JP3117068U - 椅子の背もたれ構造 - Google Patents

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隆広 冨田
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メーコー工業株式会社
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Abstract

【課題】 クッション性や通気性に優れているので長時間凭れかかっても凭れ心地が良好であり、仮にもクッション部の取替えの必要が生じた場合には、容易かつ迅速にその取替えを可能にした背もたれ構造を提供すること。
【解決手段】 椅子の背もたれSbのベースとなる外フレーム1を、大略口状の開口部2を備えて形成すると共に、該開口部2に適合する外形を備えた環状の中フレーム4を形成し、網地材5をクッション材として張設した前記中フレーム4を、前記外フレーム1の開口部2に着脱可能に取付けたこと。
【選択図】図1

Description

本考案はパーラーチェアや事務用椅子などの背もたれを有する椅子に適用して好適な背もたれの構造に関する。
パーラーチェアや事務用椅子は、長時間に亘り着座者の背中を背もたれにあずけた姿勢で使用されることが多いため、座面の座り心地は勿論であるが、背もたれの役割も、着座者を疲れさせない、或は、事務等の作業効率の低下を招かないなどの性能が要求される。
この点に鑑み、背もたれを後傾できるようにしたり、背もたれのクッション性や通気性に工夫を施した椅子の背もたれが、特許文献1などを始めとして、数多くの提案がなされ、また、それらの中で実用に供されているものも多い。
しかし、先に提案されている諸々の背もたれのうち、クッション性や通気性に優れていて凭れ心地が良好であり、しかも、構造が簡単であり仮に背もたれのクッション部分に破損などの不都合が生じても、容易且つ迅速にクッション部分の取替えを可能にした背もたれは、今のところ見当らない。
特許第3686309号公報
そこで本考案は、クッション性や通気性に優れているので長時間凭れかかっても凭れ心地が良好であり、仮にもクッション部の取替えの必要が生じた場合には、容易かつ迅速にその取替えを可能にした背もたれ構造を提供することを、その課題とする。
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案背もたれ構造の構成は、椅子の背もたれのベースとなる外フレームを、大略口状の開口部を備えて形成すると共に、該開口部に適合する外形を備えた環状の中フレームを形成し、網地材をクッション材として張設した前記中フレームを、前記外フレームの開口部に着脱可能に取付けたことを特徴とするものである。
本考案において、中フレームに張る網地材は、合成樹脂材又は金属材による編成網地,織成網地,成形網地のいずれかである。また、本考案の外フレームは、椅子の座フレームやベースフレームに、後傾自在に設けたものが望ましい。
本考案背もたれは、背もたれのベースとなる外フレームを、大略口状の開口部を備えて形成すると共に、該開口部に適合する外形を備えた環状の中フレームを形成し、網地材をクッション材として張設した前記中フレームを、前記外フレームの開口部に着脱可能に取付けて構成したから、クッション性と通気性を兼ね備えている一方、容易かつ迅速に取替え可能である。容易に取替え可能ということは、素材や色材違いの背もたれを備えたデザイン違いの椅子を容易に製造できるメリットをもたらす。
次に、図により本考案背もたれ構造の実施の形態例について説明する。図1は本考案背もたれ構造の一例を分解状態で例示した斜視図、図2は図1の背もたれを装着した椅子の一例の斜視図である。
図において、1は正面から見て大略口字状の開口部2を形成した椅子の背もたれSbにおける外フレームで、ここでは合成樹脂の成形体を用いているが、他の材料、例えば、金属材や木材などにより加工,成形したものであってもよい。
この外フレーム1は、図2に示した例では、椅子のベースフレームBfに、揺動(後傾)機構(図に表われず)を介して結合された揺動フレームRfにおける背もたれ支持部Ssに取付けられているが、本考案では外フレーム1と揺動フレームRfがその支持部Ssを介して当初より一体に形成(又は成形)されたものであってもよい。なお、図2において、Pは脚柱、Dは脚柱Pの下端に設けた安定板、Seは座面であるが、本考案背もたれ構造が適用できる椅子の形態は、図2の例に限られるものではない。
図1において、外フレーム1における開口部2の前面外周には凹状に窪んだ段部3が形成されており、この凹状段部3の窪みに、後述する中フレーム4がクッション材としての網地材5を張った状態で取付けられる。
即ち、中フレーム4は、上記外フレーム1の開口部2における凹状段部3の窪みに丁度嵌り合う外形と厚みを有する大略口字状の環状枠体により形成され、この枠体の前面に網地材5が、その網地材5の外周縁部を、当該中フレーム4の後面側に巻込む形で取付けられることにより、中フレーム4の前面に網地材5がクッション材として張られた本考案背もたれ構造におけるクッション部を形成する。
中フレーム4とそれに張込んだ網地材5によってクッション部に形成された当該中フレーム4は、その状態で外フレーム1における凹状段部3に嵌め込まれ、外フレーム1の背面側からビス等により外フレーム1に合着一体化されることにより、図2に例示する態様の背もたれSbを形成する。3aは凹状段部3に設けた中フレーム4を背面からビス止めするための穴である。
上記例において、中フレーム4の材質は、合成樹脂成形品のほか、木質材や金属材により形成したものでもよく、また、当該フレームに張る網地材5も、プラスチックや金属の編成品,織成品のほか、合成樹脂の成形品でもよい。更に、中フレーム4と外フレーム1の凹状段部3の結合手段も、ビス以外に接着形態や両フレーム1,3に形成した雄雌部材による着脱式のファスナ結合方式でもよい。クッション材の取替えのためには、ビス止めやファスナ結合方式が望ましい。
本考案背もたれ構造では、中フレーム4に網地材5を張るだけでなく、図示しないが、このフレーム1の開口を塞ぐ形状で多数の通気孔を設けた薄板材の前面にスポンジ状のクッション材を張りぐるみで取付けて成る張りぐるみクッション材を、前記薄板材において当該フレーム4の開口を塞ぐように取付けてもよい。この場合、張りぐるみクッション材の薄板材を、中フレーム4に着脱可能の構造で取付けておけば、このタイプのクッション材であっても取替えが容易である。
本考案は以上の通りであって、椅子の背もたれ構造を、背もたれのベースとなる外フレームを、大略口状の開口部を備えて形成すると共に、該開口部に適合する外形を備えた環状の中フレームを形成し、網地材をクッション材として張設した前記中フレームを、前記外フレームの開口部に着脱可能に取付けることにより形成したので、クッション性や通気性に優れるのみならず、長時間の凭れ掛けによっても凭れ心地の良好さが持続する一方、クッション材に取替えの必要が生じた場合、容易かつ迅速に対応できるという効果が得られる。また、クッション材の取替えが容易であるから、クッション材違いの椅子、つまり、デザイン違いの椅子を容易に製造することが可能になる。
本考案背もたれ構造の一例を分解状態で例示した斜視図。 図1の背もたれを装着した椅子の一例の斜視図。
符号の説明
1 外フレーム
2 開口部
3 凹状段部
4 中フレーム
5 網地材

Claims (5)

  1. 椅子の背もたれのベースとなる外フレームを、大略口状の開口部を備えて形成すると共に、該開口部に適合する外形を備えた環状の中フレームを形成し、網地材をクッション材として張設した前記中フレームを、前記外フレームの開口部に着脱可能に取付けたことを特徴とする椅子の背もたれ構造。
  2. 網地材は、合成樹脂材又は金属材による編成網地,織成網地,成形網地のいずれかである請求項1の椅子の背もたれ構造。
  3. 網地材に代えて張りぐるみクッション材を中フレームに取付けた請求項1の椅子の背もたれ構造。
  4. 張りぐるみクッション材は、多数の通気孔を設けた取付板に設けた請求項3の椅子の背もたれ構造。
  5. クッション材は、中フレームごと取替えるか、又は、外フレームから取り外した中フレームのクッション材だけを取替えるようにした請求項1〜4のいずれかの椅子の背もたれ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011024917A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Okamura Corp 椅子

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