JP3109825U - リング照明装置 - Google Patents

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邦夫 黒田
雄三 中山
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Abstract

【課題】1つの被検査物に複数箇所の検査部位がある場合であっても照明装置を取り替えることなく検査を行うことができるリング照明装置を提供する。
【解決手段】保持枠1に水平状に取着した平面状且つドーナツ状の基板2に、発光ダイオード3を、その光軸が前記基板に直交させて該基板に取付ると共に、発光ダイオードの複数列の内周側の所定列と外周側の所定列との間に、内側を反射鏡にした逆ラッパ状の第1反射板4を配置し、前記外周側の所定列の外側には、第1反射鏡の傾斜角度と異なる傾斜角度を有し、内側を反射鏡にした逆ラッパ状の第2反射板5を配置したことを特徴とする。また、第2反射板の下端は、第1反射板の下端より被検査物方向に延びていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、CCDカメラを備えた画像処理型測定機等により、工場の製造ライン上の被検査物(製品等)を検査する場合において、被検査物を照明するためのリング照明装置に係り、特に複数の発光ダイオード(以下LEDという)を光源とし、このLEDをリング状に複数列配列して直射照明としたリング照明装置に関する。
LEDをリング状に複数列配列したリング照明装置は、半導体チップ等の電子部品や飲用缶、その他の工業製造品の検査工程で多く利用されている。一つの利用方法として被検査物の上方にリング照明装置を配置してLEDからの光を直接被検査物に照射する。そしてリング状照明装置の上方に配置したCCDカメラを用いて被検査物を撮像し、画像処理型測定機で画像処理して検査するものである。
リング状照明装置は、被検査物の検査部位に集中して照明するようにLEDを切頭円錐状に加工したプリント基板の内面にリング状に配列し、且つLED個々の光軸が被検査物に向かうように整列して取り付けてある。また、被検査物の検査部位が離れた上下2カ所にある場合、その部位に適合するリング照明装置を用いて検査部位ごと検査を行なっていた。
さらに、被検査物の種類、大きさ、あるいは検査部位によってLEDからの照射角度を変える必要がある。そのため、LEDの取付面の傾斜角度を変えた複数のリング照明装置が必要となる。しかも被検査物の大きさに応じた照明装置が必要となり、結果的に他種類のリング照明装置が必要となっている。
一方LEDを多数実装したプリント基板は、特許文献1に示すように、一部切り欠きを有する円環状のプリント基板を平面状態に保持した上でLEDの端子を半田付けし、その後切り欠き部分の両端を引きつけて接合固着することにより切頭円錐状に構成している。
また別な方法は、特許文献2に示すように円環状に並べられたすべてのLEDからの放射光が被検査物上に向かうように円環状ごとに異なった傾斜角度でLEDを基板に取り付けている。
特開平10−21729号公報 特開平10−54940号公報
従来のリング照明装置におけるすべてのLEDは、その照射目的点を保持枠の中心孔を通る軸心上のある検査部位に集中して照射するように基板に取り付けられる。従って1つの被検査物に2カ所の検査部位がある場合は、検査部部位ごと照明装置を取り替えて行っており、非効率な検査作業になっていた。しかも検査する被検査物ごとに、LEDの照射目的点の異なったリング照明装置を用いなければならず、検査作業効率が悪い。また交換用のために他種類の照明装置を保有せねばならず、その照明装置の保守点検等管理上も煩わしかった。
さらに従来のリング照明装置は特許文献1に示す方法により製造することが多い。すなわちLEDの端子を半田付けした後プリント基板を強制的に切頭円錐状に湾曲させているので、その湾曲工程時に半田付け部分にクラックが生じ接触不良の原因になっていた。
またさらに特許文献2のリング照明装置は、特許文献1の問題点は生じないが、LEDすべてを傾斜させて基板に取り付けなければならず、円環状ごと異なった傾斜角度を保つ必要があり、全LEDの照射方向を一定に保つことが出来なかった。
本考案は、このような従来技術が有していた課題を解決しようとするものであり、その目的とするところは、1つの被検査物に複数箇所の検査部位がある場合であっても照明装置を取り替えることなく検査を行うことができるリング照明装置を提供するものである。またLEDを取り付ける基板は切頭円錐状に加工せず、しかも平面状の基板にその光軸を直交して取り付けるようにしたリング上照明装置を提供する。
本考案は、上記目的を達成するために、保持枠に水平状に取着した平面状且つドーナツ状の基板に、リング状に複数列配置された複数のLEDを光源として備え、被検査物を照明するリング照明装置であって、LEDを、その光軸を前記基板に直交させて取付ると共に、LEDの複数列の内周側の所定列と外周側の所定列との間に、内側を反射鏡にした逆ラッパ状の第1反射板を、LEDの光軸に対して所定角度傾斜して配置し、前記外周側の所定列の外側には、第1反射鏡の傾斜角度より小さい傾斜角度を有し、内側を反射鏡にした逆ラッパ状の第2反射板を配置したことを特徴とする。
また請求項2は、第2反射板の下端を第1反射板の下端より被検査物方向に延びていることを特徴とする。
請求項3は、内周側の所定列と外周側の所定列とは、発光色が異なるLEDを配置したことを特徴とする。
請求項1に記載した構成にすることにより、一つのリング照明装置により異なった検査部位を同時に照明でき、検査作業効率を向上させることができる。またLEDを基板に直交して取り付けるているので、従来のようにLEDの端子を半田付け取り付けした後、基板を強制的に湾曲させることによって生じる半田付け部分のクラック発生はなく電気的接触不良はない等の効果を奏する。
請求項2においては、外周列のLEDからの照射が第1反射板に遮られることが減少するので、検査部位を確実に照明できる。
請求項3においては、検査部位によって照明色を変えた方が良い場合があるときには、最適なリング照明装置となる。
以下、本考案リング照明装置の一実施例を図1〜図6を用いて説明する。図1は、本考案リング照明装置を示す縦断面図、図2は、本考案リング照明装置の光源となるLEDとそれを取り付けたドーナツ状の基板の平面図で、全体の略1/4程度を示している。図3は、本考案に使用する第1反射板の一部断面した側面図、図4は、図3の上面図、図5は、本考案に使用する第2反射板の要部拡大断面図、図6は、第1反射板あるいは第2反射板を形成する前の上面図である。
本考案リング照明装置Lは、上面視ドーナツ状に構成した保持枠1と、保持枠1の内側に水平状に取着したドーナツ状の基板2と、基板2に複数のLED3a、3b、3c---をリング状に複数列配置した光源3と、LEDの複数列の内周側の所定列と外周側の所定列との間に配置した逆ラッパ状の第1反射板4と、外周側の所定列の外側に配置した逆ラッパ状の第2反射板5とから構成してある。
前記保持枠1は、アルミ又は合成樹脂で構成したドーナツ状天板1aと、天板1aの外周縁にネジ6止めされる天板と同様な材質からなる円筒状側枠1bとから構成している。天板1aの下面は断面凹部1cに形成し、この凹部1c内において光源3と、円筒状側枠1bを貫通した給電ケーブル7とが接続される。
光源3は、基板2に複数のLED3a、3b、3c---をリング状に5列配置して構成してある。5列のうち内周側の3列と外周側の2列の間には図1、図2に示すようにLEDが存在しないリング状帯状域8が設けられ、ここに第1反射板4をネジ止めする小孔9があけられている。
LED3a、3b、3c---はその端子を基板2に貫通させて基板裏面に設けたプリント配線に半田付けされ、給電ケーブル7から給電される。LED3a、3b、3c---の発光部は基板に対し直交して取り付けられることになる。
基板2は、天板1aの凹部1cを塞ぐように凹部1cの内外周縁に位置させ、その後円筒状側枠1bを天板1aにネジ6止めする際に円筒状側枠1bの肩部と凹部1cの外周縁との間で挟着させることにより光源3を保持枠1に取着する。
逆ラッパ状の第1反射板4は、図3、図4に示すように上端部分に取付孔4bを有するリング鍔4aを溶接によって固定してある。この反射板4はアルミ又は鉄板を、図6に示す馬蹄形10に切り抜き、その両端縁10a、10bを引張して接合し、その接合部4cを溶接して構成し、その内面をメッキ等を施して鏡面とする。そしてこの第1反射板4を基板2のリング状帯状域8にその小孔9と取付孔4bを利用してネジ11により基板2裏面に取り付ける。すなわち第1反射板4は、LEDの複数列の内周側の所定列と外周側の所定列との間に配設される。第1反射板4の傾斜角度は、LEDの光軸に対し約30度の傾斜角度になるよう設計されている。
第2反射板基板5は、第1反射板4と同様な材質且つ手段にて構成されており、図5に示すように下端縁に取付孔5bを有するリング鍔5aを溶接によって固定してある。そしてリング鍔5aを円筒状側枠1bの下端面に当接し、ネジ12をその取付孔5bを通して円筒状側枠1bの下端面に螺着することにより第2反射板5をLEDの複数列の外周側の所定列の外側に配置する。第2反射板5の傾斜角度は、LEDの光軸に対し約15度の傾斜角度になるよう設計されている。
従って、LED3a、3b、3c---から照射された光はあ第1反射板4および第2反射板5により反射されてリング照明装置下方に置いた被検査物を照明するが、第1反射板4で反射された内周列側のLED3a、3b、3cからの光は被検査物の上方の検査部位を主として照明し、一方第2反射板5で反射された外周列側のLED3d、3eからの光は被検査物のした方の検査部位を主として照明することになり、1台のリング照明装置にて異なる検査部位を照明することができる。
また、第2反射板の下端を第1反射板の下端より被検査物方向に延ばしているので、外周列のLEDからの照射が第1反射板に遮られることが少なくなり、検査部位を確実に照明できる。
上記実施例はいずれも本考案の単に一例に過ぎず、適宜変形や修正を加えても、本願の請求の範囲に包含されることは明らかである。例えば、第1、第2反射板を鏡面性のあるアルミ板をプレス加工により作ってもよく、また合成樹脂の成形加工し内面を化学メッキを施しても良い。さらに傾斜角度を変えた反射板を用いれば照射位置が変えられるので、他種類の被検査物の検査を行うことが可能となる。
また第1反射板で区画された外周列側のLEDの発光色を変えることにより、検査部位に合致した色で照明することができる。
本考案リング照明装置を示す縦断面図。 本考案リング照明装置の光源となるLEDと基板の平面図で、全体の略1/4程度を示している。 本考案に使用する第1反射板の一部断面した側面図。 図3の上面図。 本考案に使用する第2反射板の要部拡大断面図。 第1反射板あるいは第2反射板を形成する前の上面図である。
符号の説明
L リング照明装置
1 保持枠
1a 天板
1b 円筒状側枠
2 基板
3 光源
3a、3b、3c、--- 発光ダイオード(LED)
4 第1反射板
5 第2反射板

Claims (3)

  1. 保持枠に水平状に取着した平面状且つドーナツ状の基板に、リング状に複数列配置された複数の発光ダイオードを光源として備え、被検査物を照明するリング照明装置であって、前記発光ダイオードを、その光軸を前記基板に直交させて取付ると共に、発光ダイオードの複数列の内周側の所定列と外周側の所定列との間に、内側を反射鏡にした逆ラッパ状の第1反射板を、発光ダイオードの光軸に対して所定角度傾斜して配置し、前記外周側の所定列の外側には、前記第1反射鏡の傾斜角度より小さい傾斜角度を有し、内側を反射鏡にした逆ラッパ状の第2反射板を配置したことを特徴とするリング照明装置。
  2. 前記第2反射板の下端は、前記第1反射板の下端より被検査物方向に延びていることを特徴とする請求項1に記載のリング照明装置。
  3. 前記内周側の所定列と外周側の所定列とは、発光色が異なる発光ダイオードを配置したことを特徴とする請求項1に記載のリング照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010533961A (ja) * 2007-07-16 2010-10-28 ルミネイション リミテッド ライアビリティ カンパニー ターゲット平面を照明するled照明器具
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