JP3117319B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JP3117319B2
JP3117319B2 JP05088637A JP8863793A JP3117319B2 JP 3117319 B2 JP3117319 B2 JP 3117319B2 JP 05088637 A JP05088637 A JP 05088637A JP 8863793 A JP8863793 A JP 8863793A JP 3117319 B2 JP3117319 B2 JP 3117319B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁性層上に有機フッ素化
合物を含有する潤滑層を有する磁気記録媒体に関し、と
くに走行性、耐久性および保存性に優れた金属薄膜型磁
気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープ、フロッピーディスク等の磁
気記録媒体の潤滑剤を磁性層表面に塗布することによっ
て、磁気記録媒体とヘッドとの間の潤滑性および走行耐
久性を改善するために使用することが行われている。と
くに、磁気記録媒体では記録の高密度化により磁性層表
面はより平滑になり、また磁気記録媒体はさまざまな環
境で使用され、かつ記録された情報は数年から数十年に
わたって保存される。そのため多様な環境下での走行耐
久性および保存安定性が要求されており、従来の潤滑剤
では十分な効果を発揮し得なくなっている。
【0003】さらに、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダや8ミリビデオのような小型のビデオテープレコーダ
は、外部で使用されることが多く、磁気記録媒体には幅
広い環境条件での使用に耐える潤滑性能が必要とされて
いる。また、金属薄膜型磁性層は高密度記録に有利であ
り、今後のハイビジョン化、デジタル化等の磁気記録密
度向上のために金属薄膜型が期待されているが、記録層
の金属がごく薄い酸化層でのみ保護されているので、金
属薄膜型磁気記録媒体にあっては、保存性の大幅な向上
が可能な潤滑剤の提供が求められている。
【0004】電磁変換特性が優れ高密度記録用の磁気記
録媒体して期待されている強磁性薄膜を非磁性支持体上
に形成したいわゆる金属薄膜型磁気記録媒体にあって
は、有機フッ素化合物を潤滑剤とすることが有効である
ことが知られている。パーフルオロアルキル基を含む有
機フッ素化合物は、疎水性であると同時に疎油性の性質
も有しており、水および油中においても界面活性剤とし
ての性質を発揮することはよく知られている。また、表
面エネルギーを低下させる特性も有しており、これらの
性質を利用して有機フッ素化合物を塗布して材料の滑り
性や潤滑性を改善することが行われている。
【0005】例えば、フッ素系界面活性剤あるいは、S
3 Na、SO3 K、SO3 H等の基を有するフッ素系
炭化水素、具体的にはC8 17SO2 F、パーフルオロ
アルキルポリオキシエチレンの末端にOH、SO3 M、
RfCONH(CH2 3 (Rfはパーフルオロアルキ
ル基)を有する末端ベタイン構造等の化合物を金属薄膜
型磁気記録媒体の潤滑剤とすることが特公平3−196
02号公報、特開昭54−79366号公報に記載され
ているが、μ値、スチル耐久性、保存性のすべてを充分
に満たすものではなく、しかもこれらのフッ素系化合物
は炭化水素系溶剤には溶解せず、塗布にフッ素系の溶剤
等の特殊な溶剤を必要とした。
【0006】フッ素系化合物として、Rf(CH2 n
COOのアンモニウム塩を使用したり、炭素数3以上の
フルオロアルキル基と炭素数8以上の脂肪族アルキル基
とOH基を有する化合物を潤滑剤とした金属薄膜型磁気
記録媒体が特開平3−241524号公報、特開昭62
−92227号公報に記載されている。これらは、イソ
プロパノールによって塗布が可能であり、一歩進んだも
のであるが特性的にはμ値、スチル耐久性、保存性がま
だ不十分であり、とくに高温から低温まで、もしくは高
湿度から低湿度までの幅広い環境条件下で良好な特性を
示すことはできない。
【0007】Rf−Rh−Xの構造、すなわちパーフル
オロアルキル基−アルキル基−極性基を有する単分子膜
を金属薄膜型の磁性層上に形成することが、特開昭64
−72313号公報に記載されている。これはμ値にお
いては改善がみられるものの、ラングミュアブロジェッ
ト膜(LB膜)による単分子膜の形成は、生産性が悪く
実用的ではない。また、スチル耐久性、保存性が劣り、
炭化水素系溶剤への溶解性が不十分である。
【0008】(Cn 2n+1m O)k P=O(OX)
3-k で表されるリン酸エステルからなるフッ素系潤滑剤
を使用した磁気記録媒体が特開昭61−253634号
公報において示されており、フッ素鎖の連結するYに
は、アルキレン基、アルキレンオキサイド、スルホンア
ミドを示しているが、磁気記録媒体への塗布にはトリク
ロロフルオロエタンを使用しており、また、耐久性およ
び潤滑性には一定の効果はみられるものの上記のように
さらに環境条件が拡大された場合にまでは充分に応える
ものではなかった。
【0009】また、下記に示すような、Rとしてパーフ
ルオロアルキル基も含む潤滑剤を塗布型の磁気記録媒体
に適用することが特開昭58−100288号公報に記
載されている。
【0010】
【化2】
【0011】そして、具体的には2個のC3 7 CH2
CO2−鎖を有するフッ素系潤滑剤が挙げられている
が、このような鎖長の短いものでは、金属薄膜型磁気記
録媒体の保護層としては充分な摩擦係数の低下を期待で
きない。また、金属の薄膜上に塗布した場合には腐食が
大きく、加水分解しやすいために長期間の保存には耐え
ないものであった。
【0012】また、特開昭64−33719号公報に
は、R(COO-n (HN+1 2 3 n で表さ
れ、Rを炭化水素基、R1 〜R3 の少なくとも1個は炭
素数が3以上のパーフルオロアルキル基を有するカルボ
ン酸パーフルオロアルキルアミン塩を潤滑剤として使用
することが記載されており、特開昭64−35722号
公報には、Rf(COO-n (HN+1 2 3
n で表され、R1 〜R3の少なくとも1種はフッ素化ア
ルキル基、Rfは炭素数が3以上のパーフルオロアルキ
ル基を有するパーフルオロアルキルカルボン酸パーフル
オロアミン塩を潤滑剤として使用することが記載されて
おり、特開平2−139715号公報には、Cn 2n+1
(CH2m COO-+3 Rで表され、Rは、無置
換もしくは置換基で修飾した炭化水素基、n>1、m>
2であるパーフルオロアルキル基を有するフッ素化長鎖
カルボン酸アンモニウム塩を潤滑剤として使用すること
が記載されている。これらの化合物は、カルボキシル基
を有するために、磁性体あるいはヘッドに対する腐食性
については比較的小さいが、金属薄膜型磁気記録媒体に
使用した場合には、薄膜表面への結合性の面で十分なも
のではなく、走行後の保存性、スチル耐久性等の高速摺
動特性の面では不十分であった。
【0013】また、リン酸エステル類とパーフルオロア
ルキルカルボン酸エステルを含む潤滑剤を使用した金属
薄膜型の磁気記録媒体が特開昭62−103824号公
報に記載されているが、スチル耐久性等の高速摺動につ
いてはある程度改善されるが、走行後の保存耐久性の面
では未だ不十分であった。
【0014】さらに、パーフルオロアルキルポリエーテ
ルおよびその誘導体を塗布した磁気記録媒体が、特開昭
60−61918号公報、特開昭61−107528号
公報、特公昭60−10368号公報、米国特許第3,
778,308号、米国特許第4,897,211号等
に記載されているが、摺動部材との低速での摩擦係数が
高く、充分な走行特性は得られず、保存性についても亜
硫酸ガス等の酸性ガスによって磁性層が腐食し、甚だし
い場合には磁性層の剥離を起こすという問題があった。
また、脂肪酸および脂肪酸エステル等を潤滑剤とした磁
気記録媒体が特公昭48−28367号公報、特公昭5
1−39081号公報、特開昭56−80828号公
報、特開昭61−24017号公報等に記載されている
が、磁気ヘッドとの高速摩擦については、摩擦係数が高
く不十分であり、亜硫酸ガス等の酸性ガスによる腐食に
ついても不十分であった。
【0015】さらに、上記した潤滑剤の多くのものは、
磁気記録層上に塗布するには、通常の炭化水素系の有機
溶剤への溶解性が劣り、フッ素系の有機溶剤にのみに溶
解するものが多く、保護層として被覆する際にはフッ素
系の有機溶剤を使用しなければならならない。フッ素系
有機溶剤は高価であり、オゾン層の破壊の原因物質であ
るなどの自然環境保護上の重大な問題を抱えており、ま
た製造装置に悪影響を及ぼしたり、作業環境の悪化を起
こし大きな問題を有していた。
【0016】本発明は通常の炭化水素系有機溶剤に溶解
し、フッ素系溶剤使用の欠点を克服するとともに、高密
度記録媒体に特に記録密度を飛躍的に向上させる蒸着や
スパッタリングによって得られる薄膜金属媒体に走行
性、耐久性、保存性を付与するものである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一般の炭化
水素系有機溶剤に溶解し、フッ素系有機溶剤を使用する
必要がないフッ素系有機化合物からなる潤滑剤を提供す
ることを目的とし、また蒸着、スパッタリング等によっ
て記録密度を飛躍的に向上させることができる金属薄膜
からなる磁気記録媒体に走行性、耐久性、保存性を付与
した磁気記録媒体を提供するものである。さらに、屋外
での幅広い使用環境条件下においても充分な走行性と耐
久性を有する磁気記録媒体を提供することを目的とし、
薄膜ヘッド等の高密度記録用磁気ヘッドを腐食すること
がない磁気記録媒体を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、非磁性支持体
の少なくとも一方の面に強磁性金属薄膜を有する磁気記
録媒体において、該強磁性金属薄膜の表面に下記一般式
(1)または一般式(2)で表されるフッ素系化合物の
少なくともいずれか一方を含有する表面層を有する磁気
記録媒体である。
【0019】
【化3】
【0020】ただし、mは1から10、nは1から1
8、n+mは6から26の整数 Xは−SO3 、−O(CH2h SO3 (hは1〜
4) Yは−PO3 、−OPO3 kは1もしくは2 R4 はフッ素基置換炭化水素基、R1 、R2 、R3 は水
素、無置換炭化水素基、置換基修飾炭化水素基のいずれ
か1つを表す。ただし同一分子中において、R1
2 、R3 は同一である必要はない。また、一般式
(1)、一般式(2)におけるR4 がCi 2i+1(CH
2)j−(i,jが自然数)である磁気記録媒体である。
また、強磁性金属薄膜がコバルトを90重量%以上含有
する磁気記録媒体である。また、表面層中に防錆剤を含
有する磁気記録媒体である。また、表面層中に極圧剤を
含有する磁気記録媒体である。
【0021】一般式(1)もしくは(2)において、m
は1以上10以下であることが好ましく、3以上10以
下であることがとくに好ましい。mが10より大きいと
溶解性が低下し、均一な塗膜が形成しにくくなるので好
ましくない。また、nは1以上18以下であることが好
ましく、4以上10以下であることがとくに好ましい。
nが19以上であると結晶化にし易くなって、出力変動
の原因となるので好ましくない。さらに、n+mの合計
は、6以上26以下であることが好ましく、5以上、2
0以下であることがとくに好ましい。26を超えるよう
になると難溶性となって塗布液ができなくなるので好ま
しくない。R1 、R2 、R3 は水素、無置換炭化水素
基、置換基修飾炭化水素基のいずれか1つを表すが、炭
化水素基である場合には、炭素数は1〜18であること
が好ましく、特に1〜3であることが好ましい。また、
4 のフッ素基置換炭化水素基は、炭素数が6〜28で
あることが好ましく、8〜18であることがとくに好ま
しい。
【0022】本発明の、フッ素基含有潤滑剤は、パーフ
ルオロ基ととともに炭化水素鎖を有しているために、通
常の炭化水素系の有機溶剤への溶解性を有している。そ
して、一般式(1)のものはオキソ酸残基の価数が1で
あり、また一般式(2)のものは価数が2価である。こ
れらのオキソ酸残基が炭化水素鎖に単に結合した化合物
は、酸としての活性が大きく、金属薄膜を腐食させてし
まうが、本発明のように、4級アンモニウム塩としたの
で、金属薄膜に対する腐食性は問題がない程度にまで低
下させることができる。また、本発明のフッ素基含有潤
滑剤は、オキソ残基として、−SO3 、−O(CH2
h SO3 (hは1〜4)、−PO3 、−OPO3 を有
しているが、これらの基は、カルボキシル基に比べてア
ンカー効果が大きいものの、腐食性が高いが、4級アン
モニウムと組み合わせることによって、大きなアンカー
効果と腐食性の両者を満足することができる。
【0023】さらに、R4 のフッ素基置換炭化水素基と
して、Ci 2i+1(CH2)j−(i,jが自然数)の基
を用いることによって、アンカー基である4級アンモニ
ウムに2本のパーフルオロアルキル基が結合した構造と
なり、金属薄膜表面でのフッ素系化合物の被覆率が大き
くなって保護層の効果が大となる。2本のパーフルオロ
アルキル基の大きさは、互いに等しくない方が好まし
く、iとm及びnとjが互いに等しくない方が好まし
い。また、iが3以上10以下、jが1以上18以下で
あることが好ましい。また、本発明の潤滑剤の合成は、
従来公知の方法を用いることができ、例えば、フルオロ
アルキルアルスルホン酸、リン酸等とフルオロアルキル
アミンと混合して加熱することによって得ることができ
る。
【0024】強磁性金属薄膜は、真空蒸着法、イオンプ
レーティング法、スパッタリング法、CVD法等の真空
成膜法にて成膜する。成膜は、単層、平行型多層、非平
行型多層等によって形成される。また、使用される金属
材料としては、鉄、コバルト、ニッケル等の金属の他
に、コバルト−ニッケル合金、コバルト−クロム合金、
コバルト−白金合金、鉄−コバルト合金等のコバルト系
合金等が挙げられる。また、とくにコバルトあるいはコ
バルト−ニッケル合金を蒸発源として微量酸素雰囲気中
で蒸着したCo−O系、CoNi−O系強磁性金属薄膜
が、磁気特性、電磁変換特性、耐候性、耐久性がバラン
スが良く、より好ましい。磁性層厚みは0.1〜0.3
μmであることが好ましい。
【0025】また、磁性薄膜のニッケルの比率が比較的
多いCoNi合金の組成であると、結晶学的な不均一性
が大きいために、極性基が吸着し易い活性な点が多かっ
た。そのため、極性基含有の保護層用の有機化合物も吸
着し易かった。ところが、磁気特性を向上させ電磁変換
特性を高めるためにコバルトを多くしていくとそのよう
な活性点が減少し保護層用素材の吸着がし難くなるが、
本願発明のアンモニウム塩をアンカー基とするフッ素系
化合物では、そのアンカー効果が大きいためか、コバル
トが多い組成であっても吸着が容易で保護効果の劣化が
起こりにくい。
【0026】コバルトの比率として望ましくは85重量
%で以上であり、より好ましくは、95重量%以上、最
も望ましくは100重量%である。コバルト以外には、
ニッケル、クロム等を含むことができる。
【0027】非磁性支持体には、厚さ5μm〜15μm
のポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレ
ート、ポリイミド、ポリアミド、ポリアミドポリイミド
等の他にポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン等の合成樹脂製のフィルムが好
ましく、磁性層厚みは、0.1〜0.3μmであること
が好ましい。
【0028】また、磁気記録媒体の耐久性、走行性等の
向上のために、この非磁性支持体表面に適当な表面粗さ
を付与することが好ましい。例えば、しわ状突起、山状
突起、粒状突起等のこの技術分野で公知の手法を採用す
ることができる。
【0029】さらに、磁気記録媒体にはバック層、磁性
層用下塗り層を設けていることが更に走行性、耐久性等
に有利である。金属薄膜磁性層にプラズマCVD等によ
り、CH4 、C2 6 、C3 8 、C4 10等のアルカ
ン、CH2 =CH2 、CH3 CH=CH2 等のアルケ
ン、CH≡CH等のアルキン等をはじめ気化性の化合物
を供給して得られるカーボン膜を付与した薄膜金属記録
媒体上に塗布等によって本発明の潤滑剤を付与すること
ができる。
【0030】本発明の潤滑剤は、腐食性が少ないが、窒
素原子を含む複素環化合物で、OH基またはSH基を有
する炭素数3以上の炭化水素基を置換した化合物を防錆
剤として併用することが好ましく、とくにテトラザイン
デン環化合物及び/又はチオウラシル環化合物からなる
防錆剤を含有することによって磁気記録媒体としての特
性を高めることができる。このような目的で使用可能な
テトラザインデン環化合物には、下記に示すものが挙げ
られる。
【0031】
【化4】
【0032】ここで、Rには、アルキル基、アルコキシ
基、アルキルアミド基から選ばれる炭化水素基である。
【0033】とくに好ましくは、炭素数3以上26以下
であり、アルコキシの場合にはROCOCH2 −のR
は、C3 7 −、C6 13−、フェニル、またアルキル
基の場合には、C6 13−、C9 19−、C1735−が
挙げられ、アルキルアミドの場合にはRNHCOCH2
−のRはフェニル、C3 7 −が挙げられる。
【0034】また、チオウラシル環化合物には、下記に
示すものが挙げられる。
【0035】
【化5】
【0036】ここで、Rは炭素数が3以上である炭化水
素基である。
【0037】防錆剤の塗布量は潤滑剤は1.0〜50m
g/m2 に対して、0.01〜5.0mg/m2 が好ま
しい。特に好ましくは潤滑剤3〜30mg/m2 に対し
て防錆剤0.1〜10mg/m2 である。
【0038】また、本発明の磁気記録媒体において、極
圧剤としてリン酸エステル、リン酸エステルの塩、亜リ
ン酸エステル、亜リン酸エステルの塩、チオリン酸エス
テル、チオリン酸エステルの塩、チオ亜リン酸エステル
及びチオ亜リン酸エステルの塩を用いることができる。
【0039】
【化6】
【0040】ただし、Rは炭素数が1〜25のアルキル
基、アルコキシアルキル基、あるいはフェニルアルキル
基、アルキルフェニル基を含むアラルキル基、あるいは
フルオロアルキル基から選ばれた少なくとも1種を表
し、Zは、酸素あるいは硫黄、nは、1以上3以下の整
数を表す。nが2以上の場合はRは同一であっても異な
るものでもよい。また、Mは、水素原子、1価のアルカ
リ金属、アンモニウム、アルキルアンモニウムを表す。
【0041】極圧剤としては、具体的にはリン酸エステ
ル、亜リン酸エステル、チオリン酸エステル、チオ亜リ
ン酸エステルおよび、それらのエステルの塩には、トリ
メチルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリブ
チルホスフェート、トリオクチルホスフェート、ジ−2
−エチルヘキシルホスフェート、トリ−2−エチルヘキ
シルホスフェート、トリス−2−ブトキシエチルホスフ
ェート、トリラウリルホスフェート、トリオレイルホス
フェート、ジブチルホスフェート、ジオクチルホスフェ
ート、ジラウリルホスフェート、ジオレイルホスフェー
ト、フェニルホスフェート、トリフェニルホスフェー
ト、ジフェニルホスフェート、イソプロピルホスフェー
ト、ジ−n−ブチルホスフェート、トリアリルホスフェ
ート、トリ−n−アミルホスフェート、トリクレジルホ
スフェート、トリ−n−アミルホスフェート、モノ−n
−ドデシルホスフェートナトリウム塩、メチルα−ナフ
チルエチルホスフェートナトリウム塩等のリン酸エステ
ルあるいはその塩。
【0042】トリメチルホスファイト、トリエチルホス
ファイト、トリブチルホスファイト、トリイソプロピル
ホスファイト、トリオクチルホスファイト、トリラウリ
ルホスファイト、トリオレイルホスファイト、トリステ
アリルホスファイト、トリデシルホスファイト、トリイ
ソデシルホスファイト、トリフェニルホスファイト、ト
リ−2−エチルヘキシルホスファイト、ジメチルホスフ
ァイト、ジエチルホスファイト、ジブチルホスファイ
ト、ジイソプロピルホスファイト、ジオクチルホスファ
イト、ジドデシルホスファイト、ジラウリルホスファイ
ト、ジオレイルホスファイト、ジフェニルホスファイ
ト、ジ−2−エチルヘキシルホスファイト、トリクレジ
ルホスファイト等の亜リン酸エステルおよびそれらの塩
類、トリチオ亜リン酸エステル等のチオ亜リン酸エステ
ル類、ジブチルホスフェートブチルアミン塩、ジブチル
ホスフェートオクチルアミン塩、ジブチルホスフェート
ステアリルアミン塩、ジオクチルホスフェートブチルア
ミン塩、ジオクチルホスフェートオクチルアミン塩、ジ
オクチルホスフェートラウリルアミン塩、ジオクチルホ
スフェートステアリルアミン塩、ジ−2−エチルヘキシ
ルホスフェートブチルアミン塩、ジ−2−エチルヘキシ
ルホスフェートオクチルアミン塩、ジ−2−エチルヘキ
シルホスフェートラウリルアミン塩、ジ−2−エチルヘ
キシルホスフェートステアリルアミン塩、ジラウリルホ
スフェートブチルアミン塩、ジラウリルホスフェートオ
クチルアミン塩、ジラウリルホスフェートブチルアミン
塩、ジオレイルホスフェートラウリルアミン塩、ジオレ
イルホスフェートオクチルアミン塩、ジオレイルホスフ
ェートラウリルアミン塩、ジオレイルホスフェートステ
アリルアミン塩等のリン酸エステルアミン塩が挙げられ
る。
【0043】また、極圧剤として使用するリン酸エステ
ル類の塗布量は、1〜50mg/m2 とすることが好ま
しく、3〜30mg/m2 とすることがとくに好まし
い。塗布量があまり少ないと充分な潤滑性を得ることが
できず、またあまり多くなるとヘッド汚れや、ヘッド貼
り付きを起こし、安定した出力が得られなくなる。これ
らのエステル類は、1種類のみではなく混合物を用いる
こともできる。
【0044】本発明のエステル類においては、一般式
(3)あるいは(4)において、Rは炭素数12以上2
2以下であることがとくに好ましく、炭素数がこれ以下
であると加水分解を受け易くなる。また、炭素数が4以
下のアルキル基の場合には、分解したアルキル基がC4
以下となり系外に容易に揮散するために、潤滑性に悪影
響をおよぼさない。リン酸エステル化合物と有機フッ素
化合物からなる潤滑剤との混合比率は、任意の比率で使
用することが可能であるが、潤滑剤の1/10〜1/5
であることが好ましい。
【0045】防錆剤と潤滑剤あるいは極圧剤と潤滑剤あ
るいは防錆剤、極圧剤と潤滑剤を同時に塗布してもよい
が、防錆剤あいは極圧剤を先に塗布した後で潤滑剤を塗
布する方法が効果的である。塗布の方法は有機溶剤に溶
解してコイルバー等通常の塗布方式で塗布する。また、
塗布面は磁性層側でもバック層側でも構わない。
【0046】塗布は溶液にして磁性層表面に塗布する。
その際、本発明の化合物は通常のアセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノ
ン、メタノール、エタノール及びイソプロパノールから
選ばれる少なくとも1種の炭化水素系溶剤に溶解するの
で、フッ素系の有機溶剤を使用することなく塗布して乾
燥することによって磁気記録媒体の製造することができ
る。炭化水素系溶剤に溶解できるので、従来のフッ素系
化合物のようにフロン系溶剤の使用による環境汚染のよ
うな問題を起こすおそれがない。
【0047】また、本発明の有機フッ素化合物からなる
潤滑剤に他の潤滑剤を併用しても良い。例えば下記で示
されるパーフロオロポリエーテルCF3 −(CFRfC
2−O)−nCF2 CF3 あるいはこの末端がO
H、COOH等で変性されている物が用いられる。ここ
でRfはCF3 、Fであり、分子量は1000〜200
00、好ましくは2500〜10000のものが挙げら
れる。具体的にはデュポン社製 KRYTOXK143
AZ、同K157FSL、モンテフルオス社製FOMB
LIN AM2001、ダイキン工業製 DEMNUM
SYなどである。
【0048】
【作用】本発明の磁気記録媒体は、フッ素基含有潤滑剤
として、パーフルオロアルキル基とともに炭化水素鎖を
有しているために、通常の炭化水素系の有機溶剤への溶
解性を有しており、オキソ酸残基として、−SO3 、−
O(CH2h SO3 、−PO3 、−OPO3 を有する
化合物を使用したので、オキソ酸残基がカルボキシル基
の場合に比べてアンカー効果が大きく、さらに4級アン
モニウムと組み合わせることによって腐食性も発現する
ことはなく、大きなアンカー効果と腐食性の両者を満足
することができる。さらに、フッ素系化合物が一般的な
炭化水素系の有機溶剤に溶解するので、磁性層上への塗
布膜の形成が容易であり、また磁性層表面に吸着したフ
ッ素系化合物のパーフルオロアルキル基が保護層として
表面に配向し、優れた潤滑性を与えるとともに、さらに
併用したリン酸系のエステル類の加水分解による発錆を
抑制し、長期の保存性に優れた磁気記録媒体が得られ
る。また、磁性層としてコバルトの含有量の大きな物質
を用いることができるので、電磁変換特性に優れた磁気
記録媒体が得られる。
【0049】
【実施例】以下に、本発明の実施例および比較例を示
し、本発明をさらに説明する。 実施例および比較例(試料番号1〜11) 厚さ10μmのポリエチレンテレフタレート上にコバル
ト−ニッケル磁性膜を膜厚70nmで2層斜め蒸着し、
磁性金属薄膜層を設けた。蒸発源としては電子ビーム蒸
発源を使用し、これにコバルト−ニッケル合金(Co:
90重量% Ni:10重量%)を装着し真空度6.7
×10-3N/m2 中にて酸素ガスを導入しつつ入射角が
50度となるよう斜め蒸着を行った。得られた磁性金属
薄膜層上に、表1および表2に記載の潤滑剤をコイルバ
ーで塗布・乾燥し、バック層を設け、8mm幅にスリッ
トして試料番号1〜11の磁気テープを作成した。
【0050】得られた磁気テープを下記の評価方法によ
って測定した評価結果とともに表1および表2に記載し
た。
【0051】〔評価方法〕 摩擦係数の測定 得られた磁気テープとステンレスポールとを50gの張
力(T1 )で巻き付け角180°で接触させた、磁気テ
ープを3.3cm/秒の速度で走行させるのに必要な張
力(T2 )を測定し、下記計算式により磁気テープの、
摩擦係数μをもとめた。 μ=1/π・ln(T2 /T1 ) 摩擦係数は、A条件)そのままのもの(保存前)と、
B条件)60℃ 90%RHの環境に7日間保存したも
のをそれぞれ23℃ 70%RHで測定した。
【0052】スチル耐久性の測定 スチル耐久性は、8mmVTR(富士写真フィルム
(株)製 FUJIX−FX−100型)を使用してス
チル制限機構を動作させないでスチル状態で画像を再生
し、画像が出なくなるまでの時間を測定して評価した。
スチル耐久性は、A条件)そのままのもの(保存前)と
B条件)60℃ 90%RHの環境に7日間保存した
ものを 5℃ 10%RHで測定した。
【0053】保存性の評価 下記環境に保存し、保存後の磁性層表面を目視および光
学顕微鏡で観察した。 Cl2 :10ppb,NO2 :200ppb,H2 S:
10ppb 上記3種混合ガスの流量:1000リットル/H 温湿度:60℃ 90%RH 保存日数:10日間 評価基準 ○‥磁性層表面を200倍の光学顕微鏡で観
察したとき腐食がまったく見られない △‥同上で腐食が見られるが、肉眼観察で磁性層表面の
金属光沢が認められる ×‥肉眼で観察したとき磁性層表面に金属光沢がない 保存後の再生出力低下測定 前述の8mmVTRで7MHzの信号を記録し、60℃
90%RHの環境に7日間保存し、その後、60℃90
%RHの環境下に出力低下を測定した。この時、保存前
の再生出力を0dBとして、出力をdBで表した。
【0054】実施例および比較例(試料番号12〜1
4) 磁性層の金属の含有量を、試料番号12のものは、C
o:80重量% Ni:20重量%、試料番号13のも
のはCo:85重量% Ni:15重量%、試料番号1
4のものは、Co:100重量%として、表2に記載の
潤滑剤を使用して試料番号1〜11と同様にして磁気記
録媒体を作製し、同様に評価するとともに、電磁変換特
性を前述のVTRで7MHzの信号を記録して、その再
生出力を測定した。試料番号12の試料の再生出力を0
dBとして測定し、それらの結果を表2に示す。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】
【発明の効果】従来公知の潤滑剤では得られなかった高
度な保存性、走行性、耐久性を合わせ持つ保護層が得ら
れ、高密度磁気記録媒体を実現した。これは本発明に開
示した特定構造の潤滑剤は磁性層表面へ吸着し、複数の
パーフロロアルキル鎖の持つ撥水・撥油性が保護層とし
て表面エネルギーを低下させ良好な潤滑性を付与したも
のである。特にパーフロロアルキル鎖と炭化水素部分を
1個の分子内に合わせ持つことにより炭化水素系の有機
溶剤溶解性が向上し、炭化水素系の有機溶剤での保護層
形成が可能となった。また潤滑性を発現するパーフロロ
アルキル鎖と磁性層への吸着性を発現する極性基の比率
が、従来公知の化合物は1であったのに対し本発明は2
以上であり、1個の吸着基で2以上の潤滑性を示しきわ
めて高い潤滑性を示した。これは一般式(2)の化合物
の場合も同様である。一般式(2)の化合物では吸着基
は分子内に2個あり、2本の潤滑性を示す基があるが吸
着基間が近いため実質1個の吸着基として作用し、また
吸脱着するものと考えられるからむしろ2個ある方が統
計的に考えれば吸着効果が大きくなっているものと推定
される。さらに薄膜金属型磁気記録媒体では防錆剤との
併用によりさらに高い保存性を実現するが、これは潤滑
剤の炭化水素部分と防錆剤との相互間で親和性を持つこ
とにより、磁性層の錆の活性点を保護しているためと推
定できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C10N 30:12 40:18 (56)参考文献 特開 平6−176355(JP,A) 特開 平3−278314(JP,A) 特開 平1−207263(JP,A) 特開 平3−241524(JP,A) 特開 昭64−31754(JP,A) 特開 昭64−35722(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/71 C10M 105/50 - 105/74 C10N 40:18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性支持体の少なくとも一方の面に強
    磁性金属薄膜を有する磁気記録媒体において、該強磁性
    金属薄膜の表面に下記一般式(1)または一般式(2)
    で表されるフッ素系化合物の少なくともいずれか一方を
    含有する表面層を有することを特徴とする磁気記録媒
    体。 【化1】 ただし、mは1から10、nは1から18、n+mは6
    から26の整数 Xは−SO3 、−O(CH2h SO3 (hは1〜
    4) Yは−PO3 、−OPO3 kは1もしくは2 R4 はフッ素基置換炭化水素基、R1 、R2 、R3 は水
    素、無置換炭化水素基、置換基修飾炭化水素基のいずれ
    か1つを表す。ただし同一分子中において、R1
    2 、R3 は同一である必要はない。
  2. 【請求項2】 一般式(1)、一般式(2)におけるR
    4 がCi 2i+1(CH2)j−(i,jが自然数)である
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 強磁性金属薄膜がコバルトを90重量%
    以上含有することを特徴とする請求項1もしくは請求項
    2に記載の磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】 表面層中に防錆剤を含有することを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の磁気記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 表面層中に極圧剤を含有することを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の磁気記録媒
    体。
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