JP3118938U - 手術用糸の皮下刺し通し用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】手術用糸を皮下に刺し通して所定部位の皮膚を緊縮させることによって皮膚の皺等の弛みを除去する手術を施すのにきわめて好適で、有益な手術用糸の皮下刺し通し用具を提供する。
【解決手段】手術用糸5を挿通し得る両端開口の中空路2を有する所要長の直線状、湾曲状の細筒状体1をその全長に亘って同外径となすと共にその先端側を尖鋭に成形し、且つ、該細筒状体1の中空路2には、その基端側からほぼ同長の針状体3を抜き差し自在に嵌め入れ得るようになし、該細筒状体1自体を皮下に刺し通した後に前方向に刺し抜け皮膚外に刺し貫いて抜け出させ得るように構成した。
【選択図】図1

Description

本考案は、皮下において手術用糸を刺し通すのに好適な手術用糸の皮下刺し通し用具に関するものである。
従来、手術用糸を皮下に刺し通して所定部位の皮膚を緊縮させることによって皮膚の皺等の弛みを除去する手術を施すに好適な手術用糸の皮下刺し通し用具が開発されていないことから、同手術の難易度を高めており、施術者にはきわめて煩わしい手間の要する作業を強いることとなっており、施術能率の悪いものであった。
本考案が解決しようとする課題は、如上の問題を解消する目的から、手術用糸を皮下に刺し通して所定部位の皮膚を緊縮させることによって皮膚の皺等の弛みを除去する手術を施すのにきわめて好適で、有益な手術用糸の皮下刺し通し用具を提供することである。
本考案は、手術用糸5を挿通し得る両端開口の中空路2を有する所要長の直線状、湾曲状の細筒状体1をその全長に亘って同外径となすと共にその先端側を尖鋭に成形し、且つ、該細筒状体1の中空路2には、その基端側からほぼ同長の針状体3を抜き差し自在に嵌め入れ得るようになし、該細筒状体1自体を皮下に刺し通した後に前方向に刺し抜け皮膚外に刺し貫いて抜け出させ得るように構成したことを最も主要な特徴とするものである。
本考案の手術用糸の皮下刺し通し用具は、一旦、中空路内に針状体を嵌め入れた状態で細筒状体を所定部位の皮下にその先端側から刺し通した後に、かかる状態下の細筒状体の中空路から針状体を外部に抜き出し、これにより開通する該細筒状体の中空路にその基端側から手術用糸を挿し通し、しかる後に、細筒状体をその先端側方向に刺し貫いて皮膚外に抜け出させることができ、これによって、手術用糸を皮下に刺し通すことができる。更に、その後かかる操作を順次に繰り返すことで、同一の手術用糸を用いての例えば折り返し、ジグザグ等の必要に応じた各種態様の皮下刺し通しを円滑、迅速に施術できる利点がある。
本考案は、手術用糸を皮下に刺し通して所定部位の皮膚を緊縮させることによって皮膚の皺等の弛みを除去する美容整形等の手術を施すのに好適な手術用糸の皮下刺し通し用具を提供するという目的を、全長に亘って同外径となすと共にその先端側を尖鋭に成形した
手術用糸を挿通し得る両端開口の中空路を有する所要長の細筒状体と該細筒状体の中空路にその基端側から抜き差し自在に嵌め入れ得るほぼ同長の針状体との組み合わせによって簡便に実現し得たものである。
図1は、本考案手術用糸の皮下刺し通し用具の実施例を示す細筒状体と針状体の分離状態の一部切欠側面図、図2は、本考案手術用糸の皮下刺し通し用具の実施例を示す細筒状体に針状体を嵌め入れた状態の側面図、図3は、本考案手術用糸の皮下刺し通し用具の使用例を示す説明図であり、1は細筒状体、2は中空路、3は針状体、4はつまみ部、5は手術用糸である。
細筒状体1は、手術用糸を挿し通し得る両端開口の中空路2を有するステンレス等の強度に優れた素材からなるものであって、その先端側は皮膚を刺し通し得るように尖鋭に成形されており、その長さ、直径寸法は、必要に応じて設定されるものであって限定されるものではないが、10〜20cm程度の長さが適当であり、また、該細筒状体1の全長に亘って同外径であって、その直径は1mm程度以下が好ましい。また、本実施例において直線状に成形されているが、必要に応じてその全体を湾曲状に成形することもできる。
上記の如くなる細筒状体1における両端開口の中空路2には、その基端側からほぼ同長の針状体3を抜き差し自在に嵌め入れ得るように構成している。該針状体3はステンレス等の強度に優れた素材からなるものであって、図2に示すように該針状体3を細筒状体1の中空路2に嵌め入れた状態下において、細筒状体1を補強し、該細筒状体1の皮膚への刺し込みを円滑に行い得るように構成している。
該針状体3の先端は、細筒状体1に嵌め入れた状態において該細筒状体1の尖鋭先端より後退位置にあることから、必ずしも尖鋭に成形することを要しないが、針状体3を細筒状体1に嵌め入れた状態下で斜め切断することにより両者を尖鋭に成形することができ、このように成形した場合、細筒状体1の中空路2に針状体3を嵌め入れた図2に示す状態において両者の先端が嵌合一体化して中空路2の先端に空隙を生じさせないと共に針状体3を細筒状体1の中空路2に嵌め入れる際に嵌め入れ易くなる利点がある。また、該針状体3の基端には膨径のつまみ部4を一体に固設して、該針状体3の取扱いを容易化することが好ましい。
次に、上記の如くなる本考案手術用糸の皮下刺し通し用具の一使用例を説明すると、図3において、皮膚上におけるA点から、針状体3を嵌め入れた図2に示す状態下で細筒状体1の尖鋭先端を皮下に刺し入れて、B点において該細筒状体1の尖鋭先端を皮膚外に刺し出し、これにより細筒状体1を、A点とB点との間における皮下を刺し貫いた状態となす。
かかる状態下において、細筒状体1の中空路2から針状体3を抜き出し、A点とB点との間に刺し貫いた細筒状体1における中空路2を開通させる。開通した細筒状体1の中空路2にその基端側から所要長の手術用糸5を挿し通す。該手術用糸5は、一般に外科用手術で使用する手術用糸を用いる場合の他、糸上に返しを有する等の特殊な手術用糸を用いる場合を包含するものである。
しかる後に、細筒状体1を先端側に押し出してB点から皮膚外に抜き出すと共に更に手術用糸5からも離脱させる。ここにおいて、手術用糸5のみをA点とB点との間の皮下に刺し通した状態となすことができる。
その上で、改めて細筒状体1の中空路2に針状体3を再度嵌め入れた状態となした上で、該細筒状体1の尖鋭先端をB点近傍のB’点から皮下に刺し入れ、C点から皮膚外に刺し出し、これにより細筒状体1を、B’点とC点との間における皮下を刺し貫いた状態となす。
かかる状態から前記したと同様の操作を繰り返す。即ち、B’点とC点との間で皮下を刺し貫いた状態の細筒状体1から針状体3を抜き出して中空路2を開通させ、開通した該中空路2に前記のA点とB点との間で既に皮下を刺し通された状態下にある手術用糸5の遊出側先端から挿し通し、その後、細筒状体1をC点から皮膚外に抜き出すと共に手術用糸5からも離脱させる。これによって、手術用糸5をA点とB点との間、及び、B’点とC点との間で順次に折り返し状に皮下を刺し通した状態となすことができる。
上記した手術用糸5の皮下刺し通しの操作を繰り返し行うことで、折り返し状の他ジグザグ状等各種形態に手術用糸5の皮下刺し通しを円滑に施術することができる。
本考案手術用糸の皮下刺し通し用具の実施例を示す細筒状体と針状体の分離状態の一部切欠側面図である。 本考案手術用糸の皮下刺し通し用具の実施例を示す細筒状体に針状体を嵌め入れた状態の側面図である。 本考案手術用糸の皮下刺し通し用具の使用例を示す説明図である。
符号の説明
1 細筒状体
2 中空路
3 針状体
4 つまみ部5
5 手術用糸




Claims (2)

  1. 手術用糸5を挿通し得る両端開口の中空路2を有する所要長の直線状、湾曲状の細筒状体1をその全長に亘って同外径となすと共にその先端側を尖鋭に成形し、且つ、該細筒状体1の中空路2には、その基端側からほぼ同長の針状体3を抜き差し自在に嵌め入れ得るようになし、該細筒状体1自体を皮下に刺し通した後に前方向に刺し抜け皮膚外に刺し貫いて抜け出させ得るように構成したことを特徴とする手術用糸の皮下刺し通し用具。
  2. 前記針状体3の基端に膨径のつまみ部4を固設してなる請求項1に記載の手術用糸の皮下刺し通し用具。




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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014049737A1 (ja) * 2012-09-26 2014-04-03 テルモ株式会社 挿通具

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