JP3121470U - Precast concrete tank - Google Patents
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Abstract
【課題】生産効率を著しく向上できるプレキャストコンクリートタンクを提案することにある。
【解決手段】複数の壁面ブロック4同士を結束線によって周方向に連結させて一体的に組み付けて構築するプレキャストコンクリートタンク1において、壁面ブロック4同士を連接する際、端部20における外壁面9側又は内壁面8側のいずれかを近接させ、この状態のまま、端部20の中央付近に形成したグラウト溝28にグラウト材31を充填して止水処理を施すことにより、隣接する壁面ブロック4の端部20同士の対向角度を調整できるようにした。従って、プレキャストコンクリートタンク1では、同一形状でなる壁面ブロック4をそのまま用いて貯留部12を縮径又は拡径できることにより、構築する貯留部12の大きさに合わせて、その都度異なる形状の壁面ブロック4を別途生産する必要がない分、プレキャストコンクリートタンク1の生産効率を向上できる。
【選択図】図2An object of the present invention is to propose a precast concrete tank capable of significantly improving production efficiency.
In a precast concrete tank 1 constructed by integrally connecting a plurality of wall surface blocks 4 by connecting them together in a circumferential direction by a binding line, when connecting the wall surface blocks 4 to each other, an outer wall surface 9 side at an end portion 20 is provided. Alternatively, the inner wall surface 8 side is brought close to each other, and in this state, the grout groove 31 formed near the center of the end portion 20 is filled with the grout material 31 and subjected to water stop treatment, so that the adjacent wall block 4 It was made possible to adjust the facing angle between the end portions 20 of each other. Therefore, in the precast concrete tank 1, the wall block 4 having the same shape can be used as it is to reduce or increase the diameter of the storage unit 12, so that the wall block with a different shape each time according to the size of the storage unit 12 to be constructed. Since it is not necessary to produce 4 separately, the production efficiency of the precast concrete tank 1 can be improved.
[Selection] Figure 2
Description
この考案は、プレキャストコンクリートタンクに関し、例えばプレキャストコンクリートで形成され、液体又は、家畜の***物や泥水等のように液体と固体粒子とでなる懸濁液を貯留させるためのプレキャストコンクリートタンクに適用して好適なものである。 The present invention relates to a precast concrete tank, and is applied to, for example, a precast concrete tank for storing a liquid or a suspension of liquid and solid particles such as livestock excrement and muddy water. And suitable.
従来、懸濁液を貯留する場合には、複数の壁面プレキャストコンクリートブロック(以下、これを壁面ブロックと呼ぶ)を周方向へ連接してゆき、隣接する壁面ブロック全体をPC鋼線やPC鋼より線等の結束線又はボルトやナット等によって一体的に結束して円筒型または多角形型に構築されたプレキャストコンクリートタンク(スラリータンク)が用いられている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, when a suspension is stored, a plurality of wall surface precast concrete blocks (hereinafter referred to as wall surface blocks) are connected in the circumferential direction, and the entire adjacent wall block is made of PC steel wire or PC steel. A precast concrete tank (slurry tank) that is integrally bound with a binding wire such as a wire or a bolt or nut and constructed in a cylindrical shape or a polygonal shape is used (for example, see Patent Document 1).
このようなプレキャストコンクリートタンクは、酪農の規模や設置する空間に合わせて、壁面ブロックの個数を増減させることによりプレキャストコンクリートタンクの直径を調節し、タンク容量を所望の大きさに合わせることができるように構成されている。 Such a precast concrete tank can adjust the diameter of the precast concrete tank by increasing or decreasing the number of wall blocks according to the size of the dairy farm and the installation space, so that the tank capacity can be adjusted to a desired size. It is configured.
また、このようなプレキャストコンクリートタンクに用いられる壁面ブロックは、型枠にコンクリートを充填し、当該コンクリートを固化させることにより成型している。ここで、このような型枠は、例えば壁面ブロックの内壁面、外壁面、側部及び底部にそれぞれ対応する枠部材が壁面ブロックと同じように立設して設置され、この枠部材によって当該壁面ブロックと同形状の中空部を形成し、上方に設けられた壁面ブロックの上部に対応する大きさでなる開口部から中空部内へコンクリートを充填し得るようになされている。因みに、このような型枠としては、壁面ブロックの上部に替えて壁面ブロックの底部側に開口部を備えたものもあり、この場合にあっては下方の開口部から中空部内へコンクリートを充填し得るようになされている。
ところが、かかる構成のプレキャストコンクリートタンクでは、壁面ブロックの個数を増減させただけではタンク容量を所望の大きさに合わせることができない場合、所望するプレキャストコンクリートタンクの直径に合わせてその都度最適な大きさでなる壁面ブロックを別途生産する必要があるため、各壁面ブロックの生産に長時間を要し、プレキャストコンクリートタンクの生産効率を向上させ難いという問題があった。 However, in such a precast concrete tank, if the tank capacity cannot be adjusted to a desired size simply by increasing or decreasing the number of wall blocks, the optimal size is adjusted each time according to the desired diameter of the precast concrete tank. Since it is necessary to separately produce a wall block made of, it takes a long time to produce each wall block, and it is difficult to improve the production efficiency of the precast concrete tank.
また、上述した型枠を用いて壁面ブロックを成型する場合には、コンクリートを充填するための開口部が壁面ブロックの全体の大きさに比べて比較的面積が小さいことから、このような小さい開口部から中空部内へコンクリートを充填するには熟練を要し、かつ各壁面ブロック1つの生産に長時間を要するため、プレキャストコンクリートタンクの生産効率を向上させ難いという問題があった。 In addition, when a wall surface block is molded using the above-described formwork, the opening for filling the concrete has a relatively small area compared to the overall size of the wall surface block. The filling of the concrete from the part into the hollow part requires skill, and since it takes a long time to produce one wall block, there is a problem that it is difficult to improve the production efficiency of the precast concrete tank.
そこで本考案は以上の点を考慮してなされたもので、生産効率を向上できるプレキャストコンクリートタンクを提案しようとするものである。 Therefore, the present invention has been made in consideration of the above points, and intends to propose a precast concrete tank capable of improving production efficiency.
本考案の請求項1では、複数の壁面プレキャストコンクリートブロックを周方向に連接し、隣接する前記壁面プレキャストコンクリートブロック同士を結束手段によって連結させて一体的に組み付けることにより、前記複数の壁面プレキャストコンクリートブロックの内壁面で取り囲まれた貯留部を構築するプレキャストコンクリートタンクにおいて、前記壁面プレキャストコンクリートブロックの端部には、その中央付近に上部から下部に亘って、グラウト材の流入を促進するためのグラウト溝を備え、前記壁面プレキャストコンクリートブロック同士を連接する際、前記隣接する壁面プレキャストコンクリートブロックにおける端部の外壁面側又は内壁面側を近接させ、前記グラウト溝にグラウト材を充填して止水処理を施すことにより、前記端部同士の対向角度を調整するようにした。
According to
本考案の請求項2では、前記壁面プレキャストコンクリートブロックは、前記周方向の中央部を両端部よりも肉厚に成型し、かつ前記内壁面をほぼ平面状に成型するようにした。
According to
本考案の請求項3では、前記結束手段は周方向に緊張される結束線であって、前記壁面プレキャストコンクリートブロックの端部が両端部に連結される定着用プレキャストコンクリートブロックを有し、該定着用プレキャストコンクリートブロックには前記結束線が定着された周方向に延びる結束線定着部を備え、前記定着用プレキャストコンクリートブロックの両端部間の幅寸法が、前記結束線定着部の長手方向の寸法と同一でなるようにした。
According to
本考案の請求項1によれば、同一形状でなる壁面プレキャストコンクリートブロックをそのまま用いて貯留部を縮径又は拡径できることにより、構築する貯留部の大きさに合わせて、その都度異なる形状の壁面プレキャストコンクリートブロックを別途生産する必要がない分、プレキャストコンクリートタンクの生産効率を向上できる。また異なる形状でなる壁面プレキャストコンクリートブロックの生産を回避できる分、特別な型枠等が不必要となり、壁面プレキャストコンクリートブロックの生産コストを低減できる。 According to the first aspect of the present invention, the wall portion having the same shape can be reduced or expanded by using the precast concrete wall block having the same shape as it is. The production efficiency of the precast concrete tank can be improved because it is not necessary to produce the precast concrete block separately. Moreover, since the production of the wall surface precast concrete block having a different shape can be avoided, a special formwork or the like is unnecessary, and the production cost of the wall surface precast concrete block can be reduced.
本考案の請求項2によれば、このような形状でなる壁面プレキャストコンクリートブロックであれば、壁面プレキャストコンクリートブロックを生産するに際し、底枠部の中央部が側枠部側よりも凹み、かつこの底枠部の対向側が開放した箱型でなる型枠を用い、当該型枠の開放側からコンクリートを充填することにより、型枠の底枠部側で壁面プレキャストコンクリートブロックの中央部を両端部よりも肉厚に成型できるとともに、型枠の開放側で壁面プレキャストコンクリートブロックをほぼ平坦に成型できるため、最適な形状でなる壁面プレキャストコンクリートブロックを容易に生産でき、かくしてプレキャストコンクリートタンクの生産効率を著しく向上できる。
According to
本考案の請求項3によれば、他の壁面プレキャストコンクリートブロックと同様に、定着用プレキャストコンクリートブロックの両端部にも壁面プレキャストコンクリートブロックの端部を連接させて全体を結束線で結束できるので、プレキャストコンクリートタンクの組み立て時の作業負担を軽減できる。また、この定着用プレキャストコンクリートブロックは壁面プレキャストコンクリートブロックと同じ厚さ寸法となる箇所を有しないので極端な凹凸がなく構造が単純化できる。このため定着用プレキャストコンクリートブロックは重量を軽量化でき作業効率の向上を図れるとともに、生産コストの低減を図ることができ、また定着用プレキャストコンクリートブロックの成型型枠を簡易な構成にできるとともに、定着用プレキャストコンクリートブロックを容易に製造できる。
According to
以下、本考案における好ましい実施例について、添付図面を参照しながら説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1(A)において、1は全体として本考案のプレキャストコンクリートタンクを示し、このプレキャストコンクリートタンク1は、地面Gに設置されたコンクリート基礎2と、このコンクリート基礎2上に立設した所定の高さ寸法(この場合、約4.8[m])でなり、所定の直径寸法(この場合、約38[m])を有する側壁部3とで構築されている。
In FIG. 1 (A), 1 shows the precast concrete tank of the present invention as a whole, and this
側壁部3は、図1(B)に示すように、複数の壁面プレキャストコンクリートブロック(以下、これを壁面ブロックと呼ぶ)4が円周方向に連接されているとともに、直径線上に対向した第1の定着用プレキャストコンクリートブロック(以下、これを第1の定着用ブロックと呼ぶ)5a,5b及びこの第1の定着用ブロック5a,5bとは異なる位置で直径線上に対向した第2の定着用プレキャストコンクリートブロック(以下、これを第2の定着用ブロックと呼ぶ)6a,6bが壁面ブロック4に連接されている。そして、これら壁面ブロック4と第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bは、当該第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bに定着したPC鋼線やPC鋼より線等の結束線(後述する)によって全体を一体的に結束されることにより円筒型又は多角形型に構築されている。
As shown in FIG. 1 (B), the
これにより側壁部3は複数の壁面ブロック4と第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bとを一体的に組み付けて、これら壁面ブロック4の内壁面8と第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bの内壁面10とで取り囲んだ貯留部12を形成することにより、この貯留部12に懸濁液(図示せず)を貯留し得るようになされている。
As a result, the
ここで壁面ブロック4は、図2(B)に示すように、ほぼ長方形状で形成されており、図2(A)及び(C)に示すように、内壁面8全体が平面状に形成されている。また壁面ブロック4は、外壁面9の上部13と下部14との間に段部15を有することにより、下部14が上部13よりも肉厚に形成され、安定した状態でコンクリート基礎2上に立設し得る。
Here, the
かかる構成に加えて、壁面ブロック4は、図2(B)の当該壁面ブロック4の中央部16におけるA−A′線を断面にとった図2(A)に示すように、中央部16における下部14の厚み寸法が端部20における下部14の厚み寸法(図2(C))と同じ厚さに選定されているものの、中央部16における上部13の厚み寸法D1については端部20における上部13の厚み寸法D2(図2(C))よりも肉厚に形成されている。
In addition to such a configuration, the
すなわち、壁面ブロック4は、図3に示すように、外壁面9の上部13において中央部16が外方へ盛り上がるようにして角部を有しない断面円弧状に成型されていることにより、外壁面9の上部13において中央部16が最も肉厚になるように構成されている。
That is, as shown in FIG. 3, the
ここで、外壁面9における上部13の中央部16が端部20よりも肉厚で、かつ内壁面8が平面状でなる壁面ブロック4を製造する場合、図4に示すような型枠21が用いられる。
Here, when manufacturing the
この型枠21は、全体として箱型でなり、壁面ブロック4の外壁面9の形状を成型するための(すなわち、壁面ブロック4の外壁面9と同一形状でなる)底枠部22が両側枠部23、上枠部24及び下枠部(図示せず)によって囲まれており、これにより上方が開放された成型部25を形成し得るようになされている。
The
また型枠21における底枠部22の上枠部24側では、両側枠部23が最も浅く形成されているとともに、両側枠部23から中央部22aに向うに従って次第にほぼ円弧状に凹むように形成され、当該底枠部22の中央部22aが最も深く形成されている。因みに、型枠21における底枠部22の下枠部側(図示せず)は、壁面ブロック4における外壁面9と同形状の段部15及び下部14を形成した凹部が形成されている。
Further, on the upper frame portion 24 side of the
そして、この型枠21を用いて壁面ブロック4を成型する場合には、型枠21の成型部25内にコンクリートを充填し(図示せず)、この成型部25内で当該コンクリートを固化させる。このとき、型枠21に充填されたコンクリートは、型枠21の底枠部22によって壁面ブロック4の外壁面9の形状が成型され得るとともに、型枠21の開放された開放側ではコンクリートの表面がほぼ平坦に成型され得るようになされている。その後、このコンクリートの表面に対しては、仕上げ作業として生産者により鏝がけが行われ、壁面ブロック4の内面壁8が形成される。
When the
また、型枠21には、両側枠部23が所定の角度に傾斜されているとともに、グラウト材の流入を促進するためのグラウト溝や、目地シーリング材を挿入するためのシーシング溝等を成型するための突起部(図示せず)が所定位置に配置されている。これにより型枠21によって成型された壁面ブロック4の端部20は、図5に示すように、外壁面9側が内壁面8側よりも突出するように角度θの傾斜が形成される。また、壁面ブロック4の端部20には、その中央付近にほぼ断面半円状のグラウト溝28が上部13から下部14に亘って形成されているとともに、内壁面8側及び外壁面9側の角部にそれぞれ上部13から下部14に亘ってシーリング溝29が形成される。
In addition, both
かくして、図6に示すように、周方向に隣接する壁面ブロック4同士の各目地部30には、グラウト溝28間にグラウト材31が充填されるとともに、外壁面9側及び内壁面8側にそれぞれ目地バックアップ材32と、さらにシーリング溝29間に目地シーリング材33が挿入され、これにより目地部30において止水処理が施されて貯留部12に貯留された懸濁液が目地部30から外部へ漏れ出ないようにようになされている。
Thus, as shown in FIG. 6, the
なお、この場合、壁面ブロック4では、段部15から下部14にかけても目地バックアップ材32と目地シーリング材33とがそれぞれ挿入され、これにより目地部30において止水処理が施されている。
In this case, in the
このとき、隣接する壁面ブロック4同士の各目地部30で止水処理を施す場合、当該壁面ブロック4の端部20における任意の位置を近接位置として、隣接する壁面ブロック4の端部20同士の対向角度を調整し得、これにより側壁部3の直径寸法を拡径又は縮径し得るようになされている。
At this time, when performing a water stop process at each
すなわち、図6に示したように、隣接する壁面ブロック4の目地部30において内壁面8側付近を近接位置として止水処理を施した場合には、外壁面9側の端部20間が離間するとともに、内壁面8側の端部20間が近接し、これにより側壁部3の直径寸法を全体として縮径することができるようになされている。
That is, as shown in FIG. 6, when the water stop treatment is performed with the vicinity of the
これに対して、図7に示すように、隣接する壁面ブロック4の目地部30において外壁面9側付近を近接位置として止水処理を施した場合には、外壁面9側の端部20間が近接するとともに、内壁面8側の端部20間が離間し、これにより側壁部3の直径寸法を全体として拡径することができるようになされている。
On the other hand, as shown in FIG. 7, when water stop treatment is performed with the vicinity of the
ところで、これら壁面ブロック4は外壁面9において複数本の結束線により結束されているが、この結束線は、側壁部3の外周上を半周し得る長さ寸法に選定されている。結束線は、図8(A)及び(B)に示すような第1の定着用ブロック5a,5bに両先端部が定着具36で取り付けられて第1の定着用ブロック5a及び5b間に緊張される第1の結束部材37と、図9(A)及び(B)に示すような第2の定着用ブロック6a,6bに両先端部が定着具36で取り付けられて第2の定着用ブロック6a及び6b間に緊張される第2の結束部材38とによって構成されている。
By the way, these wall surface blocks 4 are bound by a plurality of binding wires on the
すなわち、第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bは、結束線35を定着する定着具36を備え、この定着具36は第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bの両端部45に設けられ、かつこの第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bの両端部45に壁面ブロック4の端部20が連結され得るようになされている。
That is, the first and
第1の定着用ブロック5a,5bは、図8(A)及び(B)に示したように、厚みを有するほぼ長方形状でなり、その内部において緊張された結束線35を定着する定着具36が両端部45に配置された結束線定着部40と、当該定着具36が配置されておらず結束線35を挿通させるだけの結束線挿通部41とが上部13から下部14にかけて順次交互に複数設けられており、全ての壁面ブロック4を均一に結束し得るようになされている。
As shown in FIGS. 8A and 8B, the
因みに、この実施の形態の場合、第1の定着用ブロック5a,5bには、結束線定着部40が最上段である第1段目51、第3段目53、第5段目55及び第7段目57にそれぞれ設けられているとともに、結束線挿通部41が第2段目52、第4段目54及び第6段目56に設けられており、上部13から下部14全体に結束線定着部40及び結束線挿通部41が順次交互に配置されていることにより均一な結束力を壁面ブロック4全体に与えることができる。
Incidentally, in the case of this embodiment, the
ここで結束線定着部40は、第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bにおいてほぼ水平に円周方向に向かって延びており、その長手方向の寸法が第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bの両端部45間の幅寸法と同一に形成されている。
Here, the binding
結束線定着部40には、高さを変えて片側だけにそれぞれ定着具36が設けられ、この定着具36によって第1の結束部材37が一方向及びそれとは逆の他方向にそれぞれ半周状に緊張され、これにより各段において第1の定着用ブロック5a及び5b間の両側から複数の壁面ブロック4を均一に結束し得るようになされている。
The binding
一方、第2の定着用ブロック6a,6bは、図9(A)及び(B)に示したように、第1の定着用ブロック5a,5bと同様に厚みを有するほぼ長方形状でなり、その内部において結束線定着部40と結束線挿通部41とが、上部13から下部14にかけて第1の定着用ブロック5a,5bとは逆順に順次交互に複数設けられており、全ての壁面ブロック4を均一に結束し得るようになされている。
On the other hand, as shown in FIGS. 9A and 9B, the second fixing blocks 6a and 6b have a substantially rectangular shape having a thickness similar to the
因みに、この実施の形態の場合、第2の定着用ブロック6a,6bには、結束線定着部40が第2段目52、第4段目54及び第6段目56にそれぞれ設けられているとともに、結束線挿通部41が第1段目51、第3段目53、第5段目55及び第7段目57に設けられており、上部13から下部14全体に結束線定着部40及び結束線挿通部41が第1の定着用ブロック5a,5bとは逆順に順次交互に配置されていることにより、第1の定着用ブロック5a,5bとともに均一な結束力を壁面ブロック4に与えることができる。
Incidentally, in the case of this embodiment, the second fixing blocks 6a and 6b are provided with the binding
ここで、これら第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bの両端部45は、図8(B)及び図9(B)の当該第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bにおけるB−B′線及びC−C′線を断面にとった図10に示すように、壁面ブロック4の端部20の厚み寸法D2と同じ厚み寸法D2を有し、隣接する壁面ブロック4との間の目地部30において、グラウト材が充填されるとともに、内壁面10側及び外壁面11側に目地バックアップ材と、さらにシーリング溝間に目地シーリング材とがそれぞれ挿入され、これにより上述と同様に目地部30において止水処理が施されて貯留部12に貯留された懸濁液が目地部30から外部へ漏れ出ないようにようになされている。
Here, both
以上の構成において、プレキャストコンクリートタンク1では、周方向の中央部16が両端部20よりも肉厚で、かつ内壁面8がほぼ平面状に成型した壁面ブロック4を、周方向に連接してゆき、隣接する壁面ブロック4同士を結束線35によって連結して一体的に組み付けるようにした。
In the above-described configuration, in the precast
かくして、このような形状でなる壁面ブロック4であれば、当該壁面ブロック4を生産するに際して、底枠部22の中央部22aが両側枠部23側よりも凹み、かつこの底枠部22の対向側が開放した箱型でなる型枠21を用いることにより、型枠21の底枠部22側で壁面ブロック4の中央部16を両端部20よりも肉厚に成型できるとともに、型枠21の開放側で壁面ブロック4をほぼ平坦に成型できるため、最適な形状でなる壁面ブロック4を容易に生産できる。
Thus, in the case of the
そして、このような型枠21では、壁面ブロック4において比較的大きな面積を有する内壁面8に対応する型枠部を省くことができるので、その分だけ当該型枠21を簡易な構成にでき、また型枠21の生産コストを低減できる。
And in such a
また、このプレキャストコンクリートタンク1では、壁面ブロック4同士を連接する際に、当該壁面ブロック4の端部20の外壁面9側又は内壁面8側を近接位置として、隣接する壁面ブロック4の端部20同士の対向角度を調整可能にしたことにより、側壁部3を縮径又は拡径できる。
Moreover, in this precast
これにより、プレキャストコンクリートタンク1では、当該プレキャストコンクリートタンク1の設置面積が小さい場所であっても、当該設置場所の面積に応じて、隣接する壁面ブロック4の目地部30において内壁面8側付近を近接させて止水処理を施すことにより全体として側壁部3を縮径でき、かくして設置面積が小さい場所であっても同一形状でなる壁面ブロック4を用いて確実に設置できる。
Thereby, in the precast
これに対して、プレキャストコンクリートタンク1では、当該プレキャストコンクリートタンク1の貯留部12により多くの懸濁液を貯留させようとする場合、隣接する壁面ブロック4の目地部30において外壁面9側付近を近接させて止水処理を施すことにより全体として側壁部3を拡径でき、かくして側壁部3に囲まれた貯留部12の容積を増やすことができるので、多くの懸濁液を確実に貯留できる。
On the other hand, in the precast
ところで、従来のプレキャストコンクリートタンクにおける壁面ブロックにおいては、構築する貯留部12の直径寸法に合わせてその端部の傾斜角度を選定し、その都度所定の傾斜角度の壁面ブロックを生産していたことから、壁面ブロックの生産コストがかかるという問題があった。
By the way, in the wall surface block in the conventional precast concrete tank, the inclination angle of the end portion was selected according to the diameter dimension of the
これに対して、本願考案のプレキャストコンクリートタンク1においては、端部20が所定の傾斜角度でなる壁面ブロック4をそのまま用いて貯留部12を縮径又は拡径できることにより、構築する貯留部12の大きさに合わせて、端部の傾斜角度が異なる壁面ブロックをその都度生産することを回避できる。
On the other hand, in the precast
また、従来のプレキャストコンクリートタンクにおける結束線を定着する構造においては、壁面ブロックの外壁面のほぼ中央部付近に、当該壁面ブロックよりも両端部の幅寸法が小さい柱形の結束線定着突起柱が別途取り付けられ全体としてほぼ断面凸状に形成されていたことから、外壁面に極端な凹凸がある分、構造が複雑化し、また生産コストがかかり、さらには全体として重量が重いものとなりプレキャストコンクリートタンクの組み立て作業が煩雑になるという問題があった。 Further, in the structure for fixing the binding wire in the conventional precast concrete tank, the columnar binding wire fixing protrusion column having a width dimension at both end portions smaller than that of the wall block is approximately near the center of the outer wall surface of the wall block. Pre-cast concrete tanks that are separately mounted and have a generally convex cross section, so that the structure of the outer wall is extremely uneven and the structure is complicated, the production cost is high, and the overall weight is heavy. There has been a problem that the assembly work becomes complicated.
これに対して、本願考案のプレキャストコンクリートタンク1においては、第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bの両端部45に亘って結束線定着部40が設けられ、かつこの第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bの両端部45に壁面ブロック4の端部20が直接連結されていることから、他の壁面ブロック4の組み付け作業と同様に、第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bを壁面ブロック4に連接させて結束線35で容易に結束できる。そして、第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bは、このように外壁面11に極端な凹凸がなく構造が単純化できるので重量が軽量化でき作業効率の向上を図れるとともに、生産コストの低減を図ることができ、かつ容易に製造することができる。
On the other hand, in the precast
以上の構成によれば、壁面ブロック4同士を連接する際、端部20における外壁面9側又は内壁面8側のいずれかを近接させ、この状態のまま、端部20の中央付近に形成したグラウト溝28にグラウト材31を充填して止水処理を施すことにより、隣接する壁面ブロック4の端部20同士の対向角度を調整できるようにした。
According to the above configuration, when the wall surface blocks 4 are connected to each other, either the
従って、プレキャストコンクリートタンク1では、同一形状でなる壁面ブロック4をそのまま用いて貯留部12を縮径又は拡径できることにより、構築する貯留部12の大きさに合わせて、その都度異なる形状の壁面ブロック4を別途生産する必要がない分、プレキャストコンクリートタンク1の生産効率を向上できる。また異なる形状でなる壁面ブロック4の生産を回避できる分、特別な型枠等が不必要となり、壁面ブロック4の生産コストを低減できる。
Therefore, in the precast
また、複数の壁面ブロック4を周方向に連接し、隣接する壁面ブロック4同士を結束線35によって連結させて一体的に組み付けることにより、複数の壁面ブロック4の内壁面8で取り囲まれた貯留部12を構築するプレキャストコンクリートタンク1において、壁面ブロック4は、周方向の中央部16を両端部20よりも肉厚に成型し、かつ内壁面8をほぼ平面状に成型するようにした。
In addition, a storage section surrounded by the
この場合、このような形状でなる壁面ブロック4であれば、壁面ブロック4を生産するに際し、底枠部22の中央部22aが側枠部23側よりも凹み、かつこの底枠部22の対向側が開放した箱型でなる型枠21を用い、当該型枠21の開放側からコンクリートを充填することにより、型枠21の底枠部22側で壁面ブロック4の中央部16を両端部20よりも肉厚に成型できるとともに、型枠21の開放側で壁面ブロック4をほぼ平坦に成型できるため、最適な形状でなる壁面ブロック4を容易に生産でき、かくしてプレキャストコンクリートタンク1の生産効率を著しく向上できる。
In this case, in the case of the
さらに、第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bは結束線35を定着させるための結束線定着部40を備えており、この第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bの両端部45間の幅寸法を、円周方向に延びる結束線定着部40の長手方向の寸法と同じに成型するようにした。
Further, each of the first and
従って、他の壁面ブロック4と同様に、第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bの両端部45にも壁面ブロック4の端部20を連接させて全体を結束線35で結束できるので、プレキャストコンクリートタンク1の組み立て時の作業負担を軽減できる。また、第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bは壁面ブロック4と同じ厚さ寸法となる箇所を有しないので外郭に極端な凹凸がなく構造が単純化できる。このため第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bは重量を軽量化でき作業効率の向上を図れるとともに、生産コストの低減を図ることができ、また第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bの成型型枠を簡易な構成にできるとともに、第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bを容易に製造できる。
Therefore, as with the other wall surface blocks 4, the
なお、上述した実施の形態においては、結束手段として、PC鋼線やPC鋼より線等の結束線35を用いるようにした場合について述べたが、本考案はこれに限らず、ボルトやナットなど他の種々の結束手段を用いるようにしても良い。
In the above-described embodiment, the case where the
また、上述した実施の形態においては、定着用ブロックとして、4つの第1及び第2の定着用ブロック5a,5b及び6a,6bを適用するようにした場合について述べたが、本考案はこれに限らず、5つや6つなどこの他複数の定着用ブロックを適用するようにして良い。
In the above-described embodiment, the case where the four first and
さらに、上述した実施の形態においては、壁面ブロック4の外壁面9を外方へ盛り上がるようにして角部を有しない断面円弧状に成型するようにした場合について述べたが、本考案はこれに限らず、壁面ブロック4の外壁面9における周方向の中央部を両端部よりも肉厚に成型するようにすれば、壁面ブロックの外壁面を断面多角形状等のように種々の断面形状に成型するようにしても良い。
Furthermore, in the above-described embodiment, the case where the
1 プレキャストコンクリートタンク
4 壁面ブロック(壁面プレキャストコンクリートブロック)
5a,5b 第1の定着用ブロック(定着用プレキャストコンクリートブロック)
6a,6b 第2の定着用ブロック(定着用プレキャストコンクリートブロック)
8 内壁面
12 貯留部
20 端部
16 中央部
35 結束線(結束手段)
40 結束線定着部
1 Precast
5a, 5b First fixing block (precast concrete block for fixing)
6a, 6b 2nd fixing block (precast concrete block for fixing)
8 inner wall
12 Reservoir
20 edge
16 Central
35 Binding wire (Bundling means)
40 Binding wire fixing part
Claims (3)
前記壁面プレキャストコンクリートブロックの端部には、その中央付近に上部から下部に亘って、グラウト材の流入を促進するためのグラウト溝を備え、
前記壁面プレキャストコンクリートブロック同士を連接する際、前記隣接する壁面プレキャストコンクリートブロックにおける端部の外壁面側又は内壁面側を近接させ、前記グラウト溝にグラウト材を充填して止水処理を施すことにより、前記端部同士の対向角度を調整することを特徴とするプレキャストコンクリートタンク。 A plurality of wall surface precast concrete blocks are connected in the circumferential direction, and the adjacent wall surface precast concrete blocks are connected together by a binding means and integrally assembled, thereby being surrounded by the inner wall surfaces of the plurality of wall surface precast concrete blocks. In the precast concrete tank that builds the part,
The end portion of the wall surface precast concrete block is provided with a grout groove for promoting the inflow of the grout material from the upper part to the lower part near the center thereof,
When connecting the wall surface precast concrete blocks to each other, by bringing the outer wall surface side or the inner wall surface side of the adjacent wall surface precast concrete blocks close to each other and filling the grout groove with a grout material, The precast concrete tank is characterized by adjusting an opposing angle between the end portions.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006001181U JP3121470U (en) | 2006-02-21 | 2006-02-21 | Precast concrete tank |
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JP2006001181U JP3121470U (en) | 2006-02-21 | 2006-02-21 | Precast concrete tank |
Publications (1)
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JP3121470U true JP3121470U (en) | 2006-05-18 |
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Family Applications (1)
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JP2006001181U Expired - Lifetime JP3121470U (en) | 2006-02-21 | 2006-02-21 | Precast concrete tank |
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2006
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