JP3118370U - ペット用食器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ペットにとって餌が食べやすいように餌皿の角度を簡単に調整することができ、餌や水がこぼれにくく、使い勝手に優れ、しかも安価に提供することができるペット用食器を提供すること。
【解決手段】餌又は水を入れる餌皿10と、餌皿10を載置可能な受台20と、受台20と餌皿10との間に配設され、餌皿10の配置角度を調整する餌皿角度調整具30とを装備する。餌皿角度調整具30の第2の係止部34を受台20の支持枠21に係止させると、餌皿10の上端部12を含む面を所定の角度αに傾斜させることができる。
【選択図】図3

Description

本考案はペット用食器に関し、より詳細には、犬や猫などのペットに餌や水を与えるためのペット用食器に関する。
犬、猫などのペット用食器には、プラスチック製、ステンレス鋼製、アルミニウム製、陶器製等のものがあり、ペットには、餌の他、水も与えなければならないので、1つの容器を給餌と給水に兼用したり、2つの容器を準備して使い分けたりすることが行われている。
通常、猫に対しては、その特性上、室内で給餌、給水されていることが多い。最近、犬などのペットも小型の場合、室内で飼われることが増えてきており、そのような場合には、犬に対しても室内で給餌、給水される。犬、猫などのペットは、摂餌、摂水中に食器の回りに餌や水をこぼすことが多い。その対策として、もっとも手短な方法は、給餌、給水の際に、食器の下にシートを敷くことなどである。
また、餌や水がこぼれるのを防止することができるペット用食器も提案されている。例えば、下記の特許文献1には、外皿と内皿とを設け、内皿に盛った餌がこぼれても外皿で受け止められるようになったペット用食器が提案されており、下記の特許文献2には、食器内の餌が飛び出さないように、皿状容器の上方外周部に餌飛び防止枠を設けた食器が提案されている。
特許文献1や特許文献2に開示されているようなペット用食器を用いることによって、餌や水が食器の外にこぼれることをある程度防止できると考えられる。しかし、特に特許文献2に開示されているペット用食器の場合には、餌飛び防止枠が設けられているので、ペットにとって食べやすい食器とは言えない。
そこで本考案者は、下記の特許文献3において、上記問題点を解決するペット用食器を提案している。図4(a)、(b)は、特許文献3に開示されたペット用食器の構造を示した断面図である。ペット用食器50は、餌皿51と、餌皿51を載置する受台52とを含んで構成され、受台52の上端部52aに餌皿51の下端部51aが載置された状態で使用に供されるものであって、受台52の上端部52aを含む面が、受台52を水平面に置いた状態で水平に対して所定の傾きβを有し、餌皿51の下端部51aを含む面が、餌皿51の上端部51bを含む面に対して、所定の傾きβに相当する傾きを有した構成となっている。
本考案者が提案したペット用食器50によれば、ペットへの給水時には餌皿51の上端部51bを受台52の底面に対して平行な状態で使用することができ(図4(a)の状態)、他方給餌時には、餌皿51の上端部51bが傾くように使用することができ(図4(b)の状態)、ペットにとって餌が食べやすく、餌や水がこぼれにくく、さらに見映えや清潔感に優れるとともに、使い勝手に優れたものとすることができるものの、デザイン性に優れている分、コストが高く付くという問題があった。また、図4(a)に示した状態から図4(b)に示した状態に切り換える際には、餌皿51を一旦持ち上げて水平方向に180°回転させて、餌皿51の下端部51aを受台52の突起52bに正確に位置合わせして配置しなければならず、餌皿51の傾斜状態をワンタッチで切り換えることができない不便さがあった。
特開平11−341931号公報 特開2003−52264号公報 実用新案登録第3104152号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本考案は上記課題に鑑みなされたものであって、ペットにとって餌が食べやすいように餌皿の角度を簡単に調整することができ、餌や水がこぼれにくく、使い勝手に優れ、しかも安価に提供することができるペット用食器を提供することを目的としている。
すなわち本考案に係るペット用食器(1)は、餌又は水を入れる餌皿と、該餌皿を載置可能な受台と、該受台と前記餌皿との間に配設され、該餌皿の配置角度を調整する餌皿角度調整具とを備えていることを特徴としている。
上記ペット用食器(1)によれば、前記受台と前記餌皿との間に、該餌皿の配置角度、すなわち前記餌皿の上端部を含む面と前記受台の上端部を含む面とのなす角を調整する餌皿角度調整具が配設されているので、該餌皿角度調整具を用いて前記餌皿の配置角度を容易に調整することができる。例えば、ペットへの給水時には、前記餌皿角度調整具の機能を使用せずに、前記餌皿の開口面を略水平な状態にすることで水がこぼれにくく、他方ペットへの給餌時には、前記餌皿角度調整具を使用して前記餌皿の上端部を含む面が傾くように調整することにより、ペットにとって餌が食べやすく、結果的に食器の回りにこぼれる餌を少なくできる。さらに、食器の数が1つで済むので、使用後の洗浄や収納が楽であり、使い勝手に優れたものとすることができる。
また本考案に係るペット用食器(2)は、上記ペット用食器(1)において、前記餌皿角度調整具が、所定長さの弾性部材を曲げ加工したものから構成され、該弾性部材の両端部に、前記受台に係止させる第1の係止部が形成され、前記弾性部材の中間部に、前記受台に係止させる第2の係止部が形成され、該第2の係止部が前記第1の係止部よりも下方位置に設けられていることを特徴としている。
上記ペット用食器(2)によれば、前記餌皿角度調整具が、所定長さの弾性部材を曲げ加工したものから構成されているので、前記餌皿角度調整具を安価な材料、例えば、針金等のワイヤー部材等で形成することができ、コストアップを抑えることができる。また、前記第2の係止部が前記第1の係止部よりも下方位置に設けられているので、前記第1の係止部と前記第2の係止部とをそれぞれ前記受台に係止させることにより、前記弾性部材の中間部から前記弾性部材の両端部にかけて下りの傾斜が形成され、該傾斜した前記弾性部材からなる傾斜枠に前記餌皿を載置することにより、前記餌皿の上端部を含む面を所定の角度に傾斜させることができる。すなわち、前記第2の係止部の前記受台への係止状態を切り替えるだけで、前記餌皿の傾斜角度、すなわち、給餌から給水への変更又はその逆を迅速かつ容易に行うことができ、取り扱い性に優れたものとすることができる。
また本考案に係るペット用食器(3)は、上記ペット用食器(2)において、前記受台が、前記餌皿を直接又は前記餌皿角度調整具を介して支持する支持枠と、該支持枠に固着された少なくとも3本以上の脚部とを含んで構成され、前記餌皿角度調整具の前記第1の係止部と前記第2の係止部とが、前記支持枠の内側から該支持枠へ着脱自在に係止されるように構成されていることを特徴としている。
上記ペット用食器(3)によれば、前記受台が、前記餌皿を直接又は前記餌皿角度調整具を介して支持する支持枠と、該支持枠に固着された少なくとも3本以上の脚部とを含んで構成されているので、シンプルな構成により前記受台を安価なものとすることができる。また、前記餌皿角度調整具の前記第1の係止部と前記第2の係止部とが、前記支持枠の内側から該支持枠へ着脱自在に係止されるように構成されているので、前記第1の係止部と前記第2の係止部とが前記弾性部材のバネ力(復元力)により前記支持枠から容易に外れないように係止させることができる。一方、前記第2の係止部の前記支持枠への係止状態を片手のみで容易に切り換えることができ、前記餌皿の傾斜角度、すなわち、給餌から給水への変更又はその逆を迅速かつ容易にワンタッチで行うことができ、取り扱い性に一層優れたものとすることができる。
また本考案に係るペット用食器(4)は、上記ペット用食器(3)において、前記餌皿角度調整具の長さ、又は前記受台の脚部の位置が、前記餌皿角度調整具の前記第1の係止部を前記受台の脚部にそれぞれ当接させて該当接方向への前記餌皿角度調整具の位置ずれが規制されるように設定されていることを特徴としている。
上記ペット用食器(4)によれば、前記餌皿角度調整具の位置ずれが規制されることにより、摂餌中に前記第1の係止部や前記第2の係止部が前記支持枠から外れて、その弾みで前記餌皿内の餌がこぼれたりするのを防止することができ、前記餌皿を傾斜配置させた際の安定性を高めることができる。
また本考案に係るペット用食器(5)は、上記ペット用食器(3)又は(4)において、前記受台の脚部の下端部に滑り止め部材が装着されていることを特徴としている。
上記ペット用食器(5)によれば、前記受台の脚部の下端部に滑り止め部材が装着されているので、犬や猫などのペットが、摂餌、摂水中に、前記受台が滑って位置ずれするのを防止することができ、前記受台が容易に動かないように安定した据え置きが可能となる。
また本考案に係るペット用食器(6)は、上記ペット用食器(3)〜(5)のいずれかにおいて、前記餌皿の上端部の外周部が下方へ折り返され、該折り返された上端部により前記支持枠及び前記餌皿角度調整具を係止させるための係止部が形成されていることを特徴としている。
上記ペット用食器(6)によれば、前記餌皿を前記支持枠及び前記餌皿角度調整具に安定した状態で係止させることができる。
また本考案に係るペット用食器(7)は、上記ペット用食器(1)〜(5)のいずれかにおいて、前記餌皿が琺瑯製であることを特徴としている。
上記ペット用食器(7)によれば、前記餌皿が琺瑯製であるので、琺瑯の持つ長所を発揮させることができる。すなわち、琺瑯には美しい色合いと光沢があるので、美観に優れている。室内に置いてもインテリアとしての装飾性を持たせることさえ可能である。また、汚れにくく清潔感に優れること、表面が滑らかなため汚れても洗いやすいこと、耐食性・耐久性に優れること、その他保温性、耐熱性等多くの長所がある。したがって、高級感に溢れるとともに、使い勝手のいいペット用食器を得ることができる。
また本考案に係るペット用食器(8)は、上記ペット用食器(6)において、琺瑯のガラス質層に、銀イオン又は銅イオンを含むことを特徴としている。
上記ペット用食器(8)によれば、ガラス質層(琺瑯層)に銀イオン又は銅イオンを含むので、これらイオンの抗菌作用により食器表面の雑菌の繁殖が抑えられ、清潔なペット用食器にすることができる。
以下、本考案に係るペット用食器の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1、図2は、実施の形態に係るペット用食器を模式的に示した斜視図であり、餌皿を受台から分離した状態を示している。なお、図1は、ペットに対して給水を行うのに適した状態、図2は、ペットに対して給餌を行うのに適した状態を示している。
ペット用食器1は、餌又は水を入れる餌皿10と、餌皿10を載置可能な受台20と、受台20と餌皿10との間に配設され、受台20と餌皿10との間に配設され、餌皿10の配置角度を調整する餌皿角度調整具30とを含んで構成されている。
餌皿10は、有底逆円錐形状をした凹部11と、凹部11の縁にあたる上端部12と、上端部12から下方に折り返された折り返し部13とを含んで構成されており、凹部11の外周壁と上端部12と折り返し部13とで形成された逆凹部(係止部)14に、受台20と餌皿角度調整具30とが係止されるようになっている。なお、凹部11の形状は、ペットが底に残る餌を食べやすいように、また使用後の洗浄等の後始末がしやすい形状であればよく、有底逆円錐形状の他には、例えば、半球形状などが好ましい。
また、餌皿10は、通常のペット用食器に用いられるプラスチック、ステンレス鋼、アルミニウム、陶器等の材料で構成することができるが、琺瑯製とするのが好ましい。琺瑯製品は、鋼等の金属材料の表面にガラス質の琺瑯がコーティングされたものであり、餌皿10を琺瑯製とすることにより、琺瑯の持つ長所を効果的に発揮させることができる。すなわち、琺瑯には、美しい色合いと光沢があるので、美観に優れたものとなる。室内のインテリアとしての装飾性を持たせることさえ可能である。また、汚れにくく清潔感に優れること、表面が滑らかなため汚れても洗いやすいこと、耐食性・耐久性に優れること、その他保温性、耐熱性等多くの長所がある。したがって、高級感に溢れるとともに、使い勝手のいいペット用食器1が得られる。また、別の実施の形態では、琺瑯のガラス質層に、銀イオン又は銅イオンを含む構成としてもよく、係る構成によれば、これらイオンの抗菌作用により食器表面の雑菌の繁殖が抑えられ、一層清潔なペット用食器1にすることが可能となる。
受台20は、餌皿10を直接又は餌皿角度調整具30を介して支持する円環形状をした支持枠21と、所定間隔を設けて支持枠21に固着された5本の脚部22a〜22eとを含んで構成されている。脚部22a〜22eの中間部に固着された円環形状をした補強枠23は、脚部22a〜22eと支持枠21との固着形態に応じて設けられるものであり、なくてもよい。また、脚部22a〜22eの各下端部には滑り止め用のゴムキャップ24が装着されている。なお、支持枠21の外径は、支持枠21と脚部22a〜22eの上端部とが餌皿10の係止部14内に納まるサイズに設定されている。
餌皿角度調整具30は、所定長さの弾性部材、この場合、1本の金属製のワイヤー部材31を曲げ加工したものから構成され、ワイヤー部材31の両端部に、受台20の支持枠21に係止させる第1の係止部32、33がそれぞれ形成され、ワイヤー部材31の中間部に、受台20の支持枠21に係止させる第2の係止部34が形成され、第2の係止部34が第1の係止部32、33よりも下方位置に設けられている。第1の係止部32、33と第2の係止部34とは、支持枠21の内側から支持枠21へ着脱自在に係止されるように屈曲形成されており、ワイヤー部材31を円弧状に曲げた際の復元力により、支持枠21へ係止されるようになっている。
なお、餌皿角度調整具30の長さと受台20の脚部22b、22dの位置とが、餌皿角度調整具30の第1の係止部32、33を受台20の脚部22b、22dにそれぞれ当接させて該当接方向への餌皿角度調整具30の位置ずれが規制されるように設定されている。また、金属製のワイヤー部材31の代わりに、樹脂製の棒部材を曲げ加工したもので餌皿角度調整具を構成することも可能である。
図3は、実施の形態に係るペット用食器1の構造を示す側面図であり、(a)は、ペットに対して給水を行うのに適した状態、(b)は、ペットに対して給餌を行うのに適した状態を示している。
図3(a)に示すように、ペットに対して給水を行う際には、餌皿10の上端部12を含む面が略水平となるように、餌皿角度調整具30の第2の係止部34を受台20の支持枠21に係止させていない状態にする。すなわち、第2の係止部34の先端部を指等で内側に押し込むと、第2の係止部34の支持枠21への係止状態が解除され、餌皿10の重さによって、第2の係止部34が下に押し込まれ、ワイヤー部材31で支持されていた餌皿10の傾斜角度が小さくなり、その後図3(a)に示した状態、すなわち、餌皿10の上端部12を含む面が略水平となり、水がこぼれにくい状態となる。
一方、図3(b)に示すように、ペットに対して給餌を行う際には、餌皿10の上端部12を含む面と支持枠21の面とが所定の角度αとなるように餌皿角度調整具30の第2の係止部34を受台20の支持枠21に係止させた状態にする。すなわち、図3(a)に示した状態から第2の係止部34を指等で押し上げると、ワイヤー部材31で支持された餌皿10の傾斜角度が大きくなり、第2の係止部34が支持枠21に係止されると、図(b)に示した状態、すなわち、餌皿10の上端部12を含む面と支持枠21の面とが所定の角度αとなり、餌皿10の上端部12が傾き、ペットにとって餌が食べやすい状態となる。このように、餌皿角度調整具30に形成された第2の係止部34の支持枠21への係止状態を切り換えることにより、餌皿の傾斜角度をワンタッチで簡単に切り換えることが可能となっている。
上記実施の形態に係るペット用食器1によれば、受台20と餌皿10との間に、餌皿10の配置角度、すなわち餌皿10の上端部12を含む面と受台20の上端部12を含む面とのなす角を調整する餌皿角度調整具30が配設されているので、餌皿角度調整具30を用いて餌皿10の配置角度を容易に調整することができる。例えば、ペットへの給水時には、餌皿角度調整具30の機能を使用せずに、餌皿10の開口面を略水平な状態にすることで水がこぼれにくく、他方、ペットへの給餌時には、餌皿角度調整具30を使用して餌皿10の上端部12を含む面が傾くように調整することにより、ペットにとって餌が食べやすく、結果的に食器の回りにこぼれる餌を少なくできる。さらに、食器の数が1つで済むので、使用後の洗浄や収納が楽であり、使い勝手に優れたものとすることができる。
また、餌皿角度調整具30が、1本の金属製のワイヤー部材31を曲げ加工したものから構成されているので、餌皿角度調整具30を安価な材料で形成することができ、コストアップを抑えることができる。また、第2の係止部34が第1の係止部32、33よりも下方位置に設けられているので、第1の係止部32、33と第2の係止部34とをそれぞれ受台20の支持枠21に係止させることにより、ワイヤー部材31の中間部からワイヤー部材31の両端部にかけて下りの傾斜が形成され、該傾斜したワイヤー部材31に餌皿10を載置することにより、餌皿10の上端部12を含む面を所定の角度αに傾斜させることができる。また、第2の係止部34の支持枠21への係止状態を片手で簡単に切り換えることができ、餌皿10の傾斜角度、すなわち、給餌から給水への変更又はその逆を迅速かつ容易にワンタッチで行うことができ、取り扱い性に非常に優れたものとすることができる。
また、受台20が、餌皿10を直接又は餌皿角度調整具30を介して支持する支持枠21と、支持枠21に固着された脚部22a〜22eとを含んで構成されているので、シンプルな構成により受台20を安価なものとすることができ、ペット用食器1にかかるコストを削減することができる。
また、餌皿角度調整具30の第1の係止部32、33と第2の係止部34とが、支持枠21の内側から支持枠21へ着脱自在に係止されるように形成されているので、第1の係止部32、33と第2の係止部34とがワイヤー部材31のバネ力(復元力)により支持枠21から容易に外れないように係合させることができる。
また、餌皿角度調整具30を受台20の支持枠21に係止させた際に、餌皿角度調整具30の位置ずれが規制されるように、餌皿角度調整具30の長さや受台20の脚部22a〜22eの位置が設定されているので、摂餌中に第1の係止部32、33や第2の係止部34が支持枠21から外れて、その弾みで餌皿10内の餌がこぼれたりするのを防止することができ、餌皿10を傾斜配置させた際の安定性を高めることができる。
また、受台20の脚部22a〜22eの下端部に滑り止め用のゴムキャップ24が装着されているので、犬や猫などのペットが、摂餌、摂水中に、受台20が滑って位置ずれするのを防止することができ、受台20が容易に動かないように安定した据え置きが可能となる。
また、餌皿10の上端部12の外周部が下方へ折り返され、該折り返された上端部12により支持枠21及び餌皿角度調整具30を係止させるための係止部14が形成されているので、餌皿10を支持枠21及び餌皿角度調整具30に安定した状態で係止させることができる。
なお、上記実施の形態に係るペット用食器11では、餌皿角度調整具30の第2の係止部34が、ワイヤー部材31の中間部に1箇所だけ形成されている場合について説明したが、別の実施の形態では、第2の係止部34をワイヤー部材31の中間部に並列に複数個形成する構成としても良く、係る構成によれば、餌皿角度調整具30の係止状態の安定性をより高めることができる。また、さらに別の実施の形態では、第2の係止部34を縦方向に複数個形成する構成としてもよく、係る構成によれば、ペットの種類やサイズ、餌の量や種類に応じて、餌皿10の傾斜角度を切り換えることができる。
また、上記実施の形態に係るペット用食器11では、餌皿10が平面視円形、受台20が円環形状である場合について説明したが、餌皿10の形状は特に限定されるものではなく、平面視四角形以上の角形の餌皿10とすることもでき、この場合、受台20の支持枠21の形状は、餌皿10の外形に合わせた環状にすればよく、また、餌皿角度調整具30の形状は支持枠21の形状を考慮し、支持枠21に係止させたときにバネ力が作用する形状に形成すればよい。
本考案の実施の形態に係るペット用食器を模式的に示した斜視図であり、餌皿を受台から分離した状態を示している。 実施の形態に係るペット用食器を模式的に示した斜視図であり、餌皿を受台から分離した状態を示している。 実施の形態に係るペット用食器の構造を示す側面図であり、(a)は、ペットに対して給水を行うのに適した状態、(b)は、ペットに対して給餌を行うのに適した状態を示している。 (a)、(b)は、従来のペット用食器の構造を示す断面図である。
符号の説明
1 ペット用食器
10 餌皿
20 受台
21 支持枠
22a〜22e 脚部
30 餌皿角度調整具
31 ワイヤー部材
32、33 第1の係止部
34 第2の係止部

Claims (8)

  1. 餌又は水を入れる餌皿と、
    該餌皿を載置可能な受台と、
    該受台と前記餌皿との間に配設され、該餌皿の配置角度を調整する餌皿角度調整具とを備えていることを特徴とするペット用食器。
  2. 前記餌皿角度調整具が、所定長さの弾性部材を曲げ加工したものから構成され、 該弾性部材の両端部に、前記受台に係止させる第1の係止部が形成され、
    前記弾性部材の中間部に、前記受台に係止させる第2の係止部が形成され、
    該第2の係止部が前記第1の係止部よりも下方位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載のペット用食器。
  3. 前記受台が、前記餌皿を直接又は前記餌皿角度調整具を介して支持する支持枠と、
    該支持枠に固着された少なくとも3本以上の脚部とを含んで構成され、
    前記餌皿角度調整具の前記第1の係止部と前記第2の係止部とが、前記支持枠の内側から該支持枠へ着脱自在に係止されるように構成されていることを特徴とする請求項2記載のペット用食器。
  4. 前記餌皿角度調整具の長さ、又は前記受台の脚部の位置が、前記餌皿角度調整具の前記第1の係止部を前記受台の脚部にそれぞれ当接させて該当接方向への前記餌皿角度調整具の位置ずれが規制されるように設定されていることを特徴とする請求項3記載のペット用食器。
  5. 前記受台の脚部の下端部に滑り止め部材が装着されていることを特徴とする請求項3又は請求項4記載のペット用食器。
  6. 前記餌皿の上端部の外周部が下方へ折り返され、該折り返された上端部により前記支持枠及び前記餌皿角度調整具を係止させるための係止部が形成されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかの項に記載のペット用食器。
  7. 前記餌皿が琺瑯製であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載のペット用食器。
  8. 琺瑯のガラス質層に、銀イオン又は銅イオンを含むことを特徴とする請求項7記載のペット用食器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012055301A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Neeraj Jain ペットに給餌する装置

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