JP3121856U - 操作力補助装置 - Google Patents

操作力補助装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3121856U
JP3121856U JP2006001047U JP2006001047U JP3121856U JP 3121856 U JP3121856 U JP 3121856U JP 2006001047 U JP2006001047 U JP 2006001047U JP 2006001047 U JP2006001047 U JP 2006001047U JP 3121856 U JP3121856 U JP 3121856U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
force
auxiliary
operating
clutch
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006001047U
Other languages
English (en)
Inventor
辰夫 宮城
Original Assignee
辰夫 宮城
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 辰夫 宮城 filed Critical 辰夫 宮城
Priority to JP2006001047U priority Critical patent/JP3121856U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3121856U publication Critical patent/JP3121856U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Abstract

【課題】手動や電動で行うブレーキ機構やクラッチ機構等の、操作力に対し反発力のある機構の操作において外部動力を必要とせずに操作力を軽減し、尚且つ元の操作感を損なわない操作感が自然な操作力補助装置であること。
【解決手段】***作力補助機構に並列接続し、元のレバー比やピストン比に変更を加える事無く補助力バネ複数を用いることで操作力の軽減と戻り力を確保して戻り不良を起こさず、尚且つ補助力バネストッパーで戻り力を調整して操作初期の操作力の増加を防いで自然な操作感を得る。被補助機構との接続は押し動作でも引き動作でも接続でき、手動操作機構、電動操作機構、空油圧操作機構のいずれでも使用できる。
【選択図】 図1

Description

本考案は操作感の良い操作力補助装置に関するものである。
例えば車両のクラッチ装置ではエンジンの回転駆動力をトランスミッション以降の駆動系に伝達・切断するためにクラッチ機構を備えているがエンジン出力の増大やクラッチ機構の小型化を進めるとクラッチ板を押しつけるバネを強くしなければ成らず、それにつれてクラッチ操作が重くなる。操作補助装置の動力源の一つとしてガソリンエンジンでは吸入負圧が利用できるがディーゼルエンジンや電気自動車では別途にポンプやモーターを必要とする等で省エネルギーに反する。エネルギーの要らないバネを利用した方法も考案されているが、従来の方法では操作初めの範囲がバネの作用で重くなる、操作途中に急激な操作力の変動があり安全な走行に支障をきたす等の問題があり実用に至っていない。(たとえば、特許文献1参照)
特許公開平6−129448
外部動力を必要とせず軽快な操作が可能な操作力補助装置であって操作範囲内の補助力を必要に応じ変化させられる。
かかる問題を解決する手段としてバネの弾力を利用し、補助力バネ主の他に補助力バネ副で操作力の軽減と確実な戻りを行い、さらに補助力バネストッパーを配して戻り力が強くなり過ぎない様にバネの動きを規制する。又補助力バネを複数配置することで操作の途中で補助力を位置により変化させる事ができる。
本考案によれば外部動力無しに例えば元の操作の重さが遊び範囲0操作範囲10であったものが遊び範囲1操作範囲5程度に軽減でき、急激な操作力の変動も無く安全に操作出来る。
本考案ではブレーキやクラッチ等の機構部の構成を何ら変更せずにその機構に付け加える様に並列に配置し、元のレバー比や面積比に一切影響を与えずに操作感を損なわないで操作力の軽減が出来る。二輪車であればクラッチレバーやブレーキレバーに本操作力補助装置と接続できるネジ部分等を設けて接続し、本操作力補助装置をハンドルバーに固定すれば良い。四輪自動車等であればクラッチやブレーキのペダルに本操作力補助装置と接続できるネジ部分等を設けて接続し、本操作力補助装置をシャシーやボディー側に固定すれば良い。又、レバーやペダル部だけではなく機構部に設置することも、又その伝達途中に設置しても同様の効果が得られる。実施例ではクラッチやブレーキ機構との接続は引きロッドで行っている例を示しているが、押しロッド等でも同様な効果が得られる。又図では補助力バネを引きバネで示してあるが押しバネでも同じ様に実施できる。同様にバネをガススプリング等に置き換えることも可能で
ある。
図1、図2、図3は本考案の基本動作を示す図である。接続ロッド4で被補助機構と接続し、その操作の動きをレバーB3に伝え、レバーB3は回転軸に沿って回転し繋がったレバーA2を回転させる。レバーA2の動端には補助力バネ主5と補助力バネ副6が掛けられ図の右方向に引かれている。レバーA2の運動範囲Xは遊び範囲、運動範囲Yは操作範囲である。図1は未操作である状態を示しレバーA2が遊び範囲X上端にある。図1、図2、図3では被補助機器に操作が行われた時に繋がれた接続ロッド4が左方向に移動する。図2はレバーA2が遊び範囲と操作範囲との境目Z位置にある操作力補助初め状態を示し、図3はレバーA2が操作範囲Y下端で操作しきった状態の操作力補助端を示している。操作力軽減が始まる補助動作開始点を図2のZ位置に設定し図3のY範囲では補助力バネ主5、補助力バネ副6で操作力の軽減を行う。この時複数の補助力バネを組み合わせて使用することで軽減効果の量と位置を自由に設定できる。操作を終えて戻し動作を行った場合に被補助機器の反発力でレバーA2が操作範囲Yから遊び範囲Xの方向に右回転し補助動作開始点に戻る手前で***作機構の反発力が減少する。従来の方法では補助力バネの力と***作機構の反発力がつりあい、レバーA2がZ位置へ戻らなかったが本考案では図2の様に補助力バネ副6がレバーA2を右回転方向に回転させる位置に有るのでレバーA2はZ位置を超えて範囲Xに戻ることが出来る。又図1の様に補助力バネストッパー7を配して補助力バネ主5、補助力バネ副6が過度にレバーA2を右回転させない様に規制し、図1の操作始め位置で操作力が重くならない様にしている。
図4は二輪車のクラッチレバー部分にクラッチブースターとして取り付けた場合の例であって主要機構部分には加工を行う事無く取り付けが出来る。又操作の比率は変更していないのでクラッチの切れが悪化することも無い。ワイヤーケーブルで操作する方式ではクラッチ機構側のレリーズアームに接続することも接続ロッドを押し型にしてレバー部に取り付ける事も可能である。
図5は二輪車のブレーキレバー部分にブレーキブースターとして取り付けた場合の例であってブレーキの主要機構部分には加工を行う事無く取り付けが出来る。
図6は自動車のクラッチペダル部分とクラッチレリーズアームにクラッチブースターとして取り付けた場合の一例であってワイヤーケーブル式でも液圧式でも同様に主要機構部分には加工を行う事無く取り付けが出来る。操作の比率は変更していないのでクラッチの切れが悪化することも無い。従来の軽減方法では半クラッチの範囲で補助力が無くなりスムーズな操作の妨げに成っていたのを改善している。同様にブレーキペダル部分にも取り付けできる。又クラッチ機構側のレリーズアームに接続することも出来るので手動のみならず空気圧や電動作動のオートクラッチ機構の作動力補助機器として小型化、省エネルギー化に利用できる。
本考案は車両のブレーキやクラッチ操作だけでなくレバー操作のリフト等にも応用でき、手動機器だけでなく電動機器や空圧油圧機器等の作動力の補助機器としても使用出来るので機器の小型化、省エネルギー化が可能である。
操作力補助装置の動作を表した説明図であって、操作前の状態である。 操作力補助装置の動作を表した説明図であって、操作力補助初めの状態である 操作力補助装置の動作を表した説明図であって、操作力補助端の状態である。 操作力補助装置を二輪車の油圧クラッチレバー部分に応用した例である。(実施例1) 操作力補助装置を二輪車の油圧ブレーキレバー部分に応用した例である。(実施例2) 操作力補助装置を自動車のクラッチペダル機構部分に応用した例である。(実施例3)
符号の説明
1 ケース
2 レバーA
3 レバーB
4 接続ロッド
5 補助力バネ主
6 補助力バネ副
7 補助力バネストッパー
8 クラッチレバー
9 マスターシリンダー
10 ブレーキレバー
11 ワイヤーケーブル
12 ペダル
13 操作力補助装置
14 エンジン
15 クラッチハウジング
16 ミッション
17 クラッチレリーズアーム

Claims (1)

  1. クラッチやブレーキ等の操作を行う場合にその操作力を軽減して操作を軽くし、尚且つ元の操作感を失わない操作力補助装置であって、複数の補助力バネを用いて操作範囲内の補助力を必要に応じて変化でき、尚且つ操作初期状態への戻り動作を確実にする。さらに補助力バネストッパーを設けて戻り力を調整できるようにした操作感が自然であることを特徴とする操作力補助装置。
JP2006001047U 2006-02-16 2006-02-16 操作力補助装置 Expired - Fee Related JP3121856U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006001047U JP3121856U (ja) 2006-02-16 2006-02-16 操作力補助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006001047U JP3121856U (ja) 2006-02-16 2006-02-16 操作力補助装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3121856U true JP3121856U (ja) 2006-06-01

Family

ID=43471948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006001047U Expired - Fee Related JP3121856U (ja) 2006-02-16 2006-02-16 操作力補助装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3121856U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012111034A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Hilti Ag 鋲打機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012111034A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Hilti Ag 鋲打機
US9381634B2 (en) 2010-11-25 2016-07-05 Hilti Aktiengesellschaft Fastener driving tool

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101327786B (zh) 具有主缸作用力模拟器的汽车制动***
US20120091788A1 (en) Brake system for a vehicle and method for operating a brake system for a vehicle
JP5460575B2 (ja) 車両のためのブレーキシステム
EP3495254B1 (en) Hydraulic time difference-based braking device
JP2018510095A (ja) 車両のための複合型ブレーキ装置
JPWO2006046318A1 (ja) ブレーキ装置およびその制御装置
CN102155502B (zh) 具有应急模式的离合器控制***
CN100425467C (zh) 一种车用发动机与发电机的离合方法及装置
JP3121856U (ja) 操作力補助装置
CN204978634U (zh) 一种新型刹车助力***
CN109555795B (zh) 离合助力缸及离合操纵机构
CN103260971A (zh) 用于车辆的压力传递装置、助力制动***以及方法
JP2008150017A (ja) クラッチシステム
JP4595075B2 (ja) クラッチ操作機構
CN215097019U (zh) 一种具有助力装置的汽车离合操纵***
CN202065374U (zh) 具有应急模式的离合器控制***
EP2896554B1 (en) Auxiliary device for hydraulic brake assembly
KR20010093486A (ko) 자동차 페달류의 작동력 전달 시스템
JP3772124B2 (ja) 車両のブレーキシステム
JPH044931Y2 (ja)
KR100514884B1 (ko) 차량의 클러치 장치
KR101405670B1 (ko) 액셀페달을 이용한 보조브레이크 제어방법 및 장치
CN116409296A (zh) 一种基于电液制动器的弹簧驻车制动***及方法
KR20070045592A (ko) 클러치의 답력 저감 장치
CN103758890A (zh) 插电式混合动力汽车用离合器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees