JP3112691B2 - 粒子計数器を較正する方法および装置 - Google Patents

粒子計数器を較正する方法および装置

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JP3112691B2 JP03033193A JP3319391A JP3112691B2 JP 3112691 B2 JP3112691 B2 JP 3112691B2 JP 03033193 A JP03033193 A JP 03033193A JP 3319391 A JP3319391 A JP 3319391A JP 3112691 B2 JP3112691 B2 JP 3112691B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエーロゾル粒子計数器、
すなわち、与えられたエーロゾルの濃度(単位容積当た
りの粒子の数)を、もし可能ならば、該粒子のグレイン
の大きさをも決定することが出来る装置を較正する方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に言えば、種々の方法がすでに知
られており、上記したような装置を使用する方法が、大
気中に懸濁する粒子の大きさ、および/または濃度を決
定するために工業的に使用されている。これら計数器を
較正する方法の一つは、電気的移動度と称されているエ
ーロゾル粒子の特性量を検査することに基づいている。
静電界の影響の下で偏向されるこのような粒子の種々の
特性を規定するこの特性量は、次式で表わされる。
【数2】 粒子が得た移動速度である。上記2個の量の間の比例係
数Zが問題の電気的移動度である。この電気的移動度
は、一方においては粒子の電荷に比例し、他方において
はグレインの大きさに反比例し、直観と一致している。
さらに、移動度差分のための「分析器」または「選別
器」と称される機器があり、静電気的手段を用いて、所
与のエーロゾル束に属する種々の粒子を、その電気的移
動度の関数として分離することを可能にしている。
【0003】現在では、このような電気的移動度選別器
の使用に基づく、エーロゾル粒子計数器の濃度またはグ
レイン大きさ較正方法が最も広く行われている。本発明
を詳細に説明する前に、これについてのある程度の情報
を提供する。エーロゾルの粒子計数器のグレイン大きさ
即ち寸法的な較正に関しては、今日までの完全に満足な
形態で使用される方法は、較正された粒子からエーロゾ
ルを製造する方法か、または、塩を水に溶解したものか
らエーロゾルを作る方法から構成されている。第1のケ
ースでは、直径が0.1から10マイクロメータである
とされている乳液ポリスチレン極小球を使用し、空気機
械を用いて前記較正された粒子の懸濁液を霧化してい
る。霧化、乾燥の後、粒子束は数種のファミリーに分割
される、すなわち、 a) 乳液球を運ばない水滴の蒸発から生じる乾燥残滓
(これらは不純物)、 b) 単一の微小球を運ぶ水滴の蒸発から生じる乾燥残滓
(シングルレット)、 c) 2個の微小球を運ぶ水滴の蒸発から生じる残滓(ダ
ブレット)、など。かくて、不純物、シングルレット、
ダブレット、トリプレットなどによって構成された、不
連続な大きさの粒子のスペクトルが生じる。所与のグレ
イン大きさの標準束を得るためには、先に述べた粒子フ
ァミリーから特殊のファミリーを選別することが必要で
あり、このことは、電気的移動度選別器を用いて困難な
く実行出来る。
【0004】第2のケースにおいては、最初のエーロゾ
ルが予め較正された粒子の懸濁液から構成されていない
場合には、例えば、塩を水に溶かした溶液を霧化して得
られたエーロゾルであってもよい。この場合、乾燥後、
多分散粒子、すなわち、そのグレイン大きさが所定範囲
内で不規則、かつ連続な態様で変化する乾燥残滓が得ら
れる。この場合、その出口で準単分散粒子、すなわち、
全てが同じグレイン大きさを有し、計数器の較正のため
に直接使用できる粒子を得るためには、このエーロゾル
を差分移動度選別器に運ぶことが必要なだけである。
【0005】本発明は、特に、濃度較正、すなわち、単
位容積中の粒子数に関する。問題はより困難であり、こ
の較正を実施するための現在使用されている既知の装置
の一つは、Jugal K.AgarwalとMich
el Pourprixとによって、1977年、アイ
ルランド、ガルウエイにおける大気エーロゾル、凝結、
氷核に関する第9回国際会議で公刊された「単一粒子計
数可能な連続流CNC」との表題の論文に記載されてい
る。この論文に記載された装置、方法は次の二つの本質
的特性に基づいている。第1に、操作が行われるエーロ
ゾルは単分散エーロゾルであり、その粒子は全て、単一
の電荷を運んでいる。識者は、後記する方法(すなわ
ち、電気的移動度選別器からの較正された乳液球)によ
ってこのような粒子の集団を如何にして入手するかを知
っている。さらに、探し出される濃度は、粒子が、試験
されるべき計数器に平行に配置された電気メータへと通
って行く間に、電荷された粒子束により誘起された電流
を用いて計測される。この電気メータにより計測された
電流iは、式i=QNeにより表現され、ここで、Qは
エーロゾル流量をcm3/sで表したものであり、Nはcm3
当たりの粒子濃度であり、eは1.6×10 -19 クーロ
の基本電荷である。iとQとが判れば、エーロゾル流
中のcm3当たりの粒子濃度の値Nを導き出すことは、少
なくとも理論的には容易に可能である。この既知の方法
には一つの欠点がある。較正されるべき計数器と計測電
気メータとの間におけるエーロゾル束の分布が判ってい
ると仮定することが必要なのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さらに、ある種の新し
い方法、特に、非常に高い純度を持つ、すなわち低い粒
子濃度の膨大な空気体積(ホワイトルーム)を作成する
電子的方法の発展が、典型的には立方フィート当たり1
0乃至100粒子、すなわち28,000cm3当たり1
0乃至100粒子の大気中濃度を算定出来ることを必要
とするようになった。しかし、最良の既知の方法、特に
上記したような方法は、200粒子/cm3 、すなわち
約5.6×106粒子/立方フィート以下の濃度を計数
することが出来ない。このように、既知の最良の較正方
法でも、超クリーン状態に適用される基準に整合する計
測範囲における較正を実施するために必要な濃度の10
4倍程度の濃度に制限されているので、非常に重要な問
題が現在解決されていない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は特に、簡単に実
行し得る手段を用いて、エーロゾルの粒子濃度、超クリ
ーン大気における濃度に対してさえも準絶対的な計測を
行い得るようにしたエーロゾル粒子計数器の較正方法に
関している。本発明の粒子計数器の較正方法の特徴は、
同じグレイン大きさの粒子のエーロゾル、即ち、単分散
エーロゾルを、ベクトルガス流の形態で形成する段階
と、該エーロゾルを、エーロゾル内に正負両方の符号の
ベクトルガスイオンを生成させ得る2極電荷器の作用に
曝し、ある部分の粒子を電荷し、該粒子を、各粒子に固
定された電荷数の分布が、ガン法則およびボルツマン法
則のタイプのガウスの法則に従う定常な電荷状態に置く
段階と、かく電荷されたエーロゾルを移動度選別器に導
き、該選別器が一方においては、電荷された粒子を、粒
子の基本的電荷eの数pの関数として分類しながら、電
極に固定し、他方においては、電気的に中性な粒子が逃
げ出すことを許容する段階と、これら中性の粒子を集
め、値N′oを表示する較正されるべき粒子計数器に導
く段階と、選別器により固定された電荷peと(p+
1)eとをそれぞれ有する粒子の数の値NpとN(p+1)
を計算し、該値から下記式を用いて、計数器に実際供給
される中性粒子の数Nを演繹する段階と、
【数3】 N′oとNoとを比較する段階とを有することである。
【0008】これから判るように、上記方法は本質的に
次の二つの物理現象に基づいている。第1に、2極イオ
ン化された媒体におけるエーロゾルの電荷法則は、各粒
子に固定された電荷の数の分布が次式の形式のガウス法
則(ボルツマン法則またはガン法則のタイプ)に従うよ
うな定常な電気状態へと導くことである。
【0009】
【数4】 ここで、 eは、基本電荷(4.8×10-10ues cgs )、 dは、粒子の直径(cm)、 Kは、ボルツマン定数(1.38×10-16erg /
°)、 Tは、絶対温度(°K)、 pは、粒子により運ばれる電荷の数、
【数5】 Pは、体積単位(cm-3)毎の電荷pを運ぶ粒子数、 Zは、総粒子数(cm-3)である。
【0010】最後に、非常に特殊な形式のこのガウス電
荷分布法則は、かく電荷されたエーロゾルの中性粒子の
数No と、p基本電荷とp+1基本電荷とをそれぞれ有
する前記エーロゾルの粒子数Np とNp+1 とを、次の公
式を用いてリンクさせることを可能にしている。
【0011】
【数6】 従って、数Np とNp+1 とを選別して電荷粒子を分離し
て検知し、そこから上記公式に従ってエーロゾルに含ま
れる中性粒子数Noを算出し、それらを試験されるべき
計数器に供給し、最後に、この計算された数を実際の計
数器の読み取り値と比較することは、粒子電気的移動度
選別器を使用することにより容易である。この構成は、
試験さるべき計数器と標準センサとの間における粒子分
布の不確実性、すなわち従来の方法の欠点の一つであっ
た不確実性を除去することを可能にしている。これはま
た、非常に正確な表面堆積物結合方法を利用することを
可能にしている。
【0012】この方法は、絶対的方法であるという利点
を有している。これは本質的に、N p とNp+1 を、典型
的な不確定範囲+5%で計数することを可能にしている
正確度に依存している。さらに、これは、今日例えばホ
ワイトルームにおいて遭遇するような超低粒子濃度にお
いて計数器を較正することを可能にしている。従来の方
法と比較した場合、本発明は、ホワイトルームで使用さ
れる範囲において較正される計数器の較正を実行するの
に必要な粒子濃度を、約104 倍減少させることを可能
にしている。明らかに、本発明の方法に使用される移動
度選別器は、少なくとも理論的には、不規則な性格なも
のであってよく、また、今日まで広く使用されている、
長い平面形状または軸方向の円筒形状の選別器の一つで
あってもよい。しかし、本出願人は、新しい形式の移動
度選別器が、本発明の方法を実行するのに、より簡単で
より信頼性が高いことを発見した。この移動度選別器
は、2個の隔置された平行同心の導体円盤を有する静電
気センサであり、円盤の間には各円盤に異なった電位を
与えることにより電界が形成されており、2枚の円盤の
間の空間は、その周囲全体を通って検査されるべき大気
と連通されており、また、該空間に中心吸気装置が設け
られ、大気の一部を円盤の周辺から、安定な、中心に向
かう層流の形態で、該空間内を循環させるようにされて
いる。
【0013】図1はその最も簡単な形態を示しており、
移動度選別器として使用されている前述の静電気センサ
は次のように構成されている。センサは本質的に、平ら
な円形の円筒ケース2を有し、その中心軸に沿って、ポ
ンプ6の作用により誘引ガスの噴射流Qoを通す入り口
4が設けられている。同じ軸に沿って、上部には、ポン
プ10の作用の下に吸引される大気のための排出管8が
設けられている。ケース2の上部には、検査されるべき
大気をエーロゾル粒子容器の角部の下方に貫入させるた
めの円環状のスロット12が設けられている。検査され
るべきガスをケース2へ流し込むサンプリング流量Q1
は、ポンプ10の作用によるガス吸引流量Q2と、ポン
プ6の作用による入り口における噴射流量Qoとの間の
差により決定される。ケース2内には、導電体であって
もなくてもよい中実な厚い円盤14が設けられ、該円盤
の上面に2個の同心導電円盤の一つ16が置かれ、ケー
ス2の上部18とともに、本発明の2個の同心導電円盤
特性を形成している。上部円盤18は地面に接続され、
下部円盤16は前記地面に比較して、高い正のまたは負
の電位にされている。ポンプ6により動かされ、管4内
に噴射される誘引ガスは、ケース2の下方部分を貫流
し、そこで矢印Fにより示された回転対称形従って分
布し、環状フィルタ20を横切り、該フィルタがガスを
完全に清浄化し、ガスに含まれる懸濁する粒子を全て除
去し、また流れを規制もする。ガスが濾過されると、ガ
スは厚い円盤14の上部を回って通過し、検査されるべ
き大気流れQ1に、2個の同心導電円盤16と18との
間の空間における安定な中心に向かう層流を与える。こ
のガスは、次いで、ポンプ10の作用による装置中心に
おける菅8の吸引作用に委ねられる。開口12を通って
サンプルされた大気流中に含まれるエーロゾル粒子を円
盤16,18上に静電気的に捕獲するに必要な作動時間
が経過すると、装置を開き、図2に示すような外見を有
し、もし粒子が全て同じグレイン大きさであり、それぞ
れ異なる電気的移動度、すなわちそれらの異なる電荷、
1,2,...p,p+1に対応する同心円環状の領域
に堆積した場合には、そこに所与の符号をもつ粒子を見
ることが出来る円盤16を観察することが可能になる。
【0014】従って、異なる次々の円環領域の粒子数
は、これまで使用された値N1 ,N2 ,...Np ,N
p+1 にして、専門家がデータ処理器として知られている
表面堆積物分析器を用いて計数することが出来る値に関
連している。この形式の電気的移動度粒子選別器は、そ
の円形対称性と安定な中心向きのガス層流によって、電
荷粒子をの全て収集し(円盤16,18間の電位差と流
量Q2をこの目的のために調整しながら)、また既知の
データ処理器を用いて円環領域の粒子を容易に計数する
ことを可能にしている。かくて、2個の連続した同心の
円環領域に堆積したpとp+1の電荷をもつ粒子を計数
することが、検査されるエーロゾルに含まれる中性粒子
の数No の正確な算定を可能にする。実際的には、この
計算は通常、1個および2個の基本電荷、すなわち二つ
の最初の円環領域の粒子の数N1 とN2 とに基づいて実
行される。もし、理論的に、Np とNp+1 とからNo
算定することが前述の公式に従って行われ得る場合に
は、下記の公式を利用する方がより普通である。この公
式は、第1の公式から演繹されており、No を、1個ま
たは2個の基本電荷をそれぞれにもつ粒子数C1 とC2
との関数として与え、それらは、堆積面上で、該堆積時
間Δtの間に堆積されたものとして計数することが出来
るようになっている。この式は次のように書かれる。
【0015】
【数7】 ここで、No は標準中性粒子の濃度(粒子数/cm3 )、
o は静電気センサの引き出し流量(cm3 /s)、Δt
は堆積が生じている時間(s)であり、一方、C1 とC
2 とは1個および2個の電荷をもつ粒子の、堆積面上で
計数され、直接先に定義した濃度N1 とN2 とに関連す
る粒子の数を表している。
【0016】本出願人は、粒子計数器の本発明の較正方
法が、円形対称性と中心へ向かう流れを備えた電気的移
動度選別器を用いて実行された場合には、使用を特に容
易にするために統合された非常に簡単な小型な較正装置
を得ることが可能になることを発見した。いくつかの不
連続なグレイン大きさをもつ第1エーロゾルを、第1移
動度選別器において、選別静電気濾過することにより、
同じグレイン大きさの粒子を生成するような粒子計数器
を較正する方法を実行するためのこの装置は、同じ円筒
状のケース内に積み重ねた状態で配置されて、単分散粒
子のエーロゾルを受け入れる円環円筒形の2極電荷空間
と、および、前記電荷空間と関連し、電極上に電極が受
け入れた全ての電荷粒子を、その電荷の関数として分布
させる移動度選別器とを有し、前記移動度選別器の吸引
流が、計数されるべき中性粒子だけを含んでいることを
特徴としている。
【0017】好ましくは、本装置はまた、円形に対称な
電気的移動度前置選別器をさらに有している。この前置
選別器の結果として、入り口において、いくつかの異な
るグレイン大きさをもつ第1エーロゾルを受け入れるこ
とが出来る。好ましくは、本装置はまた、前記2極電荷
空間と直接に、または電気的移動度前置選別器を介して
リンクする一次エーロゾル噴射室をさらに有することを
特徴としている。好適な実施例においては、本発明の較
正装置は、同じ円筒形ケース内に4段重ねの形態で、第
1、第2移動度選別器の噴射機能と、2極電荷手段とを
組み合わせている。2個の移動度選別器の段は、例えば
アルファ放射能源を備えたイオン化室により分離されて
おり、該イオン化室はエーロゾル粒子の2極電荷をもた
らし、これは本発明の較正方法の一つの本質的な段階の
特質である。
【0018】
【実施例】以下、本発明を詳細に、制限的でない実施例
と付図とを参照して説明する。図1と図2とは、本発明
の方法の場合に特殊に適用された電気的移動度選別器の
特殊な構造を示している。
【0019】図3から図6までは、エーロゾルのベクト
ルガス内に生成される両符号のイオンの助けにより、同
じエーロゾルの粒子を2極電荷させる段階の効果を理解
可能にしている。横軸には粒子の電荷数が、縦軸には粒
子総数に相対的な所与の電荷をもつ粒子数が示されてい
る。図3は、直径0.1マイクロメータの粒子に関連
し、図4は直径0.2マイクロメータの粒子に、図5は
直径0.5マイクロメータの粒子に、図6は直径1マイ
クロメータの粒子に関連している。図3から図6までに
示した仮説は、ボルツマン分布の仮説であり、そこで
は、エーロゾルが全体として中性であり、一方の符号の
電荷粒子の数が、反対の符号の電荷粒子の数と等しくな
っている。専門家には知られているように、粒子の直径
が大きくなれば、それだけ中性粒子の数が少なくなり、
基本電荷eの整数倍の電荷をもつ粒子の数が多くなって
いることが見られる。ボルツマン分布の興味ある点は、
本出願人により明らかにされたように、p電荷をもつ粒
子の数と、p+1電荷をもつ粒子の数とを知れば、言い
換えると、上記曲線の2点が判ると、電荷されていない
粒子の数No を決定することが出来ることである。ここ
に記載したボルツマン形態の特殊な場合においては、理
論的にさえも、中性粒子の数N1 を決めるためには、例
えば、基本電荷をもつ粒子の数Noを知るだけで充分で
ある。前述したように、2極電荷の一般的な場合には、
粒子の異なる電荷により得られた平衡は、図7に示され
たようなガンの法則に従う平衡であり、これまでに延べ
たものとは、電荷分布曲線が最早中性粒子の数No に対
応するバンドの回りに対称ではないという点で相違して
いる。両場合共、粒子の数の任意の2個の連続した値N
p とNp+1 とを知れば、中性粒子の数No を決めること
が可能になり、中性粒子の数は、本発明の方法の実施を
可能にする本質的な条件である。このように、電荷スペ
クトルの前述したような特性を適用して、所与のエーロ
ゾル束に含まれた中性粒子の正確な数No を決定し、本
発明の方法を実行することを可能にするものは、所与の
エーロゾルの粒子のガスベクトルの2極電荷段階であ
る。
【0020】図8を参照して、粒子計数器をグレイン大
きさについて較正するために、標準グレイン大きさのエ
ーロゾルが予め較正された乳液ポリスチレン微小球から
生成される場合に生じる物理現象を説明する。この目的
のため、最も広く使用される方法は、単分散のエーロゾ
ル、すなわち全ての粒子が同じグレイン大きさをもつエ
ーロゾルをガス、一般的には空気中に懸濁させることで
ある。この目的のため、いくつかの製造会社から市販さ
れており、その粒子直径が一般に0.1マイクロメータ
と10マイクロメータとの間にあり、約1%の極端に小
さい標準偏差をもつ乳液ポリスチレン微小球が使用され
る。最初に、較正された粒子の懸濁液が一般に超純粋水
を用いて作られる。次いで、この液が空気装置により霧
化され、液滴をベクトルガス中に懸濁させる。上記作成
方法によれば、0,1,2またはp乳液微小球を持ち得
るのであるから、明らかに、違った寸法の粒子よりなる
エーロゾルが得られる。これら液滴を乾燥した後、得ら
れたガス流は、懸濁流体内に数種類の粒子、すなわち図
8に濃度が粒子の直径の関数として示された種類の粒子
を含んでいる。
【0021】種々の濃度のピークが下記のケースに対応
して図8に示されている。ピークaは、液滴の蒸発から
生じた乾燥残滓に対応し、残された残滓は全て不純物で
あり、乳液微小球ではない。ピークbは、単一の微小球
を運ぶ液滴(これら液滴はシングレット(single
ts)と呼ばれることもある)の蒸発から生じる乾燥残
滓に対応する。ピークcは、2個の微小球を運ぶ液滴
(これら液滴はダブルレット(doublets)と呼
ばれることもある)の蒸発から生じる乾燥残滓に対応す
る。ピークdは、トリップレットに対応する、等。粒子
の種々のファミリーは、霧化の間に生じる摩擦の結果と
して不規則な、しかし基本電荷eの整数倍に等しい数の
電荷を運んでいる。既知の手続きに従い、全てが同じグ
レイン大きさを持ち(単分散)、単一の電荷を有する粒
子束を、移動度選別器の出口において、選択されたセッ
ティング(setting)の関数として入手するため
には、単に、このような粒子束を移動度選別器内に導入
することが必要なだけである。言い換えれば、この電気
的移動度選別器へ通すことは、全ての粒子が基本電荷e
を有する、図8のシングレットのb群を選択することを
可能にしている。
【0022】図9は、本発明の粒子計数器を較正する方
法を実行することを可能にする設備のタイアグラムを示
している。そこには、図8に関連して説明された態様で
機能する乳液微小球作成器22が示されている。エーロ
ゾル生成器22からの出口においては、粒子束は乾燥器
24を通り、フィルタ30を通り28において外部に排
出されないエーロゾル束の部分26は、第1電気的移動
度差分分析器すなわち電気的移動度選別器を貫通する。
後者は、その出口を通して単分散の粒子、すなわちすべ
ての粒子が同じ単一の電荷eを有するシングルレットを
通過させることだけを許容するような方法で制御され
る。このエーロゾル束は、次に、そこで例えばアルファ
イオン化放射能源がエーロゾルのベクトルガスをイオン
化し、両符号のガスイオンを出現させる空間である2極
電荷器32へと運ばれる。このイオン化されたベクトル
ガスは、図3〜6、7の定常電気的平衡状態でエーロゾ
ルの粒子を電荷する。このように電荷されたエーロゾル
束は、次いで、以下説明するような方法で、第2の差分
移動度選別器内へと噴射される。2極電荷器32の出口
34において、ガス束は、過剰なガスをフィルタ40を
通って排出させる菅38を有する密封された36内に噴
射される。定常な電気平衡状態でベクトルガスにより急
速完全に満たされた前記室36内には、第2の移動度選
別器42が配置され、該選別器は図9に示すように、円
形対称の、中心に向かうガス流をもつ電気的移動度選別
器であつてよい。この移動度選別器42は、接地された
外側電極44と、約1マイクロメータ直径の粒子の数千
ボルトの高電位±Vに接続された内側電極46との2個
の電極を有している。移動度選別器42は、入り口48
をフィルタ50を横切って選別器内に入り、52におい
て選別器から出て行く誘引ガスによつて横切られる。本
発明によれば、選別器42は、前述した誘引ガス束がエ
ーロゾルからベクトルガスを吸引し、電極46近傍へ送
るための吸引スロツト54を有している。電極46が、
高い固定の正負の電位に充電されると、図2に示された
ように、エーロゾルの異なる電荷の粒子が、同心円環状
の領域に分布され、該領域はそれぞれ基本電荷の統合さ
れた数を有する粒子に対応している。原則として、移動
度選別器42は、正負両方の全ての電気粒子を2個の電
極44と46上に固定し、濃度No の電荷されていない
中性の粒子が52を通って出て行くことだけを許容する
ように調節されている。本発明によれば、前記中性粒子
束は較正されるべき計数器58の入り口56に供給さ
れ、次いで、粒子計数器の絶対値較正を実行するため
に、Np 、Np+1 およびNo に関連した前述した公式に
基づいて計算された数No と、計数器58の読み取り値
とを比較することだけが必要である。明らかに、検査さ
れるべき粒子計数器に供給される中性粒子の数No の正
確な算出のためには、場合に応じて、ここに与えられた
公式のいずれかが使用されるが、これら公式は同等であ
り、一方は他方から直接演繹される。
【0023】図10は、図9の装置の特に興味ある実施
例を示している。本出願人は、図9の2個の電気的移動
度選別器29と42とが半径方向の流れをもつ円形選別
器の形状で作られた場合には、装置の本質部を、単一の
円筒ケース内に集中することが可能であることを発見し
た。このようなケースは、図10に示すように、積み重
ねて並べられた形態で、第1移動度選別器29、第2移
動度選別器42、および噴射室60、2極電荷室62を
備えている。これら種々の区画は対をなして互いに連通
している、すなわち、噴出室60は円環スロット64を
介して第1移動度選別器29と連通し、第1移動度選別
器29と2極電荷室62とは円環スロット66を介して
連通し、電荷室62と第2電気的移動度選別器42とは
円環スロット68を介して連通している。2個の移動度
選別器29と42との誘引ガス入り口はそれぞれ誘引フ
ィルタ74と76を横切って70と72とに位置してい
る。図9の発生器22からの一次エーロゾルは、78に
おいて装置に導入され、噴射室60へ入る。前記一次エ
ーロゾルの使用されない部分はダクト80を通り排出さ
れる。第1移動度選別器29は、該選別器に70を通り
入って来たガス流を外部に排出する吸引菅82に連結さ
れており、また第2移動度選別器42の吸引菅は装置の
軸に一致して84に位置している。本発明では、室62
から引き出されるエーロゾルの中性粒子だけが該菅を通
過して出て行く。第1移動度選別器29の環状出口スロ
ット66は、グレイン大きさと、スロット66を通り2
極電荷室62に吸引されるエーロゾル部分の電気的特性
との関数として選択された距離だけ、装置の軸から半径
方向にはなされて位置している。図10に略示されてい
るように、空間62は放射能イオン化源86を有し、ス
ロツト66を通って電荷室62に導入されたエーロゾル
部分のベクトルガスを、ボルツマンまたはガンの法則に
従って正負両符号のイオンに荷電している。第2電気的
移動度選別器42の供給スロツト68は選別器の周辺に
位置し、エーロゾル−電荷ガス相がエーロゾル−電荷粒
子の収集電極88に沿って流れるようにしている。本発
明によれば、収集電極88の電圧±Vは、選別器42を
離れて菅84へ入る吸引流が、選別器42に入って来た
電荷を全て電極円盤82上に収集し、中性粒子だけを出
口84を通り吸引させ、次いで、図10に図示されてい
ない検査されべき計数器58に供給されるように選択さ
れる。
【0024】図11を参照して、図10の統合された構
造の工業的実施例を説明する。図11は本質的に噴射室
60、第1移動度選別器29、2極電荷室62、および
第2電気的移動度選別器42を積み重ね形態で統合した
緊密な円筒ブロックを示している。図11にはまた、一
次エーロゾルを導入する菅28、移動度選別器29と4
2とからガス流を誘引するための入り口70と72、第
1移動度選別器29の吸引出口62、較正された中性粒
子の逆にされた出口84を見ることが出来る。放射能源
86は2極電荷室62の底部に位置し、2個の高電圧供
給源90と92がそれぞれ第1移動度選別器29と第2
移動度選別器42のために設けられている。さらに、ガ
ス流の有効部分を一つの段から次の段に流すための円環
状のスロツト64,66,68が存在している。図11
の構造は、同じ結果に導くのに必要な基本的機能に関し
て、図9に示された(参照番号26から32まで)構造
に比較して、その緊密さと使用の容易さが注目される。
【図面の簡単な説明】
【図1】円形対称であり、中心に向かう層流をもつ電荷
粒子電気的移動度選別器の図。
【図2】図1の装置の収集板上に粒子の電荷の関数とし
て、逐次の円環状帯の形状で分散された粒子の堆積の平
面図。
【図3】2極電荷器の作用に曝されたエーロゾル粒子の
電荷粒子の、所謂ボルツマン対称分布の場合の分布。
【図4】2極電荷器の作用に曝されたエーロゾル粒子の
電荷粒子の、所謂ボルツマン対称分布の場合の分布。
【図5】2極電荷器の作用に曝されたエーロゾル粒子の
電荷粒子の、所謂ボルツマン対称分布の場合の分布。
【図6】2極電荷器の作用に曝されたエーロゾル粒子の
電荷粒子の、所謂ボルツマン対称分布の場合の分布。
【図7】ボルツマンとは異なりガン分布として知られる
平衡状態の場合の粒子束の同じ電荷粒子の分布。
【図8】較正された乳液ポリスチレン球またはボールの
溶液を霧化してエーロゾルを生成するときに得られる粒
子のグレイン大きさスペクトル。
【図9】本発明の較正方法を実行するための、一般的な
場合の設備の図。
【図10】本発明の粒子計数器の較正装置の図。
【図11】図10の装置の詳細な工業的実施例。
【符号の説明】
2 円筒ケース 16 上部円盤 18 下部円盤 22 乳液微小球エーロゾル製造器 24 乾燥器 30 フィルタ 29、42 電気的移動度選別器 32,62 2極電荷器 44,46 電極 58 計数器 60 噴射室 86 放射能イオン化源 88 収集電極

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒子計数器を較正する方法にして、 同じグレイン大きさの粒子のエーロゾル、即ち、単分散
    エーロゾルを、ベクトルガス流の形態で形成する段階
    と、 該エーロゾルを、エーロゾル内に正負両方の符号のベク
    トルガスイオンを生成させ得る2極電荷器(32)の作
    用に曝し、ある部分の粒子を荷電し、該粒子を、各粒子
    に固定された電荷数の分布が、ガン法則およびボルツマ
    ン法則のタイプのガウスの法則に従う定常な電荷状態に
    置く段階と、 かく電荷されたエーロゾルを移動度選別器(42)に導
    入し、該選別器が一方においては、電荷された粒子を、
    粒子の基本的電荷eの数pの関数として分類しながら、
    電極に固定し、他方においては、電気的に中性な粒子が
    逃げ出すことを許容する段階と、 これら中性の粒子を集め、値N′oを表示する較正され
    るべき粒子計数器(58)に導く段階と、 選別器により固定された、電荷peと(p+1)eとを
    それぞれ有する粒子の数の値NpとN(p+1)とを計算し、
    該値から下記式を用いて、計数器に実際供給される中性
    粒子の数NOを演繹する段階と、 【数1】 N′oとNoとを比較する段階とを有することを特徴とす
    る方法。
  2. 【請求項2】 同じグレイン大きさの粒子が生成される
    粒子計数器を較正する方法を実行する装置にして、同じ
    シリンダ状のケース内に積み重ねた状態で配置された、
    単分散粒子のエーロゾルを受け入れる円環円筒形の2極
    電荷空間(62)と、前記電荷空間(62)とリンク
    し、電極(88)上に電極が受け入れた全ての電荷粒子
    を、その電荷の関数として分布させる移動度選別器(4
    2)とを有し、前記移動度選別器(42)の吸引流(8
    4)が、計数されるべき中性粒子だけを含んでいること
    を特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 円形対称の電気的移動度前置選別器(2
    9)をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の
    装置。
  4. 【請求項4】 前記2極電荷空間とリンクする一次エー
    ロゾル噴射室(60)をさらに有することを特徴とする
    請求項または請求項に記載の装置。
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