JP3112359U - タッピングねじ - Google Patents

タッピングねじ Download PDF

Info

Publication number
JP3112359U
JP3112359U JP2005002989U JP2005002989U JP3112359U JP 3112359 U JP3112359 U JP 3112359U JP 2005002989 U JP2005002989 U JP 2005002989U JP 2005002989 U JP2005002989 U JP 2005002989U JP 3112359 U JP3112359 U JP 3112359U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
screw
tapping screw
diameter
neck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005002989U
Other languages
English (en)
Inventor
亮 金子
Original Assignee
マルト工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マルト工業株式会社 filed Critical マルト工業株式会社
Priority to JP2005002989U priority Critical patent/JP3112359U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3112359U publication Critical patent/JP3112359U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

【課題】 頭部の駆動穴にドライバビットの係合部を係合して回転させたときに、ねじの頭部の根元の部分で胴体との間に大きなねじれ荷重が生じても、頭部の根元の部分でのねじり破断を防止できるタッピングねじを提供する。
【解決手段】 頭部11と該頭部11に連続する首部12を有し、該首部12に連続する胴部13に螺旋状にねじ部13bが形成されたタッピングねじ10であって、上記ねじ部13bの山部14は同じ外径に形成され、谷部14aは先端に近づくにつれて縮径するように形成した。
【選択図】 図1

Description

本考案は、タッピングねじ、特に、締付け時の頭部の根元の部分でのねじり破断を防止できるタッピングねじに関するものである。
従来、薄板等軽量部材の組付けに際して、その部材に予め雌ねじを形成するタップ立て締結工程を省略できるタッピングねじが多用されている。該タッピングねじは締結する相手部材に予め雌ねじを形成しておく必要がなく、雄ねじに応じた下孔にタッピングねじ自体で雌ねじを形成しながら同時に締結するようになされている。
しかしながら、タッピングねじは、頭部の駆動穴にドライバビットの係合部を係合して回転させ、締結する相手部材に設けた雌ねじの形成されていない下孔に雌ねじを形成しながら強引に螺入するので、頭部の根元の部分で孔に螺入された胴部との間に大きなねじれ荷重が生じ、頭部の根元の部分で胴部とのねじれ応力が増大して、頭部の根元の部分でねじり破断が発生し、頭部が胴部から取れてしまうといった問題があった。
この考案は、上記課題を解決するもので、頭部の駆動穴にドライバビットの係合部を係合して回転させたときに、ねじの頭部の根元の部分で胴部との間に大きなねじれ荷重が生じても、頭部の根元の部分でのねじり破断を防止できるタッピングねじを提供するものである。
上記課題を解決するために請求項1に記載の考案は、頭部と該頭部に連続する首部を有し、該首部に連続する胴部に螺旋状にねじ部が形成されたタッピングねじであって、上記ねじ部の山部は同じ外径に形成され、谷部は先端に近づくにつれて縮径するように形成されたことを特徴とするタッピングねじである。
また、請求項2に記載の考案は、頭部の下面は第1の角度で面取りのなされたテーパー状に形成され該頭部に連続する首部の周面は前記第1の角度より急な第2の角度でテーパー状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のタッピングねじである。
本考案のタッピングねじによれば、頭部の駆動穴にドライバビットの係合部を係合して回転させ、ねじの頭部の根元の部分で胴部との間に大きなねじれ荷重が生じても、頭部の根元の部分でのねじり破断を防止できる。
以下、図面に基づいて本考案の実施の形態を説明する。
図1は本考案に係るタッピングねじの実施例の正面図、図2は図1のA部の拡大断面図、図3(a)は図1の平面図、図3(b)は図1の底面図である。
図1〜図3において、本考案のタッピングねじ10の頭部11の上面11aには、図示しないドライバビットの係合部が係合する駆動穴(図3(a)では十字溝)11bが形成されている。頭部11の下部周面11cは、第1の角度で面取りのなされたテーパー状に形成されている。また、頭部11に連続して首部12が一体に成形され、その周面12aは、頭部11の下部周面11cのテーパー状の第1の角度より急な第2の角度で面取りのなされたテーパー状で形成されている。また、首部12の下部に連続して胴部13が一体に成形されている。
胴部13は、上部周面が平坦に面取りのなされた円柱部13aで形成され、中央部が螺旋状にねじ部13bが形成され、下部が軸方向に傾斜した溝15が形成された切削部13cとから構成されている。なお、切削部13cにおいて、溝15の縁は切刃15aとなっている。
胴部13において、上部の円柱部13a周面の径と中央部の螺旋状のねじ部13bを形成している山部14の径は同じ外径に形成され、ねじ部13bにおける谷部14aの径は、上側が円柱部13a周面の径と略同じであり、先端に近づくにつれて縮径するように形成されている。
したがって、山部14を外周に突出して支持する軸芯13dの径は、谷部14aを外周とする部分において、胴部13の上側ほど太く形成されていてねじり破断が発生しにくい構造となっている。しかも、頭部11の下部周面11cは、第1の角度で面取りのなされたテーパー状に形成され、頭部11に連続して一体に成形されている首部12の周面12aは、頭部11の下部周面11cのテーパー状の第1の角度より急な第2の角度で面取りのなされたテーパー状で形成されているから、胴部13の上側の首部12の径も上側ほど太く形成され、さらに首部12の上側の頭部11の径も首部12よりもさらに太く形成されている。
次に動作について説明する。タッピングねじ10を締結する図示しない相手部材に予め下孔を設けておく。そして、タッピングねじ10の頭部11の駆動穴11bに図示しないドライバビットの係合部を係合して、タッピングねじ10を回転させると、タッピングねじ10は、先端部13cの溝15の縁の切刃15aで雌ねじの形成されていない下孔を切削して拡大し、ねじ部13bの山部14により、拡大された下孔に雌ねじを形成しながら強引に螺入されていく。
このとき、タッピングねじ10は、頭部11の駆動穴11bにドライバビットの係合部を係合して回転させているので、頭部11の根元の部分で下孔に螺入された胴部13との間に大きなねじれ荷重が生じる。
しかしながら、ねじ部13bにおける谷部14aの径は、上側が円柱部13a周面の径と略同じであり、先端に近づくにつれて縮径し、ねじ部13bの谷部14aを外周とする軸芯13dの径は胴部13の上側ほど太く形成されていてねじり破断が発生しにくい構造となっている。
しかも、胴部13の上側の首部12の径も上側ほどテーパー状に太く形成され、さらに首部12の上側の頭部11の径も上側ほどテーパー状に首部12よりもさらに太く形成されているから、ねじの頭部13の根元の部分で胴部13との間に大きなねじれ荷重が生じても、頭部11の根元の部分でのねじり破断を防止できる。
本考案は前記実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱することがなければ、種々の設計変更が可能であり、前記実施例に限定されないことはいうまでもない。
本考案に係るタッピングねじの実施例の正面図である。 図1のA部の拡大断面図である。 (a)は図1の平面図、(b)は図1の底面図である。
符号の説明
10 タッピングねじ
11 頭部
11a 上面
11b 駆動穴
12 首部
13 胴部
13a 円柱部
13b ねじ部
13c 先端部
13d 軸芯
14 山部
14a 谷部
15 溝
15a 切刃

Claims (2)

  1. 頭部と該頭部に連続する首部を有し、該首部に連続する胴部に螺旋状にねじ部が形成されたタッピングねじであって、上記ねじ部の山部は同じ外径に形成され、谷部は先端に近づくにつれて縮径するように形成されたことを特徴とするタッピングねじ。
  2. 頭部の下面は第1の角度で面取りのなされたテーパー状に形成され該頭部に連続する首部の周面は前記第1の角度より急な第2の角度でテーパー状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のタッピングねじ。
JP2005002989U 2005-05-09 2005-05-09 タッピングねじ Expired - Fee Related JP3112359U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005002989U JP3112359U (ja) 2005-05-09 2005-05-09 タッピングねじ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005002989U JP3112359U (ja) 2005-05-09 2005-05-09 タッピングねじ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3112359U true JP3112359U (ja) 2005-08-11

Family

ID=43274779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005002989U Expired - Fee Related JP3112359U (ja) 2005-05-09 2005-05-09 タッピングねじ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3112359U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8985926B2 (en) Tapping screw
JP4225546B2 (ja) タッピンねじ
JP5122686B2 (ja) タッピンねじ
CA2559595A1 (en) Dual threaded screw for composite materials
JP2002242915A (ja) タップねじ
JP2010530514A (ja) ねじ山形成ねじおよびねじ転造ダイス
EP2396561B1 (en) Self-tapping thread forming screw and corresponding thread roll die
JP2003042122A (ja) 木ねじ
US20070116540A1 (en) Self-drilling screw
US9822810B2 (en) Fastener
CN108799296A (zh) 薄铁板用的螺丝
KR20170118374A (ko) 셀프태핑 나사
US20060039775A1 (en) Tapping screw
JP2003343530A (ja) スチールハウス用ドリルねじ
JP3112359U (ja) タッピングねじ
CN110682245B (zh) 套接件
EP2151590B1 (en) Winged fastener
JP4531510B2 (ja) 木ねじ
JP5204887B2 (ja) ねじ部品の頭部駆動穴
CN101163893A (zh) 紧固件
JPH1047324A (ja) ドリルねじ
JP2001138138A (ja) 盛上げ切削段付きナットタップ
EP2226519A2 (en) Tapping Screw
EP3163097B1 (en) Fastener
JPH1113726A (ja) 緩み止め機能付き軟質材用タッピンねじ

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080629

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090629

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090629

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees