JP3119759B2 - セラミックス・セラミックス接合体 - Google Patents

セラミックス・セラミックス接合体

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JP3119759B2
JP3119759B2 JP05056867A JP5686793A JP3119759B2 JP 3119759 B2 JP3119759 B2 JP 3119759B2 JP 05056867 A JP05056867 A JP 05056867A JP 5686793 A JP5686793 A JP 5686793A JP 3119759 B2 JP3119759 B2 JP 3119759B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックス・セラミ
ックス接合体に関するもので、特にαアルミナまたはマ
グネシアもしくはスピネルをアルミニウム合金製インサ
ート材を介して接合する接合体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】αアルミナと金属の接合方法としては、
(1)特開昭60−71579号公報、(2)特開昭6
2−72577号公報並びに(3)特開昭62−182
166号公報に記載の如く、αアルミナと金属との接合
面間に、AlまたはAl合金を芯材としAl−Si系合
金を両皮材とする3層構造のインサート材を介挿し、表
層のAl−Si系合金の固相線以上、芯材の融点または
固相線以下の温度で加圧することが開示されている。ま
た、上記Al−Si系合金としては、Al−Si−Mg
合金を使用することが開示されている。これらの従来技
術は、インサート材の構造が共通している他に、いずれ
の場合も接合温度がインサート材の表層を構成するAl
−Si系合金の固相線以上の温度である。
【0003】さらにまた、これらの従来技術において、
3層構造のインサート材の表層合金にAl−Si−Mg
合金を使用する理由として、特開昭60−71579号
公報に、インサート材中のMgが被接合部材であるαア
ルミナおよびFeに対する溶融Al−Si系合金の濡れ
性向上に効果があるためであることが開示されている。
【0004】かかるアルニミウムとアルミナの接合の機
構としては、溶融Alによるアルミナまたはαアルミナ
中の不純物の還元などの化学的反応あるいはαアルミナ
表面の微視的凹凸のアンカー作用による機械的結合等が
考えられるが、いずれも憶測の域を出ていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、接合の機構は
不明でも、従来技術の方法によると、αアルミナと金属
の接合が可能である。しかしながら、上記従来技術の如
くインサート材の表層を構成するAl−Si系合金の固
相線以上の温度で、αアルミナと金属の接合を実施する
と、接合温度でインサート材の表層を構成するAl−S
i系合金の融液と金属部材の被接合面が直接反応し、A
l−Si系合金と金属との間に脆い金属間化合物層が形
成されて、冷却過程で微細なクラックが生じ、気密性を
有する接合界面が得られない等の問題がある。
【0006】本発明の目的は、強度が高く、気密性に優
れた接合界面を有するセラミックス・セラミックス接合
体、特にαアルミナの接合体を提供することである。本
発明の別の目的は、強度が高く、気密性に優れた接合界
面を有するセラミックス・セラミックス接合体、特にマ
グネシアまたはスピネルの接合体を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明によるセラミックス・セラミックス接合体は、
αアルミナの接合を例にとって説明すると、αアルミナ
製部材とインサート材の接合界面に、 (1)スピネル(MgO・Al23 )または、 (2)スピネルと、Al23 、MgO、Alならびに
Oよりなる群から選ばれた少なくとも一種以上の物質か
らなる反応層を存在させる。この場合には、インサート
材の少なくともαアルミナとの被接合面をMgを含有す
る合金で構成する。
【0008】また、本発明によるセラミックス・セラミ
ックス接合体の接合方法は、αアルミナ製部材の表面
に、少なくとも該αアルミナとの被接合面がMgを含有
する合金層からなるインサート材を接触させた状態で該
合金層の固相線以下の温度に加熱して、該金属表面にM
gの濃縮層またはMgO層を形成させた後加圧し、該合
金層とαアルミナ製部材との接合界面にスピネル(Mg
O・Al23 )またはスピネル、Al23 、Mg
O、AlならびにOよりなる群から選ばれた少なくとも
一種以上の物質からなる反応層を形成させる。
【0009】この場合、前記インサート材としては、M
g含有合金、Mg含有Al合金または純Alからなる芯
材の両表面にMgを含有するAl合金を配置した3層構
造体を用いるのが好ましい。また、前記Mgを含有する
Al合金としては、Al−Si−Mg合金とするのがよ
り好ましい。本発明のセラミックス・セラミックス接合
体のアルミナ製部材とインサート材の間の接合界面に形
成される反応層を構成するスピネルは、MgAl24
なる化学式を有する複酸化物であるが、該化学式の組成
を有する酸化物ばかりでなく、Mg、AlならびにOの
比率がこの組成からはずれたもの、あるいはこの化合物
に、Mg、Alならびに不可避の不純物の1つ以上が固
溶した固溶体も含むものでも良い。
【0010】上記スピネルは、αアルミナ製部材とイン
サート材の間にMg含有合金を介在させて接合温度まで
昇温すると、昇温過程で該合金中のMgが表面に拡散し
て、該合金の表面にMgが濃縮するので、該合金の融点
以下の温度でαアルミナ製部材と該合金表面層中のMg
を反応させて形成させる。この場合、該合金とαアルミ
ナの接合界面全面にわたってスピネルを形成するのが望
ましいが該スピネルにAl23 、MgO、並びにAl
が混在しても良い。
【0011】次に、マグネシアまたはスピネルの接合に
本発明を適用したものについて説明する。マグネシアま
たはスピネル製部材をインサート材を介して接合した接
合体は、インサート材とマグネシアまたはスピネル製部
材との間に、スピネル(MgO・Al23 )とAl2
3 、MgO、AlならびにOよりなる群から選ばれた
少なくとも一種以上の物質とからなる反応層が存在する
ことを特徴とする。
【0012】前記インサート材は、例えば純Alまたは
Al合金である。前記インサート材の少なくともマグネ
シアまたはスピネルとの被接合面は、例えば純Alまた
はAl合金層で形成されている。前記インサート材は、
純Alからなる芯材の少なくともマグネシアまたはスピ
ネルとの被接合側表面に予め表面に酸化膜を形成した純
AlまたはAl合金を配置した3層構造体であることが
望ましい。
【0013】セラミックス・セラミックス接合体の接合
方法は、マグネシアまたはスピネル製部材の表面に、少
なくとも該マグネシアまたはスピネルとの被接合面が純
AlまたはAl合金層からなるインサート材を接触させ
た状態で、酸化雰囲気中で該純AlまたはAl合金の固
相線以下の温度に加熱して表面に酸化膜を形成した後加
圧し、該純AlまたはAl合金層とマグネシアまたはス
ピネル製部材との接合界面に、スピネル(MgO・Al
23 )と、Al23 、MgO、AlならびにOより
なる群から選ばれた少なくとも一種以上の物質とからな
る反応層を形成させることを特徴とする。この場合の酸
化膜としてはαアルミナが好ましい。前記インサート材
は、例えば、純AlまたはAl合金からなる。ここで、
インサート材は、例えば純Alからなる芯材の少なくと
もマグネシアまたはスピネルとの被接合側表面に純Al
またはAl合金を配置した3層構造体を用いる。
【0014】または、該純AlまたはAl合金を予め熱
処理等により、被接合側表面に酸化膜を形成させ、イン
サート材として用いてもよい。なお、この場合の接合の
雰囲気としては該金属製部材表面が還元されない雰囲気
であればよい。
【0015】
【作用】本発明のセラミックス・セラミックス接合体で
は、αアルミナを例に挙げて説明すると、接合界面にA
23 とMgOの化学反応で生ずるスピネル(MgO
・Al23 )を形成させることでαアルミナとインサ
ート材を化学的に接合させる。このスピネルを構成する
Al23 は、被接合体であるαアルミナ自身の構成成
分を利用する。もう一方のスピネル構成成分であるMg
Oは、合金中のMgによる上記αアルミナの還元反応で
生成するMgOまたは加熱中にインサート材表面に形成
されるMgOを利用する。この反応を促進するため、M
g含有合金中のMgを非酸化性雰囲気中での加熱により
表面に濃縮させる。かかるAl2 3 とMgおよびMg
Oとの反応は、αアルミナ表面にMgが濃縮した該合金
表面を高温で加圧・接触させて行なう。この場合の非酸
化性雰囲気としては、真空、窒素、不活性ガス等が利用
できる。
【0016】この場合の接合は、Mg含有合金が溶融し
ない温度で、出来るだけ高温で行なうのが好ましい。M
g含有合金が溶融する温度では、該合金表面に濃縮した
Mgが合金中へ再溶解したり、蒸発したりして表面のM
g濃度が減少し、アルミナとの反応性が低下する。ま
た、溶融合金中のAlやSiがアルミナ表面に接触し
て、アルミナとMgの直接的接触を妨げるので好ましく
ない。
【0017】本発明において、αアルミナ製部材とMg
含有合金からなるインサート材の接合界面にスピネルを
主体とする反応層を形成して、αアルミナと該Mg含有
合金の接合を行なうのは、スピネルが化学的に安定で、
耐食性に優れているばかりでなく、表1に示す如く、熱
膨張係数がαアルミナの熱膨張係数に近いからである。
また、スピネルは、図1に示す如く、比較的広い組成範
囲で固溶体を形成するからである。
【0018】
【表1】
【0019】アルミナとインサート材の接合界面に形成
される反応層の熱膨張係数がαアルミナのそれに近いこ
とは、反応層とαアルミナの界面に発生する熱応力が小
さくなり、良好な接合界面が形成されることを意味する
ので、好ましいものである。また、反応層が広い組成域
の固溶体を形成することは、反応するMgOとAl23
の割合がずれても、目標とする反応層が容易に形成さ
れることを意味するので、好ましいものである。
【0020】本発明のセラミックス・セラミックス接合
体の製造に使用するインサート材またはインサート材表
面の少なくともαアルミナとの被接合面層の基材となる
金属は、使用目的、インサート材とセラミックス部材の
熱膨張係数の差、使用温度や使用雰囲気等の環境条件等
に応じて、融点、硬さ並びに耐食性等を考慮して、選択
すれば良いが、酸化物の標準生成自由エネルギーがMg
Oの標準生成自由エネルギーより大きい金属が好まし
い。酸化物の標準生成自由エネルギーがMgOの標準生
成自由エネルギーより小さい金属は、MgOより先に酸
化されてインサート材表面に酸化膜を形成し、スピネル
の形成を妨害するので、インサート材の基材および添加
成分として好ましくない。かかる金属としては、例え
ば、Ca、Be並びにCeがある。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。まず、αアルミナ製部材とMg含有Al合金から
なるインサート材の接合界面近傍の断面について、成分
分析を実施したところ、予想通り接合界面に反応層が形
成されていることが確認された。得られた結果から接合
界面に形成されている反応層の構成物質を推定して、作
成した模式図を図2に示す。
【0022】本発明のセラミックス・セラミックス接合
体では、図2に示す如く、αアルミナ製セラミックス部
材とMg含有Al合金からなるインサート材との間に、
反応層が存在する。この反応層は、スピネル(MgO・
Al23 )、MgO、Al 23 並びにAlで構成さ
れていると考えられる。反応層中のAl濃度は、金属製
部材表面からアルミナ表面に向かって連続的に減少す
る。Al23 の濃度はアルミナ表面からインサート材
表面に向かって連続的に減少し、スピネルとMgOは反
応層中で一様な濃度分布をしている。
【0023】同様に、マグネシア製部材と純Alのイン
サート材の接合界面の反応層の模式図を図3に示す。や
はり、反応層は、スピネル(MgO・Al23 )、M
gO、Al23 並びにAlで構成されていると考えら
れる。次に、実験例1〜5にて、本発明の実施例を説明
する。 実験例1(固相接合と液相接合の比較) 実験例1は、セラミックス製部材として、αアルミナま
たはスピネルを使用し、インサート材として、Al合金
を使用した接合体に関して、本発明(固相接合)と従来
条件(液相接合)で接合強度と耐食性を比較した。
【0024】接合は直径12mmφ、長さ20mmの2
本のセラミックス製部材の間に直径12mmφ、厚さ約
1mmのインサート材を配置して、10-3Paの真空雰
囲気中で、該インサート材の固相線以下または以上に
て、4kg/mm2 で加圧を行ない接合した。これらの
接合体からJIS規格準拠の4×3×40mmの試験片
を切出して、4点曲げ試験を行った。さらに、その後そ
れぞれの試験片を430℃の溶融Na中に120時間浸
漬した後、4点曲げ試験を行った。結果を表2に示す。
【0025】
【表2】
【0026】なお、実施例1および2では真空中で該イ
ンサート材の固相線以下である550℃にて接合したた
め、該インサート材表面にMgが拡散し、接合前に存在
していたAl酸化膜と反応し、Mg酸化膜を形成し、該
Mg酸化膜とαアルミナまたはスピネルと接触・反応し
てスピネル層を形成することにより接合を行なった。一
方、比較例1は従来法である。すなわち、接合温度が該
インサート材の液相線以上の600℃であり、いわゆる
ロウ付により接合されている。
【0027】表2に示すように、実施例1および2では
Na浸漬後も接合強度の低下がほとんど現れないのに対
し、比較例1の接合体はNa浸漬後の接合強度が約10
0MPaと大きく減少した。このような結果となった理
由は、実施例1および2は接合界面が、溶融Naに浸食
されない反応層で構成されているのに対し、比較例1は
液相接合なので、接合界面に溶融Naに対して浸食され
やすいSiが粗大に偏析しているためである。
【0028】 実験例2(純AlまたはAl−Cu合金との接合) インサート材として、純AlまたはAl−2wt%Cu
合金を使用し、セラミックス部材としてスピネルを使用
した場合の接合体の比較である。この場合インサート材
は、表面にAl酸化膜を形成するため、空気中で550
℃,10時間の熱処理を施した。実験例2では、実験例
1と同一条件で、固相接合で接合した試料を4点曲げ試
験片に加工し、溶融Na中に120時間浸漬した後、4
点曲げ試験を行い、耐食性を評価した。結果を表3に示
す。
【0029】
【表3】
【0030】なお、実施例7はセラミックス製部材とし
て被接合表面にスピネルを形成させたαアルミナを用い
て、純Alと接合したものである。セラミックス製部材
としてαアルミナを使用した接合体の結果を比較例2、
3として表3に示した。表3に示すように、実施例3〜
7は接合界面にスピネルを含む反応層を形成するため、
Naによる浸食を受けないが、比較例2、3は反応層を
形成せず、機械的に接合されているため、溶融Naの侵
入を受けて剥離した。
【0031】また、実施例4と6はスピネルと純Alの
接合であるが、接合温度の設定を、実施例4では550
℃とし、実施例6では600℃とした。その結果、接合
温度を上げるとNa浸漬前の接合強度が30MPa向上
した。 実験例3(異種セラミックスの接合) 2つの異なるセラミックス製部材を接合した結果を表4
の実施例8〜9に示す。接合条件および試験方法は実験
例1と同じであるので省略する。
【0032】
【表4】
【0033】実施例8は2つのセラミックス製部材の一
方をαアルミナ、他方をマグネシアとして、インサート
材をAl−10wt%Si−1.5wt%Mg合金箔と
純Al板のクラッド材を使用した。そして、αアルミナ
との接合面にAl−10wt%−1.5%Mg合金面を
配置し、マグネシアとの接合面に純Alを配置した。実
施例9はインサート材をAl−10wt%Si−1.5
wt%Mg合金箔とAl−2wt%Cu合金板のクラッ
ド材を使用し、マグネシアとの接合面にAl−2wt%
Cu合金面を配置して接合した。
【0034】その結果、表4に示すように、耐Na腐食
性は良好であった。 実験例4(窒素雰囲気および空気中での接合) セラミックス製部材にスピネルを使用し、インサート材
に純Alを使用して、接合雰囲気を窒素および空気中と
した場合の結果を表5の実施例10、11に示す。接合
条件および試験方法は実験例1と同じであるので省略す
る。
【0035】
【表5】
【0036】なお、接合雰囲気が空気の場合には(実施
例11)、接合温度への昇温中にインサート材の予備酸
化処理を行わなくても、実施例1と同等の耐Na性を有
する接合体が得られている。 実験例5(接合後、接合界面の未反応インサート材を排
除した場合) 実施例6と同一条件で接合後、真空中で700℃に昇温
し、1 kg/mm2 で加圧して、接合界面に残存する未
反応のインサート材を接合界面から排除した接合体を作
製した。溶融した純Alを接合界面から排除した。結果
を表6に示す。
【0037】
【表6】表6に示すように、耐Na腐食性は良好であっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】スピネルの固溶体の存在を示すAl23 −M
gOの平衡状態図である。
【図2】本発明の実施例によるアルミナとMg含有Al
合金の接合界面を構成する反応層および接合界面近傍の
成分の相対量を示す模式図である。
【図3】本発明の実施例によるアルミニウムとマグネシ
アの接合界面を構成する反応層および接合界面近傍の成
分の相対量を示す模式図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つのセラミックス製部材がインサート
    材により接合されているセラミックス・セラミックス接
    合体において、前記セラミックス製部材がαアルミナま
    たはスピネル(MgO・Al2・O3)であり前記インサ
    ート材がMgを含有するAl合金であることを特徴とす
    るセラミックス・セラミックス接合体。
  2. 【請求項2】 二つのセラミックス製部材がインサート
    材により接合されているセラミックス・セラミックス接
    合体において、前記セラミックス製部材の一方がαアル
    ミナまたはスピネルであり、他方がマグネシアまたはス
    ピネルであり、前記インサート材が2種の金属板を張り
    合わせたもので、αアルミナまたはスピネルとの接合面
    側の金属が純AlまたはAlより非酸化性の元素を含む
    Al合金であることを特徴とするセラミックス・セラミ
    ックス接合体。
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