JP3113650B2 - チェックパケットを用いた通信方式 - Google Patents

チェックパケットを用いた通信方式

Info

Publication number
JP3113650B2
JP3113650B2 JP16114199A JP16114199A JP3113650B2 JP 3113650 B2 JP3113650 B2 JP 3113650B2 JP 16114199 A JP16114199 A JP 16114199A JP 16114199 A JP16114199 A JP 16114199A JP 3113650 B2 JP3113650 B2 JP 3113650B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
check packet
host
communication
communication path
packet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16114199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000032039A (ja
Inventor
和幸 寺尾
諭 小野
晋 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US09/160,521 external-priority patent/US6393004B1/en
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Publication of JP2000032039A publication Critical patent/JP2000032039A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3113650B2 publication Critical patent/JP3113650B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/02Buffering or recovering information during reselection ; Modification of the traffic flow during hand-off
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/16Performing reselection for specific purposes
    • H04W36/18Performing reselection for specific purposes for allowing seamless reselection, e.g. soft reselection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信中に利用する
通信メディアの乗せ替えを、通信を中断することなく円
滑に行えるようにする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、相異なる通信網を各種条件に応じ
て適宜乗せ替えながら通信を続行するシステムにおい
て、通信中にパケットの順序を保証して通信メディアの
乗せ替えを行う技術は考えられていない。
【0003】一般にパケットの順序を保証する方法とし
て、図1に携帯電話システムにおける例を示す。これ
は、携帯電話の移動に伴い、最寄りの基地局がA、B、
Cと変化する場合である。ここで、最初は、基地局Aか
ら携帯電話にパケットが届いているものとする。携帯電
話は通信を行いながら移動し、最寄りの基地局がBに代
わる。この時、パケットは基地局Aから基地局Bに転送
されることによりパケットの順序が保証される。さた
に、携帯電話が移動して最寄りの基地局がCに変わった
場合には、パケットは基地局Aから基地局Bへ,基地局
Bから基地局Cへと順次転送されることによりパケット
の順序が保証される。この方法は確かにパケットの順序
を保証できるが、この方法では携帯電話の移動に伴い通
信路に無駄が生じ、通信設備を無駄に消費することにな
る。
【0004】一方、通信中に通信メディアを乗せ替え可
能な技術として、MobileIPがあるが、このMo
bileIPではパケット順序を保証した通信メディア
の乗せ替えは考慮されておらず、パケット順序の保証は
IP層より上位層の処理に任されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】異なるメディアによる
通信路を同時に2つ確立することが可能になると、通信
中に利用する通信メディアを切り替える場合に、やり取
りしているパケットの順序を保証することと、通信を行
っているホスト間の通信路上にパケットが存在しないタ
イミングで乗せ替えを行うことが、利用する通信メディ
アを乗せ替えた後も円滑に通信を継続するためには必要
となる。
【0006】従って、本発明は、通信ホスト間の通信路
にパケットが存在しないタイミングで利用する通信メデ
ィアの乗せ替えを行うとともに、通信においてやり取り
するパケットの順序を保証でき、通信メディア乗せ替え
後も円滑に通信を継続できるようにする通信方式を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、通信システムにおいて発信元ホストと着
信先ホスト間の通信中に通信メディアを乗せ替える方法
であって、(a)元の通信メディアを用いた第一の通信
路を介した通信中に、送信元ホストと着信先ホスト間で
通信がやり取りされる新たな通信メディアを用いた第二
の通信路を確立するステップと、(b)発信元ホストか
ら着信先ホストへ第一の通信路を介して第一のチェック
パケットを送信し、第一のチェックパケットが送信され
ると、発信元ホストからのユーザデータパケットの送信
を停止するステップと、(c)第一の通信路を介して第
一のチェックパケットを受信すると、着信先ホストから
発信元ホストへ第一のチェックパケットを第二の通信路
を介して送信するとともに、第二のチェックパケットを
第一の通信路を介して送信し、第二のチェックパケット
を送信すると、着信先ホストからのユーザデータパケッ
トの送信を停止するステップと、(d)第一の通信路を
介して第二のチェックパケットを受信すると、発信元ホ
ストから着信先ホストへ第二の通信路を介して第二のチ
ェックパケットを送信するステップと、(e)第二の通
信路を介して第一のチェックパケットを受信すると、発
信元ホストから着信先ホストへ第二の通信路を介してユ
ーザデータパケットの送信を開始するステップと、
(f)第二の通信路を介して第二のチェックパケットを
受信すると、着信先ホストから発信元ホストへ第二の通
信路を介してユーザデータパケットの送信を開始するス
テップと、(g)第二の通信路を介した通信が開始され
ると、発信元ホストと着信先ホスト間の第一の通信路を
切断するステップと、を有することを特徴とする方法を
提供する。
【0008】また、本発明では、発信元ホストは、第一
のチェックパケットと第二のチェックパケットを生成
し、ステップ(b)において第二の通信路を介して着信
先ホストへ第二のチェックパケットも送信し、着信先ホ
ストは、ステップ(c)において第二の通信路を介して
第二のチェックパケットを受信すると、第二のチェック
パケットを第一の通信路を介して送信元ホストへ送信
し、送信元ホストは、第二のチェックパケットを第一の
通信路を介して受信すると、第二のチェックパケットを
第二の通信路を介して再度送信することを特徴とする。
【0009】また、本発明では、送信元ホストは、ステ
ップ(b)において第一のチェックパケットを生成し、
着信先ホストはステップ(c)において第一の通信路を
介して第一のチェックパケットを受信すると第二のチェ
ックパケットを生成することを特徴とする。
【0010】また、本発明では、発信元ホストは、ステ
ップ(b)において第二のチェックパケットの生成を着
信先ホストに要求する情報を含んだ第一のチェックパケ
ットを生成して、着信先ホストがステップ(c)におい
て第二のチェックパケットを該情報に応じて生成するよ
うにすることを特徴とする。
【0011】また、本発明では、第一のチェックパケッ
トと第二のチェックパケットの各々はホップ数を含み、
ステップ(c)において着信先ホストは第一の通信路を
介して第一のチェックパケットを受信すると第二の通信
路を介して第一のチェックパケットを送信する前に第一
のチェックパケットのホップ数を減らし、ステップ
(d)において発信元ホストは第一の通信路を介して第
二のチェックパケットを受信すると第二の通信路を介し
て第二のチェックパケットを送信する前に第二のチェッ
クパケットのホップ数を減らし、発信元ホストは第二の
通信路を介して受信した第一のチェックパケットのホッ
プ数に基づいてステップ(a)において第一のチェック
パケットを廃棄し、着信先ホストは第二の通信路を介し
て受信した第二のチェックパケットのホップ数に基づい
てステップ(f)において第二のチェックパケットを廃
棄することを特徴とする。
【0012】さらに、本発明は、通信システムにおいて
通信メディアを乗せ替えながら通信を行うホスト装置で
あって、元の通信メディアを用いた第一の通信路を介し
た通信を行いながら、該ホスト装置と通信相手ホスト間
で通信がやり取りされる新たな通信メディアを用いた第
二の通信路を確立し、第二の通信路を介した通信が開始
されると、該ホスト装置と通信相手ホスト間の第一の通
信路を切断する通信路管理手段と、通信相手ホストへ第
一の通信路を介して第一のチェックパケットを送信し、
第一のチェックパケットを送信すると、該ホスト装置か
らのユーザデータパケットの送信を停止し、通信相手ホ
ストから第一の通信路を介して第二のチェックパケット
を受信すると、通信相手ホストへ第二の通信路を介して
第二のチェックパケットを送信し、通信相手ホストから
第二の通信路を介して第一のチェックパケットを受信す
ると、通信相手ホストへ第二の通信路を介してユーザデ
ータパケットの送信を開始するチェックパケット処理手
段と、を有することを特徴とするホスト装置を提供す
る。
【0013】また、本発明では、チェックパケット処理
手段は第一のチェックパケットと第二のチェックパケッ
トを生成し、第一のチェックパケットを送信するととも
に第二の通信路を介して通信相手ホストへ第二のチェッ
クパケットを送信し、通信相手ホストから第二のチェッ
クパケットを第一の通信路を介して受信すると、第二の
チェックパケットを第二の通信路を介して再度送信する
ことを特徴とする。
【0014】また、本発明では、チェックパケット処理
手段は第一のチェックパケットを生成し、通信相手ホス
トが第一の通信路を介して第一のチェックパケットを受
信すると第二のチェックパケットを生成することを特徴
とする。
【0015】また、本発明では、チェックパケット処理
手段は、第二のチェックパケットの生成を通信相手ホス
トに要求する情報を含んだ第一のチェックパケットを生
成して、通信相手ホストが第二のチェックパケットを該
情報に応じて生成するようにすることを特徴とする。
【0016】また、本発明では、第二のチェックパケッ
トはホップ数を含み、チェックパケット処理手段は第一
の通信路を介して第二のチェックパケットを受信すると
第二の通信路を介して第二のチェックパケットを送信す
る前に第二のチェックパケットのホップ数を減らし、通
信相手ホストが第二の通信路を介して第二のチェックパ
ケットを受信すると、第二の通信路を介して受信した第
二のチェックパケットのホップ数に基づいて第二のチェ
ックパケットを廃棄するようにすることを特徴とする。
【0017】さらに、本発明は、通信システムにおいて
通信メディアを乗せ替えながら通信を行うホスト装置で
あって、元の通信メディアを用いた第一の通信路を介し
た通信を行いながら、該ホスト装置と通信相手ホスト間
で通信がやり取りされる新たな通信メディアを用いた第
二の通信路を確立し、第二の通信路を介した通信が開始
されると、該ホスト装置と通信相手ホスト間の第一の通
信路を切断する通信路管理手段と、通信相手ホストへ第
一の通信路を介して第二のチェックパケットを送信する
とともに、通信相手ホストから第一の通信路を介して第
一のチェックパケットを受信すると通信相手ホストへ第
二の通信路を介して第一のチェックパケットを送信し、
第二のチェックパケットを送信すると、該ホスト装置か
らのユーザデータパケットの送信を停止し、通信相手ホ
ストから第二の通信路を介して第二のチェックパケット
を受信すると、通信相手ホストへ第二の通信路を介して
ユーザデータパケットの送信を開始するチェックパケッ
ト処理手段と、を有することを特徴とするホスト装置を
提供する。
【0018】また、本発明では、チェックパケット処理
手段は、通信相手ホストから第二の通信路を介して第二
のチェックパケットを受信すると、通信相手ホストへ第
二のチェックパケットを第一の通信路を介して送信する
ことを特徴とする。
【0019】また、本発明では、チェックパケット処理
装置は、通信相手ホストから第一の通信路を介して第一
のチェックパケットを受信すると第二のチェックパケッ
トを生成し、通信相手ホストは第一のチェックパケット
を生成することを特徴とする。
【0020】また、本発明では、チェックパケット処理
手段は、通信相手ホストが生成した第一のチェックパケ
ットに含まれている第二のチェックパケットの生成を該
ホスト装置に要求する情報に応じて、第二のチェックパ
ケットを生成することを特徴とする。
【0021】また、本発明では、第一のチェックパケッ
トはホップ数を含み、チェックパケット処理手段は第一
の通信路を介して第一のチェックパケットを受信すると
第二の通信路を介して第一のチェックパケットを送信す
る前に第一のチェックパケットのホップ数を減らし、通
信相手ホストが第二の通信路を介して第一のチェックパ
ケットを受信すると第二の通信路を介して受信した第一
のチェックパケットのホップ数に基づいて第一のチェッ
クパケットを廃棄するようにすることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図2〜図6を参照して本発
明の通信方式の一実施形態について詳細に説明する。
【0023】簡単に言うと、本発明では、通信中に利用
する通信メディアを乗り替えるタイミングを推定するた
めに、ユーザによりやり取りされるデータパケットとは
別に、データパケットの順序を保証し、通信を行ってい
るホスト間の通信路上にパケットが溜まっていないこと
を確認する役目を持つチェックパケットと呼ぶパケット
を導入する。
【0024】そして、図2に示すように、上位レイヤイ
ンタフェース21と複数の通信インタフェース23を有
する装置において、物理層から受信したチェックパケッ
トを生成または処理する機能を有するチェックパケット
処理部221と、各通信相手毎に現在用いている通信路
と乗せ替えをする新たな通信路とを管理する通信路管理
部222と、チェックパケットを識別可能なパケット選
択部223とからチェックパケットインタフェース22
を構成する。
【0025】このチェックパケットインタフェース22
は、通信インタフェースからユーザデータを受け取り、
処理を行い、適切な上位レイヤインタフェースに送る部
分に設けられ、受け取ったパケットがチェックパケット
である場合と、新たな通信路を確立した後にユーザから
通信メディアの乗せ替え要求を受けた場合に、チェック
パケットを作成するために動作する。
【0026】これら以外の場合には、このチェックパケ
ットインタフェース22は単にパケットを適切な上位レ
イヤインタフェース21と適切な通信インタフェース2
3間で受け渡しする。
【0027】まず、このチェックパケットインタフェー
ス22におけるチェックパケットの生成について説明す
る。
【0028】ユーザから通信メディアの乗り替え要求を
受けると、パケット選択部223からチェックパケット
処理部221に指定されたホストとやり取りするチェッ
クパケットの生成を指示するメッセージが送られ、チェ
ックパケット生成処理が行われる。
【0029】ここで生成されるチェックパケットは、図
3に示すように、ユーザデータパケットと区別できるよ
うにそれがチェックパケットであることを示すチェック
パケット識別情報31と、複数のチェックパケットが生
成された場合でも各チェックパケットを一意に識別する
シーケンス番号32とを含んだチェックパケットを識別
するための情報を有するフォーマットを持つ。更に、以
下で述べる方法2の場合には、チェックパケット識別情
報はこのチェックパケットが通信相手ホストにおけるチ
ェックパケット生成を要求するパケット(以下、トリガ
パケットと呼ぶ)であるかどうかも示す。
【0030】図3のチェックパケットは更に着信先ホス
トにおいてチェックパケットが処理される回数を示すホ
ップ数33と呼ばれるフィールドも有する。このホップ
数フィールド33はこのチェックパケットを受信し、処
理し、送信する際にチェックパケットの着信先とされて
いるホストによって1減らされるものである。以下で述
べる方法1の場合には、ホップ数33は最初、現在使用
中の通信路に送信されるチェックパケットについては
1、新たな通信路に送信されるチェックパケットについ
ては2、の値を持つものとする。以下で述べる方法2の
場合には、ホップ数33は最初、これらいづれのチェッ
クパケットについても1の値を持つものとする。
【0031】図3のチェックパケットはまた、チェック
パケットがやり取りされる通信路を指定するために、チ
ェックパケットの着信先ホストを示す着信先ホスト情報
34とチェックパケットの送信元ホストを示す送信元ホ
スト情報35を有する。これら着信先ホスト情報34と
発信元ホスト情報35はホストを一意に識別可能な識別
子により与えられる。
【0032】通信路管理部222は通信相手のホストに
対してどの通信路からどの通信路に乗せ替えを行うべき
かに関する情報を管理しており、この情報に基づいてそ
れぞれの通信路にチェックパケットを送信する。
【0033】次に、チェックパケットを受け取ったホス
トにおけるチェックパケットインタフェース22でのチ
ェックパケット処理について説明する。
【0034】通信インタフェース23を介して受け取っ
たパケットはパケット選択部223へ送られる。受け取
ったパケットがユーザデータである場合には、適切な上
位レイヤインタフェース21に渡される。受け取ったパ
ケットがチェックパケットである場合には、チェックパ
ケット処理が行われるチェックパケット処理部221に
渡される。
【0035】方法1、方法2のいづれにおいても、チェ
ックパケットを受け取るとチェックパケット処理部22
1はまずチェックパケットのホップ数33を確認する。
そして、それ以降の処理は、方法1と方法2ではそれぞ
れ以下のように行われる。
【0036】<方法1での処理>ホップ数33が0のチ
ェックパケットを受け取った場合には、通信相手ホスト
にユーザデータを送出するのに利用していた通信路にユ
ーザデータのパケットが溜まっていないことを意味する
ので、受け取ったホップ数33が0のチェックパケット
はそれ以上送出せずにチェックパケット処理部221で
廃棄され、新しい通信路を使った通信相手ホストへのユ
ーザデータの送出を開始する。
【0037】ホップ数33が1以上のチェックパケット
を受け取った場合には、チェックパケットの動作による
ユーザデータが通信路上に残っているかどうかのチェッ
クはまだ終了していないことを意味する。この場合、受
け取ったパケットにおいて、着信先ホスト情報34と発
信元ホスト情報35を入れ換え、ホップ数33を1減ら
す。そして、通信路管理部222により管理されている
情報に基づいて、このチェックパケットを、それを受け
取ったのとは異なる通信路に相当する通信インタフェー
ス23に向けて送出する。
【0038】<方法2での処理>ホップ数33が0のチ
ェックパケットを受け取った場合には、通信相手ホスト
にユーザデータを送出するのに利用していた通信路にユ
ーザデータのパケットが溜まっていないことを意味する
ので、受け取ったホップ数33が0のチェックパケット
はそれ以上送出せずにチェックパケット処理部221で
廃棄され、新しい通信路を使った通信相手ホストへのユ
ーザデータの送出を開始する。
【0039】ホップ数33が1のチェックパケットを受
け取った場合には、チェックパケットの動作によるユー
ザデータが通信路上に残っているかどうかのチェックは
まだ終了していないことを意味する。この場合、もしチ
ェックパケット識別情報31がこれはトリガパケットで
あることを示していれば、受け取ったパケットにおい
て、着信先ホスト情報34と発信元ホスト情報35を入
れ換え、ホップ数33を1減らす。そして、通信路管理
部222により管理されている情報に基づいて、このチ
ェックパケットを、それを受け取ったのとは異なる通信
路に相当する通信インタフェース23に向けて送出す
る。更に、着信先ホスト情報34と発信元ホスト情報3
5をトリガパケットのものとは入れ換え、ホップ数33
を1にした別のチェックパケットを生成し、通信路管理
部222により管理されている情報に基づいて、トリガ
パケットを受け取った通信路に向けて送出する。
【0040】ホップ数33が1のチェックパケットを受
け取ったがチェックパケット識別情報31がこれはトリ
ガパケットであることを示していなければ、受け取った
パケットにおいて、着信先ホスト情報34と発信元ホス
ト情報35を入れ換え、ホップ数33を1減らす。そし
て、通信路管理部222により管理されている情報に基
づいて、このチェックパケットを、それを受け取ったの
とは異なる通信路に相当する通信インタフェース23に
向けて送出する。
【0041】次に、ホスト1とホスト2が通信路1を使
って通信を行っている状態から、ホスト2が通信路2を
使った通信への乗せ替えを要求し、チェックパケットを
用いて乗せ替えを行う場合について、チェックパケット
の動作を説明する。ここでも方法1の場合と方法2の場
合を分けて説明する。
【0042】<方法1での動作> 1.通信路1を使って通信を行っている情報(図4
(a))から、ホスト2が新たにホスト1に向けて通信
路2を確立し、通信路1を使った通信から通信路2を使
った通信への乗せ替えを要求する。
【0043】2.チェックパケットを、ホスト2からホ
スト1に向けて以下の2つの経路で送出する(図4
(b))。ここでチェックパケット1のホップ数33は
1、チェックパケットのホップ数33は2とする。
【0044】(1)チェックパケット1:ホスト2→
(通信路1)→ホスト1→(通信路2)→ホスト2; (2)チェックパケット2:ホスト2→(通信路2)→
ホスト1→(通信路1)→ホスト2→(通信路2)→ホ
スト1。
【0045】これらチェックパケットを送出後は、ホス
ト2は送出したチェックパケット1を再び受け取るまで
はユーザデータのパケットの送出は行わない。
【0046】3.ホスト1は、受け取った各々のチェッ
クパケットのホップ数33を1減らし、着信先ホスト情
報34と発信元ホスト情報35を入れ換えた後、ホスト
2に向けて上述した経路に沿って送出する。チェックパ
ケット2を受け取りホスト2に向けて送出後は、ホスト
1はユーザデータの送出を中断する(図4(b))。
【0047】4.ホスト2は、チェックパケット1を受
け取ると、ホップ数が0であることを確認してからチェ
ックパケット1を廃棄し、通信路2を使ってユーザデー
タをホスト1へ送出する。
【0048】5.ホスト2は、チェックパケット2を受
け取ると、ホップ数を1減らし、着信先ホスト情報34
と発信元ホスト情報35を入れ換えてから、ホスト1に
送出する。
【0049】6.ホスト1は、チェックパケット2を受
け取ると、ホップ数が0であることを確認してからチェ
ックパケット2を廃棄し、通信路2を使ってユーザデー
タをホスト2に送出する(図4(c))。
【0050】7.通信路1を切断する。
【0051】ただし、ステップ4と6は通信条件によっ
ては入れ替わってもよい。
【0052】この動作により、通信路を乗せ替える際
に、ホスト間の通信路上に溜まっているユーザデータの
パケットは全く無くし、かつ、やり取りしているパケッ
トの順序を保証することができる。
【0053】<方法2での動作> 1.通信路1を使って通信を行っている情報(図5
(a))から、ホスト2が新たにホスト1に向けて通信
路2を確立し、通信路1を使った通信から通信路2を使
った通信への乗せ替えを要求する。
【0054】2.チェックパケット1を、ホスト2から
ホスト1に向けてまず通信路1を介して送出する(図5
(b))。ここで、チェックパケット1のチェックパケ
ット識別情報にはこれがトリガパケットであることを示
す情報を含める。このチェックパケット1を送出後は、
ホスト2は送出したチェックパケット1を再び受け取る
まではユーザデータのパケットの送出は行わない。
【0055】3.ホスト1は、トリガパケットであるチ
ェックパケット1をホスト2から受け取ると、上述した
処理を行う。即ち、着信先ホスト情報34と発信元ホス
ト情報35を入れ換え、ホップ数33を1減らしてか
ら、このチェックパケット1をそれを受け取ったのとは
異なる通信路2に向けて送出する(図5(c))。ま
た、着信先ホスト情報34と発信元ホスト情報35をト
リガパケットのものとは入れ換え、ホップ数33を1に
した別のチェックパケット2を生成し、トリガパケット
トを受け取った通信路1に向けて送出する(図5
(c))。チェックパケット2を生成しホスト2に向け
て送出後は、ホスト1はユーザデータの送出を中断す
る。
【0056】4.ホスト2は、チェックパケット1を受
け取ると、通信路2を使ってユーザデータをホスト1へ
送出する(図5(d))。
【0057】5.ホスト2は、チェックパケット2を受
け取ると、上述した処理を行う。即ち、着信先ホスト情
報34と発信元ホスト情報35を入れ換え、ホップ数3
3を1減らしてから、このチェックパケット2をそれを
受け取ったのとは異なる通信路2に向けて送出する(図
5(c))。
【0058】6.ホスト1は、チェックパケット2を受
け取ると、通信路2を使ってユーザデータをホスト2に
送出する(図5(d))。
【0059】7.通信路1を切断する。
【0060】ただし、ステップ4と6は通信条件によっ
ては入れ替わってもよい。
【0061】この動作により、通信路を乗せ替える際
に、ホスト間の通信路上に溜まっているユーザデータの
パケットは全く無くし、かつ、やり取りしているパケッ
トの順序を保証することができる。
【0062】次に、通信中の通信メディアの乗せ替えを
可能とし、同時に異なる2つの通信路を確立することが
可能なL2(レイヤ2)統合アクセス方式に、本発明の
通信方式を適応する例について、方法1の場合と方法2
の場合に分けて説明する。なお、L2統合アクセス方式
については、本願出願人による特願平11ー12051
7により詳細に記載されている。
【0063】この場合、上述したチェックパケット生
成、処理機能は、L2統合アクセス方式の機能を実現し
ているL2IA(L2統合アクセス)インタフェースに
実相される。
【0064】ここで、図6に示すように、eユニットは
携帯電話を使ってB1ユニットに接続して、B3ユニッ
トを経由してNユニットと通信を行っているが、PHS
を使ってB2ユニットに接続してB3ユニットを経由し
てNユニットと通信を行うように通信メディアの乗せ替
えを要求しているものとする。
【0065】<方法1の場合> (1)B1ユニットに接続して通信を行っている状態
で、B1ユニットに対し通信メディアの乗せ替えを要求
する。そして、新たにPHSを使ってB2ユニットに接
続し、L2統合アクセス方式の機能により、B3ユニッ
トとeユニットとの間にユーザデータを流す通信路を確
立する。この時、B3ユニットではどの通信路からどの
通信路に乗せ替えを行うべきかに関する情報を管理して
いる。
【0066】(2)eユニットは通信路が乗せ替えられ
るB3ユニットに向けて、チェックパケットをB1ユニ
ット、B2ユニット経由の2方向に送出する。各チェッ
クパケットは着信先と発信元のユニットについての情報
を含んでおり、B1ユニットを経由して送出されるチェ
ックパケットはホップ数が1にされ、B2ユニットを経
由して送出されるチェックパケットはホップ数が2にさ
れている。ホップ数は着信先ユニットでチェックパケッ
トが処理される毎に1減らされ、着信先ユニットはホッ
プ数が0のチェックパケットを受け取るとそれを廃棄す
る。これらチェックパケットを送出後は、eユニットは
送出したチェックパケットの内チェックパケット1を再
び受け取るまではユーザデータのパケットの送出は行わ
ない。チェックパケット2を受け取り、そのホップ数を
1減らし、その着信先ユニット情報と発信元ユニット情
報を入れ換え、それをB1ユニットを経由してeユニッ
トに送出した後は、B3ユニットはチェックパケット2
を再び受け取るまではユーザデータのパケットの送出は
行わない。送出されたチェックパケットは以下の経路を
通る。
【0067】(a)チェックパケット1:eユニット→
B1ユニット→B3ユニット→B2ユニット→eユニッ
ト; (b)チェックパケット2:eユニット→B2ユニット
→B3ユニット→B1ユニット→eユニット→B2ユニ
ット→B3ユニット。
【0068】(3)eユニットは、チェックパケット1
を受け取ると、そのホップ数が0であることを確認した
後このチェックパケット1を廃棄し、B2ユニットを経
由した通信路を使ってB3ユニットへのユーザデータの
送出を開始する。
【0069】(4)B3ユニットは、チェックパケット
2を再び受け取ると、そのホップ数が0であることを確
認した後このチェックパケット2を廃棄し、B2ユニッ
トを経由した通信路を使ってeユニットへユーザデータ
を送出する。
【0070】(5)B1ユニットを経由した通信路をL
2統合アクセス方式の機能により切断する。
【0071】<方法2の場合> (1)B1ユニットに接続して通信を行っている状態
で、B1ユニットに対し通信メディアの乗せ替えを要求
する。そして、新たにPHSを使ってB2ユニットに接
続し、L2統合アクセス方式の機能により、B3ユニッ
トとeユニットとの間にユーザデータを流す通信路を確
立する。この時、B3ユニットではどの通信路からどの
通信路に乗せ替えを行うべきかに関する情報を管理して
いる。
【0072】(2)eユニットは通信路が乗せ替えられ
るB3ユニットに向けて、それがトリガパケットである
ことを示すチェックパケット識別情報を持つチェックパ
ケット1をB1ユニットを経由して送出する。このチェ
ックパケット1はホップ数が1であり、着信先と発信元
のユニットについての情報を含んでいる。このチェック
パケット1を送出後は、eユニットはこのチェックパケ
ット1を再び受け取るまではユーザデータのパケットの
送出は行わない。
【0073】(3)B3ユニットは、チェックパケット
1を受け取り、チェックパケット処理を行う。即ち、ホ
ップ数を1減らし、着信先ユニット情報と発信元ユニッ
ト情報を入れ換えてから、このチェックパケット1をB
2ユニットを経由してeユニットに向けて送出する。ま
た、チェックパケット1がトリガパケットでありホップ
数が1であることを確認した後、着信先ユニット情報と
発信元ユニット情報を入れ換えホップ数を1としたチェ
ックパケット2を生成し、これをB1ユニットを経由し
てeユニットに送出する。このチェックパケット2を送
出後は、B3ユニットはこのチェックパケット2を再び
受け取るまではユーザデータのパケットの送出は行わな
い。
【0074】(4)eユニットは、チェックパケット1
を受け取ると、そのホップ数が0であることを確認した
後このチェックパケット1を廃棄し、B2ユニットを経
由した通信路を使ってB3ユニットへのユーザデータの
送出を開始する。
【0075】(5)B3ユニットは、チェックパケット
2を再び受け取ると、そのホップ数が0であることを確
認した後このチェックパケット2を廃棄し、B2ユニッ
トを経由した通信路を使ってeユニットへユーザデータ
を送出する。
【0076】(6)B1ユニットを経由した通信路をL
2統合アクセス方式の機能により切断する。
【0077】上記の手順により、利用する通信メディア
の乗せ替えによる通信路の乗せ替えを、ホスト間の通信
路上に溜まっているパケットを完全に無くし、かつ、や
り取りしているユーザデータのパケットの順序を保証し
ながら、実現することができる。
【0078】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更することが可能である。
【0079】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によると、や
り取りしているパケットの順序を確保し、利用する通信
メディアの乗せ替えによるユーザデータの紛失などを抑
えながら、通信路の乗せ替えを円滑に行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯電話システムにおける従来のパケット順序
を保証する方法を説明するための図。
【図2】本発明の一実施形態に係るチェックパケットイ
ンタフェースの構成例を示すブロック図。
【図3】本発明の一実施形態に係るチェックパケットの
フォーマット例を示す図。
【図4】本発明の一実施形態に係る方法1におけるチェ
ックパケットを用いた動作を示す図。
【図5】本発明の一実施形態に係る方法2におけるチェ
ックパケットを用いた動作を示す図。
【図6】本発明の通信方式が適用されたL2統合アクセ
スシステムの一例を示す図。
【符号の説明】
21 上位レイヤインタフェース 22 チェックパケットインタフェース 23 通信インタフェース 221 チェックパケット処理部 222 通信路管理部 223 パケット選択部 31 チェックパケット識別子情報 32 シーケンス番号 33 ホップ数 34 着信先ホスト情報 35 発信元ホスト情報
フロントページの続き (72)発明者 寺尾 和幸 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 小野 諭 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 宮川 晋 アメリカ合衆国 19805 デラウェア州 ウィルミントン ニューキャッスルカ ウンティ センターロード 1013 コー ポレーションサービスカンパニー (56)参考文献 特開 平8−130557(JP,A) 特開 昭64−20756(JP,A) 欧州特許出願公開509548(EP,A 2) 欧州特許出願公開777397(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56 H04L 1/22 H04Q 7/22 INSPEC(DIALOG) JICSTファイル(JOIS)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信システムにおいて発信元ホストと着
    信先ホスト間の通信中に通信メディアを乗せ替える方法
    であって、(a)元の通信メディアを用いた第一の通信
    路を介した通信中に、送信元ホストと着信先ホスト間で
    通信がやり取りされる新たな通信メディアを用いた第二
    の通信路を確立するステップと、(b)発信元ホストか
    ら着信先ホストへ第一の通信路を介して第一のチェック
    パケットを送信し、第一のチェックパケットが送信され
    ると、発信元ホストからのユーザデータパケットの送信
    を停止するステップと、(c)第一の通信路を介して第
    一のチェックパケットを受信すると、着信先ホストから
    発信元ホストへ第一のチェックパケットを第二の通信路
    を介して送信するとともに、第二のチェックパケットを
    第一の通信路を介して送信し、第二のチェックパケット
    を送信すると、着信先ホストからのユーザデータパケッ
    トの送信を停止するステップと、(d)第一の通信路を
    介して第二のチェックパケットを受信すると、発信元ホ
    ストから着信先ホストへ第二の通信路を介して第二のチ
    ェックパケットを送信するステップと、(e)第二の通
    信路を介して第一のチェックパケットを受信すると、発
    信元ホストから着信先ホストへ第二の通信路を介してユ
    ーザデータパケットの送信を開始するステップと、
    (f)第二の通信路を介して第二のチェックパケットを
    受信すると、着信先ホストから発信元ホストへ第二の通
    信路を介してユーザデータパケットの送信を開始するス
    テップと、(g)第二の通信路を介した通信が開始され
    ると、発信元ホストと着信先ホスト間の第一の通信路を
    切断するステップと、 を有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 発信元ホストは、第一のチェックパケッ
    トと第二のチェックパケットを生成し、ステップ(b)
    において第二の通信路を介して着信先ホストへ第二のチ
    ェックパケットも送信し、着信先ホストは、ステップ
    (c)において第二の通信路を介して第二のチェックパ
    ケットを受信すると、第二のチェックパケットを第一の
    通信路を介して送信元ホストへ送信し、送信元ホスト
    は、第二のチェックパケットを第一の通信路を介して受
    信すると、第二のチェックパケットを第二の通信路を介
    して再度送信することを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 送信元ホストは、ステップ(b)におい
    て第一のチェックパケットを生成し、着信先ホストはス
    テップ(c)において第一の通信路を介して第一のチェ
    ックパケットを受信すると第二のチェックパケットを生
    成することを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 発信元ホストは、ステップ(b)におい
    て第二のチェックパケットの生成を着信先ホストに要求
    する情報を含んだ第一のチェックパケットを生成して、
    着信先ホストがステップ(c)において第二のチェック
    パケットを該情報に応じて生成するようにすることを特
    徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 第一のチェックパケットと第二のチェッ
    クパケットの各々はホップ数を含み、ステップ(c)に
    おいて着信先ホストは第一の通信路を介して第一のチェ
    ックパケットを受信すると第二の通信路を介して第一の
    チェックパケットを送信する前に第一のチェックパケッ
    トのホップ数を減らし、ステップ(d)において発信元
    ホストは第一の通信路を介して第二のチェックパケット
    を受信すると第二の通信路を介して第二のチェックパケ
    ットを送信する前に第二のチェックパケットのホップ数
    を減らし、発信元ホストは第二の通信路を介して受信し
    た第一のチェックパケットのホップ数に基づいてステッ
    プ(a)において第一のチェックパケットを廃棄し、着
    信先ホストは第二の通信路を介して受信した第二のチェ
    ックパケットのホップ数に基づいてステップ(f)にお
    いて第二のチェックパケットを廃棄することを特徴とす
    る請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 通信システムにおいて通信メディアを乗
    せ替えながら通信を行うホスト装置であって、 元の通信メディアを用いた第一の通信路を介した通信を
    行いながら、該ホスト装置と通信相手ホスト間で通信が
    やり取りされる新たな通信メディアを用いた第二の通信
    路を確立し、第二の通信路を介した通信が開始される
    と、該ホスト装置と通信相手ホスト間の第一の通信路を
    切断する通信路管理手段と、 通信相手ホストへ第一の通信路を介して第一のチェック
    パケットを送信し、第一のチェックパケットを送信する
    と、該ホスト装置からのユーザデータパケットの送信を
    停止し、通信相手ホストから第一の通信路を介して第二
    のチェックパケットを受信すると、通信相手ホストへ第
    二の通信路を介して第二のチェックパケットを送信し、
    通信相手ホストから第二の通信路を介して第一のチェッ
    クパケットを受信すると、通信相手ホストへ第二の通信
    路を介してユーザデータパケットの送信を開始するチェ
    ックパケット処理手段と、 を有することを特徴とするホスト装置。
  7. 【請求項7】 チェックパケット処理手段は第一のチェ
    ックパケットと第二のチェックパケットを生成し、第一
    のチェックパケットを送信するとともに第二の通信路を
    介して通信相手ホストへ第二のチェックパケットを送信
    し、通信相手ホストから第二のチェックパケットを第一
    の通信路を介して受信すると、第二のチェックパケット
    を第二の通信路を介して再度送信することを特徴とする
    請求項6記載のホスト装置。
  8. 【請求項8】 チェックパケット処理手段は第一のチェ
    ックパケットを生成し、通信相手ホストが第一の通信路
    を介して第一のチェックパケットを受信すると第二のチ
    ェックパケットを生成することを特徴とする請求項6記
    載のホスト装置。
  9. 【請求項9】 チェックパケット処理手段は、第二のチ
    ェックパケットの生成を通信相手ホストに要求する情報
    を含んだ第一のチェックパケットを生成して、通信相手
    ホストが第二のチェックパケットを該情報に応じて生成
    するようにすることを特徴とする請求項8記載のホスト
    装置。
  10. 【請求項10】 第二のチェックパケットはホップ数を
    含み、チェックパケット処理手段は第一の通信路を介し
    て第二のチェックパケットを受信すると第二の通信路を
    介して第二のチェックパケットを送信する前に第二のチ
    ェックパケットのホップ数を減らし、通信相手ホストが
    第二の通信路を介して第二のチェックパケットを受信す
    ると、第二の通信路を介して受信した第二のチェックパ
    ケットのホップ数に基づいて第二のチェックパケットを
    廃棄するようにすることを特徴とする請求項6記載のホ
    スト装置。
  11. 【請求項11】 通信システムにおいて通信メディアを
    乗せ替えながら通信を行うホスト装置であって、 元の通信メディアを用いた第一の通信路を介した通信を
    行いながら、該ホスト装置と通信相手ホスト間で通信が
    やり取りされる新たな通信メディアを用いた第二の通信
    路を確立し、第二の通信路を介した通信が開始される
    と、該ホスト装置と通信相手ホスト間の第一の通信路を
    切断する通信路管理手段と、 通信相手ホストへ第一の通信路を介して第二のチェック
    パケットを送信するとともに、通信相手ホストから第一
    の通信路を介して第一のチェックパケットを受信すると
    通信相手ホストへ第二の通信路を介して第一のチェック
    パケットを送信し、第二のチェックパケットを送信する
    と、該ホスト装置からのユーザデータパケットの送信を
    停止し、通信相手ホストから第二の通信路を介して第二
    のチェックパケットを受信すると、通信相手ホストへ第
    二の通信路を介してユーザデータパケットの送信を開始
    するチェックパケット処理手段と、 を有することを特徴とするホスト装置。
  12. 【請求項12】 チェックパケット処理手段は、通信相
    手ホストから第二の通信路を介して第二のチェックパケ
    ットを受信すると、通信相手ホストへ第二のチェックパ
    ケットを第一の通信路を介して送信することを特徴とす
    る請求項11記載のホスト装置。
  13. 【請求項13】 チェックパケット処理装置は、通信相
    手ホストから第一の通信路を介して第一のチェックパケ
    ットを受信すると第二のチェックパケットを生成し、通
    信相手ホストは第一のチェックパケットを生成すること
    を特徴とする請求項11記載のホスト装置。
  14. 【請求項14】 チェックパケット処理手段は、通信相
    手ホストが生成した第一のチェックパケットに含まれて
    いる第二のチェックパケットの生成を該ホスト装置に要
    求する情報に応じて、第二のチェックパケットを生成す
    ることを特徴とする請求項13記載のホスト装置。
  15. 【請求項15】 第一のチェックパケットはホップ数を
    含み、チェックパケット処理手段は第一の通信路を介し
    て第一のチェックパケットを受信すると第二の通信路を
    介して第一のチェックパケットを送信する前に第一のチ
    ェックパケットのホップ数を減らし、通信相手ホストが
    第二の通信路を介して第一のチェックパケットを受信す
    ると第二の通信路を介して受信した第一のチェックパケ
    ットのホップ数に基づいて第一のチェックパケットを廃
    棄するようにすることを特徴とする請求項11記載のホ
    スト装置。
JP16114199A 1998-06-12 1999-06-08 チェックパケットを用いた通信方式 Expired - Lifetime JP3113650B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US8919598P 1998-06-12 1998-06-12
US09/160,521 US6393004B1 (en) 1998-09-24 1998-09-24 Communication scheme using check packets for guaranteeing data packet order in communication media exchange during communication
US09/160521 1998-09-24
US60/089195 1998-09-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000032039A JP2000032039A (ja) 2000-01-28
JP3113650B2 true JP3113650B2 (ja) 2000-12-04

Family

ID=26780339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16114199A Expired - Lifetime JP3113650B2 (ja) 1998-06-12 1999-06-08 チェックパケットを用いた通信方式

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0964597B1 (ja)
JP (1) JP3113650B2 (ja)
CA (1) CA2274393C (ja)
DE (1) DE69928864T2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7978655B2 (en) 2003-07-22 2011-07-12 Toshiba America Research Inc. Secure and seamless WAN-LAN roaming

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2679442B2 (ja) * 1991-04-17 1997-11-19 日本電気株式会社 ディジタル移動通信方式
CH682867A5 (de) * 1991-09-24 1993-11-30 Ascom Tech Ag Verfahren zum Durchführen eines Handovers.
US5758284A (en) * 1995-11-30 1998-05-26 Lucent Technologies Inc. Increasing the capacity of a personal communication service system by utilization of the bridged shared line appearance feature

Also Published As

Publication number Publication date
DE69928864T2 (de) 2006-08-10
CA2274393C (en) 2003-08-05
EP0964597A1 (en) 1999-12-15
EP0964597B1 (en) 2005-12-14
CA2274393A1 (en) 1999-12-12
JP2000032039A (ja) 2000-01-28
DE69928864D1 (de) 2006-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7577753B2 (en) System and method for processing packets in a multi-processor environment
JP4672002B2 (ja) 無線通信システムにおいてサービス品質サポートを提供する方法、装置、コンピュータプログラム
EP1650907B1 (en) System and method for establishing data transmission path between mobile phone terminals
US20070206494A1 (en) Tunnel Reroute
JPH08307446A (ja) ネットワークシステムの使用方法
JP2002084563A (ja) 無線通信システムの加入者にマルチポイント接続性を提供するための方法
KR100820265B1 (ko) 이동 노드에서 다수의 이동 아이피 데이터 세션의 형성을용이하게 하는 장치 및 관련 방법
AU715374B2 (en) Remote vocoding over a long distance link
JP4221200B2 (ja) 移動体通信システムにおける負荷分散システム及び交換装置
JP3113650B2 (ja) チェックパケットを用いた通信方式
US7586913B2 (en) Mobile IP packet communication system
JP4238086B2 (ja) パケット転送制御方法、経路制御装置、フロー処理制御装置、端末管理装置、転送装置、処理サーバ装置、端末装置及びパケット転送システム
JP4385025B2 (ja) Dtm通信装置及び方法
JP4079677B2 (ja) 無線通信システム、経路制御方法及び記録媒体
JP3597776B2 (ja) 通信網の品質制御管理システム
US6393004B1 (en) Communication scheme using check packets for guaranteeing data packet order in communication media exchange during communication
JP3153857B2 (ja) 自動通信路最適化機能付きパケットマルチプレクサ
JP3325537B2 (ja) 無線通信システム
JPS63146536A (ja) デ−タ通信方式
JP3142047B2 (ja) 収容替え加入者への呼設定方法
KR100605612B1 (ko) 프레임 릴레이 교환 가상 회선 방식을 이용한 통신 처리 시스템에서의 데이터 처리 방법
JP3231809B2 (ja) 交換装置及びその制御方法
JP3871556B2 (ja) メッセージ転送方法、メッセージ中継装置、中継無線基地局及びこれを用いた通信システム
JP3008096B1 (ja) マルチリンク接続におけるコネクション設定方式
KR100218686B1 (ko) 중소형 에이티엠 교환 시스템에서의 예약모드 가상경로/채널 연결 등록 장치 및 그를 이용한 예약모드 가상경로/채널 연결 등록 방법

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3113650

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922

Year of fee payment: 13

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term