JP3107270B2 - プログラマブルコントローラのモニタ装置 - Google Patents

プログラマブルコントローラのモニタ装置

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JP3107270B2
JP3107270B2 JP06110174A JP11017494A JP3107270B2 JP 3107270 B2 JP3107270 B2 JP 3107270B2 JP 06110174 A JP06110174 A JP 06110174A JP 11017494 A JP11017494 A JP 11017494A JP 3107270 B2 JP3107270 B2 JP 3107270B2
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栄造 中野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラマブルコント
ローラのモニタ装置に関し、特に数値制御装置の操作パ
ネルに組み込まれたプログラマブルコントローラをモニ
タする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラ(以下、P
Cと略す)において、PCが扱う内部変数をCRTなど
の画面に表示し、さらにキーボードなどを通じて画面に
表示している内部変数を設定することが出来るモニタ装
置が実用化されている。また、画面に表示する内部変数
をより理解しやすくするために、グラフィックデータお
よびメッセージデータを、PCが扱う内部変数の表示に
重ねて表示するモニタ装置が実用化されている。数値制
御装置に内蔵されたPCに対しても、数値制御装置の操
作パネルに組み込まれた形で上記モニタ装置が実用化さ
れている。
【0003】図6は従来のPCのモニタ装置の一例を示
すブロック図である。PC120において、内部変数記
憶部10はPC120の内部変数を記憶するメモリであ
る。シーケンスプログラム実行部11は、内部変数記憶
部10に対して変数の読出し・書込みを随時に行ないな
がら、あらかじめプログラミングされたシーケンスプロ
グラムを順次実行する。また、シーケンスプログラム実
行部11は入出力装置12を介して外部機器130に対
してデータの入出力処理を行なう。内部変数表示・設定
制御部30は、内部変数データ記憶部20に記憶された
データをもとに内部変数記憶部10の内容を操作パネル
110のCRT画面に表示し、また操作パネル110の
キーボードから入力された設定データを内部変数記憶部
10に設定する。グラフィックデータ表示制御部60
は、内部変数記憶部10を参照し、グラフィックデータ
記憶部50に記憶されたグラフィックデータを操作パネ
ル110のCRT画面に表示する。メッセージデータ表
示制御部90は、内部変数記憶部10を参照し、メッセ
ージデータ記憶部80に記憶されたメッセージデータを
操作パネル110のCRT画面に表示する。
【0004】内部変数表示・設定制御部30の1画面を
表示する動作を図7に示すフローチャートで説明する。
まず内部変数データ記憶部20から内部変数データを読
み込む(ステップ200)。内部変数データには、あら
かじめ内部変数の名称、内部変数の内部変数記憶部10
上のアドレス、内部変数のデータ種類(ビットデータ、
バイトデータ、10進整数、16進整数などの区別)、
表示属性(表示処理のみか表示・設定処理の区別、アド
レスの表示/非表示など)が設定されている。次に内部
変数データを画面に表示する位置を、内部変数表示・設
定制御部30に組み込まれた表示位置算出ルーチンにて
算出する(ステップ210)。表示位置算出ルーチンの
一例として、例えばある内部変数データを1行目に表示
した場合、次の内部変数データは2行目に表示し、順番
に改行しながら表示するような単純な算出ルーチンが組
み込まれている。次に前記表示属性において設定処理を
行なうかどうかを判定し(ステップ220)、表示処理
のみの場合はステップ280以降を実行し、表示・設定
処理を行なう場合はステップ230以降を実行する。表
示・設定処理においては、表示画面上のカーソル位置を
獲得し(ステップ230)、前記算出した表示位置とカ
ーソル位置を比較し(ステップ240)、一致していな
ければステップ280以降の表示のみの処理を実行す
る。カーソルの位置は操作パネル110上のキーボード
からの入力により画面上を移動できるものとする。両者
の位置が一致していれば、操作パネル110上のキーボ
ードから入力される内部変数記憶部10に設定すべきデ
ータを獲得する(ステップ250)。設定すべきデータ
が入力されておらず、データを獲得出来ない場合はステ
ップ280以降の表示のみの処理を実行する(ステップ
260)。設定すべきデータが入力されていれば、該デ
ータを前記内部変数データで示される内部変数記憶部1
0上のアドレスに設定する(ステップ270)。次に前
記内部変数データで示されるアドレスの内容を読み込み
(ステップ280)、前記内部変数データで示される変
数のデータ種類に変換してから画面上に表示する(ステ
ップ290)。以上で内部変数データ記憶部20内の1
データについての表示・設定処理が終了する。最後に1
画面分の処理が終了したかどうかを判定し、終了してい
れば内部変数表示・設定制御部30の処理を終了し、終
了していなければステップ200に戻って処理を続行す
る(ステップ300)。
【0005】次にグラフィックデータ表示制御部60の
1画面を表示する動作を図8に示すフローチャートで説
明する。まず、内部変数記憶部10のうちグラフィック
データ表示用に割り当てた特定のアドレスのメモリの状
態を読み込み(ステップ320)、どの位置に表示する
かを、グラフィックデータ表示制御部60に組み込まれ
た表示位置算出ルーチンに従って算出する(ステップ3
30)。次にメモリの状態が活性であるかを判定し(ス
テップ340)、活性であればステップ350以降を実
行し、活性でなければステップ370以降を実行する。
活性であるかどうかの判定は、ビットデータの場合1な
らば活性、0ならば不活性とし、バイトデータや整数デ
ータの場合は0以外ならば活性、0ならば不活性とすれ
ば良い。このようにして判定した内部変数記憶部10の
特定のアドレスのメモリが活性であればグラフィックデ
ータ記憶部50より該当するグラフィックデータを読み
込み(ステップ350)、操作パネル110のCRT画
面に表示する(ステップ360)。一方不活性であれば
画面から該当するグラフィックデータを消去する(ステ
ップ370)。最後に1画面分のデータの表示が終了し
たかを判定し(ステップ380)、終了していなければ
ステップ320に戻って処理を繰り返す。
【0006】次にメッセージデータ表示制御部90の1
画面を表示する動作を図9に示すフローチャートで説明
する。まず、内部変数記憶部10のうちメッセージデー
タ表示用に割り当てた特定のアドレスのメモリの状態を
読み込み(ステップ420)、どの位置に表示するか
を、メッセージデータ表示制御部90に組み込まれた表
示位置算出ルーチンに従って算出する(ステップ43
0)。次にメモリの状態が活性であるかを判定し(ステ
ップ440)、活性であればステップ450以降を実行
し、活性でなければステップ470以降を実行する。判
定した内部変数記憶部10の特定のアドレスのメモリが
活性であればメッセージデータ記憶部80より該当する
メッセージデータを読み込み(ステップ450)、操作
パネル110のCRT画面に表示する(ステップ46
0)。一方不活性であれば画面から該当するメッセージ
データを消去する(ステップ470)。最後に1画面分
のデータの表示が終了したかを判定し(ステップ48
0)、終了していなければステップ420に戻って処理
を繰り返す。
【0007】このように内部変数表示・設定制御、グラ
フィックデータ表示制御、及びメッセージデータ表示制
御のそれぞれについて、一画面を表示する処理を高速に
繰り返すことにより、PCの内部変数の状態を動的にモ
ニタすることが可能となっている。図10は従来におけ
るPCのモニタ画面の表示例である。図10では例え
ば、内部変数表示・設定制御部30により、内部変数の
名称「I.」、内部変数のアドレス「0220」、内部
変数のアドレスの状態「OFF」を並べて表示してい
る。このように内部変数「I.」について、内部変数の
アドレスが1増加する毎に1行下げて順番に改行する表
示位置算出ルーチンにて表示している。左半分の表示行
があらかじめ設定してある行数を越えると次は右半分に
順番に表示していくようになっている。またグラフィッ
クデータ表示制御部60により、枠線を表示している。
またメッセージデータ表示制御部90により、アラーム
メッセージ表示行に「PCアラーム:主軸頭潤滑油レベ
ル低下」というメッセージを表示している。このメッセ
ージは内部変数記憶部10の特定のアドレスが活性であ
る場合にのみ表示を行なうものである(アラーム発生時
にPCにて活性とする)。さらに図10の例では反転表
示している位置(内部変数のアドレス「0223」)に
カーソルが存在し、図示しないキーボード等から内部変
数のアドレスの状態を「OFF」から「ON」へ、ある
いは「ON」から「OFF」へと設定することが出来る
ようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のPCの
モニタ装置においては、内部変数データ、グラフィック
データ、およびメッセージデータを画面に表示する際に
画面のどの位置に表示するかはそれぞれの表示を制御す
るプログラムにあらかじめ固定的に組み込まれた表示位
置算出ルーチンにて求めるようになっており、モニタ画
面のレイアウトを変更するためにはこの表示位置算出ル
ーチンを変更する必要があった。またグラフィックデー
タおよびメッセージデータを内部変数の特定のアドレス
の活性/不活性に対応して表示する際に参照する内部変
数のアドレスがそれぞれ表示を制御するプログラムに組
み込みになっているために、表示制御に使用する内部変
数のアドレスの割りつけを自由には行なえなかった。本
発明は、上記のような事情からなされたものであり、本
発明の目的は、表示を制御するプログラムから表示位置
を分離してユーザが自由に設定可能とし、画面レイアウ
トの変更、特に表示位置の変更を容易に行なうことがで
きるPCのモニタ装置を提供することにある。さらに本
発明のもう一つの目的は、グラフィックデータ及びメッ
セージデータの表示・非表示を判断するために参照する
内部変数のアドレスの割り付けを、表示を制御するプロ
グラムから分離し、ユーザが自由に行なうことができる
PCのモニタ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部変数デー
タ、グラフィックデータおよびメッセージデータを同一
画面上に表示するPCのモニタ装置に関するものであ
り、本発明の上記目的は、前記内部変数データおよびグ
ラフィックデータおよびメッセージデータを画面上に表
示する際の表示位置をデータテーブルとして記憶する手
段を備え、前記データテーブルをユーザが設定可能にす
ることにより達成される。さらに本発明のもう一つの上
記目的は、前記内部変数データ、グラフィックデータお
よびメッセージデータを画面上に表示する際の表示位置
をデータテーブルとして記憶する手段に加えて、前記グ
ラフィックデータおよびメッセージデータの表示/非表
示を判断するために対応付けるべき内部変数のアドレス
を記憶するためのデータ対応テーブルを備え、これらの
データ対応テーブルに割り付ける内部変数のアドレスを
ユーザが設定可能とすることにより達成される。
【0010】
【作用】本発明にあっては、内部変数データ、グラフィ
ックデータおよびメッセージデータを画面上に表示する
際の表示位置を記憶する際の位置データを表示位置記憶
テーブルとして記憶するので、この表示位置記憶テーブ
ルをユーザが書き換えることで画面上の表示位置を変更
することが出来る。また内部変数のアドレスを記憶し、
前記グラフィックデータおよびメッセージデータの表示
/非表示を判断するために対応付けるグラフィックデー
タ対応テーブルおよびメッセージデータ対応テーブルを
持つので、ユーザがこれらのデータ対応テーブルを書き
換えることで、内部変数のどの変数にて表示/非表示を
判断するかを指定することが出来る。
【0011】
【実施例】図1は本発明のPCのモニタ装置の一実施例
を図6に対応させて示すブロック図であり、同一構成箇
所は同符号を付して説明を一部省略する。表示位置記憶
テーブル40、グラフィックデータ対応テーブル70、
メッセージデータ対応テーブル100が追加されてい
る。これらの追加されたテーブルの内容は、あらかじめ
パソコン等でデータを作成しておくことでユーザが自由
に設定可能となっている。さらに図示していないが、操
作パネル110を通してデータを書き換えることも可能
である。内部変数表示・設定制御部31は、内部変数デ
ータ記憶部20に記憶されたデータをもとに内部変数記
憶部10の内容を操作パネル110のCRTの画面の表
示位置記憶テーブル40に示される位置に表示し、また
操作パネル110のキーボードから入力された設定デー
タを内部変数記憶部10に設定する。グラフィックデー
タ表示制御部61は、内部変数記憶部10のグラフィッ
クデータ対応テーブル70に示されるアドレスを参照
し、グラフィックデータ記憶部50に記憶されたグラフ
ィックデータを操作パネル110のCRT画面に表示す
る。メッセージデータ表示制御部91は、内部変数記憶
部10のメッセージデータ対応テーブル100に示され
るアドレスを参照し、メッセージデータ記憶部80に記
憶されたメッセージデータを操作パネル110のCRT
画面に表示する。
【0012】内部変数表示・設定制御部31の1画面を
表示する動作を図2に示すフローチャートで説明する。
まず表示位置記憶テーブル40を読み込み、画面上のど
の位置にどの内部変数データを表示するかを獲得する
(ステップ211)。次に内部変数データ記憶部20か
ら、前記表示位置記憶テーブル40にて示される内部変
数データを読み込む(ステップ200)。内部変数デー
タには、あらかじめ内部変数の名称、内部変数の内部変
数記憶部10上のアドレス、内部変数のデータ種類(ビ
ットデータ、バイトデータ、10進整数、16進整数な
どの区別)、表示属性(表示処理のみか表示・設定処理
の区別、アドレスの表示/非表示など)が設定されてい
る。次に前記表示属性において設定処理を行なうかどう
かを判定し(ステップ220)、表示処理のみの場合は
ステップ280以降を実行し、表示・設定処理を行なう
場合はステップ230以降を実行する。表示・設定処理
においては、表示画面上のカーソル位置を獲得し(ステ
ップ230)、前記読み出した表示位置とカーソル位置
を比較し(ステップ240)、一致していなければステ
ップ280以降の表示のみの処理を実行する。カーソル
の位置は操作パネル110上のキーボードからの入力に
より画面上を移動できるものとする。両者の位置が一致
していれば操作パネル110上のキーボードから入力さ
れる内部変数記憶部10に設定すべきデータを獲得する
(ステップ250)。設定すべきデータが入力されてお
らず、データを獲得出来ない場合はステップ280以降
の表示のみの処理を実行する(ステップ260)。設定
すべきデータが入力されていれば、該データを前記内部
変数データで示される内部変数記憶部10上のアドレス
に設定する(ステップ270)。次に前記内部変数デー
タで示されるアドレスの内部変数記憶部10の内容を読
み込み(ステップ280)、前記内部変数データで示さ
れる変数のデータ種類に変換してから操作パネル110
のCRT画面上に表示する(ステップ290)。以上で
内部変数データの内の1データについての表示・設定処
理が終了する。最後に1画面分の処理が終了したかどう
かを判定し、終了していれば内部変数表示・設定制御部
31の処理を終了し、終了していなければステップ21
1に戻って処理を続行する(ステップ300)。
【0013】次にグラフィックデータ表示制御部61の
1画面を表示する動作を図3に示すフローチャートで説
明する。まず表示位置記憶テーブル40を読み込み、画
面上のどの位置に、どのグラフィックデータを、どの内
部変数を参照して表示するかを獲得する(ステップ33
1)。次にグラフィックデータ対応テーブル70から、
前記表示位置記憶テーブル40にて示される内部変数を
読み込み(ステップ310)、内部変数記憶部10か
ら、上記読み込んだ内部変数のアドレスのメモリの状態
を読み込む(ステップ320)。次にメモリの状態が活
性であるかを判定し(ステップ340)、活性であれば
ステップ350以降を実行し、活性でなければステップ
370以降を実行する。判定した内部変数記憶部10の
メモリが活性であればグラフィックデータ記憶部50よ
り、該当するグラフィックデータを読み込み(ステップ
350)、操作パネル110のCRT画面に表示する
(ステップ360)。一方不活性であれば画面から該当
するグラフィックデータを消去する(ステップ37
0)。最後に1画面分のグラフィックデータの表示が終
了したかを判定し(ステップ380)、終了していなけ
ればステップ331に戻って処理を繰り返す。
【0014】次にメッセージデータ表示制御部91の1
画面を表示する動作を図4に示すフローチャートで説明
する。まず表示位置記憶テーブル40を読み込み、画面
上のどの位置に、どのメッセージデータを、どの内部変
数を参照して表示するかを獲得する(ステップ43
1)。次にメッセージデータ対応テーブル100から、
前記表示位置記憶テーブル40にて示される内部変数を
読み込み(ステップ410)、内部変数記憶部10か
ら、上記読み込んだ内部変数のアドレスのメモリの状態
を読み込む(ステップ420)。次にメモリの状態が活
性であるかを判定し(ステップ440)、活性であれば
ステップ450以降を実行し、活性でなければステップ
470以降を実行する。判定した内部変数記憶部10の
メモリが活性であればメッセージデータ記憶部80より
該当するメッセージデータを読み込み(ステップ45
0)、操作パネル110のCRT画面に表示する(ステ
ップ460)。一方不活性であれば画面から該当するメ
ッセージデータを消去する(ステップ470)。最後に
1画面分のメッセージデータの表示が終了したかを判定
し(ステップ480)、終了していなければステップ4
31に戻って処理を繰り返す。
【0015】図5は本発明におけるPCのモニタ画面の
表示例である。図5では、工作機械の自動工具交換装置
(ATC)に関するPCの内部変数およびグラフィック
データおよびメッセージデータを同一画面に重ねて表示
している。図11は、図5を表示するための表示データ
例である。11aは表示位置記憶テーブル40のデータ
例、11bは内部変数データ記憶部20のデータ例、1
1cはグラフィックデータ記憶部50のデータ例、11
dはグラフィックデータ対応テーブル70のデータ例、
11eはメッセージデータ記憶部80のデータ例、11
fはメッセージデータ対応テーブル100のデータ例で
ある。図5では、メッセージデータ表示制御部91は、
表示位置記憶テーブル40のデータ例11aを順にサー
チし、種類が”メッセージ”のものについて、例えば”
番号1=1”で示されるメッセージデータ記憶部80の
データ例11eの「指令番号」を、”番号2=1”で示
されるメッセージデータ対応テーブル100のデータ例
11fの”M.0200”が活性であるかどうかを判定
し、活性である場合に、画面上の”行=2,列=4”に
表示する。サーチした種類が”デリミタ”ならば、1画
面分のメッセージデータを表示し終ったものと判断し、
処理を終了する。これらのメッセージデータの表示を継
続するためには、PC側で対応する内部変数の状態を常
に活性に保つことで対応する。
【0016】さらに内部変数表示・設定制御部31は、
表示位置記憶テーブル40のデータ例11aを順にサー
チし、種類が”リレー”のものについて、例えば”番号
1=1”で示される内部変数データ記憶部20のデータ
例11bより”名称=WM”、”アドレス=000
0”、”種類=ワード”を獲得し、内部変数記憶部10
における前記アドレスおよびデータ種類で示されるメモ
リの内容を、画面上の”行=2,列=12”に表示す
る。なお、データ例11bでは省略したが、”属性”に
は名称の表示/非表示、アドレスの表示/非表示、など
も設定されている。サーチした種類が”デリミタ”なら
ば、1画面分の内部変数データを表示し終ったものと判
断し、処理を終了する。
【0017】さらにグラフィックデータ表示制御部61
は、表示位置記憶テーブル40のデータ例11aを順に
サーチし、種類が”グラフィック”のものについて、例
えば”番号1=1”で示されるグラフィックデータ記憶
部50のデータ例11cの”図形=円”を、”番号2=
1”で示されるグラフィックデータ対応テーブル100
データ例11dの”M.0100”が活性であるかどう
かを判定し、活性である場合に、画面上の”行=32,
列=256”に表示する。グラフィックデータの場合、
表示位置は画面上のビットマップの座標で示される。サ
ーチした種類が”デリミタ”ならば、1画面分のグラフ
ィックデータを表示し終ったものと判断し、処理を終了
する。データ例11cにおいて、”図形=円”の場合、
P1は中心の座標であり、P2は円の半径である。”図
形=円弧”の場合、P1は中心の座標であり、P2は円
弧の半径、P3は円弧の始点、P4は円弧の終点の座標
である。”図形=四角”の場合、P1〜P4は各頂点の
座標である。”図形=直線”の場合、P1は始点、P2
は終点の座標である。グラフィックデータの単純な要素
を複数組み合わせることにより、左から順番にATCの
マガジン及びポット、ATCの交換アーム、主軸、を意
味する図形を表示している。なお、データ例11cの例
では省略したが、グラフィックデータは属性を指定する
ことにより色および塗りつぶし指定が可能となってい
る。これらのグラフィックデータの表示を継続するため
には、PC側で対応する内部変数の状態を常に活性に保
つことで対応する。
【0018】
【発明の効果】以上ように本発明のPCのモニタ装置に
おいては内部変数およびグラフィックデータおよびメッ
セージデータを表示する位置を表示位置記憶テーブルで
指定することができるので、モニタ画面のレイアウトを
変更する際には表示位置記憶テーブルを書き換えるだけ
で良い。また同一の内部変数およびグラフィックデータ
およびメッセージデータを、表示位置記憶テーブルで複
数指定することで、表示位置を変えて同一画面に複数表
示することが可能である。またグラフィックデータおよ
びメッセージデータの表示/非表示を指定する内部変数
のアドレスを変更する際にグラフィックデータ対応テー
ブルおよびメッセージデータ対応テーブルを書き換える
だけで良く、PC側の内部変数の割り付け時に前もって
モニタ画面表示用の特別なアドレスを決めておく必要が
無いので、PC側のプログラム作成時の自由度が向上す
る。さらにはグラフィックデータおよびメッセージデー
タの表示/非表示を指定する内部変数のアドレスを同一
のグラフィックデータおよびメッセージデータにたいし
てグラフィックデータ対応テーブルおよびメッセージデ
ータ対応テーブルにて複数指定できるので、PC側のシ
ーケンスプログラムにて内部変数を順次変更して表示位
置を更新していくことによりアニメーション表示なども
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPCのモニタ装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明のPCのモニタ装置の内部変数表示・設
定制御部の動作を説明するフローチャートである。
【図3】本発明のPCのモニタ装置のグラフィックデー
タ表示制御部の動作を説明するフローチャートである。
【図4】本発明のPCのモニタ装置のメッセージデータ
表示制御部の動作を説明するフローチャートである。
【図5】本発明のPCのモニタ装置によるモニタ画面の
表示例である。
【図6】従来のPCのモニタ装置の一例を示すブロック
図である。
【図7】従来のPCのモニタ装置の内部変数表示・設定
制御部の動作を説明するフローチャートである。
【図8】従来のPCのモニタ装置のグラフィックデータ
表示制御部の動作を説明するフローチャートである。
【図9】従来のPCのモニタ装置のメッセージデータ表
示制御部の動作を説明するフローチャートである。
【図10】従来のPCのモニタ装置によるモニタ画面の
表示例である。
【図11】本発明のPCのモニタ装置におけるデータ例
である。
【符号の説明】
10 内部変数記憶部 11 シーケンスプログラム実行部 12 入出力装置 20 内部変数データ記憶部 30、31 内部変数表示・設定制御部 40 表示位置記憶テーブル 50 グラフィックデータ記憶部 60、61 グラフィックデータ表示制御部 70 グラフィックデータ対応テーブ
ル 80 メッセージデータ記憶部 90、91 メッセージデータ表示記憶部 100 メッセージデータ対応テーブル 110 操作パネル 120 PC 130 外部機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/04 - 19/05

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラマブルコントローラが扱う内部
    変数のうちで表示を行なう内部変数の名称、アドレス、
    データ種類及び表示属性を記憶する内部変数データ記憶
    手段と、前記内部変数データ記憶手段に記憶されたデー
    タに従い前記内部変数の表示制御および設定制御を行な
    う内部変数表示・設定制御手段とを備えたプログラマブ
    ルコントローラのモニタ装置において、前記内部変数を
    表示する際の表示位置を記憶する表示位置記憶テーブル
    を持ち、前記内部変数表示・設定制御手段は、前記内部
    変数データ記憶手段に記憶された前記内部変数の表示属
    性が表示処理であれば、前記表示位置記憶テーブルで示
    される表示位置に、前記内部変数データ記憶手段に記憶
    された前記内部変数の名称、アドレスおよび当該アドレ
    スで示されるメモリの内容を前記内部変数のデータ種類
    に対応して表示し、前記内部変数データ記憶手段に記憶
    された前記内部変数の表示属性が表示・設定処理であれ
    ば、前記表示位置記憶テーブルで示される表示位置に、
    前記内部変数データ記憶手段に記憶された前記内部変数
    の名称、アドレスおよび当該アドレスで示されるメモリ
    の内容を前記内部変数のデータ種類に対応して表示する
    と共に、入力されたデータを前記内部変数のアドレスで
    示されるメモリに前記内部変数のデータ種類に対応して
    設定するようにしたことを特徴とするプログラマブルコ
    ントローラのモニタ装置。
  2. 【請求項2】 複数の図形要素で構成されるグラフィッ
    クデータを複数記憶するグラフィックデータ記憶手段
    と、複数のメッセージデータを記憶するメッセージデー
    タ記憶手段と、前記グラフィックデータおよびメッセー
    ジデータの表示制御を行なうグラフィックデータ表示制
    御手段およびメッセージデータ表示制御手段とを備えた
    プログラマブルコントローラのモニタ装置において、前
    記グラフィックデータおよびメッセージデータを表示す
    る際の表示位置を記憶する表示位置記憶テーブルと、前
    記グラフィックデータとプログラマブルコントローラが
    扱う内部変数とを対応づけるグラフィックデータ対応テ
    ーブルと、前記メッセージデータと前記内部変数とを対
    応づけるメッセージデータ対応テーブルとを持ち、前記
    グラフィックデータ表示制御手段は、前記グラフィック
    データ対応テーブルで指定された前記内部変数の状態が
    活性ならば前記グラフィックデータ記憶手段に記憶され
    たグラフィックデータを前記表示位置記憶テーブルで示
    される表示位置に表示し、前記内部変数の状態が不活性
    ならば前記グラフィックデータを消去し、前記メッセー
    ジデータ表示制御手段は、前記メッセージデータ対応テ
    ーブルで指定された前記内部変数の状態が活性ならば前
    記メッセージデータ記憶手段に記憶されたメッセージデ
    ータを前記表示位置記憶テーブルで示される表示位置に
    前記グラフィックデータに重ねて表示し、前記内部変数
    の状態が不活性ならば前記メッセージデータを消去する
    ようにしたことを特徴とするプログラマブルコントロー
    ラのモニタ装置。
  3. 【請求項3】 数値制御装置の操作パネルに組み込まれ
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラマ
    ブルコントローラのモニタ装置。
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