JP3108713U - テレビジョンチューナの複同調回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 テレビジョンチューナの複同調回路の搭載回路基板を標準化し、複数種の回路基板を製造する必要のないテレビジョンチューナの複同調回路を提供する。
【解決手段】 回路基板に形成し、インダクタ1と可変容量素子2とを並列接続した1次側同調回路及びインダクタ2と可変容量素子4とを並列接続した2次側同調回路を有し、1次側同調回路入力と前段回路出力間に結合コンデンサ7を、2次側同調回路出力と後段回路入力間に結合コンデンサ8を接続し、結合コンデンサ8と後段回路入力との接続部に固定端を接続し、先端部がインダクタ1近傍に延伸した銅箔パターン11を設け、インダクタ1と銅箔パターン11により、受信テレビジョン信号のイメージ周波数を減衰するトラップを形成する際に、結合コンデンサ8を直列接続した2個の結合コンデンサ8(1)、8(2)とし、2個の結合コンデンサ8(1)、8(2)間に銅箔パターン11の固定端を接続した。
【選択図】 図1

Description

本考案は、周波数混合器の前段側に配置され、テレビジョン信号のイメージ周波数成分を減衰させるイメージトラップが形成配置されているテレビジョンチューナの複同調回路に関する。
一般に、テレビジョンチューナの複同調回路は、受信したテレビジョン信号を増幅するRF増幅回路とテレビジョン信号を中間周波信号に変換する周波数混合器との間に接続配置されるもので、通常、第1インダクタと第1可変容量素子とを並列接続した一次側同調回路と、第2インダクタと第2可変容量素子とを並列接続した二次側同調回路とからなり、第1インダクタと第2インダクタとを誘導結合したものである。そして、この種のテレビジョンチューナの複同調回路においては、テレビジョン信号のイメージ周波数成分を減衰させるイメージトラップが形成配置されているものがあり、そのイメージトラップを形成する場合、種々の形式のものが提案されているが、その中の1つに調整可能な銅箔パターンを用いたものがある。
ここで、図3及び図4は、この種のテレビジョンチューナの複同調回路において、銅箔パターンを用いてイメージトラップを形成した構成例を示す回路図であって、図3は、銅箔パターンの固定部を複同調回路の出力端に接続し、その先端部を一次側同調回路の第1インダクタの近傍まで延伸配置している第1構成例を示すものであり、図4は、銅箔パターンの固定部を複同調回路の入力端に接続し、その先端部を二次側同調回路の第2インダクタの近傍まで延伸配置している第2構成例を示すものである。
図3に示されるように、テレビジョンチューナの複同調回路の第1構成例は、第1インダクタ31と、第2インダクタ32と、第1可変容量ダイオード33と、第2可変容量ダイオード34と、直流阻止コンデンサ35、36と、第1結合コンデンサ37と、第2結合コンデンサ38と、バッファ抵抗39、40と、銅箔パターン41と、ホット側入力端42Hと、コールド側入力端42Cと、ホット側出力端43Hと、コールド側出力端43Cと、同調電圧供給端子44とからなっている。そして、テレビジョンチューナの複同調回路を構成するそれぞれの構成要素31乃至44は、図3に図示されるように結合されている。
また、このテレビジョンチューナの複同調回路の前段回路は、ホット側出力端45Hと、コールド側出力端45Cと、高周波増幅器(RF AMP)47と、アンテナ入力端子48と、インダクタ49と、帰還抵抗50、51と、バイパスコンデンサ52と、電源端子53とを有している。そして、前段回路を構成しているそれぞれの構成要素45H、45C、47乃至53は、図3に図示されるように相互結合されている。さらに、このテレビジョンチューナの複同調回路の後段回路は、ホット側入力端46Hと、コールド側入力端46Cと、周波数混合器(MIX)54と、局部発振器(L OSC)55と、中間周波信号出力端子56とを有している。そして、後段回路を構成しているそれぞれの構成要素46H、46C、54乃至56、図3に図示されるように相互結合されている。
前記構成を有するテレビジョンチューナの複同調回路は、次のような動作を行う。
始めに、前段回路において、アンテナ入力端子48にアンテナ(図3に図示なし)で受信したテレビジョン信号(以下、この受信テレビジョン信号をRF信号という)が入力すると、そのRF信号は高周波増幅器47で増幅され、増幅されたRF信号が前段回路の出力端45H、45Cに供給され、第1結合コンデンサ37を通して複同調回路の入力端42H、42Cに供給される。
ここで、複同調回路は、同調電圧供給端子44に供給される同調電圧によって第1可変容量ダイオード33及び第2可変容量ダイオード34の容量値が調整され、入力したRF信号に対して、第1インダクタ31と第1可変容量ダイオード33とからなる1次側同調回路及び第2インダクタ32と第2可変容量ダイオード34とからなる2次側同調回路でそれぞれ並列共振させることにより、所要の周波数のRF信号が選択抽出され、選択されたRF信号が出力端43H、43Cに供給される。次いで、このRF信号は、第2結合コンデンサ38を通して後続回路の入力端46H、46Cに供給される。また、この複同調回路においては、固定端が第2結合コンデンサ38と後段回路の入力端46Hとの接続部に固定接続され、自由端である先端部が第1インダクタ31に近接した位置まで延伸する銅箔パターン41が設けられ、その先端部の位置を適宜調整することにより、RF信号のイメージ周波数を減衰するトラップが形成される。この場合、RF信号中のイメージ周波数成分が第1インダクタ31と銅箔パターン41の先端部との結合によって微小容量が形成され、その微小容量がRF信号中のイメージ周波数成分を減衰させるトラップ回路を構成し、このトラップ回路によりRF信号中のイメージ周波数成分を減少させることができる。
この後、後段回路において、入力端46H、46Cに供給されたRF信号は、周波数混合器54で局部発振器55から出力された局部発振信号と周波数混合され、その周波数混合によって形成された中間周波信号が、中間周波信号出力端子56を通して中間周波増幅回路等の次続回路に供給される。
一方、図4に示されるテレビジョンチューナの複同調回路の第2構成例は、銅箔パターン41の配置形態が前記第1構成例と異なっているだけで、それ以外の構成は第1構成例と同じである。すなわち、第1構成例は、固定端が第2結合コンデンサ38と後段回路の入力端46Hとの接続部に固定接続され、自由端である先端部が第1インダクタ31に近接した位置まで延伸するように銅箔パターン41が設けられているのに対し、第2構成例は、固定端が第1結合コンデンサ37と前段回路の出力端45Hとの接続部に固定接続され、自由端である先端部が第2インダクタ32に近接した位置まで延伸するように銅箔パターン41が設けられているものであり、この銅箔パターン41の配置形態以外の構成は、既に述べた第1構成例の構成と同じである。このため、第2構成例の構成については、これ以上の説明を省略する。なお、図4において、図3に示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付している。
そして、第2構成例は、第2構成例における銅箔パターン41の機能と第1構成例における銅箔パターン41の機能とが同じであるので、第2構成例の動作と既に述べた第1構成例の動作と同じになる。このため、第2構成例の動作については、これ以上の説明を省略する。
使用する文献なし
ところで、前記既知のテレビジョンチューナの複同調回路は、銅箔パターン41を用いてRF信号のイメージ周波数を減衰するトラップを形成しているので、銅箔パターン41の先端部の位置を調整することにより、RF信号のイメージ周波数を減衰させることができるものであるが、このRF信号のイメージ周波数は、テレビジョンチューナの複同調回路が使用される国、例えば、日本、米国、欧州等によって異なっているので、使用される国に応じて銅箔パターン41の先端部の位置を異ならせる必要があり、使用される国毎に、銅箔パターン41の先端部の位置が異なるテレビジョンチューナの複同調回路を搭載した回路基板を準備する必要があり、この点でテレビジョンチューナの複同調回路を搭載した回路基板を標準化させることができず、複数種類の回路基板を並列的に製造せざるを得ないものであった。
本考案は、このような技術的背景に鑑みてなされたもので、その目的は、テレビジョンチューナの複同調回路を搭載した回路基板を標準化を達成することが可能で、複数種の回路基板を並列的に製造する必要のないテレビジョンチューナの複同調回路を提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案によるテレビジョンチューナの複同調回路は、回路基板上に配置形成され、第1インダクタと第1可変容量素子とを並列接続した1次側同調回路と、第2インダクタと第2可変容量素子とを並列接続した2次側同調回路とを有し、第1及び第2インダクタが誘導結合され、1次側同調回路のホット側入力端と前段回路の出力端との間に直列に第1結合コンデンサを接続し、2次側同調回路のホット側出力端と後段回路の入力端との間に直列に第2結合コンデンサを接続し、第2結合コンデンサと後段回路の入力端との接続部に固定端が接続され、先端部が第1インダクタの近傍まで延伸した銅箔パターンを配置し、第2結合コンデンサと銅箔パターンとにより、受信テレビジョン信号のイメージ周波数を減衰するトラップを形成したもので、第2結合コンデンサを直列接続した2個の結合コンデンサで構成し、これら2個の結合コンデンサの間に銅箔パターンの固定端を接続した第1の構成手段を具備する。
また、前記目的を達成するために、本考案によるテレビジョンチューナの複同調回路は、回路基板上に配置形成され、第1インダクタと第1可変容量素子とを並列接続した1次側同調回路と、第2インダクタと第2可変容量素子とを並列接続した2次側同調回路とを有し、第1及び第2インダクタが誘導結合され、1次側同調回路のホット側入力端と前段回路の出力端との間に直列に第1結合コンデンサを接続し、2次側同調回路のホット側出力端と後段回路の入力端との間に直列に第2結合コンデンサを接続し、第1結合コンデンサと前段回路の出力端との接続部に固定端が接続され、先端部が第2インダクタの近傍まで延伸した銅箔パターンを配置し、第1結合コンデンサと銅箔パターンとにより、受信テレビジョン信号のイメージ周波数を減衰するトラップを形成したもので、第1結合コンデンサを直列接続した2個の結合コンデンサで構成し、これら2個の結合コンデンサの間に銅箔パターンの固定端を接続した第2の構成手段を具備する。
前記第1及び第2の構成手段によるテレビジョンチューナの複同調回路によれば、銅箔パターンの固定端を直列接続した2個の結合コンデンサの接続部に接続し、その自由端の位置を変えることなく、2個の結合コンデンサの総合容量を一定としたまま、2個の結合コンデンサの容量比を適宜変更するようにしているので、銅箔パターンの自由端の位置を変えなくても、2個の結合コンデンサの容量比を変えることにより、銅箔パターンと対応するインダクタとの結合によって得られるトラップ周波数を所望のイメージ周波数に一致させることができ、それによりテレビジョンチューナの複同調回路を搭載した回路基板を標準化することができ、複数種の回路基板を製造する必要がないという効果がある。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本考案によるテレビジョンチューナの複同調回路の第1の実施の形態に係わるもので、その要部構成を示す回路図であって、図3の図示のテレビジョンチューナの複同調回路に対応するものである。
図1に示されるように、第1の実施の形態によるテレビジョンチューナの複同調回路は、第1インダクタ1と、第2インダクタ2と、第1可変容量ダイオード3と、第2可変容量ダイオード4と、直流阻止コンデンサ5、6と、第1結合コンデンサ7と、直列接続された2つの第2結合コンデンサ8(1)、8(2)と、バッファ抵抗9、10と、銅箔パターン11と、ホット側入力端12Hと、コールド側入力端12Cと、ホット側出力端13Hと、コールド側出力端13Cと、同調電圧供給端子14とからなっている。この場合、直列接続された2つの第2結合コンデンサ8(1)、8(2)は、その総合容量値が既知のこの種の第2結合コンデンサの容量値と同じになるように選択される。
そして、第1インダクタ1は、一端が第1可変容量ダイオード3のアノードとホット側入力端12Hにそれぞれ接続され、他端が接地接続される。第2インダクタ2は、一端が第2可変容量ダイオード4のアノードとホット側出力端13Hにそれぞれ接続され、他端が接地接続される。第1可変容量ダイオード3は、カソードが直流阻止コンデンサ5の一端とバッファ抵抗9の一端にそれぞれ接続される。第2可変容量ダイオード4は、カソードが直流阻止コンデンサ6の一端とバッファ抵抗10の一端にそれぞれ接続される。直流阻止コンデンサ5及び直流阻止コンデンサ6は、他端がそれぞれ接地接続され、バッファ抵抗9及びバッファ抵抗10は、他端がそれぞれ同調電圧供給端子14に接続される。第1結合コンデンサ7は、一端がホット側入力端12Hに接続され、他端がホット側出力端15Hに接続される。直列接続された2個の第2結合コンデンサ8(1)、8(2)は、一端が直列接続され、ホット側出力端13Hに接続され、他端がホット側入力端16Hに接続される。銅箔パターン11は、固定部が2個の第2結合コンデンサ8(1)、8(2)の接続点に接続され、自由端である先端部が第1インダクタ1の近傍まで延伸配置している。この場合、第1インダクタ1と第1可変容量ダイオード3の並列接続部分は1次側同調回路を構成しており、第2インダクタ2と第2可変容量ダイオード4の並列接続部分は2次側同調回路を構成している。
また、このテレビジョンチューナの複同調回路の前段回路は、ホット側出力端15Hと、コールド側出力端15Cと、高周波増幅器(RF AMP)17と、アンテナ入力端子18と、インダクタ19と、帰還抵抗20、21と、バイパスコンデンサ22と、電源端子23とを有している。そして、この前段回路において、高周波増幅器17は、入力端がアンテナ入力端子18と帰還抵抗20、21の各一端にそれぞれ接続され、出力端がホット側出力端15Hとインダクタ19の一端にそれぞれ接続される。インダクタ19は、他端が帰還抵抗20の他端、コンデンサ22の一端、電源端子23にそれぞれ接続される。コンデンサ22は、他端が接地接続される。
さらに、このテレビジョンチューナの複同調回路の後段回路は、ホット側入力端16Hと、コールド側入力端16Cと、周波数混合器(MIX)24と、局部発振器(L OSC)25と、中間周波信号出力端子26とを有している。そして、この後段回路において、周波数混合器24は、第1入力端がホット側入力端16Hに接続され、第2入力端が局部発振器25の出力端に接続され、出力端が中間周波信号出力端子26に接続される。
前記構成による第1の実施の形態のテレビジョンチューナの複同調回路は、次のように動作する。
まず、前段回路において、アンテナ入力端子18にアンテナ(図1に図示なし)で受信したRF信号が入力すると、そのRF信号は高周波増幅器17で増幅され、増幅されたRF信号が前段回路の出力端15H、15Cに供給され、第1結合コンデンサ7を通して複同調回路の入力端12H、12Cに供給される。
ここで、複同調回路は、同調電圧供給端子14に供給される同調電圧によって第1可変容量ダイオード3及び第2可変容量ダイオード4の容量値がそれぞれ調整され、入力RF信号に対して、第1インダクタ1と第1可変容量ダイオード3とからなる1次側同調回路及び第2インダクタ2と第2可変容量ダイオード4とからなる2次側同調回路でそれぞれ並列共振させることにより、所要の周波数のRF信号を選択抽出され、選択されたRF信号が出力端13H、13Cに供給される。次いで、このRF信号は、直列接続された2個の結合コンデンサ18(1)、18(2)を通して後続回路の入力端16H、16Cに供給される。
また、この複同調回路においては、固定端が直列接続された2つの第2結合コンデンサ8(1)、8(2)の接続点に固定接続され、自由端である先端部が第1インダクタ1に近接した位置まで延伸している銅箔パターン11を設けている。この場合も、RF信号中のイメージ周波数成分が第1インダクタ1と銅箔パターン11の先端部との結合によって生じる微小容量によってRF信号中のイメージ周波数成分を減衰するトラップ回路を形成しているもので、このトラップ回路によりRF信号中のイメージ周波数成分を減衰させることができる。そして、トラップ回路で減衰させるイメージ周波数の調整には、2つの第2結合コンデンサ8(1)、8(2)の総合容量値を変えることなく、2つの第2結合コンデンサ8(1)、8(2)の容量比を変化させることによって行っている。
次いで、後段回路において、複同調回路から入力端16H、16Cに供給されたRF信号は、周波数混合器24で局部発振器25から出力された局部発振信号と周波数混合され、その周波数混合によって形成された中間周波信号が、中間周波信号出力端子26を通して中間周波増幅回路等の次続回路に供給される。
このように、第1の実施の形態のテレビジョンチューナの複同調回路によれば、銅箔パターン11の長さや延伸距離をそれぞれ個別に調整することなく、2つの第2結合コンデンサ8(1)、8(2)の容量比を変えるだけで、トラップ回路で減衰させるRF信号中のイメージ周波数の調整ができるので、
次に、図2は、本考案によるテレビジョンチューナの複同調回路の第2の実施の形態に係わるもので、その要部構成を示す回路図であって、図4の図示のテレビジョンチューナの複同調回路に対応するものである。
図2に図示されるテレビジョンチューナの複同調回路の第2の実施の形態は、第1及び第2結合コンデンサ7、8の接続配置と銅箔パターン11の配置形態とが前記第1の実施の形態の場合と異なっているだけで、それ以外の構成は第1の実施の形態の場合と同じである。すなわち、第1の実施の形態は、直列接続した2つの第2結合コンデンサ8(1)、8(2)を用い、固定端が直列接続された2つの第2結合コンデンサ8(1)、8(2)の接続部に固定接続され、自由端である先端部が第1インダクタ1に近接した位置まで延伸するように銅箔パターン11を設けているのに対し、第2の実施の形態は、直列接続した2つの第1結合コンデンサ7(1)、7(2)を用い、固定端が直列接続された2つの第1結合コンデンサ7(1)、7(2)の接続部に固定接続され、自由端である先端部が第2インダクタ2に近接した位置まで延伸するように銅箔パターン11を設けているものであり、この場合、2つの第1結合コンデンサ7(1)、7(2)の総合容量値を既知のこの種の第1結合コンデンサの容量値と同じになるように選択される。このため、第2の実施の形態の構成については、これ以上の説明を省略する。なお、図2において、図1に示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付している。
そして、第2の実施の形態による銅箔パターン11を含むトランプ回路の機能と、第1の実施の形態による銅箔パターン11を含むトランプ回路の機能とは同じであるので、第2の実施の形態のものの動作と既に述べた第1の実施の形態のものの動作とは同じになる。このため、第2の実施の形態の動作については、これ以上の説明を省略する。
本考案に係るテレビジョンチューナの複同調回路の第1の実施の形態であって、その要部構成を示す回路図である。 本考案に係るテレビジョンチューナの複同調回路の第2の実施の形態であって、その要部構成を示す回路図である。 既知のこの種のテレビジョンチューナの複同調回路の構成の一例を示す回路図である。 既知のこの種のテレビジョンチューナの複同調回路の構成の他の一例を示す回路図である。
符号の説明
1 第1インダクタ
2 第2インダクタ
3 第1可変容量ダイオード
4 第2可変容量ダイオード
5、6 直流阻止コンデンサ
7、7(1)、7(2) 第1結合コンデンサ
8、8(1)、8(2) 第2結合コンデンサ
9、10 バッファ抵抗
11 銅箔パターン
12H 複同調回路のホット側入力端
12C 複同調回路のコールド側入力端
13H 複同調回路のホット側出力端
13C 複同調回路のコールド側出力端
14 同調電圧供給端子

Claims (2)

  1. 回路基板上に配置形成され、第1インダクタと第1可変容量素子とを並列接続した1次側同調回路と、第2インダクタと第2可変容量素子とを並列接続した2次側同調回路とを有し、前記第1及び第2インダクタが誘導結合され、前記1次側同調回路のホット側入力端と前段回路の出力端との間に直列に第1結合コンデンサを接続し、前記2次側同調回路のホット側出力端と後段回路の入力端との間に直列に第2結合コンデンサを接続し、前記第2結合コンデンサと前記後段回路の入力端との接続部に固定端が接続され、先端部が前記第1インダクタの近傍まで延伸した銅箔パターンを配置し、前記第2結合コンデンサと前記銅箔パターンとにより、受信テレビジョン信号のイメージ周波数を減衰するトラップを形成したテレビジョンチューナの複同調回路であって、前記第2結合コンデンサを直列接続した2個の結合コンデンサで構成し、これら2個の結合コンデンサの間に前記銅箔パターンの固定端を接続したことを特徴とするテレビジョンチューナの複同調回路。
  2. 回路基板上にそれぞれ配置形成され、第1インダクタと第1可変容量素子とを並列接続した1次側同調回路と、第2インダクタと第2可変容量素子とを並列接続した2次側同調回路とを有し、前記第1及び第2インダクタが誘導結合され、前記1次側同調回路のホット側入力端と前段回路の出力端との間に直列に第1結合コンデンサを接続し、前記2次側同調回路のホット側出力端と後段回路の入力端との間に直列に第2結合コンデンサを接続し、前記第1結合コンデンサと前記前段回路の出力端との接続部に固定端が接続され、先端部が前記第2インダクタの近傍まで延伸した銅箔パターンを配置し、前記第1結合コンデンサと前記銅箔パターンとにより、受信テレビジョン信号のイメージ周波数を減衰するトラップを形成したテレビジョンチューナの複同調回路であって、前記第1結合コンデンサを直列接続した2個の結合コンデンサで構成し、これら2個の結合コンデンサの間に前記銅箔パターンの固定端を接続したことを特徴とするテレビジョンチューナの複同調回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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