JP3113050U - 孫の手 - Google Patents

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Abstract

【課題】しっかりと安定した握りとなり、背中の該当部位への運行が容易で、上下左右への操作も自由容易に行える操作性の良い孫の手を提供せんとする
【解決手段】水平状態の柄部2本体に対して、先端部に当て部材3を下方へ傾斜した角度で取り付け、一方、基部はV字を描くように深い角度で折れて垂下した後、更に上方へ折れて起立した形状を有し、この起立した部分を握り部4とし、握り部の上端は柄部本体よりも上方にまで伸びて形成されていることを特徴とする
【選択図】図1

Description

本考案は孫の手に関するものである。
孫の手は背中を掻く道具として昔から知られ、直線状の柄部の先が手のような形としたものが一般的な構成となっている。
また、近年は、一人暮らしの人の増加が目立ち、老人に限らず孫の手を利用して背中に何かの作用を施したいとの要望が出てきているのである。
例えば、背中をタオルで拭くとか、背中に薬を塗る場合にも自らの手で行うよりも、適した道具があれば容易にできるのであり、このような要望に応えるため実開平06−26852号公報や、特開平08−141029号公報、或いは特開平10−75986号公報では、孫の手の先端に物を把持できる手段を設けたことが開示されている。
これ等の各孫の手は、例えば薬剤収容瓶を把持部材で把持し、孫の手本体(柄部)を持って把持部材を背中側に回して目的部分へ薬剤を塗布するもので、体の固い老人や肢体の不自由な人であっても背中のどの部分にも瓶の塗布部分を当てることが出来るものとしている。
上記の各孫の手は、背中を掻くことのみを目的とした従来のものに比べ、先端部に把持手段を設けて、把持した物の用途機能にまで作用を拡大したことの効果は認められるけれど、使い勝手の点では従来のままである。
すなわち、孫の手を操作するために握る柄部本体は、昔から一直線状であり基部端側に小指が位置するように柄部を握って手首、肘を曲げながら上げて、肩越しに把持手段を該当部位へ操作するのである。
この操作では、手首を無理な方向へ曲げることになり、小指や薬指の握りが甘くなって利かないと共に、上下の縦方向や左右の横方向への振りも自由容易とならず、操作性には問題が残ったままである。
そこで、本考案はしっかりと安定した握りとなり、背中の該当部位への運行が容易で、上下左右への操作も自由容易に行える操作性の良い孫の手を提供せんとするものである。
本考案は、水平状態の柄部本体に対して、先端部に当て部材を下方へ傾斜した角度で取り付け、一方、基部はV字を描くように深い角度で折れて垂下した後、更に上方へ折れて起立した形状を有し、この起立した部分を握り部とし、握り部の上端は柄部本体よりも上方にまで伸びて形成されていることを特徴とする孫の手としたものである。
柄部本体を水平にした状態で、先端の当て部材を手前にして、起立した握り部を小指を下位置にして握り、肘を曲げながら腕を上げて孫の手を肩越しに背中へ運び、腕を上下左右に動かして先端当て部材を背中の所望の部位へ当てることが出来るのものとなる。
そして、腕の上下運動、手首の左右方向への捻りも自然な状態の運動となり手首や肘に無理が掛からないのである。
請求項2の考案は水平状態の柄部本体に対して、握り部が後方へ傾いて起立していることを特徴とするものであり、当て部材が下方へ傾斜しているのと相俟って、握り部を立てるようにすれば当て部材は自然と背中方向に移動して、背中に当接する位置関係となるのである。
また、請求項3の考案は、当て部材が把持部材であることを特徴とするものであり、当て部材に使用目的に応じて掻具、圧具や塗具等を把持して使用するものである。
請求項1の考案は、基部はV字を描くように深い角度で折れて垂下した後、更に上方へ折れて起立した形状を有し、この起立した部分を握り部としたため、柄部本体を水平にした状態で、起立した握り部を小指が下位置にして握り、肘を曲げながら腕を上げて孫の手を肩越しに背中へ運んでも、手首が返らず常に小指が下位置のままであるため、安定した握りになると共に、腕の上下運動、手首の左右方向への捻りも自然な状態の運動となり手首や肘に無理が掛からず、背中の所望位置への移動や上下左右方向への操作が容易となる効果を有するのである。
請求項2の考案は、水平状態の柄部本体に対して、握り部が後方へ傾いて起立しているので、当て部材が下方へ傾斜しているのと相俟って、握り部を垂直方向に操作すれば当て部材は自然と背中方向に移動して背中に当たる位置関係となって、具の操作を更に容易とする効果を発揮するのである。
請求項3の考案は、当て部材が把持部材であるものであり、当て部材に使用目的に応じて掻具、圧具や塗具等を把持して使用でき、多種の用途に対応できる効果を有するものである
本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、一実施の形態を示す側面図であり、孫の手1は柄部2、先端の当て部材3及び基部の握り部4より構成されている。
当て部材3は、柄部2が水平状態では下方へ傾斜した方向に向いて手形状に形成され、一方、基部は、V字を描くように深い角度で折れて垂下した後、更に上方へ折れて起立した形状となり、この起立部を握り部4としている。
握り部4は、柄部2の水平状態では後方へ傾いており、上端は柄部本体よりも上方にまで伸びて形成されている。
次に使用方法は、起立した状態の握り部4を小指が下位置として握り、肘を曲げながら腕を上げて孫の手を肩越しに背中へ運んで背中の所望位置へ移動し、腕の上下運動、手首の左右方向への捻り運動をして、背中を掻くのである(図2)。
各部の製造材料の限定はないけれど、木製が望ましいところである。しかし、特にV字の部分は木製では継ぎ足しとならざるを得ず、合成樹脂或いは金属を適宜使用して構成することも考えられる。
図3は当て部材を把持部材としたものであり、クリップ5を取り付けてある。
柄部2は金属線体を使用し下方へやや折り曲げた先端部にクリップ5を溶着してあり、基部は大きく下方へ折り曲げた後、V字を描くように上方へ折り返した基端部に木製の握り部4を取り付けたものである。
クリップ5により、掻具、タオルや薬等を把持して使用できるものとなる。
図面で示したものは本考案の一例であり、他の材質、具体的形状の異なるものであっても、構成が共通し同一の作用効果を有するものは本考案に含まれることは言うまでもない。
本考案の一実施の形態を示す側面図である。 使用状態を示す斜視図である。 本考案の他の実施の形態を示す側面図である。
符号の説明
1 孫の手
2 柄部
3 当て部材
4 握り部
5 クリップ

Claims (3)

  1. 水平状態の柄部本体に対して、先端部に当て部材を下方へ傾斜した角度で取り付け、一方、基部はV字を描くように深い角度で折れて垂下した後、更に上方へ折れて起立した形状を有し、この起立した部分を握り部とし、握り部の上端は柄部本体よりも上方にまで伸びて形成されていることを特徴とする孫の手。
  2. 水平状態の柄部本体に対して、握り部が後方へ傾いて起立していることを特徴とする請求項1記載の孫の手。
  3. 当て部材が把持部材であることを特徴とする請求項1又は2記載の孫の手。
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