JP3107691U - ステープル引抜き器 - Google Patents

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Abstract

【課題】綴紙からステープルを簡単に抜き取ることのできるステープル引抜き器を提供する。
【解決手段】可動部材40、案内用押圧板50、バネ要素60及び係合片70とから構成されたステープル引抜き器100であって、前記可動部材40は開口凹みが形成された係合凹部41と、開口の後部側を所定の上向き傾斜角度で切欠き形成した係合縁部42と、下面前方底部を切欠いて形成した連結用凹部43と、連結用凹部43の前方側壁面を上方に向けて所定の大きさに切欠いて形成した中央制限溝44とから成り、前記案内用押圧板50は、前記前記可動部材40の下面部に形成された係合凹部41と対応位置するように配設されており、前記案内押圧板50の底部左右側縁部には、前記係合凹部41の隣接ファセット面411と水平に整合する平坦な接触領域52が形成される。
【選択図】図3

Description

本考案は、ステープル(ステープラー(ホッチキス)の針)引抜き器に関し、更に具体的に言うと、紙の上部に直接平らに載せられることで、手で抑えておかなくともステープル引抜き器をステープルで結合された綴紙の上面に安定して保持でき、失敗なく綴紙からステープルを簡単に抜き取ることのできるステープル引抜き器に関するものである。
図1及び図2には、上方ハンドル及び下方ハンドルが相互十字状の交差状態に組み合わされてバネ(図示せず)を介して弾性的に支持された従来のステープル引抜き器が示されている。上方及び下方ハンドル11,12の前方端部には、それぞれ、三角形の貫通孔131を有する引抜き部13と平坦押圧部121とが配設されている。使用する場合には、上方及び下方ハンドル11,12を手で掴んでしっかりと握ってから、上方ハンドル12に配設されている引抜き部13を前方へ押し付け、ステープル20と綴紙30の間に位置付ける。そして、上方及び下方ハンドル11,12を共に手で挟み付けて、図2に示すように、平坦押圧部121がステープルに隣接するまで引抜き部13を上方へ引き上げる。そのまま上方及び下方ハンドル11,12を共に挟みつけて、平坦押圧部121がステープル20を貫通孔131の方へ押し付けると、平坦な引抜き部13に挟持力が生じて、綴紙からステープルを引き抜けるようになる。
しかしながら、このような従来のステープル引抜き器には以下のような不具合がある。ステープル引抜き器10のような大概の従来のステープル引抜き器は、その構造が綴紙の上に対して水平に位置付けすることができない形状に作られているため、ステープル20を取り外そうとする前に、まず上方及び下方ハンドル11,12を手に取って握ってから、使用中はそのままステープル引抜き器のハンドルを保持し続けて綴紙に止められたステープルを引き抜かなければならないので、使い勝手が悪く不便である。
従って、本考案の目的は、従来製品の上記のような不具合を改良したステープル引抜き器を提供することにあり、可動部材と、案内用押圧板と、バネ要素と、係合片とから構成されていて、この構成により、ステープル引抜き器を綴紙の上に直接水平に置くことができるため、手で保持していなくても綴紙の上面に安定した状態で載せて綴紙に止められたステープルを取り外すことのできるステープル引抜き器を提供することを目的とする。
本考案に係る請求項1のステープル引抜き器は、可動部材と、案内用押圧板と、バネ要素と、係合片とから構成されており、前記可動部材40は、下面部に上向の開口凹みが形成された係合凹部41と、前記係合凹部41の開口の後部側を所定の上向き傾斜角度で切欠き形成した係合縁部42と、下面部前方底部を切欠いて形成した連結用凹部43と、連結用凹部43の前方側壁面を上方に向けて所定の大きさに切欠いて形成した中央制限溝44とから成り、前記案内用押圧板50は、前記前記可動部材40の下面部に形成された係合凹部41と対応位置するように配設されており、前記案内押圧板50の底部左右側縁部には、前記係合凹部41の隣接ファセット面411と水平に整合する平坦な接触領域52が形成され、前記可動部材40の上方向に傾斜させて形成した隣接状態となる係合縁部42と共に移動空間Aを限定してなり、かつ前面部には、前記可動部材40の制限溝44と一致するように位置付けられる突出部53が形成されており、前記バネ要素60は、その両端部がそれぞれ、前記係合凹部41の内側壁面と、前記案内用押圧板50の上側表面との間に配設されて、前記可動部材40の後部側を常時弾性的に上方向へと付勢するようになっており、前記係合片は、前端部に平坦な引抜き部71を有し、前記可動部材40の連結用凹部43へ組み合わされて可動部材40と一体に固着されるようになっており、前記可動部材および案内押圧板を組み合わせて、ステープル引抜き器を構成し、使用においては前記可動部材の後部側を下方に押付けて、綴紙を結合しているステープルを取り除くようにしたことを特徴とする。
請求項2の考案は、請求項1記載のステープル引抜き器において、前記係合片に固着された平坦な引抜き部は、底部で平坦面を形成するように、所定の角度をもって下方へ折り曲げられていることを特徴とする。
請求項3の考案は、請求項1記載のステープル引抜き器において、前記可動部材の内側壁面には所定位置に左右1対の旋回用孔が対称に配置されていて、該旋回用孔には連通する垂直案内通路が形成されていることを特徴とする。
請求項4の考案は、請求項1記載のステープル引抜き器において、前記可動部材の係合凹部は、可動部材の下面底部をU字形状に切欠いて凹部としたものであることを特徴とする。
本考案のステープル引抜き器は、その底部を平坦に構成し、直接綴紙の上面に水平に乗せて置くことができるため、綴紙の上に安定的に配置でき、従来のように使用中はステープル引抜き器の上方及び下方ハンドルを手で握り続けている必要がないので、使い勝手がよく、また、可動部材と一体になるように構成された係合片により、綴紙に止めてあるステープルをスムーズに失敗なく簡単に取り外すことができる。
以下、本考案の好適な実施形態について、図面を参照して説明する。
図3〜5は本考案のステープル引抜き器の実施例を示す図であり、図3に示すように、本考案のステープル引抜き器100は、可動部材40と、案内用押圧板50と、バネ要素60と、係合片70とから構成されている。
前記可動部材40は、下面部に上向の開口凹みが形成された係合凹部41と、前記係合凹部41の開口の後部側を所定の上向き傾斜角度で切欠き形成した係合縁部42と、下面部前方底部をU字形状に切欠いて形成した連結用凹部43と、連結用凹部43の前方側壁面を上方に向けて所定の大きさに切欠いて形成した中央制限溝44とから成る。
前記係合凹部41の前方側壁内面の所定位置には1対の旋回用孔45が左右対称に形成され、これらの旋回用孔45はそれぞれ、底部側で下方に伸長している垂直案内通路(トラック)46と連通している。
前記案内用押圧板50は、前記前記可動部材40の下面部に形成された係合凹部41と対応位置するように配設されるもので、前記案内用押圧板50の前方側の左右側面対称位置に1対の旋回ロッド51が配設されており、この1対の旋回ロッド51を前記可動部材40の垂直案内通路46を介して上方へ押付けることで、前記旋回用孔45に確実に係合させて、前記案内用押圧板50が前記可動部材40の係合凹部41の中に位置付けられるようになる。
前記バネ要素60は、湾曲面を有する板バネからなり、その両端部がそれぞれ、前記係合凹部41の内壁面上部と、前記案内用押圧板50の上部外表面との間に配置されるように取り付けられ、可動部材40の後部側は前記案内用押圧板50に対し常時バネ要素60によって弾性的に上方向へと付勢されるようになっている。
更に、案内押圧板50には、その底部側の横側縁部に伸長し且つ前記係合凹部41の隣接ファセット面411と水平に整合する平坦な接触領域52が形成されており、図4に示されるように前記可動部材40の上方向に傾斜させて形成した隣接状態となる係合縁部42と共に移動空間Aを限定している。
また、前記案内押圧板50には、その前方側に突出して配置された突出部(プッシュ・ブロック)53が形成されていて、前記可動部材40の制限溝44と一致するように位置付けられている。
前記係合片70は、前記可動部材40のU字形状に切欠いて形成した連結用凹部43へ固着されて組み合わされ、一体構造となる。そして、前記案内押圧板50の突出部53に一致するように形成された三角形状の貫通孔711を有する限定された平坦な引抜き部71が、係合片70の一端に固着されている。この平坦な引抜き部71は、底部で平坦面を形成するように、適切に下方へ曲げられている。
図4及び図5を参照して説明する。
実際に使用する際には、本考案のステープル引抜き器は、その案内押圧板50の平坦な接触領域52を綴紙の上表面に載せると、係合凹部41の隣接ファセット面411及び係合片70が紙上面に水平に位置付けられる。そして、ステープル引抜き器を綴紙30に止められているステープル20の方へ移動し、平坦な引抜き部71を水平に案内して、ステープルと綴紙上面との間に押し入れる。
さらに、可動部材40の後部側を移動空間Aを利用して下方へ押付けると、旋回用孔45に係合されている前記案内押圧板50の旋回用ロッド51に沿って下方へ移動し、それと同時に、図4に示すように、バネ要素60をきつく押付けるようになる。
前記移動空間Aを利用して下降している係合凹部41の係合縁部42が綴紙30の上表面に完全に接触してその表面を覆った状態では、前記連結凹部43に設置された係合片70と共に隣接ファセット面411が旋回して上方へ持ち上げられて、下降する係合縁部42に対して反対側に上昇する。
従って、ステープル20の中間部の上面が突出部(プッシュ・ブロック)53によって押し止められて、更にステープル20を三角形の貫通孔711の方へ押し付けるようにすると、平坦な引抜き部71との間に挟持力が発生するので、簡単にスムーズにステープル20を綴紙から取外すことができるようになる。
故に、本考案による可動部材40及び案内押圧板50の設計構造によれば、本考案のステープル引抜き器を綴紙30の上面に直接水平に設置でき、綴紙30を結合したステープル20を引抜くために下方へ押付けられた場合に、手で保持していなくても安定してその上面に載置することができるので、使い勝手がよく、簡単便利に適用でき、最高の使用状態が達成されるものである。
従来のステープル引抜き器の使用状態を示す側面図。 従来のステープル引抜き器でステープルを引き抜いている使用状態を示す側面図。 本考案のステープル引抜き器の実施例を示す分解斜視図。 本考案のステープル引抜き器の操作状態を示す側面図。 本考案のステープル引抜き器でステープルを引き抜いている状態を示す側面図。
符号の説明
100 ステープル引抜き器
40 可動部材
41 係合凹部
42 係合縁部
43 連結凹部
45 旋回用孔
50 案内押圧板
51 旋回用ロッド
411 隣接ファセット面
60 バネ要素
70 係合片
71 平坦な引抜き部
A 移動空間

Claims (4)

  1. ステープル引抜き器の改良構造であって、前記ステープル引抜き器は、可動部材、案内用押圧板、バネ要素及び係合片とから構成されており、
    前記可動部材は、下面部に上向の開口凹みが形成された係合凹部と、前記係合凹部の開口の後部側を所定の上向き傾斜角度で切欠き形成した係合縁部と、下面部前方底部を切欠いて形成した連結用凹部と、連結用凹部の前方側壁面を上方に向けて所定の大きさに切欠いて形成した中央制限溝とから成り、
    前記案内用押圧板は、前記前記可動部材の下面部に形成された係合凹部と対応位置するように配設されており、前記案内押圧板の底部左右側縁部には、前記係合凹部の隣接ファセット面と水平に整合する平坦な接触領域が形成され、前記可動部材の上方向に傾斜させて形成した隣接状態となる係合縁部と共に移動空間を限定してなり、かつ前面部には、前記可動部材の制限溝と一致するように位置付けられる突出部が形成されており、
    前記バネ要素は、その両端部がそれぞれ、前記係合凹部の内側壁面と、前記案内用押圧板の上側表面との間に配設されて、前記可動部材の後部側を常時弾性的に上方向へと付勢するようになっており、
    前記係合片は、前端部に平坦な引抜き部を有し、前記可動部材の連結用凹部へ組み合わされて可動部材と一体に固着されるようになっており、
    前記可動部材および案内押圧板を組み合わせて、ステープル引抜き器を構成し、使用においては前記可動部材の後部側を下方に押付けて、綴紙を結合しているステープルを取り除くようにしたことを特徴とするステープル引抜き器。
  2. 前記係合片に固着された平坦な引抜き部は、底部で平坦面を形成するように、所定の角度をもって下方へ折り曲げられていることを特徴とする請求項1記載のステープル引抜き器。
  3. 前記可動部材の内側壁面には所定位置に左右1対の旋回用孔が対称に配置されていて、該旋回用孔には連通する垂直案内通路が形成されていることを特徴とする請求項1記載のステープル引抜き器。
  4. 前記可動部材の係合凹部は、可動部材の下面底部をU字形状に切欠いて凹部としたものであることを特徴とする請求項1記載のステープル引抜き器。
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