JP3118923U - 感染マウス等の飼育実験装置 - Google Patents

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智明 石原
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智明 石原
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Abstract

【課題】 バイオハザード対策を施してあるP3規準が適用される部屋で、感染した動物を最適な環境で飼育できると共に、実験者が安全に実験でき、且つ、維持費等の節減が図れる感染マウス等の飼育実験装置を提供する。
【解決手段】 マウス等の実験を行なうためのバイオハザードキャビネット24と、マウス等の飼育を行なうための飼育チャンバー25とを連通させて配設し、バイオハザードキャビネット24に強制排気を行なうための強制排気パイプ29を設け、飼育チャンバー25に給気パイプ43及び排気パイプ45を配設し、給気パイプ43の管路中に第1HEPAフィルター44を設け、排気パイプ45の管路中に第2HEPAフィルター46及び第3HEPAフィルター47を設け、第3HEPAフィルター47の下流に第1排気ファン48を配設した感染マウス等の飼育実験装置21を提供する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、バイオハザード対策を施してあるP3規準が適用される部屋で、感染した動物を最適な環境で飼育できると共に、実験者が安全に実験できるようにした感染マウス等の飼育実験装置に関する。
従来の此種感染マウス等の飼育実験装置の一例を、図3に従って説明する。
図に於いて、1は、研究所用建物2内に設けられたバイオハザード対策を施してあるP3規準が適用される実験室である。
この実験室1には、バイオハザードキャビネット3と陰圧式マウス飼育ラック4が配設されている。この飼育ラック4には、カプセルチャンバー5,5…が収容され、カプセルチャンバー5にはマウス又はラット等を収容しているゲージ6が収納されている。
実験時には、カプセルチャンバー5ごとバイオハザードキャビネット3内に運び、カプセルチャンバー5からゲージ6を取り出し必要な実験を行っている。
図中、7はHEPAフィルター(high-efficiency particulate air filter)、8は排気ファン、9は排気パイプである。10は給気ファンである。
又、実験用動物飼育装置は、例えば特許文献1にも開示されており、特許文献1には、マウス、ラット等の実験用動物を飼育する飼育装置に装着され、マウス、ラット等への空気の給排気を行なう給排気装置が記載されている。
特開平10−178950号公報
図3に示した従来の技術には、下記のような問題点を指摘することができる。
(1)実験に際して、カプセルチャンバー毎バイオハザードキャビネットに運ぶ時、実験者が汚染される危険がある。
(2)実験者がP3規準が適用される実験室にいない場合も、実験室の空調を続ける必要があり、そのための電気代、HEPAフィルターの交換料などの維持費が高価となる。
そこで、それらを解決することが望まれており、特許文献1もそれらを解決するためのものではない。
以上の現状に鑑み、本考案は、バイオハザード対策を施してあるP3規準が適用される部屋で、感染した動物を最適な環境で飼育できると共に、実験者が安全に実験でき、且つ、維持費等の節減が図れる感染マウス等の飼育実験装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本考案は以下の構成を提供する。
請求項1に係る考案は、マウス等の実験を行なうためのバイオハザードキャビネットと、マウス等の飼育を行なうための飼育チャンバーとを連通させて配設し、該バイオハザードキャビネットに強制排気を行なうための強制排気パイプを設け、該飼育チャンバーに給気パイプ及び排気パイプを配設し、該給気パイプ及び排気パイプには夫々管路中にフィルターを設け、該飼育チャンバーに設けた排気パイプのフィルターの下流に第1排気ファンを配設したことを特徴とする感染マウス等の飼育実験装置を提供するものである。
請求項2に係る考案は、上記バイオハザードキャビネットの両端に夫々上記飼育チャンバーが連通して設けられることを特徴とする請求項1記載の感染マウス等の飼育実験装置を提供するものである。
請求項3に係る考案は、上記バイオハザードキャビネットと上記飼育チャンバーとは角筒状の連結パイプで連結され、該連結パイプと、該バイオハザードキャビネットと、飼育チャンバーの夫々の内底部は同一高さとなるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか一に記載の感染マウス等の飼育実験装置を提供するものである。
請求項4に係る考案は、上記フィルターは、HEPAフィルターであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の感染マウス等の飼育実験装置を提供するものである。
請求項5に係る考案は、上記給気パイプの上記フィルター上流に設けられる空気混合室と、上記飼育チャンバーと、上記排気パイプの上記フィルター下流の配管とに夫々連結され、該空気混合室と、該飼育チャンバーとの差圧、又は、該配管と、該飼育チャンバーとの差圧が所定圧になった時、警報を発生する警報装置を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一に記載の感染マウス等の飼育実験装置を提供するものである。
請求項6に係る考案は、上記飼育チャンバーの排気パイプに設けた上記フィルターと第1排気ファンとの間に分岐排気パイプを設け、該分岐排気パイプにバルブを配設し、且つ、該バルブの下流に第2排気ファンを設けたことを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一に記載の感染マウス等の飼育実験装置を提供するものである。
本考案の請求項1記載の考案によれば、マウス等の実験を行なうためのバイオハザードキャビネットと、マウス等の飼育を行なうための飼育チャンバーとを連通させて配設し、該バイオハザードキャビネットに強制排気を行なうための強制排気パイプを設け、該飼育チャンバーに給気パイプ及び排気パイプを配設し、該給気パイプ及び排気パイプには夫々管路中にフィルターを設け、該飼育チャンバーに設けた排気パイプのフィルターの下流に第1排気ファンを配設した感染マウス等の飼育実験装置を提供するので、バイオハザード対策を施してあるP3規準が適用される部屋で、感染した動物を最適な環境で飼育できると共に、実験者が安全に実験でき、且つ、維持費等の節減が図れる感染マウス等の飼育実験装置を提供できる。
請求項2記載の考案によれば、上記バイオハザードキャビネットの両端に夫々上記飼育チャンバーが連通して設けられるので、請求項1記載の考案の効果に加え、2つの飼育チャンバーによって、多数頭の感染マウス等を飼育することができる。
請求項3記載の考案によれば、上記バイオハザードキャビネットと上記飼育チャンバーとは角筒状の連結パイプで連結され、該連結パイプと、該バイオハザードキャビネットと、飼育チャンバーの夫々の内底部は同一高さとなるように構成されているので、請求項1又は2のいずれか一に記載の考案の効果に加え、飼育チャンバーから、バイオハザードキャビネットへ、ラット等を収容した飼育ゲージを円滑に摺動させて移動させることができる。
請求項4記載の考案によれば、上記フィルターは、HEPAフィルターであるので、請求項1乃至3のいずれか一に記載の考案の効果に加え、高性能のフィルター機能が期待できる。
請求項5記載の考案によれば、上記給気パイプの上記フィルター上流に設けられる空気混合室と、上記飼育チャンバーと、上記排気パイプの上記フィルター下流の配管とに夫々連結され、該空気混合室と、該飼育チャンバーとの差圧、又は、該配管と、該飼育チャンバーとの差圧が所定圧になった時、警報を発生する警報装置を設けたので、請求項1乃至4のうちいずれか一に記載の考案の効果に加え、給気及び排気状態の異常を感知でき、安全性の向上を図ることができる。
請求項6記載の考案によれば、上記飼育チャンバーの排気パイプに設けた上記フィルターと第1排気ファンとの間に分岐排気パイプを設け、該分岐排気パイプにバルブを配設し、且つ、該バルブの下流に第2排気ファンを設けたので、請求項1乃至5のうちいずれか一に記載の考案の効果に加え、第1排気ファンが故障した時、第2排気ファンを作動させて、排気状態を安全に保持することができる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本考案の実施の形態を説明する。
図1に於いて、21は本考案の感染マウス等の飼育実験装置であり、感染マウス等の飼育実験装置21は、主として、P3規準環境下における感染マウス等(感染マウス又はラット等)の安全飼育実験装置として用いられるものであり、例えば、鉄筋コンクリート造りの公知の研究所用建物22と、研究所用建物22内に設けられたバイオハザード対策を施してあるP3規準が適用されるように構成された実験室23と、実験室23内の所定位置に配設されるマウス等の実験を行なうための公知のバイオハザードキャビネット24と、バイオハザードキャビネット24の左方と右方に隣接した状態で連通して配設される飼育チャンバー25,25とを備えている。
そして、前記実験室23の側壁23aには給気口26が設けられ、天井23bには排気口27が設けられている。
又、前記バイオハザードキャビネット24内には作業室28が形成され、バイオハザードキャビネット24の上端に強制排気パイプ29が連結され、強制排気パイプ29の管路上には、図示しないフィルター及び強制排気ファン等が配設され、強制排気パイプ29の先端29aは、研究所用建物22の外部に開口している。
前記飼育チャンバー25は、図に於いて、バイオハザードキャビネット24の左方と右方に隣接した状態で配設されているが、バイオハザードキャビネット24の左方あるいは右方の一方であってもよい。
飼育チャンバー25は、図2に示す如く、支脚25a,25a…と、この支脚25a,25a…で支持された飼育室部30で構成され、飼育室部30は、飼育室部30の前壁30a(図2に於いて左壁)に、前壁30aから飼育室部30内部に延びる手袋31が設けられている。
飼育者、又は、実験者はこの手袋31に手を入れ、飼育チャンバー25の外側から飼育室部30内部に於ける作業をすることができる。手袋31は、放射線用のピンホール検査を受けたものを使用する。
飼育チャンバー25は、塩化ビニールで形成され、塩素系の消毒剤・アルコール系消毒剤も使用可能に構成されている。
又、前記飼育室部30の前壁30aは、塩化ビニールの枠体30cと膜を張ったガラス30dから構成され、膜によって破損時の飛散防止が図れるように構成されている。
次に、図1に従って、前記バイオハザードキャビネット24における作業室28と飼育チャンバー25との連結状態を、例えば、バイオハザードキャビネット24の左方に飼育チャンバー25が位置している場合を例にして説明する。
作業室28の側壁28aと飼育室部30の側壁30eとは、角筒状の連結パイプ32により連結され連通している。
そして、作業室28の内底部28bと連結パイプ32の内底部32aと飼育室部30の内底部30bは、同一高さ(同一水平面)になるよう構成されている。
これは、飼育室部30内のマウス等は飼育ケージ33に収容されているが、飼育ゲージ33を作業室28に移動させる場合、飼育ゲージ33ごと滑らせるようにして飼育室部30から連結パイプ32を通って作業室28内へ移動させるためである。
連結パイプ32の右方端すなわち作業室28の側壁28a側の開口部には、ステンレス板のドア34が開閉自在に取り付けられている。
図に於いて、41は実験室23の外側に設けられた空気混合室で、空気混合室41内部にはヒーター(図示略)が設けられていると共に、空気混合室41には、屋内あるいは屋外に開口されている吸気パイプ42が連結されている。
空気混合室41は、比較的大型に構成され、安定した温度の空気を作ることができると共に、空気混合室41のエアーは適宜加熱されて空調されたエアーが撹拌され温度にむらがほとんどなくなった状態で飼育チャンバー25に入るように構成されている。
又、空気混合室41に給気パイプ43が連結されており、給気パイプ43は、第1HEPAフィルター44を介して飼育室部30における左方の側壁上方に連結され、一方、飼育室部30の右方の側壁上方に排気パイプ45が連結されており、排気パイプ45は、第2HEPAフィルター46、第3HEPAフィルター47、第1排気ファン48を介して研究所用建物22の側壁22a近傍まで配管され、排気パイプ45の先端は屋外に開口されている。
図中、49は排気パイプ45に設けた圧力計である。
又、図中、50は、排気パイプ45の管路上に配設された第3HEPAフィルター47と第1排気ファン48間に於いて分岐された分岐排気パイプであり、分岐排気パイプ50の先端は屋外に開口されていると共に、分岐排気パイプ50の管路上には、上流側から順次バルブ51、第2排気ファン52が取付けられている。
前記構成は、前記第1排気ファン48に事故があった時、バルブ51を開き、第2排気ファン52を駆動させ、その間に第1排気ファン48の修理をすることができるようにしたものである。
図示の感染マウス等の飼育実験装置21は、バイオハザードキャビネット24を中心として左方と右方に飼育チャンバー25,25を配設した構成となっており、この場合における作業室28と右方に位置している飼育チャンバー25との連結状態は、前述した構成と左右対称に構成されたものであるので、説明を省略する。
又、図に於いて、53は実験室23内の適宜箇所に設けられた警報装置であり、警報装置53は、空気混合室41と、飼育チャンバー25、25とに夫々連結されると共に、第1HEPAフィルター46と第2HEPAフィルター47間に配設される配管54,54に連結され、連結部に圧力センサー(図示せず)が設置され、圧力センサーによる圧力測定によって、空気混合室41と、飼育チャンバー25、25との差圧、又は、配管54,54と、飼育チャンバー25、25との差圧が異常圧になれば、警報装置53が警報を発生するように構成されている。
而して、前記感染マウス等の飼育実験装置21に於いて、第1排気ファン48,48が作動すると、飼育チャンバー25,25が負圧になることにより、外気が吸気パイプ42を介して空気混合室41に入り、空気混合室41内で空調されたエアーが撹拌され温度にむらがほとんどなくなった状態で、吸気パイプ42,42を介して第1HEPAフィルター44,44内に入り、第1HEPAフィルター44,44内で、清浄化された後、飼育チャンバー25,25に入る。
そして、飼育チャンバー25,25内の空気は、排気パイプ45,45を介して、第2HEPAフィルター46,46内に入り、第2HEPAフィルター46,46内で濾過された後、第3HEPAフィルター47,47内に入り、ここで再び濾過された後、第1排気ファン48,48によって屋外に排出される。この状態で、飼育チャンバー25,25内の飼育ゲージ33,33…内で感染マウス等が飼育される。
一方、バイオハザードキャビネット24の作業室28内も強制排気パイプ29によって強制排気され負圧に設定されている。
実験開始時には、前記ドア34を開け、実験者が手袋31,31内に手を入れて、飼育室部30から連結パイプ32を介して飼育ケージ33を作業室28側に摺動させて移動させる。
そして、実験者が作業室28側の前部を一部開放し、開放部から手を入れて、作業室28側で実験が行なわれる。実験が終わったら、飼育ケージ33は飼育室部30に戻される。
実験時及びマウス等の飼育が行なわれている間、空気混合室41と、飼育チャンバー25、25との差圧、又は、配管54,54と、飼育チャンバー25、25との差圧が測定され、それらの差圧が異常になれば、警報装置53が警報を発生する。
斯くして、本考案の感染マウス等の飼育実験装置21は、バイオハザード対策を施してあるP3規準が適用される実験室23で、感染したマウス等の動物を最適な環境で飼育できると共に、実験者が安全に実験できる感染マウス等の飼育実験装置21を提供できる。
又、P3規準が適用される実験室23の空調を作動させない状態で、飼育チャンバー25内で汚染された動物を飼育することができるため、維持費等の節減が図れる。
更に、屋外から風圧がかかっても、第1排気ファン48によって、一定量の空気を安定した状態で屋外に排気できる。又、エアーは強制的に供給されるのではなく吸引されて、飼育チャンバー25に入るので、飼育チャンバー25、バイオハザードキャビネット24内は負圧になり空気が外に漏れることがないため、P3規準が適用される実験室23が汚染される虞はない。
更に又、バイオハザードキャビネット24の両端に夫々飼育チャンバー25,25が連通して設けられるので、2つの飼育チャンバー25,25によって、多数頭の感染マウス等を飼育することができる。
そして、前記バイオハザードキャビネット24と飼育チャンバー25とは角筒状の連結パイプ32で連結され、連結パイプ32と、バイオハザードキャビネット24と、飼育チャンバー25の夫々の内底部は同一高さとなるように構成されているので、飼育チャンバー25から、バイオハザードキャビネット24へ、ラット等を収容した飼育ゲージ33を円滑に摺動させて移動させることができる。
又、飼育ゲージ33を、飼育チャンバー25から連結パイプ32を介しバイオハザードキャビネット24内に移動させ、バイオハザードキャビネット24内で実験することにより、実験者が汚染された動物を手に持って移動することがないため、実験者への汚染の虞がなく、更に、屋外の一般の人への汚染の虞もない。い。
更に、フィルターとしてHEPAフィルター44,46,47を設けたので、高性能のフィルター機能が期待できる。
そして、空気混合室41と、飼育チャンバー25、25との差圧、又は、配管54,54と、飼育チャンバー25、25との差圧が測定され、それらの差圧が異常圧になれば、警報装置53が警報を発生するように構成したので、給気及び排気状態の異常を感知でき、安全性の向上を図ることができる。
具体的には、特に次の効果が期待できる。
(1)HEPAフィルター44,46,47のつまり現象を知らせることができる。即ち、HEPAフィルター44,46,47のつまりにより排気量が少なくなった時、警報装置53によって警報で知らせることができる。
(2)排気パイプ45あるいは飼育チャンバー25などに穴が開くようなことがあると、排気量が多くなるが、これを警報装置53によって警報で知らせることができる。
又、前記飼育チャンバー25の排気パイプ45に設けた第3HEPAフィルター47と第1排気ファン48との間に分岐排気パイプ50を設け、分岐排気パイプ50にバルブ51を配設し、且つ、バルブ51の下流に第2排気ファン52を設けたので、第1排気ファン48が故障した時、第2排気ファン52を作動させて、排気状態を安全に保持することができると共に、その間に第1排気ファン48の取り換え又は補修が可能である。
本考案による感染マウス等の飼育実験装置を示す概略図である。 本考案による感染マウス等の飼育実験装置の飼育チャンバーの側面図である。 従来例の感染マウス等の飼育実験装置に於いて、カプセルチャンバーを移動する状態を示す概略図である。
符号の説明
21 感染マウス等の飼育実験装置
24 バイオハザードキャビネット
25 飼育チャンバー
29 強制排気パイプ
32 連結パイプ
32a 内底部
43 給気パイプ
45 排気パイプ
48 第1排気ファン
50 分岐排気パイプ
51 バルブ
52 第2排気ファン
53 警報装置

Claims (6)

  1. マウス等の実験を行なうためのバイオハザードキャビネットと、マウス等の飼育を行なうための飼育チャンバーとを連通させて配設し、該バイオハザードキャビネットに強制排気を行なうための強制排気パイプを設け、該飼育チャンバーに給気パイプ及び排気パイプを配設し、該給気パイプ及び排気パイプには夫々管路中にフィルターを設け、該飼育チャンバーに設けた排気パイプのフィルターの下流に第1排気ファンを配設したことを特徴とする感染マウス等の飼育実験装置。
  2. 上記バイオハザードキャビネットの両端に夫々上記飼育チャンバーが連通して設けられることを特徴とする請求項1記載の感染マウス等の飼育実験装置。
  3. 上記バイオハザードキャビネットと上記飼育チャンバーとは角筒状の連結パイプで連結され、該連結パイプと、該バイオハザードキャビネットと、飼育チャンバーの夫々の内底部は同一高さとなるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか一に記載の感染マウス等の飼育実験装置。
  4. 上記フィルターは、HEPAフィルターであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の感染マウス等の飼育実験装置。
  5. 上記給気パイプの上記フィルター上流に設けられる空気混合室と、上記飼育チャンバーと、上記排気パイプの上記フィルター下流の配管とに夫々連結され、該空気混合室と、該飼育チャンバーとの差圧、又は、該配管と、該飼育チャンバーとの差圧が所定圧になった時、警報を発生する警報装置を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一に記載の感染マウス等の飼育実験装置。
  6. 上記飼育チャンバーの排気パイプに設けた上記フィルターと第1排気ファンとの間に分岐排気パイプを設け、該分岐排気パイプにバルブを配設し、且つ、該バルブの下流に第2排気ファンを設けたことを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一に記載の感染マウス等の飼育実験装置。
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