JP3109397U - メガネ用モダン - Google Patents
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Abstract
【課題】メガネフレームを装用者の頭部の寸法に合わせる為、違和感なく容易にテンプルの長さを調整することができる。
【解決手段】合成樹脂を素材としたモダン本体1であり、棒状をなし、後端側には拡径部2が形成されており、前端の小口3側からは軸芯に沿って長孔4が形成されており、この長孔4内にテンプル5の後端寄りの部分が挿入される様になっている。このモダン本体1の外周には小口3側から所望間隔で複数の縮径部6が形成されている。この縮径部6は小口3側から10mm間隔で3箇設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】合成樹脂を素材としたモダン本体1であり、棒状をなし、後端側には拡径部2が形成されており、前端の小口3側からは軸芯に沿って長孔4が形成されており、この長孔4内にテンプル5の後端寄りの部分が挿入される様になっている。このモダン本体1の外周には小口3側から所望間隔で複数の縮径部6が形成されている。この縮径部6は小口3側から10mm間隔で3箇設けられている。
【選択図】図1
Description
この考案はメガネ部品、詳しくはメガネを装用者の頭部に係止せしめる耳当てとも称される係止用部材に関するものである。
メガネはノーズパッド(鼻当て)とモダン(耳当て)とによって装用者の頭部に確実に係止せしめる様になっており、モダンの多くは合成樹脂をその素材としている。このモダンは棒状をした部材であり、一方の小口部からその軸芯に沿って長孔が形成されており、この長孔にメガネフレームのテンプルの後端寄りの部分を挿入し、弓形に弯曲せしめて使用に供している。
なし
なし
メガネフレームにおいては、装用者の頭部の寸法に合う様にする為、テンプルの長さを調整することが行われており、調整の為にテンプルの後端寄りの部分を適当な長さにわたって切断する場合がある。この様にした場合には、切断後にモダンを再度テンプルに挿入することになるが、通常の場合、テンプルは後端側に行くに従って細くなる緩いテーパ状に形成されているので、切断後にモダンをそのまま挿入したのでは、モダンの小口部の径がテンプルの大きさに合わなくなってしまい、アンバランスとなり、外観上違和感を惹起されることがあった。又、テンプルの全長とモダンの全長とが不釣り合いとなり、同様に外観上違和感を惹起させることもあった。一方、上記外観上の違和感を解消させようとしてモダンの小口側を切断してモダンを短くした場合には、切断面を曲面状に成形する仕上げ加工が別途必要となり、余分な手間がかかると言った問題もあった。又、従来においては、モダンの外周部には長さの目安となるものは特に設けられていなかったので、左右一対のモダンを正確に同じ長さになる様に切断するのには細心の注意が必要であった。
本考案者はメガネ用モダンに関する上記従来の問題点を解決すべく研究を行った結果、今回極めて実用的価値の高いメガネ用モダンを開発するに至り、本考案としてここに提案するものである。
合成樹脂を素材としてメガネ用モダンにおいて、外周に小口側から所望間隔で複数の縮径部を形成せしめることにより上記課題を解決した。
図1はこの考案に係るメガネ用モダンの一実施例の縦断面図であり、図中1は合成樹脂を素材としたモダン本体であり、棒状をなし、後端側には拡径部2が形成されており、前端の小口3側からは軸芯に沿って長孔4が形成されており、この長孔4内にテンプル5の後端寄りの部分が挿入される様になっている。なお、このモダン本体1をエラストマーによって構成しても良く、その場合には装着感が良好となる。そして、このモダン本体1の外周には小口3側から所望間隔で複数の縮径部6が形成されている。なお、この実施例においては、この縮径部6は小口3側から10mm間隔で3箇設けられているが、この寸法に限らないことはもちろんである。又、この縮径部6の斜面は曲面状に形成されていることが好ましい。この実施例は上記の通りの構成を有するものであり、長孔4にテンプル5の後端寄りの部分を挿入し、弓形に弯曲せしめて使用に供するものである。この際、モダン本体1は縮径部6の位置で簡単に切断できるので、テンプル5の長さに応じてモダン本体1の長さを自由に変更することが出来る。従って、テンプル5との外観上のバランスを取ることが可能となり、メガネフレームを装用者の頭部の寸法にフィットさせつつ、外観上バランスの取れたメガネフレームとすることが出来る。又、切断は縮径部6の位置で行われるので、別途切断面を仕上げ加工する必要はなく、作業が極めて簡単である。更に、縮径部6が長さの目安となるので、切断作業の際の長さの確認が容易であり、熟練者でなくとも手軽に加工作業を実施することが出来る。又、テンプル5の長さは変更せずにモダンの長さだけを変えるといったデザイン上の変化も容易に実現出来、極めて高い実用的価値を有する。
1 モダン本体
2 拡径部
3 小口
4 長孔
5 テンプル
6 縮径部
2 拡径部
3 小口
4 長孔
5 テンプル
6 縮径部
Claims (1)
- 合成樹脂を素材とし、その外周に小口側から所望間隔で複数の縮径部が形成されていることを特徴とするメガネ用モダン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004007374U JP3109397U (ja) | 2004-12-15 | 2004-12-15 | メガネ用モダン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004007374U JP3109397U (ja) | 2004-12-15 | 2004-12-15 | メガネ用モダン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3109397U true JP3109397U (ja) | 2005-05-19 |
Family
ID=43272030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004007374U Expired - Fee Related JP3109397U (ja) | 2004-12-15 | 2004-12-15 | メガネ用モダン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109397U (ja) |
-
2004
- 2004-12-15 JP JP2004007374U patent/JP3109397U/ja not_active Expired - Fee Related
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