JP3110071U - 荷崩れ防止金具と連結金具を一体的に取付けた台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の台車を連結した状態での旋回半径の最小化を実現し、連結に際して台車の方向性をなくして何れの方向でも連結出来るようにし、しかも連結のための連結子や連結ピンに相当する部材の扱いや保管を簡便にし、且つ紛失の防止を図った荷崩れ防止機能を有する台車を提供すること。
【解決手段】荷崩れ防止用ベルトを掛ける略J字状の丸棒で作製たれたベルトフックと丸棒で作製された略E字状の台車連結棒およびこれら2点を台車に取付けるため平板で作製された略D字形の取付けベースの3点で構成とし、台車連結棒は取付けベースに設けた丸孔を介して取付けベースに垂直方向には上下運動が可能、水平方向には揺動可能に挿入した構造にし、この台車連結棒を結合される相手方の台車に設けた連結穴に挿入することで実現させた。
【選択図】 図3

Description

本考案は、プラスチックコンテナやガムテープなどで封印した段ボールケース等を載せて運搬する台車の荷崩れ防止方法と複数の台車を連結する方法に関する。
従来、この種の台車の連結方法としては、大別して次に示す二つの方法が一般的であった。その一つ方法は、図4に示すように、台車(1)のそれぞれに形成された差込孔(2)に差込可能な2以上の連結子(3)が連結されてなされているものがよく公知されている。
他の一つの方法は、図5に示すように、台車(81)の一端に丸孔を明けた舌状の1枚ヨーク金具(82)を固着させ、台車(81)の他端には、前述の(82)を上下に挟み込む位置に(82)と同じもの2枚で構成された2枚ヨーク金具(84)を固着させて、これらを連結ピン(83)で連結させる方法が知られている。しかしながら、従来のこれら2つの連結方法は、様々な問題を有していた。
考案が解決しようとする課題
前者の方法は、台車同士を完全に連結させる方法であるので、複数の台車が一体化される。従って、長尺物の運搬には、重宝であるが、一体化されているので旋回半径が極めて大きくなり、長尺物の運搬以外には実用性が乏しいものである。
また、一体化されるので、個々の台車の車輪は全て自在車輪にしなければなず、直進方向の移動時に操作の困難性を有していた。
後者の方法は、一端の金具は1枚であり、他端の金具は2枚であるため、個々の台車に方向性が存在し、1枚同士や2枚同士の組み合せが存在するので、連結時に台車を180度方向転換させなければならない場面が生じる。
さらに、何れの方法でも、連結のために連結子(3)や連結ピン(83)を使用するので、脱着前後のこれらの扱いや保管が必要となり極めて煩わしく、また、これらの必要個数とその場の存在数のアンバランスの発生や、紛失することも多発していた。
このように、第一の課題としては、連結した状態での旋回半径の最小化の実現であり、第二の課題としては、連結に際しての台車の方向性なくして、何れの方向でも連結出来る方法の提供することである。
さらに、第三の課題としては、連結のための連結子や連結ピンに相当する部材の扱いや保管を簡便にし、且つ、紛失の防止を図ることである。
したがって、本考案の目的は、上記の課題を解消して、連結および運搬の作業性が高く、しかも低コストで実現できる台車の連結方法を提供することである。
課題を解決するための手段
課題を解決するための手段として、本考案による台車は、図1ならびに図2に示すように荷崩れ防止金具と台車連結金具を一体化することにより解決させた。
図1は、本考案の金具の平面図であり、図2は、本考案の金具の側面図であり、図3は、本考案の台車の積車状態と空車状態を示す斜視図である。
以下、図面に基づいて説明する。
荷崩れ防止用ラッシングベルト(B)を掛ける略J字状の丸棒で作製されたベルトフック(J)と丸棒で作製された略E字状の台車連結棒(E)およびこれら2点を台車本体(62)に取り付けるため平板で作製された略D字形の取付けベース(D)の3点で金具(K)を構成している。
ベルトフック(J)は、取付けベース(D)に設けた丸穴(56)を介して取付けベース(D)に固着されており、台車連結棒(E)は、取付けベース(D)に設けた丸穴(55)を介して取付けベース(D)に垂直方向には上下運動が可能であり、水平方向には揺動可能なように挿入されている。
したがって、金具(K)は、これら3点で一体化された極めてシンプルな構造になっている。金具(K)は、取付けベース(D)に設けられた2つの取付け穴(51)を介してネジ、または、リベットで台車本体(62)に取り付けられる。
図2に示すように、ベルトフック(J)をJ字の形状にしていることにより、荷崩れ防止用ラッシングベルト(B)が、締め付け時のスラスト方向の分力発生および運搬時の振動等によって太い矢印方向へ抜けるのを防止している。
台車連結棒(E)は、連結棒として使用しない時は、突起部分(41)を取付けベース(D)に設けた定置用穴(54)に挿入して、定置させる。また、連結棒として使用する時は、先端部分(42)を連結する相手側の台車の取り付けベース(D)に設けた連結用穴(52)に挿入しながら、突起部分(41)を取付けベース(D)に設けた連結棒固定用穴(53)に挿入する。
このように台車連結棒(E)突起部分(41)を連結する相手側の取付けベース(D)に設けた丸穴(53)に挿入するので、これを支点にして双方の台車が旋回出来るので、第一の課題である、旋回半径の最小化が解決できた。
さらに、突起部分(41)を取付けベース(D)に設けた連結棒固定用穴(53)に挿入することによって、台車連結棒(E)の関節をなくせる。このことによりリンクジョイントではなく、ピンジョイントとなるので、後ろの台車が追突状態で前の台車に直接接触することが防止できた。
連結に使用する台車連結棒(E)の先端部分(42)を連結する相手側の取付けベース(D)に設けた連結棒固定用穴(53)に挿入することと、連結に使用しない台車連結棒(E)は突起部分(41)を取付けベース(D)に設けた丸穴(54)に挿入することにより、全ての金具(K)が互換状態にあるので、第二の課題である台車の方向性をなくせた。
台車連結棒(E)は、取付けベース(D)に挿入されていて絶えず定置状態にあるので、第三の課題であるところの連結部材の取扱いや保管を簡便にすることと紛失の防止が図れた。
以下、本考案の実施の形態を、図面を参照して説明する。
本考案による台車は、図1および図2に示すところのベルトフック(J)・台車連結棒(E)・取付けベース(D)の3点で構成する金具(K)を図3に示す台車(62)に取り付けることによって実現させた。
図3の台車(61)は、荷物を積載して、ラッシングベルトを掛けて荷崩れを防止している状態を示している。
作用・効果
本考案の台車は、上述のように、台車同士をピンジョイントで連結しているので、台車列の回転半径を最小化出来る。併せて、連結の対する台車の方向性をなくし、更に、連結部材の取扱いや保管を簡便に出来た上、紛失の防止が図れた。
本考案の実施形態を示す金具の平面図である。 同じく金具の側面図である。 同じく台車本体の積車状態と空車状態の斜視図である。 従来例(その1)を示す斜視図である。 従来例(その2)を示す斜視図である。
符号の説明
(B)荷崩れ防止用ラッシングベルト
(J)ベルトフック
(E)台車連結棒
(K)金具
(41)突起部分
(42)先端部分
(51)取付け穴
(52)連結用穴
(53)連結棒固定用穴
(54)定置用穴
(22)ボルト穴
(61)台車(積載状態)
(62)台車(空車状態)
(81)台車
(82)1枚ヨーク金具
(83)連結ピン
(84)2枚ヨーク金具
(1)台車
(2)差込孔
(3)連結子

Claims (3)

  1. 荷崩れ防止用ベルト(B)を掛ける略J字状の丸棒で作製されたベルトフック(J)を平板で作製された略D字形の取付けベース(D)に固着させ、この取付けベース(D)を取り付けることによって荷崩れ防止をした台車。
  2. 丸棒で作製された略E字状の台車連結棒(E)を平板で作製された略D字形の取付けベース(D)に設けた丸穴に垂直方向には上下運動が可能であり、水平方向には揺動可能なように挿入して、この取付けベース(D)を取り付けた連結可能な台車。
  3. 請求項1のベルトフック(J)と請求項2の台車連結棒(E)の2点を取付けベース(D)介して一体的に取り付けけることにより荷崩れ防止機能と連結機能を併せ持つ台車
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010036634A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Gop Kk 運搬台車の連結部材およびこの連結部材で連結された運搬台車

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