JP3109888U - 手作業用清掃具 - Google Patents

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Abstract

【課題】通気性をよくして容易な作業でしかも廉価に製造できる手作業用清掃具を提供すること。
【解決手段】清掃具1は、ゴミや埃を払拭可能な毛質部材3と、手挿入部4を有して手を挿入可能なメッシュ部材5と、毛質部材3とメッシュ部材5との間に配置する充て布9とを備えて構成する。毛質部材3は、オーストリア産羊毛を使用して払拭効果を向上する。メッシュ部材5は、手挿入部4を間にして手の甲側部6と手の平側部7を構成して、それぞれメッシュ織りと平織り部を有して二重の層に形成する。また、メッシュ部材5の先端部はメッシュ部材5を左右対称に形成する縫合部12を備えて、中指と人差し指とで縫合部12を挟むことができるように形成する。充て布は、ポリエステル系合成繊維で形成して手を挿入する際のフィット感をよくしている。
【選択図】図1

Description

本考案は、被清掃具のゴミや埃を払拭するための手作業用清掃具に関する。
従来、手を挿入して、家屋や車両の窓ガラス、又は各種の家具や各種の電気機器等の被清掃具のゴミや埃を払拭する手作業用清掃具は、特許文献1によって知られている。これによると、少なくとも2枚のネル生地製の拭布間にクッションシート体を積重してその周縁部を縫合して構成するとともに、クッションシート体と隣接する拭布間に手挿入空間を設けて構成されていた。二重の拭布間にクッションシート体を介在させることによって、高価な拭布を薄手のものに形成することができ、安価な拭布で製造できることから安価な清掃具を提供できるとともに、両面で払拭することができ接触面積を増やすことができることとなっていた。
特開2000−116583公報(2〜3頁、図1参照)
しかし、特許文献1に示されている従来の清掃具は、2枚の拭布の間にクッションシート体を介在させることによって安価に製造できるといっても、拭布が2枚のネル生地製で形成されていることから、もともと高価な材料を使用することによって安価に製造するには限度がある。また、手挿入空間は、両面とも拭布であることから通気性が悪く、特に夏季において、使用中に手のまわりが汗ばむことによって拭布の裏面に汗が付着することとなる。従って、一度使用すると再使用しにくいことから長期間の使用がしにくく、やはりコストが高くなってしまっていた。
本考案は、上述の課題を解決するものであり、通気性を向上して廉価に製造できる手作業用清掃具を提供することを目的とするものであり、そのために、本考案に係る手作業用清掃具は、以下のように構成するものである。
請求項1の考案では、ゴミを払拭可能な毛質部材と、前記毛質部材の一方の側に配置されて手を挿入可能な空間を有する袋状の網目部材と、を備える手作業用清掃具であって、
前記毛質部材と、前記網目部材との間に、布部材を配設してなることを特徴とするものである。
請求項2記載の考案では、前記毛質部材が、羊毛であることを特徴としている。
請求項3記載の考案では、前記網目部材が、ナイロン素材で形成されるとともに表面が網目織りで裏面が平織りの二重に形成されていることを特徴としている。
請求項4の考案では、前記布部材が、ポリエステル系合成繊維で形成されていることを特徴としている。
請求項5記載の考案では、前記布部材が、前記毛質部材・前記網目部材と同一サイズで形成されていることを特徴と賭している。
請求項6記載の考案では、前記網目部材は、先端部を手挿入方向に対してほぼ2分割するための縫合部が形成されていることを特徴としている。
本考案に係る手作業用清掃具では、請求項1記載の考案によれば、被清掃物に付着したゴミや砂埃は毛質部材で隅々まで取り除かれる。また、片面側に配置された袋状の網目部材間に手を挿入して使用することから、通気性がよく、そのために使用中に汗ばむことが少ない。従って、繰り返し手を挿入することができる。しかも、袋状の網目部材間に手を挿入しても、網目部材と毛質部材との間に設けられた布部材を手の平で押えることができ、またしっくりと貼りつく感触を得ることができることから、ゴミや砂埃を払拭する作業を容易に行なうことができる。さらに、布部材で毛質部材の皮部分と網目部材とが擦れ合うことがないことから毛質部材の抜け毛を防止できる。
請求項2記載の考案によれば、毛質部材が羊毛であることは、羊毛の皮部分が柔らかくしかも毛の密度が高く弾力性を有することから、砂埃を完全に取り込むことができ砂埃を毛質部材の表面に出さない。このため、一度払拭するだけできれいに清掃することができる。
請求項3記載の考案によれば、表面側に形成された通気性のよい網目織りに加えて裏面側に形成された手触りのよい平織りのため、手を挿入する際、ソフトで手触りがよく、また軽いことから払拭作業を容易に行うことができる。
請求項4記載の考案によれば、袋状の網目部材間に手を挿入するとポリエステル系合成繊維で形成された布部材により、柔らかさとフィット感を感じることから気持ちのよい作業を行うことができる。
請求項5記載の考案によれば、布部材は、毛質部材と網目部材と同一サイズに形成されていることから、挿入した手の平全体にかかることができる。
請求項6記載の考案によれば、袋状の網目部材間の空間部をほぼ2分割する縫合部によって、中指と人差し指との間で挟むことができることから、清掃時に清掃具自体を持ちやすくして力を掛けやすくすることができる。しかも、この縫合部は、清掃具を左右対称にしていることから、利き腕に関係なく使用することができる。
次に、本考案の手作業用清掃具(以下、清掃具という。)の一形態を図面に基づいて説明する。本考案の清掃具は、以下の説明において、車両の窓ガラスを清掃することで説明するものであるが、車両の窓ガラスのみならず一般家庭用の窓ガラスや各種の家具又は各種の電気機器等の被清掃具のゴミや埃を払拭することにおいても好適に使用することができる。
図1の平面図及び図2の断面図に示すように、清掃具1は、羊毛で形成された毛質部材3と、手挿入部4を有して袋状に形成された網目部材(以下、メッシュ部材という)5と、毛質部材3とメッシュ部材5との間に配置される布部材(以下、充て布という)9とを有して構成されている。
毛質部材としての羊毛は、実施形態においては、毛質・密度で最高級のAランクでランク分けしたオーストラリア産羊毛を使用することによって、皮部分が柔らかく毛の密度が高く形成されていることから好ましい。しかもこの羊毛は弾力性があることで、スポンジとは異なり砂埃を取り込んで表面に出しにくいという効果を有している。勿論、必ずしもオーストラリア産の羊毛でなく、別の産地の羊毛であってもよい。
メッシュ部材5は、手挿入部4を間にして上側に手の甲側部6、下側に手の平側部7を備えて袋状に形成されている。手の甲側部6は、手を手挿入部4内に挿入しやすいように、手の平側部7に比べて長さ方向に対して短く形成されているとともに、手の平側部7は、通常の大人の手の平、全面が当たる程度の大きさに形成されている。また、メッシュ部材5の周縁部は毛質部材3と充て布9との周縁部とともにバイアステープ11で覆われた後、縫合して形成されている。さらにメッシュ部材5の手の甲側部6と手の平側部7とは、先端部において、左右をほぼ2分割対称形とするように縫合部12が一部に形成され、手を手挿入部4内に挿入する際、中指と人差し指との間で挟むことができるようにしている。
メッシュ部材5は、図3(a)の一部破断面を含む平面図、図3(b)の断面図に示すように、手の甲側部6と手の平側部7ともナイロン素材で二重の層に形成されている。表面側(上側)51は通気性を確保するためにメッシュ織りで形成され、裏面側(下側)52は平織りで形成されている。なお、このメッシュ部材5を、立体感を有してソフトのものを使用すればなお手触りを向上するために好ましい。
実施形態の充て布9は、ポリエステル系合成繊維で形成され毛質部材3及びメッシュ部材5の手の平側部7と同一サイズで形成されている。ポリエステル系合成繊維は、ヤング率が高くナイロンより伸縮性が良好で風合いに優れていることから、手をメッシュ部材5の手挿入部4内に挿入する際、手の平に貼りついてフィット感を持つことができる。又、ポリエステル系合成樹脂は機械強さが大きく耐久性に優れていることから、屈んだり曲げたりしても損傷は少なく長期間の使用に対応することができる。しかも、比重は他の繊維と比べて小さく、軽さを維持することができる。
さらに、充て布9を毛質部材3とメッシュ部材5との間に配置することによって、毛質部材9の皮革部位とメッシュ部材5とが擦れ合うことがないことから、抜け毛を防止することができる。
そして、前述のように、毛質部材3とメッシュ部材5とともにその周縁部をバイアステープ11で覆った後、一括して縫合して形成されている。従って、充て布9を、毛質部材3とメッシュ部材5とで接着することなく、周縁部のみを縫合することから、独自の柔軟性・使い心地を得ることができる。
次に、上記のように構成された清掃具1で被清掃具を清掃する作用について説明する。
図4に示すように、まず、手をメッシュ部材5の手挿入部4内に挿入する。この際、通常においては、人の中指と人差し指でメッシュ部材5に形成されている縫合部12を挟むように挿入する。この縫合部12は、メッシュ部材5のほぼ中央部に形成していることから、例えば、利き腕に係らずどちらの手でも同じ感覚で挿入することができる。勿論、人によっては、親指と人差し指、又は中指と薬指との間で縫合部12を挟むようにしてもよい。
手を挿入すれば、メッシュ部材5の手触りのよさや、充て布9によって手の平に貼りつくような感触を得ることができることから、毛質部材3を被清掃具に充てて自由な操作で清掃することができる。
例えば、図5に示す被清掃具は、自動車CのフロントガラスGであって、清掃具1の毛質部材3を充てた後、フロントガラスG面に沿って軽く撫でることによって、フロントガラスGに付着したゴミや埃を払拭して、毛質部材3内に吸収することができる。この清掃具1は、被清掃具の清掃面に充てる部分が毛質部材であることから、上述のように、清掃面がガラス面であっても傷を付けることがなく清掃することができる。
従って、この清掃具1では、被清掃具の清掃面が、自動車CのフロントガラスGでなくても、家屋の窓ガラス、又は各種の家具や各種の電気機器等のあらゆるものに対してゴミや埃の払拭作業に好適に使用することができる。
上述のように、実施形態の清掃具1によれば、次のような効果を達成することができる。
第1に、毛質部材3がオーストラリア産の羊毛で形成されていることから、弾性力を有して柔らかく、被清掃物に付着したゴミや砂埃を簡単に隅々まで取り除くことができる。
第2に、手を挿入する部位が袋状のメッシュ部材5を使用していることから、通気性がよく、そのために使用中に汗ばむことが少ない。従って、繰り返し手を挿入することができる。
第3に、毛質部材3とメッシュ部材5との間に充て布9を配置していることから、しっくりと貼りつく感触を得ることができ、ゴミや砂埃を払拭する作業を容易に行なうことができる。また、充て布9によって毛質部材3の皮革部分とメッシュ部材5とが擦れ合うことがないことから毛質部材3の抜け毛を防止できる。
第4に、袋状のメッシュ部材5間の手挿入部4を2分割する縫合部12によって、中指と人差し指との間で挟むことができることから、清掃時に清掃具自体を持ちやすくして力を掛けやすくすることができる。しかも、この縫合部12は、手挿入部4を左右対称に形成していることから、利き腕に関係なく使用することができる。
本考案の一形態による清掃具を示す平面図(一部破断面を示す)である。 同断面図である。 同メッシュ部材の詳細を示す図である 図1の清掃具に手を挿入した状態を示す作用図である。 図1の清掃具で自動車のフロントガラスを清掃している状態を示す作用図である。
符号の説明
1、清掃具
3、毛質部材
4、手挿入部
5、メッシュ部材
6、手の甲側部
7、手の平側部
12、縫合部

Claims (6)

  1. ゴミを払拭可能な毛質部材と、前記毛質部材の一方の側に配置されて手を挿入可能な空間を有する袋状の網目部材と、を備える手作業用清掃具であって、
    前記毛質部材と、前記網目部材との間に、布部材を配設してなることを特徴とする手作業用清掃具。
  2. 前記毛質部材が、羊毛であることを特徴とする請求項1に記載の手作業用清掃具。
  3. 前記網目部材が、ナイロン素材で形成されるとともに表面が網目織りで裏面が平織りの二重に形成されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の手作業用清掃具。
  4. 前記布部材が、ポリエステル系合成繊維で形成されていることを特徴とする請求項1,2又は3のいずれかに記載の手作業用清掃具。
  5. 前記布部材が、前記毛質部材・前記網目部材と同一サイズで形成されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4のいずれかに記載の手作業用清掃具。
  6. 前記網目部材は、先端部を手挿入方向に対してほぼ2分割するための縫合部が形成されていることを特徴とする1,2,3,4又は5のいずれかに記載の手作業用清掃具。
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