JP3117525U - ブラジャー - Google Patents

ブラジャー Download PDF

Info

Publication number
JP3117525U
JP3117525U JP2005008420U JP2005008420U JP3117525U JP 3117525 U JP3117525 U JP 3117525U JP 2005008420 U JP2005008420 U JP 2005008420U JP 2005008420 U JP2005008420 U JP 2005008420U JP 3117525 U JP3117525 U JP 3117525U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cup
holding
brassiere
shape
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005008420U
Other languages
English (en)
Inventor
秀典 高橋
Original Assignee
ラブロン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ラブロン株式会社 filed Critical ラブロン株式会社
Priority to JP2005008420U priority Critical patent/JP3117525U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3117525U publication Critical patent/JP3117525U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Corsets Or Brassieres (AREA)

Abstract

【課題】保形用線材を有さず着け心地が快適で、保形用線材を有している状態と同様にカップ部が保形機能、補整機能を充分発揮することができるブラジャーの提供。
【解決手段】一対のカップ部11、11と、保持部15、15を互いに連結したバック部16と、カップ部11、11の上方部からバック部16に連結された肩ストラップ17、17と、カップ部11、11間を連結する着脱可能なフロントホック18とを有するブラジャー10において、カップ部11、11に延長直線20方向に非伸縮性の支持布21と、保持部15、15に保持テープ22、22と、脇部23、23とを備えた。
【選択図】図1

Description

本考案は、カップ部に保形用線材を有しないブラジャーに関する。
一般的にブラジャーはバストを保護すると同時に、バストの形状を変形させない為の保形機能と、バストの形状を見栄え良く整える補整機能とが求められ、バストに当てがう一対のカップ部内部に適度な硬さと柔軟性を有した芯材(軟質ポリウレタンフォームや不織布等)が装着されている。
このようなカップ部には、保形機能と補整機能とをより好適に発揮させる為に、保形用線材がカップ部下縁部から脇側縁部にかけての湾曲部に挿入されているものがある。保形用線材としては、剛性を有する円弧状の金属線やプラスチック線が使用され、これらがカップ部に装着されているブラジャーはワイヤ入りブラジャーと称され広く利用されている。また、これらのブラジャー等に用いられる保形用線材は図4に示すように、バイヤステープや不織布等の生地1を筒状に折り畳み、所定の場所に糸2で縫着し被覆ケース3を形成した後、この中心に保形用線材4を挿入して被覆ケース3の保形用線材4挿入口を縫着することで、固定したものが一般的に用いられている。
一方、カップ部に保形用線材を有しないブラジャーもノンワイヤブラジャーと称され広く知られている。一般的にワイヤ入りブラジャーと比べるとバストの保形機能、補整機能は劣るが保形用線材による圧迫がなく、身体へのストレスが軽減される為、こちらも広く利用されている。
しかし、ワイヤ入りブラジャーの場合、不織布等に包まれて縫い付けられた状態ではあるが硬い素材である金属線やプラスチック線等の保形用線材が強く肌に当たる為、骨や皮膚を圧迫し痣になってしまったり、洗濯を繰り返すことで、保形用線材が縫着部をつき抜けて飛び出し、肌を傷つけることがあった。
一方ノンワイヤブラジャーの場合、保形用線材の圧迫はなく肌にストレスはないものの、上述のようにワイヤ入りブラジャーに比べ、保形機能、補整機能が劣っている。着用時、伸縮性を持つバック部からの引張により、保形用線材を有していないカップ部も共に引張られ変形し、カップ部がバストを保持せず押し潰してしまう状態に陥りやすかった。また、着用者が腕を上げる等の胸部を伸ばす動作をしたときにも、保形用線材を有していないカップ部が肩ストラップにより上方へ引かれ肌に即して変形し、バストを支えるべきカップ部の下縁部がバージスラインからずり上がりバストに乗り上げてしまう事があった。このようにノンワイヤブラジャーは、バストに対し適切にカップ部を当てがうことが難しく、カップ部が保形機能、補整機能を有していても、それらの機能が発揮され難かった。
従来の技術では、以上のような問題があった。
そこで本考案は、上述の従来技術の問題を鑑み、保形用線材を有さず着け心地が快適で、保形用線材を有している状態と同様にカップ部が保形機能、補整機能を充分発揮することができるブラジャーの提供を目的とする。
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1に記載の考案は、一対のカップ部と、該両カップ部の下縁部から脇側縁部に沿ってそれぞれ連結された保持部と、該両保持部を連結し連結方向に伸縮性を持つバック部と、前記両カップ部の上部からそれぞれ該バック部に連結され連結方向に伸縮性を持つ肩ストラップと、前記両カップ部を連結する着脱可能な連結具とを有するブラジャーであって、前記保持部に前記両カップ部の下縁部から脇側縁部に沿ってそれぞれ縫着され帯状の布からなる突条を形成する保持テープを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1の構成に加え、前記両カップ部は、該カップ部の脇側縁部から上縁部の前記肩ストラップ連結部までの縁部と、前記肩ストラップからの延長直線とによって包囲される前記両カップ部の表面に、前記縁部を縫着することにより固定した該延長直線方向に伸縮性を有しない支持布を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は2の構成に加え、前記保持テープは、二列であることを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、請求項1、2又は3の構成に加え、前記保持テープは、不織布を筒状に折り畳みテープ状にしたことを特徴とする。
請求項5に記載の考案は、請求項1〜3又は4の構成に加え、前記保持部は、三層以上で構成され、内部の芯材にクッション材を用いたことを特徴とする。
本考案に係るブラジャーは、一対のカップ部と、該両カップ部の下縁部から脇側縁部に沿ってそれぞれ連結された保持部と、該両保持部を連結し連結方向に伸縮性を持つバック部と、前記両カップ部の上部からそれぞれ該バック部に連結され連結方向に伸縮性を持つ肩ストラップと、前記両カップ部を連結する着脱可能な連結具とを有するブラジャーであって、前記保持部に前記両カップ部の下縁部から脇側縁部に沿ってそれぞれ縫着され帯状の布からなる突条を形成する保持テープを備えたことにより、前記保持テープがバージスラインに当てがわれ、前記両カップ部に保形用線材を内装しなくともバストを保持し、前記両カップ部が適切にバストに当てがわれ保形機能、補整機能を発揮する。
前記両カップ部は、該カップ部の脇側縁部から上縁部の前記肩ストラップ連結部までの縁部と、前記肩ストラップからの延長直線とによって包囲される前記両カップ部の表面に、前記縁部を縫着することにより固定した該延長直線方向に伸縮性を有しない支持布を備えたことにより、該支持布は前記保持テープの脇側部を前記肩ストラップが支える状態で縫着されており、前記バック部からの引張や着用者の動作による前記保持テープの変形を防いでいる。従って前記保持テープが適切にバージスラインに当てがわれバストを保持できる。
前記保持テープは二列であることにより、バージスラインを面で押さえ、バストを脇に逃がさず保持できる。
前記保持テープは不織布を筒状に折り畳みテープ状にしたことにより、保形用線材を内装しなくともしっかりバストを保持し、カップ部がワイヤ入りブラジャーのような保形機能、補整機能を発揮し、かつ保形用線材による圧迫が無いため着心地が快適である。また、保形用線材を挿入する工程を除けば、ワイヤ入りブラジャーと製造方法が同様であり、現在ワイヤ入りブラジャーの製造を行っている製造ラインによる製造が可能である。そのため、新たに機材を導入する必要が無く経済的にも有用である。
前記保持部は、三層以上で構成され、内部の芯材にクッション材を用いたことにより、バストを脇に逃がさぬよう着用者の脇からしっかりと押さえ補助しながらも、感触が柔らかで圧迫される不快感がない。
次に本考案に係るブラジャーの実施形態について説明する。
図1は、本考案に係るブラジャーの一例を示す斜視図である。
ブラジャー(本実施例ではフロントホック型ブラジャー)10は一対のカップ部11、11と、カップ部11、11の下縁部12から脇側縁部13に沿った保持線14に連結された保持部15、15と、保持部15、15を脇側から互いに連結するバック部16と、カップ部11、11の上方部からバック部16に連結された肩ストラップ17、17と、保持部15、15を前側から連結する着脱可能なフロントホック18とで構成されている。
カップ部11は、バストを保形、補整するための形に裁断されたクッション材からなる芯材を布で覆って縫い合わせた三層以上で構成されている。尚、図中符号19はカップ部を装飾するレース等の装飾布である。またカップ部11の着用者の肌に触れる側、即ち、肌側にはカップ部11の脇側縁部13から上縁部の肩ストラップ17連結部までの縁部と肩ストラップ17からの延長直線20とに囲まれる面に支持布21が縫い付けられている。この支持布21はその縁部を、カップ部11の脇側縁部13から上縁部の肩ストラップ17連結部までに対して縫い付ける事で固定されている。
保持部15には、保持線14に沿って二列に縫い着けられている保持テープ22、22と、カップ部11を支持している脇部23とを備えている。
保持テープ22、22は図2に示すように、不織布24を筒状に折り畳みテープ状にし、糸25で縫いつけたものであり、この実施例では図4に示す従来例に用いられている保形用線材挿通用の被覆ケース3と同じものに保形用線材を挿入せずに用いている。従って、保形用線材を挿入する工程を除けば、保持テープ22と従来例を示した図4における被服ケース3の製造方法は同様であり、保持テープ22は現在被覆ケース3の製造を行っている製造ラインで製造される。
脇部23は、カップ部11と同様のクッション材からなる芯材を布で覆い縫い合わせた三層以上で構成されたものを用いられている。
バック部16、肩ストラップ17、17は、カップ部11、11がバストに対し適切な位置に当てがわれるよう背面と肩から保持するために長手方向に伸縮性を有している。また、バック部16には上縁部、下縁部に長手方向に伸縮性を持つ支持テープ26、27が縫着されている。上縁部の支持テープ26はバック部16から保持部15、15の上縁部に跨り、カップ部11、11の上縁部に接続されている肩ストラップ17、17に繋がるように縫着されている。下縁部の支持テープ27はバック部16から保持部15の下縁部に跨り着用者の胴を一周する状態で縫着されている。このように支持テープ26、27がバック部16から延長されるように縫着されることで、バック部15、肩ストラップ17と共に着用時、ブラジャー10が身体に対し適した位置からずれてしまうのを抑制している。
このように構成されたフロントホック型ブラジャー10の着用状態を図3に示す。
着用時、保持線14がバージスラインに沿うように当てがわれるが、ワイヤ入りのブラジャーの場合、バージスラインに保形用線材を肌に強く押し付け、線で支えるのとは異なり、保持テープ22を二列にすることにより、バージスラインを面で押さえている。この様に面で支えることにより、保形用線材により強制的にバストの形状を保持するのではなく、バストの行き場を無くすことでノンワイヤブラジャーに起こりがちな、ずり上がりを防ぎ、着用者が運動を行っても自然とバストの位置にカップ部11、11が当てがわれ、カップ部11、11の保形機能、補整機能が確実に発揮される。
また、支持布21は肩ストラップ17からの延長直線20方向に非伸縮性であり、脇側縁部13からカップ部11上縁部の肩ストラップ17接続部までを縫着されていることから、肩ストラップ17が支持布21を介して保持テープ22の脇側縁部13側端部を吊っている状態となる。従って、肩ストラップ17が支持布21を介し保持テープ22の脇側縁部13側端部を支え、保形用線材を内装しなくとも、バック部16からの引張や着用者が運動を行う等による保持テープ22の変形が起こらず、バストが逃げやすい脇の部分をしっかり保持することとなる。更に、伸縮性を有する肩ストラップ17の引張が逆に支持布21を介して保持テープ22に伝わることにより、バストが脇から持ち上げられ、バストに対し所謂寄せて上げるという補整機能を発揮する。
更に脇部23が保持テープ22の役割をより強化している。脇部23に保形機能、補整機能を持つカップ部11と同じ素材を用いる事で、適度な硬さと柔軟性があり着用者に圧迫感を与えずに、保持テープ22同様、バスト周辺をしっかり面で押さえることができる。
加えて本実施例ではフロントホック型ブラジャー10であることによりカップ部11、11がバストを個々に補整しノンワイヤブラジャーでは造形し難い、バストの谷間を形成することができる。
以上、本実施例においてはフロントホック型ブラジャー10について説明を行ったが、本考案はフロントホック型のような前開きのブラジャーに限定されるものではない。また一対のカップ部を有するものであれば、スリップ、ビスチェ、ボディスーツ、水着等でも実現可能である。
尚、保持部15は保持テープ22を二列としたが、一列でもよい。また、保持部15の脇部23は必ずしも必要ではない。
更に、支持布21は肩ストラップ17から保持テープ22の脇側縁部13側端部を支える状態に縫着されていればよく、上述の実施例では着用者の肌に触れる位置に露出させて縫着したが、外観の良さと肌触りも考慮し、カップ部11、11表面のレース等の装飾布19の下に配置するか、或いは、肩ストラップ17の延長直線20方向に非伸縮性のレース等の装飾布19を支持布21としてもよい。
本考案に係るブラジャーの一例を示す斜視図である。 図1中の保持テープの取付状態を示す拡大断面図である。 本考案に係るブラジャーの着用状態を示す斜視図である。 ブラジャーに用いられる一般的なワイヤの取付状態を示す断面図である。
符号の説明
10 ブラジャー(フロントホック型ブラジャー)
11 カップ部
12 下縁部
13 脇側縁部
14 保持線
15 保持部
16 バック部
17 肩ストラップ
18 フロントホック
19 装飾布
20 延長直線
21 支持布
22 保持テープ
23 脇部
24 不織布
25 糸
26 支持テープ
27 支持テープ

Claims (5)

  1. 一対のカップ部と、該両カップ部の下縁部から脇側縁部に沿ってそれぞれ連結された保持部と、該両保持部を連結し連結方向に伸縮性を持つバック部と、前記両カップ部の上部からそれぞれ該バック部に連結され連結方向に伸縮性を持つ肩ストラップと、前記両カップ部を連結する着脱可能な連結具とを有するブラジャーであって、前記保持部に前記両カップ部の下縁部から脇側縁部に沿ってそれぞれ縫着され帯状の布からなる突条を形成する保持テープを備えたことを特徴とするブラジャー。
  2. 前記両カップ部は、該カップ部の脇側縁部から上縁部の前記肩ストラップ連結部までの縁部と、前記肩ストラップからの延長直線とによって包囲される前記両カップ部の表面に、前記縁部を縫着することにより固定した該延長直線方向に伸縮性を有しない支持布を備えたことを特徴とする請求項1のブラジャー。
  3. 前記保持テープは、二列であることを特徴とする請求項1又は2のブラジャー。
  4. 前記保持テープは、不織布を筒状に折り畳みテープ状にしたことを特徴とする請求項1、2又は3のブラジャー。
  5. 前記保持部は、三層以上で構成され、内部の芯材にクッション材を用いたことを特徴とする請求項1〜3又は4のブラジャー。
JP2005008420U 2005-10-12 2005-10-12 ブラジャー Expired - Fee Related JP3117525U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005008420U JP3117525U (ja) 2005-10-12 2005-10-12 ブラジャー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005008420U JP3117525U (ja) 2005-10-12 2005-10-12 ブラジャー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3117525U true JP3117525U (ja) 2006-01-05

Family

ID=43467849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005008420U Expired - Fee Related JP3117525U (ja) 2005-10-12 2005-10-12 ブラジャー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3117525U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011236524A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Wacoal Corp カップ部を有する衣類

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011236524A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Wacoal Corp カップ部を有する衣類

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5520421B1 (ja) ブラジャーのカップ及びブラジャー並びにその製造方法
JP4237779B2 (ja) テープ付ブラジャー
JP3143921U (ja) 補正下着
JP5545444B2 (ja) カップ部を有する衣類
WO2015193932A1 (ja) ブラジャー
JP4510594B2 (ja) カップ付き女性用衣類
JP4943965B2 (ja) ブラジャー
JP3117525U (ja) ブラジャー
JP3111510U (ja) チューブブラ
JP7365057B2 (ja) 姿勢矯正サポーター
JP2008121126A (ja) ブラジャー
JP3129339U (ja) カップ部を有する衣類
JP3150496U (ja) 補整機能を有するハーフトップ
JP6227941B2 (ja) カップ付衣類
JP2005307390A (ja) バストカップを備えた女性用衣類
KR20120003776U (ko) 기능성 브래지어
WO2006049277A1 (ja) カップ付き女性用衣類
JP3089009B1 (ja) ブラジャー
JP3981554B2 (ja) カップ付き女性用衣類
JP3141759U (ja) ブラジャー
JP4388003B2 (ja) カップ部を有する女性用下着
JP2006161246A (ja) ブラジャーおよびその製造方法
JP6612836B2 (ja) カップ付き衣類
JP4560618B2 (ja) ストレッチベルト
JP3219457U (ja) ドライスーツ

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees