JP3111075B2 - 抗凝固ペプチド - Google Patents

抗凝固ペプチド

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、抗凝固剤及び抗血小板剤として有用な、新
規なペプチドに関する。
発明の背景 抗凝固剤は、薬理学的処理、例えば急性の深部静脈血
栓、排塞栓症、急性の四肢の動脈塞栓、心筋梗塞、及び
伝染性静脈内凝固の治療に有用である。抗凝固剤の予防
的な投与は、リウマチ性又は動脈硬化性の心臓病を有す
る患者の塞栓症の再発の防止及び手術によるある種の血
栓塞栓合併症の防止をすると信じられている。抗凝固剤
の投与は又冠状動脈及び脳血管病の治療に有用であるこ
とが示されている。動脈血栓、特に心臓筋肉及び脳に供
給している動脈中の動脈血栓は死亡の主要な原因であ
る。
ヒルリン(Hirullin)P18は強力な抗トロンビン活性
を有している61個のアミノ酸のヒルジン関連蛋白質であ
る。ヒルジンと同様にヒルリンP18は任意の他の知られ
たヒルジン変異体とは有意義に異なる高度に酸性のC末
端を含有している。C末端の断片のアセチルヒルリンP1
840-61は、アセチルデサルフェトヒルジン45-65のもの
と類似の抗トロンビン効力を有している。本発明者は天
然(ネイティブ)の配列のある種のアミノ酸残基が断片
の抗トロンビン活性を維持するのに臨界的であり、他の
残基がそれほど重要でないことを発見した。ヒルリンP1
854-61の配列がヒルジン59-65とは有意義に異なること
はトロンビンとの異なる相互作用様式を示唆している。
それでもヒルリンのP1850-61で表されるC末端官能基領
域は、トロンビンへの結合、そして蛋白質中における機
能的な役割の意味においてヒルジン55-65と比肩し得る
ようにみえる。
その上、いくつかの報告はオリゴペプチドArg−Gly−
Asp及び関連するペプチドの血小板依存性の凝固形成を
抑制する能力を記載している。Y.カドロイ(Cadroy)
ら、J.Clin.Invest.84,939−944(1989)。本発明者は
このオリゴペプチドが抗トロンビン性のヒルリン断片の
アミノ末端に結合されたとき、生じるペプチド類似体は
抗トロンビン活性に加えて、有意義で有用な抗血小板活
性を有していることを発見した。この新しい化合物類
は、二重の作用様式のために有用な付属的な療法を提供
する。
発明のまとめ 式 X−A1−A2−A3−A4−A5−A6−A7−A8−A9−A10−A11−A12−Y [式中Xは水素、1〜6個の炭素原子のアルキル基1〜
2個、2〜10個の炭素原子のアシル基1又は2個、カル
ボベンジロキシ、H2NC(=NH)−、又はt−ブチロキシ
カルボニル基から選ばれるアミノ末端残基であり、 A1は結合又は1〜11個の任意のアミノ酸の残基を含有
しているペプチド断片であり、 A2は結合又は式 {式中、Y2=O、NR′、S、結合であり、Z2=−SO
3H、 −COOR″であり、nは1〜5の整数であり、 R′及びR″はそれぞれ独立にH又は(C1−C4)ア
ルキル基である。}であり、 A3はPhe、SubPhe、β−(2−及び3−チエニル)ア
ラニン、β−(2−及び3−フラニル)アラニン、β−
(2−、3−及び4−ビリジル)アラニン、β−(ベン
ゾチエニル−2−及び3−イル)アラニン、β−(1−
及び2−ナフチル)アラニン、Tyr、Tyr(Me)及びTrp
であり、 A4は結合であるか又は式 {式中Y4は結合、O、NR′、Sであり、Z4=−SO3H、
COOR″であり、mは1〜5の整数であり、R′とR″はそ
れぞれ独立にH又は(C1−C4)アルキル基である。}の
基であり、 A5は任意のアミノ酸であり、 A6はTyr、Trp、Phe、Leu、Nle、lle、Val、Cha及びPr
oであり、 A7はPro、Ser、Ala及びThrであり、 A8はTyr、tyr、Trp、trp、Phe、phe、Leu、leu、Nl
e、nle、lle、ile、Val、val、Cha、cha、Pro及びproで
あり、 A9は任意のアミノ酸であり、 A10は任意のアミノ酸であり、 A11はTyr、Trp、Phe、Leu、Nle、lle、Val、Cha及びP
roであり、 A12は結合であるか又は1〜10個の任意のアミノ酸の
残基を含有しているペプチド断片であり、 YはOH、(C1−C6)アルコキシ、アミノ、モノ−又は
ジ−(C1−C4)アルキル置換アミノ、又はベンジルアミ
ノから選ばれるカルボキシ末端残基である] のペプチド類似体、又は製薬上受け入れられるその塩は
有用な抗凝固剤である。
次の一般的なアミノ酸の略号がこの明細書を通じて使
用される。
Gly−グリシン Ala−アラニン Val−バリン Leu−ロイシン lle−イソロイシン Cha−シクロヘキシルアラニン、 Orn−オルニチン Pro−プロリン Phe−フェニルアラニン Trp−トリプトファン Met−メチオニン Ser−セリン Thr−スレオニン Cys−システイン Tyr−チロシン Asn−アスパラギン Gln−グルタミン Asp−アスパラギン酸 Glu−グルタミン酸 Lys−リジン Hly−ホモリジン Arg−アルギニン Har−ホモアルギニン His−ヒスチジン Nle−ノルロイシ Hyp−ヒドロキシプロリン Glt−グルタリル Mal−マレイル Npa−β−(2−ナフチル)アラニン 3,4−デヒドロPro−3,4−デヒドロプロリン Tyr(SO3H)−チロシンサルフェート Pgl−フェニルグリシン NMePgl−N−メチル−フェニルグリシン Sar−サルコシン(N−メチルグリシン) pSubPhe−パラ置換フェニルアラニン SubPhe−オルソ、メタ、又はパラのモノ−、又はジ−置
換フェニルアラニン DAla−D−アラニン Ac−アセチル Suc−サクシニル pClPhe−パラ−クロロ−フェニルアラニン pNO2Phe−パラ−ニトロフェニルアラニン Tyr(Me)−O−メチルチロシン アルキル基及びアルコキシ基のアルキル部分は直鎖、
分枝鎖、又は環状のアルキル基を含むものとし、例え
ば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、第三ブチル、ペンチル、イソペンチ
ル、第二ペンチル、シクロペンチル、ヘキシル、イソヘ
キシル、シクロヘキシル及びシクロペンチルメチルであ
る。2〜10個の炭素原子のアシル基は、直鎖、分枝鎖、
環状、飽和及び不飽和の、基当たり1〜2個のカルボニ
ル基を有するアシル基を含むものとし、例えば、アセチ
ル、ベンゾイル、サクシニル、マレイル及びグルタリル
である。ハロゲン基はフルオロ、クロロ、ブロモ又はヨ
ード基である。
「任意のアミノ酸」という用語は本明細書では、天然
のアミノ酸並びに他の「非蛋白」α−アミノ酸であっ
て、天然のペプチドの合成類似体を製造するときにペプ
チド化学技術で一般的に使用されるものである。天然の
アミノ酸はグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イ
ソロイシン、セリン、メチオニン、スレオニン、フェニ
ルアラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、
プロリン、ヒスチジン、アスパラギン酸、アスパラギ
ン、グルタミン酸、グルタミン、アルギニン、オルニチ
ン、及びリジンである。又「非蛋白」α−アミノ酸の例
は、ノルロイシン、ノルバリン、アロイソロイシン、ホ
モアルギニン、チアプロリン、デヒドロプロリン、ヒド
ロキシプロリン(Hyp)、ホモセリン、シクロヘキシル
グリシン(Chg)、α−アミノ−n−酪酸(Aba)、シク
ロヘキシルアラニン(Cha)、アミノフェニル酪酸(Pb
a)、フェニル部分のオルソ、メタ、又はパラ位置で次
のもの:(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、
ハロゲン、又はニトロ基の1つ又は2つで置換されてい
る。又はメチレンジオキシ基で置換されているフェニル
アラニン、β−2−及び3−チエニルアラニン、β−2
−及び3−フラニルアラニン、β−2−,3−,及び4−
ピリジルアラニン、β−(ベンゾチエニル−2−及び3
−イル)アラニン、β−(1−及び2−ナフチル)−ア
ラニン、セリン・スレオニン・又はチロシンのO−アル
キル化誘導体、S−アルキル化システイン、チロシンの
O−サルフェートエステル、3,5−ジヨードチロシン、
及び天然のアミノ酸のD−異性体である。「任意のアミ
ノ酸」という用語はまた式 〔式中Yは上で定義したY2かY4の何れか、ZはZ2又はZ4
の何れかであり、p、q及びrはそれぞれ1〜5の整数
であり、Rは水素または(C1〜C4)アルキル基である〕
の天然のアミノ酸及び「非蛋白」α−アミノ酸を包含す
るものと意図される。
「親油性のアミノ酸」という用語には、Tyr、Phe、Le
u、Nle、lle、Val、His及びProが含まれる。
グリシンを例外として天然のアミノ酸はキラル炭素原
子を含有する。他に特定的に示されていない限り、本明
細書で述べられる光学活性アミノ酸はL−立体配置であ
る。例えば、A1又はA12基の任意のアミノ酸はD−又は
L−立体配置であり得る。慣例にしたがって本明細書で
記載されるペプチドの構造はアミノ末端が鎖の左側、カ
ルボキシ末端が鎖の右側であるように記載される。アミ
ノ酸の3文字コードを使用するときの慣例に従って、大
文字で始まる3文字コードはL−立体配置を示し、そし
て小文字で始まる3文字コードはD−立体配置を表す。
式1のポリペプチドは任意の無毒性の有機又は無機酸
と製薬上受け入れられる塩を形成できる。適当な塩を形
成する無機酸の例には、塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐
酸、及び酸金属塩、例えばオルト燐酸一水素ナトリウム
及び硫酸水素カリウムが含まれる。適当な塩を形成する
有機酸の例にはモノ、ジ及びトリカルボン酸が含まれ
る。そのような酸の例には、例えば酢酸、グリコール
酸、乳酸、ピルビン酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、フマール酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコ
ルビン酸、マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、安息香
酸、ヒドロキシ安息香酸、フェニル酢酸、桂皮酸、サリ
チル酸、2−フェノキシ安息香酸及びスルホン酸、例え
ばメタンスルホン酸及び2−ヒドロキシエタンスルホン
酸が含まれる。カルボキシ末端アミノ酸部分の塩には任
意の適当な無機又は有機塩基と形成される無毒のカルボ
ン酸塩が含まれる。例示すればこれらの塩にはアルカリ
金属、例えばナトリウム及びカリウムとのもの、アルカ
リ土類金属、例えばカルシウム、及びマグネシウムとの
もの、III A族のアルミニウムを含めた軽金属とのも
の、及び有機第一級、第二級及び第三級アミン、例えば
トリエチルアミンを含めたトリアルキルアミン、プロカ
イン、ジベンジルアミン、1−エタナミン、N,N′−ジ
ベンジルエチレンジアミン、ジヒドロアビエチルアミ
ン、N−(低級)アルキルピペリジン、及び任意の他の
適当なアミンが含まれる。
式1の全ての化合物が抗凝固活性を有するが、式1の
あるものは追加的に有意義な抗血小板活性を有してい
る。特にA2が結合以外の、そしてA1が式5又は6のジペ
プチド断片である式1の化合物 [式中q及びrはそれぞれ1〜5の整数 である]又はA1が3〜11個の残基を含有するペプチド断
片であって、そのペプチド断片のカルボキシ末端が式5
又は6のジペプチド断片である式1の化合物は血小板凝
集抑制剤である。
化合物のどのゼネリックな群もそうであるように、あ
る群が好ましい。有意義な抗血小板活性を有していない
式1の化合物のうち、出願人(発明者)はXが水素、ア
セチル、H2NC(=NH)−、又はサクシニルであるペプチ
ド誘導体が好ましいと考えている。
又A1がThr−Pro−Lys−Arg−Gln−Thr−Ser−Gly−Pr
o−、 Pro−Lys−Arg−Gln−Thr−Ser−Gly−Pro−、 Lys−Arg−Gln−Thr−Ser−Gly−Pro−、 Arg−Gln−Thr−Ser−Gly−Pro−、 Gln−Thr−Ser−Gly−Pro−、 Thr−Ser−Gly−Pro−、 Ser−Gly−Pro−、 Gly−Pro−、 Pro−、 又は結合であり、 A2が好ましくは式、 [式中nは1〜5の整数であり、R2″はH又は(C1
C4)アルキル基である]の基であり、 A3がPhe、Tyr、Tyr(OCH3)、又はTrp、 A4がGlu又はAsp、 A5がGlu又はPro、 A6がPhe又はCha、 A7がSer又はPro、 A8がLeu、 A9がAsp、 A10がAsp、 A11がlle、Cha、又はVal A12が結合、Glu、glu又は−Glu−Glnであり、 YがOH又はNH2である式1の化合物を好ましいと考え
ている。
特に好ましいのはXがサクシニル、水素又は H2NC(=NH)−であり、A1が5−グアニドペンタノイル
−Gly−基、又は−Arg−Gly−、−Har−Gly−、−Lys−
Gly−、及び−Hly−Gly−から選択されるジペプチド断
片であり、ならびに A2がAsp A3がPhe、Tyr、Tyr(Me)、又はTrp、 A4がGlu、 A5がGlu又はPro、 A6がphe又はCha、 A7がSer、 A8がLeu、 A9がAsp、 A10がAsp、 A11がlle、又はVal A12が結合、そして YがOH又はNH2である式1のペプチド誘導体である。
有意義な抗血小板活性を有する式1の化合物のうち、
出願人(発明者)はXが水素、アセチル、H2NC(=NH)
−又はサクシニルであるペプチド誘導体を好ましいと考
える。又A1が結合又は式5又は6の化合物、 A2が好ましくは式 [式中nは1〜5の整数であり、R2″はH又は(C1
C4)アルキル基である]の基であり、 A3がPhe、Tyr、Tyr(Me)、又はTrp、 A4がGlu又はAsp、 A5がGlu又はPro、 A6がPhe又はCha、 A7がSer、 A8がLeu、 A9がAsp、 A10がAsp、 A11がlle、Cha、又はVal A12が結合又は−Glu−Gln−、そして YがOH又はNH2である式1の化合物も好ましい。
本発明のペプチドは当業者に容易に知られ得る種々の
手順で製造できる。そのような手順には固相連続及びブ
ロック合成、遺伝子クローニング及びこれらの技術の組
み合わせが含まれる。固相連続手順はペプチド合成機の
使用によるなど確立された自動化された方法を用いて実
施できる。この手順に於いてα−アミノ保護アミノ酸は
樹脂上に結合される。使用される樹脂支持体は、慣用的
にこの技術でポリペプチドの固相製造に用いられる任意
の適当な樹脂であり得、好ましくは0.5〜約3%のジビ
ニルベンゼンで架橋されているポリスチレンで、クロロ
メチル化又はヒドロキシメチル化のいずれかがされてい
て、最初に導入されるαアミノ保護アミノ酸とエステル
形成の場所が与えられているものである。
ヒドロキシメチル樹脂の例はボダンスキー等、Chem.l
nd.(London)38,1597−98(1966)に記載されている。
クロロメチル化樹脂はバイオ ラド ラボラトリー、カ
リフォルニア州、リッチモンドから市販されており、そ
のような樹脂の製造はスチュワート等、「固相ペプチド
合成」(フリーマン アンド カンパニー、サンフラン
シスコ 1969)1章、1〜6頁に記載されている。保護
されたアミノ酸なギシン、Helv.Chem.Acta,56,1476(19
73)の手順によって樹脂に結合できる。多くの樹脂結合
保護アミノ酸が市販されている。例としてカルボキシ末
端がThr残基である本発明のポリペプチドを製造するに
は、第三級ブチルオキシカルボニル(Boc)で保護され
たThrであって、ベンジル化されたヒドロキシメチル化
されたフェニルアセタミドメチル(PAM)樹脂に結合さ
れたものを使用出来、これは市販されている。
α−アミノ保護アミノ酸を樹脂支持体に結合した後
に、保護基を任意の適当な手順、例えば塩化メチレン中
のトリフルオロ酢酸、トリフルオロ酢酸のみ、又はジオ
キサン中のHClを使用することによって除去する。脱保
護は0℃から室温の間の温度で実施される。特定のα−
アミノ保護基の除去のための他の標準の解裂試薬及び条
件を使用できる。α−アミノ保護基の除去の後、他のア
ミノ保護アミノ酸を所望の順序で段階的に結合する。別
の方法として複数のアミノ酸基を樹脂支持アミノ酸配列
と結合する前に溶液方法で結合することが出来る。
ポリペプチド配列に導入される各アミノ酸とともに使
用するα−アミノ保護基は、任意のこの技術で知られた
保護基であり得る。α−アミノ保護基の類の内、考慮に
入れられているものは(1)アシル型保護基、例えばホ
ルミル、トリフルオロアセチル、フタリル、トルエンス
ルホニル(tosyl)、ベンゼンスルホニル、ニトロフェ
ニルスルフェニル、トリチルスルフェニル、o−ニトロ
フェノキシアセチル及びα−クロロブチリル、(2)芳
香族ウレタン型保護基、例えばベンジロキシカルボニル
及び置換ベンジロキシカルボニル、例えばp−クロロベ
ンジルオキシカルボニル、p−ニトロベンジル−カルボ
ニル、p−ブロモベンジルオキシカルボニル、p−メト
キシベンジルオキシカルボニル、1−(p−ビフェニリ
ル)−1−メチルエトキシカルボニル、α,α−ジメチ
ル−3,5−ジメトキシベンジロキシカルボニル及びベン
ズヒドリロキシカルボニル、(3)脂肪族ウレタン保護
基、例えば第三ブチルオキシカルボニル(Boc)、ジイ
ソプロピルメトキシカルボニル、イソプロピルオキシカ
ルボニル、エトキシカルボニル及びアリロキシカルボニ
ル、(4)シクロアルキルウレタン型保護基、例えばシ
クロペンチロキシカルボニル、アダマンチロキシカルボ
ニル及びシクロヘキシロキシカルボニル、(5)チオウ
レタン型保護基、例えばフェニルチオカルボニル、
(6)アルキル型保護基、例えばトリフェニルメチル
(トリチル)及びベンジル、及び(7)トリアルキルシ
ラン基、例えばトリメチルシランである。好ましいα−
アミノ保護基は第三ブチルオキシカルボニルである。
適当な結合剤の選択は、当業者の行い得る範囲内のも
のである。加えられるべきアミノ酸がGln、Asn又はArg
であるとき特に適した結合剤はN,N′−ジイソプロピル
カルボジイミド及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
である。これらの試薬の使用はニトリル及びラクタムの
形成を防止する。他の結合剤は(1)カルボジイミド類
(例えば、N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド及
びN−エチル−N′−(γ−ジメチルアミノプロピルカ
ルボジイミド))、(2)シアナミド類(例えば、N,N
−ジベンジルシアナミド)、(3)ケテンイミン類、
(4)イソキサゾリウム塩(例えば、N−エチル−5−
フェニル−イソキサゾリウム−3′−スルホネート)、
(5)1〜4個の窒素原子を環中に含む芳香族性の単環
式含窒素複素環アミド、例えばイミダゾリド類、ピラゾ
リド類、及び1,2,4−トリアゾリド類である。有用な特
定の複素環アミド類にはN,N′−カルボニルジイミダゾ
ール及びN,N−カルボニル−ジ−1,2,4−トリアゾール、
(6)アルコキシ化アセチレン(例えば、エトキシアセ
チレン)、(7)アミノ酸のカルボニル部分と混合無水
物を形成する試薬(例えば、エチルクロロホルメート及
びイソブチルクロロホルメート)又は結合されるべきア
ミノ酸の対称的な無水物(例えば、Boc−Ala−O−Ala
−Boc)及び(8)一つの環窒素上にヒドロキシル基を
有する含窒素複素環化合物(例えば、N−ヒドロキシフ
タルイミド、N−ヒドロキシコハク酸イミド及び1−ヒ
ドロキシベンゾトリアゾール)である。他の活性化試薬
及びペプチド結合に於けるそれらの用途は、カプール,
J.Pharm.Sci.,59,1−27頁(1970)により記載されてい
る。本発明者等はArg、Asn及びGln以外の全てのアミノ
酸に対し結合試薬として対称無水物を使用するのが好ま
しいと考えている。
各々の保護されたアミノ酸又はアミノ酸配列は、約4
倍の過剰で固相反応器に導入され、カップリングをジメ
チルホルムアミド対塩化メチレン(1:1)の媒体中又は
ジメチルホルムアミド単独の中、又は好ましくは塩化メ
チレン単独の中で実施する。不完全なカップリングが生
じた場合には、固相反応器中の次のアミノ酸のカップリ
ングに先立って、α−アミノ保護基の除去前にカップリ
ング手順を繰り返す。合成の各段階に於けるカップリン
グ反応の成功はイー.カイザー等,Analyt.Biochem.34,5
95(1970)により記載されるニンヒドリン反応によって
モニターする。
所望のアミノ酸配列が得られた後にペプチドを樹脂か
ら除去する。これは加水分解、例えば樹脂結合ポリペプ
チドを水性希弗化水素酸中のジメチルスルフィド、p−
クレゾール及びチオクレゾールの溶液で処理することに
よってなされうる。
固相ペプチド合成の技術で知られているように、アミ
ノ酸の多くは鎖製造の間に保護を必要とする官能基を有
している。適当な保護基の使用及び選択は、当業者の能
力の範囲内であり、保護されるべきアミノ酸及びペプチ
ド上の他の保護されたアミノ酸残基の存在に依存する。
そのような側鎖保護基の選択は、α−アミノ部分の保護
基の解裂の間に、解裂で除去されないものでなければな
らないという点で臨界的である。例えば、リジンに対す
る適した側鎖保護基はベンジロキシカルボニル及び置換
ベンジロキシカルボニルであり、この置換基はハロ(例
えばクロロ、ブロモ、フルオロ)及びニトロ、(例えば
2−クロロベンジロキシカルボニル、p−ニトロベンジ
ロキシカルボニル、3,4−ジクロロベンジロキシカルボ
ニル)、トシル、t−アミロキシカルボニル、t−ブチ
ロキシカルボニル及びジイソプロピルメトキシカルボニ
ルである。スレオニンとセリンのアルコール性ヒドロキ
シル基は、アセチル、ベンゾイル、第三ブチル、トリチ
ル、ベンジル、2,6−ジクロロベンジル、又はベンジロ
キシカルボニル基で保護できる。好ましい保護基はベン
ジルである。
これらの基はこの分野でよく知られた手順で除去でき
る。典型的には保護基の除去はペプチド鎖の合成が完了
した後になされるが、保護基は任意の他の適当な時期に
も除去できる。
本発明のペプチド類似体の抗凝固及び抗血小板投与量
は、患者、処置される血栓症状のひどさ、及び選ばれる
ペプチド類似体に依存し、一日当たり患者体重キログラ
ム当たり0.2mg〜250mgである。特定の患者に対する適当
な投与量は容易に決定され得る。好ましくは1〜4回の
毎日の投与がなされ典型的には投与当たり5mg〜100mgの
活性化合物が投与される。
抗凝固療法は種々の血栓症状、特に冠状動脈及び脳血
管病の処置及び予防に対し示されている。抗血小板療法
は心筋梗塞症及び脳卒中に対して示されている。この分
野で経験を積んだ者は、抗凝固療法及び抗血小板療法を
要求するような状況に容易に気がつく。本明細書で使用
する「患者」という用語は、哺乳類、例えば人を含めた
霊長類、羊、馬、牛、豚、犬、猫、ラット及びマウスを
意味するものとする。
ペプチド誘導体の幾つかは経口投与の後腸を通過して
も生延び得るが、本発明者は非経口投与、例えば皮下、
静脈内、筋肉内又は腹腔内投与、デボー注射による投
与、移植製剤による投与又は粘膜への適用、例えば鼻、
喉及び気管支に対する適用、例えば本発明のペプチド誘
導体をスプレー又は乾燥粉末形で含有しているエロゾル
の缶に於ける投与が好ましいと考えている。
化合物の非経口投与は、表面活性剤及び他の製薬上受
け入れられる助剤の添加有り又は無しで、水又は油の様
な滅菌液体であり得る製薬担体と共に生理学的に受け入
れられる希釈剤中の化合物の溶液又は懸濁液の注射可能
な投与物として投与され得る。これらの製剤中で使用で
きる油の例は石油、動物、植物、又は合成起源のもの、
例えばピーナツ油、大豆油、及び鉱油である。一般に、
水、塩水、デキストロース水溶液及び関連糖溶液、エタ
ノール及びグリコール類、例えばプロピレングリコール
又はポリエチレングリコールが好ましい液体担体で、特
に注射溶液に良い。
化合物は、デボー注射又は移植製剤の形態で投与する
ことが出来、これらは活性成分の持続放出を可能とする
ような方法で処方され得る。活性成分は、ペレット又は
小シリンダー形に圧縮され皮下又は筋肉内にデボー注射
又は移植片として移植される。移植片は生物分解可能な
重合体又は合成シリコン、例えばシラスチック、即ちダ
ウ−コーニング コーポレーションにより製造されたシ
リコンゴムなどの不活性物質を使用することが出来る。
〔実施例〕
本発明は、次の非限定実施例により説明される。
実施例1 Ser−Asp−Phe−Glu−Glu−Phe−Ser−Leu−Asp−Asp−
lle−Glu−Gln−OHの製造 このペプチドは0.1mmolのグラム当り0.66mmol Boc−G
ln−PAM樹脂を使用して固相法によって合成された。二
重の対称無水物結合が2.0mmol Nα−Boc−アミノ酸(ペ
プチドインターナショナル)でなされた。使用された側
鎖保護はAsp(Chx)、Ser(Bzl)、Glu(Bzl)であっ
た。合成が完了したら、Nα−Boc保護を塩化メチレン
中の50%トリフルオロ酢酸で除去した。樹脂を3回塩化
メチレンで洗浄し、塩化メチレン中の10%ジイソプロピ
ルエチレンアミンの洗浄3回で中和し、塩化メチレンで
3回洗浄し、真空で乾燥した。ペプチドを脱保護し、2
%アニソールを含有しているHFで0℃で35分間樹脂から
開裂させた。HFを0℃で真空で除去し、ペプチドがエチ
ルエーテルで沈殿し、30%酢酸水溶液で樹脂から抽出し
て凍結乾燥した。
ペプチドを5%酢酸水溶液中で92X2.6cmセファデック
スG−15カラム上で脱塩することによって精製し、そし
て凍結乾燥した。分離用HPLCを5ml/分で0.1%水性トリ
フルオロ酢酸中で24%アセトニトリルによってC18 Vyda
c 218TP10101(250X10mm)カラム上で実施した。主要な
ピークを集めて凍結乾燥した。HPLCとTLCによって均一
性を測定した。
実施例2〜8のペプチドを実質的に同じ方法で製造し
た。
実施例2 Asp−Phe−Glu−Glu−Phe−Ser−Leu−Asp−Asp−lle−
Glu−Gln−OH 実施例3 Phe−Glu−Glu−Phe−Ser−Leu−Asp−Asp−lle−Glu−
Gln−OH 実施例4 Suc−Phe−Glu−Glu−Phe−Ser−Leu−Asp−Asp−lle−
Glu−Gln−OH 実施例5 Suc−Phe−Glu−Pro−Phe−Ser−Leu−Asp−Asp−lle−
Glu−Gln−OH 実施例6 Suc−Phe−Glu−Glu−Phe−Pro−Leu−Asp−Asp−lle−
Glu−Gln−OH 実施例7 Suc−Phe−Glu−Glu−Phe−Ser−Leu−Asp−Asp−Cha−
Glu−Gln−OH 実施例8 Arg−Gly−Asp−Phe−Glu−Glu−Phe−Ser−Leu−Asp−
Asp−lle−Glu−Gln−OH 物理的特性 実施例 No. FAB−MS(M+H) 1 1573.6 2 1486.6 3 1372.1 4 1471.3 5 1439.6 6 1481.4 7 1511.0 8 1699.8 フィブリン凝塊阻止 実施例 No. IC50(μM) 1 4.2 2 9.3 3 2.3 4 2.7 5 1.8 6 2.3 7 7.1 8 5.2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 FEBS Lett.269(2)p. 425−429(1990) Blood Coagulation and Fibrinolysis 2 p.91−96(1991) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07K 7/06 - 7/08 C07K 14/815 A61K 38/58 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式Ser−Asp−Phe−Glu−Glu−Phe−Ser−L
    eu−Asp−Asp−Ile−Glu−Gln−OHのペプチド。
  2. 【請求項2】式Asp−Phe−Glu−Glu−Phe−Ser−Leu−A
    sp−Asp−Ile−Glu−Gln−OHのペプチド。
  3. 【請求項3】式Phe−Glu−Glu−Phe−Ser−Leu−Asp−A
    sp−Ile−Glu−Gln−OHのペプチド。
  4. 【請求項4】式Suc−Phe−Glu−Glu−Phe−Ser−Leu−A
    sp−Asp−Ile−Glu−Gln−OHのペプチド。
  5. 【請求項5】式Suc−Phe−Glu−Pro−Phe−Ser−Leu−A
    sp−Asp−Ile−Glu−Gln−OHのペプチド。
  6. 【請求項6】式Suc−Phe−Glu−Glu−Phe−Pro−Leu−A
    sp−Asp−Ile−Glu−Gln−OHのペプチド。
  7. 【請求項7】式Suc−Phe−Glu−Glu−Phe−Ser−Leu−A
    sp−Asp−Cha−Glu−Gln−OHのペプチド。
  8. 【請求項8】式Arg−Gly−Asp−Phe−Glu−Glu−Phe−S
    er−Leu−Asp−Asp−Ile−Glu−Gln−OHのペプチド。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれか一のペプチドの抗
    凝固有効量と製薬上受け入れられる担体を含む血液凝固
    を減少させるための薬剤。
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