JP3115262B2 - 受信信号位相検出回路 - Google Patents

受信信号位相検出回路

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JP3115262B2
JP3115262B2 JP09212746A JP21274697A JP3115262B2 JP 3115262 B2 JP3115262 B2 JP 3115262B2 JP 09212746 A JP09212746 A JP 09212746A JP 21274697 A JP21274697 A JP 21274697A JP 3115262 B2 JP3115262 B2 JP 3115262B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は受信信号位相検出回
路に関し、さらに詳細には必要とするC/Nが異なる複
数の変調方式で伝送されてくるデジタル被変調波を受信
する受信機に用いられて、受信信号位相角を検出する受
信信号位相検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】必要とするC/Nが異なる複数の変調方
式で伝送されてくるデジタル被変調波、例えば8PSK
変調、QPSK変調、BPSK変調が時間毎に組み合わ
され、フレーム毎に繰り返し伝送されてくる階層化伝送
方式によるデジタル被変調波を受信する放送受信機で
は、復調されたベースバンド信号(以下、ベースバンド
信号をシンボルストリームとも記す)からフレーム同期
信号を捕捉し、捕捉したフレーム同期信号の信号点配置
から現在の受信信号位相回転角を求め、求められた受信
信号位相回転角をもとに復調されたベースバンド信号を
逆位相回転させることによって復調ベースバンド信号を
送信信号位相角に一致させる絶対位相化を行っている。
【0003】従来の受信信号位相検出回路は図7に示す
ように復調回路1とフレーム同期検出回路2とフレーム
同期信号発生器3とのほかに、受信信号位相検出のため
のブロックを構成するディレイ回路41、42、0°/
180°位相回転回路43、累積加算平均回路45、4
6、ROMからなるテーブル変換によって受信信号の位
相判定をする受信信号位相判定回路47を備えている。
ここで、フレーム同期検出回路2とフレーム同期信号発
生器3とは復調ベースバンド信号からフレーム同期信号
を捕捉するフレーム同期信号捕捉手段に対応し、ディレ
イ回路41、42は復調ベースバンド信号からフレーム
同期信号期間のシンボルストリームを、前記フレーム同
期信号捕捉手段によって捕捉され、再生された同期信号
のビットストリームと一致するタイミングにて抽出する
抽出手段に対応している。
【0004】図7に示す従来の受信信号位相検出回路
は、受信したデジタル被変調波を所定の中間周波数に周
波数変換し、周波数変換された中間周波信号を復調回路
1に供給して復調し、復調回路1から例えば量子化ビッ
ト数8ビットの復調されたベースバンド信号I(8)、
Q(8)(括弧内の数字はビット数を示し、以下ビット
数を省略して単にI、Qとも記す)を送出する。復調さ
れたベースバンド信号I(8)、Q(8)は、例えばB
PSK変調されたフレーム同期信号を捕捉するためフレ
ーム同期検出回路2にも送出される。
【0005】ここで、送信側における各変調方式毎のマ
ッピングについて図8を用いて説明する。図8(a)は
変調方式に8PSKを用いた場合の信号点配置を示す。
8PSK変調方式は3ビットのデジタル信号(a、b、
c)を1シンボルで伝送できて、1シンボルを構成する
ビットの組み合わせは(0、0、0)、(0、0、
1)、〜(1、1、1)の8通りである。これら3ビッ
トのデジタル信号は図8(a)の送信側I−Qベクトル
平面上における信号点配置0〜7に変換され、この変換
を8PSKマッピングと呼んでいる。
【0006】図8(a)に示す例ではビット列(0、
0、0)を信号点配置〃0〃に、ビット列(0、0、
1)を信号点配置〃1〃に、ビット列(0、1、1)を
信号点配置〃2〃に、ビット列(0、1、0)を信号点
配置〃3〃に、ビット列(1、0、0)を信号点配置〃
4〃に、ビット列(1、0、1)を信号点配置〃5〃
に、ビット列(1、1、1)を信号点配置〃6〃に、ビ
ット列(1、1、0)を信号点配置〃7〃に変換してい
る。
【0007】図8(b)は変調方式にQPSKを用いた
場合の信号点配置を示し、QPSK変調方式では2ビッ
トのデジタル信号(d、e)を1シンボルで伝送でき
て、該シンボルを構成するビットの組み合わせは(0、
0)、(0、1)、(1、0)、(1、1)の4通りで
ある。図8(b)の例では例えばビット列(1、1)を
信号点配置〃1〃に、ビット列(0、1)を信号点配置
〃3〃に、ビット列(0、0)を信号点配置〃5〃に、
ビット列(1、0)を信号点配置〃7〃に変換する。な
お、各変調方式の信号点配置と配置番号の関係は、8P
SKを基準とし信号点配置と配置番号との関係を同一に
してある。
【0008】図8(c)は変調方式にBPSKを用いた
場合の信号点配置を示し、BPSK変調方式では1ビッ
トのデジタル信号(f)を1シンボルで伝送する。デジ
タル信号(f)は例えば(1)を信号点配置〃0〃に、
(0)を信号点配置〃4〃に変換する。
【0009】次にフレーム同期信号について説明する。
前記階層化伝送方式においては、フレーム同期信号は必
要とするC/Nが最も低いBPSK変調されて伝送され
る。16ビットで構成されるフレーム同期信号のビット
ストリームを(S0、S1、……、S14、S15)と
し、S0から順次送出されるものとすると、(0、0、
0、1、0、0、1、1、0、1、0、1、1、1、
1、0)、または後半8ビットが反転した(0、0、
0、1、0、0、1、1、1、0、1、0、0、0、
0、1)がフレーム毎に交互に送出される。以下、フレ
ーム同期信号のシンボルストリームを〃SYNCPAT
〃また、後半8ビットが反転したシンボルストリームを
〃nSYNCPAT〃とも記す。このシンボルストリー
ムは送信側にて図8(c)に示すBPSKマッピングに
より信号点配置〃0〃または〃4〃に変換され、変換さ
れたシンボルストリームが伝送される。
【0010】このように、BPSKマッピングされたフ
レーム同期信号〃SYNCPAT〃と〃nSYNCPA
T〃のシンボルストリームが、フレーム同期検出回路2
において復調ベースバンド信号より一定のフレーム間隔
毎に交互に繰り返し受信されることが確認されたときフ
レーム同期がとれていると判別されフレーム周期毎にフ
レーム同期パルスが出力される。
【0011】通常、必要とするC/Nの異なる複数の変
調方式が時間毎に組み合わされ、フレーム毎に繰り返し
伝送されてくる階層化伝送方式においては、それらの多
重構成を示すヘッダーデータが多重されており、フレー
ム同期がとれていると判断された後、フレーム同期検出
回路2から出力されるフレーム同期パルスによって生成
されるタイミング信号にて多重構成を示すヘッダーデー
タが抽出される。この結果、フレーム多重構成を知って
初めて変調方式別の処理が可能となる。
【0012】言い換えれば、フレーム同期と判断される
までは、復調回路1は8PSK復調回路として動作する
ため、復調回路1における搬送波再生回路にて再生され
た復調用搬送波の位相状態によっては受信側のI−Qベ
クトル平面のI軸、Q軸が送信側のそれと比べ、θ=4
5°×n (n=0、1、2、3、4、5、6、7中の
一つの値)位相回転する。例えばBPSK変調されて伝
送されるフレーム同期信号の場合、図8(c)において
ビット〃1〃に対して信号点配置〃0〃に、またビット"
〃0〃に対して信号点配置〃4〃にBPSKマッピング
されたフレーム同期信号のシンボルストリームは、復調
用搬送波の位相状態によっては送信側と同じく信号点配
置〃0〃、〃4〃に現れる場合と、θ=45°位相回転
した信号点配置〃1〃、〃5〃に現れる場合と、θ=9
0°位相回転して信号点配置〃2〃、〃6〃に現れる場
合と、というようにフレーム同期信号の復調される位相
は8通りある。
【0013】また、QPSK変調、8PSK変調されて
伝送される信号も同じように位相回転が起こる。このよ
うに時間毎に組み合わされフレーム毎に繰り返し伝送さ
れるPSKの最大位相数が8すなわち8PSK変調の場
合を想定すると、受信信号位相はそれぞれ45°ずれた
8通り存在する。
【0014】しかし、送信側にて既知であるフレーム同
期信号の信号点配置と、受信したフレーム同期信号の信
号点配置を比較することで受信信号の位相回転角を求め
ることができる。以下にこの位相回転角を求める方法に
ついて説明する。
【0015】復調回路1(図7参照)にてベースバンド
信号に復調されたフレーム同期信号のシンボルストリー
ムは、ビット〃1〃または〃0〃からなる〃SYNCP
AT〃または〃nSYNCPAT〃を送信側にてBPS
Kマッピングされたシンボルストリームであり、また、
このビット〃1〃と〃0〃に対するシンボルの位相差が
180°であることは、その信号点配置から明白であ
る。そこで、受信したフレーム同期信号のシンボルスト
リームにおけるビット〃0〃に対するシンボルを全て1
80°位相回転することにより、すべてビット〃1〃に
対する16シンボルのストリームが得られる。
【0016】そこで得られたストリームの平均値を求
め、これをビット〃1〃に対する受信信号点配置とす
る。さて、送信側においてBPSKのビット〃1〃に対
する信号点配置は〃0〃であるから、これと前記受信信
号点配置を比べることによって受信信号位相回転角θが
求められる。
【0017】ここで、受信信号位相回転角θと、受信信
号位相検出回路の出力である位相回転角信号RT(3)
の関係を、次の(1)式に示すように定義する。
【0018】 RT(3)=θ/45 ……(1) ただしθ=n・45°であって、n=0、1、2、3、
4、5、6、7の一つの値である。
【0019】図7の従来例をもとにさらに説明する。フ
レーム同期検出回路2から出力されるフレーム同期パル
スを受けてフレーム同期信号発生器3は捕捉したフレー
ム同期信号のパターン〃SYNCPAT〃、〃nSYN
CPAT〃に対応した再生フレーム同期信号のビットス
トリームを発生し、再生フレーム同期信号のビットスト
リームは0°/180°位相回転回路43に供給され
る。フレーム同期信号発生器3は捕捉したフレーム同期
信号区間に基づくフレーム同期信号区間信号を発生し、
フレーム同期信号区間信号はディレイ回路41および4
2に供給される。
【0020】フレーム同期信号区間信号を受けたディレ
イ回路41、42は、復調回路1によって復調されたベ
ースバンド信号に多重されているフレーム同期信号のシ
ンボルストリームとフレーム同期信号発生器3から送出
される再生フレーム同期信号のビットストリームとのタ
イミングを0°/180°位相回転回路43の入力端位
置において一致させるように、ベースバンド信号に多重
されているフレーム同期信号のシンボルストリームを遅
延させる。
【0021】ディレイ回路41、42によって遅延させ
られたベースバンド信号DI(8)、DQ(8)は0°
/180°位相回転回路43に入力する。フレーム同期
信号発生器3から出力されるフレーム同期信号区間信号
によって、16シンボルのフレーム同期信号のシンボル
ストリーム区間のみディレイ回路41、42の出力ゲー
トが開かれる。また、0°/180°位相回転回路43
の入力において、前記したようにディレイ回路41、4
2によってフレーム同期信号発生器3から出力される再
生フレーム同期信号と前記フレーム同期信号のシンボル
ストリームとのタイミングが一致させられている。
【0022】ここで、0°/180°位相回転回路43
は、供給された前記再生フレーム同期信号のビットスト
リーム中のビットの論理〃0〃、または論理〃1〃をも
とに、論理〃0〃の場合はディレイ回路41、42を介
して供給される復調ベースバンド信号に多重されている
フレーム同期信号のシンボルストリーム中の対応するシ
ンボルを180°位相回転をさせ、論理〃1〃の場合は
ディレイ回路41、42を介して供給される復調ベース
バンド信号に多重されているフレーム同期信号のシンボ
ルストリーム中の対応するシンボルを位相回転させずに
そのまま出力する。
【0023】0°/180°位相回転回路43の入力に
おいて、復調ベースバンド信号に多重されているフレー
ム同期信号のシンボルストリームとフレーム同期信号発
生器3から送出される再生フレーム同期信号のビットス
トリームとのタイミングがディレイ回路41、42によ
って一致させられている。さらにフレーム同期信号発生
器3からり送出されるフレーム同期信号区間信号により
ディレイ回路41、42の出力ゲートが開かれて出力さ
れたフレーム同期信号のシンボルストリームDI
(8)、DQ(8)は前記再生フレーム同期信号のビッ
トストリームが論理〃0〃の場合、180°位相回転さ
れ、累積加算平均回路45、46に送出される。
【0024】図9(a)は受信信号位相回転角θ=0°
(絶対位相)で受信した場合のフレーム同期信号の信号
点配置を示したものであり、図9(b)は0°/180
°位相回転回路43において変換された後のシンボルス
トリームVI(8)、VQ(8)の信号点配置の様子を
示したものである。シンボルストリームVI(8)、V
Q(8)はそれぞれ累積加算平均回路45、46に送出
され、所定区間において加算平均され、所定区間毎に加
算平均されたシンボルストリームAVI(8)、AVQ
(8)が出力される。ここで、シンボルストリームVI
(8)、VQ(8)に対して加算平均を採るのは、受信
C/Nの悪化による受信ベースバンド信号の微少な位相
変化、振幅変動が生じた場合にも安定して信号点配置を
求められるようにするためである。
【0025】累積加算平均回路45、46によりビット
〃1〃に対するBPSKマッピングされた信号の受信信
号点〔AVI(8)、AVQ(8)〕が求めらる。次に
受信信号点AVI(8)、AVQ(8)が受信信号位相
判定回路47に入力され、図10に示した受信信号位相
判定テーブルによって、(1)式に定義した位相回転角
に対応した3ビットの位相回転角信号RT(3)を求め
る。例えば受信信号位相回転角θ=0°の場合、AVI
(8)、AVQ(8)の信号点を受信信号位相判定テー
ブルによって判定された位相回転信号は〃0〃である。
したがって、位相回転角信号RT(3)に(0、0、
0)が送出される。また、受信信号位相回転角θ=45
°の場合、同様にして位相回転信号は〃1〃、したがっ
て位相回転角信号RT(3)に(0、0、1)が送出さ
れる。
【0026】そこで、必要とするC/Nが異なる複数の
変調方式で伝送されてくるデジタル被変調波が時間毎に
組み合わされ、フレーム毎に繰り返し伝送されてくる階
層化伝送方式によるディジタル被変調波を受信する放送
受信機では、受信信号位相検出回路にて位相回転角信号
RT(3)を求め、位相回転角信号RT(3)を用いて
ベースバンド信号I(8)、Q(8)を逆位相回転させ
ることにより絶対位相化を行なっている。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来の受信信号位相検出回路によるときにおいて、0°
/180°位相回転回路をテーブル変換によって構成す
ると、そのメモリ容量は128kバイト(=216×16
bit)を必要とし、さらにまた受信信号位相判定回路
をテーブル変換によって構成すると、そのメモリ容量は
16×3bitを必要とするなど回路規模が大きくなっ
て、集積回路化するに当たって回路規模が大きくなると
いう問題点があった。
【0028】本発明は回路規模が小さくてすむ受信信号
位相検出回路を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
記載の受信信号位相検出回路は、 (Nは自然数)P
SK変調波の受信信号から受信信号位相を検出する受信
信号位相検出回路であって、復調ベースバンド信号から
フレーム同期信号を捕捉するフレーム同期信号捕捉手段
と、復調ベースバンド信号からフレーム同期信号期間の
シンボルストリームを前記フレーム同期信号捕捉手段に
よって捕捉され、再生された同期信号のビットストリー
ムと一致するタイミングにて抽出する抽出手段と、前記
抽出手段によって抽出されたシンボルストリームを入力
して、前記再生された同期信号のビットストリーム中の
ビットが論理〃1〃のときに前記抽出手段によって抽出
されたシンボルストリーム中の対応するシンボルを加算
し、かつ前記再生された同期信号のビットストリーム中
のビットが論理〃0〃のときに前記抽出手段によって抽
出されたシンボルストリーム中の対応するシンボルを減
算して、所定期間にわたって平均する累積加減算平均回
路と、を備え累積加減算平均回路の出力に基づいて受信
信号位相を判定することを特徴とする。
【0030】本発明にかかる請求項1記載の受信信号位
相検出回路によれば、復調ベースバンド信号からフレー
ム同期信号が同期信号捕捉手段によって捕捉され、復調
ベースバンド信号からフレーム同期信号期間のシンボル
ストリームが抽出手段によって、前記フレーム同期信号
捕捉手段によって捕捉された同期信号のビットストリー
ムと一致するタイミングにて抽出される。累積加減算平
均回路において、前記捕捉された同期信号のビットスト
リーム中のビットが論理〃1〃のときに前記抽出手段に
よって抽出されたシンボルストリーム中の対応するシン
ボルが加算され、かつ前記捕捉された同期信号のビット
ストリーム中のビットが論理〃0〃のときに前記抽出手
段によって抽出されたシンボルストリーム中の対応する
シンボルが減算されて、所定期間にわたって平均演算さ
れる。累積加算平均回路からの出力に基づいて受信信号
の位相が判定される。
【0031】本発明にかかる請求項1記載の受信信号位
相検出回路によれば、従来用いられていた0°/180
°位相回転回路と累積加算平均回路が累積加減算平均回
路に置き換えられて、0°/180°位相回転回路が不
必要となって、回路規模が減少する。
【0032】本発明にかかる請求項2記載の受信信号位
相検出回路は、 (Nは自然数)PSK変調波の受信
信号から受信信号位相を検出する受信信号位相検出回路
であって、復調ベースバンド信号からフレーム同期信号
を捕捉するフレーム同期信号捕捉手段と、復調ベースバ
ンド信号からフレーム同期信号期間のシンボルストリー
を前記フレーム同期信号捕捉手段によって捕捉され、
再生された同期信号のビットストリームと一致するタイ
ミングにて抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって
抽出されたシンボルストリームを入力して、前記再生さ
れた同期信号のビットストリーム中のビットが論理〃0
〃のときに前記抽出手段によって抽出されたシンボルス
トリーム中の対応するシンボルを180゜位相回転させ
て出力させ、かつ前記再生された同期信号のビットスト
リーム中のビットが論理〃1〃のときに前記抽出手段に
よって抽出されたシンボルストリーム中の対応するシン
ボルを位相回転させずに出力させる0゜/180゜位相
回転手段と、0゜/180゜位相回転手段からの出力を
所定期間にわたって加算平均する累積加算平均回路と、
累積加算平均回路からの出力を{22.5°+45°×
n(n=0、1、2、3、4、5、6、7中の一つ
値)}位相回転させる位相回転回路と、位相回転回路の
出力の位相を判定する位相判定回路と、を備えたことを
特徴とする。
【0033】本発明にかかる請求項2記載の受信信号位
相検出回路によれば、復調ベースバンド信号からフレー
ム同期信号が同期信号捕捉手段によって捕捉され、復調
ベースバンド信号からフレーム同期信号期間のシンボル
ストリームが抽出手段によって、前記フレーム同期信号
捕捉手段によって捕捉された同期信号のビットストリー
ムと一致するタイミングにて抽出される。前記抽出手段
によって抽出されたビットストリームを受けて、前記捕
捉された同期信号のビットストリーム中のビットが論理
〃0〃のときに前記抽出手段によって抽出されたシンボ
ルストリーム中の対応するビットが180°位相回転さ
せられ、かつ前記捕捉された同期信号のビットストリー
ム中のビットが論理〃1〃のときに前記抽出手段によっ
て抽出されたシンボルストリーム中の対応するシンボル
が位相回転されずに0°/180°位相回転手段から出
力され、0°/180°位相回転手段からの出力が所定
期間にわたって累積加算平均されて累積加算平均回路か
ら出力され、累積加算平均回路からの出力が{22.5
°+45°×n(n=0、1、2、3、4、5、6、7
中の一つの値)}位相回転回路によって位相回転回路さ
れ、位相判定回路によって、位相回転回路の出力の位相
が判定される。
【0034】この場合において、ROMによるテーブル
変換によって構成された従来の受信信号位相判定回路
は、乗算器、加算器によって構成される0°/180°
位相回転手段と構成が簡単な位相判定回路によって置き
換えられたため、回路規模が減少する。
【0035】本発明にかかる請求項3記載の受信信号位
相検出回路は、 (Nは自然数)PSK変調波の受信
信号から受信信号位相を検出する受信信号位相検出回路
であって、復調ベースバンド信号からフレーム同期信号
を捕捉するフレーム同期信号捕捉手段と、復調ベースバ
ンド信号からフレーム同期信号期間のシンボルストリー
ムを前記フレーム同期信号捕捉手段によって捕捉され、
再生された同期信号のビットストリームと一致するタイ
ミングにて抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって
抽出されたシンボルストリームを入力して、前記再生さ
れた同期信号のビットストリーム中のビットが論理〃1
〃のときに前記抽出手段によって抽出されたシンボルス
トリーム中の対応するシンボルを加算し、かつ前記再生
された同期信号のビットストリーム中のビットが論理〃
0〃のときに前記抽出手段によって抽出されたシンボル
ストリーム中の対応するシンボルを減算して、所定期間
にわたって平均する累積加減算平均回路と、累積加減算
平均回路からの出力を{22.5°+45°×n(n
0、1、2、3、4、5、6、7中の一つ値)}位相回
転させる位相回転回路と、位相回転回路の出力の位相を
判定する位相判定回路と、を備えたことを特徴とする。
【0036】本発明にかかる請求項3記載の受信信号位
相検出回路によれば、復調ベースバンド信号からフレー
ム同期信号が同期信号捕捉手段によって捕捉され、復調
ベースバンド信号からフレーム同期信号期間のシンボル
ストリームが抽出手段によって、前記フレーム同期信号
捕捉手段によって捕捉された同期信号のビットストリー
ムと一致するタイミングにて抽出される。累積加減算平
均回路において、前記捕捉された同期信号のビットスト
リーム中のビットが論理〃1〃のときに前記抽出手段に
よって抽出されたシンボルストリーム中の対応するシン
ボルが加算され、かつ前記捕捉された同期信号のビット
ストリーム中のビットが論理〃0〃のときに前記抽出手
段によって抽出されたシンボルストリーム中の対応する
シンボルが減算されて、所定期間にわたって平均演算さ
れる。累積加算平均回路からの出力が位相回転回路によ
って{22.5°+45°×n(n=0、1、2、3、
4、5、6、7中の一つの値)}位相回転され、位相回
転回路の出力の位相が位相判定手段によって判定され
る。
【0037】本発明にかかる請求項3記載の受信信号位
相検出回路によれば、本発明にかかる請求項2記載の受
信信号位相検出回路に用いられていた0°/180°位
相回転手段と累積加算平均回路が累積加減算平均回路に
置き換えられて、0°/180°位相回転回路が不必要
となって、さらに回路規模が減少する。
【0038】本発明にかかる請求項3記載の受信信号位
相検出回路において、位相回転回路を抽出手段の前段に
設けて、累積加減算平均回路の出力に基づいて位相判定
回路によって受信信号の位相を判定するようにしてもよ
い。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる受信信号位
相検出回路を実施の形態によって説明する。図1は本発
明の実施の一形態にかかる受信信号位相検出回路の構成
を示すブロック図である。
【0040】本発明の実施の一形態にかかる受信信号位
相検出回路は、復調回路1とフレーム同期検出回路2と
フレーム同期信号発生器3とのほかに、受信信号位相検
出のためのブロックを構成するディレイ回路41、4
2、0°/180°位相回転回路43、累積加算平均回
路45、46、22.5°位相回転回路48、位相判定
回路49を備えている。
【0041】すなわち、本発明の実施の一形態にかかる
受信信号位相検出回路では、累積加算平均回路45、4
6からの出力AVI(8)、AVQ(8)を、22.5
°位相回転回路48に供給して位相回転させ、この位相
回転出力RVI(8)、RVQ(8)を位相判定回路4
9に供給して位相回転角信号RT(3)を得るように構
成し、従来例においてROMからなるテーブル変換によ
って構成される受信信号位相判定回路47に代わって、
乗算器、加算器などによって構成される22.5°位相
回転回路48と、比較器等の判定回路などにより構成さ
れる位相判定回路49に置換したものであって、その他
の構成は従来例の場合と同一である。
【0042】そこで、本発明の実施の一形態にかかる受
信信号位相検出回路では、累積加算平均回路45、46
の出力であるAVI(8)、AVQ(8)を22.5°
位相回転回路48に供給されて、次の(2)式、(3)
式にしたがい22.5°の位相回転を行なう。なお、復
調回路1、フレーム同期検出回路2、フレーム同期信号
発生器3、受信信号位相検出のためのブロックはディレ
イ回路41、42、0°/180°位相回転回路43、
累積加算平均回路45、46の作用については従来例の
場合と同様であり、その説明は省略する。
【0043】 RVI=AVIcos(22.5°)−AVQsin(22.5°)…(2) RVQ=AVIsin(22.5°)+AVQcos(22.5°)…(3)
【0044】(2)式、(3)式による位相回転の出力
は位相判定回路49に入力され、位相判定回路49にて
位相回転角を判定し、位相回転角信号RT(3)を出力
する。22.5°位相回転回路48および位相判定回路
49による位相回転および位相判定について図2および
図3によって説明する。従来では、図10に示す受信信
号位相判定テーブルに示されるφ=22.5°+45°
×n(=0〜7の整数)のしきい角度によって、入力さ
れた(AVI(8)、AVQ(8))から受信信号位相
角を判定して回転位相信号RT(3)を求めていた。
【0045】しかし、本発明の実施の一形態にかかる受
信信号位相検出回路においては(AVI(8)、AVQ
(8))を22.5°位相回転させたため、しきい角も
同様に22.5°位相回転させ、φ=22.5°+45
°×n(=0〜7の整数)としてよいことは明らかであ
る。これを図2に示す。この結果、位相判定回路49に
おいて、22.5°位相回転回路48の出力(RVI、
RVQ)を入力とし、入力された(RVI、RVQ)が
図2に示す位相エリアのどこにあるかを判定すればよい
ことになる。
【0046】したがって、受信信号位相角の判定はテー
ブル変換を用いずに、入力された信号(RVI、RV
Q)を用いて比較器などにより簡単に判定できる。図2
に示されるI−Qベクトル平面上の第一象現、第二象
現、第三象現、第四象現の判定は信号(RVI、RV
Q)の符号から求められる。さらに各象現を2つに分割
する45°×n(n=1、3、5、7)のしきい、例え
ば位相回転角信号RT(3)=0か、位相回転角信号R
T(3)=1かを判定するには、信号(RVI、RV
Q)のそれぞれの絶対値の大きさから求められる。この
ような関係から、図2に示す位相角の判定は図3に示し
た判定を行う位相判定回路49により実現できる。
【0047】これによって従来ROMによるテーブル変
換によって構成された受信信号位相判定回路47は、乗
算器、加算器によって構成される22.5°位相回転回
路48と、簡単な判定回路によって構成される位相判定
回路49に置き換わり、集積回路化した場合、回路規模
が大きく削減されることになる。
【0048】次に、本発明の実施の一形態にかかる受信
信号位相検出回路の第1変形例について説明する。
【0049】本発明の実施の一形態にかかる受信信号位
相検出回路の第1変形例では図4に示すように、本発明
の実施の一形態にかかる受信信号位相検出回路における
0°/180°位相回転回路43および累積加算平均回
路45、46に代わって、累積加減算平均回路45A、
46Aを設けて、ディレイ回路41、42の出力DI
(8)、DQ(8)を累積加減算平均回路45A、46
Aに供給して、フレーム同期信号発生器3から出力され
る再生フレーム同期信号のビットストリームが論理〃1
〃の場合には、ディレイ回路41、42から出力される
シンボルストリーム中の対応するシンボルは加算処理さ
れ、前記再生フレーム同期信号のビットストリームが論
理〃0〃の場合には、ディレイ回路41、42から出力
されるシンボルストリーム中の対応するシンボルは減算
処理され、フレーム同期信号区間信号の区間にわたって
演算後、平均処理がなされて、累積加減算平均回路45
A、46Aからの出力AVI(8)AVQ(8)を2
2.5°位相回転回路48へ送出する。
【0050】ここで、本発明の実施の一形態にかかる受
信信号位相検出回路における0°/180°位相回転回
路43の動作についてみた場合に、180°位相回転
は、それぞれの軸における符号反転に等しい。したがっ
て、180°位相回転した受信シンボルのそれぞれの軸
における累積加算は、それぞれの軸における累積減算に
等しい。したがって、0°/180°位相回転回路47
と累積加算平均回路45、46は、累積加減算平均回路
45A、46Aに置き換えることができる。加減算結果
を平均処理するのは、受信C/Nの悪化による受信ベー
スバンド信号の微少な位相変化、振幅変動が生じた場合
にも安定して信号点配置を求められるようにするためで
ある。
【0051】したがって、仮に0°/180°位相回転
回路47がROMによるデーブル変換によって構成され
ているときは、0°/180°位相回転回路47を構成
するROMの記憶容量128kバイト(=216×16b
it)を削減することができて、第1変形例では本発明
の実施の一形態にかかる受信信号位相検出回路の場合よ
りもさらに回路規模を削減することができる。
【0052】次に、本発明の実施の一形態にかかる受信
信号位相検出回路の第2変形例について説明する。
【0053】本発明の実施の一形態にかかる受信信号位
相検出回路の第2変形例では図5に示すように、本発明
の実施の一形態にかかる受信信号位相検出回路の第1変
形例における22.5°位相回転回路48によって復調
回路1からの出力復調ベースバンド信号の位相を22.
5°回転させ、22.5°位相回転回路48の位相回転
出力をディレイ回路41、42に送出し、ディレイ回路
41、42の出力を累積加減算回路45A、46Aに供
給し、累積加減算回路45A、46Aからの出力を位相
判定回路49に送出するように構成してある。すなわ
ち、本発明の実施の一形態にかかる受信信号位相検出回
路の第2変形例では、本発明の実施の一形態にかかる受
信信号位相検出回路の第1変形例における22.5°位
相回転回路48をディレイ回路41、42の前段に移動
させたものである。
【0054】本発明の実施の一形態にかかる受信信号位
相検出回路の第2変形例では、上記のように構成したた
め、本発明の実施の一形態にかかる受信信号位相検出回
路の図4に示した第1変形例における累積加減算平均回
路45A、46Aの出力を22.5°位相回転回路48
にて22.5°位相回転した出力RVI(8)、RVQ
(8)は、復調ベースバンド信号I(8)、Q(8)を
22.5°位相回転回路48にて22.5°位相回転さ
せ、22.5°位相回転された復調ベースバンド信号か
ら22.5°位相回転されたフレーム信号を累積加減算
平均回路45A、46Aにて累積加減算平均演算した出
力(AVI、AVQ)に等しい。したがって、図4に示
す22.5°位相回転回路48は図5に示したようにデ
ィレイ回路41、42の前段にもってきても差支えな
い。
【0055】復調ベースバンド信号I(8)、Q(8)
を22.5°位相回転する回路が図5の復調回路1に含
まれている場合もあり、この場合はその出力を用いるこ
とができ、図5の構成が更に簡単になる。
【0056】本発明の実施の一形態にかかる受信信号位
相検出回路の第2変形例によれば、従来用いられていた
0°/180°位相回転回路43と累積加算平均回路4
5、46は、累積加減算平均回路45A、46Aに置き
換わり、仮に0°/180°位相回転回路43がROM
によるデーブル変換によって構成されているときは12
8kバイト(=216×16bit)の記憶容量を削減する
ことができて、回路規模を小さくすることができる。
【0057】なお、上記した本発明の実施の一形態にか
かる受信信号位相検出回路、その第1変形例、第2変形
例において、22.5°位相回転回路48を用いること
により実際の受信信号位相を判定するテーブル変換に代
わって簡単な回路構成にて判定が可能であることを例示
したが、位相回転させる角度は22.5°だけでなく6
7.5°、112.5°、157.5°、202.5
°、247.5°、292.5°、337.5°であっ
てもよい。
【0058】この場合、受信信号位相判定回路における
位相回転角信号RT(3)を異ならせればよい。上記の
67.5°、112.5°、157.5°、202.5
°、247.5°、292.5°、337.5°回転さ
せる場合の位相回転角信号RT(3)を図6に示す。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる受
信信号位相検出回路によれば、回路規模が低減できて、
受信信号位相検出回路を集積回路化する場合チップ面積
を有効に使用することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる受信信号位相検
出回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかる受信信号位相検
出回路における作用の説明に供する図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかる受信信号位相検
出回路における作用の説明に供する図である。
【図4】本発明の実施の一形態にかかる受信信号位相検
出回路の第1変形例の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の一形態にかかる受信信号位相検
出回路の第2変形例の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の一形態にかかる受信信号位相検
出回路における位相回転回路の位相回転角を他の回転角
にしたときの作用の説明に供する図である。
【図7】従来の受信信号位相検出回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】BPSKマッピングの説明に供する信号点配置
図である。
【図9】受信信号位相検出回路における0°/180°
位相回転回路通過後のフレーム同期信号の信号点配置図
である。
【図10】受信信号位相判定テーブルの説明に供する図
である。
【符号の説明】
1 復調回路 2 フレーム同期検出回路 3 フレーム同期信号発生回路 41および42 ディレイ回路 43 0°/180°位相回転回路 45および46 累積加算平均回路 45Aおよび46A 累積加減算平均回路 48 22.5°位相回転回路 49 位相判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−10855(JP,A) 特開 昭53−137657(JP,A) 特開 平6−244877(JP,A) 特開 平11−27336(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/22 H04L 27/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (Nは自然数)PSK変調波の受信信
    号から受信信号位相を検出する受信信号位相検出回路で
    あって、 復調ベースバンド信号からフレーム同期信号を捕捉する
    フレーム同期信号捕捉手段と、 復調ベースバンド信号からフレーム同期信号期間のシン
    ボルストリームを前記フレーム同期信号捕捉手段によっ
    て捕捉され、再生された同期信号のビットストリームと
    一致するタイミングにて抽出する抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出されたシンボルストリームを
    入力して、前記再生された同期信号のビットストリーム
    中のビットが論理〃1〃のときに前記抽出手段によって
    抽出されたシンボルストリーム中の対応するシンボルを
    加算し、かつ前記再生された同期信号のビットストリー
    ム中のビットが論理〃0〃のときに前記抽出手段によっ
    て抽出されたシンボルストリーム中の対応するシンボル
    を減算して、所定期間にわたって平均する累積加減算平
    均回路と、 を備え累積加減算平均回路の出力に基づいて受信信号位
    相を判定することを特徴とする受信信号位相検出回路。
  2. 【請求項2】 (Nは自然数)PSK変調波の受信信
    号から受信信号位相を検出する受信信号位相検出回路で
    あって、 復調ベースバンド信号からフレーム同期信号を捕捉する
    フレーム同期信号捕捉手段と、 復調ベースバンド信号からフレーム同期信号期間のシン
    ボルストリームを前記フレーム同期信号捕捉手段によっ
    て捕捉され、再生された同期信号のビットストリームと
    一致するタイミングにて抽出する抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出されたシンボルストリームを
    入力して、前記再生された同期信号のビットストリーム
    中のビットが論理〃0〃のときに前記抽出手段によって
    抽出されたシンボルストリーム中の対応するシンボルを
    180゜位相回転させて出力させ、かつ前記再生された
    同期信号のビットストリーム中のビットが論理〃1〃の
    ときに前記抽出手段によって抽出されたシンボルストリ
    ーム中の対応するシンボルを位相回転させずに出力させ
    る0゜/180゜位相回転手段と、 0゜/180゜位相回転手段からの出力を所定期間にわ
    たって加算平均する累積加算平均回路と、 累積加算平均回路からの出力を{22.5°+45°×
    n(n=0、1、2、3、4、5、6、7中の一つ
    値)}位相回転させる位相回転回路と、 位相回転回路の出力の位相を判定する位相判定回路と、 を備えたことを特徴とする受信信号位相検出回路。
  3. 【請求項3】 (Nは自然数)PSK変調波の受信信
    号から受信信号位相を検出する受信信号位相検出回路で
    あって、 復調ベースバンド信号からフレーム同期信号を捕捉する
    フレーム同期信号捕捉手段と、 復調ベースバンド信号からフレーム同期信号期間のシン
    ボルストリームを前記フレーム同期信号捕捉手段によっ
    て捕捉され、再生された同期信号のビットストリームと
    一致するタイミングにて抽出する抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出されたシンボルストリームを
    入力して、前記再生された同期信号のビットストリーム
    中のビットが論理〃1〃のときに前記抽出手段によって
    抽出されたシンボルストリーム中の対応するシンボルを
    加算し、かつ前記再生された同期信号のビットストリー
    ム中のビットが論理〃0〃のときに前記抽出手段によっ
    て抽出されたシンボルストリーム中の対応するシンボル
    を減算して、所定期間にわたって平均する累積加減算平
    均回路と、 累積加減算平均回路からの出力を{22.5°+45°
    ×n(n=0、1、2、3、4、5、6、7中の一つ
    値)}位相回転させる位相回転回路と、 位相回転回路の出力の位相を判定する位相判定回路と、 を備えたことを特徴とする受信信号位相検出回路。
  4. 【請求項4】 (Nは自然数)PSK変調波の受信信
    号から受信信号位相を検出する受信 信号位相検出回路で
    あって、 復調ベースバンド信号からフレーム同期信号を捕捉する
    フレーム同期信号捕捉手段と、 復調ベースバンド信号を{22.5°+45°×n(n
    =0、1、2、3、4、5、6、7中の一つ値)}位相
    回転させる位相回転回路と、 位相回転回路の出力からフレーム同期信号期間のシンボ
    ルストリームを前記フレーム同期信号捕捉手段によって
    捕捉され、再生された同期信号のビットストリームと一
    致するタイミングにて抽出する抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出されたシンボルストリームを
    入力して、前記再生された同期信号のビットストリーム
    中のビットが論理〃1〃のときに前記抽出手段によって
    抽出されたシンボルストリーム中の対応するシンボルを
    加算し、かつ前記再生された同期信号のビットストリー
    ム中のビットが論理〃0〃のときに前記抽出手段によっ
    て抽出されたシンボルストリーム中の対応するシンボル
    を減算して、所定期間にわたって平均する累積加減算平
    均回路と、 累積加減算平均回路からの出力の位相を判定する位相判
    定回路と、 を備えたことを特徴とする受信信号位相検出回路。
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PCT/JP1998/003262 WO1999005835A1 (fr) 1997-07-24 1998-07-22 Circuit de detection de phase d'un signal recu
DE69837994T DE69837994T2 (de) 1997-07-24 1998-07-22 Schaltung zur Erfassung der Phase eines empfangenen Signals
CN98807529.6A CN1115835C (zh) 1997-07-24 1998-07-22 接收信号相位检测电路
US09/463,233 US6690745B1 (en) 1997-07-24 1998-07-22 Circuit for detecting the phase of received signal
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101602179B1 (ko) * 2014-01-14 2016-03-10 주식회사 뉴스포츠산업 배팅 연습장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101602179B1 (ko) * 2014-01-14 2016-03-10 주식회사 뉴스포츠산업 배팅 연습장치

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