JP3119388U - 抑草地盤の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】抑草地盤の構築に当たって、搬入された抑草材が包装袋から取り出された後に残存する使用済みの当該包装袋をゴミ化させることなく、これを抑草資材として有効活用でき得るようになし、抑草材を取り出した後に残存する使用済みの包装袋の回収及び廃棄処理などの煩わしい後始末を消滅させることのできる有益な抑草地盤の構造を提供する。
【解決手段】抑草性組成物を主材とする抑草材2を袋詰め包装する包装袋1を生分解性プラスチックなどの自然分解性材料をもって形成し、抑草材の取り出し後に残存する当該包装袋1を下層に並列状に敷設すると共にその上層に所要厚みをもって前記抑草材2を積層状に敷設して抑草地盤を構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、歩道などにおける植え込み、公園、学校などのグラウンド、未舗装道路、その他の所定地において、雑草の発生を抑制するために構築する抑草地盤の構造に関するものである。
従来、雑草の発生を抑制するための抑草地盤は、施工現場において抑草性組成物を主材とする抑草材を必要量搬入して、該抑草材を所定地に敷設して構築するのが通例である。
その際、所要の抑草材は、例えば10〜20kgなどの所定量毎に適宜な包装袋に袋詰め包装された状態で施工現場に搬入されるものであることから、施工現場において抑草材を包装袋から取り出した後には、使用後の包装袋がゴミとなって多量に残存することとなる。それがために、施工現場においては抑草材を取り出した後に残存する使用済みの包装袋を回収し、その後廃棄処理するなどの煩わしい後始末が不可避的に必要であるという
問題があった。
特開平8−291014号公報
本考案は、如上の問題を解消すべく案出したものであって、抑草地盤の構築に当たって搬入された抑草材が、包装袋から取り出された後に残存する使用済みの包装袋をゴミ化させることなく、これを抑草資材として有効活用でき得るようになし、抑草材を取り出した後に残存する使用済みの包装袋の回収及び廃棄処理などの煩わしい後始末を消滅させることのできる有益な抑草地盤の構造を提供することを目的とするものである。
本考案に係る抑草地盤の構造は、抑草性組成物を主材とする抑草材2を袋詰め包装する包装袋1を生分解性プラスチックなどの自然分解性材料をもって形成し、抑草材の取り出し後に残存する当該包装袋1を下層に並列状に敷設すると共にその上層に所要厚みをもって前記抑草材2を積層状に敷設して構成してなることを最も主要な特徴とするものである。
本考案に係る抑草地盤の構造は、抑草材を袋詰め包装する包装袋を自然分解性材料をもって形成してなり、抑草材を取り出した後に残存する使用済みの当該包装袋を抑草地盤の下層の抑草資材として自然環境を阻害するおそれなく有効活用することができることから、使用済みの包装袋のごみ化を消滅させて施工能率を向上することができ、また、包装袋が自然分解するまでの所定期間内、宿根性雑草に対する出芽抑制の抑草効果を強化することができる一石二鳥の優れた効果を奏する。
以下に、本考案に係る抑草基板の構造を実施例に基づいて説明する。
本考案に係る抑草地盤の構造において、抑草材を袋詰め包装する包装袋1は、生分解性プラスチックなどの自然分解性材料を素材をもって形成されるものである。生分解性プラスチックなどの自然分解性材料は、自然界においてそのまま土壌中の微生物の作用によって分解され、肥料養分として土に還える特性を有するものである。その基本構成は、例えば、澱粉粉末、エチレン酢酸ビニル共重合体、増強ポリエチレン樹脂、天然油脂などからなる生分解性合成樹脂組成物である。澱粉粉末としては、一般にとうもろこし澱粉、小麦澱粉、米澱粉、じゃがいも澱粉、甘藷澱粉、タビオカ澱粉などの穀物類、野菜類から得られる各種の天然澱粉が挙げられる。本考案の実施にあっては、土壌中において微生物による分解に1〜2年の期間を要する分解速度の遅い自然分解性材料を用いることが好ましい。
また、本考案に係る抑草地盤において、抑草材2は、その種類、成分を限定するものではないが、例えば、浄水処理ケーキを粉砕して篩い分けし、それを加熱、乾燥した強い撥水性を有する粉粒状浄水処理ケーキを主原料にして、それに土壌固化材及び植物生長抑制作用(アレロパシー活性)を持つ天然有機素材を混合するなどして得られた抑草性組成材からなるものが優れた抑草効果を有し好適である。
浄水処理ケーキは、浄水場において浄水を製造する際に、汚濁物質として浄水から分離されるものであり、該浄水処理ケーキを粒径10mm以下に粉砕し、篩い分けして粒径粒径4.5mm以上10mm以下の粗粒物と粒径4.5mm未満の粉末物とを混合したものが、粉粒状浄水処理ケーキである。本来、廃棄物である浄水処理ケーキの有効利用である。
土壌固化材は、セメント系土壌固化材、石灰系土壌固化材、マグネシウム系土壌固化材、石膏系土壌固化材の一種または二種以上の混合物からなるものである。
植物生長抑制作用(アレロパシー活性)を持つ天然有機素材は、例えば、コーヒー粕、モミガラ、針葉樹のオガクズなどが挙げられる。
上記のような抑草性組成材からなる抑草材2は、透水性を有すると共にシリカ、酸化アルミニウム、マグネシウムを多量に含有することから、土粒子間の水分枯渇化とリン酸吸収能によるリン酸欠乏土壌を形成することができ、これにより、飛散種子に対して発芽を抑制することができると共に宿根性雑草に対して固化力により物理的に出芽を抑制することができる。
そして、上記のように構成された抑草材2は、前記した自然分解性材料を素材として形成された生分解性プラスチック製の包装袋1を用いてこれに袋詰め包装される。
そして、雑草の発生を抑制したい抑草地盤の構築場所において、該抑草材2を袋詰め包装してなる包装袋1から抑草材2を取り出し、そして、取り出した後に残存する使用済みの当該包装袋1を、その周縁部を相互に重合するなどして並列状に敷設して、これによって、使用済みの自然分解性材料を素材として形成されてなる包装袋をもって抑草地盤の下層を形成させる。
使用済みの包装袋1を敷設するに先立って前もって多数の針穴を設けるように加工し、透水性を付与するように構成することもできる。
そして、前記した抑草材2を水と混練りした上で、該抑草材2を上記の並列状に敷設してなる包装袋1上に、その上層として例えば2〜6cmの適宜厚みを持って積層状に敷設し、そしてこれを鎮圧、固化させて抑草地盤を構成する。
このようにして構成された抑草地盤の構造は、その地盤表面からの雑草の発生及び飛来種子からの雑草の発生、定着を抑制することができる。のみならず、抑草地盤の下層に敷設した自然分解性材料からなる包装袋が自然分解する迄の期間に亘って、宿根性雑草や雑草地下茎、更には埋没種子などから出芽する雑草の発生の抑制を強化することができ、優れた雑草の発生抑制効果を奏することができる。
その上に、抑草材2を袋詰め包装してなる包装袋1を、抑草材2を取り出した後に残存する使用済みとなった当該包装袋1を抑草資材として有効活用してゴミ化することを消滅し得るきわめて有益な優れた抑草地盤の構造である。
本考案の抑草地盤の構造の実施例を示す断面図である。
符号の説明
1 包装袋
2 抑草材



Claims (1)

  1. 抑草性組成物を主材とする抑草材2を袋詰め包装する包装袋1を生分解性プラスチックなどの自然分解性材料をもって形成し、抑草材の取り出し後に残存する当該包装袋1を下層に並列状に敷設すると共にその上層に所要厚みをもって前記抑草材2を積層状に敷設して構成してなることを特徴とする抑草地盤の構造。



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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009240230A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Matsui Bunshoudo:Kk 防草材および防草固化材およびその施工方法

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