JP3109931B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

Info

Publication number
JP3109931B2
JP3109931B2 JP04344574A JP34457492A JP3109931B2 JP 3109931 B2 JP3109931 B2 JP 3109931B2 JP 04344574 A JP04344574 A JP 04344574A JP 34457492 A JP34457492 A JP 34457492A JP 3109931 B2 JP3109931 B2 JP 3109931B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
magnetic
magnetic pole
developing
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04344574A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06194962A (ja
Inventor
裕二 酒見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP04344574A priority Critical patent/JP3109931B2/ja
Publication of JPH06194962A publication Critical patent/JPH06194962A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3109931B2 publication Critical patent/JP3109931B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトナーと磁性キャリアを
含む2成分現像剤を用いて静電潜像を現像する現像装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】現像部で静電潜像を現像した後の2成分
現像剤層にはトナー濃度のムラが生ずるので、現像スリ
ーブ内に設けた固定磁石に、現像部よりも現像スリーブ
回転方向下流側で、互いに隣りあった同極性の第1と第
2の磁極を設け、この2つの磁極の形成する反発磁界に
より現像剤を現像スリーブから除去し、反発磁界中に配
置された回転撹拌部材により上記除去された現像剤を撹
拌してトナー濃度を均一化し、そしてこのトナー濃度を
均一化させた現像剤を回転撹拌部材により第2の磁極側
で現像スリーブに供給することが行われている。
【0003】これにより現像画像に現像履歴に起因する
濃度ムラが発生するのを防止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、反発磁
界によっては現像剤を現像スリーブから完全に除去でき
るものではなく、現像スリーブに付着したまま第1磁極
側から第2磁極側に移動してしまう現像剤も存在する。
【0005】特にトナーが体積平均粒径4〜10μm程
度の小粒径トナーであったり、磁性キャリアが体積平均
粒径が20〜50μm程度の小粒径キャリアであるよう
な場合は、トナーやキャリアの単位重量当りの摩擦電荷
が相対的に大になって現像スリーブに対する静電的付着
力が強くなり、反発磁界によっても現像剤は現像スリー
ブから十分に除去できなくなる。
【0006】いずれにせよ、現像部を通過した現像剤が
現像スリーブから除去されることなく再び現像部に到来
すると現像画像の濃度にムラが生じ、高精細の画像が得
られなくなる。
【0007】また、現像スリーブから現像剤が十分除去
されないまま長期間現像装置を運転すると、現像剤の劣
化が促進され、現像画像の濃度低下やカブリが生じて来
るという問題もある。
【0008】従って本発明の目的は、反発磁界により現
像後の現像剤を現像スリーブから除去しやすくし、回転
撹拌部材にこの除去された現像剤を供給しやすくした現
像装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】主たる本発明は、トナー
と磁性キャリアを有する現像剤を収容する現像容器と、
この現像容器内の現像剤を担持して静電潜像を現像する
現像部に搬送する現像剤担持体と、この現像剤担持体内
に設けられ、第1の磁極と、前記現像剤担持体の回転方
向に関してこの第1の磁極の下流側に隣接して設けられ
た、第1の磁極と同極性の第2の磁極とを有する磁石
と、前記第1の磁極側で現像剤担持体から剥離された現
像剤を受け取り、前記第2の磁極側で現像剤担持体へ現
像剤を供給する撹拌部材とを有する現像装置において、
前記現像剤担持体の回転方向に関して、前記第1の磁極
と、前記第1の磁極と前記第2の磁極との間の磁束密度
が最小となる位置との間に、前記第1の磁極により磁化
される磁性部材を前記現像容器の内壁と非接触に設け、
前記第1の磁極と前記磁性部材との間に前記現像剤担持
体から現像剤を除去する現像剤のブラシが形成されるこ
とを特徴とする現像装置である。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0011】図1は電子写真感光ドラム1の側方に配設
される現像装置2の断面を示しており、該現像装置2で
は磁性粒子のキャリアと非磁性粒子のトナーとからなる
2成分現像剤15が使用され、磁気ブラシ現像法によっ
て感光ドラム1上の潜像が現像されるようになってい
る。
【0012】この現像装置2は磁力の作用で現像剤をそ
の外周部に吸着しつつ矢印A方向に回転して、現像剤中
のトナーを感光ドラム1の方へ供給する現像剤担持体と
しての円筒状の非磁性現像スリーブ20と、該現像スリ
ーブ20内に固定状態で配設され、その外方に向かって
所定の磁極S1,S2,N1,N2,N3が形成された磁石
21と、現像スリーブ20上に吸着され、静電潜像を現
像する現像部Dに搬送される現像剤の層厚を規制する現
像剤層厚規制ブレード22を有している。
【0013】現像部Dで潜像の現像を終えた現像剤層は
スリーブ20に担持されて現像容器10内に戻って来
る。
【0014】前述のように、現像部Dに対してスリーブ
回転方向Aの下流側には互いに隣り合う2つの磁極
1,N2が配置されている。この2つの磁極N1,N2
同極性の磁極であり、回転方向Aに関して上流側の第1
磁極N1は、現像部Dを通過した現像剤を容器10内に
搬送するのに寄与し、一方、回転方向Aに関して下流側
の第2磁極N2は、後述スクリュー23で撹拌搬送され
る現像剤をスリーブ20上に磁気力で汲み上げるのに寄
与している。
【0015】更に、第1、第2磁極N1,N2は上述のよ
うに同極性であるので、両磁極間に反発磁界が形成され
る。このように反発磁界が形成されることによって、ス
リーブにスイレーパのようなものを圧接させなくても、
現像剤は磁気力によってスリーブ20から剥離される。
【0016】即ち、第1磁極N1と第2磁極N2との間の
スリーブ周面上に磁束密度が最小となる位置Pが存在
し、現像剤は磁極N1の位置と位置Pの間でスリーブ2
0から剥離除去される。
【0017】(尚、本明細書で磁極の位置と言うのは、
その磁極によるスリーブ周面上での磁束密度がピークと
なるスリーブ周面上での位置の事を言い、また磁束密度
というのはスリーブ周面に対する法線方向の磁束密度成
分の事を言うものとする。)
【0018】上記反発磁界中には第1スクリュー23が
スリーブ20と対向して配置されている。スクリュー2
3は2つの磁極N1,N2の間の位置でスリーブ20に最
近接している。第1スクリュー23は矢印方向に回転
し、現像剤を撹拌しつつスリーブ20の長手方向に沿っ
て搬送する。
【0019】一方、隔壁14を間にしてもう1つのスク
リュー24が配置されている。このスクリュー24は現
像剤を撹拌しつつ、スクリュー23によるのとは逆向き
の方向に搬送する。
【0020】隔壁14の図上手前側と奥側には夫々開口
が設けられていて、スクリュー23で搬送された現像剤
は一方の開口を通してスクリュー24に渡され、スクリ
ュー24で搬送された現像剤は他方の開口を通してスク
リュー23に渡される。
【0021】現像部Dが消費されたトナー量に見合う量
のトナーが開口18を通してスクリュー24上に供給さ
れ、現像剤のトナー濃度が一定に維持される。
【0022】さて、磁極N1位置と位置Pとの間であっ
て、かつスリーブ20とスクリュー23との間の位置に
於いて、スリーブ20に対向して磁性体51が配置され
ている。この磁性体51は直径が0.5〜3mm程度の
丸棒状或いは角棒状の鉄やニッケルであり、スリーブ2
0と0.5〜2mm程度の間隔をおいて、スリーブ20
と平行に配置されている。
【0023】上記磁性体51は磁極N1により誘導磁化
され、スリーブ20と磁性体51との間に現像剤の磁気
ブラシを形成する。
【0024】而して、前記の通り反発磁界が形成される
ので、磁極N1から磁極N2への現像剤の搬送力は元々弱
い上に、上記の磁気ブラシの形成によって、現像剤はス
リーブ20から略完全に除去され、そして磁性体51に
よって除去された現像剤は矢印11に示すようにスクリ
ュー23上に落下し、スクリュー23に取り込まれる。
即ち、磁性体51はスリーブ20からスクリュー23へ
の現像剤の受け渡しの仲介の機能も持つ。
【0025】磁性体51によってスリーブから一旦除去
された現像剤が、スクリュー23によって十分撹拌され
る前に磁極N2によりスリーブに再び汲み上げられるこ
とのないように、磁性体51はスリーブ20とスクリュ
ー23の最近接点よりも、スリーブ回転方向上流側に位
置させることが好ましい。
【0026】さて、スクリュー23で十分撹拌された現
像剤は、磁極N2の磁力によって矢印12に示すよう
に、再びスリーブ20に汲み上げられる。スリーブ上で
の現像剤汲み上げ地点Qは、位置Pよりもスリーブ回転
方向下流となる。
【0027】再びスリーブ20に汲み上げられた現像剤
は、ブレード22で層厚規制され、現像部Dに搬送され
る。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、現像剤を反発磁界によ
り現像剤担持体から十分除去でき、かつその除去された
現像剤を撹拌部材に良好に取り込ませることができるの
で、現像画像の濃度ムラや現像剤の劣化を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の説明図。
【符号の説明】
20 現像スリーブ 21 磁石 23 第1撹拌スクリュー 51 磁性体 N1 第1磁極 N2 第2磁極

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーと磁性キャリアを有する現像剤を収
    容する現像容器と、この現像容器内の現像剤を担持して
    静電潜像を現像する現像部に搬送する現像剤担持体と、
    この現像剤担持体内に設けられ、第1の磁極と、前記現
    像剤担持体の回転方向に関してこの第1の磁極の下流側
    に隣接して設けられた、第1の磁極と同極性の第2の磁
    極とを有する磁石と、前記第1の磁極側で現像剤担持体
    から剥離された現像剤を受け取り、前記第2の磁極側で
    現像剤担持体へ現像剤を供給する撹拌部材とを有する現
    像装置において、 前記現像剤担持体の回転方向に関して、前記第1の磁極
    と、前記第1の磁極と前記第2の磁極との間の磁束密度
    が最小となる位置との間に、前記第1の磁極により磁化
    される磁性部材を前記現像容器の内壁と非接触に設け、
    前記第1の磁極と前記磁性部材との間に前記現像剤担持
    体から現像剤を除去する現像剤のブラシが形成されるこ
    とを特徴とする現像装置。
JP04344574A 1992-12-24 1992-12-24 現像装置 Expired - Fee Related JP3109931B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04344574A JP3109931B2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04344574A JP3109931B2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 現像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06194962A JPH06194962A (ja) 1994-07-15
JP3109931B2 true JP3109931B2 (ja) 2000-11-20

Family

ID=18370331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04344574A Expired - Fee Related JP3109931B2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3109931B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3455682B2 (ja) 1998-09-28 2003-10-14 シャープ株式会社 現像装置
JP3445180B2 (ja) 1999-01-22 2003-09-08 シャープ株式会社 現像装置
KR100729691B1 (ko) * 2000-05-16 2007-06-18 후지쯔 가부시끼가이샤 연산 증폭기 회로
US6605993B2 (en) * 2000-05-16 2003-08-12 Fujitsu Limited Operational amplifier circuit

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06194962A (ja) 1994-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3127594B2 (ja) 現像装置
JPH11161029A (ja) 現像ローラ及び画像形成装置
JP3109931B2 (ja) 現像装置
JPH1144997A (ja) 現像装置
JP3636590B2 (ja) 現像装置
JP4731218B2 (ja) 現像装置
JPS626230B2 (ja)
JPH03252686A (ja) 現像装置
JPH11143231A (ja) 現像装置
JP2003330269A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置
JPH117194A (ja) 現像装置
JP2901197B2 (ja) 現像装置
JP2977200B2 (ja) 現像剤薄層形成装置
JPH10232540A (ja) 現像装置
JP3270663B2 (ja) 現像装置
JPH10198171A (ja) 現像装置
JP2001175082A (ja) 回収トナーリサイクル式画像形成装置
JP3600304B2 (ja) 画像形成装置
JP2000035717A (ja) 現像装置
JPH0442855Y2 (ja)
JPS59111666A (ja) 現像装置
JP2001100532A (ja) 現像方法
JPH07333965A (ja) 現像装置
JPH086398A (ja) 現像装置
JPH0194364A (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000829

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070914

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees