JP3108629U - 履物 - Google Patents

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和清 逸見
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株式会社 日元倶楽部
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Abstract

【課題】踵部分を開放した履物において、その足載置部に、使用者の足底アーチの形状に適合したアーチサポートを容易に装着できるようにすること。
【解決手段】踵部分を開放した履物1の足載置部2に、人間の足底アーチに対応する形状のアーチサポート4を着脱可能に装着するアーチサポート収納部3を設けた。アーチサポート4は、芯材4aと、芯材4aの表面に貼着した表層材4bとから構成し、表層材4bは芯材4aよりも軟質にする。
【選択図】図1

Description

本考案は、おもに屋内履きとして使用されるサンダル、スリッパ等の踵部分を開放させた履物に関する。
二足直立歩行を行う人間の足底には、効率的に地面を蹴って前に進むために「足底アーチ」と呼ばれる構造が形成されている。この足底アーチには、図4に示すように、縦アーチ(内側と外側)と横アーチがあり、足底の踵、小指、親指の3点を結ぶ3本の線が立体的な弧を描く曲面となっている。
そして、この3点を結ぶ足底アーチがスプリングの役割をして、歩行時の衝撃をやわらげ、また、人間が行動を起こそうとするときに体重の数倍かかる動的荷重を分散させている。さらに、足底アーチが正常に発達した状態では、歩くたびに足底アーチの伸縮によって血液(静脈血)を持ち上げるという、第2の心臓と呼ばれるポンプの役割も果たしている。
このように、正常な足底アーチの保持は人間の健康にとって非常に重要であり、この足底アーチを保持するために、従来、例えば特許文献1に記載されているように、足底アーチに対応する凸部(アーチサポート)を有する足底板を靴底や靴の中敷として使用することが行われている。
この足底板の使用は、正常な足底アーチの保持・形成に有効な手段であるが、例えば、サンダルやスリッパのように、踵部分の開放した履物においては、足底板を安定して固定できないので、足底板を適用することはできない。
一方、いわゆる健康サンダルと呼ばれる履物のように、足載置部にアーチサポートが一体的に設けられているものもあるが、アーチサポートが一体式であるため、使用者の足底アーチ形状に適合しない場合が殆どであり、アーチサポートが本来の役割を果たさなくなるだけでなく、アーチサポートが足底アーチ以外の部分に当たって痛みや疲労が生じるという問題があった。
登録実用新案第3055368号公報
本考案が解決しようとする課題は、踵部分の開放した履物において、その足載置部に、使用者の足底アーチの形状に適合したアーチサポートを容易に装着できるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本考案の履物は、足載置部に、人間の足底アーチに対応する形状のアーチサポートを着脱可能に装着するアーチサポート収納部を設けたことを特徴とする。
アーチサポートは、芯材と、芯材の表面に貼着した表層材とから構成することができ、表層材は芯材よりも軟質にする。
また、芯材は、可撓性板材を上方に折り曲げて内部に空洞ができるように形成されたものとすることができ、この芯材では、可撓性板材の折り曲げ先端の固定位置を変更することにより高さを調整する。
本考案の履物は、アーチサポートを着脱可能に装着するアーチサポート収納部を備えているので、それぞれの使用者の足底アーチに適合するアーチサポートを簡単に装着することができる。
以下、図面に示す実施例に基づき、本考案の実施の形態を説明する。
図1は、本考案の実施例を示す分解斜視図である。この実施例は、本考案を屋内用のスリッパに適用した例である。
図1において、スリッパ1の足載置部2には、使用者の足底アーチに対応する位置に、アーチサポート収納部3が設けられ、このアーチサポート収納部3にアーチサポート4が着脱可能に装着される。
アーチサポート4は、芯材4aと、芯材4aの表面に貼着した表層材4bとからなり、その全体形状は、予め使用者の足底アーチ形状を測定し、その足底アーチ形状に適合する形状とされる。芯材4aは、硬質ゴム、コルク材等の硬質材で形成され、表層材4bは、軟質ゴム等の芯材4aより軟質の素材で形成される。
図2は、スリッパ1の使用状態を示す斜視図である。使用時には、その使用者の足底アーチ形状に適合するアーチサポート4をサーチサポート収納部3に装着し、アーチサポート4を使用者の足底アーチに対応する位置に接着材等で固定し、その後、サーチサポート収納部3の開口部を接着、縫合等の手段によって閉じる。開口部の開閉には、面ファスナーを使用しても良い。
これによって、使用者の足底アーチ形状に適合するアーチサポート4を備えたスリッパ1が得られる。このスリッパ1を使用することで、健全な足底アーチが維持、形成されるとともに、歩くたびに正確に足底アーチが押圧されて血液を持ち上げるというポンプ作用も発揮される。本実施例では、アーチサポート4を、硬質の芯材4aと、軟質の表層材4bとから構成しているので、硬質材と軟質材の複合作用によりポンプ作用がより有効に発揮される。
図3は、アーチサポートの他の例を示し、(a)は斜視図、(b),(c)が側面図である。同図に示すアーチサポートは、プラスチック板、薄鋼板等の可撓性板材40aを折り曲げ、内部に空洞40bができるように形成される。そして、可撓性板材40aの折り曲げ先端を第1のストッパー40c又は第1のストッパー40dに係止して接着材等によって固定する。
このように、可撓性板材40aの折り曲げ先端の固定位置を変更することにより、図3(b),(c)に示すように、アーチサポート40の高さが調整可能なる。このアーチサポート40の高さは、使用者の足底アーチの高さに合うように調整される。
なお、図面では省略しているが、アーチサポート40の芯材である可撓性板材40aの表面には、軟質ゴム等からなる表層材が貼着される。また、空洞40b内に軟質ゴム等のクッション材を装入することもできる。
本考案は、屋内用のスリッパやサンダルに好適に利用可能である。また、屋外用のサンダルにも利用可能である。
本考案の実施例を示す分解斜視図である。 図1に示すスリッパの使用状態を示す斜視図である。 アーチサポートの他の例を示し、(a)は斜視図、(b),(c)が側面図である 人間の足底アーチを示す説明図である。
符号の説明
1 スリッパ
2 足載置部
3 アーチサポート収納部
4 アーチサポート
4a 芯材
4b 表層材
40 アーチサポート
40a 可撓性板材
40b 空洞
40c 第1のストッパー
40d 第1のストッパー

Claims (3)

  1. 踵部分を開放させた履物において、足載置部に、人間の足底アーチに対応する形状のアーチサポートを着脱可能に装着するアーチサポート収納部を設けた履物。
  2. アーチサポートが、芯材と、芯材の表面に貼着した表層材とからなり、表層材が芯材よりも軟質である請求項1に記載の履物。
  3. 芯材が、可撓性板材を上方に折り曲げて内部に空洞ができるように形成されたものであり、可撓性板材の折り曲げ先端の固定位置を変更することにより高さが調整可能である請求項2に記載の履物。
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