JP3108344B2 - 光学フィルタモジュール - Google Patents

光学フィルタモジュール

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JP3108344B2 JP07267334A JP26733495A JP3108344B2 JP 3108344 B2 JP3108344 B2 JP 3108344B2 JP 07267334 A JP07267334 A JP 07267334A JP 26733495 A JP26733495 A JP 26733495A JP 3108344 B2 JP3108344 B2 JP 3108344B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光ファイバ
中を伝播する波長多重された光信号から任意所望の波長
の光信号を選択的にかつ波長を可変して取り出すことの
できる光学フィルタモジュールで合って、より詳しくは
偏波無依存型の光学フィルタモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の光学フィルタモジュールとし
て、特開平4−140714号公開公報に開示されたも
のがある。
【0003】この光学フィルタモジュール100は、図
5に示すように、光ファイバ101からコリメートレン
ズ102を通して出た入射光L1 がほぼ平行となって複
屈折プリスム103内に入射し、この複屈折プリズム1
03内でP偏光及びS偏光に起因して、それぞれ2本の
光LP 及びLS に分かれると共に光LS のみが1/2波
長板104を通りP偏光となり、結果として2本のP偏
光が液晶を充填した可変波長フィルタ105に入射する
ようになっている。そして可変波長フィルタ105から
出射した2本の光LP 及びLS は入射側と対称に配置さ
れた1/2波長板104と複屈折プリズム103により
1本の光L2となり、さらに集光用レンズ106を通っ
て出射側の光ファイバ107に導かれるようになってい
る。
【0004】このように構成された光学フィルタモジュ
ール100は、可変波長フィルタ105を透過する光L
P 及びLS は同一偏光状態(共にP偏光となっている)
の光であるので、入射側にどのような偏波の光L1 が入
射しても、可変波長フィルタ105の特性を変化させる
ことになく、電子回路108からの電圧に応じて波長を
可変させることのできる偏波無異存型となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光学フィルタモジュール100においては、可変波長フ
ィルタ105を透過する光LP 及びLS が、図5に示す
ようにそれぞれ別の光路を通るため、各光路におけるギ
ャップd(可変波長フィルタ105内の反射膜間の距離
d)が全く同一でないと、例えば図6に示すように光L
P ,LS による2個のピークが現出して各光路毎の選択
波長にずれが生じ、偏波無依存型とならない。
【0006】このため、従来の光学フィルタモジュール
100においては、異なる光路における相互のギャップ
dを同一にするため、可変波長フィルタの高精度の調整
が必要となると共に、フィルタを構成する基板の高精度
の平面度が要求され基板コストが嵩むという課題を有し
ている。
【0007】本発明は、前記した課題を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は、可変波長フィルタの高精
度の調整を要することなく容易に偏波無依存型とするこ
とができると共に、コスト低減をも図ることのできる光
学フィルタモジュールを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため請求項1記載の発明は、入射光の光軸に対して45
°の傾角に傾けて設定した可変波長フィルタと、可変波
長フィルタの入射光の対向側面を斜辺とする直角三角形
を構成する他の2辺にそれぞれ対応させて設けた入口及
び出口偏光ビームスプリッタと、前記可変波長フィルタ
の前記対向側面の反対側面を斜辺とする直角三角形を構
成する他の2辺にそれぞれ対応させて設けた第1及び第
2のλ/2波長板と、前記入口偏光ビームスプリッタで
分離された入射光のP及びS偏光の一方の偏光が前記λ
/2波長板を透過した後前記可変波長フィルタを透過す
ると共に、他方の偏光が前記可変波長フィルタの前記透
過個所と同一の個所を透過した後前記第2のλ/2波長
板を透過し、かつ前記P及びS偏光がそれぞれ同一の光
路長を有して前記出口偏光ビームスプリッタで合波する
ように配設したプリズムとからなることを特徴としてい
る。
【0009】このため請求項1記載の発明では、入口偏
光ビームスプリッタで分離された入射光のP及びS偏光
は、それぞれ可変波長フィルタの同一箇所に表裏から交
差状に入射しかつ出射する。このときP及びS偏光の内
一方の偏光は第1のλ/2波長板を透過して90度回転
させられて他方の偏光と同一の偏光成分となった後可変
波長フィルタに入射するので、偏光の相違による損失が
なくなる。
【0010】また、P及びS偏光の各波長選択が可変波
長フィルタの同一位置で行なえるので、波長選択位置に
おけるフィルタ内の反射膜間距離が両偏光間で必然的に
同一となり、前記距離を両偏光間で同一にするためのフ
ィルタ基板の高平面度を含む高精度調整が不要となる。
【0011】さらに、P及びS偏光は、それぞれ可変波
長フィルタの同一個所を透過するようにしたので出口偏
光ビームスプリッタでの合波の際に光軸のずれを生ずる
ことがなく、かつ両偏光の光路長を同一にしたので両偏
光間の位相のずれも生じない。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の光学フィルタモジュールであって、前記プリズムが
前記入口、出口偏光ビームスプリッタ及び第1、第2の
λ/2波長板の外側に密接され、かつ相互に密接されて
配設された複数の三角プリズムからなることを特徴とし
ている。
【0013】このため請求項2記載の発明では、複数の
三角プリズムを密接させて、光損失が少なく、かつコン
パクトな光路を形成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施の形
態に基づいて具体的に説明する。
【0015】図1は、一実施形態としての光学フィルタ
モジュール20を示す。
【0016】この光学フィルタモジュール20は、入射
光LI の光軸LO に対する傾角θが45°になるように
傾けて設定した可変波長フィルタ1と、この可変波長フ
ィルタ1の入射光LI の対向側面1a側に設けた入口及
び出口偏光ビームスプリッタ10及び11と、可変波長
フィルタ1の対向側面1aの反対側面1b側に設けた第
1及び第2のλ/2波長板12及び13と、入口、出口
偏光ビームスプリッタ10,11及び第1、第2のλ/
2波長板12,13の周辺部に設けられたプリズム1
4,15,16,17とから大略構成されており、入射
光LI の入射方向に対して直交する方向の出射光L2
得ることができるようになっている。
【0017】可変波長フィルタ1は、図2に示すように
一対のガラス基板2の各対向面上に透明電極3,3を形
成し、その上に反射膜4,4を配置すると共に、さらに
この反射膜4,4上に液晶用配向膜5,5を配置し、か
つ一対のガラス基板2,2をスペーサ9により適宜の間
隔を維持して平行に配置して、液晶用配向膜5,5間に
液晶7を封入し、さらに一対のガラス基板2,2の対向
面と反対側の外面上に無反射膜6,6を配置して構成さ
れている。
【0018】図1中、符号8は可変波長フィルタ1の制
御用電子回路であり、この回路8により両透明電極3,
3間の印加電圧を制御するようになっている。
【0019】この可変波長フィルタ1は、入射角45°
で入射する入射光に対して、対向する基板2,2の反射
膜4,4がP偏光,S偏光共に反射率が同じになるよう
に設計されており、かつ前記した透明電極3,反射膜
4,液晶用配向膜5,及び無反射膜6が、従来通りの方
法により形成されると共に液晶7として従来と同様にネ
マチック液晶が用いられる。
【0020】例えば、透明電極3は、ガラス基板2の対
向面上にインジウムティンオキサイドをスパッタするこ
とにより形成され反射膜4は透明電極3の電圧印加部上
に蒸着法により形成されるTiO2 とSiO2 の多層膜
で形成され、かつ液晶用配向膜5は反射膜4上にラビン
グ処理される適宜の配向処理剤により形成される。
【0021】このように形成された可変波長フィルタ1
は、その一側面を入射光LI に対する対向側面1aとし
て入射光LI の光軸LO の延長線上に45°傾けて設置
されている。
【0022】入口及び出口偏光ビームスプリッタ10及
び11は、可変波長フィルタ1の対向側面1aを斜辺と
する直角三角形を構成する他の2辺にそれぞれ対応させ
て設けられている。このとき入口偏光ビームスプリッタ
10は入射光LI 側(図1中の、可変波長フィルタの左
側)に設けられると共に、出口偏光ビームスプリッタ1
1は出射光L2 側(図1中、可変波長フィルタ1の上
側)に設けられる。
【0023】また、第1及び第2のλ/2波長板12及
び13は可変波長フィルタ1の対向側面1aの反対側面
1bを斜辺とする直角三角形を構成する他の2辺にそれ
ぞれ対応させて設けられている。このとき第1のλ/2
波長板12は、図1の可変波長フィルタ1の下側に設け
られると共に、第2のλ/2波長板13は図1の可変波
長フィルタ1の右側に設けられる。
【0024】さらに、プリズム14,15,16及び1
7は、入口偏光ビームスプリッタ10で分離された入射
光LI のP及びS偏光の一方の偏光が第1のλ/2波長
板12を透過した後可変波長フィルタ1を透過すると共
に、他方の偏光が可変波長フィルタ1の前記透過箇所と
同一の箇所を透過した後第2のλ/2波長板13を透過
し、かつ前記両偏光がそれぞれ同一の光路長を有して出
口偏光ビームスプリッタ11で合波するように配設され
る。
【0025】具体的には、図1に示すように、プリズム
14,17は大きさ同一の大三角プリズムで構成され、
プリズム15,16は大きさ同一の小三角プリズムが構
成されており、プリズム14はその直交辺の内の一辺1
4aを入口偏光ビームスプリッタ10の下面10aに接
着させて取付けられており、プリズム15はその直交辺
の内の一辺15aをプリズム14の直交辺の他辺14b
に接着させると共に、その他辺15bを第1のλ/2波
長板12の下面12aに接着させて取付けられており、
プリズム16はその直交辺の内の一辺16aを第2のλ
/2波長板13の外側面13aに接着させて取付けられ
ており、プリズム17はその直交辺の内の一辺17aを
プリズム16の直交辺の他辺16bに接着させて取付け
られている。このとき用いる接着剤は、光学的にプリズ
ム14,15,16,17と同じ屈折率のものを使用す
る。
【0026】以上述べた可変波長フィルタ1,ビームス
プリッタ10,11,λ/2波長板12,13,及びプ
リズム14,15,16,17は前述した相互の位置関
係を維持して光学的に精密に配設されている。
【0027】次にこの光学フィルタモジュール20につ
いての作動を図3に基づいて説明する。
【0028】入射光LI は入口偏光ビームスプリッタ1
0に入射し、ここでP偏光を反射しS偏光を透過するこ
とによって両偏光に分離される。分離後のP偏光LP
びS偏光LS はそれぞれ図3(a)及び(b)に示す光
路を経て出口偏光ビームスプリッタ11に入射し、ここ
で両偏光LP ,LS が合波され出射光L2 となって出射
する。この入射光LI は、例えば図示しない入射側の光
ファイバの末端に接続したコリメートレンズから出射す
るように構成されており、かつ出射光L2 は、例えば図
示しない集光レンズで集光されて出力側の光ファイバに
誘導されるように構成されている。
【0029】すなわち、P偏光LP は、図3(a)に示
すように入口偏光ビームスプリッタ10で反射した後プ
リズム14,15を通り、第1のλ/2波長板12で9
0度回転させられた後、可変波長フィルタ1を経由して
出口偏光ビームスプリッタ11に達し、この出口偏光ビ
ームスプリッタ11を透過して出射する。ここでは第1
のλ/2波長板12はP偏光LP をS偏光LS と同一の
偏光成分に変換するように機能している。
【0030】一方、S偏光LS は、図3(b)に示すよ
うに入口偏光ビームスプリッタ10を透過した後可変波
長フィルタ1を経由して第2のλ/2波長板13で90
度回転させられ、その後プリズム16,17を通り、出
口偏光ビームスプリッタ11に達し、この出口偏光ビー
ムスプリッタ11で反射して出射する。ここでは第2の
λ/2波長板13はS偏光LS を出口偏光ビームスプリ
ッタ11で反射させるためP偏光LP と同一の偏光成分
に変換するように機能をしている。
【0031】出口偏光ビームスプリッタ11に達したP
偏光LP 及びS偏光LS は、そこで合波されて出射光L
2 として出射する。このときの両偏光LP ,LS の各光
路は、それぞれプリズム14,15、及びプリズム1
6,17により相互に同一の光路長となるように形成さ
れている。
【0032】このような光路においては、P偏光LP
びS偏光LS は、可変波長フィルタ1の入射箇所1cに
それぞれ裏及び表方向から入射し、かつ可変波長フィル
タ1の出射箇所1dから表及び裏方向へ出射する。すな
わち、P偏光LP 及びS偏光LS は、可変波長フィルタ
1の同一箇所1cに表裏から交差状に入射し、かつ同一
箇所1dから出射する。このためP偏光LP 及びS偏光
S の各波長選択が可変波長フィルタ1の同一位置で行
なえるので、波長選択位置におけるフィルタ1内の反射
膜間距離d(図2参照)が両偏光LP ,LS 間で必然的
に同一になる。
【0033】また、P偏光LP は、第1のλ/2波長板
12を透過することによって90度回転させられてS偏
光LS と同一の偏光成分となった後可変波長フィルタ1
に入射するので、偏光の相違による損失がなくなる。
【0034】さらに、P偏光LP 及びS偏光LS は、そ
れぞれ可変波長フィルタ1の同一箇所1c及び1dを透
過するようにしたので出口偏光ビームスプリッタ11で
の合波の際に光軸のずれを生じることがなく、かつ両偏
光LP ,LS の光路長を同一にしたので両偏光LP ,L
S 間の位相のずれも生じない。
【0035】このように形成された光学フィルタモジュ
ール20は、可変波長フィルタ1で選択された共振波長
の出射光L2 が入射光L1 に対してと直交方向に出射す
るようになっており、かつこの出射光の透過スペクトル
が図4に示すように両偏光LP ,LS が完全に合致した
偏波無依存型となっている。
【0036】なお、この光学フィルタモジュール20
は、可変波長フィルタ1における制御用電子回路8によ
り両透明電極3,3間に電圧を印加することにより、液
晶7の屈折率を変化させれば共振波長を可変することが
でき、これにより波長の選択が可能となる。
【0037】以上のようにこの光学フィルタモジュール
20は、可変波長フィルタ1の反射膜間の距離dの高精
度の調整を要することなく容易に偏光無依存型とするこ
とができると共に波長フィルタ1を構成するガラス基板
2の高精度な平面度も要求されることがないので基板コ
ストの低減によるコスト低減をも図ることができる。
【0038】その上この光学フィルタモジュール20
は、複数の三角プリズム14,15,16及び17を密
接させて、光損失が少なく、かつコンパクトな光路を形
成したので、充分な光量による波長選択精度の向上と措
装置全体のコンパクト化を共に図ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、次の効果を奏することができる。
【0040】すなわち、請求項1記載の発明によれば、 入口偏光ビームスプリッタで分離されたP及びS偏光
の内一方の偏光が、第1のλ/2波長板を透過して90
度回転させられて他方の偏光と同一の偏光成分となった
後可変波長フィルタに入射するので、偏光の相異による
損失がなくなること、 P及びS偏光の各波長選択が可変波長フィルタの同一
位置で行なえるので、波長選択位置におけるフィルタ内
の反射膜間距離が両偏光間で必然的に同一となり、前記
距離を両偏光間で同一にするためのフィルタ基板の高平
面度を含む高精度調整が不要となること、及び、 P及びS偏光は、それぞれ可変波長フィルタの同一個
所を透過するので、出口偏光ビームスプリッタでの合波
の際に光軸のずれを生ずることがなく、かつ両偏光の光
路長を同一にしたので両偏光間の位相のずれも生じない
こと、により、可変波長フィルタの高精度の調整を要す
ることなく容易に偏波無依存型とすることができると共
に、コスト低減をも図ることのできる光学フィルタモジ
ュールを提供することができる。
【0041】また、請求項2記載の発明によれば、複数
の三角プリズムを密接させて、光損失が少なく、かつコ
ンパクトな光路を形成することができ、この結果請求項
1記載の発明の効果に加えて、充分な光量による波長選
択精度の向上及び装置全体のコンパクト化を共に図るこ
とのできる光学フィルタモジュールを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての光学フィルタモジ
ュールの概略構成図である。
【図2】図1の光学フィルタモジュールに用いられる可
変波長フィルタの断面図である。
【図3】図1の光学フィルタモジュールの光路を示し、
(a)はP偏光の光路図、(b)はS偏光の光路図であ
る。
【図4】図1の光学フィルタモジュールの透過スペクト
ル図である。
【図5】従来の光学フィルタモジュールの概略構成図で
ある。
【図6】図5の光学フィルタモジュールの課題を示す透
過スペクトル図である。
【符号の説明】
1 可変波長フィルタ 1a 対向側面(可変波長フィルタの) 1b 反対側面(可変波長フィルタの) 10 入口偏光ビームスプリッタ 11 出口偏光ビームスプリッタ 12 第1のλ/2波長板 13 第2のλ/2波長板 14,15,16,17 プリズム 20 光学フィルタモジュール L1 入射光 L2 出射光 LP P偏光 LS S偏光 θ 傾角(可変波長フィルタの)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射光の光軸に対して45°の傾角に傾
    けて設定した可変波長フィルタと、 可変波長フィルタの入射光の対向側面を斜辺とする直角
    三角形を構成する他の2辺にそれぞれ対応させて設けた
    入口及び出口偏光ビームスプリッタと、 前記可変波長フィルタの前記対向側面の反対側面を斜辺
    とする直角三角形を構成する他の2辺にそれぞれ対応さ
    せて設けた第1及び第2のλ/2波長板と、 前記入口偏光ビームスプリッタで分離された入射光のP
    及びS偏光の一方の偏光が前記λ/2波長板を透過した
    後前記可変波長フィルタを透過すると共に、他方の偏光
    が前記可変波長フィルタの前記透過個所と同一の個所を
    透過した後前記第2のλ/2波長板を透過し、かつ前記
    P及びS偏光がそれぞれ同一の光路長を有して前記出口
    偏光ビームスプリッタで合波するように配設したプリズ
    ムとからなることを特徴とする光学フィルタモジュー
    ル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光学フィルタモジュール
    であって、 前記プリズムが前記入口、出口偏光ビームスプリッタ及
    び第1、第2のλ/2波長板の外側に接着され、かつ相
    互に密接されて配設された複数の三角プリズムからなる
    ことを特徴とする光学フィルタモジュール。
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