JP3106959U - 健康下駄 - Google Patents

Abstract

【課題】 従来の下駄を改良して、健康作りやリハビリ、身体鍛錬などにも役立つようにする。
【解決手段】 下駄（Ａ）の足乗せ台（１）全表面に多数のイボ突起（２）を設け、且つ鼻緒（４）を親指側に寄せて備えると共に、該台（１）のほぼ中央下部に肉厚の一本歯（３）を装備してなる。
【選択図】 図１

Description

本考案は、従来の下駄に新機能を付加することによって、健康作りやリハビリ、身体鍛錬などに寄与するものである。

従来技術

従来、木製などの下駄は、足乗せ台と二本の歯と鼻緒からなっている。

考案が解決しようとする課題

上記の下駄は、これを足に履いて歩く機能しかない。

そこで本考案は、従来の下駄に指圧装置を設けることによって、歩くたびに足裏のツボを刺激し、血行増進や内臓強化、頭脳活性化を図れるものである。また鼻緒の取付位置を親指側に寄せることによってその効果を高められるようにしてある。

更に、下駄の歯をやや肉厚の一本歯（３）とし、足乗せ台（１）のほぼ中央下部に設けてある。
木製の下駄の場合は、その足乗せ台（１）の全表面に多数のイボ突起（２）を有するプラスチックシートを貼着する。プラスチック製の下駄の場合は、足乗せ台（１）とイボ突起（２）と一本歯（３）を一体成型し、これに鼻緒（４）を付ければよい。

考案の実施の形態・実施例

上記下駄（Ａ）を履いて歩行すれば、多数のイボ突起（２）が両足裏のツボを交互に刺激し、血行増進や内臓、頭脳の強化と活性化を促進する。

また、前述のように肉厚の一本歯（３）となっているから、全身でバランスをとりながら歩行しなければならないので否応なく全身運動となる。ツボを刺激しながらバランス感覚を強化できる。なお一本歯（３）はやや肉厚としてあるから、ある程度は停止して直立できる。

また、一本歯であるから足乗せ台（１）を前後に傾斜できるので、足首やアキレス腱の鍛錬もできる。

なお、上記下駄（Ａ）で歩く際、伸縮調節自在杖（５）を使えば、歩行停止時の安定や休止の補助ができると共に、身体を捻ったり、腕を広げたり、縮めたり、腰の曲げ伸ばしを行ったりでき、全身運動の範囲を大幅に広げることができる。

考案の効果

両足裏のツボを強力に刺激して血行増進や、内臓、頭脳の強化と活性化が行えると共に、バランス感覚の強化や足首、アキレス腱の鍛錬や、腕、腰の屈伸運動などの全身運動が実施できる有益にしてユニークな健康下駄を提供するものである。

本考案の実施状態を示す平面図。 本考案の実施状態を示す側面図。 伸縮調節自在杖を示す側面図。

符号の説明

１ 足乗せ台
２ イボ突起
３ 一本歯
４ 鼻緒
５ 伸縮調節自在杖
Ａ 下駄

Claims (1)

1. 下駄（Ａ）の足乗せ台（１）全表面に多数のイボ突起（２）を設け、且つ鼻緒（４）を親指側に寄せて備えると共に、該台（１）のほぼ中央下部に肉厚の一本歯（３）を装備してなることを特徴とした健康下駄。

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