JP3120774U - 縫合糸固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリューと一体化されたドライバーなどを不要とし、始めに軟部組織に縫合糸をかけ、その後最適な固定点を選択してスクリューなどの骨固定部材で縫合糸を骨に固定することを可能とした縫合糸固定具を提供する。
【解決手段】 先の尖ったテーパー状のねじ本体部(骨埋め込み部)11aの基端部に径の大きな頭部11bを備えたスクリュー(骨固定部材)11と、該スクリュー11のねじ本体部11aに遊嵌可能とされ、かつ、前記頭部11bによって自然離脱不可能に係止されるリング状のワッシャ12とからなり、該ワッシャ12のリング部12aの外周縁適宜位置には外方へ突出する突出片12bを形成し、該突出片に縫合糸Sを挿し通すための糸通し穴12cを形成した。
【選択図】 図1

Description

本考案は、縫合糸を骨に固定するための縫合糸固定具に関するものである。
人体の骨格には、靱帯や腱、筋肉などの軟部組織が多数付着している。このような軟部組織が病気や外傷、手術などで離断された場合、縫合糸を用いてこれらの部分を骨に再付着させ、あるいは近接させる必要が生じる。また、顔面神経麻痺や加齢などで眉毛や頬が下垂した場合、これらの部分を縫合糸で引き上げて骨に固定することなども行なわれている。
上記縫合糸を骨に固定するための最も簡単な縫合糸固定具としては、図6に示すようなスクリュー(ねじ)50が用いられていた。すなわち、スクリュー50を所定位置の骨Bにねじ込んで固定した後、縫合糸Sを靱帯や腱、筋肉などの軟部組織Eに通して輪にし、この輪にした縫合糸Sをスクリュー50の頭部51に引っ掛け、その両端部を結び合わせるようにしたものである。この縫合糸固定具の場合、縫合糸Sはスクリュー50の頭部51に引っ掛けられているだけであるため、外れやすいという問題があった。
上記問題を解決するため、図7に示すような縫合糸固定具が考えられた。この図7の縫合糸固定具は、スクリュー50の頭部51またはその近傍に糸通し穴52を形成し、この糸通し穴52に縫合糸Sを挿し通して結ぶようにしたものである。このように、縫合糸Sを糸通し穴52に挿し通して結べば、縫合糸Sがスクリュー50から外れるようなことはなくなる。しかしながら、スクリュー50自体はあらかじめ骨Bに固定されているため、糸通し穴52は頭部51の下に隠れて上方からは直接見えず、縫合糸Sを糸通し穴52に挿し通すことは簡単なことではない。また、スクリューの頭が突出して残ってしまう欠点もある。
これを避けるには、縫合糸Sを予め糸通し穴52に挿し通しておき、この状態でスクリュー50を骨Bにねじ込めばよい。しかしながら、このような方法をとった場合、スクリュー50をねじ込む際に縫合糸Sがスクリュー50に絡まって巻き付いてしまう。したがって、縫合糸Sは、スクリュー50を骨Bにねじ込んで固定した後、糸通し穴52に挿し通さざるを得なかった。
そこで、上記縫合糸の巻き付き問題を解決するものとして、図8に示すような縫合糸固定具が提案されている。この縫合糸固定具は、スクリュー60と専用のドライバー61をワンセットとして構成されており、スクリュー60の上端部には糸通し穴62が形成されているとともに、ドライバー61の先端部にはスクリュー嵌合用割り穴63が形成されている。スクリュー60は、その頭部を前記スクリュー嵌合用割り穴63に離脱可能に嵌合固着されており、これによってスクリュー60とドライバー61とが一体に連結されている。さらに、ドライバー61の側面には、所定深さの側溝64がスクリュー嵌合用割り穴63からドライバーノブ65の位置まで形成されており、この側溝64に沿って、糸通し穴62に挿し通された縫合糸Sをドライバーノブ65の位置まで導き、縫合糸Sとその先端に取り付けられた縫合針(図示略)をノブ65内に形成した縫合糸収納室66に収納したものである。
使用に際しては、ドライバー先端に離脱可能に嵌合固着されているスクリュー60の先端を骨表面に押し当て、ドライバー61をまわしてスクリュー60をねじ込んでいき、所定の深さまでねじ込んだ後、ドライバー61を引き上げ、骨にねじ込まれたスクリュー60をドライバー61から離脱させればよい。
上記図8の縫合糸固定具は、スクリュー60のねじ込み時、スクリュー60およびドライバー61の回転とともに縫合糸収納室66に収納された縫合糸Sも一緒になって回るため、縫合糸Sがスクリュー60やドライバー61にからみつくようなことがなくなる。しかしながら、この図8の縫合糸固定具の場合、あらかじめ縫合糸Sを糸通し穴62と側溝64に通し、ドライバーノブ65の縫合糸収納室66内まで導いて収納しておく必要がある。そのため、使用の際は、筋や腱など固定すべき軟部組織の固定点を始めに決め、該位置にスクリューを固定した後、軟部組織に縫合糸をかけて結ぶという手順に限定されてしまう。また、縫合糸を他の種類のものに取り換えることが困難である。
したがって、手術に際しては、使用する可能性のある種々の種類の縫合糸を挿し通したスクリュー60とドライバー61のセットをあらかじめ多種類用意しておかねばならないという問題があった。
本考案は、上記問題を解決するためになされたもので、スクリューと一体化されたドライバーなどを不要とし、始めに軟部組織に縫合糸をかけ、その後最適な固定点を選択してスクリューなどの骨固定部材で縫合糸を骨に固定することを可能とした縫合糸固定具を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本考案は次のような手段を採用した。
すなわち、本考案の縫合糸固定具は、骨埋め込み部の基端部に径の大きな頭部を備えた骨固定部材と、前記骨埋め込み部に遊嵌可能とされ、かつ、前記頭部によって離脱不可能に係止されるリング状のワッシャとを一組としてなり、前記ワッシャの適宜位置には縫合糸を挿し通すための糸通し穴が形成されていることを特徴とするものである。前記糸通し穴の数は、目的に応じて、1個あるいは2個以上複数個形成することができる。また、前記糸通し穴は、ワッシャのリング部外周縁から外方へ向けて突出する突出片に形成してもよいし、ワッシャのリング部に直接形成してもよい。
なお、前記ワッシャに遊嵌される骨固定部材としては、具体的には、先の尖ったテーパー状のねじ本体部と、該ねじ本体部の基端部に形成された径の大きな頭部とを有するスクリュー、または、先の尖っていない円柱状のねじ本体部と、該ねじ本体部の基端部に形成された径の大きな頭部とを有するビス、あるいは、円柱状の骨挿入本体部と、該骨挿入本体部の基端部に形成された径の大きな頭部とを有し、骨挿入本体部の外周面適宜位置に直線状または円弧状に彎曲しながら頭部方向に向かって斜め外方に突出する複数本の弾性突起片を形成したアンカーなどを用いることができる。
本考案の縫合糸固定具によれば、以下のような優れた効果を奏することができる。
(1)ワッシャの糸通し穴に縫合糸を挿し通した状態のまま、骨固定部材を骨側の挿入穴にねじ込んでいっても、ねじ込まれる骨固定部材と一緒になってワッシャが回るようなことがない。このため、従来のようにねじ込み時に縫合糸が骨固定部材に巻き付いて絡まってしまうというようなことがなくなる。
(2)図8の縫合糸固定具のように始めに骨固定点を決める必要がなく、軟部組織に縫合糸をかけ、それを任意の方向に引いて最適位置を確認した後、骨固定部材を骨に固定することができる。
(3)予め縫合糸を挿し通してスクリューとドライバーを一体化しておくなどの必要がないので、縫合糸の種類を自由に選択できる。
(4)骨固定部材をねじ込むためのドライバー嵌合穴を径の大きな頭部の頂面に形成して骨表面上に位置させることができるので、不要となった際はドライバーにて容易に摘出することができる。
(5)ワッシャに形成された糸通し穴は骨固定部材の上方側から直接視認できるとともに、骨固定部材のまわりで自由に回すことができるので、たとえ骨固定部材を骨にねじ込んで固定した後であっても糸通し穴に縫合糸を簡単に挿し通して結ぶことができる。
(6)ワッシャに形成される糸通し穴は、目的に応じて任意の数形成できるので、例えば複数個の糸通し穴を形成したワッシャを用いれば、1つの骨固定部材に複数本の縫合糸を結び付けることが可能となる。このため、1つの縫合糸固定具によって複数の軟部組織を同時に、あるいは1つの縫合糸固定具によって1つの軟部組織の複数の個所を同時に固定することが可能となる。また、糸通し穴の数の異なるワッシャを複数種類用意しておけば、ワッシャを取り換えるだけでどのような事態にも柔軟に対処することができ、この種の縫合糸固定具としての汎用性を格段に向上させることができる。
(7)複数個の糸通し穴を形成したワッシャを用い、縫合糸の両端部をそれぞれ別の糸通し穴に通した後に結び合わせるようにすれば、縫合糸の結び合わせ作業に際して、糸の両端部をワッシャ位置からそれぞれ垂直に引き出して結び合わせることができる。このため、1個の糸通し穴を形成したワッシャの場合のように、糸通し穴に通されていない側の糸端部が軟部組織位置から直接結び合わせ作業位置まで斜め上方へ引っ張り出され、手術開口部の皮膚や他の骨、他の軟部組織などに当たってしまうというようなこともなくすことができ、縫合糸両端部の結び合わせ作業を安全かつ確実に行なうことができる。
図1に、本考案に係る縫合糸固定具の第1の実施の形態を示す。
この第1の実施の形態に係る縫合糸固定具は、骨固定部材たるスクリュー(ねじ)11と、このスクリュー11に遊嵌状態で嵌合されるリング状のワッシャ12で構成した場合の例である。
前記スクリュー11は、先の尖ったテーパー状のねじ本体部11aと、このねじ本体部11aの基端側に形成された径の大きな頭部11bとを有し、頭部11bの頂面にはねじ込み用ドライバーDを差し込むためのドライバー嵌合穴11cが形成されている。一方、ワッシャ12には、ドーナツ状になるリング部12aの外周縁適宜位置に突出片12bが形成され、この突出片12bに縫合糸Sを挿し通すための糸通し穴12cが形成されている。なお、ワッシャ12の中心穴12dの内径は、ワッシャ12がスクリュー11から自然離脱しない口径とされている。
この第1の実施の形態の場合、図1(b)に示すように、まず固定すべき軟部組織Eに縫合糸Sをかけ、その一端をワッシャー12の糸通し穴12cに通しておく。次いで、骨固定点を決め、骨Bにねじ込み穴Bを穿った後、スクリュー11のねじ本体部11aを挿入してドライバーDでねじ込む。スクリュー11のねじ込みがほぼ終了したら、図1(c)のように縫合糸Sを結紮する。その後さらにスクリュー11をねじ込んでワッシャー12を固定し、平坦にする。
上記第1の実施の形態に係る縫合糸固定具の場合、ワッシャ12はスクリュー11のねじ本体部11aに遊嵌状態で嵌合されているので、スクリュー11と一緒になって回るようなことがない。したがって、スクリュー11のねじ込み時に縫合糸Sがスクリュー11に巻き付いて絡まってしまうというようなことがなくなる。また、縫合糸Sが結紮の際に切れてしまうようなことがあっても、スクリュー11を緩めて新たな縫合糸を通すことも可能であるし、骨固定点の具合が悪ければ、スクリュー11を抜いて新しい位置に固定し直すこともできる。
図2に、本考案に係る縫合糸固定具の第2の実施の形態を示す。
この第2の実施の形態に係る縫合糸固定具は、図2(a)(b)に示すように、ワッシャ12に2つの突出片12bを形成し、この2つの突出片12bのそれぞれに糸通し穴12cを形成したものである。なお、図示は略したが、ワッシャ12と組み合わされるスクリューとしては、前記第1の実施の形態のスクリュー11をそのまま用いることができる。この第2の実施の形態に係る縫合糸固定具の場合、ワッシャ12に2つの糸通し穴12cが形成されているので、前記第1の実施の形態に係る縫合糸固定具に比べて次のような利点がある。
すなわち、図1に示した第1の実施の形態の場合、ワッシャ12に形成された糸通し穴12cは1個であるので、軟部組織Eに通して輪にした縫合糸Sの両端部を結び合わせる際には、図1(c)に示すように、糸通し穴12cに通された側の縫合糸端部はワッシャ位置から上方へ引き上げられるが、糸通し穴12cに通されていない他方の側の縫合糸端部は軟部組織Eにかけ通した位置から直接結び合わせ作業位置まで斜め上方に向かって引っ張り上げられ、結紮される。このため、斜め上方に引っ張り上げられた側の縫合糸端部が手術開口部付近の皮膚や他の骨、他の軟部組織などに当たり、縫合糸Sの結紮作業に支障をきたす場合がある。
これに対し、上記第2の実施の形態のようにワッシャ12に2個の糸通し穴12cを形成した場合には、縫合糸Sの両端部をそれぞれの糸通し穴12cに通すことにより、図2(b)(c)に示すように、縫合糸Sの両端部をそれぞれ糸通し穴12cの位置から上方に向けて引き出すことができる。このため、縫合糸両端部のいずれも手術開口部付近の皮膚Cや他の骨、他の軟部組織などに当たるようなことがなくなり、狭い開創部での縫合糸Sの結紮作業を安全かつ確実に行なうことができる。
また、2つの糸通し穴12cのそれぞれに別の縫合糸Sを挿し通して使用すれば、1つの縫合糸固定具で2つの軟部組織を同時に固定し、あるいは1つの軟部組織の2個所を同時に固定することができる。
図3に、前記ワッシャ12の他の形状例を示す。
(a)は、ワッシャ12のリング部12aの外周縁に沿って多数個(図示例では4個)の突出片12bを形成し、各突出片12bにそれぞれ糸通し穴12cを形成したものである。(b)は、ワッシャ12のリング部12aの外周縁に沿って突出片12bを2個1組として複数組(図示例では4組)形成し、各突出片12bにそれぞれ糸通し穴12cを形成したものである。(c)〜(f)は、突出片12bを形成することなく、ワッシャ12のリング部12aに直接糸通し穴12cを形成したものである。これら図3の各例から分かるように、糸通し穴12cの数やその穴径を変えたワッシャ12を多種類用意しておけば、ワッシャ12を取り換えるだけでどのような事態にも柔軟に対処することができ、縫合糸固定具としての汎用性を格段に向上することができる。
図4に、本考案に係る縫合糸固定具の第3の実施の形態を示す。
この第3の実施の形態は、骨固定部材として、前記スクリュー11に代えて、いわゆるビス21を用いたものである。すなわち、ビス21は、図示するように、先の尖っていない円柱状のねじ本体部21aと、この円柱状のねじ本体部21aの基端側に形成された径の大きな頭部21bとから構成されるものである。21cは、頭部21bの頂面に形成されたドライバー嵌合穴である。なお、ワッシャ12は、図1〜図3で示したものをそのまま使用することができる。
この第3の実施の形態に係る縫合糸固定具の場合、ねじ本体部21aは、その先端が尖っていないので、骨へのねじ込みに際しては予め骨側にねじ込み穴を開けておく必要がある。なお、ねじ込み方法や縫合糸の使用方法は前述した第1および第2の実施の形態と同様であるので、その説明は省略する。
図5に、本考案に係る縫合糸固定具の第4の実施の形態を示す。
この第4の実施の形態は、骨固定部材として、スプリング嵌合式のアンカー31を用いたものである。すなわち、このスプリング嵌合式のアンカー31は、図5(a)に示すように、円柱状になる骨挿入本体部31aと、該骨挿入本体部31aの基端部に形成された径の大きな頭部31bとを有し、前記骨挿入本体部31aの先端側の外周面適宜位置に、直線状または円弧状に彎曲しながら頭部31b方向に向かって斜め外方に突出する弾性突起片31cを、周方向に沿って複数個(図示例では180°間隔で2個)突設したものである。なお、ワッシャ12は、図1〜図3に示したものをそのまま使用することができる。
この第4の実施の形態に係る縫合糸固定具は、図5(b)に示すように、アンカー31の骨挿入本体部31aを、予め骨Bに開けておいた嵌合穴B内へ押し込めばよい。これによって、弾性突起片31cの先端が嵌合穴Bの内壁面と弾性係合し、嵌合穴B内に固定される。
本考案に係る縫合糸固定具の第1の実施の形態を示すもので、(a)は縫合糸固定具の全体形状を示す略示斜視図、(b)(c)はその使用方法の説明図である。 本考案に係る縫合糸固定具の第2の実施の形態を示すもので、(a)は第2の実施の形態で用いるワッシャの平面図、(b)は縫合糸を通した状態のワッシャの斜視図、(c)はその使用方法の説明図である。 (a)〜(f)はワッシャの他の形状例を示す図である。 本考案に係る縫合糸固定具の第3の実施の形態を示す図である。 本考案に係る縫合糸固定具の第4の実施の形態を示すもので、(a)は縫合糸固定具の全体形状を示す略示斜視図、(b)はその使用方法の説明図である。 従来の縫合糸固定具の第1の例を示す図である。 従来の縫合糸固定具の第2の例を示す図である。 従来の縫合糸固定具の第3の例を示す図である。
符号の説明
11 スクリュー(骨固定部材)
11a ねじ本体部(骨埋め込み部)
11b 頭部
11c ドライバー嵌合穴
12 ワッシャ
12a リング部
12b 突出片
12c 糸通し穴
12d 中心穴
21 ビス(骨固定部材)
21a ねじ本体部(骨埋め込み部)
21b 頭部
21c ドライバー嵌合穴
31 アンカー(骨固定部材)
31a 骨挿入本体部(骨埋め込み部)
31b 頭部
31c 弾性突起片
S 縫合糸
B 骨
C 皮膚
E 軟部組織
ねじ込み穴
嵌合穴
D ドライバー

Claims (8)

  1. 骨埋め込み部の基端部に径の大きな頭部を備えた骨固定部材と、前記骨埋め込み部に遊嵌可能とされ、かつ、前記頭部によって離脱不可能に係止されるリング状のワッシャとを一組としてなり、前記ワッシャの適宜位置には縫合糸を挿し通すための糸通し穴が形成されていることを特徴とする縫合糸固定具。
  2. 前記糸通し穴の数が1個であることを特徴とする請求項1記載の縫合糸固定具。
  3. 前記糸通し穴の数が2個以上複数個であることを特徴とする請求項1記載の縫合糸固定具。
  4. 前記糸通し穴がワッシャのリング部外周縁から外方へ向けて突出する突出片に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の縫合糸固定具。
  5. 前記糸通し穴がワッシャのリング部に直接形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の縫合糸固定具。
  6. 前記骨固定部材が、先の尖ったテーパー状のねじ本体部と、該ねじ本体部の基端部に形成された径の大きな頭部とを有するスクリューからなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の縫合糸固定具。
  7. 前記骨固定部材が、先の尖っていない円柱状のねじ本体部と、該ねじ本体部の基端部に形成された径の大きな頭部とを有するビスからなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の縫合糸固定具。
  8. 前記骨固定部材が、円柱状の骨挿入本体部と、該骨挿入本体部の基端部に形成された径の大きな頭部とを有し、骨挿入本体部の外周面適宜位置には、直線状または円弧状に彎曲しながら頭部方向に向かって斜め外方に突出する複数本の弾性突起片を形成されたアンカーからなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の縫合糸固定具。
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