JP3106304U - Metal - Google Patents
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Abstract
【課題】 強度的に優れかつ製作が容易である金属製ざるを提供する。
【解決手段】 本体２の上口縁を巻き込み部２Ａを介して設けた縁枠４と、ざる本体２の底部に設けられる台脚リング３と、ざる本体２の外周に沿って縦方向に設けられ縁枠４と台脚リング３とを連結する複数の枠線材５とを備える。巻き込み部２Ａ内に該巻き込み部２Ａに沿って線材６を設け、線材６に枠線材５の上端５Ｔを接続する。巻き込み部２Ａ、ひいては縁枠４に沿って設けた線材６により、縁枠４の強度向上のみならず、枠線材５の縁枠４側との接続強度、ひいてはざる１自体の強度を向上することができる。
【選択図】 図１PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a metal bar which is excellent in strength and easy to manufacture.
SOLUTION: An edge frame 4 in which an upper edge of a main body 2 is provided through a winding portion 2A, a pedestal ring 3 provided in a bottom portion of the main body 2, and a vertical direction along the outer periphery of the main body 2 are provided. And a plurality of frame wires 5 connecting the edge frame 4 and the pedestal ring 3. A wire 6 is provided inside the winding portion 2A along the winding portion 2A, and the upper end 5T of the frame wire 5 is connected to the wire 6. The wire 6 provided along the entangled portion 2A and thus the edge frame 4 not only improves the strength of the edge frame 4 but also improves the connection strength of the frame wire 5 with the edge frame 4 side and thus the strength of the sheath 1 itself. Can be.
[Selection diagram] Fig. 1
Description
本考案は金属製ざるに関する。 The present invention relates to a metal sieve.
従来、ざる本体の上口縁の縁枠と、底部の台脚リングとを枠線材により連結したものは図８に示すように枠線材101の下端を台脚リング102に連結し、枠線材101の上端にコ形の屈曲部101ａを設け、前記屈曲部101ａの先101ｂを縁枠103の係合孔104に挿入し屈曲圧潰して、前記縁枠101と前記台脚リング102とを連結するようにしている（例えば特許文献１）。
上記従来技術の金属製ざるでは、縁枠103と枠線材101とはコ形屈曲部101ａにより数箇所でのみ連結されているため、ざる本体の強度低下が生じる。またコ形屈曲部101ａの縁枠103との挟着度合によっては、枠線材101が縁枠103から外れてしまうおそれもあった。
In the above-described conventional metal zircon, the
上記問題点に鑑み、本考案は強度的に優れかつ製作が容易である金属製ざるを提供することを主たる目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above problems, it is a main object of the present invention to provide a metal casket which is excellent in strength and easy to manufacture.
請求項１の考案は、ざる本体と、このざる本体の上口縁に巻き込み部を介して設けられる縁枠と、前記ざる本体の底部に設けられる台脚リングと、前記ざる本体の外周に沿って縦方向に設けられ前記縁枠と前記台脚リングとを連結する複数の枠線材とを備えた金属製ざるにおいて、前記巻き込み部内に該巻き込み部に沿って線材を設け、前記線材に前記枠線材の上端を接続したことを特徴とする金属製ざるである。
The invention according to
請求項２の考案は、前記巻き込み部に沿って設けられる線材は、前記巻き込み部のほぼ全周に設けられることを特徴とする請求項１記載の金属製ざるである。 According to a second aspect of the present invention, there is provided the metal shroud according to the first aspect, wherein the wire provided along the winding portion is provided substantially all around the winding portion.
請求項３の考案は、ざる本体と、このざる本体の上口縁に巻き込み部を介して設けられる縁枠と、前記ざる本体の底部に設けられる台脚リングと、前記ざる本体の外周に沿って縦方向に設けられ前記縁枠と前記台脚リングとを連結する複数の枠線材とを備えた金属製ざるにおいて、前記巻き込み部内に該巻き込み部のほぼ全周に沿ったリング体を分割した分割線材を設け、前記枠線材の上端を前記分割線材に接続したことを特徴とする金属製ざるである。
The invention according to
請求項４の考案は、前記縁枠の下側端縁には前記枠線材の縦方向部分の上端側を挿通させる切欠溝が形成されたことを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載の金属製ざるである。
The invention according to
請求項５の考案は、前記枠線材の上端の先端面を前記線材の下部に接続したことを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載の金属製ざるである。
The invention according to
請求項６の考案は、前記枠線材の上端を横向きに折曲してその横向き上端の上部を前記線材の下部に接続したことを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載の金属製ざるである。
The invention according to
請求項１の考案によれば、巻き込み部に沿って設けた線材により、縁枠の強度向上のみならず、枠線材と縁枠側との接続強度、ひいてはざる自体の強度を向上することができる。 According to the first aspect of the present invention, not only the strength of the edge frame is improved but also the strength of the connection between the frame wire and the edge frame, and thus the strength of the shrink itself, can be improved by the wire provided along the winding portion. .
請求項２の考案によれば、縁枠の全周の強度を向上することができる。
According to the invention of
請求項３の考案においては、巻き込み部に沿って設けた分割線材により、縁枠の強度向上のみならず、枠線材と縁枠側との接続強度、ひいてはざる自体の強度を向上することができると共に、分割線材は分割していることで、枠線材の上端の接続を容易に行なうことができる。 According to the third aspect of the present invention, not only the strength of the edge frame but also the strength of the connection between the frame wire and the edge frame and the strength of the shrink itself can be improved by the split wire provided along the winding portion. At the same time, since the dividing wire is divided, the upper end of the frame wire can be easily connected.
請求項４の考案においては、枠線材を線材に確実に接続することができる。 According to the present invention, the frame wire can be reliably connected to the wire.
請求項５の考案においては、線材、ひいては縁枠の下方より枠線材の上端の先端面が接続することができる。 According to the fifth aspect of the present invention, the front end surface of the upper end of the wire can be connected from below the wire, and eventually from below the edge frame.
請求項６の考案においては、前記横向き上端部の上部を前記線材の下部に接続することで、両者の接触面積、ひいては固定面積を大きくすることができる。
In the invention of
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものでは内。又、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。 Preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. The embodiments described below do not limit the contents of the present invention described in the claims for utility model registration. In addition, not all of the configurations described below are necessarily indispensable requirements of the present invention.
図１は本考案の実施例１を示す分解斜視図、図２は同断面図である。金属製ざる１は、ステンレス線材等からなる網を有底に形成したざる本体２の底部にステンレス製等からなる台脚リング３を設け、ざる本体２の上口縁にステンレス製等からなる縁枠４とを設け、縁枠４と台脚リング３とをステンレス製等からなる複数の枠線材５によって連結している。台脚リング３には、複数の枠線材５の下部が該台脚リング３の中央にて重なるように交叉し、かつこの枠線材５が台脚リング３の孔３Ｂを挿通して外側に放射状に配置され、また枠線材５は孔３Ｂにて略Ｌ字状に屈曲した屈曲部５Ａが形成されて、台脚リング５の上部には屈曲部５Ａに沿って外側方向に向かった屈曲部３Ａが形成されている。枠線材５は台脚リング５の上部にて台脚リング５を支持するよう構成している。そして、図２の拡大図に示すようにざる本体２の上口縁と縁枠４の下部には巻き込み部２Ａを介して該ざる本体２の上口縁と縁枠４とが一体に接続している。
FIG. 1 is an exploded perspective view showing a first embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a sectional view of the same. The
さらに、孔３Ｂを挿通した枠線材５の上端５Ｔは、縁枠４のほぼ全周に沿って設けられる線材６とスポット溶接等により溶着固定される。そして縁枠４は、金属帯板をリング状に形成しかつ断面略Ｃ形のカール状に屈曲形成して巻き込み部２Ａを形成してなり、その下側端縁には枠線材５の上端５Ｔに対応して上端５Ｔが挿通可能な切欠溝７が形成されており、前記縁枠４の巻き込み部２Ａにて線材６とざる本体２の上口縁とを抱持するように挟着している。尚、線材６は１本の線材を縁枠４のほぼ全周に沿ってリング状に形成したものであり、その両端６Ａを近接している。
Further, the
したがって、金属製ざる１の縁枠４においては、巻き込み部２Ａのほぼ全周に沿ってリング状に形成した線材６を該巻き込み部２Ａの内側に設け、さらに、線材６に枠線材５の上端５Ｔを接続したものであるので、縁枠４のほぼ全周に沿ってリング状に形成した線材６により該縁枠４の強度を向上することができる。
Therefore, in the
以上のようにざる本体２の上口縁に巻き込み部２Ａを介して設ける縁枠４と、前記ざる本体２の底部に設けられる台脚リング３と、前記ざる本体２の外周に沿って縦方向に設けられ前記縁枠４と前記台脚リング３とを連結する複数の枠線材５とを備えた金属製ざるにおいて、前記巻き込み部２Ａ内に該巻き込み部２Ａに沿って線材６を設け、前記線材６に前記枠線材５の上端５Ｔを接続したことにより、該縁枠４に沿って設けた線材６により、縁枠４の強度向上のみならず、枠線材５の該縁枠４側との接続強度、ひいてはざる１自体の強度を向上することができる。
An
また請求項２に対応して、前記巻き込み部２Ａ、ひいては縁枠４に沿って設けられる線材６は、前記巻き込み部２Ａのほぼ全周に設けられることにより、縁枠４の全周の強度を向上することができる。
According to the second aspect, the
さらに請求項４に対応して、前記縁枠４の下側端縁には枠線材５の縦方向部分の上端５Ｔ側を挿通させる切欠溝７が形成されたことにより、枠線材５を線材６に確実に接続することができる。
Further, in accordance with the fourth aspect, a
図３は本考案の実施例２を示す斜視図であり、前記実施例１と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。実施例２においては巻き込み部２Ａ内に該巻き込み部２Ａのほぼ全周に沿ってリング体を等分に２分割した分割線材11を設け、枠線材５の上端５Ｔを前記分割線材11にそれぞれ接続し、縁枠４の巻き込み部２Ａにて分割線材11とざる本体２の上口縁とを挟着している。
FIG. 3 is a perspective view showing a second embodiment of the present invention, and the same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof will be omitted. In the second embodiment, a
以上のように、前記実施例では請求項３に対応して、ざる本体２の上口縁に巻き込み部２Ａを介して設ける縁枠４と、ざる本体２の底部に設けられる台脚リング３と、前記ざる本体２の外周に沿って縦方向に設けられ前記縁枠４と前記台脚リング３とを連結する複数の枠線材５とを備えた金属製ざるにおいて、前記巻き込み部２Ａ内に該巻き込み部２Ａのほぼ全周に沿ったリング体を２分割した分割線材11を設け、前記枠線材５の上端５Ｔを前記分割線材11に接続したことで、該巻き込み部２Ａに沿って設けた分割線材11により、縁枠４の強度向上のみならず、枠線材５と縁枠４側との接続強度、ひいてはざる１自体の強度を向上することができると共に、分割線材11は２分割していることで、枠線材５の上端５Ｔとの接続を容易に行なうことができる。
As described above, in the above embodiment, according to the third aspect, the
図４、５は本考案の実施例３を示しており、前記実施例１と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。実施例３においては巻き込み部２Ａ内に該巻き込み部２Ａのほぼ全周に沿って切欠溝７を設け、枠線材５の上端５Ｔの先端面を前記線材７の下部に突き当てるように熔接して接続したものである。
4 and 5 show a third embodiment of the present invention. The same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof will be omitted. In the third embodiment, a
以上のように、前記実施例では請求項５に対応して、線材６、ひいては縁枠４の下方より枠線材５の上端５Ｔの先端面が線材６に接続することで、切欠溝７が形成された縁枠４の巻き込み加工等を容易に行うことができる。
As described above, in the above embodiment, the
図６、７は本考案の実施例４を示しており、前記実施例１と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。実施例３においては巻き込み部２Ａ内に該巻き込み部２Ａのほぼ全周に沿って７を設け、枠線材５の上端５Ｔを横向きに屈曲すると共に、その固定用の横向き上端５Ｔの上部を前記線材４の下部に沿うように熔接して接続したものである。
6 and 7 show a fourth embodiment of the present invention, in which the same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof will be omitted. In the third embodiment, 7 is provided inside the winding
以上のように、前記実施例では請求項６に対応して、前記枠線材５の上端５Ｔを横向きに折曲してその固定用横向き上端５Ｔの上部を前記線材６の下部に接続したことで、上端５Ｔと線材６の接触面積、ひいては固定面積を大きくすることができる。
As described above, in the embodiment, the
以上のように本考案にかかる金属製ざるにおいては、線材11を３又は４分割してもよい等種々の変形にも適用できる。
As described above, the metal shroud according to the present invention can be applied to various modifications such as the
１ ざる
２ ざる本体
２Ａ 巻き込み部
３ 台脚リング
４ 縁枠
５ 枠線材
５Ｔ 上端
６ 線材
７ 切欠溝
11 分割線材
DESCRIPTION OF
11 Split wire
Claims (6)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004003867U JP3106304U (en) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | Metal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2004003867U JP3106304U (en) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | Metal |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3106304U true JP3106304U (en) | 2004-12-16 |
Family
ID=43259628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2004003867U Expired - Lifetime JP3106304U (en) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | Metal |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3106304U (en) |
-
2004
- 2004-06-30 JP JP2004003867U patent/JP3106304U/en not_active Expired - Lifetime
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