JP3114059U - 日焼け防止用長手袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】親指の杷持機能が発揮できながら、手洗等、必要に応じて手指部分を、或いは、腕部分を容易に繰り寄せて露出させることができて、また、装着に違和感がなく、通気性に優れ、手、腕の動きもスムースに行い得るようにした日焼け防止用長手袋の提供。
【解決手段】ポリウレタンを含む伸縮性を備えた合成繊維を円筒状に編成してなる本体1。前記本体1の下端開口部2から上端側に約7cm〜12cm離れた位置に親指相通孔3を開口し、該親指相通孔3に親指を相通した状態において、少なくとも中指の先が下端開口部2から突出する状態となるように構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】ポリウレタンを含む伸縮性を備えた合成繊維を円筒状に編成してなる本体1。前記本体1の下端開口部2から上端側に約7cm〜12cm離れた位置に親指相通孔3を開口し、該親指相通孔3に親指を相通した状態において、少なくとも中指の先が下端開口部2から突出する状態となるように構成されている。
【選択図】図1
Description
本考案は、手、腕の日焼けを防止するための日焼け防止用長手袋に関するものである。
手袋は、一般に、防寒用或いは各種の作業において手を保護する目的で用いられる。しかし、こうした目的以外として要望が高いのは、日焼け防止を目的とした手袋である。
こうした日焼け防止の手袋としては、種々のものが提案されており、中でも手、指、腕をカバーする腕全体の日焼けを防止する手袋が多数提案されている。
登録実用新案第3105008号。小さなひだ状のしわを伸縮して長さを調節出来る日焼け防止用手袋。 登録実用新案第3081342号。ストッキングのような薄地で足型の無いニット柄織りのハイソックスを利用した日焼け防止手腕カバー。 特開2000−355811。日焼け防止用腕カバー。 特開平9−228115。日避け用手袋。 登録実用新案第3006494号。婦人用長手袋。 実開平7−15715。日焼け防止用手袋。
上述したように、日焼け防止の手袋、且つ、手、腕の両方を保護できるようにした手袋が提案されており、
▲1▼ 手、腕全体の日焼けを防止できる、
▲2▼ 着脱が容易に行い得る、
▲3▼ 伸縮素材によって手、腕を動かし易い、
といった基本的な要求を満たすことができる効果を奏するものであるが、次の問題が残っていた。
▲1▼ 手、腕全体の日焼けを防止できる、
▲2▼ 着脱が容易に行い得る、
▲3▼ 伸縮素材によって手、腕を動かし易い、
といった基本的な要求を満たすことができる効果を奏するものであるが、次の問題が残っていた。
即ち、手指が動かし易く、手の日焼け防止を図るために、従来の一般手袋のように、5指が挿入できる構造の手袋の形態が採用されており、且つ、全体が長く(前腕、上腕までカバー)構成されているため、例えば、手洗いをしようとした時等に、5指まで脱がし、また着装する必要があるので、着脱が面倒である。
また、手、指が存在しない形態の手袋、例えば、4指と親指を個別に挿入できるように分岐された構造(前記特許文献3)といったものが提案されているが、このような分岐構造とする編成或いは織成により製造コストが高くなると共に親指のみならず4指も露出しており、指に対する日焼け防止効果が得られない。
また、後者は、手指全体を被覆できるが、親指が手袋の内部にあるために、物を杷持する際に重要な機能を果たす親指が他指と充分に分かれて独立した動きを採ることが出来ないので、非常に機能的に劣るという問題がある。
本考案は、かかる問題に鑑み、手指、腕(前腕、上腕)を被覆できて、且つ、親指の杷持機能が発揮できながら、手洗等、必要に応じて手指部分を、或いは、腕部分を容易に繰り寄せて露出させることができて、また、装着に違和感がなく、通気性に優れ、手、腕の動きもスムースに行い得るところの日焼け防止用長手袋を提供することを目的とする。
本考案にかかる日焼け防止用長手袋は、上記目的を達成するために、
手、指、腕を被覆できる日焼け防止用長手袋であって、
ポリウレタンを含む伸縮性を備えた合成繊維を、ゴム編又は天竺編によって薄地で円筒状に編成してなる本体1が、その伸張時には手指の先から少なくとも上腕の一部まで被覆できる大きさに構成され、
前記本体1の下端開口部2から上端側に約7cm〜12cm離れた位置に親指相通孔3を開口し、該親指相通孔3に親指を相通した状態において、少なくとも中指の先が下端開口部2から突出する状態となるように構成されている、
という手段を講じたものである。
手、指、腕を被覆できる日焼け防止用長手袋であって、
ポリウレタンを含む伸縮性を備えた合成繊維を、ゴム編又は天竺編によって薄地で円筒状に編成してなる本体1が、その伸張時には手指の先から少なくとも上腕の一部まで被覆できる大きさに構成され、
前記本体1の下端開口部2から上端側に約7cm〜12cm離れた位置に親指相通孔3を開口し、該親指相通孔3に親指を相通した状態において、少なくとも中指の先が下端開口部2から突出する状態となるように構成されている、
という手段を講じたものである。
本考案において、前記本体1は、前記本体1は、30番手から70番手の合成繊維を用いて編成されているのが好ましい。
この場合、30番手から50番手の厚手の場合はより大きな遮光作用が得られると共に50番手から70番手の薄手の場合には、遮光効果を得ることができながら、装着時の違和感が少なく、通気性に優れて快適であるという利点がある。
この場合、30番手から50番手の厚手の場合はより大きな遮光作用が得られると共に50番手から70番手の薄手の場合には、遮光効果を得ることができながら、装着時の違和感が少なく、通気性に優れて快適であるという利点がある。
本考案において、前記本体1が、その上端開口部4に、弾性を付与するゴム編部4Aを備えているのが好ましい。
このように構成すると、本体1がそのゴム編部4Aによって、他部分よりも弾性を発揮して上腕に固定でき(皮膚に食い込む程の締め付け力がないものとする)、腕を動かしてもズリ下がることを防止でき、初期装着状態を維持し易いという利点がある。
このように構成すると、本体1がそのゴム編部4Aによって、他部分よりも弾性を発揮して上腕に固定でき(皮膚に食い込む程の締め付け力がないものとする)、腕を動かしてもズリ下がることを防止でき、初期装着状態を維持し易いという利点がある。
本考案の請求項1の手袋によれば、手指、腕(前腕、上腕)を被覆できて、且つ、親指の杷持機能が発揮できながら、手洗等、必要に応じて手指部分を、或いは、腕部分を部分的に容易に手繰り寄せて露出させることができて、装着に違和感がなく、また、通気性に優れ、手、腕の動きもスムースに行い得る利点がる。
また、上記本体は、単純な円筒状に編成されているだけであるので、左右の区別がなく、左右の何れの手にも装着可能であり、且つ、従来の如き親指分岐挿入部の構造を採っていないので、親指の抜き差しが極めて容易であり、後述の使用の形態で理解されるように、全体の挿脱は勿論、頻繁に行われる手の部分のみのを露出せる時に非常に便利であるという利点がある。
更に、伸縮性の素材を用い、ゴム編或いは天竺(場合によってはメッシュ編)によって編成しているので、使用者の腕が太くても締め付け感は無く、そして、腕が長くても、伸張して充分に対応できるので、長身の成人にも適用でき、また、縮小状態で子供に対しても適用可能であるので、多数のサイズのものを製造しなくても済み、製造コストを下げることが出来る。
この種の編成はニット編機で編成するので、縫い目がなく(シームレス)、腕に装着しても違和感がない。また、上記構成によれば、必要に応じて、容易にプリント、或いはパッチの飾りを付けることができるので、意匠的にも改善の余地がある。
本考案の実施の形態を図1に基づいて以下詳述する。
図1に示すのは、本考案にかかる日焼け防止用長手袋であって、先ず、手、指、腕を被覆できるように、ポリウレタンを含む伸縮性を備えた合成繊維(STY)を、ゴム編又は天竺編によって薄地で円筒状に編成して本体1が構成されている。このサイズは、その伸張時には手指の先から少なくとも上腕の一部まで被覆できる大きさで、縮小すれば、手の平の握りに入る程度の嵩となるものである。
図1に示すのは、本考案にかかる日焼け防止用長手袋であって、先ず、手、指、腕を被覆できるように、ポリウレタンを含む伸縮性を備えた合成繊維(STY)を、ゴム編又は天竺編によって薄地で円筒状に編成して本体1が構成されている。このサイズは、その伸張時には手指の先から少なくとも上腕の一部まで被覆できる大きさで、縮小すれば、手の平の握りに入る程度の嵩となるものである。
この本体1の編成は、通常のニット編み機で編成され、糸は、ウレタン及びポリエステルからなり、一般の婦人用シームレスストキングを編成するのに用いられる細い例えば、50〜70番手のものが用いられている。
そして、前記本体1の下端開口部2から上端側に、約9cm離れた位置に親指相通孔3を開口し、該親指相通孔3に親指を相通した状態において、少なくとも中指の先が下端開口部2から突出する状態となるように構成されている。この親指相通孔3の位置は、上記の9cmでなくても良く、例えば、7cm〜12cm程度が好ましく、孔形状も単なるスリットでも、長円形、楕円形、円形等、その形状は問わない。また、親指相通孔3の内周は縁取りが施され、強化されている。
この実施形態では、前記本体1は、円筒状としてあることで本考案の目的は達成されるが、より好ましくは、図2に示す如く、手の平相当部分を少し太めに編成し、手首相当部分を細めに編成し、上腕に行くに従ってやや太く編成するのが良い。そして、上端開口部4及び下端開口無2に、締め付け力の小さいゴム編み部2A、4Aを設けるようにすることが好ましい。
この手袋の装着方法の一例を示すと、図3aに示すように、本体1を、下端開口部2はそのままの状態で、その長手方向で手繰り寄せて本体1を縮め、その後に、図3bに示すように、手先を上端開口部4の側から本体1に挿入し、図3cに示すように、親指を親指相通孔3から出して、且つ、残る3指(小指は出なくても差し支えない)の指先が下端開口無2から突出状態に装着する。
この状態で、手、腕の日焼けを防止すると同時に、親指及び他の3指で、コイン等の物を杷持したり、本のページを捲ったりすることが出来る。
この状態で、手、腕の日焼けを防止すると同時に、親指及び他の3指で、コイン等の物を杷持したり、本のページを捲ったりすることが出来る。
また、手洗い時には、図4に示すように、親指を親指相通孔3から引っ込め、捲るようにして手首側に手繰り寄せることで、全体を脱がす必要なく、手、指のみを露出させることが出来て、洗車、或いはちょっとした台所仕事等が直ぐに可能となる。勿論、水洗いに際して脱がすことなくそのままの状態で作業しても差し支えない。
また、逆に、図5に示すように、前腕、上腕のみ露出させたい場合には、上端開口部4の側から下端開口無2に向けて捲るように手首位置まで手繰り寄せれば、手先側はそのまま被覆状態で、全体を脱がすことなく、前腕、上腕の被覆状態を解くことが出来る。
図6は、前記本体1に編成に際して模様(パターン)、ここでは、縞模様が出るように意匠を変化させたもので、ファッション性を持たせている状態を示す。こうした意匠は、編成時でなく、その後のプリント方式や、パッチ方式によって付与してもよい。
本考案の本体1の編成については、使用するポリウレタンとポリエステルエ或いはナイロン等からなる糸素材を使用するに際して、番手の太いもの、30〜50番手のものを用いて少し厚手に編成し、通気性を保持しながら、光の透過率を充分に小さくするようにすれば、有害な紫外線をより確実にカットして日焼け防止の効果を更に高めることが出来る。勿論、UVカットとして有効な繊維を併用するようにすれば尚一層効果が上がる。
また、前記本体1は、前記親指相通孔3の位置又はその近辺位置において、該本体1の円筒状態が折れ曲がるように編成されるようにし、手の挿入時に親指が前記親指相通孔3に入り易くなるようにしてもよい。このような編成方法は、ニット編み機として従来技術に属するので、ここでの詳細説明は省く。
本考案は、一つの手袋が、弾性を備え、円筒形状という単純構造であるが故に、左右の手、或いは成人、子供にも容易に適用でき、且つ、全体を脱がすことなく手洗いが出来る等の利点があるため、種々の人々、場所、仕事(作業)に適応でき、その利用範囲は極めて広いものである。
1:本体
2:下端開口部
3:親指相通孔
4:上端開口部
2:下端開口部
3:親指相通孔
4:上端開口部
Claims (3)
- 手、指、腕を被覆できる日焼け防止用長手袋であって、
ポリウレタンを含む伸縮性を備えた合成繊維を、ゴム編又は天竺編によって薄地で円筒状に編成してなる本体1が、その伸張時には手指の先から少なくとも上腕の一部まで被覆できる大きさに構成され、
前記本体1の下端開口部2から上端側に約7cm〜12cm離れた位置に親指相通孔3を開口し、該親指相通孔3に親指を相通した状態において、少なくとも中指の先が下端開口部2から突出する状態となるように構成されている、
ことを特徴とする日焼け防止用長手袋。 - 前記本体1は、前記親指相通孔3の位置又はその近辺位置において、該本体1の円筒状態が折れ曲がるように編成されている、
ことを特徴とする請求項1の日焼け防止用長手袋。 - 前記本体1が、その上端開口部4に、弾性を付与するゴム編部4Aを備えている、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2の日焼け防止用長手袋。
Priority Applications (1)
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JP2005005340U JP3114059U (ja) | 2005-06-11 | 2005-06-11 | 日焼け防止用長手袋 |
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JP (1) | JP3114059U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018172834A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 美晴 林 | 手袋 |
CN114343264A (zh) * | 2020-03-03 | 2022-04-15 | 胡敏玲 | 一种防晒袖套及其编织方法 |
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2005
- 2005-06-11 JP JP2005005340U patent/JP3114059U/ja not_active Expired - Fee Related
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