JP3122191B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

Info

Publication number
JP3122191B2
JP3122191B2 JP26666991A JP26666991A JP3122191B2 JP 3122191 B2 JP3122191 B2 JP 3122191B2 JP 26666991 A JP26666991 A JP 26666991A JP 26666991 A JP26666991 A JP 26666991A JP 3122191 B2 JP3122191 B2 JP 3122191B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
video signal
compression ratio
compression
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26666991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05111057A (ja
Inventor
長作 能弾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP26666991A priority Critical patent/JP3122191B2/ja
Publication of JPH05111057A publication Critical patent/JPH05111057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3122191B2 publication Critical patent/JP3122191B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2眼式立体視における
映像信号を記録することが可能な記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アナログ記録のVTRに関する第1の従
来例について説明する。2眼式立体視の映像信号を記録
する記録再生装置として、アナログ記録VTRの構成例
を図4に示す。
【0003】入力端子10、11よりそれぞれ入力され
た2つの映像信号は、映像信号選択部12に入力され
る。映像信号選択部50はコントローラ56により、あ
らかじめ決められた周期に基づき入力された映像信号の
1方を信号処理部51に対して出力する。コントローラ
56は、切り替え信号を映像信号選択部50へ出力する
と同時に、必要な場合にはその切り替え信号を記録する
ために信号処理部51に対しても出力する。信号処理部
51より出力される信号は、記録再生部52において磁
気テープに記録される。記録再生部15は、市販されて
いる通常のVTRと同様の構成で良い。再生動作は、記
録再生部52において磁気テープより出力される信号
を、信号処理部51で必要な処理を行い、出力端子54
より映像信号を出力する。また切り替え信号抽出部53
では、再生画像の切り替え信号の発生を行い、切り替え
信号を出力端子55より出力する。切り替え信号の再生
方法としては、専用に記録された信号から再生する方法
のほかに、映像信号から再生しても良い。第1の従来例
では、右目用と左目用の2つの映像信号を時分割で表示
しており、その時分割の方法の例として、図5に示す2
通りが考えられる。
【0004】図5(a)の方式は、映像信号の偶数フィ
ールドと奇数フィールドをそれぞれ2つの映像信号に割
り当て、1フィールドごとに記録する映像信号を切り替
える方式である。この方式は、通常の映像信号と同じ信
号形態で、記録再生ができる利点があるが、1画面に対
して1フィールド分の情報しか記録していないため、垂
直解像度が半分になってしまう欠点があった。
【0005】図5(b)の方式は、図5(a)の方式の
欠点が補なえるように、1画面の両方のフィールドが記
録できるように1フレームごとに記録する映像信号を切
り替える方式である。しかし、この方式では、2フレー
ムに1度しか画面を表示することができないため、ちら
つきが増えてしまい動き方向の解像度が劣化してしまう
欠点がある。
【0006】次に第2の従来例について説明する。第2
の従来例における全体のブロック図を図6に示す。第2
の従来例は、アナログ記録のVTRおよびディジタル記
録のVTRに共通に適応可能で、アナログ記録の場合に
は、入力端子10、11にアナログ映像信号が入力さ
れ、ディジタル記録の場合にはディジタル映像信号が入
力される。映像信号は時間軸圧縮部60、61において
2分の1に時間軸圧縮した後、時間軸多重部62におい
て1つの信号に多重される。多重された信号は、記録再
生部52において記録に必要な変調を行った後、磁気テ
ープに記録される。
【0007】次に、再生時の動作を説明する。磁気テー
プから読み出された信号は、記録再生部52において復
調された後、時間軸分割部63によって2つの映像信号
に分割される。2つの映像信号は、時間軸圧縮された状
態にあるため、時間軸伸張部64、65において、元の
時間軸に戻され、出力端子25、26に同時に出力され
る。第2の従来例における映像信号の記録方法の例を図
7に示す。それぞれの映像信号は2分の1に時間軸圧縮
され、2つの映像信号を交互に記録していく。
【0008】第2の従来例では、第1の従来例の問題点
を解決するために2つの映像信号のすべてを記録するこ
とが方式的には可能である。しかしそのためには、磁気
テープの消費量を2倍にする、あるいは信号の記録密度
を2倍にしなければいけなかった。テープ消費量を増や
した場合には記録時間が減少する問題点があった。記録
密度を上げた場合には、アナログ記録の時には画質の低
下、ディジタル記録の時には誤り率の悪化といった問題
点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来、立体視のための
2つの映像情報を記録するためには、時間的あるいは空
間的な解像度の劣化を許容するか、高記録密度を達成し
なければ行けない問題点があった。本発明は、立体視に
おける主観的な解像度等の品質を劣化させずに記録密度
を低下させることができる記録再生装置の提供を目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明では、立体映像を得るための第1の映像
信号及び第2の映像信号の記録、再生を行う記録再生装
置において、前記第1の映像信号を第1の圧縮率で圧縮
するための第1の圧縮手段と、前記第2の映像信号を第
2の圧縮率で圧縮するための第2の圧縮手段と、前記第
1の圧縮率と前記第2の圧縮率とが各々異なるように
し、かつ該第1及の圧縮率及び該第2の圧縮率を交互に
切り替えるように制御する制御手段とを備えたことを特
徴とする。
【0011】
【作用】高能率符号化技術によりデータの圧縮を行うこ
とは、記録密度を低下させることに非常に役立つ。しか
し、圧縮率を上げていくと画質の劣化が起こり始め、さ
らに圧縮率を上げていくと次第に画質の劣化が進んでし
まう。
【0012】1方、2眼式の立体視では、片方の映像の
画質がある程度良ければ、もう1方の画質が多少悪くて
も、総合的な画質には余り影響しない。従って、1方の
映像信号の圧縮率を大きくすることにより、立体視に対
する評価を落とさずに記録するデータ量を削減すること
が可能となる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明における実施例の全体ブロック図を
示している。
【0014】記録時における動作を示す。2つの映像信
号は、入力端子10、11から入力され、それぞれフレ
ームメモリ12、13にデータが蓄えられる。次に2つ
の映像信号を画像圧縮率14において順次所定の圧縮率
で圧縮する。圧縮方式には難散コサイン変換等が適応可
能であるが、特に圧縮方式は規定しない。2つの映像信
号を画像圧縮部14において順次所定の方式で圧縮す
る。圧縮方式には種々の方式が考えられる。例えば離散
コサイン変換方式がある。離散コサイン変換方式とは、
1つの画面を8×8程度のブロックに分割し、そのブロ
ックに対して離散コサイン変換を行った後、変換後のデ
ータを適当に量子化することにより圧縮する方式であ
る。2つの映像信号の圧縮率はコントローラ15により
制御される。圧縮されたデータは誤り訂正符号付加部1
6で訂正のためのデータ追加され、記録変調部17にお
いて記録再生系に適した信号形態に変換した後、磁気ヘ
ッド18によって磁気テープ19に記録される。
【0015】再生時には、磁気ヘッド18により磁気テ
ープ19から読み出された信号が復調部20で復調さ
れ、誤り訂正部21に入力される。誤り訂正部21では
誤り訂正符号付加部16において追加されたデータを用
いて、記録再生系で発生した誤りの訂正と検出を行う。
訂正されたデータは画像伸長部22において元の映像信
号に復元され、映像信号の種類に応じてフレームメモリ
23または24に記録される。フレームメモリ23、2
4より2つの映像信号が同時に読み出され、それぞれ出
力端子25、26から同時に出力される。
【0016】表示には、例えば図2に示す方法がある。
この方法は、右目用の表示装置30と、左目用の表示装
置31の前面にそれぞれ偏光特性の異なる偏光板32,
33を設置し、2つの映像をハーフミラー34により合
成する。観察者は、偏光版の取り付けられた眼鏡35を
着用する。眼鏡35に取り付けられた偏光版の偏光特性
は左右で異なり、右目には右目用の表示装置と同じ、左
目には左目用の表示装置31と同じ偏光特性を持った偏
光板が取り付けられている。表1は、圧縮前の1フレー
ムの画像のデータ量(1.0)を基準としたときの各手
法における圧縮後におけるデータ量を示した表である。
【0017】
【表1】
【0018】第1の手法は、圧縮後のデータ量の合計を
圧縮をしていない単一の画像のデータ量と等しくした例
である。圧縮率の例として、第1の映像信号を4分の3
に、第2の映像信号を4分の1に圧縮する場合が考えら
れる。この手法の特徴は、1つの映像信号を圧縮せずに
記録を行うVTRと記録再生系を共通に使用することが
可能となる。
【0019】第2の手法は、圧縮後のデータ量の合計を
圧縮をしていない単一の画像データよりも小さくした例
である。圧縮率の例としては、第1の映像信号を4分の
1に、第2の映像信号を10分の1に圧縮する場合が考
えられる。この手法の特徴は、記録するデータ量を大き
く削減することが可能なため、他の手法と比較して、よ
り低い記録密度、より長い記録時間等を達成することが
できる。
【0020】第3の手法は、第1の映像信号には圧縮を
行わず、第2の映像信号のみを圧縮する方法である。こ
の手法によれば、1つの映像信号のみを記録する場合と
2つの信号を記録する場合に共通の記録フォーマットを
構成することが可能となる。フォーマットの構成例を図
4に示す。第1の映像信号を映像ブロック41に、第2
の映像信号を映像ブロック40に記録する。音声信号は
音声ブロック42に記録する。1つの映像信号のみを記
録する場合には、ブロック40を映像信号のために使用
せず、多チャンネルの音声信号、静止画情報など多目的
に使用することが可能である。
【0021】人間は、右目と左目を等しく使用しておら
ず、利き目を持っている。利き目は個人により異なって
いる。利き目用の映像信号に対して圧縮率の大きい映像
信号が選択されていると、画質の悪い映像を中心に見て
しまうため、立体視としての主観評価が低くなってしま
う。従って、2つの映像信号に対する圧縮率を交互に切
り替えることによって立体視画像の総合的な品質を向上
させることができる。切り替え周波数には、フィールド
周波数、フレーム周波数、1走査線おきなどが使用可能
である。ただし、切り替えによるちらつきが感じられな
いように設定することが望ましい。なお、本発明は上述
した実施例に限定されるものではない。
【0022】上述した実施例では、第1の映像信号に対
する圧縮方式と第2の映像信号に対する圧縮方式とは同
一であったが、各映像信号ごとに圧縮方式を変えること
もできる。その例としては、2つの映像信号間の差分情
報に対して圧縮を施すような、各映像信号間の相関を利
用した方式を用いることができる。これは、立体視映像
は、互いに相関が非常に高いことを利用するものであ
る。そしてこの相関を利用して一方の圧縮を行えば、該
映像信号をより効率よく圧縮することができる。即ち、
第1の映像信号と第2の映像信号とで各々圧縮率が異な
れば、種々の圧縮方式を用いることは可能である。
【0023】
【発明の効果】以上上述したように本発明の磁気記録再
生装置によれば、1方の映像信号の圧縮率を他の映像信
号の圧縮率と異なるようにすることにより、立体視に対
する評価を落とさずに記録するデータ量を削除すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を説明するための図
【図2】 本発明の実施例における表示方法を説明する
ための図
【図3】 本発明の実施例における記録フォーマットを
示した図
【図4】 第1の従来例の記録再生装置のブロック図
【図5】 第1の従来例の記録再生装置における映像信
号の記録方法を説明するための図
【図6】 第2の従来例の記録再生装置のブロック図
【図7】 第2の従来例の記録再生装置における映像信
号の記録方法を説明するための図
【符号の説明】
10,11…映像信号の入力端子 12,13…入力用フレームメモリ 14 …画像圧縮部 15 …コントローラ 16 …誤り検査符号付加部 21 …誤り訂正部 22 …画像伸長部 23,24…出力用フレームメモリ 25,26…映像信号出力端子 30,31…表示装置 32,33…偏光板 34 …ハーフミラー 35 …偏光板付き眼鏡

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体映像を得るための第1の映像信号及
    び第2の映像信号の記録、再生を行う記録再生装置にお
    いて、 前記第1の映像信号を第1の圧縮率で圧縮するための第
    1の圧縮手段と、 前記第2の映像信号を第2の圧縮率で圧縮するための第
    2の圧縮手段と、 前記第1の圧縮率と前記第2の圧縮率とが各々異なるよ
    うにし、かつ該第1の圧縮率及び該第2の圧縮率を交互
    に切り替えるように制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第1の圧縮率及び
    前記第2の圧縮率を交互に切り替える切り替え周波数と
    して、フィールド周波数、フレーム周波数、1走査線お
    きのいずれかを使用することを特徴とする請求項1記載
    の記録再生装置。
JP26666991A 1991-10-16 1991-10-16 記録再生装置 Expired - Fee Related JP3122191B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26666991A JP3122191B2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26666991A JP3122191B2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05111057A JPH05111057A (ja) 1993-04-30
JP3122191B2 true JP3122191B2 (ja) 2001-01-09

Family

ID=17434049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26666991A Expired - Fee Related JP3122191B2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3122191B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19619598A1 (de) * 1996-05-15 1997-11-20 Deutsche Telekom Ag Verfahren zur Speicherung oder Übertragung von stereoskopischen Videosignalen
CN1204743C (zh) * 1999-07-16 2005-06-01 松下电器产业株式会社 光盘、光盘的记录再生装置及记录再生方法
JP3861839B2 (ja) 2003-04-04 2006-12-27 ソニー株式会社 情報記録装置、情報記録方法、情報再生装置、情報再生方法及び情報記録媒体
US8594180B2 (en) 2007-02-21 2013-11-26 Qualcomm Incorporated 3D video encoding
JP5656676B2 (ja) * 2011-02-08 2015-01-21 キヤノン株式会社 映像表示装置、映像表示方法及びプログラム
JP2014175945A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Toshiba Corp 映像蓄積装置、映像蓄積再生装置、映像蓄積方法及び映像蓄積再生方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05111057A (ja) 1993-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5677981A (en) Video signal recording apparatus which receives a digital progressive scan TV signal and switches the progressive signal frame by frame alternately
JPS61253993A (ja) 立体テレビジョン画像信号の伝送方法
JPH0759047A (ja) トリックプレイ機能を備えたデジタル高精細度テレビ映像記録装置
US5852706A (en) Apparatus for recording and reproducing intra-frame and inter-frame encoded video data arranged into recording frames
US5999657A (en) Recording and reproducing apparatus for digital image information
JP3122191B2 (ja) 記録再生装置
JPH0937243A (ja) 動画像符号化装置及び復号装置
JPH01278183A (ja) デイジタル画像記録及び又は再生装置
JPH07236163A (ja) 立体動画像再生装置
US6611286B1 (en) Image sensing apparatus using a non-interlace scanning type image sensing device
JPH0752938B2 (ja) 記録装置及び記録再生装置
JPH1075424A (ja) 圧縮画像データ及び圧縮音声データの記録/再生装置、記録媒体及び伝送システム
JP2001054063A (ja) デジタル記録機器
JP3792780B2 (ja) 画像処理装置
JP3519846B2 (ja) 静止画生成回路
JPH08172645A (ja) 立体情報記録媒体及びその立体情報記録装置
JP3946177B2 (ja) 動画像符号化装置及び復号装置
JP2821125B2 (ja) ビデオ信号伝送システム
JPH0750855A (ja) 画像伝送装置
JP2615655B2 (ja) 記録装置
JP2812779B2 (ja) 圧縮画像の多画面再生装置
JP2812780B2 (ja) 圧縮画像再生装置
JPH08307905A (ja) 記録装置
JPH0832871A (ja) 複眼撮像装置及び複眼撮像記録再生装置
JPH0723427A (ja) 立体映像記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees