JP3110967B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3110967B2
JP3110967B2 JP07003409A JP340995A JP3110967B2 JP 3110967 B2 JP3110967 B2 JP 3110967B2 JP 07003409 A JP07003409 A JP 07003409A JP 340995 A JP340995 A JP 340995A JP 3110967 B2 JP3110967 B2 JP 3110967B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フレキシブルフラッ
トケーブルの向きを、その平面的な面内において所定の
角度に傾けて接続するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタとしては、例えば実開
平3−55665号公報に記載されたものがある。すな
わち、フレキシブルフラットケーブル(以下、FFCと
いう)の各導線をリード線に接続する場合には、上記公
報における第5図及び第6図に示されているように、ま
ず中間接続体としての複数のジョイントバーをモールド
絶縁体で一体成形しておく。そして、この一体成形した
ジョイントバーをFFCの各導線及びリード線に溶接
し、これらの全体を2次モールド絶縁体で一体成形す
る。また、FCCの方向を直角方向に曲げるようなコネ
クタについては、上記公報における第2図に示されてい
るように、コネクタ側の各端子とFFCの各導線とを上
記ジョイントバーで接続した後、全体を一体成形するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記コネク
タにおいては、コネクタの各種構成部材や、FFCの端
部を金型内に挿入してから、その金型内に樹脂を充填し
なければならない。すなわち、インサート成形を行わな
ければならず、金型内に各種の部材やFFCの端部を挿
入するのに手間がかかるとともに、その作業が面倒であ
るという問題があった。
【0004】この発明は上述した問題を解消するために
なされたもので、その目的は、インサート成形を行わず
に、容易に製造することのできるコネクタを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、フレキシブルフラットケーブル(1
3)の平面的に延在する帯状面(13d)の向きを所定
の方向に変換して接続するコネクタであって、前記フレ
キシブルフラットケーブル(13)の端部(13b)に
設けられるホルダ(18)と、このホルダ(18)に位
置するフレキシブルフラットケーブル(13)の帯状面
(13d)に接するように設けられ、この帯状面(13
d)を斜めに横切る縁部(19a)を有する押え部材
(19)と、この押え部材(19)の縁部(19a)に
沿って前記フレキシブルフラットケーブル(13)を折
り曲げ、この状態でフレキシブルフラットケーブル(1
3)を前記ホルダ(18)に押し付けて固定するカバー
(20)と、このカバー(20)と前記ホルダ(18)
とで保持され、前記フレキシブルフラットケーブル(1
3)の端部(13b)から露出する各導線(A)に接続
される端子(B)とを備えていることを特徴としてい
る。
【0006】また、上記押え部材(19)の縁部(19
a)を、切刃状に形成し、フレキシブルフラットケーブ
ル(13)に過度の外力が作用した際に、このフレキシ
ブルフラットケーブル(13)を切断するように構成し
てもよい。
【0007】さらに、上記ホルダ(18)及びカバー
(20)の少なくとも一方には、フレキシブルフラット
ケーブル(13)の導線(A)と端子(B)との接続位
置に開口部(18c)を設けるように構成してもよい。
【0008】
【作用】上記のように構成されたコネクタにおいては、
まず、フレキシブルフラットケーブル(13)の端部
(13a)にホルダ(18)を設け、このホルダ(1
8)に位置するフレキシブルフラットケーブル(13)
に押え部材(19)を当接させる。そうすると、押え部
材(19)の縁部(19a)がフレキシブルフラットケ
ーブル(13)の帯状面(13d)を斜めに横切るよう
になる。そこで、フレキシブルフラットケーブル(1
3)を押え部材(19)の縁部(19a)に沿って折り
曲げる。これにより、フレキシブルフラットケーブル
(13)の帯状面(13d)が所定の方向に向きを変え
た状態になる。そして、折り曲げられたフレキシブルフ
ラットケーブル(13)をホルダ(18)に押し付ける
ようにして、カバー(20)をホルダ(18)に固定す
る。
【0009】また、導線(A)と端子(B)とを溶接等
により接続する。ただし、この導線(A)と端子(B)
との接続は、フレキシブルフラットケーブル(13)の
端部(13a)にホルダ(18)に設ける前に行なって
もよいし、フレキシブルフラットケーブル(13)の端
部(13a)にホルダ(18)に設けた後に行なっても
よい。ただし、ホルダ(18)にカバー(20)を固定
する前に接続する必要がある。
【0010】以上のように、インサート成形を行なうこ
となく組み立てることができるから、コネクタを構成す
る各部材や、フレキシブルフラットケーブル(13)の
端部(13b)を金型内に入れるような面倒で手間のか
かる作業が不要になる。したがって、容易に製造するこ
とができる。
【0011】また、押え部材(19)の縁部(19a)
を切刃状に形成したものにあっては、フレキシブルフラ
ットケーブル(13)を折り曲げる部材がフレキシブル
フラットケーブル(13)を切断するカッターを兼ねた
ものとなるから、カッター等の切断手段を別途設ける場
合に比べて、コストの低減を図ることができる。
【0012】さらに、ホルダ(18)及びカバー(2
0)の少なくとも一方に開口部(18c)を設けたもの
にあっては、ホルダ(18)とカバー(20)とでフレ
キシブルフラットケーブル(13)と端子(B)とを保
持した上で、開口部(18c)から導線(A)と端子
(B)と溶接することができる。したがって、導線
(A)と端子(B)との接続を極めて容易に行なうこと
ができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1〜図13を参
照して説明する。まず、図13を参照して、この発明の
コネクタを用いている相対回転部材間継電装置10につ
いて説明する 相対回転部材間継電装置10は、図13に示すように、
内側円筒部11aを有し、この内側円筒部11aの下端
外周から外側に延びるフランジ部11bを有する回転体
11と、この回転体11の内側円筒部11aを所定の間
隔をおいて囲む外側円筒部12aを有し、この外側円筒
部12aの下端内周から前記フランジ部11bの上面に
沿って内側に延びる環状底板部12bを有する固定体1
2と、前記内側円筒部11aと外側円筒部12aとの間
の環状の空間K内に、渦巻き状に巻かれた状態で収納さ
れ、内周端部13aが前記内側円筒部11aに保持さ
れ、外周端部13bが前記外側円筒部12bに保持され
るフレキシブルフラットケーブル(以下、FFCとい
う)13と、前記内側円筒部11aの上端部に取り付け
られ、前記FFC13の内周端部13aを上側に引き出
すアッパーカバー14とを備えている。
【0014】回転体11は、回転中心となる内側円筒部
11a及びフランジ部11bを有しており、例えば自動
車におけるハンドル部のステアリングホイール側(回転
部材側)に連結されるようになっている。そして、内側
円筒部11aの外周には、FFC13の内周端部13a
を保持する回転側保持部11cが設けられている。
【0015】固定体12は、ブラケット12cを介し
て、例えば自動車におけるハンドル部のステアリングコ
ラム側(固定部材側)に連結されるようになっている。
また、外側円筒部12aには、FFC13の外周端部1
3bを保持するとともに、この外周端部13bを固定部
材側に引き出すためのスリット12dが形成されてい
る。さらに、外側円筒部12aには、後述する固定側コ
ネクタ17を保持する固定側ホルダ12eが設けられて
いる。
【0016】FFC13は、その内周端部13aが上方
に直角に折り曲げられており、この折り曲げられた部分
が上記回転側保持部11cに保持されるようになってい
る。そして、内周端部13aの先端部には、回転側コネ
クタ13cに接続されている。また、外周端部13b
は、固定体12に形成されたスリット12dから外側に
引き出されており、その先端部には固定側コネクタ17
が接続されている。この固定側コネクタ17は、固定体
12に設けられた固定側ホルダ12eによって保持され
るようになっている。また、固定側コネクタ17は、係
止爪17aを介して固定側ホルダ12dに固定されてい
る。
【0017】アッパーカバー14は、内側円筒部11a
と同軸状の貫通孔14aを有しており、ねじ15を介し
て内側円筒部11aの上端部に固定されるようになって
いる。そして、貫通孔14aの部分には、内周端部13
aの回転側保持部11cに対応する位置に、FFC13
の内周端部13aを引き出すための切欠14bが形成さ
れている。さらに、アッパーカバー14の上面には、内
周端部13aに接続された回転側コネクタ13cを保持
するための回転側ホルダ14cが設けられている。さら
にまた、アッパーカバー14の上面には、注意書き等が
記載されたラベル16が貼付されている。
【0018】固定側コネクタ17は、図1〜図3に示す
ように、FCC13の平面的に延在する帯状面13dの
向きを略直角方向に変えて外部との接続を図るように構
成されており、FFC13の外周端部(端部)13bに
設けられるホルダ(18)と、このホルダ18に位置す
るFFC13の帯状面13dに接するように設けられ、
この帯状面13dを斜めに横切る縁部19aを有する押
え部材19と、この押え部材19の縁部19aに沿って
FFCケーブル13を折り曲げ、この状態でFFC13
をホルダ18に押し付けて固定するカバー20と、この
カバー20とホルダ18とで保持され、FFCケーブル
13の端部13bから露出する各導線Aに接続される端
子Bとを備えている。
【0019】ホルダ18には、図1〜図8に示すよう
に、FFC13を案内する2本の案内凸条18aが平行
に形成されているとともに、導線A及び端子Bを案内す
る案内溝18bが形成されている。この案内溝18b
は、導線Aと端子Bとの接続部分及び端子Bの先端側の
部分が平行に形成されており、その中間の部分が斜めに
形成されている。そして、この案内溝18bに一致する
ように端子Bが形成されており、端子Bが案内溝18b
から抜けるのを防止するようになっている。また、ホル
ダ18には、導線A及び端子Bを接続する位置に四角形
状の開口部18c(図5参照)が設けられており、この
開口部18cから導線Aと端子Bとの溶接が可能になっ
ている。さらに、ホルダ18には、押え部材19に係止
して、同押え部材19をFFC13の帯状面13dに当
接するように固定する固定爪18dが設けられている。
【0020】押え部材19は、図1〜図8に示すよう
に、ヒンジ部21を介してホルダ18に連結されてお
り、上記固定爪18dに係止した際に、FFC13の帯
状面13dに当接し、縁部19aが帯状面13dの延在
する方向に対して略45度の角度で斜めに横切るように
なっている。また、縁部19aは、図4に示すように、
切刃状に形成されており、FFC13が過度の力で引張
られた場合に、同FFC13を切断するようになってい
る。これは、FFC13が回転体11と固定体12を接
続するように設けられているから、万一FFC13が引
っ掛かった場合でも、同FFC13を切断することによ
り、回転体11と固定体12との相対回転を継続させる
ためである。ただし、FFC13の折り曲げ部と縁部1
9aとの間に所定の隙間Sをあけることにより、通常の
使用状態ではFFC13に傷が付かないようにすること
が好ましい。
【0021】カバー20は、図1〜図8に示すように、
ヒンジ部21を介してホルダ18に連結されている。ま
た、カバー20には、ホルダ18に固定するための固定
爪20aが設けられている。
【0022】導線Aは、図9に示すように、FFC13
から平行に露出している。端子Bは、図10に示すよう
に、先端部をタイバーB1で連結されたものが提供され
ており、このタイバーB1を有する状態でホルダ18の
各案内溝18bに挿入される。そして、タイバーB1
は、固定側コネクタ17の組み立てが完了した時点で切
り離すようになっている。
【0023】上記のように構成された相対回転部材間継
電装置10においては、まず一番下に位置する回転体1
1を例えば組立作業台の上に置き、この上に固定体12
を置く。これにより、回転体11のフランジ部11bの
上に固定体12の環状底板部12bが載り、内側円筒部
11aと外側円筒部12aとにより環状の空間Kが形成
される。そして、渦巻状に巻かれて環状に形成されたF
FC13を内側円筒部11aと外側円筒部12aとの間
の空間Kに収納する。
【0024】次ぎに、FFC13の内周端部13aの上
方に直角に折り曲げた部分を内側円筒部11aの回転側
保持部11cに取り付ける。また、FFC13の外周端
部13bを外側円筒部12aのスリット12dで保持す
るとともに、このスリット12dから外側に引き出す。
そして、固定側コネクタ17を固定側ホルダ12eに取
り付ける。次ぎに、内側円筒部11aの上端部にアッパ
ーカバー14を載置しながら、FFC13の内周端部1
3a及び回転側コネクタ13cを貫通孔14aから上方
に引き出す。そして、アッパーカバー14を内側円筒部
11aの上端部にねじ15で固定し、回転側コネクタ1
3cを回転側ホルダ14cに取り付ける。これにより、
アッパーカバー14からFFC13の内周端部13aが
上方に引き出され、かつ外側円筒部12aの上端部が覆
われた状態になる。そして、最後に、アッパーカバー1
4の上面にラベル16を貼付する。
【0025】また、上記固定側コネクタ17は次ぎのよ
うにして組み立てる。まず、案内凸条18aの間にFF
C13の外周端部13bを挿入し、その上から、押え部
材19を押し付けるようにして固定する。そして、FF
C13を押え部材19の縁部19aに沿って折り曲げ
る。これにより、FFC13が平面的な面内において、
直角に曲げられた状態になる。ただし、縁部19aとF
FC13の折り曲げ部には、所定の隙間Sがあくように
する。また、案内溝18bにタイバーB1を有する端子
Bを挿入しておく。そして、直角状に曲がったFFC1
3を上から押し付けるようにして、カバー20をホルダ
18に固定する。その後、タイバーB1を切断して取り
除くとともに、ホルダ18にあけられた開口部18cか
ら、導線Aと端子Bとの溶接を行う。
【0026】上記のように構成された固定側コネクタ1
7によれば、インサート成形をすることなく、組み立て
ることができるから、コネクタとなる部材や、FFCの
端部を金型内に入れるような面倒で手間のかかる作業が
不要になる。したがって、容易に製造することができ、
製造能率の向上を図ることができる。しかも、押え部材
19でFFC13を切断することができるから、カッタ
ー等の切断手段を別途設ける場合に比べて、コストの低
減を図ることができる。
【0027】さらに、ホルダ18及びカバー20によっ
て、FFC13と端子Bを保持した上で、開口部18c
から導線Aと端子Bを溶接することができるので、導線
Aと端子Bとを互いに固定するような治具を用いること
なく、これらの導線A及び端子Bを容易に接続すること
ができる。また、案内溝18bが折れ曲がった形状に形
成され、端子Bもこの案内溝18bに一致するように形
成されているから、端子Bが案内溝18bから抜けるの
を防止することができる。
【0028】なお、上記実施例において、押え部材19
の縁部19aを切刃状に形成したが、このように切刃状
に形成しなくてもよいことはいうまでもない。ただし、
上述したようにFFC13を切断する必要がある場合が
あるから、縁部19aを切刃状に形成しておくことが好
ましい。また、ホルダ18には、開口部18cを設ける
ように構成したが、このような開口部18cを設けなく
てもよいことはいうまでもない。ただし、導線Aと端子
Bとの溶接が容易になるので、ホルダ18に開口部18
cを設けることが好ましい。また、この開口部18c
は、カバー20側に設けるように構成してもよく、ある
いはホルダ18とカバー20の両方に設けるように構成
してもよい。
【0029】また、ホルダ18とカバー20とを連結す
るヒンジ21側の部分には、図11に示すように、カバ
ー20をホルダ18に固定する固定爪18eを設けるよ
うに構成してもよい。このように、ヒンジ21側の部分
にも固定爪18eを設けることにより、カバー20全体
をホルダ18に強固に固定することができる。なお、固
定爪18eをカバー20側に設けるように構成してもよ
い。
【0030】さらに、ホルダ18及びカバー20には、
図12に示すように、FFC13の帯状面13dに対応
する位置にそれぞれ突起18f、20bを設けるように
構成してもよい。この場合には、各突起18f、20b
により、FFC13が強固に保持された状態になる。
【0031】またさらに、上記実施例では、押え部材1
9の縁部19aが帯状面13dの延在する方向に対して
略45度の角度で斜めに横切るように構成しているが、
この縁部19aが帯状面13dを斜めに横切る角度は4
5度に限定されるものでないことはいうまでもない。そ
して、この角度を45度以外の他の角度に設定した場合
には、FFC13の帯状面13dが直角以外の種々の角
度で折れ曲がった状態になる。
【0032】また、端子Bはホルダ18から外側に突出
するように構成したが、この端子Bはホルダ18内にあ
って、FFC13の導線Aと、ホルダ18内に挿入され
た他のケーブルの導線とを接続するように構成したもの
であってもよい。
【0033】
【発明の効果】この発明によれば、インサート成形をす
ることなく、組み立てることができるから、コネクタを
構成する各部材や、フレキシブルフラットケーブルの端
部を金型内に入れるような面倒で手間のかかる作業が不
要になる。したがって、容易に製造することができる。
【0034】また、押え部材の縁部を切刃状に形成した
ものにあっては、フレキシブルフラットケーブルを折り
曲げる部材がフレキシブルフラットケーブルを切断する
カッターを兼ねたものとなるから、カッター等の切断手
段を別途設ける場合に比べて、コストの低減を図ること
ができる。
【0035】さらに、ホルダ及びカバーの少なくとも一
方に開口部を設けたものにあっては、ホルダ及びカバー
でフレキシブルフラットケーブルと端子とを保持した上
で、開口部から導線と端子と溶接することができる。し
たがって、導線と端子とを極めて容易に接続することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例として示した固定側コネク
タの斜視図。
【図2】同固定側コネクタにおいて、フレキシブルフラ
ットケーブルを押え部材で固定した状態を示す斜視図。
【図3】同固定側コネクタの外観斜視図。
【図4】同固定側コネクタの断面図。
【図5】同固定側コネクタのホルダに設けられた開口部
を示す斜視図。
【図6】同固定側コネクタのホルダ、押え部材及びカバ
ーを示す上面側斜視図。
【図7】同固定側コネクタのホルダ、押え部材及びカバ
ーを示す下面側斜視図。
【図8】同固定側コネクタのヒンジを示す斜視図。
【図9】同固定側コネクタのフレキシブルフラットケー
ブルを示す斜視図。
【図10】同固定側コネクタの端子を示す斜視図。
【図11】同固定側コネクタのヒンジ部分の他の例を示
す斜視図。
【図12】同固定側コネクタのホルダ及びカバーの他の
例を示す断面図。
【図13】同固定側コネクタを用いた相対回転部材間継
電装置を示す分解斜視図。
【符号の説明】
13 フレキシブルフラットケーブル(FFC) 13b 外周端部(端部) 13d 帯状面 17 固定側コネクタ 18 ホルダ 18c 開口部 19 押え部材 19a 縁部 20 カバー A 導線 B 端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−204698(JP,A) 実開 昭50−32553(JP,U) 実開 昭57−164975(JP,U) 実開 平3−55665(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 9/07 H01R 23/66

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブルフラットケーブルの平面的
    に延在する帯状面の向きを所定の方向に変換して接続す
    るコネクタであって、 前記フレキシブルフラットケーブルの端部に設けられる
    ホルダと、 このホルダに位置するフレキシブルフラットケーブルの
    帯状面に接するように設けられ、この帯状面を斜めに横
    切る縁部を有する押え部材と、 この押え部材の縁部に沿って前記フレキシブルフラット
    ケーブルを折り曲げ、この状態でフレキシブルフラット
    ケーブルを前記ホルダに押し付けて固定するカバーと、 このカバーと前記ホルダとで保持され、前記フレキシブ
    ルフラットケーブルの端部から露出する各導線に接続さ
    れる端子とを備えていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 押え部材の縁部は、切刃状に形成されて
    おり、フレキシブルフラットケーブルに過度の外力が作
    用した際に、このフレキシブルフラットケーブルを切断
    するようになっていることを特徴とする請求項1記載の
    コネクタ。
  3. 【請求項3】 ホルダ及びカバーの少なくとも一方に
    は、フレキシブルフラットケーブルの導線と端子との接
    続位置に開口部が設けられており、この開口部を介して
    導線と端子との接続が可能になっていることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
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