JP3109514B1 - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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JP3109514B1
JP3109514B1 JP11142859A JP14285999A JP3109514B1 JP 3109514 B1 JP3109514 B1 JP 3109514B1 JP 11142859 A JP11142859 A JP 11142859A JP 14285999 A JP14285999 A JP 14285999A JP 3109514 B1 JP3109514 B1 JP 3109514B1
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裕志 梶原
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Abstract

【要約】 【課題】 食器の洗浄を行う食器洗い機において、使用
者にはふたが閉まったように見えてもふたが完全には閉
まっていない状態を報知させたり、不必要な報知をなく
すことで、使い勝手を向上する。 【解決手段】 開口部を有する洗浄槽の開口部をふたに
より覆い、ふたが開いていることを第1のふた開検知手
段24aと第2のふた開検知手段24bにより検知す
る。制御手段26は、一連の動作を逐次制御するととも
に、第1のふた開検知手段24aと第2のふた開検知手
段24bの出力がふた閉状態とふた開状態の混在になっ
た場合にふた開異常と判断し、報知手段30によってふ
た開異常を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器の洗浄を行う
食器洗い機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食器洗い機は図7〜図9
に示すように構成していた。以下、その構成について説
明する。
【0003】図8に示すように、洗浄槽1は、食器類2
を内部に収納するとともに、給水弁3から洗浄水を供給
し、底部に溜めている。洗浄ノズル4は、洗浄槽1内に
回転自在に支持され、食器類2に向けて洗浄水を噴出す
る。洗浄ポンプ5は洗浄水を洗浄ノズル4に送り込むも
のである。水位センサ6は、洗浄槽1内の水位を検知
し、電気信号として出力する。
【0004】ヒータ7は、洗浄槽1の底部に配設され、
洗浄水を加熱する。サーミスタ8は、洗浄槽1の底部に
外側より密着するように取り付け、洗浄水の水温や洗浄
槽1の温度を熱伝導により検知する。排水ポンプ9は洗
浄槽1内の洗浄水を排出するものである。送風ファン1
0は、洗浄槽1内の蒸気を送り出すもので、排気口11
より機外へ排出される。食器かご12は、食器類2を配
置するものである。ふた13は洗浄槽1の内部に収納し
た食器類2の出し入れの際に開閉するものであり、この
ふた13が開いているか、閉じているかをふた開検知手
段14により検知する。
【0005】制御装置15は、給水弁3、洗浄ポンプ
5、ヒータ7、排水ポンプ9、送風ファン10など制御
して洗い、すすぎ、乾燥の各行程を逐次制御するもの
で、図7に示すように構成している。
【0006】入力手段16は、図9に示すように、電源
を入り切りする電源スイッチ16a、運転開始および一
時停止を行うスタートスイッチ16b、コースを設定す
るコーススイッチ16cなどで構成している。
【0007】制御手段17は、マイクロコンピュータで
構成し、入力手段16により設定された入力に応じて負
荷制御手段18を介して、給水弁3、洗浄ポンプ5、ヒ
ータ7、排水ポンプ9、送風ファン10などの負荷と、
表示手段19や報知手段20を予め定められたシーケン
スに沿って制御する。
【0008】表示手段19は発光ダイオードで構成して
おり、図9に示すように、コース内容を表示するコース
表示部19a、異常内容を表示する異常内容表示部19
b、運転状態を表示する運転表示部19cなどで構成し
ている。また、報知手段20は圧電ブザーによって構成
している。また、電源回路21は、制御手段17などの
電源を生成するものである。
【0009】上記構成において動作を説明すると、使用
者が食器類2を食器かご12に配置して洗浄槽1に収納
し、洗剤を入れ、ふた13を閉めた後に運転を開始する
と、まず洗浄槽1の底部に水位センサ6が所定の水位を
検知するまで給水弁3から水道水が給水される。そし
て、洗浄ポンプ5およびヒータ7に通電され、洗浄水は
加熱されながら洗浄ポンプ5により食器類2に向けて洗
浄ノズル4から噴出される。
【0010】このとき、サーミスタ8により洗浄水の温
度を検知し、制御装置15は常に洗浄水の温度を把握し
ている。洗浄水の温度が所定の温度に到達し、かつ、洗
浄開始から所定時間経過したとき、制御装置15は洗浄
行程を終了し、排水ポンプ9に通電して、一旦洗浄水を
排水する。
【0011】つぎに、新たに水道水が給水され、前述の
洗浄行程と同様の動作を数分間行い排水する。このすす
ぎ行程を数回くり返した後、加熱すすぎ行程と称する洗
浄行程と同様の動作を行い、所定温度に到達し、かつ、
所定時間経過したとき、これを終了として排水する。最
後に送風ファン10を運転して洗浄槽1内の蒸気を機外
へ排出すると同時に、ヒータ7に間欠に通電を行い食器
類2を加熱して、付着している水滴を乾燥させる。
【0012】このような構成において、ふた13は1枚
で構成されていたため、ふた開検知手段14は1つでも
充分ふた13の開閉を検知することができた。つまり、
使用者がふた13を閉めたと考えているにもかかわら
ず、完全には閉まっていない状態になることはなかっ
た。そのため、制御手段17は、ふた開検知手段14の
出力を直接ふた開閉の状態として判断していた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、ふた開検知手段14が1つしかなく、複数のふた
開検知手段14を持つ機器ではふた開を正確に検知する
ことができなかった。つまり、ふた開検知手段14が1
つしか存在しなかったので、制御手段17はふた開検知
手段14の出力をそのままふた開の情報として入力する
だけでよかった。
【0014】しかし、食器洗い機の設置形態の多様化な
どのために採用しようとしている中折れ式のふたの場
合、完全にふたが閉まったことを判断するためには、中
折れ部の両端にふた開検知手段が必要になる。例えば、
ふたの左側が閉まったとしても、右側が開いているよう
な状態になりやすいのである。
【0015】この状態は、使用者にとってふたが閉まっ
たように見えても、完全に閉まっているわけではない。
この状態で機器が運転を開始すると、熱湯が機外に漏れ
て非常に危険である。逆に運転しなければ、使用者には
運転しない理由がわかりにくく、非常に使い勝手が悪い
ものとなる。
【0016】例えば、ふたが開いている時にふた開異常
を報知するようにして、使用者にふた開を知らせる機能
を持たせたとしても、頻繁にふた開異常を報知してしま
うことになり、使い勝手がよいものとはいえない。
【0017】本発明は上記課題を解決するもので、使用
者にはふたが閉まったように見えてもふたが完全には閉
まっていない状態を報知させたり、不必要な報知をなく
すことで、使い勝手を向上することを第1の目的として
いる。
【0018】また、ふた開検知手段の状態は使用者には
わかりにくいため、ふた開検知手段の状態を表示するこ
とで、使用者にふたの状態をわかりやすくすることを第
2の目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、開口部を有する洗浄槽の開口部をふ
たにより覆い、前記ふたの両側に対応して位置すると共
に、前記ふたを閉める動作で動作し、ふたが開いている
ことを複数のふた開検知手段により検知するよう構成
し、制御手段は、一連の動作を逐次制御するとともに、
複数のふた開検知手段の出力がふた閉状態とふた開状態
の混在になった場合にふた開異常と判断し、報知動作を
行う報知手段によってふた開異常を報知するようにした
ものである。
【0020】これにより、使用者からはふたが閉まって
いるように見えても、完全には閉まっていない状態を使
用者に知らせることができ、適切なふた開異常を報知で
きるので、使い勝手を向上することができる。
【0021】また、第2の目的を達成するために、開口
部を有する洗浄槽の開口部をふたにより覆い、前記ふた
の両側に対応して位置すると共に、前記ふたを閉める動
作で動作し、ふたが開いていることを複数のふた開検知
手段により検知するよう構成し、制御手段は、一連の動
作を逐次制御するとともに、複数のふた開検知手段すべ
てがふた開状態であるときと、すべてがふた閉状態であ
るときと、ふた開状態とふた閉状態が混在しているとき
で、表示動作を行う表示手段の表示を区別するようにし
たものである。
【0022】これにより、使用者はふたの状態を常に確
認することができ、ふたの状態をわかりやすくすること
ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、開口部を有する洗浄槽と、前記洗浄槽の開口部を覆
うふたと、前記ふたの両側に対応して位置すると共に、
前記ふたを閉める動作で動作し、前記ふたが開いている
ことを検知する複数のふた開検知手段と、報知動作を行
う報知手段と、一連の動作を逐次制御する制御手段を備
え、前記制御手段は、前記複数のふた開検知手段の出力
がふた閉状態とふた開状態の混在になった場合にふた開
異常と判断し、前記報知手段によってふた開異常を報知
するようにしたものであり、使用者からはふたが閉まっ
ているように見えても、完全には閉まっていない状態を
使用者に知らせることができ、適切なふた開異常を報知
できるので、使い勝手を向上することができる。
【0024】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、ふた開検知手段の出
力によってふた開異常と判断してから一定時間経過後
に、報知手段によってふた開異常を報知するようにした
ものであり、普通にふたを開閉する場合において、複数
のふた開検知手段の変化に多少の時間のずれが生じて
も、不用意にふた開異常を報知しなくすることができ
る。
【0025】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、入力操作を行う入力手段
を備え、制御手段は、前記入力手段によって動作開始の
指示を与えられるまでふた開異常を報知しないようにし
たものであり、運転していない状態では、ふた開異常が
生じても動作に問題はないため、運転開始するまではふ
た開異常を報知しなくすることで、不用意にふた開異常
を報知しなくすることができる。
【0026】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、機器の異常状態を検知する異
常検知手段を備え、制御手段は、前記異常検知手段によ
り検知した機器の異常報知とふた開異常の報知とで報知
方法を区別するようにしたものであり、機器の故障など
の異常を報知する場合は、より強い報知を行うことで緊
急なイメージを使用者に与え、使用者のふた閉の単なる
ミスであるふた開異常の場合は、お知らせ程度の弱い報
知を行うなどによって、ふた開異常に緊急なイメージを
与えなくすることができる。
【0027】請求項5に記載の発明は、開口部を有する
洗浄槽と、前記洗浄槽の開口部を覆うふたと、前記ふた
の両側に対応して位置すると共に、前記ふたを閉める動
作で動作し、前記ふたが開いていることを検知する複数
のふた開検知手段と、表示動作を行う表示手段と、一連
の動作を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段
は、複数のふた開検知手段すべてがふた開状態であると
きと、すべてがふた閉状態であるときと、ふた開状態と
ふた閉状態が混在しているときで、前記表示手段の表示
を区別するようにしたものであり、使用者がふたの状態
を判断できるようになるだけでなく、どの部分が完全に
は閉まっていないかがわかるようにできる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0029】(実施例1) 図2および図3に示すように、洗浄槽22は、前面を開
口部として内部に食器類2を収納し、底部に洗浄水を溜
めている。洗浄槽22の開口部は中折れ式のふた23に
よって覆われている。第1のふた開検知手段24aと第
2のふた開検知手段24bは、複数のふた開検知手段を
構成するもので、ふた23の両側に対応して位置するよ
うに、中折れ部25近傍の左右2カ所に設け、ふた23
を閉める動作で動作し、ふた23が開いていることを検
知し、図1に示すように、その出力を制御手段26に入
力し、制御手段26はふた23の開閉状態を判断するよ
うにしている。
【0030】制御装置27は、給水弁3、洗浄ポンプ
5、ヒータ7、排水ポンプ9、送風ファン10など制御
して洗い、すすぎ、乾燥の各行程を逐次制御するもの
で、図1に示すように構成している。
【0031】制御手段26は、マイクロコンピュータで
構成し、入力手段28により設定された入力に応じて負
荷制御手段18を介して、給水弁3、洗浄ポンプ5、ヒ
ータ7、排水ポンプ9、送風ファン10などの負荷と、
表示動作を行う表示手段29や報知動作を行う報知手段
30を予め定められたシーケンスに沿って制御する。
【0032】また、制御手段26は第1のふた開検知手
段24aと第2のふた開検知手段24bの出力からふた
23の開閉状態を判断し、ふた開異常が生じたときに
は、報知手段30によってふた開異常報知を行う。
【0033】入力手段28は、図4に示すように、電源
を入り切りする電源スイッチ28a、運転開始および一
時停止を行うスタートスイッチ28b、コースを設定す
るコーススイッチ28c、乾燥時間を設定する乾燥スイ
ッチ28dなどで構成している。
【0034】表示手段29は発光ダイオードで構成して
おり、図4に示すように、コース内容を表示するコース
表示部29a、乾燥内容を表示する乾燥表示部29b、
運転状態を表示する運転表示部29c、ふた23の開閉
状態を表示するふた開表示部29dなどで構成してい
る。
【0035】また、制御手段26はサーミスタ8の出力
値が正常かどうかを異常検知手段31の出力によって検
知している。
【0036】上記構成において図5を参照しながら動作
を説明すると、制御手段26はステップ32にて、サー
ミスタ8が正常かどうかを異常検知手段31によって判
断する。もし、サーミスタ8が異常であれば、ステップ
33にて異常報知を行う。このときは、報知手段30の
圧電ブザーを10秒間吹鳴させる。この場合、機器の故
障であり、運転を継続することができないため、ステッ
プ34にて動作を停止する。
【0037】もし、ステップ32にてサーミスタ8が正
常であった場合、ステップ35にて第1のふた開検知手
段24aと第2のふた開検知手段24bの出力を比較
し、等しい場合は、ふた23が完全に閉まった状態もし
くは完全に開いた状態になったと判断し、ステップ39
に進み、次の行程を実行する。
【0038】もし、等しくない場合、つまり片方がふた
開を検知し、もう一方がふた閉を検知した場合、ふた2
3が完全には閉まっていないと判断し、異常状態になっ
たと判断する。
【0039】その後、ステップ36に進み、機器が動作
中かを判断する。機器が動作中とは、使用者が電源スイ
ッチ28aによって機器の電源を入れ、スタートスイッ
チ28bによって運転を開始させたことを意味する。機
器が動作していない場合、たとえふた閉が不完全であろ
うと動作に問題は生じないため、ステップ39に進み、
次の行程を実行する。
【0040】もし、機器が動作中であれば、ステップ3
7にて一定時間(たとえば、0.5秒)経過したかを判
断する。もし、0.5秒経過していなければ、ステップ
35からステップ37を繰り返す。これは、中折れ式の
ふた23の場合、普通にふた23を閉める動作をして
も、2つのふた開検知手段24a、24bの動作には時
間のずれが生じる場合があり、この時間のずれの間に異
常報知をさせないようにするためである。
【0041】ここで、0.5秒経過してもふた閉が不完
全であった場合、ステップ38にて異常報知を行う。こ
こでは、ステップ33とは異なる吹鳴時間にしている。
吹鳴時間は0.1秒吹鳴、0.1秒停止、0.1秒吹鳴、
1.2秒停止を繰り返すものである。
【0042】このように本実施例によれば、中折れ式の
ふたなどの複数のふた開検知手段24a、24bを有す
る機器においても、確実にふた23の開閉状態を検知で
きるだけでなく、ふた閉が不完全であることを使用者に
知らせることができるようになり、使い勝手を向上する
ことができる。
【0043】また、ふた閉が不完全な状態でも動作に支
障のない動作開始前や一時停止中ではふた開異常を報知
させなくすることができるようになり、不用意な報知を
なくすことができる。
【0044】また、ふた閉が不完全な状態が0.5秒間
継続しなければ異常報知させなくすることで、複数のふ
た開検知手段24a、24bの動作に時間的なずれが生
じたとしても、正しくふた開異常を検知することができ
るようになる。
【0045】また、ふた開異常は単なる使用者のミスだ
けであり、緊急度は要しない。また、使用者がすぐそば
におり、強いイメージの吹鳴を行う必要はないため、吹
鳴時間を機器の異常を知らせる異常報知と異ならせるこ
とにより、やさしい報知にすることができる。
【0046】なお、本実施例では、ふた開検知手段は2
つの場合を記述したが、3つ以上であっても同様であ
る。また、中折れ式のふたとして記述したが、ふたの構
成は単なる一例であり、2段の中折れ式のふたやシャッ
ター式のふたなどでも同様の効果を期待できる。この場
合、ふた開検知手段も3つ以上になる。
【0047】また、ステップ37にて一定時間を0.5
秒間と規定したが単なる一例であり、0.5秒でなくて
も機器に応じた時間とすることで同様の効果を得ること
ができる。
【0048】また、ステップ33やステップ38にて規
定した異常報知の吹鳴時間は一例であり、他の吹鳴時間
であっても同様の効果を得ることができる。
【0049】また、報知手段30は圧電ブザーで構成さ
れているものとして記述したが、圧電ブザーでなくても
使用者に知らせる構成であればよく、例えば、スピーカ
や発光ダイオードなどでも同様の効果を得ることができ
る。
【0050】(実施例2) 図1に示す制御手段26は、第1のふた開検知手段24
a、第2のふた検知手段24bすべてがふた開状態であ
るときと、すべてがふた閉状態であるときと、ふた開状
態とふた閉状態が混在しているときで、表示手段29の
表示を区別するようにしている。他の構成は上記実施例
1と同じである。
【0051】上記構成において図6を参照しながら動作
を説明すると、制御手段26はステップ40にて、第1
のふた開検知手段24aがふた開状態を検知しているか
を判断する。もしふた開状態を検知しておれば、ステッ
プ41にて第2のふた開検知手段24bがふた開状態を
検知しているかを判断する。もしふた開状態を検知して
おれば、ふた23は完全に開いていると判断し、ステッ
プ42にて表示手段29のふた開表示部29dを点灯
し、ステップ43にて次の行程を実行する。
【0052】もし、ステップ40にて第1のふた開検知
手段24aがふた閉を検知していた場合、ステップ44
にて第2のふた開検知手段24bがふた開状態を検知し
ているかを判断する。もしふた閉状態を検知しておれ
ば、ふた23は完全に閉じていると判断し、ステップ4
5にてふた開表示部29dを消灯し、ステップ43にて
次の行程を実行する。
【0053】もし、ステップ41で第2のふた開検知手
段24bがふた閉状態を検知していたり、ステップ44
で第1のふた開検知手段24aがふた開状態を検知して
いた場合は、ふた23は不完全に閉じていると判断し、
ステップ46にてふた開表示部29dを点滅し、ステッ
プ43にて次の行程を実行する。
【0054】このように本実施例によれば、使用者はふ
た開表示部29dを見るだけで、ふた23の状態を把握
することができ、使い勝手を向上することができる。
【0055】なお、本実施例では、1つの発光ダイオー
ドで2つのふた開検知手段24a、24bの動作を表示
したため、ふた閉が不完全な場合、どちらのふた開検知
手段が開いているのか表示されていないが、どちらのふ
た開検知手段が開いているのかを区別する表示にしても
同様の効果を得ることができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、開口部を有する洗浄槽と、前記洗浄槽の
開口部を覆うふたと、前記ふたの両側に対応して位置す
ると共に、前記ふたを閉める動作で動作し、前記ふたが
開いていることを検知する複数のふた開検知手段と、報
知動作を行う報知手段と、一連の動作を逐次制御する制
御手段を備え、前記制御手段は、前記複数のふた開検知
手段の出力がふた閉状態とふた開状態の混在になった場
合にふた開異常と判断し、前記報知手段によってふた開
異常を報知するようにしたから、使用者からはふたが閉
まっているように見えても、完全には閉まっていない状
態を使用者に知らせることができ、適切なふた開異常を
報知できるので、使い勝手を向上することができる。
【0057】また、請求項2に記載の発明によれば、制
御手段は、ふた開検知手段の出力によってふた開異常と
判断してから一定時間経過後に、報知手段によってふた
開異常を報知するようにしたから、普通にふたを開閉す
る場合において、複数のふた開検知手段の変化に多少の
時間のずれが生じても、不用意にふた開異常を報知しな
くすることができる。
【0058】また、請求項3に記載の発明によれば、入
力操作を行う入力手段を備え、制御手段は、前記入力手
段によって動作開始の指示を与えられるまでふた開異常
を報知しないようにしたから、運転していない状態で
は、ふた開異常が生じても動作に問題はないため、運転
開始するまではふた開異常を報知しなくすることで、不
用意にふた開異常を報知しなくすることができる。
【0059】また、請求項4に記載の発明によれば、機
器の異常状態を検知する異常検知手段を備え、制御手段
は、前記異常検知手段により検知した機器の異常報知と
ふた開異常の報知とで報知方法を区別するようにしたか
ら、機器の故障などの異常を報知する場合は、より強い
報知を行うことで緊急なイメージを使用者に与え、使用
者のふた閉の単なるミスであるふた開異常の場合は、お
知らせ程度の弱い報知を行うなどによって、ふた開異常
に緊急なイメージを与えなくすることができる。
【0060】また、請求項5に記載の発明によれば、開
口部を有する洗浄槽と、前記洗浄槽の開口部を覆うふた
と、前記ふたの両側に対応して位置すると共に、前記ふ
たを閉める動作で動作し、前記ふたが開いていることを
検知する複数のふた開検知手段と、表示動作を行う表示
手段と、一連の動作を逐次制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、複数のふた開検知手段すべてがふた開
状態であるときと、すべてがふた閉状態であるときと、
ふた開状態とふた閉状態が混在しているときで、前記表
示手段の表示を区別するようにしたから、使用者がふた
の状態を判断できるようになるだけでなく、どの部分が
完全には閉まっていないかがわかるようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の食器洗い機のブロック
回路図
【図2】同食器洗い機の断面図
【図3】同食器洗い機の斜視図
【図4】同食器洗い機の操作表示部の拡大正面図
【図5】同食器洗い機の要部動作フローチャート
【図6】本発明の第2の実施例の食器洗い機の要部動作
フローチャート
【図7】従来の食器洗い機のブロック回路図
【図8】同食器洗い機の要部断面図
【図9】同食器洗い機の操作表示部の拡大正面図
【符号の説明】
22 洗浄槽 23 ふた 24a 第1のふた開検知手段(ふた開検知手段) 24b 第2のふた開検知手段(ふた開検知手段) 26 制御手段 30 報知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶原 裕志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−117399(JP,A) 特開 平4−200594(JP,A) 特開 平11−290260(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/42

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する洗浄槽と、前記洗浄槽の
    開口部を覆うふたと、前記ふたの両側に対応して位置す
    ると共に、前記ふたを閉める動作で動作し、前記ふたが
    開いていることを検知する複数のふた開検知手段と、報
    知動作を行う報知手段と、一連の動作を逐次制御する制
    御手段を備え、前記制御手段は、前記複数のふた開検知
    手段の出力がふた閉状態とふた開状態の混在になった場
    合にふた開異常と判断し、前記報知手段によってふた開
    異常を報知するようにした食器洗い機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、ふた開検知手段の出力によ
    ってふた開異常と判断してから一定時間経過後に、報知
    手段によってふた開異常を報知するようにした請求項1
    記載の食器洗い機。
  3. 【請求項3】 入力操作を行う入力手段を備え、制御手
    段は、前記入力手段によって動作開始の指示を与えられ
    るまでふた開異常を報知しないようにした請求項1また
    は2記載の食器洗い機。
  4. 【請求項4】 機器の異常状態を検知する異常検知手段
    を備え、制御手段は、前記異常検知手段により検知した
    機器の異常報知とふた開異常の報知とで報知方法を区別
    するようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の食
    器洗い機。
  5. 【請求項5】 開口部を有する洗浄槽と、前記洗浄槽の
    開口部を覆うふたと、前記ふたの両側に対応して位置す
    ると共に、前記ふたを閉める動作で動作し、前記ふたが
    開いていることを検知する複数のふた開検知手段と、表
    示動作を行う表示手段と、一連の動作を逐次制御する制
    御手段とを備え、前記制御手段は、複数のふた開検知手
    段すべてがふた開状態であるときと、すべてがふた閉状
    態であるときと、ふた開状態とふた閉状態が混在してい
    るときで、前記表示手段の表示を区別するようにした食
    器洗い機。
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