JP3110747U - アーク溶接用トーチ - Google Patents

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Abstract

【課題】 スパッタの付着を極力少なくすることができ、またトーチノズルの交換も簡単で優れた取り扱い性を発揮することができるアーク溶接用トーチを提供すること。
【解決手段】 ノズル保持具1にチップホルダー2を嵌挿保持させ、このチップホルダー2の先端にコンタクトチップ3を取り付けるとともに、ノズル保持具1の先端にコンタクトチップ3を囲む筒状のトーチノズル4を着脱自在に取り付けてなるアーク溶接用トーチにおいて、前記トーチノズル4を絶縁性材料で成形し、これを絶縁性ブッシュを介在させることなく金属製のノズル保持具1に直接取り付けたものとした。
【選択図】 図1

Description

本考案は、スパッタの付着を極力少なくすることができ、またトーチノズルの交換も簡単で優れた取り扱い性を発揮することができるアーク溶接用トーチに関するものである。
従来から、自動車部品や電気製品などの組立作業において、ロボットアームを用いたアーク溶接が広く用いられている。このようなアーク溶接に使用される溶接用トーチとしては、特許文献1に示されるように、ノズル保持具21にチップホルダー22を嵌挿保持させ、このチップホルダー22の先端にコンタクトチップ23を取り付けるとともに、ノズル保持具21の先端にコンタクトチップ23を囲む筒状のトーチノズル24を着脱自在に取り付けたものが一般的である。
なお、25はトーチノズル24をノズル保持具21に固定するためのネジ部、26は溶接溶融池を大気より遮断するための不活性ガス供給用の不活性ガス噴出口である。また、コンタクトチップ23の中心部には、図示しない溶接ワイヤが挿通され連続供給される構造となっている。
しかしながら、従来から前記トーチノズル24は高い耐熱性と強度を要求されるため銅などからなる金属製のものが使用されているのが普通であり、この結果、チップホルダー22との絶縁を図る必要性からノズル保持具21に絶縁機能を持たせる必要があった。そのため、ノズル保持具21としてネジ部25を設けたノズル取付部21aと絶縁性を確保するための絶縁ブッシュ21bの2部材からなるものを使用しており、ノズル保持具21の構造が複雑で高価になるという問題点があった。また、トーチノズル24の内面にスパッタが付着し易いという問題点もあった。
特開平8−19866号公報
本考案は上記のような問題点を解決して、スパッタの付着を極力少なくすることができ、またノズル保持具の構造がシンプルかつ安価あり、またトーチノズルの交換も簡単で優れた取り扱い性を発揮することができるアーク溶接用トーチを提供することを目的として完成されたものである。
上記課題を解決するためになされた本考案のアーク溶接用トーチは、ノズル保持具にチップホルダーを嵌挿保持させ、このチップホルダーの先端にコンタクトチップを取り付けるとともに、ノズル保持具の先端にコンタクトチップを囲む筒状のトーチノズルを着脱自在に取り付けてなるアーク溶接用トーチにおいて、前記トーチノズルを絶縁性材料で成形し、これを絶縁性ブッシュを介在させることなく金属製のノズル保持具に直接取り付けたことを特徴とするものである。
本考案のアーク溶接用トーチでは、トーチノズルを絶縁性材料で成形し、これを絶縁性ブッシュを介在させることなく金属製のノズル保持具に直接取り付けた構造としたので、従来のようなノズル取付部と絶縁ブッシュの2部材からなるノズル保持具に比べて構造がシンプルで小型・軽量化され安価なものとすることができる。また、トーチノズルのスパッタ付着も少なくすることができるうえに、トーチノズルの交換も簡単に行えることとなる。
以下に、図面を参照しつつ本考案の好ましい形態を示す。
図1は、本考案に係るアーク溶接用トーチの第1の例を示すもので、図において、1はノズル保持具、2はチップホルダー、3はコンタクトチップ、4はトーチノズルであり、前記ノズル保持具1にチップホルダー2を嵌挿保持させ、このチップホルダー2の先端にコンタクトチップ3を取り付けるとともに、ノズル保持具1の先端にコンタクトチップ3を囲む筒状のトーチノズル4を着脱自在に取り付けたものとなっている。また、6は溶接溶融池を大気より遮断するための不活性ガス供給用の不活性ガス噴出口である。
なお、コンタクトチップ3の中心部には、溶接ワイヤ(図示せず)が挿通されており、連続供給される構造である点は従来のアーク溶接用トーチと同じである。
本考案では、前記トーチノズル4は絶縁性材料で成形されており、このトーチノズル4を従来のような絶縁性ブッシュを介在させることなく金属製のノズル保持具1に直接取り付けた構造となっている。即ち、本考案ではトーチノズル4を絶縁性材料で成形することにより、絶縁性ブッシュを介在させる必要性をなくし構造の簡素化とコストダウンを図ったのである。
ただし、トーチノズル4は高温下に曝されるため使用中に変形等が生じないよう耐熱性が要求されている。従って、絶縁性材料としては耐熱性に優れたフッ素系樹脂(例えば、「テフロン樹脂」:登録商標)や、フェノール樹脂(例えば、「ベークライト」:登録商標)や、セラミック等のいずれかを選択するのが好ましい。
前記トーチノズル4とノズル保持具1の取付構造としては、図1のものでは、ノズル保持具1の上部にトーチノズル嵌挿用の円筒状部5を突設するとともに、該円筒状部5の外周にリング状の凹溝7を形成し、この凹溝7に弾性材質からなるOリング8を装着したものとなっている。そして、このOリング8の弾力下でトーチノズル4を円筒状部5に直接嵌挿・保持させることにより、トーチノズル4を円筒状部5に簡単かつ確実に着脱自在とした構造となっている。
この場合には、トーチノズル4の着脱は円筒状部5に差し込む・引き抜くだけのワンタッチ操作であり極めて簡単に行うことが可能である。
また、図2は本考案に係るアーク溶接用トーチの第2の例を示すものであり、ノズル保持具1にトーチノズル嵌挿用の円筒状部5を突設するとともに、該円筒状部5の外周にネジ部を形成し、トーチノズル4を前記円筒状部5の外周に螺合保持させてある。
この場合には、トーチノズル4の着脱は円筒状部5にねじ込むだけのワンタッチ操作であり極めて簡単に行うことが可能であり、また強い保持力も得られることとなる。しかも、トーチノズル側のネジは事前に成形しておかなくても円筒状部5にねじ込めば自動的にネジ切りがされるため、ネジ加工が不用になるというメリットもある。
更に、図3は本考案に係るアーク溶接用トーチの第3の例を示すもので、ノズル保持具1にトーチノズル嵌挿用の円筒状壁部10を突設するとともに、該円筒状壁部10の内周にネジ部11を形成し、トーチノズル4を前記円筒状壁部10の内周に螺合保持させてある。
この場合にも、トーチノズル4の着脱は円筒状部5にねじ込むだけのワンタッチ操作であり極めて簡単に行うことが可能であり、また強い保持力も得られることとなる。また、ネジ加工が不用になるというメリットもある。
以上の説明からも明らかなように、本考案はノズル保持具1にチップホルダー2を嵌挿保持させ、このチップホルダー2の先端にコンタクトチップ3を取り付けるとともに、ノズル保持具1の先端にコンタクトチップ3を囲む筒状のトーチノズル4を着脱自在に取り付けてなるアーク溶接用トーチにおいて、前記トーチノズル4を絶縁性材料で成形し、これを絶縁性ブッシュを介在させることなく金属製のノズル保持具1に直接取り付けたものとしたので、スパッタの付着を極力少なくすることができ、またノズル保持具1の構造がシンプルかつ安価あり、またトーチノズル4の交換も簡単で優れた取り扱い性を発揮することができることとなる。
なお、本考案のトーチノズル4はフッ素系樹脂やフェノール樹脂などで形成されているためスパッタが付着しにくく、またスパッタが付着いても簡単に交換することができ、更にはユーザーサイドで長尺のパイプ状物を準備しておけば必要に応じて任意の長さに切断して使用することができるという利点もあり、また、金属製のトーチノズルに比べて軽いためロボット溶接に用いた場合はアームの動きがスムースになって精度よく自動溶接できることになるという利点もある。
本考案の実施の形態を示す断面図である。 その他の実施の形態を示す断面図である。 その他の実施の形態を示す断面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
1 ノズル保持具
2 チップホルダー
3 コンタクトチップ
4 トーチノズル
5 円筒状部
6 不活性ガス噴出口
7 凹溝
8 Oリング
9 ネジ部
10 円筒状壁部
11 ネジ部

Claims (5)

  1. ノズル保持具にチップホルダーを嵌挿保持させ、このチップホルダーの先端にコンタクトチップを取り付けるとともに、ノズル保持具の先端にコンタクトチップを囲む筒状のトーチノズルを着脱自在に取り付けてなるアーク溶接用トーチにおいて、前記トーチノズルを絶縁性材料で成形し、これを絶縁性ブッシュを介在させることなく金属製のノズル保持具に直接取り付けたことを特徴とするアーク溶接用トーチ。
  2. 絶縁性材料が、フッ素系樹脂、フェノール樹脂あるいはセラミックのいずれかである請求項1に記載のアーク溶接用トーチ。
  3. ノズル保持具にトーチノズル嵌挿用の円筒状部を突設するとともに、該円筒状部の外周にOリングを装着し、このOリングの弾力下でトーチノズルを円筒状部に嵌挿保持させてある請求項1または2に記載のアーク溶接用トーチ。
  4. ノズル保持具にトーチノズル嵌挿用の円筒状部を突設するとともに、該円筒状部の外周にネジ部を形成し、トーチノズルを前記円筒状部の外周に螺合保持させてある請求項1または2に記載のアーク溶接用トーチ。
  5. ノズル保持具にトーチノズル嵌挿用の円筒状壁部を突設するとともに、該円筒状壁部の内周にネジ部を形成し、トーチノズルを前記円筒状壁部の内周に螺合保持させてある請求項1または2に記載のアーク溶接用トーチ。
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