JP3114235U - スケール等の目盛り - Google Patents

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Abstract

【課題】 スケールの5mm間隔に形成されている1mm目盛り線が読取り易く、間違えることのないスケールの目盛りの提供。
【解決手段】 1mm目盛り線の長さを段階的に変化させ、例えば各1mm目盛り線4a,4b,4c,4dの長さが段階的に変化して互いに異なる。
【選択図】 図1

Description

本考案はスケールを用いて長さ測定を行う場合、その目盛りを間違えることなく読取って測定することが出来るスケール等の目盛りに関するものである。
一般にスケールと称するものには、最も一般的な物差しや巻尺が良く知られている。物差しは20cm用、30cm用、100cm用などがあり、その材質は一般に樹脂製、又は金属製と成っている。昔は竹製の物差しが大半であったが、今では見ることは少なく成っている。物差しは家庭などで手軽に遣うことが出来るラフな長さ測定手段であり、精度の高い測定を行う場合には適していない。
高精度の長さ測定を行うには、ノギスやマイクロメータなどが使用され、最近では電子測定装置も多用されている。本考案はあくまでも原始的な物差し又はスケールを対象としており、該スケールや物差しを使用して長さを測る際に、該スケールに目盛ってある目盛りを読み間違えることが多い。少なくとも、1mm目盛り線は読取り難く、測定に際しては目盛りの読み間違えがないように非常に神経を使う。
図4は従来の一般的な30cm用スケールの一部(15cm〜30cm)を表しているが、該スケールは1cm間隔で目盛りが刻まれ、さらに1cmの目盛りは1mmの目盛りに細かく刻まれている。そして、5cm間隔で目盛り線の先端には数字が記載されて読み取り易く成っている。すなわち、15cm,20cm,30cmの位置が一目で分かる為に、該スケールを用いて長さを測る際には1cm目盛り線を順番に数える必要はない。
又、1cm目盛り線は1mm目盛り線より長くて、しかも先端には三角形の印が形成されている。ただし、1mm間隔の目盛り線を数えなくてはならず、細かい為に数え間違えを起こすことが多い。5mmの目盛り線は僅かではあるが長くなって1mm目盛り線より僅かに延びている為に間違えることなく判断されるが、1mm目盛り線は同じ長さで配列している為に読み取り難い。
実開平1−75809号に係る「電子式スケール装置」は、被測定物に長さを電子式スケール装置であって、上記被測定物の長さを検出する検出部と、該検出器で得られた信号を変換して表示装置に10進表示する制御部と、該制御部によって前記表示装置に表示される長さのデータを記憶するメモリとを備えている。従って、表示装置には検出された長さ寸法が表示されるために、目盛りを読み間違えする必要はないが、コストは高くなり誰でも手軽に使用できるものではない。
実開昭64−46704号に係る「定規」は、定規本体の目盛り部に設けられた液晶デイスプレイと、該液晶デイスプレイを定規の目盛りを表示するように制御する制御部とを備えている。従って、上記定規の場合も制御部を備えた高価なものと成ってしまう。
実開平1−75809号に係る「電子式スケール装置」 実開昭64−46704号に係る「定規」
このように、従来のスケール(定規)には上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこれら問題点であり、誰でも手軽に使用できてコストも安く、さらに1mm目盛り線を間違えることなく読取ることが出来るスケールを提供する。又、工作機械などの送り装置や位置決め装置にも目盛りが設けられているが、これらの目盛りも対象とし、読み間違えることのないように形成した目盛りを提供する。
本考案に係るスケールは、昔から使用されている樹脂製又はスチール製、さらには木製などから成り、該スケールには1cm間隔の目盛り線が形成され、1cmの間には1mm目盛り線が形成されている。そして、5cmごとに目盛りの数字が形成されている。ところで、本考案では該1mm間隔の目盛り線を読取り易くする為に、その長さは同じでなく、各1mm目盛り線の長さを違わせている。
しかし、長さをランダムに変化させるのではなく、規則正しく段階的に変化させている。同じく旋盤、フライス盤等の工作機械には送り装置や位置決め装置が備わっており、その送り量や位置を定める為の目盛りが設けられている。そこで、該目盛りの中で最も読みにくい細かい目盛り線は、同一長さではなく段階的に変化している。
本考案のスケールでは、1mm目盛り線が同じ長さでなく段階的に変化している為に読み取り易くなり、寸法の読み違いを防止することが出来る。前記図4に示しているように一定長さで先端が同一線上に並んでいる1mm目盛り線に比較して、先端が段階的に変化していることで隣合う目盛り線との区別が付き易く、間違えて読取るケースが減少する。一方、工作機械の送り装置などに設けている目盛りの中で、細かい目盛り線の長さは段階的に変化している為に、読み間違えすることはない。少なくとも読み間違えを抑制できる。
図1は本考案に係るスケールを示す実施例である。該スケールは樹脂製であり、その外観は従来のものと共通しているが、目盛り線に本考案の特徴がある。目盛り線は、1cm目盛り線1,1・・が1cm間隔で形成され、その先端には三角形の目印2,2・・を設けている。そして、5cm間隔の目盛り線の先には数字が記載されている。すなわち、0,5,10・・の数字が記載され、1cm目盛り線1,1・・を数えなくても、記載さている数字をみて長さを読取ることが出来る。
上記1cm目盛り線1,1・・の中間には5mm目盛り線3,3・・が形成され、その長さは1cm目盛り線1,1・・と同じとし、先端が揃っている。しかし5mm目盛り線3,3・・の先端には三角形の目印は設けておらず、1cm目盛り線1,1・・との区別を行っている。
図2は図1のA部拡大図であり、1cm目盛り線1と5mm目盛り線3との間は4本の1mm目盛り線4a,4b,4c,4dによって均等に区分されている。ところで、この1mm目盛り線4a,4b,4c,4dの長さは夫々異なり、1mm目盛り線4aが最も長く、1mm目盛り線4dは最も短くなっている。他の1mm目盛り線4c,4dは中間長さと成っており、すなわち1mm目盛り線4a,4b,4c,4dは段階的にその長さが変化している。
このように、1mm目盛り線4a,4b,4c,4dの長さを段階的に変化させることで読取り易くなり、隣の1mm目盛り線と間違えて読取ることが防止される。図2に示す1mm目盛り線4a,4b,4c,4dの長さの変化は、同じように繰り返され、隣の5mm間隔に形成される1mm目盛り線4a,4b,4c,4dも段階的に短くなっている。すなわち、1mm目盛り線4a,4b,4c,4dは5mm間隔でノコ歯状に変化している。
図3は1mm目盛り線を描いている別形態であり、5mm目盛り線3を中心として1mm目盛り線4a,4b,4c・・は山形と成っている。すなわち、5mm目盛り線3の左側では1mm目盛り線4a,4b,4c,4dは段階的に長くなり、5mm目盛り線3の右側では1mm目盛り線4e、4f、4g、4hの長さは段階的に短く成っている。
このように、図3に示す1mm目盛り線4a,4b,4c・・は各5mm目盛り線3を中心として山形を成すように段階的に変化し、この形態が繰り返されている。前記図2に示すノコ歯状の変化とは違っているが、1mm目盛り線4a,4b,4c・・を読み間違えするケースを抑えることが出来る。
本考案に係るスケールを示す実施例。 図1のA部拡大図。 1mm目盛り線の別形態。 従来のスケールに形成している目盛り線。
符号の説明
1 1cm目盛り線
2 三角形の目印
3 5mm目盛り線
4 1mm目盛り線



Claims (4)

  1. スケールの5mm間隔に形成されている1mm目盛り線において、その長さを段階的に変化させたことを特徴とするスケールの目盛り。
  2. 上記1mm目盛り線の長さを5mm間隔ごとにノコ歯状に変化させた請求項1記載のスケールの目盛り。
  3. 上記1mm目盛り線の長さを5mm目盛り線を中心として山形に変化させた請求項1記載のスケールの目盛り。
  4. 工作機械などの送り装置や位置決め装置などに設けている目盛りにおいて、最も細かい目盛り線の長さを段階的に変化させたことを特徴とする工作機械の送り装置などに設ける目盛り。
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