JP3107440B2 - 強誘電体不揮発性メモリ、強誘電体不揮発性メモリの使用方法、および強誘電体不揮発性メモリの製造方法 - Google Patents

強誘電体不揮発性メモリ、強誘電体不揮発性メモリの使用方法、および強誘電体不揮発性メモリの製造方法

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JP3107440B2
JP3107440B2 JP04016496A JP1649692A JP3107440B2 JP 3107440 B2 JP3107440 B2 JP 3107440B2 JP 04016496 A JP04016496 A JP 04016496A JP 1649692 A JP1649692 A JP 1649692A JP 3107440 B2 JP3107440 B2 JP 3107440B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、強誘電体不揮発性半
導体記憶装置に関するものであり、特にその集積度向
上、および製造の容易化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すような強誘電体不揮発
性メモリ1が、知られている。強誘電体不揮発性メモリ
1は、Pウェル2内に、n+形であるドレイン3、n+
であるソース4が形成されている。ドレイン3、ソース
4の間はチャネル形成領域10a,10b,10cである。
【0003】チャネル形成領域10bの上にはメモリーゲ
ート電極5が設けられている。チャネル形成領域10bと
メモリーゲート電極5の間には、強誘電体材料であるPb
TiO3からなる強誘電体膜6が設けられている。チャネル
形成領域10aは、絶縁膜8aで覆われており、絶縁膜8a
の上にはソースゲート電極7が設けられている。チャネ
ル形成領域10aと同様にチャネル形成領域10cも、絶縁膜
8cで覆われており、その上にはドレインゲート電極9
が設けられている。
【0004】チャネル形成領域10aと10b,およびチャネ
ル形成領域10b,10cの間には、各々n+形の領域11a,11b
が設けられている。
【0005】強誘電体不揮発性メモリ1の書き込み、お
よび消去動作を原理を図7の強誘電体膜6のE−Pヒス
テリシスループを参照して説明する。図7において、縦
軸は分極Pを示し、横軸は電界Eを示す。
【0006】強誘電体不揮発性メモリ1に書込む場合、
Pウェル2に接地電位を与え、かつメモリゲート電極5
に抗電圧より十分大きなプログラミング電圧を印加す
る。抗電圧とは、強誘電体物質の残留分極を取り除くの
に必要な電界Ecを得る為の電圧をいう。この時、メモ
リゲート電極5とPウェル2間に発生する電界によっ
て、強誘電体膜6は発生した電界の方向とほぼ同じ方向
に分極する(図7のP1)。分極状態によって、チャネ
ル形成領域10bにチャネルが形成され(以下オン状態と
いう)、強誘電体不揮発性メモリ1は、書込状態とな
る。なお、プログラミング電圧が遮断されても、分極状
態はほぼそのままの状態である(図7のQ1)。このよ
うに、強誘電体膜6が分極する最低限の電圧をプログラ
ム電圧という。
【0007】一方、強誘電体不揮発性メモリ1の消去さ
せる場合、書込時とは反対に、メモリゲート電極5に接
地電位を与え、かつPウェル2に抗電圧より十分大きな
プログラミング電圧を印加する。この時、メモリゲート
電極5とPウェル2間に書込時とは反対方向の電界が発
生する。従って、この電界効果によって強誘電体膜6の
分極状態が反転する(以下反転状態という)(図7のR
1)。プログラム電圧が遮断されても、反転状態はほぼ
そのままの状態である(図7のS1)。この場合、強誘
電体膜6は、メモリゲート電極5側がプラスに、Pウェ
ル2側がマイナスに誘電している。したがって、チャネ
ル形成領域10bのチャネルがカットされる(以下オフ状
態という)。
【0008】つぎに、強誘電体不揮発性メモリ1の読み
出し動作を説明する。ソースゲート電極7、およびドレ
インゲート9に、しきい値を越える電圧を印加する。こ
れにより、チャネル形成領域10a,10cにチャネルが形成
される(以下オン状態という)。もし、強誘電体膜6が
分極していると、チャネル形成領域10a,10b,10cともオ
ン状態となり、ドレイン3の電位をソース4の電位より
高くすることにより、ドレイン3とソース4間に電流が
流れる。
【0009】これに対し、強誘電体膜6が分極していな
いと、チャネル形成領域10bはオフ状態となる。したが
って、ドレイン3の電位をソース4の電位より高くして
も、ドレイン3とソース4間に電流が流れない。
【0010】このように、強誘電体不揮発性メモリ1
は、一旦書き込み状態とすれば、たとえメモリゲート電
極5に電圧の供給を中止しても、書き込み状態は維持さ
れる。また、書き込まれているか否かは、チャネル形成
領域10a,10cをオン状態とし、ソース4とドレイン3の
間に電流が流れるか否かによって判断することができ
る。 上記、強誘電体不揮発性メモリ1は、マトリック
ス状に接続されて使用される。強誘電体不揮発性メモリ
1を複数組合わせたマトリックス回路の等価回路15を図
8Aに示す。ここで、同図に示すようにマトリックス状
に組合わせた場合、行方向、列方向に各メモリゲート電
極5、ドレインゲート電極9、ソースゲート電極7、ソ
ース4、ドレイン3が接続される。このように接続した
ことから、書き込み、または、読み出しを希望するメモ
リ(以下選択セルという)以外のメモリに書き込み、ま
たは、読み出しをしてしまうおそれがある。そこで、等
価回路15においては、次に述べるようにして、確実に選
択セルを選択できるようにしている(なお、選択セル以
外を以下非選択セルという)。
【0011】図8Bに、セルC11を選択セルとする場合
の書き込みと読み出し時に印加する電圧の一例を示す。
まず書き込む場合には、ワードラインWL1-1,1-2,ビット
ラインBL2には5V、その他には、0Vを印加する。同図A
に戻って、選択セルC11の、メモリゲート電極5にPウ
ェル2の電位より5V高い電位が与えられる。これによ
り、メモリーゲート電極5とPウェル2間に電界が発生
する。その結果、強誘電体膜6は、発生した電界の方向
とほぼ同じ方向に分極し(図2のP3参照)、セルC11
は、書き込み状態となる。
【0012】一方、非選択セルであるセルC12のドレイ
ンゲート9に5Vが印加されている為、チャネル形成領域
10cはオン状態である。さらにドレイン3には5Vが印加
されていることから、チャネル形成領域10bに5Vが転送
される。このため、メモリゲート電極5に5Vが印加され
ていても、電位差が生じない。したがって、強誘電体膜
6は分極せず、書き込み状態となることはない。
【0013】ところで、他の非選択セルであるセルC14
については、ドレイン3に5Vが印加されており、メモリ
ゲート電極5には、0Vが印加されている。一般的に強誘
電体不揮発性メモリの場合、ソースもしくは、ドレイン
のどちらか一方にメモリゲート電極より高い電圧が印加
されているだけでも、反転がおこってしまう(誤消去)
おそれがある。そこで、非選択セルであるセルC14にお
いては、そのドレインゲート9をオフ状態とすることに
より、このような誤消去を防止している。
【0014】また、他の非選択セルであるセルC14のメ
モリゲート電極5、Pウェル2には、0Vが印加されてお
り強誘電体膜6は分極せず、書き込み状態とならない。
また、チャネル形成領域10a,10cともオフ状態となって
いるため、誤消去も防止できる。
【0015】なお、非選択セルへの書き込みを防止する
為、ビットラインBL2に印加されている書き込み禁止電
圧である5Vについては、選択セルC11〜C14のソースゲ
ートをオフ状態とすることにより、メモリーゲート下の
チャネル形成領域10bにおいても保持される。
【0016】読み出しについては、次のようにして行
う。ワードラインWL1-1,1-3に5V、ビットラインBL1にプ
ラス電源を有するセンスアンプを接続し、その他は0Vを
印加する。
【0017】選択セルC11について見てみると、ワード
ラインWL1-1,1-3に5Vを印加することによりチャネル形
成領域10a,10cとも、オン状態となる。もし、強誘電体
膜6が分極してないと、チャネル形成領域10bはオフ状
態である。したがって、ビットラインBL1とソースライ
ンS1間に電流が流れない。これに対し、強誘電体膜6が
分極していると、チャネル形成領域10bはオン状態とな
り、結局全てのゲートがオン状態となる。したがって、
ビットラインBL1とソースラインS1間に電流が流れる。
すなわち、セルC11が書き込み状態であれば、ビットラ
インBL1に接続されているセンスアンプに電流が流れる
が、非書き込み状態であれば、ビットラインBL1に接続
されているセンスアンプに電流が流れない。これによ
り、セルC11の状態(書込、非書込)を読み出すことが
できる。
【0018】一方、非選択セルC12について見てみる
と、ワードラインWL1-1,1-3に5Vを印加することにより
チャネル形成領域10a,cは、オン状態となる。しかし、
ビットラインBL2とソースラインS1は電位差が0である
ので、ビットラインBL2とソースラインS1間に電流が流
れない。その他の非選択セルC13、C14については、ワ
ードラインWL2-1,2-3が0Vであるから、双方のチャネル
形成領域10a,cがオフ状態である。したがって、ソース
ラインS1とビットラインBL2間、ソースラインS1とビッ
トラインBL1間には電流が流れない。このように、マト
リックス状に接続した場合でも、図7Bに示すような電
圧を印加することにより、選択セルのみに書き込むこ
と、および読み出すことが可能となる。
【0019】なお、消去の際は、ワードラインWL1-2,2-
2に-5Vを、その他には0Vを印加する。選択セルC11、C
12について見てみると、PウェルPWに0Vを、ワードライ
ンWL1-2,2-2に-5Vを印加することとなり、電界効果によ
り強誘電体膜6の分極状態が反転し、書き込み状態を解
除される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような強誘電体不揮発性メモリ1においては、次のよう
な問題があった。1セルにつき2つの選択トランジスタ
が必要であり、この2つの選択トランジスタの小型化は
以下に述べるように、困難であった。2つの選択トラン
ジスタを安定に作動させる為には、チャネル形成領域10
a,10bの幅W1,W2を正確に製造する必要がある。ここで、
幅W1,W2は、フォトレジストによるマスクが行われた領
域長により決定される。したがって、マスクのアライメ
ントズレ(合わせズレ)をさけることができず、幅W1,W
2を正確に制御することは困難であった。とくに、小型
化するため幅W1、W2を小さくした場合は、幅W1、W2に対し
てこのアライメントズレが無視できないほどの大きさと
なってしまう。すなわち、上記のような強誘電体不揮発
性メモリ1の構造では小型化に限界があった。
【0021】この発明は、上記のような問題点を解決
し、2つの選択トランジスタの一方を小型化することに
よるセル面積の縮小を可能とし、これにより集積度を向
上させるとともに、製造が容易で、製造コストを低くす
ることができる強誘電体不揮発性メモリを提供すること
を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる強誘電
体不揮発性メモリは、分極用制御電極の第1領域側の側
壁と隣接するとともに強誘電体膜上に位置する絶縁性側
壁を設けることにより、第1スイッチング素子を形成し
たことを特徴とする。
【0023】請求項2にかかる強誘電体不揮発性メモリ
は、第1領域はソースであり、第2領域はドレインであ
り、分極用制御電極は、メモリゲート電極であり、第2
スイッチング素子は、プログラム電圧を印加することに
より電路を形成するドレインゲート電極を有しているこ
とを特徴とする。
【0024】請求項3の強誘電体不揮発性メモリの使用
方法は、請求項2の強誘電体不揮発性メモリをマトリッ
クス状に配置し、同一行に配置された強誘電体不揮発性
メモリのドレインを接続するドレインラインを各行ごと
に設け、同一列に配置された強誘電体不揮発性メモリの
メモリゲート電極を接続するメモリゲートラインを各列
ごとに設け、同一列に配置された強誘電体不揮発性メモ
リのドレインゲート電極を接続するドレインゲートライ
ンを各行ごとに設け、全ての強誘電体不揮発性メモリの
ソースを接続するソースラインを設け、書き込む場合に
は、書き込み予定のメモリのメモリゲート電極にプログ
ラム電圧を印加し、書き込みを防止したいメモリには、
ソースまたはドレインに電圧を印加することにより、電
荷保持用絶縁膜にプログラム電圧を印加しないように
し、読み出す場合には、読み出し予定のメモリのソース
ラインに反転電圧を印加するとともに、読み出し予定の
メモリのドレインラインに電流が流れるか否かを読取る
ことを特徴とする。
【0025】請求項4の不揮発性メモリの製造方法は、
半導体基板上に電路形成用制御電極を形成する工程、半
導体基板上の電路形成用制御電極以外の部分に強誘電体
膜を形成する工程、前記強誘電体膜上の一部に分極用制
御電極を形成する工程、前記強誘電体膜上であって、か
つ分極用制御電極の側壁に絶縁性側壁を形成する工程、
前記半導体基板内に第1領域、および第2領域を形成す
る工程を備えたことを特徴としている。
【0026】
【作用】請求項1および請求項2にかかる強誘電体不揮
発性メモリまたは、請求項4にかかる強誘電体不揮発性
メモリの製造方法は、分極用制御電極の第1領域側の側
壁と隣接するとともに強誘電体膜上に位置する絶縁性側
壁を設けることにより、第1スイッチング素子を形成し
たことを特徴とする。したがって、絶縁性側壁によって
形成されるオフセット領域を正確に製造することができ
る。
【0027】請求項3の強誘電体不揮発性メモリの使用
方法は、請求項2の強誘電体不揮発性メモリをマトリッ
クス状に配置し、同一行に配置された強誘電体不揮発性
メモリのドレインを接続するドレインラインを各行ごと
に設け、同一列に配置された強誘電体不揮発性メモリの
メモリゲート電極を接続するメモリゲートラインを各列
ごとに設け、同一列に配置された強誘電体不揮発性メモ
リのドレインゲート電極を接続するドレインゲートライ
ンを各行ごとに設け、全ての強誘電体不揮発性メモリの
ソースを接続するソースラインを設け、書き込む場合に
は、書き込み予定のメモリのメモリゲート電極にプログ
ラム電圧を印加し、書き込みを防止したいメモリには、
ソースまたはドレインに電圧を印加することにより、電
荷保持用絶縁膜にプログラム電圧を印加しないように
し、読み出す場合には、読み出し予定のメモリのソース
ラインに反転電圧を印加するとともに、読み出し予定の
メモリのドレインラインに電流が流れるか否かを読取る
ことを特徴とする。したがって、請求項2の強誘電体不
揮発性メモリをマトリックス状に接続しつつ、誤書き込
み、誤読み出しを防止できる。
【0028】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、図1に、本発明の一実施例による不揮発性メ
モリ21を示す。不揮発性メモリ21は、同図に示すよう
に、Pウェル2内に、第1領域であるソース4、および
第2領域であるドレイン3が形成されている。ドレイン
3、ソース4ともn+層である。ドレイン3、ソース4の
間には、オフセット領域20a、チャネル形成領域10b,10
c、およびn+層である領域11bが形成されている。
【0029】オフセット領域20aおよびチャネル形成領
域10bは、強誘電体材料であるPbTiO3からなる強誘電体
膜6で覆われている。チャネル形成領域10bの上部に
は、分極用制御電極であるメモリゲート電極5が設けら
れている。オフセット領域20aの上部には、絶縁性側壁
である絶縁性サイドウォール23が設けられている。な
お、メモリゲート電極5と絶縁性サイドウォール23は、
同図に示すように隣接している。チャネル形成領域10c
は、絶縁膜8で覆われており、絶縁膜8の上には、ドレ
インゲート電極9が設けられている。ソース4には、ソ
ース電極24が接続されている。
【0030】なお、本実施例においては、チャネル形成
領域10bによって電路形成可能領域を形成する。また、
絶縁性サイドウォール23およびオフセット領域20aによ
って、第1スイッチング素子を形成している。また、ド
レインゲート電極9、絶縁膜8、チャネル形成領域10
c、および領域11bによって、第2スイッチング素子を形
成している。
【0031】絶縁性サイドウォール23、メモリゲート電
極5、ドレインゲート9、およびソース電極24は、保護
膜である第1層間膜26で覆われている。第1層間膜26お
よびソース電極24は第2層間膜27で覆われている。第2
層間膜27上には、アルミニウム膜であるビットライン29
が設けられており、マトリックス接続に必要な各ドレイ
ン3を接続する。
【0032】強誘電体不揮発性メモリ21の書き込み、お
よび消去動作は、従来の強誘電体不揮発性メモリ1と同
様である。すなわち、強誘電体不揮発性メモリ21に書込
む場合、Pウェル2に接地電位を与え、かつメモリゲー
ト電極5に抗電圧より十分大きなプログラミング電圧を
印加する。この時、メモリゲート電極5とPウェル2間
に発生する電界によって、強誘電体膜6は発生した電界
の方向とほぼ同じ方向に分極する。分極状態によって、
チャネル形成領域10bにチャネルが形成され、書込状態
となる。なお、プログラミング電圧が遮断されても、分
極状態はほぼそのままの状態である。
【0033】一方、消去させる場合には、書込時とは反
対に、メモリゲート電極5に接地電位を与え、かつPウ
ェル2に抗電圧より十分大きなプログラミング電圧を印
加する。この時、メモリゲート電極5とPウェル2間
に、書込時とは反対方向の電界が発生する。従って、こ
の電界効果によって強誘電体膜6が反転状態となる。プ
ログラミング電圧が遮断されても、反転状態は維持され
る。このような反転状態により、チャネル形成領域10b
のチャネルがカットされる。
【0034】つぎに、強誘電体不揮発性メモリ21の読み
出し動作を説明する。ソースゲート電極7、およびドレ
インゲート9に、しきい値を越える電圧を印加する。こ
れにより、チャネル形成領域10cにチャネルが形成され
る。さらに、ソース4にPウェル2より高電位を印加す
る。これにより、ソース4のまわりの空乏層が拡大する
ことにより、オフセット領域20aがオン状態となる。
【0035】このように、オフセット領域20aをオン状
態とする電圧であって、かつオフセット領域20a上の強
誘電体膜6の分極状態を変化させない電圧を反転電圧と
いう。本実施例においては、チャネル形成領域10bの幅W
1が2μmであるので、反転電圧を5Vとしている。
【0036】ここで、強誘電体膜6が分極していると、
チャネル形成領域10bもオン状態となる。すなわち、オ
フセット領域20a,チャネル形成領域10b,10cすべてがオ
ン状態となり、ソース4の電位をドレイン3の電位より
高くすることにより、ソース4とドレイン3間には電流
が流れる。
【0037】このように、読み出す際に、ソース電極24
に反転電圧を印加することにより、オフセット領域20a
にチャネルを形成するとともに、この電圧を書き込み状
態の有無を調べる検出電圧として利用することができ
る。
【0038】これに対し、強誘電体膜6が分極していな
いと、チャネル形成領域10bはオフ状態となる。したが
って、ソース4の電位をドレイン3の電位より高くして
も、ソース4とドレイン3間には電流が流れない。
【0039】このように、強誘電体不揮発性メモリ21
は、一旦書き込み状態とすれば、たとえメモリゲート電
極5に電圧の供給を中止しても、書き込み状態は維持さ
れる。また、書き込まれているか否かは、チャネル形成
領域10cをオン状態とするとともに、ソース4に反転電
圧を印加することにより、オフセット領域20aをオン状
態とし、ソース4とドレイン3の間に電流が流れるか否
かによって判断することができる。
【0040】消去の場合は、Pウェル2にメモリゲート
電極5より高い電位を印加する。これにより、強誘電体
膜6が反転状態となり、書き込み状態を解除できる。
【0041】上記、不揮発性メモリ21は、マトリックス
状に接続されて使用される。不揮発性メモリ21を複数組
合わせたマトリックス回路の等価回路31を図5Aに示
す。ここで、同図に示すようにマトリックス状に組合わ
せた場合、行方向、列方向に各メモリゲート電極5、ド
レインゲート電極9、ドレイン3が各々接続されてお
り、さらに、全てのソース4が接続されている。したが
って、非選択セルに書き込み、または、読み出しをして
しまうおそれがある。そこで、等価回路31においては、
次に述べるようにして、確実に選択セルと非選択セルを
区別できるようにしている。
【0042】図5Bに、セルC11を選択セルとする場合
に、書き込みと読み出し時に印加する電圧の一例を示
す。まず書き込む場合には、ワードラインWL1-1,WL1-
2、ビットラインBL2に5V、その他には、0Vを印加する(S
1は開状態でもよい)。同図Aに戻って、選択セルC11
の、メモリゲート電極5にソース4およびドレイン3の
電位より5V高い電位が与えられる。これにより、メモリ
ーゲート電極5とPウェル2間に発生する電界によっ
て、強誘電体膜6は、発生した電界の方向とほぼ同じ方
向に分極する。
【0043】一方、非選択セルであるセルC12のドレイ
ンゲート9に5Vが印加されている為、チャネル形成領域
10cはオン状態である。さらにドレイン3には5Vが印加
されていることから、チャネル形成領域10bに5Vが転送
される。このため、メモリゲート電極5に5Vが印加され
ていても、電位差が生じない。したがって、強誘電体膜
6は分極せず、書き込み状態となることはない。
【0044】なお、書き込みを防止する為、ビットライ
ンBL2に印加されている書き込み禁止電圧5Vについて
は、選択セルC11〜C14のオフセット領域20aがオフ状
態であるので、メモリーゲート電極5下のチャネル形成
領域10bにおいても保持される。
【0045】読み出しについては、次のようにして行
う。同図Bに示すように、ワードラインWL1-1に5V、ソ
ースラインS1に5V(反転電圧)、ビットラインBL2をオ
ープンとして、その他は0Vを印加し、ビットラインBL1
にセンスアンプを接続する。
【0046】同図Aに戻って、選択セルC11について見
てみると、ソースラインS1に反転電圧として、5Vを印加
することにより空乏層が拡大し、オフセット領域20aが
オン状態となる。また、ワードラインWL1-1に5Vを印加
していることにより、チャネル形成領域10cはオン状態
となる。もし、強誘電体膜6が分極していると、チャネ
ル形成領域10bはオン状態となる。すなわち、オフセッ
ト領域20a、およびチャネル形成領域10b、10cともオン
状態となる。したがって、ソースラインS1とビットライ
ンBL1に電流が流れ、この電流をセンスアンプで検出す
ることができる。
【0047】これに対して、強誘電体膜6が分極されて
いないと、チャネル形成領域10bがオン状態とならな
い。したがって、オフセット領域20a、およびチャネル
形成領域10cがオン状態であっても、ソースラインS1と
ビットラインBL1間に電流が流れない。
【0048】非選択セルC12について見てみると、ソー
スラインS1に5Vを印加することによりチャネル形成領域
10aは、オン状態となる。しかし、センスアンプを接続
しているのは、ビットラインBL1であるから、誤って読
み出されることはない。
【0049】なお、ビットラインBL2をオープンとせ
ず、ビットラインBL2に0Vを印加しても、同様である。
【0050】その他の非選択セルC13、C14について
は、ワードラインWL2-1が0Vであるから、チャネル形成
領域10cは、ともにオフ状態である。したがって、ソー
スラインS1とビットラインBL1間、ソースラインS1とビ
ットラインBL2間に電流が流れない。
【0051】このように、不揮発性メモリ21をマトリッ
クス状に接続した場合でも、同図Bに示すような電圧を
印加することにより、選択セルのみに書き込むこと、お
よび読み出すことが可能となる。
【0052】なお、消去の際は、PウェルPW,ワードラ
インWL2-2に5Vを、その他には0Vを印加する。選択セル
C11、およびC12について見てみると、PウェルPWに5V
を、ワードラインWL1-2に0Vを印加することにより、分
極している強誘電体膜6が、反転状態となり、書き込み
状態を解除できる。一方、非選択セルC13,C14につい
て見てみると、PウェルPW,ワードラインWL2-2に5Vを印
加していることから、反転は行われない。したがって、
書き込み状態を維持できる。なお、ワードラインWL2-2
に0Vを印加すれば一括消去可能となる。
【0053】以上述べたように、不揮発性メモリ21は、
絶縁性サイドウォール23によりオフセット領域20aを設
けている。そして、読み出す際には、ソース電極24に反
転電圧印加することにより、空乏層を拡大し、オフセッ
ト領域20aにチャネルを形成するとともに、この電圧を
書き込み状態の有無を調べる検出電圧として利用するこ
とができる。
【0054】つぎに、不揮発性メモリ21の製造方法を説
明する。まず、素子分離を行うため、LOCOS法によりフ
ィールド酸化層を図2Aに示すように形成する。なお、
図2Bは、図2AのI−Iにおける断面を示すものであ
る。また、この実施例においては、フィールド酸化層を
600nmの厚さに形成した。
【0055】次に、基板を洗浄した後、同図Cに示すよ
うに、5nmのシリコン酸化膜を酸化形成する。その後、
CVD法により、酸化膜上にシリコン窒化膜(Si3N4)
を形成し、フォトレジストによるパターンを形成した
後、エッチングにより、上記シリコン窒化膜を取り除
く。同様にして、その上にポリサイドをデポジションし
ドレインゲート電極9を形成し(同図D)、その表面
を酸化する(図示せず)。なお、同図Eは、同図Dの線
X−Xにおける断面図である。
【0056】つぎに、同図Fに示すように、PbTiO3から
成る強誘電体膜6を高周波スパッタリング法により形成
した後、熱処理を数時間行う。高周波スパッタリング法
は以下の条件で行うとよい。ターゲット半径は80mm、タ
ーゲット基板スペースは35mm、ターゲットRP電圧は1.
6kV、スパッタリングパワーは150W、スパッタリングガ
スは9対1の割合で混合されたArとO2の混合ガス、
ガス圧は2×10-2トル、基板温度は400から500℃、ス
パッタリング率は3nm/分とする。この時、ターゲット
に鉛(10wt%でかつ、か焼(calcination)したもの)
補償を行う必要がある。また、基板温度については、ス
パッタリング時は400℃に保ち、その後熱処理中は500℃
にすると良い。PbTiO3から成る強誘電体膜6を高周波ス
パッタリング法により形成した後、熱処理を数時間行
う。
【0057】その後、図3Aに示すように、ポリサイド
をデポジションしてメモリゲート電極5を形成し、その
表面を酸化する(図示せず)。なお、同図Bは、同図A
の線X−Xにおける断面図である。
【0058】さらにその上に、同図C、Dに示すように
絶縁層33を形成する。同図Dは、同図Cの線X−Xにお
ける断面図である。この状態から、リアクティブイオン
エッチング(RIE)を用いた異方性エッチングによ
り、同図E、Fに示すように絶縁性サイドウォール23が
残るようにエッチバックを行う。同図Fは、同図Eの線
X−Xにおける断面図である。なお、エッチバックの際
には、垂直方向にのみ進行する異方性エッチングを行
う。
【0059】なお、エッチバックは、エッチングが酸化
膜に達した後、終了すればよい。仮にエッチバックが深
く進行した場合であっても、エッチングは垂直方向にの
み進行する為、絶縁性サイドウォールの幅Dは、ほとん
ど影響を受けない。したがって、絶縁性サイドウォール
の幅Dを精密に制御することが可能となる。
【0060】すなわち、絶縁性サイドウォールの幅D
は、絶縁層33の厚みによって決定されることとなり、一
方絶縁層33の厚みは、精密に制御することが出来る。し
たがって、オフセット領域20aの幅w1を正確に制御する
ことができる。
【0061】次に、ソース4となる部分の絶縁性サイド
ウォール23をレジストによって覆い、エッチングを行っ
てドレイン3およびドレインゲート9となる部分の絶縁
性サイドウォール22を取り除く(図4A)。レジストを
取り除いた後、イオン注入を行って、拡散し、n+層を形
成する(同図B)。
【0062】次に、第1層間膜26(酸化シリコン膜)を
CVD法により形成するとともに、ソース領域を露出す
るための開口を形成する(同図C)。その上に、全面に
ポリサイドをデポジションした後、パターニングしてソ
ース電極24を形成する(同図D)。
【0063】次に、同図Eに示すように、第2層間膜27
(酸化シリコン膜)を形成する。その後、ドレイン3領
域を露出するための開口を形成し、全面にAL-Siをデポ
ジションしてパターニングしてビットライン29(ドレイ
ン線)を形成する(図1A参照)。最後に、パッシベー
ション膜(図示せず)を形成して完成させる。
【0064】なお、上記の実施例では、強誘電性物質と
してPbTiO3を使用したが、チタン酸バリウム、チタン酸
ビスマス、ジルコン酸チタン酸鉛、PLZT等の強誘電
性を示す物質であれば、他の物質を用てもよい。
【0065】なお、本実施例においては、Nチャネルト
ランジスタにて説明したが、Pチャネルトランジスタに
採用してもよい。
【0066】
【発明の効果】請求項1および請求項2にかかる強誘電
体不揮発性メモリまたは、請求項4にかかる強誘電体不
揮発性メモリの製造方法は、分極用制御電極の第1領域
側の側壁と隣接するとともに強誘電体膜上に位置する絶
縁性側壁を設けることにより、第1スイッチング素子を
形成したことを特徴とする。したがって、絶縁性側壁に
よって形成されるオフセット領域を正確に製造すること
ができる。そのため、セル面積を小さくすることによ
り、集積度を向上させることができるとともに、製造が
容易で、製造コストを低くすることができる強誘電体不
揮発性メモリを提供することができる。
【0067】請求項3の強誘電体不揮発性メモリの使用
方法は、請求項2の強誘電体不揮発性メモリをマトリッ
クス状に配置し、同一行に配置された強誘電体不揮発性
メモリのドレインを接続するドレインラインを各行ごと
に設け、同一列に配置された強誘電体不揮発性メモリの
メモリゲート電極を接続するメモリゲートラインを各列
ごとに設け、同一列に配置された強誘電体不揮発性メモ
リのドレインゲート電極を接続するドレインゲートライ
ンを各行ごとに設け、全ての強誘電体不揮発性メモリの
ソースを接続するソースラインを設け、書き込む場合に
は、書き込み予定のメモリのメモリゲート電極にプログ
ラム電圧を印加し、書き込みを防止したいメモリには、
ソースまたはドレインに電圧を印加することにより、電
荷保持用絶縁膜にプログラム電圧を印加しないように
し、読み出す場合には、読み出し予定のメモリのソース
ラインに反転電圧を印加するとともに、読み出し予定の
メモリのドレインラインに電流が流れるか否かを読取る
ことを特徴とする。したがって、請求項2の強誘電体不
揮発性メモリをマトリックス状に接続しつつ、誤書き込
み、誤読み出しを防止できる。
【0068】これにより、セル面積を小さくでき、製造
が容易で、製造コストを低くすることができる強誘電体
不揮発性メモリを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】強誘電体不揮発性メモリ21を示す構造図であ
る。Aは、断面図であり、Bは強誘電体膜6の詳細図で
ある。
【図2】強誘電体不揮発性メモリ21の製造工程を示す図
である。
【図3】強誘電体不揮発性メモリ21の製造工程を示す図
である。
【図4】強誘電体不揮発性メモリ21の製造工程を示す図
である。
【図5】強誘電体不揮発性メモリ21の使用状態図であ
る。Aは、マトリックス状に組合わせた等価回路図であ
り、Bは、各動作における電圧を表わした一例である。
【図6】従来の強誘電体不揮発性メモリ1の構造を示す
断面図である。
【図7】強誘電体膜6のヒステリシスループを示す図で
ある。
【図8】強誘電体不揮発性メモリ1の使用状態図であ
る。Aは、マトリックス状に組合わせた等価回路図であ
り、Bは、各動作における電圧を表わした一例である。
【符号の説明】
2・・・Pウェル 3・・・ドレイン 4・・・ソース 5・・・メモリゲート電極 6・・・強誘電体膜 9・・・ドレインゲート電極 10b,10c・・・チャネル形成領域 20a・・・オフセット領域 23・・・絶縁性サイドウォール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/10 H01L 21/8247 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A)a1)第1領域と、a2)第1領域との間に
    電路形成可能領域を形成するように設けられた第2領域
    と、a3)電路形成可能領域を覆う強誘電体膜と、a4)強誘
    電体膜上に設けられ強誘電体膜内部に保持された電荷を
    分極させるための分極用制御電極とを有する記憶素子、 B)第1領域に接続された第1スイッチング素子、 C)第2領域に接続された第2スイッチング素子、 を備えた強誘電体不揮発性メモリにおいて、 D)分極用制御電極の第1領域側の側壁と隣接するとと
    もに強誘電体膜上に位置する絶縁性側壁を設けることに
    より、第1スイッチング素子を形成したこと、を特徴と
    する強誘電体不揮発性メモリ。
  2. 【請求項2】請求項1の強誘電体不揮発性メモリにおい
    て、 第1領域はソースであり、 第2領域はドレインであり、 分極用制御電極は、メモリゲート電極であり、 第2スイッチング素子は、プログラム電圧を印加するこ
    とにより電路を形成するドレインゲート電極を有してい
    ること、 を特徴とする強誘電体不揮発性メモリ。
  3. 【請求項3】請求項2の強誘電体不揮発性メモリをマト
    リックス状に配置し、 同一行に配置された強誘電体不揮発性メモリのドレイン
    を接続するドレインラインを各行ごとに設け、 同一列に配置された強誘電体不揮発性メモリのメモリゲ
    ート電極を接続するメモリゲートラインを各列ごとに設
    け、 同一列に配置された強誘電体不揮発性メモリのドレイン
    ゲート電極を接続するドレインゲートラインを各行ごと
    に設け、 全ての強誘電体不揮発性メモリのソースを接続するソー
    スラインを設け、 書き込む場合には、書き込み予定のメモリのメモリゲー
    ト電極にプログラム電圧を印加し、書き込みを防止した
    いメモリには、ソースまたはドレインに電圧を印加する
    ことにより、電荷保持用絶縁膜にプログラム電圧を印加
    しないようにし、読み出す場合には、読み出し予定のメ
    モリのソースラインに反転電圧を印加するとともに、読
    み出し予定のメモリのドレインラインに電流が流れるか
    否かを読取ること、 を特徴とする強誘電体不揮発性メモリの使用方法。
  4. 【請求項4】半導体基板上に電路形成用制御電極を形成
    する工程、 半導体基板上の電路形成用制御電極以外の部分に強誘電
    体膜を形成する工程、 前記強誘電体膜上の一部に分極用制御電極を形成する工
    程、 前記強誘電体膜上であって、かつ分極用制御電極の側壁
    に絶縁性側壁を形成する工程、 前記半導体基板内に第1領域、および第2領域を形成す
    る工程、 を備えた強誘電体不揮発性メモリの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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RU2659529C2 (ru) * 2012-05-09 2018-07-02 Арконик Инк. Алюминий-литиевые сплавы серии 2ххх

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CN100469928C (zh) * 2007-03-30 2009-03-18 中南大学 一种高强耐热铝合金及其管材的制备方法
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