の雄
    型コネクタ。
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