JP3113192U - カード用防護体 - Google Patents

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恵理 松村
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Abstract

【課題】不正な外部からのアクセスを防護し、データが漏洩し、悪用されてしまうことを未然に防止することができるようにしたカード用防護体を提供する。
【解決手段】カード用防護体2はテレメーター用情報発信装置を内蔵したカードに密着もしくは近接して設置するものとし、シート状あるいはフィルム状とした電磁波吸収体または電磁波遮断体3を一枚以上備えたこととし、プラスチックで成形され、電磁波吸収体または電磁波遮断体を内部に収容してあることとし、前記したカードと少なくとも縦横寸法を同一に形成してあることとし、表面に凹凸あるいは穴を複数設けてあることとする。
【選択図】図3

Description

本考案はカード用防護体、特にテレメーター用情報発信装置を内蔵した取引証として使用されるカードにあって不正な外部からのアクセスを防護し、データが漏洩し、悪用されてしまうことを未然に防止することができるようにしたカード用防護体に関する。
従来、金融関係で使用されるキャッシュカードやクレジットカード等の類は多くが磁気式のものとなっている。近時は、このカード類を不正占有してスキミングを行ない、そのデータを他のカードにライティングし、オリジナルカードは返却しながらもコピーカードを用いて不正使用する悪質な犯罪が多発している。
上記した点に着目して、近時では前記した取引証としてのカードを磁気式のものに代え、ICチップを内蔵するものや、テレメーター用情報発信装置を内蔵したものが開発されている。
前者は信号授受や電源供給を電気的接続で行ない、後者はアンテナ等を介して非接触で行なう。即ち、テレメーター用情報発信装置の場合は、電源供給は不要なうえ、送信機から送信される高周波エネルギーを受けて、コイルとコンデンサで構成される共振回路に高周波起動力を励起させる。この電力を整流しより容量の大きいコンデンサに蓄積して電子回路等を作動させ、情報処理した結果のデータを外部へ無線発信することとなる。
このテレメーター用情報発信装置は従前の磁気媒体のものと比較すると、無線装置、電子回路等の構造が複雑なものとなるため、取引証としてのカードに応用しても情報読み取り方法や制御方法が磁気カードよりもはるかに複雑で困難となるため模倣品(コピー)を作成することは不可能と考えられていた。また、不使用時には外部からの高周波電力の供給もなく、全く作動することがないので、何らの反応も生じずその存在も秘匿することができると考えられていた。
しかしながら、現在はテレメーター用情報発信装置を内蔵したカードが開発されたことから、その存在を知って従前と同様の悪用をすることを目的として可変周波数高周波電力発生装置やパソコン等を使用してこのカードの探索および内部回路、保管データ等を分析解明し、コピーや改ざんされてしまう虞が生じており、その防護に対する要求が高まっている。
特公昭36−22343号公報
本考案が解決しようとする問題点は、現在、テレメーター用情報発信装置を内蔵したカードに対して、不正な手段でアクセスがあった場合、この供給される高周波を防ぎ、カード内のテレメーター用情報発信装置の動作を未然に阻止する手段(装置、方法)がなかったという点である。
上記した問題点を解決するために、本考案に係るカード用防護体はテレメーター用情報発信装置を内蔵したカードに密着もしくは近接して設置するものとし、シート状あるいはフィルム状とした電磁波吸収体または電磁波遮断体を一枚以上備えたことを特徴とし、プラスチックで成形され、前記した電磁波吸収体または電磁波遮断体を内部に収容してあることを特徴とし、前記したカードと少なくとも縦横寸法を同一に形成してあることを特徴としている。
また、本考案に係るカード用防護体は表面に凹凸あるいは穴を複数設けてあることを特徴としている。
本考案に係るカード用防護体は上記のように構成されている。そのために、カードの所有者が、そのカードを意識的に使用する意思のない状況でのアクセス信号は全て遮断されることとなり、カード内のテレメーター用情報発信装置は一切反応することがなくなるので、その応答内容を解析されたり、データを盗用されてしまう事態が発生することがない。
また、請求項4に記載の考案によれば、カードと合わせてポケットや財布、カード入れ等にしまってある時、静電気や湿気が生じても、容易に分離させることができ、取り出し作業にも支障をきたすことがなくなる。
図面として示す実施例のように構成することで実現した。
次に、本考案の好ましい実施の例を図面を参照して説明する。図1は本考案を実施したカード用防護体とテレメーター用情報発信装置を内蔵したカードとの組み合わせを示す斜視図、図2は同じくカード用防護体をカードの両面に配置した場合を示す斜視図、図3は同じくカード用防護体の構造を示す一部破断斜視図、図4は同じく使用状態を示す斜視図、図5は同じく他の使用状態を示す斜視図、図6はカード類を収納する財布の一例を示す斜視図、図7は同じく収納状態を示す斜視図、図8はカード用防護体の他の例を示す斜視図、図9は同じく収納状態を示す斜視図である。
これらの図にあって1はテレメ−ター用情報発信装置を内蔵し、取引証として使用されるカードを示しており、2はカード用防護体を示している。このカード用防護体2はカード1と縦横の寸法サイズを略同一としており、カード1の一面に余地なく重合できるものとしてある。
前記したカード用防護体2は中空のボックス状としたプラスチック製ケーシング2aを有しており、そのケーシング2a内に所定のサイズとしたシート状あるいはフィルム状の電磁波吸収体あるいは電磁波遮断体3を封入した構成としてある。具体的にはボックス状としたプラスチック製ケーシング2aは電磁波吸収体あるいは電磁波遮断体3の全周面にプラスチックをコーティングもしくはラミネートすることで形成され、電磁波吸収体あるいは電磁波遮断体3の強度を保持し、外衝からガードするものとなる。なお、ケーシング2aの外表面には名称や広告、その他好みのデザインをプリントすることも可能である。
本考案に係るカード用防護体2は上記のように構成されているもので、図4、図5に示すように、カード1の片面とカード用防護体2の片面を密着重合させるか、あるいはカード1の両面に二枚のカード用防護体2、2を密着させ、カード1を挟持重合させる配置とし、その状態で財布のカード入れポケットやパス入れ等に収納し、携行する使用方法となる。
また、図6として示すのは前記したカード1とカード用防護体2の重合体を収納する折り畳み財布4の一例である。この折り畳み財布4は接続部5を介して一対のリーフ6、6が一体に枢動可能に連結されている。このリーフ6、6間あるいはリーフ6の内面にカード入れのポケットや小銭入れ、チケット入れ等が構成されている。
図7は前記した折り畳み財布4のリーフ6の内面あるいは別途に設けられたカード収納リーフ7を示し、そこに形成されたポケット8、8に前記した使用状態に配置したカード1とカード用防護体2の重合体を収納した状態である。
このような収納状態とすることでカード用防護体2はその機能を発揮し、電力を発生するものに接近あるいは電力を発生するものが接近してもカード1内のテレメーター用情報発信装置は受信電力が極めて僅少となって動作を阻止されることで防護されることとなる。この状態で所有者が正規にカード1を使用しても可能となる。また、カード1の種類によって動作に必要な電力強度に差異があるので二枚のカード用防護体2を使用することが必要となることもあり、具体的にはカードの発行者が指示を行なうことが重要となる。
図8として示すのは他の実施例であり、この場合は前記したカード用防護体2の両面に薄い別途のプラスチック板9、9を貼着した構成とされており、このプラスチック板9、9の外表面に半球状とした突起10、10‥を複数個一体に突設した構成としてある。このプラスチック板9、9を貼着したカード用防護体2をカード1と重合して前記したポケット8等に収納すると、カード1とプラスチック板9との間に突起10、10‥によって若干の空間ができ、湿気や静電気の作用で両者が気密にくっつき離れにくくなることを防止できる。
これは、特にプラスチック製パス入れ11に重合体を収納した時、その効果を発揮する。図9にあってカード1を図示していないが、前記したように突起10、10‥と当接した状態で収納されることは勿論であり、また、図はパス入れ11と重合体との間に余裕をもって示してあるが、これは理解のためで、実際は隙間なく挿入収納される。12はカード類の出入用スリット、13は結び紐を示している。こうすることによって平面密着性の良いパス入れ11にあって、無理にカード1を引き抜こうとしてパス入れ11あるいはカード1を破損してしまうことを防止できる。
本考案に係るカード用防護体は上記のように構成している。本実施例では一枚のカードの両面にこのカード用防護体を配置する際、分離されている二枚のカード用防護体で挟持する形態としたが、これは二枚のカード用防護体の各一縁をフレキシブルな接続部を介して一体一連に連結し、そこにカードを挟み込むような形態とすることもできる。
また、カード用防護体のケーシングはコーティングあるいはラミネートで形成するものとしているが、これも薄い合わせケースで代替することもでき、突起の形成も格別なプラスチック板を用意せずとも前記したケーシングに直に形成することも可能なものとなっている。
本考案を実施したカード用防護体とテレメーター用情報発信装置を内蔵したカードとの組み合わせを示す斜視図である。 カード用防護体をカードの両面に配置した場合を示す斜視図である。 カード用防護体の構造を示す一部破断斜視図である。 使用状態を示す斜視図である。 他の使用状態を示す斜視図である。 カード類を収納する財布の一例を示す斜視図である。 収納状態を示す斜視図である。 カード用防護体の他の例を示す斜視図である。 収納状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 カード
2 カード用防護体
2a ケーシング
3 電磁波吸収体あるいは電磁波遮断体
4 折り畳み財布
5 接続部
6 リーフ
7 カード収納リーフ
8 ポケット
9 プラスチック板
10 突起
11 パス入れ
12 スリット
13 結び紐

Claims (4)

  1. テレメーター用情報発信装置を内蔵したカードに密着もしくは近接して設置するものとし、シート状あるいはフィルム状とした電磁波吸収体または電磁波遮断体を一枚以上備えたことを特徴とするカード用防護体。
  2. プラスチックで成形され、前記した電磁波吸収体または電磁波遮断体を内部に収容してあることを特徴とする請求項1に記載のカード用防護体。
  3. 前記したカードと少なくとも縦横寸法を同一に形成してあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカード用防護体。
  4. 表面に凹凸あるいは穴を複数設けてあることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載のカード用防護体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0686165U (ja) * 1993-05-11 1994-12-13 矢崎総業株式会社 タクシーメータの時刻補正装置
CN111413551A (zh) * 2020-04-09 2020-07-14 云南电网有限责任公司电力科学研究院 一种提取灭弧室辐射电磁波信号的方法及装置

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