JP3118607B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子スチルカメラに関するものである。
〔従来の技術〕
図面第7図は従来例の電子スチルカメラにおけるホワ
イトバランス装置の構成図である。
図面第7図において、1は光学像を電気信号に変換し
複数の色信号を出力する撮像素子、2は撮像素子1から
の出力信号を処理して輝度信号を作る輝度信号処理回
路、3a,3bはそれぞれカラー信号処理回路でR(赤),B
(青),YL(輝度)のそれぞれを作る。4,5はそれぞれ、
R,B信号のホワイトバランス調整のための利得制御回路
(R AMP),(B AMP)である。
6a,6bは減算回路であり、色差信号R−YL,B−YL信号
が作られる。
13は光源光を各色成分(ここでは赤(R)・青(B)
・緑(G)の3原色)に分割し、電気信号に変換する測
色回路であり、この出力R1,G1,B1のそれぞれから演算制
御部7により光源光の色温度を求め、適正なホワイトバ
ランスがとれるような制御電圧を演算し、R AMP4,B
AMP5のそれぞれの利得の制御を行なう。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上にように、従来例においては、電子スチルカメラ
で、ホワイトバランス調整を行なう場合、光源光の色を
判断するために測色回路13が必要であり、測色回路13は
高価であるのでコスト高の要因となるという問題点があ
った。
また、測色回路13と撮像素子1のカラーフィルターが
一致していないので、その合わせ込みのための調整が必
要であり、面倒であるという問題点があった。
この発明は上記のような従来例の問題点を解消するた
めになされたもので、Pre露光時に出力したホワイトバ
ランス制御値に対するYL,R−YL,B−YLの各積分値から、
R/B(又はR/G,B/G)を演算し、この値よりホワイトバラ
ンス制御値の補正量を求め、本露光時に前記補正された
ホワイトバランス制御値を出力して、常にPre露光時の
ホワイトバランス制御値に対応する色温度を中心とし
て、低色温度側にも高色温度側にも同様に色温度の制御
範囲が設定可能であり、かつPre露光時に出力するホワ
イトバランス制御値を変化させても、同一の補正式、も
しくは補正値のテーブルを使用することが可能であり、
より広範な色温度範囲にわたって精度良くホワイトバラ
ンス制御を行なうことができ、また、外測のための測色
回路を必要とせず、自動的にホワイトバランスができ、
大幅なコストダウンにつながる電子スチルカメラを得る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このため、この発明においては、映像信号を記録する
ための本露光に先立って仮露光を行うことにより予め像
情報を得る電子スチルカメラにおいて、被写体光を電気
的な像情報に変換する撮像手段と、前記仮露光中に前記
撮像手段から得られた像情報に基づいて、ホワイトバラ
ンス情報を前記本露光が行われるまでに取得し、該取得
されたホワイトバランス情報に基づいて前記本露光中に
前記撮像手段から得られる像情報のホワイトバランスを
制御する制御手段とを有する電子スチルカメラにより前
記目的を達成しようとするものである。
〔実施例〕
以下、この発明の二実施例を図面に基づいて説明す
る。
図面第1図はこの発明の第1実施例の構成を示すブロ
ック図、第2図は第1実施例におけるタイミングを示す
タイムチャート、第3図は第1実施例の動作を制御する
フローチャート、第4図はホワイトバランス補正量を示
すグラフであり、第4図(a)は色温度制御範囲とRwB
補正値、第4図(b)は色温度制御範囲とBwB補正値の
それぞれを示す。第5図はホワイトバランス補正量を示
すテーブルであり、第5図(a)はRwBの補正値、第5
図(b)はBwBの補正値のそれぞれを示している。第6
図はこの発明の第2実施例の構成を示すブロック図であ
る。
図中、前記従来例におけると同一または相当構成要素
は同一符号で表わし、重複説明は省略する。
先ずこの発明の第1実施例について第1図ないし第5
図を用いて説明する。
図面第1図において、Aは撮像手段であり、撮像素子
1より構成され、被写体光を電気信号に変換し、複数の
色信号を出力する手段である。Bは利得制御手段であ
り、R AMP4とB AMP5とで構成され、前記色信号の利
得を制御する手段である。Cは演算制御手段であり、演
算制御部7より構成され、積分回路(後述)の出力値に
基づき利得制御手段の制御を行なう手段である。Dは色
信号利得制御手段であり、演算制御部7で構成され、演
算制御手段Cにより第1の色信号の利得制御値により色
信号の利得を制御した場合の積分回路10の出力信号から
前記第1の信号の利得制御値に対して適正なホワイトバ
ランスが得られる色温度と前記被写体光の色温度との差
異を検出し、第1の色信号の利得制御値を補正し、この
補正した第2の色信号の利得制御値で色信号の利得制御
を行なう手段である。また8a,8b,8cはそれぞれ得られた
R−YL,B−YL,YL信号を基準電圧源11で決められる所定
の電圧にクランプするクランプ回路、9a,9bは、それぞ
れ被写体中に彩度の高いものが含まれていると、その影
響でホワイトバランスがずれてしまうため、彩度の高い
部分の信号を抑圧するクリップ回路、10a,10b,10cはそ
れぞれ9a,9b,8cの出力信号を積分するための積分回路で
ある。また、12は被写体の明るさを測るための測光回路
である。
次に、第1実施例の動作を色信号利得制御手段Dを中
心にして第1図ないし第3図を用いて説明する。先ず、
この実施例の動作の概略を説明する。この実施例は本露
光以前にPre露光を行ない、この際得られた色信号を一
画面分積分し、この信号からPre露光時のR,G,B信号を演
算により求め、この値(第1の色信号の利得制御値)を
もとに、光源光の色を判断して適正なホワイトバランス
がとれるような制御電圧を演算し、この値(第2の色信
号の利得制御値)でR,B AMPの利得を制御することによ
り、測色回路なしに自動でより広い色温度範囲にわたっ
て適正なホワイトバランス調整を行なうことができるよ
うにしたものである。以下、詳細に説明する。
図面第2図はこの実施例の動作を説明するタイミング
図であり、第3図はこの実施例の動作を制御するフロー
チャートである。図面第3図において、スイッチ(Sw)
1(図示せず)がONすると(ステップ101)、磁気シー
トモータサーボがスタートし(ステップ102)、測光回
路12で被写体の明るさを測光する(ステップ103)。測
光回路12の出力を演算制御部7で読み込む場合、蛍光灯
のフリッカーに同期しないようなタイミング、たとえば
50msに23回のサンプリングで読み込む。Sw2(図示せ
ず)がONするまでこの動作を繰り返しスイッチ(Sw)2
がON(ステップ104)すると測光が終了しているか否か
を判別し(ステップ105)、測光が終了、すなわち前記5
0msに23回のサンプリングが終了していれば、ホワイト
バランス(WB)制御電圧として、第1図のR AMP4とB
AMP5に利得制御値として既知の色温度例えば5000゜K
に対応した固定値RwBo,BwBoを第1図の演算制御部7よ
り出力する(ステップ106)。
ここで出力される固定値、RwBo,BwBoは以下に述べる
ようにホワイトバランス制御を行なう色温度範囲のほぼ
中心の色温度でホワイトバランスがとれるような値とな
る。
次に、第1図の撮像素子1に蓄積されている、不要な
電荷のクリアを第2図のタイミングt0からt1の間に行な
い(ステップ107)、t2でシャッターを開き、先の測光
の結果によって決められる一定の期間Pre露光を行なう
(ステップ108)。t3でPre露光が終わると、第1図の演
算制御部7から10a,10b,10cそれぞれの積分回路へ送る
fの/RESETパルスをt4でHighにして、積分動作を開始
し、t5からt6の期間に、各積分出力の初期値を演算制御
部7に読み込む(ステップ109)。t7から第1図の撮像
素子1にPre露光時に蓄積された信号電荷を読み出す
(ステップ110)。読み出された信号は従来例と同様
に、カラー信号処理回路3aでR,G,Bに変換され、R,Bの信
号はそれぞれホワイトバランス調整用のアンプ4,5で、
先に設定された制御電圧RwBo,BwBoで決まるゲインでア
ンプされ、カラー信号処理回路3bでR,B,YL信号に変換さ
れ6a,6bの減算回路によりR−YL,B−YL,YLの3つの信号
が得られる。これらの信号はクランプ回路8a,8b,8cのそ
れぞれで基準電圧源11で決められた所定の電位にクラン
プされ、色差信号R−YL,B−YLは高彩度部の影響を取り
のぞくため、P−Pクリップ回路9a,9bのそれぞれで高
彩度部の信号はクリップされる。クリップ回路9a,9bの
それぞれのクリップレベルは、ホワイトバランスの制御
を行なう色温度の範囲において光源色によって変化する
色信号のレベル範囲内に決められることになる。こうす
ることによって色温度が制御範囲を越えた部分でホワイ
トバランスの過補正をしてしまうことを防ぐことができ
る。
9a,9bおよび8cの出力は、それぞれ10a,10b,10cそれぞ
れの積分回路で積分され、各積分値∫R−YL,∫B−YL,
∫YLが得られる。得られた各積分値は第2図のt9からt
10の間で演算制御部7に読み込まれる(ステツプ11
1)。(ステップ109)で読み込まれた値と(ステップ11
1)で読み込まれた値との差が各信号の積分値となる。
演算制御部7では、読み込んだ積分値からホワイトバ
ランスの制御値を演算する(ステップ112)。
この演算の方法を以下に説明する。まず(ステップ10
9)と(ステップ111)で取り込んだ値の差より得られた
YL,R−YL,B−YLの各積分値をIYL,IR-YL,IB-YLとし、 の計算式によりR/Bの値を求める。RとBの比率より光
源の色温度を判別する。すなわち、Pre露光時、第3図
(ステップ106)で出力したホワイトバランスの制御電
圧RwBo,BwBoの値が、適正なホワイトバランス制御値で
あった場合には、R/Bの値はほぼ1に等しくなり、R/Bの
値が、1より大きい場合には、低色温度側に、1より小
さい場合には高色温度値に、被写体の光源の色温度は、
ずれていることが判別される。
次にこの演算で求めたR/Bの値より、適正なホワイト
バランスの制御電圧を求める方法について説明する。図
面第4図はホワイトバランス補正量を示すグラフであ
り、第4図(a),第4図(b)はPre露光時にホワイ
トバランス制御電圧として出力した固定値RwBo,BwBoに
対して得られたR/Bの値に対する、ホワイトバランス補
正量の値を示すグラフである。すなわちR/Bの値が1の
場合、これは、前述したようにRwBo,BwBoのホワイトバ
ランス制御電圧で、ホワイトバランス制御が適正な場合
であり、この時の補正量は0となり、本露光時に出力さ
れるホワイトバランスの制御値をR AMP4に対してRw
B、B AMP5に対してBwBとするとこの時にはRwB=RwBo,
BwB=BwBoとすればよい。
また、R/Bの値が例えば1.5の場合には第4図(a)お
よび第4図(b)よりホワイトバランス制御値として補
正された RwB=RwBo+20, BwB=BwBo−20 が得られ、この値が適正なホワイトバランス制御値とな
る。すなわち、本露光時のホワイトバランス制御値は、
Pre露光時に出力されるRwBo,BwBoのそれぞれの値に対し
て得られたR/Bの値より適正なホワイトバランス制御値
を得るための補正量を演算することにより適正なホワイ
トバランス制御値が得られることになる。このR/Bに対
する補正量は演算制御部7がTableを持っていてもよい
し、補正量を演算する計算式により得ることもできる。
次に、ステップ112で得られたホワイトバランスの制
御値RwB,BwBのそれぞれを第1図の演算制御部7はR A
MP4とB AMP5に出力する(ステップ113)。それ以後は
一般の電子スチルカメラの記録シーケンスと同様であ
り、第2図のタイミングt12からt13の期間に撮像素子1
に蓄積されている不要電荷のクリアを行ない(ステップ
114)、タイミイングt14からt15の期間シャッターを開
いて撮像素子1に電荷を蓄積し(ステップ115)、タイ
ミングt16でPG信号のタイミングにおいて、撮像素子1
より、PGに同期して蓄積された電荷を読み出し、記録ゲ
ートを開いて、映像信号を磁気シートに記録する(ステ
ップ116,ステップ117)。
前記のように第3図のホワイトバランスデータ演算
(ステップ112)においては、Pre露光時に得られたR/B
の値に対して、Pre露光時に出力されるホワイトバラン
ス固定値RwBo,BwBoに対する補正量を求めこれをRwBo,Bw
Boに対して加算又は減算することにより、補正された適
正なホワイトバランス制御値を得ているが、補正の方法
としては加減算に限定されるものではなく、R/Bの演算
結果よりRwBo,BwBoに対する補正の比率を求め、これをR
wBo,BwBoに掛算して補正されたホワイトバランス制御値
を得ることもできる。またR/Bに対する補正量の求め方
は、Table(後述)をもちいてもよいし、又は計算式に
より補正量を得ることもできる。
また、第1実施例ではYL,R−YL,B−YLの積分結果より
R/Bの比率を求め、ホワイトバランスの制御として色温
度方向についてのみ行なっているが、蛍光灯下での緑色
の影響をなくすためにR/G,B/Gを演算し、この2つの値
よりホワイトバランスの制御電圧を得る場合にも、Pre
露光時に出力されたホワイトバランス制御値に対する補
正量をR/G,B/Gの値より決定し、補正されたホワイトバ
ランスの制御値により本露光を行なえば、同様にして、
適正なホワイトバランス制御が行なえる。
図面第5図(a)と第5図(b)は、R/G,B/Gの値に
対するホワイトバランス制御値の補正量を示すTableで
ある。R AMP4に出力するホワイトバランス制御値RwBo
に対する補正量のTableが第5図(a)であり、BwBoに
対する補正量のTableが、第5図(b)である。それぞ
れ、補正値としてaR…,aB…をもっているが、いずれの
場合にも、補正値が0の領域がTableの中心に位置して
いる。
また、図面第1図において、あらかじめ被写体の光源
の色温度が、予想される場合、すなわち昼光色に対して
低色温度なのか、高色温度なのかの判別を操作者が行な
い、この情報が第1図の演算制御部7に、ホワイトバラ
ンス設定スイッチ(図示せず)により入力されると、演
算制御部7はPre露光時に出力するホワイトバランス制
御値を一定値だけシフトさせた値を出力する。それ以後
は前記と同様にして、R/Bの値より、補正値を求め適正
なホワイトバランス制御値を出力して、映像信号の記録
を行なうわけである。このようにした場合にも、ホワイ
トバランス制御値をシフトさせない場合と同様の演算方
法、補正値のTableを用いて適正なホワイトバランス制
御値を得ることができる。
次にこの発明の第2実施例について第6図を用いて説
明する。
図面第6図はこの発明の第2実施例における電子スチ
ルカメラのブロック図であり、その構成は前記第1実施
例と同様である。この第2実施例が、前記第1実施例と
異なる点は、前記第1実施例においては、ホワイトバラ
ンスの制御値を演算するための情報として、R−YL,B−
YL,YLの信号を用いたが、第2実施例ではカラー信号処
理回路3aのG出力と、R AMP4,B AMP5それぞれの出力
のR信号,B信号を用いる点である。この時、この第2実
施例ではR AMP4,B AMP5にそれぞれにPre露光時に送
る制御値は、前記第1実施例と同様に、ホワイトバラン
スを制御する色温度範囲の中心の色温度でホワイトバラ
ンスがとれるような値とする。
第2実施例におけるR,G,Bそれぞれの信号は、クラン
プ回路8a,8b,8cそれぞれでクランプされ、クリップ回路
9a1,9b1,9c1それぞれでクリップされ、高彩度部の影響
がとりのぞかれる。クリップ回路9a1,9b1,9c1それぞれ
のクリップレベルは、ホワイトバランスの制御を行なう
色温度の範囲において、光源色に伴って変化する色信号
の最大値のレベル以上とする。クリップ回路9a1,9b1,9c
1の出力は、それぞれ、積分回路10a,10b,10cで積分さ
れ、演算制御部7に読み込まれる。さらに、演算制御部
7では、読み込んだ積分値から、前記第1の実施例と同
様にホワイトバランスの制御値を演算し、制御を行な
う。
第2実施例においても、前記第1実施例と同様の作用
と効果を奏することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明はPre露光時に出力し
たホワイトバランス制御値に対するYL,R−YL,B−YLの各
積分値から、R/B又はR/G,B/Gを演算し、この値よりホワ
イトバランス制御値の補正量を求め、本露光時に補正さ
れたホワイトバランス制御値を出力して、常にPre露光
時のホワイトバランス制御値に対応する色温度を中心と
して、低色温度側にも高色温度側にも同じように、色温
度の制御範囲が設定可能であり、Pre露光時に出力する
ホワイトバランス制御値を変化させても同一の補正式、
又は補正値のテーブルを使用することが可能であり、よ
り広範な色温度範囲にわたって精度よくホワイトバラン
スの制御が行なえるという効果がある。また、外測のた
めの測色回路を必要とせず、自動的にホワイトバランス
ができ、大幅なコストダウンにつながる電子スチルカメ
ラが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の構成を示すブロック
図、第2図は第1実施例におけるタイミングを示すタイ
ムチャート、第3図は第1実施例の動作を制御するフロ
ーチャート、第4図はホワイトバランス補正量を示すグ
ラフであり、第4図(a)は色温度制御範囲とRwB補正
値、第4図(b)は色温度制御範囲とBwB補正値のそれ
ぞれを示す。第5図はホワイトバランス補正量を示すテ
ーブルであり、第5図(a)はRwBの補正値、第5図
(b)はBwBの補正値のそれぞれを示している。第6図
はこの発明の第2実施例の構成を示すブロック図、第7
図は従来例の電子スチルカメラにおけるホワイトバラン
ス装置の構成図である。 A……撮像手段 B……利得制御手段 C……演算制御手段 D……色信号利得制御手段 1……撮像素子 2……輝度信号処理回路 3a,3b……カラー信号処理回路 4……R AMP 5……B AMP 7……演算制御部 8a,8b,8c……CLAMP 9a,9b……P−PCLIP 10……積分回路 12……測光回路 なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−109026(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/79 - 9/898 H04N 9/73 H04N 9/04 H04N 5/235

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を記録するための本露光に先立っ
    て仮露光を行うことにより予め像情報を得る電子スチル
    カメラにおいて、 被写体光を電気的な像情報に変換する撮像手段と、 前記仮露光中に前記撮像手段から得られた像情報に基づ
    いて、ホワイトバランス情報を前記本露光が行われるま
    でに取得し、該取得されたホワイトバランス情報に基づ
    いて前記本露光中に前記撮像手段から得られる像情報の
    ホワイトバランスを制御する制御手段とを有することを
    特徴とする電子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記仮露光中に前記撮像
    手段から得られる像情報を、所定のホワイトバランス制
    御値に基づいてホワイトバランス制御を行い、該ホワイ
    トバランス制御された像情報に基づいて前記所定のホワ
    イトバランス制御値に対する補正量を取得することによ
    り、前記本露光中に前記撮像手段から得られる像情報の
    ホワイトバランスを制御することを特徴とする請求項1
    記載の電子スチルカメラ。
  3. 【請求項3】さらに、前記所定のホワイトバランス制御
    値を設定する設定手段を有することを特徴とする請求項
    2記載の電子スチルカメラ。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記撮像手段から得られ
    る像情報のうち、R,G,Bの3種類の信号に基づいて前記
    ホワイトバランス制御情報を得ることを特徴とする請求
    項1記載の電子スチルカメラ。
  5. 【請求項5】さらに、前記撮像手段から得られる像情報
    の高彩度部をクリップするクリップ手段を有し、前記制
    御手段は、前記クリップ手段によってクリップされた像
    情報に基づいてホワイトバランス制御情報を取得するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子スチルカメラ。
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