JP3122776B2 - 塗布具の塗布先 - Google Patents
塗布具の塗布先Info
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Description
具、インキ、糊、液状化粧料、粉体化粧料、薬剤などの
塗布剤を塗布する塗布具の塗布先に関する。
は、塗布先として複数の筆毛を基部でまとめた筆穂を有
する。刷毛は、複数の毛を束ねた塗布片を複数配設した
塗布先を有する。この刷毛の中には歯ブラシのように塗
布片の先端を専ら利用するようにしたものもあるが、多
くは塗布片の側部を利用した面塗り用とされている。
は、筆よりも一定幅の塗布に対して都合がよい。しか
し、それでも力の入れ加減によって塗布先全体としての
幅が広がってしまうので、塗布幅の安定性は決して良く
ない。
性板よりなる塗布片を複数互いに隙間を有して千鳥状に
配設してなる塗布具の塗布先を要旨とする。
体1は、押圧変形可能な合成樹脂製ブロー成形品などか
らなり、内部を塗布剤収容室2としており、また口部3
に螺着した先体4とで塗布先部材5を挾着している。塗
布先部材5は、塗布部としての3枚の櫛歯状部材6と、
これら櫛歯状部材6間に形成した2個の塗布剤吐出孔
7、それに、これら塗布剤吐出孔7と前記塗布材収容室
2との連結孔8を有している。各櫛歯状部材6はそれぞ
れの櫛歯9を対向させていない。即ち、隣合う櫛歯状部
材6は、互いに相手の櫛歯9間の隙間の部分に自らの櫛
歯9を位置させており、櫛歯9は全体として千鳥状に、
それも互いに隙間を有して配列したものとなっている。
偏平性は、櫛歯状部材6の偏平性と一致している。ま
た、この櫛歯9が弾性変形が可能であるよう塗布先部材
5の材質は選択されている。材質の一例としては、天然
ゴム又はスチレン・ブタジエンゴム、ポリイソプレン、
ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム等の
ジエン系合成ゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴ
ム、ウレタンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、ア
クリルゴム、フッ素ゴム等の非ジエン系合成ゴム、塩素
化ポリエチレン、エピクロロヒドリン、多硫化ゴムとい
った合成ゴムや、スチレン系、オレフイン系、エステル
系、ウレタン系、1,2−ポリブタジエン系、ポリアミ
ド系といった熱可塑性エラストマーや、ナイロン、ポリ
エチレンといった軟質の合成樹脂が挙げられる。
途、所望する塗布タッチなどにより適宜選択されてよ
い。例えば、ポリビニールアルコールを水に溶解させた
一般的な糊のようなものの場合には劣化を考慮してシリ
コンゴム、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリエ
ステル系熱可塑性エラストマーなど選択し、また、塗布
剤が有機溶剤を用いているものの場合には耐溶剤性を考
慮して選択し、例えば、メチルシクロヘキサンに対して
フッ素ゴムなど選択し、その他、比較的滑らかな塗布タ
ッチを得んとするならば摩擦抵抗の少ないものを選択す
るなどする。ちなみに、通常の手で把持して使用する塗
布具とする場合には、糊付け具、筆跡修正具などの種類
に拘らず、ショアー硬度がA30〜D80程度のものを
選択すると概ね良好である。
性板よりなる塗布片」になっている。即ち、本例は、塗
布片が各列において一体品となっており、また、各列も
互いに一体品となっているものの一例である。各塗布片
が独立であって、例えば、インサート成形、接着、圧入
などを利用することにより、塗布先部材の本体となるも
のに固定することなどもできるが、もともと全体として
一体品となったものを準備する方が容易であることによ
る。
形状は適宜である。また、各々の櫛歯9(従って、塗布
片)の形状も全て等しくなる必要はない。図4は使用時
の櫛歯9の変形状態の一例を示すが、中央部に位置する
櫛歯9は変形内側(図面右側)の櫛歯9より変形外側
(図面左側)の櫛歯9と近づいたものとなっている。図
面矢印の方向に塗布したとき、先ず、十分量の塗布剤を
塗布面に供給し、その後、塗布の均一化を図らんとする
一例であるが、塗布形態によっては、むしろ逆にする
(中央部に位置する櫛歯9を変形内側の櫛歯9より変形
外側の櫛歯9に近づける)ことを求められる場合なども
あり、それぞれの要求に応じたものとしてよいことによ
る。以下、いくつか例示する。
9の数が両側のものより一つ多くなっている。櫛歯9幅
及び櫛歯9間の隙間をすべて等しくすると、櫛歯状部材
6は幅の異なったものとなる。上述した例のものにおけ
るように、中央部に位置する櫛歯9の数が両側のものよ
り一つ少ないものとできれば、その逆も可能である。
形状に配置している。図面右側の部分での塗布と左側の
部分での塗布とで塗布幅が異なる。
が凹んでいる。塗布剤は、この凹んだ中央部の部分で比
較的多量に塗布される。
の基部の高さを互いに異ならせたものである。
の厚みを互いに異ならせたものである。
の中にあって櫛歯9の基部の高さを異ならせたものであ
る。
9の突出先端位置も異ならせたものである。
設けたものである。勿論、櫛歯9は塗布片としての形状
を確保している。
状例である。
部材6両端にある櫛歯9の基部を他の基部より厚く、櫛
歯9の厚みを先端が薄くなるようなテーパー状に形成し
ている。
9の外側に先端が低くなるようなテーパー状のリブを設
けている。
9の外側基部に突部を設けている。
9を截頭角錐形状となした。
る。例えば、上述したものにおいてはすべて櫛歯状部材
6を3列に配置したものを示したが、例えば、4列、5
列或はそれ以上と言ったように、塗布片が千鳥状に配設
される範囲内で適宜配列すればよい。ここで、射出成形
によってこのような複雑な形状のものとする場合、もし
も、型からの取り出しが困難になる恐れがあるときは、
図26に示すようなアンダーカット利用の形状にするこ
ともできる。また、塗布剤吐出孔の数や形状、それに配
置箇所など適宜であり、例えば、前述したものにおける
2個の塗布剤吐出孔7をそれぞれ二つに分けて合計4つ
の塗布剤吐出孔とすることもできる。ある櫛歯状部材6
内の櫛歯9間の隙間に位置してもよい。更に、容器本体
1として、ピストン−シリンダー機構とか適宜弁機構と
かによる塗布剤吐出構造となったものとすることもでき
る。また、このような塗布剤内蔵型の塗布具に用いるの
ではなく、所謂、つけ筆タイプのものに用いることもで
きる。
互いに隙間を有して千鳥状に配設してなる本発明の塗布
具の塗布先によれば、塗布片が厚さ方向には容易に変形
するが幅方向には容易には変形しないので、塗布幅の安
定した塗布をスムースに行なうことができる。
図。
図。
斜視図。
す要部側面図。
す要部側面図。
図。
図。
相当図。
13相当図。
図。
図。
面図。
相当図。
Claims (1)
- 【請求項1】 偏平細長の弾性板よりなる塗布片を複数
互いに隙間を有して千鳥状に配設してなる塗布具の塗布
先。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04078829A JP3122776B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 塗布具の塗布先 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04078829A JP3122776B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 塗布具の塗布先 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05237436A JPH05237436A (ja) | 1993-09-17 |
JP3122776B2 true JP3122776B2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=13672722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04078829A Expired - Lifetime JP3122776B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 塗布具の塗布先 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3122776B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4421230C2 (de) * | 1994-06-17 | 1996-11-21 | Werner & Mertz Gmbh | Vorrichtung zum Verteilen von pastösem Material auf Oberflächen |
JP4924977B2 (ja) * | 2005-08-08 | 2012-04-25 | 株式会社カツシカ | 塗布ブラシおよび塗布ブラシの製造方法 |
EP1752061B1 (de) * | 2005-08-11 | 2008-04-16 | Geka Brush Gmbh | Applikator für ein kosmetisches Produkt |
CN104736256B (zh) | 2012-06-25 | 2018-09-14 | 3M创新有限公司 | 用于涂覆波状外形表面的装置 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP04078829A patent/JP3122776B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05237436A (ja) | 1993-09-17 |
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