JP2005346549A - 非接触icカード通信防止装置及び非接触icカードケース - Google Patents

非接触icカード通信防止装置及び非接触icカードケース Download PDF

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Abstract

【課題】
非接触ICカードは、外部装置と少し離れた位置から非接触に通信してカードを利用できる特性があるために、非接触ICカードの所持者に気づかれることなく、非接触ICカードに含まれるデータを読まれる可能性がある。本発明は、非接触ICカードと外部装置との通信を所有者が行いたい場合にのみ通信を可能とし、利用する意思がない場合は通信を遮断して非接触ICカードと外部装置との通信を防止する非接触ICカード通信防止装置及び非接触ICカードケースの提供を目的とする。
【解決手段】
上述の目的を達成するために、本願発明は、非接触ICカードが通信する外部装置と前記非接触ICカードとの間の電磁波の誘導を遮断又は減衰させる電磁シールド手段を利用して、外部装置と非接触に通信する非接触ICカードが、前記外部装置と通信するのを防止する。
【選択図】図7

Description

本発明は、カードリーダ・ライタに代表される外部装置と非接触に通信して利用する非接触ICカードが、外部装置と通信するのを防止する非接触ICカード通信防止装置及び非接触ICカードケースに関し、特に非接触ICカードを外部装置に近接した場合でも使用者の必要に応じて当該外部装置との通信を行わせない非接触ICカード通信防止装置及び非接触ICカードケースに関する。
従来、メモリ又はマイクロコンピュータをチップ化したICチップをプラスチックカード内に格納したICカードが知られており、ICカードリーダの入出力端子や電源端子にICカードの端子を接触させてデータやプログラムの入出力を行っている。
このため、ICカード所有者以外の者が、本人に気づかれないで本人の所持するICカードにアクセスすることは困難であった。しかし、近年、非接触ICカードが用いられるようになってきた。
図10は、非接触ICカードを示す斜視図である。非接触ICカード60は、カード型の本体62にアンテナ64とICチップ66が埋設されている。このような構成にて無線による電磁波を利用して非接触でカードリーダ・ライタ等の外部装置との間でデータやプログラムの読み書きを行うものである。すなわち、外部装置側から誘導電磁波を照射し、非接触ICカード60に内蔵されたアンテナ64によって誘導電磁波を受信し、アンテナ64で生じた誘導起電力を非接触ICカード60の駆動電力とするとともに誘導電磁波に重畳された電磁波によりICチップ66に記憶されたデータを読み取る。
さらに、この非接触ICカードと同様の技術により、ネットワーク接続を前提としたICタグと呼ばれる技術も登場しており、非接触ICカードと同様、外部装置との無線通信によってデータ等の送受信を行っている。ICタグのようなICチップと外部装置との間で無線通信によるデータの送受を行うものも本明細書で用いる非接触ICカードに含まれるものとする。
図11は、非接触ICカードを使用する場合の概念図である。図11には、非接触ICカード60がカードリーダ・ライタに代表されるデータ等の送受信を行う外部装置70と近接されてデータの送受信を行っている概念を示している。非接触ICカード60と外部装置70とは、無線通信によってデータ等の送受信を行う。特に、非接触ICカード60に操作を加えなくとも、外部装置70は近接する非接触ICカード60と自動的に送受信を開始する。
さて、この種の非接触ICカードを保護するためにカードケースを用いて携帯利用する場合が多い。この種のカードケースには、非接触ICカードをケース内部に収納し、この携帯利用時に不測に外力を受けて損傷しないように、また静電気を受けてデータ破壊しないように外力や静電気から保護することを目的として作成されているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平1−198395号公報
しかし、一旦使用が開始された非接触ICカードは、外部装置と少し離れた位置から非接触に通信してカードを利用できる特性があるために、非接触ICカードの所持者に気づかれることなく、非接触ICカードに含まれるデータを読まれる可能性がある。これが悪用された場合にこの非接触ICカードの金銭的な価値データやIDデータ等の貴重なデータが盗まれることになる。
例えば、混雑した電車の中で乗客がカードリーダ等の読み取りのための外部装置を所持していれば、その乗客に近づくだけで、当該乗客が所持する非接触ICカードの情報を読み取ることができる可能性がある。このようなカードのうち、銀行カードやクレジットカードについては、本人が気づかないうちに各人が所有するカードの個人情報等が簡単に盗まれてしまう危険性がある。
また現在鉄道各社で用いられている自動改札機通過用の非接触ICカードの場合、たまたま自動改札口の付近を通行しただけで通信したと判断されて課金されてしまう可能性もある。
そこで、本発明は、非接触ICカードと外部装置との通信を所有者が行いたい場合にのみ通信を可能とし、利用する意思がない場合は通信を遮断して非接触ICカードと外部装置との通信を防止する非接触ICカード通信防止装置及び非接触ICカードケースの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明は、非接触ICカードが通信する外部装置と前記非接触ICカードとの間の電磁波の誘導を遮断又は減衰させる電磁シールド手段を利用して、外部装置と非接触に通信する非接触ICカードが、前記外部装置と通信するのを防止する。
具体的には、本願発明は、外部装置と非接触に通信することのできる非接触ICカードが、前記外部装置と通信するのを防止するための非接触ICカード通信防止装置であって、前記非接触ICカードに内蔵されるアンテナを超える大きさの平面形状で、かつ前記外部装置と前記非接触ICカードとの間の電磁波の誘導を遮断又は減衰させる電磁シールド手段を備え、前記非接触ICカードの表面及び裏面のうちの一方又は双方に配置される非接触ICカード通信防止装置である。
本発明の非接触ICカード通信防止装置を非接触ICカードと重ねて配置すれば、非接触ICカードが、本人に気づかれないうちに、外部装置と通信してしまうということを防止することができる。
本願他の発明は、上記の非接触ICカード通信防止装置を備えた、非接触ICカードを収納する非接触ICカードケースである。
本発明の非接触ICカードケースに非接触ICカードを入れて所持すれば、非接触ICカードが、本人に気づかれないうちに、外部装置と通信してしまうということを防止することができる。
本願他の発明は、非接触ICカードに内蔵されるアンテナを超える大きさの平面形状で、かつ前記非接触ICカードが通信する外部装置と前記非接触ICカードとの間の電磁波の誘導を遮断又は減衰させる電磁シールド手段と、前記非接触ICカードを収納する収納部と、を備えた2以上の面を有する見開き型の非接触ICカードケースであって、見開きの1つの面に前記電磁シールド手段が配置され、見開きの他の1つの面に前記収納部が配置されていることを特徴とする非接触ICカードケースである。
本発明の非接触ICカードケースに非接触ICカードを入れて所持すれば、非接触ICカードが、本人に気づかれないうちに、外部装置と通信してしまうということを防止することができる。必要なときは、非接触ICカードケースを開けば、非接触ICカードが外部装置と通信することができる。
本願他の発明は、非接触ICカードに内蔵されるアンテナを超える大きさの平面形状で、かつ前記非接触ICカードが通信する外部装置と前記非接触ICカードとの間の電磁波の誘導を遮断又は減衰させる電磁シールド手段と、前記非接触ICカードを収納する収納部と、を備えた3以上の面を有する見開き型の非接触ICカードケースであって、見開きの2つの面に前記電磁シールド手段が配置され、前記非接触ICカードケースを閉じた状態では、前記収納部の配置されている見開きの1つの面が、前記電磁シールド手段の配置された他の2つの面の間に挟まれていることを特徴とする非接触ICカードケースである。
本発明の非接触ICカードケースに非接触ICカードを入れて所持すれば、非接触ICカードが、本人に気づかれないうちに、外部装置と通信してしまうということをより強力に防止することができる。必要なときは、非接触ICカードケースを開けば、非接触ICカードが外部装置と通信することができる。
本発明によれば、非接触ICカードと外部装置との通信を所有者が行いたい場合にのみ通信を可能とし、利用する意思がない場合は通信を遮断して非接触ICカードと外部装置との通信を防止する非接触ICカード通信防止装置及び非接触ICカードケースを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の一実施形態に係る非接触ICカード通信防止装置10を示す図である。図1において、12は非接触ICカード通信防止装置10の本体、14は非接触ICカード通信防止装置10の備える電磁シールド手段である。随時、図10、図11も使用して説明する。
電磁シールド手段14は、図11における外部装置70と非接触に通信する非接触ICカード60が、外部装置70と通信するのを防止するために、外部装置70と非接触ICカード60との間の電磁波の誘導を遮断又は減衰させる。
電磁シールド手段14は、図10における非接触ICカード60に内蔵のアンテナ62を超える大きさの平面形状であればよい。非接触ICカード60に内蔵されるアンテナ62は、送受信を兼用するアンテナを用いることが多いが、これに限定されず、送信用、受信用にそれぞれ分かれていれもよい。送受信のアンテナが別個に設けられている場合には、いずれか一方のアンテナのみをシールドできれば通信を防止することができる。アンテナ62はコイン状の大きさのものから非接触ICカード60の内周に沿った形状をしているものまで、非接触ICカードのシステムに応じて種々のものがあるが、いずれの形状であっても、電磁シールド手段14はそのアンテナ60を超える大きさであればよく、具体的な形状については何ら限定されない。
また、電磁シールド手段14は、例えば、金属をメッシュ状に構成したもの、ラティス状に構成したもの、金属箔、金属板、本体12に金属粉を含ませたもの、本体12に金属糸を縫い込んだもの、いずれでもよい。
金属は、導電性を有するものであればいずれでもよく、金、銀、白金、銅、アルミニウム、鉄、ニッケル等の導電性を有するあらゆる金属が含まれる。また、導電性を示すことにより電磁シールド効果が得られる物質であれば、金属に限定されるものでもない。
また、本体12は、上記した金属箔、金属板で構成してもよく、上記したとおり金属をラティス状やメッシュ状に構成したものでもよい。さらには、プラスチック、布、紙等のあらゆる素材を本体12とすることができる。その場合には、電磁シールド手段14を本体12に塗布し、貼り合わせ、縫い込んで構成することができる。
例えば、本体12をプラスチックとして構成する場合を考えると、本体12としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン又はポリエチレンテレフタレート等の任意の物質を用いることができる。そして、本体12中に導電性パウダーが混入されたプラスチックフィルムにて形成されたもの、表面に金属薄膜が蒸着されたプラスチックフィルムにて形成されたもの、表面に金属箔が貼付られたプラスチックフィルムにて形成されたもの、表面に導電性樹脂が塗布されたプラスチックフィルムにて形成されたもの、内部に金属線又は金属製の網が埋め込まれたプラスチックフィルムにて形成されたもの等各種の態様が考えられる。いずれの態様も本発明の電磁シールド手段として把握されるものである。
さらには、本体12の裏面をシールとして、一般のカードケースに貼り付けて使用するような構成とすることも任意である。
図2は、本発明の一実施形態に係る非接触ICカード通信防止装置10と非接触ICカード60との配置を示す図である。図2には、非接触ICカード通信防止装置10が、前記非接触ICカード60と平行して配置されている状態が示されている。非接触ICカード通信防止装置10は、非接触ICカード60の表面及び裏面のうちの一方又は双方のいずれかに配置されればよい。このような配置にすることで図11における外部装置70と非接触ICカード60との通信を防止できることについては後述する。
図3は、本発明の一実施形態に係る非接触IC通信防止装置10の使用状態を示す図である。図3には、一般のカード収納用のカードケース30に、非接触ICカード60と本発明に係る非接触ICカード通信防止装置10とを一緒に収納する状態が示されている。このように収納すれば、非接触ICカード60の表面及び裏面のうちの一方に必ず配置されることになる。また、本発明に係る非接触ICカード通信防止装置10を2枚用意して非接触ICカード10を挟み込むように収納してもよい。
図4は、本発明の一実施形態に係る非接触ICカード通信防止装置10が図11における外部装置70からの電磁波を遮蔽している状態を示す説明図である。
一般に、使用される電磁波の周波数が高周波になるほど電磁波は直線的に進行することになるため、電磁シールド手段14の裏側には電磁波の影ができる。この性質を利用すれば電磁シールド手段14を、図11における外部装置70側からみて非接触ICカード60の表面に置くことで、非接触ICカード60が外部装置70と通信することを防止することができる。
図5は、本発明の一実施形態に係る非接触ICカード通信防止装置10が図11における外部装置70からの電磁波を妨げている状態を示す説明図である。
一般に、導体内には電磁波が存在しないため、空気と導体との境界面では境界条件より電磁波は乱れる性質を有するため、図5に示すように外部装置が非接触ICカード60の側に存在していても、非接触ICカード60が外部装置と通信することを防止できる。非接触ICカード60と非接触ICカード通信防止装置10との距離(図5における「A」)が送受信電磁波の波長の数分の1以内ならその通信は妨げられることが実証されている。従って、図5に示すように図11における外部装置70からみて非接触ICカード60の裏面に本発明に係る非接触ICカード通信防止装置10を配置してもよい。
本実施の形態は、非接触ICカードケースの少なくとも片面を電磁シールドしているので、外部装置との通信を防止することができるという利点がある。
(実施の形態2)
図6は、本発明の一実施形態に係る非接触ICカードケース40を示す図である。図6には、(実施の形態1)で述べた非接触ICカード通信防止装置10を備えた、非接触ICカード60を収納する非接触ICカードケース40が示されている。
上記(実施の形態1)で述べたように、非接触ICカード通信防止装置10は、外部装置70(図11参照)と非接触ICカード60との間の電磁波の誘導を遮断又は減衰させる、非接触ICカードに内蔵されるアンテナを覆う形状の電磁シールド手段14(図1参照)を備えている。
非接触ICカードケース40は、種々のカードを収納するケースの表面及び裏面のうちの一方又は双方のいずれかに、非接触ICカード通信防止装置10を備えて構成されている。
本実施の形態によれば、非接触ICカード通信防止装置10を備えた非接触ICカードケース40に、非接触ICカード60を収納すれば、非接触ICカード60と外部装置との通信を防止することができるという利点がある。非接触ICカード60を使用する場合は、非接触ICカード60を非接触ICカードケース40から取り出せばよい。
(実施の形態3)
図7は、本発明の一実施形態に係る他の非接触ICカードケース50を示す図である。図7には、カードケース本体52に、(実施の形態1)で述べた電磁シールド手段14を備えた、見開き型の非接触ICカードケース50が示されている。非接触ICカード60に内蔵されるアンテナを超える大きさの平面形状で、かつ非接触ICカード60が通信する外部装置(不図示)と非接触ICカード60との間の電磁波の誘導を遮断又は減衰させる電磁シールド手段14と、非接触ICカード60を収納する収納部15と、を備えた2以上の面を有する見開き型の非接触ICカードケースである。かかる非接触ICカードケース50は、閉じた状態(図7(B))では、非接触ICカード60が収納された収納部15と電磁シールド手段14とが近接した状態になり、開いた状態(図7(A))では、非接触ICカード60が収納された収納部15と電磁シールド手段14とが離れた状態になる。
本実施の形態によれば、非接触ICカード60を使用する場合には見開いた状態にすれば非接触ICカード60と外部装置とが通信を行うことができ、非接触ICカード60を使用する意思がない場合には非接触ICカードケース50を閉じておけばよい。使用の際に非接触ICカードケース50から非接触ICカード60を取り出さなくても利用が可能であり、非接触ICカードケース50を閉じておけば、非接触ICカード60が外部装置と通信することを防止することが可能であるという利点がある。
図7では、カードケース本体52は2面で構成されているが、2面に限定されるものではない。
(実施の形態4)
図8は、本発明の一実施形態に係る他の非接触ICカードケース50を示す図である。図8には、カードケース本体52に、(実施の形態1)で述べた電磁シールド手段14を備えた、見開き型の非接触ICカードケース50が示されている。非接触ICカード60に内蔵されるアンテナを超える大きさの平面形状で、かつ非接触ICカード60が通信する外部装置(不図示)と非接触ICカード60との間の電磁波の誘導を遮断又は減衰させる電磁シールド手段14と、非接触ICカード60を収納する収納部15と、を備えた3以上の面を有する見開き型の非接触ICカードケースである。かかる非接触ICカードケース50は、閉じた状態(図8(B))では、収納部15の配置されている見開きの1つの面(図8(B)の中ベロ16)が、電磁シールド手段14の配置された他の2つの面に挟まれることになり、開いた状態(図8(A))では、非接触ICカード60が収納された収納部15と電磁シールド手段14とが離れた状態になる。
本実施の形態によれば、非接触ICカード60を使用する場合には見開いた状態にすれば非接触ICカード60と外部装置とが通信を行うことができ、非接触ICカード60を使用する意思がない場合には非接触ICカードケース50を閉じておけばよい。使用の際に非接触ICカードケース50から非接触ICカード60を取り出さなくても利用が可能であり、非接触ICカードケース50を閉じておけば、非接触ICカード60が外部装置と通信することを防止することが可能であるという利点がある。
図8では、カードケース本体52は3面で構成されているが、3面に限定されるものではない。
(実施の形態5)
図9は、本発明の一実施形態に係る他の非接触ICカードケース50を示す図である。図9には、カードケース本体52に、(実施の形態1)で述べた電磁シールド手段14を備えた、見開き型の非接触ICカードケース50が示されている。非接触ICカード60に内蔵されるアンテナを超える大きさの平面形状で、かつ非接触ICカード60が通信する外部装置(不図示)と非接触ICカード60との間の電磁波の誘導を遮断又は減衰させる電磁シールド手段14と、非接触ICカード60を収納する収納部15と、を備えた3以上の面を有する見開き型の非接触ICカードケースである。(実施形態4)との違いは、カードケース本体52が、3面連続している点である。かかる非接触ICカードケース50は、閉じた状態(図9(B))では、収納部15の配置されている見開きの1つの面が、電磁シールド手段14の配置された他の2つの面に挟まれることになり、開いた状態(図9(A))では、非接触ICカード60が収納された収納部15と電磁シールド手段14とが離れた状態になる。
本実施の形態によれば、非接触ICカード60を使用する場合には見開いた状態にすれば非接触ICカード60と外部装置とが通信を行うことができ、非接触ICカード60を使用する意思がない場合には非接触ICカードケース50を閉じておけばよい。使用の際に非接触ICカードケース50から非接触ICカード60を取り出さなくても利用が可能であり、非接触ICカードケース50を閉じておけば、非接触ICカード60が外部装置と通信することを防止することが可能であるという利点がある。
図9では、カードケース本体52は3面で構成されているが、3面に限定されるものではない。
本願発明の非接触ICカード通信防止装置は、それ自体を単体で利用するばかりでなく、定期入れや財布に収納する装置としても利用することができる。
また、本願発明の非接触ICカードケースは、非接触ICカードを収納するケースとしてばかりでなく、定期入れや財布にも適用することができる。
本発明の一実施形態に係る非接触ICカード通信防止装置を示す図である。 本発明の一実施形態に係る非接触ICカード通信防止装置と非接触ICカードとの配置を示す図である。 本発明の一実施形態に係る非接触IC通信防止装置の使用状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る非接触ICカード通信防止装置が外部装置からの電磁波を遮蔽している状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る非接触ICカード通信防止装置が外部装置からの電磁波との通信を妨げている状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る非接触ICカードケースを示す図である。 本発明の一実施形態に係る他の非接触ICカードケースを示す図である。 本発明の一実施形態に係る他の非接触ICカードケースを示す図である。 本発明の一実施形態に係る他の非接触ICカードケースを示す図である。 非接触ICカードを示す斜視図である。 非接触ICカードを使用する場合の概念図である。
符号の説明
10 非接触ICカード通信防止装置
12 本体
14 電磁シールド手段
15 収納部
16 中ベロ
30 カードケース
40 非接触ICカードケース
50 非接触ICカードケース
52 本体
60 非接触ICカード
62 本体
64 アンテナ
66 ICチップ
70 外部装置

Claims (4)

  1. 外部装置と非接触に通信することのできる非接触ICカードが、前記外部装置と通信するのを防止するための非接触ICカード通信防止装置であって、
    前記非接触ICカードに内蔵されるアンテナを超える大きさの平面形状で、かつ前記外部装置と前記非接触ICカードとの間の電磁波の誘導を遮断又は減衰させる電磁シールド手段を備え、
    前記非接触ICカードの表面及び裏面のうちの一方又は双方に配置される非接触ICカード通信防止装置。
  2. 請求項1記載の非接触ICカード通信防止装置を備えた、非接触ICカードを収納する非接触ICカードケース。
  3. 非接触ICカードに内蔵されるアンテナを超える大きさの平面形状で、かつ前記非接触ICカードが通信する外部装置と前記非接触ICカードとの間の電磁波の誘導を遮断又は減衰させる電磁シールド手段と、
    前記非接触ICカードを収納する収納部と、を備えた2以上の面を有する見開き型の非接触ICカードケースであって、
    見開きの1つの面に前記電磁シールド手段が配置され、
    見開きの他の1つの面に前記収納部が配置されていることを特徴とする非接触ICカードケース。
  4. 非接触ICカードに内蔵されるアンテナを超える大きさの平面形状で、かつ前記非接触ICカードが通信する外部装置と前記非接触ICカードとの間の電磁波の誘導を遮断又は減衰させる電磁シールド手段と、
    前記非接触ICカードを収納する収納部と、を備えた3以上の面を有する見開き型の非接触ICカードケースであって、
    見開きの2つの面に前記電磁シールド手段が配置され、
    前記非接触ICカードケースを閉じた状態では、前記収納部の配置されている見開きの1つの面が、前記電磁シールド手段の配置された他の2つの面の間に挟まれていることを特徴とする非接触ICカードケース。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101278707B1 (ko) * 2010-05-14 2013-06-26 주식회사 티가드 Rf 카드 중복인식 방지용 시트
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