JP3122260B2 - スピンドルモータ - Google Patents
スピンドルモータInfo
- Publication number
- JP3122260B2 JP3122260B2 JP04297827A JP29782792A JP3122260B2 JP 3122260 B2 JP3122260 B2 JP 3122260B2 JP 04297827 A JP04297827 A JP 04297827A JP 29782792 A JP29782792 A JP 29782792A JP 3122260 B2 JP3122260 B2 JP 3122260B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- bracket
- boss
- shaft
- pressing force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/10—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load
- F16C17/102—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load with grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure
- F16C17/107—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load with grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure with at least one surface for radial load and at least one surface for axial load
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2370/00—Apparatus relating to physics, e.g. instruments
- F16C2370/12—Hard disk drives or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はスピンドルモータ、特
に、動圧流体スラストベアリングを用いたスピンドルモ
ータに関する。
に、動圧流体スラストベアリングを用いたスピンドルモ
ータに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、動圧流体スラストベアリングを用
いたスピンドルモータとしては、図７に示すものがあっ
た。
いたスピンドルモータとしては、図７に示すものがあっ
た。
【０００３】即ち、このスピンドルモータは、ブラケッ
トａに一端部ｂが固定されるシャフトｃと、シャフトｃ
に回転自在に枢支されるボス部ｄを有するハブｅと、を
備える。
トａに一端部ｂが固定されるシャフトｃと、シャフトｃ
に回転自在に枢支されるボス部ｄを有するハブｅと、を
備える。
【０００４】そして、シャフトｃの他端部ｆに、リング
体ｇを外嵌固定し、このリング体ｇの両面に、夫々動圧
発生溝が形成される。
体ｇを外嵌固定し、このリング体ｇの両面に、夫々動圧
発生溝が形成される。
【０００５】また、ハブｅの上壁に凹部ｈが形成され、
この凹部ｈに上記リング体ｇが内装され、この凹部ｈの
開口部が施蓋部材ｉにて施蓋される。そして、この凹部
ｈ内に流体ベアリングの流体としての油が充填される。
この凹部ｈに上記リング体ｇが内装され、この凹部ｈの
開口部が施蓋部材ｉにて施蓋される。そして、この凹部
ｈ内に流体ベアリングの流体としての油が充填される。
【０００６】従って、リング体ｇの内面側に、ハブｅに
軸心方向内方（ブラケット側）への押圧力を付与する動
圧流体スラストベアリング部が形成され、リング体ｇの
外面側に、ハブｅに上記押圧力と反対の方向の押圧力を
付与する動圧流体スラストベアリング部が形成され、こ
れにより、ハブｅは、軸心方向所定位置に保持される。
軸心方向内方（ブラケット側）への押圧力を付与する動
圧流体スラストベアリング部が形成され、リング体ｇの
外面側に、ハブｅに上記押圧力と反対の方向の押圧力を
付与する動圧流体スラストベアリング部が形成され、こ
れにより、ハブｅは、軸心方向所定位置に保持される。
【０００７】なお、シャフトｃのボス部対応面部には、
複数の溝が形成されてなる一対の溝形成部ｊ，ｊが形成
され、ボス部ｄの内周面とシャフトｃのボス部対応面部
との間に上述の油が充填され、一対の動圧流体ラジアル
ベアリング部ｋ，ｋが形成される。これによってハブｅ
はブラケットａに対して回転自在に支持される。
複数の溝が形成されてなる一対の溝形成部ｊ，ｊが形成
され、ボス部ｄの内周面とシャフトｃのボス部対応面部
との間に上述の油が充填され、一対の動圧流体ラジアル
ベアリング部ｋ，ｋが形成される。これによってハブｅ
はブラケットａに対して回転自在に支持される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】従って、上述の従来の
スピンドルモータでは、施蓋部材ｉを必要とする。
スピンドルモータでは、施蓋部材ｉを必要とする。
【０００９】そのため、部品点数が増加すると共に組立
て工数が増加し、また、軸心方向への占有スペースを要
するためラジアルベアリング部ｋ，ｋ間が短くなり、ラ
ジアル軸剛性が小さくなる。さらに、コイルスペースも
小さくなる欠点もあった。
て工数が増加し、また、軸心方向への占有スペースを要
するためラジアルベアリング部ｋ，ｋ間が短くなり、ラ
ジアル軸剛性が小さくなる。さらに、コイルスペースも
小さくなる欠点もあった。
【００１０】そこで、本発明では、施蓋部材が不要とな
って、全体の部品点数の減少を図ることができ、かつ、
コイルスペースの増加による出力の向上や効率の向上等
も図ることができるスピンドルモータを提供することを
目的とする。
って、全体の部品点数の減少を図ることができ、かつ、
コイルスペースの増加による出力の向上や効率の向上等
も図ることができるスピンドルモータを提供することを
目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るスピンドルモータは、ブラケットに
一端部が固定されるシャフトと、該シャフトに回転自在
に枢支されるボス部を有するハブと、を備えたスピンド
ルモータに於て、上記シャフトの他端部側に、上記ハブ
に軸心方向内方への第１押圧力を付与する第１動圧流体
スラストベアリング部を設けると共に、上記ハブのボス
部のブラケット対応端面とこれに対面するブラケットの
ボス部対応面との間に、上記ハブに上記第１押圧力と反
対の方向の第２押圧力を付与する第２動圧流体スラスト
ベアリング部を設けたものである。
めに、本発明に係るスピンドルモータは、ブラケットに
一端部が固定されるシャフトと、該シャフトに回転自在
に枢支されるボス部を有するハブと、を備えたスピンド
ルモータに於て、上記シャフトの他端部側に、上記ハブ
に軸心方向内方への第１押圧力を付与する第１動圧流体
スラストベアリング部を設けると共に、上記ハブのボス
部のブラケット対応端面とこれに対面するブラケットの
ボス部対応面との間に、上記ハブに上記第１押圧力と反
対の方向の第２押圧力を付与する第２動圧流体スラスト
ベアリング部を設けたものである。
【００１２】
【作用】ハブは、第１動圧流体スラストベアリング部に
て軸心方向内方への第１押圧力が付与され、第２動圧流
体スラストベアリング部にて第１押圧力と反対の第２押
圧力（軸心方向内方の押圧力）が付与されるので、ハブ
は軸心方向所定位置に位置決めされ、保持される。
て軸心方向内方への第１押圧力が付与され、第２動圧流
体スラストベアリング部にて第１押圧力と反対の第２押
圧力（軸心方向内方の押圧力）が付与されるので、ハブ
は軸心方向所定位置に位置決めされ、保持される。
【００１３】そして、第１押圧力と反対の第２押圧力を
付与する第２動圧流体スラストベアリング部は、ハブの
ボス部のブラケット対応面とこれに対面するブラケット
のボス部対応面との間に設けられるので、従来のよう
に、ハブの凹部に施蓋部材を設けて、リング体の外面側
に、動圧流体スラストベアリング部を設ける必要がな
い。
付与する第２動圧流体スラストベアリング部は、ハブの
ボス部のブラケット対応面とこれに対面するブラケット
のボス部対応面との間に設けられるので、従来のよう
に、ハブの凹部に施蓋部材を設けて、リング体の外面側
に、動圧流体スラストベアリング部を設ける必要がな
い。
【００１４】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
詳説する。
【００１５】図１は本発明に係るスピンドルモータを示
し、このモータは、ブラケット１に一端部２ａが固定さ
れるシャフト２と、該シャフト２に回転自在に枢支され
るボス部３を有するハブ４と、を備える。
し、このモータは、ブラケット１に一端部２ａが固定さ
れるシャフト２と、該シャフト２に回転自在に枢支され
るボス部３を有するハブ４と、を備える。
【００１６】即ち、ブラケット１のボス部５にシャフト
２の一端部２ａが挿入固着され、該ボス部５にステータ
６が固定される。
２の一端部２ａが挿入固着され、該ボス部５にステータ
６が固定される。
【００１７】なお、ステータ６は、ステータコア６ａと
ステータコア６ａに巻設されるステータコイル６ｂとか
らなる。
ステータコア６ａに巻設されるステータコイル６ｂとか
らなる。
【００１８】しかして、ハブ４は、円筒状の周壁７と、
上壁８と、該上壁８から垂下されるボス部３と、からな
り、図示省略の磁気ディスクが取付けられる。また、上
壁８の上面には、凹部９が設けられる。なお、ハブ４の
周壁７の内周面にはロータマグネット10が付設される。
上壁８と、該上壁８から垂下されるボス部３と、からな
り、図示省略の磁気ディスクが取付けられる。また、上
壁８の上面には、凹部９が設けられる。なお、ハブ４の
周壁７の内周面にはロータマグネット10が付設される。
【００１９】また、シャフト２は、ハブ４の軸心孔11に
挿通されるが、この場合、シャフト２の外周面12には、
複数の溝が形成されてなる一対の溝形成部15，15が形成
されると共に、シャフト２の外周面12と軸心孔11の内周
面との間の隙間に油が充填され、これにより、一対の動
圧ラジアルベアリング部16，16が形成される。
挿通されるが、この場合、シャフト２の外周面12には、
複数の溝が形成されてなる一対の溝形成部15，15が形成
されると共に、シャフト２の外周面12と軸心孔11の内周
面との間の隙間に油が充填され、これにより、一対の動
圧ラジアルベアリング部16，16が形成される。
【００２０】しかして、このスピンドルモータには、シ
ャフト２の他端部２ｂ側に、ハブ４に軸心方向内方への
第１押圧力Ｆ1 を付与する第１動圧流体スラストベアリ
ング部17が設けられ、ハブ４のボス部３のブラケット対
応端面13とこれに対面するブラケット１のボス部対応面
14との間に、ハブ４に上記押圧力Ｆ1 と反対の方向へ第
２押圧力Ｆ2 を付与する第２動圧流体スラストベアリン
グ部18が設けられる。
ャフト２の他端部２ｂ側に、ハブ４に軸心方向内方への
第１押圧力Ｆ1 を付与する第１動圧流体スラストベアリ
ング部17が設けられ、ハブ４のボス部３のブラケット対
応端面13とこれに対面するブラケット１のボス部対応面
14との間に、ハブ４に上記押圧力Ｆ1 と反対の方向へ第
２押圧力Ｆ2 を付与する第２動圧流体スラストベアリン
グ部18が設けられる。
【００２１】即ち、シャフト２の他端部２ｂ側に、ハブ
４の凹部９に内装されるリング体19が外嵌固着される。
この場合、リング体19の裏面20には、図２に示すよう
に、多数の溝22…が形成されると共に、リング体19の裏
面20と凹部９の底面21との間に油が充填され、これによ
り、第１動圧流体スラストベアリング部17が形成され
る。なお、溝22…はスパイラル状に配設される。
４の凹部９に内装されるリング体19が外嵌固着される。
この場合、リング体19の裏面20には、図２に示すよう
に、多数の溝22…が形成されると共に、リング体19の裏
面20と凹部９の底面21との間に油が充填され、これによ
り、第１動圧流体スラストベアリング部17が形成され
る。なお、溝22…はスパイラル状に配設される。
【００２２】また、ボス部３のブラケット対応端面13に
は、図３に示すように、多数の溝23…が形成されると共
に、ブラケット対応端面13とこれに対面するブラケット
１のボス部対応面14との間に油が充填され、これによ
り、第２動圧流体スラストベアリング部18が形成され
る。
は、図３に示すように、多数の溝23…が形成されると共
に、ブラケット対応端面13とこれに対面するブラケット
１のボス部対応面14との間に油が充填され、これによ
り、第２動圧流体スラストベアリング部18が形成され
る。
【００２３】従って、油は、リング体19の裏面20と凹部
９の底面21との間からブラケット対応端面13とボス部対
応面14との間までに油が充填されることになる。
９の底面21との間からブラケット対応端面13とボス部対
応面14との間までに油が充填されることになる。
【００２４】そこで、この場合、油飛散防止のために、
リング体19の外周面24とこれに対面する凹部９の内周面
25とに、夫々、撥油処理を施すと共に、ボス部３の外周
面26のブラケット対応端面13側の周面部27とこれに対面
するステータコア６ａの内周面28の対応部29との間にも
撥油処理を施すのが好ましい。
リング体19の外周面24とこれに対面する凹部９の内周面
25とに、夫々、撥油処理を施すと共に、ボス部３の外周
面26のブラケット対応端面13側の周面部27とこれに対面
するステータコア６ａの内周面28の対応部29との間にも
撥油処理を施すのが好ましい。
【００２５】撥油処理とは、例えば撥油性に優れたフッ
素系の樹脂を用いてコーティング等を行なうことをい
う。
素系の樹脂を用いてコーティング等を行なうことをい
う。
【００２６】このように構成されたスピンドルモータに
よれば、第１動圧流体スラストベアリング部17と第２動
圧流体スラストベアリング部18とによってハブ４が軸心
方向所定位置に位置決めされた状態で保持されつつ回転
する。
よれば、第１動圧流体スラストベアリング部17と第２動
圧流体スラストベアリング部18とによってハブ４が軸心
方向所定位置に位置決めされた状態で保持されつつ回転
する。
【００２７】また、リング体19の外面30側に、ハブ４に
動圧流体スラストベアリング部を設ける必要がなくな
り、リング体19の外面30に対面する施蓋部材を設ける必
要がなくなる。
動圧流体スラストベアリング部を設ける必要がなくな
り、リング体19の外面30に対面する施蓋部材を設ける必
要がなくなる。
【００２８】従って、施蓋部材が省略される分、全体の
部品点数が減少し、組立て易くなり、また、軸心方向長
さが同一である従来のスピンドルモータ（施蓋部材を有
する。）と比べた場合、施蓋部材が省略される分、ハブ
４内部の空間を大きくとることができ、これにより、コ
イルスペースの増加を図ることができて、モータとして
のパワーを向上させることができると共に巻線作業が容
易となる。
部品点数が減少し、組立て易くなり、また、軸心方向長
さが同一である従来のスピンドルモータ（施蓋部材を有
する。）と比べた場合、施蓋部材が省略される分、ハブ
４内部の空間を大きくとることができ、これにより、コ
イルスペースの増加を図ることができて、モータとして
のパワーを向上させることができると共に巻線作業が容
易となる。
【００２９】さらに、動圧ラジアルベアリング部16，16
間の距離を大きくすることができ、安定した回転を得る
ことができる。
間の距離を大きくすることができ、安定した回転を得る
ことができる。
【００３０】図４はシャフト２の変形例を示し、この場
合、シャフト２とリング体19とが一体形成されたもので
ある。
合、シャフト２とリング体19とが一体形成されたもので
ある。
【００３１】次に、図５は他の実施例の要部を示し、こ
の場合、ブラケット１のボス部５には、凹窪部31が形成
され、この凹窪部31内に、ハブ４のブラケット対応端面
13が挿入される。
の場合、ブラケット１のボス部５には、凹窪部31が形成
され、この凹窪部31内に、ハブ４のブラケット対応端面
13が挿入される。
【００３２】即ち、凹窪部31の底面をもってボス部対応
面14とし、このボス部対応面14に、図３に示すように、
多数の溝23…を形成すると共に、このボス部対応面14と
ブラケット対応端面13との間に油を充填する。
面14とし、このボス部対応面14に、図３に示すように、
多数の溝23…を形成すると共に、このボス部対応面14と
ブラケット対応端面13との間に油を充填する。
【００３３】従って、この実施例によれば、油の飛散が
有効に防止される。
有効に防止される。
【００３４】さらに、ボス部３の外周面26のブラケット
対応端面13側の周面部27と、これに対面する凹窪部31の
内周面32とに、撥油性に優れた樹脂をコーティングする
撥油処理を施すのも好ましい。
対応端面13側の周面部27と、これに対面する凹窪部31の
内周面32とに、撥油性に優れた樹脂をコーティングする
撥油処理を施すのも好ましい。
【００３５】また、図６は別の実施例の要部を示し、こ
の場合、ブラケット１のボス部５を、フランジ部33に一
体の本体34と、この本体34に取付けられるリング体35
と、から形成している。
の場合、ブラケット１のボス部５を、フランジ部33に一
体の本体34と、この本体34に取付けられるリング体35
と、から形成している。
【００３６】即ち、リング体35の表て面をもってボス部
対応面14とし、このボス部対応面14に、多数の溝を形成
すると共に、このボス部対応面14とブラケット対応端面
13との間に油を充填している。
対応面14とし、このボス部対応面14に、多数の溝を形成
すると共に、このボス部対応面14とブラケット対応端面
13との間に油を充填している。
【００３７】従って、この場合、溝はリング体35に形成
されるものであり、しかも、このリング体35は別部材と
して製造することができるので、その溝加工を簡単に行
なうことができる利点がある。
されるものであり、しかも、このリング体35は別部材と
して製造することができるので、その溝加工を簡単に行
なうことができる利点がある。
【００３８】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
り、例えば、第１動圧流体スラストベアリング部17を形
成するための溝22を、図例とは逆に、リング体19の裏面
20に対面する凹部９の底面21に形成するも自由であり、
また、第２動圧流体スラストベアリング部18を形成する
ための溝23を、図１と図５とは逆にボス部対応面14に形
成するも自由である。
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
り、例えば、第１動圧流体スラストベアリング部17を形
成するための溝22を、図例とは逆に、リング体19の裏面
20に対面する凹部９の底面21に形成するも自由であり、
また、第２動圧流体スラストベアリング部18を形成する
ための溝23を、図１と図５とは逆にボス部対応面14に形
成するも自由である。
【００３９】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
で、次に記載する効果を奏する。
【００４０】従来では必要としていた施蓋部材を省略す
ることができ、これにより、部品点数の減少及び組立工
数の減少を図ることができ、低コストに簡単に製造する
ことができる。
ることができ、これにより、部品点数の減少及び組立工
数の減少を図ることができ、低コストに簡単に製造する
ことができる。
【００４１】また、施蓋部材を有する従来のスピンドル
モータと比べた場合、軸心方向長さを同じであれば、コ
イルスペースの増加を図ることができ、モータとしての
パワーを向上させることができると共に、モータ効率の
向上を図ることができ、しかも巻線作業も容易に行なえ
る利点がある。
モータと比べた場合、軸心方向長さを同じであれば、コ
イルスペースの増加を図ることができ、モータとしての
パワーを向上させることができると共に、モータ効率の
向上を図ることができ、しかも巻線作業も容易に行なえ
る利点がある。
【００４２】さらに、施蓋部材を省略することができる
ので、その分、ラジアルベアリング部16，16間の距離を
大きくとることができ、ラジアル軸受けとしての剛性の
増加を図れ、ハブ４は常に安定して回転することができ
る。
ので、その分、ラジアルベアリング部16，16間の距離を
大きくとることができ、ラジアル軸受けとしての剛性の
増加を図れ、ハブ４は常に安定して回転することができ
る。
【図１】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図２】リング体の斜視図である。
【図３】ハブのボス部の底面図である。
【図４】シャフトの変形例を示す断面図である。
【図５】他の実施例の要部断面図である。
【図６】別の実施例の要部断面図である。
【図７】従来のスピンドルモータを示す断面図である。
１ ブラケット ２ シャフト ２ａ 一端部 ２ｂ 他端部 ３ ボス部 ４ ハブ 13 ブラケット対応端面 14 ボス部対応面 17 第１動圧流体スラストベアリング部 18 第２動圧流体スラストベアリング部 Ｆ1 第１押圧力 Ｆ2 第２押圧力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−112544（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−112642（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−23344（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−316717（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−188350（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−93469（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−28760（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02K 5/167
Claims (1)
- 【請求項１】 ブラケット１に一端部２ａが固定される
シャフト２と、該シャフト２に回転自在に枢支されるボ
ス部３を有するハブ４と、を備えたスピンドルモータに
於て、上記シャフト２の他端部２ｂ側に、上記ハブ４に
軸心方向内方への第１押圧力Ｆ1 を付与する第１動圧流
体スラストベアリング部17を設けると共に、上記ハブ４
のボス部３のブラケット対応端面13とこれに対面するブ
ラケット１のボス部対応面14との間に、上記ハブ４に上
記第１押圧力Ｆ1 と反対の方向の第２押圧力Ｆ2 を付与
する第２動圧流体スラストベアリング部18を設けたこと
を特徴とするスピンドルモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04297827A JP3122260B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | スピンドルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04297827A JP3122260B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | スピンドルモータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06121484A JPH06121484A (ja) | 1994-04-28 |
| JP3122260B2 true JP3122260B2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=17851674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04297827A Expired - Lifetime JP3122260B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | スピンドルモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3122260B2 (ja) |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2500731B2 (ja) * | 1992-11-12 | 1996-05-29 | 日本電気株式会社 | 磁気ディスク装置用スピンドルモ―タ |
| US8472132B2 (en) | 2008-05-26 | 2013-06-25 | Nidec Corporation | Fluid dynamic bearing apparatus arranged to discharge air bubbles generated therein and a spindle motor and a disk drive apparatus including the same |
| JP5233854B2 (ja) | 2009-06-12 | 2013-07-10 | 日本電産株式会社 | 軸受装置、スピンドルモータ、及びディスク駆動装置 |
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-
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- 1992-10-09 JP JP04297827A patent/JP3122260B2/ja not_active Expired - Lifetime
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