JP3112793U - 貸金庫 - Google Patents

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清 廣澤
洋 土井
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キング工業株式会社
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Abstract

【課題】 安全性を確保するとともに、貸金庫ボックスの出し入れを自動的に記録することで、利用状況の管理が容易で、確実な貸金庫を提供する。
【課題を解決するための手段】 貸金庫は、多数の貸金庫ボックス2a〜2fを収納するボックス収納部3とCPU23などを収納した装置収納部4とを有し、ボックス収納部3の開閉扉には、電気錠20と、この電気錠20を施錠状態とする施錠ボタンを設け、CPU23は各貸金庫ボックス2a〜2fが収納位置に置かれているかどうかを検出する検知スイッチ19の検出信号を受けて各貸金庫ボックス2a〜2fの取り出し及び再収納に関するデータをメモリ24に格納する一方、CPU23は、操作者のIDを入力するカードリーダ25及び入力キー26と、格納したデータをプリントアウトするプリンタ27を備え、入力した操作者のIDがあらかじめ設定されている操作者のIDと一致すると電気錠20を解錠する。
【選択図】 図5

Description

本考案は、銀行などの金融機関や、ホテルなどの宿泊施設、あるいはゴルフ場などの運動施設で使用する貸金庫に関し、特に、貸金庫設置者の操作者が、貸金庫に収納してある多数の貸金庫ボックスから、利用者が指定した貸金庫ボックスを取り出し、再収納する貸金庫に関する。
従来から、貸金庫は各種の構成のものが知られているが、近年、不正利用に対処するために、貸し出される各貸金庫ボックスの利用状況を把握し、管理することが求められている。この要望に応えるものとして、従来、ビデオカメラを使って利用者等を録画しておくことが提案されている。
特開平6−73949号公報
ところが、この従来例によると、ビデオカメラを使用した監視装置は周辺機器も含め構成が複雑で、大型化せざるを得ないとともに、高価であるという不都合があった。本考案は、この不都合を解消した貸金庫を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本考案の請求項1に係る貸金庫1は、多数の貸金庫ボックス2a,2b,2c,2d,2e,2fを収納するボックス収納部3と制御装置、例えばCPU23を収納した装置収納部4とを有し、前記ボックス収納部3の前面に設けた開閉扉5a,5bには、電気信号で動作する施錠機構、例えば電気錠20を設けるとともに、この施錠機構20に施錠信号を送って施錠状態とする施錠操作部材、例えば施錠ボタン8を設け、また、前記ボックス収納部3には各貸金庫ボックス2a,2b,2c,2d,2e,2fが収納位置に置かれているかどうかを検出する、例えば検知スイッチ19を主要素とする検出機構17,18,19を設けて、この検出機構17,18,19の検出信号を前記制御装置23に送り、各貸金庫ボックス2a,2b,2c,2d,2e,2fの取り出し及び再収納に関するデータ、例えば利用日時を前記制御装置23の内部または外部のメモリ24に格納する一方、前記制御装置23は、操作者のIDを入力する、例えば入力キー26とカードリーダ25からなるID入力部と、前記格納したデータをプリントアウトするプリンタ27を備え、前記ID入力部25,26から入力したIDがあらかじめ設定されている操作者のIDと一致すると前記施錠機構20に解錠信号を送って解錠状態にするよう構成したものである。
本考案の請求項1に係る貸金庫によれば、制御装置による施錠機構の制御で貸金庫としての安全性を充分確保するとともに、貸金庫ボックスの出し入れに関する日時等のデータをメモリに自動的に格納し、この格納内容をプリントアウトできるので、利用状況の管理が容易で、確実であるという効果を奏する。
以下、本考案の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。ここにおいて、図1は貸金庫を示す正面図、図2はその収納部の開閉扉を開放した状態を示す正面図、図3は貸金庫ボックスの斜視図、図4は貸金庫ボックスの検出機構を示す拡大断面図、図5はCPUと電気錠及び検知スイッチとの接続関係を示すブロック図である。
図1及び図2に示すように、貸金庫1は、多数の、具体的には11個ずつ6つのグループに分けた66個の貸金庫ボックス2a,2b,2c,2d,2e,2f(以下、貸金庫ボックス2a〜2fと略記する。)を収納するボックス収納部3と、後述するCPU23やメモリ24(図5参照)を収納した装置収納部4とを有している。前記ボックス収納部3の前面には一対の開閉扉5a,5bを設け、この開閉扉5a,5bには電気信号で動作する公知の施錠機構である電気錠20(図5参照)を設けるとともに、前記開閉扉5aにはこの電気錠20に施錠信号を送って施錠状態とする施錠操作部材である施錠ボタン6と、解錠時に点灯する解錠ランプ7と、電気信号によらずキーによって機械的に解錠するための非常解錠キー挿入部8と、取っ手9とを設けている。また、開閉扉5bには、その開放状態を検知する検知スイッチ21(図5参照)を設けている。
次に、貸金庫ボックス2a〜2fの構成を説明するが、これらの構成はすべて同一なので、貸金庫ボックス2aについてのみ説明する。図3に示すように、貸金庫ボックス2aは、前面に取っ手10を有し、上面が開閉蓋11となっている。そして、開閉蓋11には、開閉蓋11に設けた公知の施錠機構(図示せず)を解錠、あるいは施錠するためのキー操作部12を設けている。このキー操作部12に挿入して操作するキー(図示せず)は、利用者が各自保管するものである。各貸金庫ボックス2a〜2fには固有の番号が付されるとともに、これら固有番号データは、各貸金庫ボックス2a〜2fの収納位置と対応付けて、あらかじめメモリ24に格納されている。
また、ボックス収納部3の後面側には各貸金庫ボックス2a〜2fが収納位置に置かれているかどうかを検出する検出機構を設けている。この検出機構は、各貸金庫ボックス2a〜2f毎に同一構成のものを設けているので、その一つについてのみ図4に基づいて説明する。貸金庫ボックス2aの後面を当接して位置決めする背当て板13を固定した固定板14には、取付板15を介してブラケット16を固定している。ブラケット16及びそのガイド部16aと前記各板13,14,15には一直線上に透孔を形成し、これら透孔に作動桿17をその軸方向に移動可能に支持している。
この作動桿17は、ガイド部16aとつば体22との間に配置したコイルバネ18の弾発力でボックス収納部3の前面方向に付勢されている。前記作動桿17の弾発付勢力に抗して移動する経路上に、検知スイッチ19のスイッチ片19aが対応位置し、貸金庫ボックス2aが背当て板13に当接する位置まで押し込まれると、前記作動桿17が図4の仮想線状態に移動して前記検知スイッチ19がオン状態となる一方、前記貸金庫ボックス2aが背当て板13から離反すると、前記作動桿17が元位置に復帰して、検知スイッチ19はオフ状態となる。そして、これらオン、オフ状態の各検出信号がCPU23(図5参照)に送られ、検出信号を発した検知スイッチ19に応じて貸金庫ボックス2aが特定され、その収納の有無を全貸金庫ボックス2a〜2fについて検出可能に構成している。
続いて、装置収納部4に収納されたCPU23をはじめとする装置の構成を図5に基づいて説明する。CPU23には、ボックス収納部3に設けた各検知スイッチ19,21からの検知信号が入力し、このうち各検知スイッチ19からの検知信号は、各貸金庫ボックス2a〜2fの取り出し及び再収納のデータ信号として、CPU23からメモリ24に出力されてここに格納される。
さらに、CPU23には、操作者の例えば2桁の数字からなるIDを記録した磁気カードからIDを読み取って入力するカードリーダ25と、前記ID及び例えば4桁の数字からなる暗証番号をキー入力する入力キー26とからなるID入力部が設けられるとともに、メモリ24に格納したデータをプリントアウトするプリンタ27と、入力キー26の入力等の操作内容を表示するLCD28を設けている。そして、CPU23は、前記カードリーダ25と入力キー26から入力したID及び暗証番号があらかじめ設定されている操作者のID及び暗証番号と一致すると電気錠20に解錠信号を出力して解錠状態にするものである。なお、管理モードスイッチ29は、CPU23の制御モードを操作者のIDや暗証番号をあらかじめ登録したり、メモリ24に格納されているデータをプリントアウトする範囲を設定したり、プリントアウトを指示する管理モードにするためのものである。
さらにまた、図1及び図2に示すように、装置収納部4の前面扉30には、プリンタ27でプリントした用紙が排出される排出口31と、LCD28の表示画面と、入力キー26と、磁気カードを読み取りのために挿入してスライドするカード挿入口32と、前面扉30の施錠機構(図示せず)を解錠あるいは施錠するためのキー操作部33を設けている。
次に、上述した貸金庫1の使用方法を説明する。通常、貸金庫1は図1に示す状態にある。利用者からの申し出があると、操作者は、あらかじめ設定された自分のIDを入力キー26から入力したうえ、磁気カードをカード挿入口32に挿入してスライドし、さらに暗証番号を入力キー26から入力する。すると、CPU23は、入力キー26から入力されたIDと暗証番号の組み合わせがあらかじめ設定されているものと一致するか判断するとともに、カードリーダ25で読み取った磁気記録されたIDとも一致するかを判断する。そして、すべてが一致すれば解錠信号を電気錠20に出力して解錠状態とする一方、解錠信号の出力とその日時をメモリ24に格納する。この時、解錠ランプ7が点灯して、操作者に解錠状態になったことを知らせる。
操作者は、開閉扉5a,5bを開いて、利用者が契約している貸金庫ボックス2aを取り出す。これによって検知スイッチ19がオフとなり、検知信号がCPU23に入力して、取り出された貸金庫ボックス2aと取り出し日時をメモリ24に格納する。また、この時解錠ランプ7は点滅状態となる。続いて、操作者は、開閉扉5a,5bを閉じて、施錠ボタン6を押し、電気錠20を施錠状態とする。電気錠20が施錠状態になると、CPU23はこれを検知して、メモリ24に施錠状態の検知とその日時を格納する。
操作者から貸金庫ボックス2aを受け取った利用者は、自己の所持するキーをキー操作部12に挿入して開閉蓋11を開き、所望の利用行為を行った後、貸金庫ボックス2aを操作者に渡す。操作者は上述と同様にして開閉扉5a,5bを開くが、この時、再度、解錠信号の出力とその日時がメモリ24に格納され、解錠ランプ7は点滅状態から連続点灯状態となる。操作者が貸金庫ボックス2aを元の位置に収納すると、検知スイッチ19がこれを検知し、前記貸金庫ボックス2aの収納とその日時がメモリ24に格納される。そして、操作者は、開閉扉5a,5bを閉じ、施錠ボタン6を押して電気錠20を施錠状態にし、操作を終了する。この施錠とその日時もメモリ24に格納される。
なお、電源からの給電がなされなかったり、機械的故障が生じて、通常操作では電気錠20の解錠が不可能となった場合には、非常解錠キー操作部8に、別途保管している非常解錠キー(図示せず)を挿入して解錠することができる。また、メモリ24に格納したデータはプリント27でプリントアウトすることができる。
なお、本考案は上述の実施形態に限られず、貸金庫ボックス2a〜2fの数は、66個に限らない。また、暗証番号の入力を省き、磁気カードと入力キー26からのIDの入力だけとしてもよい。さらに、磁気カードに替えて、ICカードを使用することもできる。
貸金庫を示す正面図。 同じくその収納部の開閉扉を開放した状態を示す正面図。 貸金庫ボックスの斜視図。 貸金庫ボックスの検出機構を示す拡大断面図。 CPUと電気錠及び検知スイッチとの接続関係を示すブロック図。
符号の説明
1 貸金庫
2a,2b,2c,2d,2e,2f 貸金庫ボックス
3 収納部
4 装置収納部
5a,5b 開閉扉
6 施錠ボタン
17 作動桿
18 コイルバネ
19 検知スイッチ
20 電気錠
23 CPU
24 メモリ
25 カードリーダ
26 入力キー
27 プリンタ
28 LCD

Claims (1)

  1. 多数の貸金庫ボックスを収納するボックス収納部と制御装置を収納した装置収納部とを有し、前記ボックス収納部の前面に設けた開閉扉には、電気信号で動作する施錠機構を設けるとともに、この施錠機構に施錠信号を送って施錠状態とする施錠操作部材を設け、また、前記ボックス収納部には各貸金庫ボックスが収納位置に置かれているかどうかを検出する検出機構を設けて、この検出機構の検出信号を前記制御装置に送り、各貸金庫ボックスの取り出し及び再収納に関するデータをメモリに格納する一方、前記制御装置は、操作者のIDを入力するID入力部と、前記格納したデータをプリントアウトするプリンタを備え、前記ID入力部から入力したIDがあらかじめ設定されている操作者のIDと一致すると前記施錠機構に解錠信号を送って解錠状態にするよう構成した貸金庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010196250A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Kumahira Safe Co Inc 貸金庫システム

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